JP4208400B2 - 自動ドアの開閉制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動ドアの開閉制御方法に関し、さらに詳しく言えば、被検出物体の存在を検出するのみならず、その移動方向をも検出し得る自動ドアの開閉制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動ドア用光センサは、ドア付近の床面に向けて光を照射する発光部と、その反射光を受光する受光部とを備え、受光部での受光レベル(受光量)の変化により人などの被検出物体を検出する。受光レベルは人や動物のみならず、移動するものであれば変化する。例えば、自動ドア自体の動きによっても受光レベルは変化する。
【0003】
そこで、図8に示されているように、従来においては、自動ドア1が引き戸式であるとして、そのの動きを拾わないようにするため、室内側と室外側とにそれぞれ光センサ2,2を設置するとともに、それらの監視領域の間に安全光線としての光ビームを水平方向に照射する補助センサ3を方立部分に所定数設けるようにしている。
【0004】
また、別の従来技術として、本出願人は特開平11−311060号公報において、例えば中高層共同住宅用として、もっぱら保安上の観点から、建物に入るときには磁気カードや暗証番号などの解除キーで自動ドアを開け、建物から出るときには、ドアセンサにより出ようとする人の移動方向を検出して、特に解除キーなどを操作することなく、自動ドアを開放するようにした自動ドア開閉システムを提案している。
【0005】
図8を借用して、この自動ドア開閉システムによると、室内側のみに複数(この例では4つ)の光センサ2が設けられ、その各光センサ2によって図9にされているように、自動ドア1と平行に4列の監視領域L1〜L4が設定される。各光センサ2の検出信号は図示しない制御手段としてのCPUに与えられ、CPUは各光センサ2からの検出信号の時系列的な現れ方によって人の移動方向を判断し、自動ドアの開閉を制御する。
【0006】
すなわち、各光センサ2からの検出信号がL4→L3→L2の順序にしたがって現れる場合には、人が出ようしていると判断して自動ドア1を開け、それ以外のときには自動ドア1を開けない。これによれば、例えばドアの隙間などから広告ビラやチラシなどを差し込んで不正にドアを開けようとしても、自動ドア1は開かない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各従来例で用いられている光センサ2では、分割レンズを用いて、より少ない素子数でより多くのスポット光を得るようにしているため、被検出物体の移動方向は列単位でしか検出することができない。
【0008】
なお、理論的には受光素子の一つ一つから検出信号を得ることにより、スポット光単位で反射光情報を得ることは可能であるが、分割レンズによる場合、反射スポット光が床面のどの位置から到来したかを特定することはきわめて困難であり、実際には不可能である。
【0009】
したがって、従来の光センサ2では、人などの動きと自動ドア1の動き(開閉動作)を識別することができないため、上記各従来例のように、自動ドア1の動きを拾わないように光センサ2を設置しなければならない。
【0010】
すなわち、図8で説明した従来例のように、室内側と室外側の両方を監視する場合には、その各々に光センサ2を必要とすることになる。そればかりでなく、安全上の補助センサ3も必要とするため全体的にコスト高で、低コスト化が要望されていた。
【0011】
また、補助センサ3にしても物理的にドアレール上には設置できず、ドアレール上から外れた位置、すなわち方立の室内側(もしくは室外側)に設置されているため、ドアレール上は不感帯となり危険でもある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動ドアの開閉制御方法では、スポット光単位で被検出物体を検知することができる自動ドア用光センサを用いる。したがって、人などの動きと自動ドアの動きとが識別可能となり、1つの光センサによって自動ドアの両側に監視領域を設定することが可能となるため、安全上の補助センサも不要となる。
【0013】
すなわち、第1の発明は、自動ドアが引き戸式の透明ドアであり、そのドアの一方の通路側空間の上部位置から床面に向けて光を照射する発光部およびその反射光を受光する受光部を有する光センサと、上記光センサからの物体検出信号に基づいて上記ドアの開閉を制御する制御手段とを備えている自動ドアの開閉制御方法において、上記光センサとして、発光部に同一の単眼レンズを介して所定の配列をもってスポット光を照射する複数の発光素子を備え、その相手方の受光部に上記発光素子の一つに対して一つの受光素子が対応するように複数の受光素子を設け、上記スポット光単位で被検出物体を検知可能な特定光センサを用い、上記特定センサにより、上記一方の通路側空間の上部位置から上記ドアを隔てた他方の通路側の床面に対して上記ドアと平行に監視領域を設定し、上記制御手段は上記ドアを閉じる際、上記特定光センサから出力される物体検出信号の時系列が上記ドアが閉じられる方向に沿っている場合にのみ、そのまま上記ドアを閉じることを特徴としている。
【0014】
上記自動ドア用光センサによれば、自動ドア自体の動きが判別可能であるため、1つの特定光センサによって、一方の通路側空間から自動ドアを隔てた他方の通路側の床面にかけて監視領域を設定することができる。なお、自動ドアは建物の出入り口のほかに、建物内の廊下や部屋の出入り口にも設けられるため、一方の通路側空間が室内側で、他方の通路側が室外側とは限られない。
【0015】
上記第の発明において、例えばセキュリティ上、自由に人が入って欲しくない場合には、上記ドアが閉じられているときに上記特定光センサから物体検出信号が出力されたとしても、上記ドアを閉状態に保つようにすればよい。なお、場合によっては、警報を発生するようにしてもよい。
【0016】
の発明は、上記従来技術で説明した自動ドア開閉システムと、上記特定光センサとを併用してなる自動ドアの開閉制御方法であり、複数の光センサと、その各光センサからの物体検出信号に基づいてドアの開閉を制御する制御手段とを含み、上記各光センサにより、上記一方の通路側の床面から上記ドアを隔てた他方の通路側の床面にかけて上記ドアと平行に複数列の監視領域を設定し、上記特定センサに上記他方の通路側で上記ドアに隣接するドア隣接監視領域を受け持たせ、上記一方の通路側の監視領域を受け持つ上記各光センサから出力される物体検出信号の時系列が、被検出物体が上記ドアに近づく方向の順序である場合には上記自動ドアに対して開信号を与え、上記ドアを閉じる際には、上記特定光センサから出力される物体検出信号の時系列が上記ドアが閉じられる方向に沿っている場合にのみ、そのまま上記ドアを閉じることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
まず、図1および図2により、本発明で用いられる自動ドア用光センサの実施形態について説明する。
【0018】
この光センサは、素子配列がほぼ同一で、左右一対として対称に配置される発光部10と受光部20とを備えている。図1(a)は発光部10側の構成を模式的に示した正面図、図1(b)は受光部20側の構成を同じく模式的に示した正面図で、図2(a)は発光部10の側面図、図2(b)は受光部20の側面図である。
【0019】
本発明において、発光部10のレンズ系は分割レンズではなく単眼レンズ11であり、この単眼レンズ11に対して、例えば発光ダイオードからなる複数の発光素子を有する発光素子群12が設けられている。
【0020】
この実施形態においては、図2(a)の側面図に示されているように、発光素子群12はL1〜L4の4列構成であり、その各列には図1(a)の正面図に示されているように、それぞれ6つの発光素子120(121〜126)が含まれている。すなわち、一つ当たりの単眼レンズ11に24個の発光素子120がマトリクス状に配置されている。
【0021】
各発光素子120から出射される光は、単眼レンズ11の中心を通って、図3に示されているように、床面F上にスポット状に照射される。なお、図3には便宜的に、床面F上に照射された各スポット光が所属する各列の参照符号に上記発光素子群12の列符号L1〜L4付し、また、その各列に含まれるスポット光に参照符号SP1〜SP6を付している。
【0022】
各列L1〜L4において、例えばスポット光SP1は発光素子121からのもので、スポット光SP2は発光素子122からのものである。以下、同様にスポット光SP3と発光素子123、スポット光SP4と発光素子124、スポット光SP5と発光素子125、スポット光SP6と発光素子126とがそれぞれ対応している。
【0023】
受光部20も発光部10と同様に、そのレンズ系として単眼レンズ21を備え、この単眼レンズ21に対して、例えばフォトダイオードからなる複数の受光素子を有する受光素子群22が上記発光素子群12と同一の配列をもって設けられている。
【0024】
すなわち、図2(b)の側面図に示されているように、受光素子群22もL1〜L4の4列構成であり、その各列には図2(a)に示されているように、それぞれ6つの発光素子220(221〜226)が含まれている。すなわち、一つ当たりの単眼レンズ21に24個の受光素子220がマトリクス状に配置されており、各受光素子220の検出信号が自動ドア制御手段であるCPU30に与えられる。
【0025】
発光部10と受光部20とは左右対称に配置されており、したがって、例えば受光素子221は発光素子121から照射されるスポット光SP1の反射光を受光し、受光素子222は発光素子122から照射されるスポット光SP2の反射光を受光する。以下、同様に受光素子223は発光素子123と、受光素子224は発光素子124と、受光素子225は発光素子125と、そして受光素子226は発光素子126とそれぞれ1対1の関係で対応する。
【0026】
次に、図4ないし図6を参照して、上記発光部10と受光部20を有する光センサCを自動ドアに設置した場合の実施形態について説明する。なお、この実施形態において、自動ドアは2枚の引き戸式ドア1,1を備えた両開きドアで、図4はその正面図、図5は側面図、図6は斜視図である。
【0027】
光センサCは、ドア1,1により仕切られる通路の一方の空間側の上部に設置され、そこから床面の監視領域に向けて光を照射する。この実施形態では、光センサCは自動ドアの無目1Aの室内側に設置されている。
【0028】
光センサCは、ドア1,1と平行に4列の監視領域L1〜L4を設定する。各監視領域L1〜L4には6つのスポット光SP1〜SP6が含まれている。この場合、4列の監視領域L1〜L4の内の第1列目の監視領域L1は、室内側からドア1,1を横切って室外側の床面FO上に設定されている。残りの第2列から第4列の監視領域L2〜L4は、室内側の床面FI上に設定されている。
【0029】
CPU30は、ドア1,1の開閉を各監視領域L1〜L4の列単位で制御するとともに、各受光素子220単位でも制御する。一例として、この自動ドアが上記従来技術で説明した自動ドア開閉システムのように、建物に入るときには磁気カードや暗証番号などの解除キーで自動ドアを開け、建物から出るときには、出ようとする人の移動方向を検出して自動ドアを開放する場合について、CPU30の制御動作を図7のフロチャートに沿って説明する。
【0030】
まず、CPU30はステップS1でドア1,1が閉じられているかどうかを判断する。ドアが閉じられている場合には、次段のステップS2で光センサCからの物体検知信号の有無を判断する。物体検知信号がない場合にはドア1,1を閉じたままとする(ステップS7)。
【0031】
ステップS2で、光センサCから物体検知信号があった場合には、ステップS3で、その物体検知信号が監視領域L1〜L4の内のどの監視領域からのものであるかを判断し、その物体検知信号が室外側の第1列目の監視領域L1からのものである場合には、ドア1,1を閉じたままとする(ステップS7)。なお場合によっては、例えば建物のセキュリティ上なんらかの警報を発するようにしてもよい。
【0032】
上記物体検知信号が、室外側の第1列目の監視領域L1からのものでない場合には、ステップS4で物体の移動方向を判断する。すなわち、物体検知信号の現れ方が時系列的に第4列目の監視領域L4→第3列目の監視領域L3→第2列目の監視領域L2の順であれば物体の移動方向がドア1,1に近づく方向であり、人が出ようとしていると判断し、ドア1,1を開ける(ステップS8)。そうでない場合には、ドア1,1を閉じたままとする(ステップS7)。
【0033】
ドア1,1が開けられると、ステップS1からステップS5に移行し、第1列目の監視領域L1と第2列目の監視領域L2とから物体検知信号が出されているかどうかを判断する。すなわち、ドアレール付近に物体(人)がいるかどうかを判断し、物体検知信号ありの場合には、ドア1,1を開放状態に保つ(ステップS8)。
【0034】
ステップS5で物体検知信号がない場合、CPU30は、ドア1,1を閉じようとするが、このときステップS6で、室外側の第1列目の監視領域L1を受け持っている受光素子221〜226からの物体検知信号の現れ方を監視し、ドア1,1を閉めてよいかどうかを判断する。
【0035】
図6を参照して、この実施形態において、ドア1,1は両開き式であるため、それが閉じられるとき、一方の左側ドア1は第1列目の監視領域L1のスポット光をSP1→SP2→SP3の順に遮り、他方の右側ドア1は同じく第1列目の監視領域L1のスポット光をSP6→SP5→SP4の順に遮る。
【0036】
したがって、CPU30はステップS6において、第1列目の監視領域L1からの物体検知信号の現れ方が、SP1→SP2→SP3およびSP6→SP5→SP4の順である場合には、それがドア1,1の動きによるものと判断し、ドア1,1を閉じる(ステップS9)。そうでない場合には、ドアレール上に何らかの物体があると判断して、ドア1,1を開放状態に保つ(ステップS8)。
【0037】
このようにして、本発明によれば、1台の光センサCでドアの両側を監視し、自動ドアを開閉制御することができる。したがって、従来、方立てなどに設置されていた二次的検出手段としての安全光線(光ビーム)も不要となる。また、従来では、ドア1の開閉状態をリミットスイッチなどで検出するようにしているが、本発明によれば、光センサC自体でドア1の開閉状態を検出できるため、それも不要となる。
【0038】
上記実施形態では、すべての監視領域L1〜L4にスポット光SP単位での物体検出可能な光センサCを用いているため、物体の移動方向にしても、ドア1に対して単に接近・離反する方向だけでなく、その方向が直交する方向なのか、斜めなのか、もしくは平行なのかまでをも検出することができる。
【0039】
また、物体によって遮られたスポット光の数により、その物体の平面的な大きさ、例えば人と台車などの識別も可能である。さらには、監視領域に存在する物体の数も認識することができる。
【0040】
以上、本発明を上記実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ドア1は片開き式であってもよい。監視領域は4列に限定されない。また、発光素子数、受光素子数スポット光数も限定されない。光センサCは室外側に設置されてもよい。ドアを遮って設定される監視領域にのみ、本発明の光センサCを用い、他の光センサは列単位のみの検出が可能な分割レンズによる光センサであってもよい。
【0041】
また、建物から出る物体(人)の移動方向のみならず、建物に入ろうとする物体の移動方向も識別することができる。さらに、本発明は建物の出入り口に設けられている自動ドアだけでなく、建物内の自動ドアにも当然に適用可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スポット光単位で被検出物体を検知することができる自動ドア用光センサを用いることにより、人などの動きと自動ドアの動きとが識別可能となり、自動ドアの両側に監視領域を設定することが可能となり、安全上の補助センサも不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動ドア用光センサの発光部とその受光部を示した模式的正面図。
【図2】上記発光部と受光部の模式的側面図。
【図3】上記発光部から床面の監視領域に照射されるスポット光の配列状態を示した平面図。
【図4】上記光センサを自動ドアに設置した状態を模式的に示した正面図。
【図5】図4の模式的側面図。
【図6】図4の模式的斜視図。
【図7】本発明の自動ドアの開閉制御方法におけるCPUの制御動作を説明するための動作フローチャート。
【図8】第1従来例を示した模式的側面図。
【図9】第2従来例を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 ドア
1A 無目
10 発光部
11 単眼レンズ
12 発光素子群
120(121〜126) 発光素子
20 受光部
21 単眼レンズ
220(221〜226) 受光素子
30 CPU
L1〜L4 監視領域
SP スポット光
F 床面

Claims (3)

  1. 自動ドアが引き戸式の透明ドアであり、そのドアの一方の通路側空間の上部位置から床面に向けて光を照射する発光部およびその反射光を受光する受光部を有する光センサと、上記光センサからの物体検出信号に基づいて上記ドアの開閉を制御する制御手段とを備えている自動ドアの開閉制御方法において、
    上記光センサとして、発光部に同一の単眼レンズを介して所定の配列をもってスポット光を照射する複数の発光素子を備え、その相手方の受光部に上記発光素子の一つに対して一つの受光素子が対応するように複数の受光素子を設け、上記スポット光単位で被検出物体を検知可能な特定光センサを用い、上記特定センサにより、上記一方の通路側空間の上部位置から上記ドアを隔てた他方の通路側の床面に対して上記ドアと平行に監視領域を設定し、
    上記制御手段は上記ドアを閉じる際、上記特定光センサから出力される物体検出信号の時系列が上記ドアが閉じられる方向に沿っている場合にのみ、そのまま上記ドアを閉じることを特徴とする自動ドアの開閉制御方法。
  2. 上記制御手段は、上記ドアが閉じられているときに上記特定光センサから物体検出信号が出力されたとしても、上記ドアを閉状態に保つことを特徴とする請求項に記載の自動ドアの開閉制御方法。
  3. 自動ドアが引き戸式の透明ドアであり、そのドアの一方の通路側空間の上部位置から床面に向けて光を照射する発光部およびその反射光を受光する受光部を有する複数の光センサと、上記各光センサからの物体検出信号に基づいて上記ドアの開閉を制御する制御手段とを備えている自動ドアの開閉制御方法において、
    上記各光センサにより、上記一方の通路側の床面から上記ドアを隔てた他方の通路側の床面にかけて上記ドアと平行に複数列の監視領域を設定し、
    上記他方の通路側で上記ドアに隣接するドア隣接監視領域を受け持つ特定光センサは、その発光部に同一の単眼レンズを介して上記ドア隣接監視領域内に所定の配列をもってスポット光を照射する複数の発光素子を備えているとともに、その相手方の受光部には上記発光素子の一つに対して一つの受光素子が対応し、上記スポット光単位で被検出物体を検知可能な複数の受光素子が設けられており、
    上記制御手段は、上記ドアが閉じられている状態で上記光センサから物体検出信号が出力された場合、上記物体検出信号が上記特定光センサからのものであるときには上記ドアを閉じた状態を保持し、上記物体検出信号が上記一方の通路側の監視領域を受け持つ上記各光センサから出力されたものであるときには、上記物体検出信号の時系列が、被検出物体が上記ドアに近づく方向の順序である場合にのみ上記自動ドアに対して開信号を与えるとともに、上記ドアを閉じる際には、上記特定光センサから出力される物体検出信号の時系列が上記ドアが閉じられる方向に沿っている場合にのみ、そのまま上記ドアを閉じることを特徴とする自動ドアの開閉制御方法。
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