JP4207608B2 - 易折畳性取手付容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、易折畳性取手付容器に関し、より詳しくは、容器に接続し先端が容器との間に隙間がある取手を備えた容器の胴部に、1以上の折畳ビードを形成し、これにより容器を1以上に折り畳んだ後、隙間を通して取手にて係合することで、取手を容器の弾性復帰を防止するストッパーとしても機能させるようにした易折畳性取手付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
取手付容器は、持ち運びや内容物を小分けする際の使い勝手が良いため、油や調味料、酒類、洗剤などの0.8から5リットル程度の大型容器として多用されている。その反面、取手付容器は使い勝手を良くする取手がその内容物を使用した後の廃棄を困難にしている。すなわち、取手付容器をコンパクトに折り畳もうとすると、取手が邪魔をすることになる。したがって、従来の取手付容器の使用後の減容化の手段として、取手をも屈折できるようにした下記のものが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−321835号公報
特許文献1は、取手付容器の取手に屈曲変形部を形成し、この屈曲変形部により屈曲可能として、取手は無論容器をも押し潰し、折り畳むことを可能としたものである。
【0004】
【特許文献2】
特開2000−168757号公報
また、特許文献2は、口部、胴部及び底部からなる容器の胴部をくり抜くように取手を形成し、その取手の胴部との接続部に折り曲げリブを配設すると共に取手の外表面に段部を設け、更に下部胴部の所定箇所に折り曲げリブを配設して、取手と容器をも押し潰し可能とし、折り畳むことを可能としたものである。
【0005】
【特許文献3】
特開平8−324534号公報
また、特許文献3は、取手付容器の取手における筒状側壁部との接続部近傍の窪部を蛇腹状に形成し、更に筒状側壁部の上部及び下部に水平な谷折り線を形成して、取手付容器を偏平に折り畳み易くし、廃棄時に嵩張らないようにしたものである。
【0006】
【特許文献4】
特開2001−114243号公報
また、特許文献4は、取手付容器の底部に係止片を設け、取手付容器の折り畳み後に係止片を口部内周に係合させるようにして、取手付容器を折り畳んだ後の弾性復帰を防止するようにしたものである。
【0007】
【特許文献5】
特開2001−31085号公報
特許文献5は、取手付容器の所定箇所に屈曲用のリブが設けられ、更に取手付容器の外面の一部に所定の折り畳み形状を保持する止着テープを設けてなり、取手付容器の折り畳み後に止着テープで止めて、弾性復帰を防止するようにしたものである。
【0008】
【特許文献6】
特開2000−43837号公報
特許文献6は、本願出願人の出願にかかるものであり、胴部の上部を傾斜部とし、傾斜部に取手を設け、傾斜部下の胴部に胴部折り曲げ線を設けると共に、底部に底部折り曲げ線を設けてなり、取手付容器を偏平に折り畳み易くし、廃棄時に嵩張らないようにしたものである。
【0009】
【特許文献7】
特許第2796913号公報
さらに、特許文献7は、容器の側面に取手取付部を形成し、取手取付部に別体の取手を取り付け、この別体の取手はその基端が取手取付部に接続して片持ち状態にし、その先端は容器との間に隙間を空けるようにしたものである。但し、これは特に偏平に折り畳み易くし、廃棄時に取手を利用して折り畳んだ後の弾性復帰を防止して、嵩張らないようにしたものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1、2の取手付容器は、いずれも取手を屈曲でき容器を押し潰し、折り畳むことができるが、その後に弾性復帰してしまい、思ったほどの容積の減少化、つまり、減容化を図ることができない。また、特許文献3の取手付容器は、取手を屈曲できないが、容器を押し潰し折り畳むことができるが、これも、その後に特許文献1と同様に容器が弾性復帰してしまい、思ったほどの減容化を図ることはできない。また、特許文献4の取手付容器は、取手を屈曲でき容器を押し潰し、折り畳むことができ、更に、係止片により容器の弾性復帰を防止でき理想通りの減容化を図れるが、係止片を別途設けなければならず、形状が複雑化し、製造効率が落ち結果的にコスト高となる。また、特許文献5の取手付容器は、取手を屈曲できないこと以外特許文献4と状況が同じであり、理想通りの減容化を図れるが、止着テープを別途設けなければならず、形状が複雑化し、製造効率が落ち結果的にコスト高となる。
【0011】
本出願人の出願にかかる特許文献6の取手付容器は、取手を屈曲できないが偏平に折り畳むことができ廃棄時に嵩張らないようにできるが、この文献記載のものも容器が弾性復帰してしまう傾向があり、減容化の点では問題が残っている。さらに特許文献7の取手付容器の取手は片持ちであり、取手の先端と容器との間に隙間を空けてあるが、この隙間部分は、廃棄時に取手を利用して折り畳んだ後の弾性復帰を防止して、嵩張らないようにしたものではない。
【0012】
以上述べたように、先行技術には、使用後のボトルをコンパクトに折りたたみ、この折りたたみ状態をボトルに付設した取手を利用して維持し、ボトルの減容化を図るという技術思想は記載も示唆もされていない。
そこで、本発明の目的は、簡単な構造でありながら、ボトルをコンパクトに折り畳みすることができ、ボトルに付設した取手をストッパーとして活用してボトルの弾性復帰を防止できて、最終的に嵩張らないようにすることができる易折畳性取手付容器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、取手を備えた容器が、その胴部に形成された折り畳みビードによって折り畳み可能とされ、前記取手はその基端を介して前記容器と一体に成形されてその先端と前記容器との間に隙間を空けてなり、前記胴部を折り畳んだ後、折り畳み後の前記容器を前記隙間内に収納して前記取手にて折り畳み状態を保持するようにしたことを特徴とする易折畳性取手付容器が提供される。
【0014】
また、本発明によれば、前記容器の胴部の肉厚は、0.2mmないし2.0mmである上記易折畳性取手付容器が提供される。
【0017】
また、本発明によれば、前記取手は前記容器の胴部より高剛性である易折畳性取手付容器が提供される。
【0018】
また、本発明によれば、前記容器における前記取手用凹部の縦面は、前記容器の口部の中心軸線を基準として、前記容器の口部端面より外側に位置している上記易折畳性取手付容器が提供される。
【0019】
また、本発明によれば、前記容器における前記取手の接続部から下部の前記胴部を厚肉にすると共に、前記容器の口部の中心軸線を基準として前記接続部から両側にほぼ90度隔てた前記胴部に縦方向の補強ビードを設けた上記易折畳性取手付容器が提供される。
【0020】
また、本発明によれば、前記折畳ビードは、前記容器を折り畳んだ際内側となる折畳ビードは内側に凸に形成し、外側となる折畳ビードは外側に凸に形成して、折り畳みに方向性を付与してなる上記易折畳性取手付容器が提供される。
【0021】
また、本発明によれば、前記胴部には、ボトルの折り畳みを補佐する縦方向に凸部状のビードと、底部近傍に逆V字状の凸部状ビードが形成されている上記易折畳性取手付容器が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
第1の実施例
図1は本発明の実施の形態を示す易折畳性取手付容器の斜視図、図2はその正面図、図3は図2のII-II線に沿う断面図である。
図面において、易折畳性取手付容器1は、取手2を備えた容器3の胴部4に1以上の折畳ビード5を形成し、その取手2はその基端2aが一体成形によって容器3に接続しその先端2bと容器3との間に隙間6を空けてなり、折畳み時の形態としては、1以上の折畳ビード5により容器3を1以上に折り畳んだ後、図6に示したように、折り畳み後の容器3を隙間6内に収納して取手2にて折り畳み状態を保持することにより、取手2を折り畳み後の容器3の弾性復帰を防止するストッパーとしても機能させるようにしたものである。
【0023】
前記容器3は、形状には特に限定がなく、また材質においても、折畳可能な程度の柔軟性を有するプラスチック容器であれば特に限定はないが、取手2の下端部が開放端になっており、この下端部と容器胴体の隙間に、下端部から折り畳まれた状態のボトルを巻き込むことにより、折畳状態を維持できるものであれば良い。また、容器胴部の肉厚は0.2mmないし2.0mmであることが好ましい。容器胴部の肉厚が0.2mm未満であると容器に求められる落下強度が保持できないし、2.0mmを超える場合には胴部の折り畳みが容易には行なえなくなり、また、折り畳み後にもとの形状に戻ろうとする弾性復帰しやすくなり、折り畳み形状の保持が困難になる。
このような折畳状態を形成するための容器3は、どちらかといえば、油や調味料、酒類、洗剤などの0.8リットルから5リットル程度の比較的大型のものであるのが良い。この実施の形態では、容器3は高密度ポリエチレン(HDPE)のボトルであり、口部10、胴部4及び底部11からなり、口部10にはネジ12が切られ蓋(図示せず)が螺着される。
【0024】
取手2は、容器3の口部10と胴部4との境目から延出して一体に形成してなる。すなわち、この取手2は片持ちであり、取手2の先端2bと容器3の胴部4との間には前記隙間6が空けられ、且つ取手2と容器3との間に少なくとも人の手指が入るだけの取手用凹部13がある。この取手2は、折り畳み後の容器3の弾性復帰を防止するストッパーとしても機能させるものであり、容器3の胴部4よりも高い剛性を有していることが好ましく、ここでは厚肉にして高剛性を確保している。また、取手2部分を高硬度の材質としても良く、更に形状によって高剛性としても良い。さらに、使用時の取手部分の補強のために、取手の先端と容器胴部を別部材で取り外し可能に連接しておき、廃棄時に該別部材を取り外してもよいし、取手先端に切り込み、薄肉等による易切り取り部を形成して取手先端が切り離し可能に容器胴部に連接された状態で一体成形しておき、容器の廃棄時に取り外してもよい。
【0025】
また、容器3における取手用凹部13の縦面7は、前記容器の口部の中心軸線Lを基準として、前記容器の口部端面より外側に位置させて、縦圧縮強度を高め容器3の座屈を防止している。更に、容器3における取手2の接続部14から下部の前記胴部4を少なくとも取手用凹部13下方の屈曲部を厚肉にすると共に、容器3の口部10の中心軸線Lを基準として接続部14から両側にほぼ90度隔てた胴部4に縦方向の外側に凸の補強ビード15を設けている。
【0026】
この補強ビード15は、胴部4の中間部にある後述の折り畳みビード20により分断され、上部補強ビード15a、15aと、下部補強ビード15b、15bとに分かれている。これは容器3を折り畳み易いようにするためである。なお、これらの上部補強ビード15a、15a及び下部補強ビード15b、15bは、後述のように折畳ビードとしても作用する。
【0027】
前記1以上の折畳ビード5は、容器3をどのような形状に折り畳むかによりその位置、形状、本数が変わる。この実施の形態では、容器3の胴部4の下部に横方向の折畳ビード21が形成され、両側の下部補強ビード15bを中心として、折畳ビード21の下の胴部4に逆V字状の斜めの折畳ビード22、22が付けられ、更に、両側の下部補強ビード15b間の胴部4に3段の横方向の折畳ビード23a、23b、24a、24b、25a、25bが付けられている。20はラベル貼付用の段差である。
【0028】
これらの横方向の折畳ビードのうち、取手2側に位置している折畳ビード23b、24b、25bは、内側に凸となっており、他の折畳ビード23a、24aは、外側に凸となっている。これは容器3を折り畳んだ際内側となる折畳ビード23b、24b、25bを内側に凸に形成し、外側となる折畳ビード23a、24aを外側に凸に形成して、折り畳みに方向性を付与して、折り畳み易くするためのものである。なお、最下段の取手の側とは反対側の折畳ビード25aは、容器3を折り畳んだ際外側となるがビード形状は内側に凸に形成している。これは取手2側の折畳ビード25bと相俟って容器3の下部の強度を保持するためである。すなわち、上段の折畳ビード23a、24aにより、加えて取手2側の折畳ビード23b、24b、25bによって、折り畳みの方向性を充分付与してあるので折り畳み易さの点では支障がない。
なお、容器3の底部11の形状を保持するため、補強ビード26が胴部4との境目に付けられ、容器3を折り畳んだ際底部11の形状が保持される。
【0029】
第2の実施例
図7は本発明の第2の実施例を示す容器の側面図であり、図8は、それを取手側からみた側面図である。図7のIII-III線断面を図9に示し、 IV-IV線断面を図10に示した。
この実施例に示した容器の特徴は、取手2の接続部14から下部の胴部4の横断面形状にあり、縦方向の圧縮強度を向上させるために、取手用凹部13の縦面の横断面形状を、局所に応力が集中することを回避するために、できるかぎりフラットに形成することが基本的なコンセプトである。具体的には、図9および図10に示したように、横断面形状を外方になだらかな円弧状とすることが好ましい。また、図8に示したように、取手用凹部の縦面に1以上の補強ビード31を縦ビードとして形成することであり、取手2自体に補強ビード32を形成してもよい。
【0030】
さらに、容器の運搬や搬送の際に積載効率を阻害しないようにするために、図7に示したように、容器胴部に形成する凸部状ビードを胴部面から突出しないようにするためにビードに隣接する部分を凹部に形成し、その底辺から凸部状ビードが形成されれば、全体として胴部壁面が面一に形成されることになり、容器の積載効率を阻害することがなくなる。図7に示した他の特徴は、補強ビード15と逆V字状の折畳ビード22が、折畳ビード21を介して繋がれた状態で形成されていることである。これにより、容器の折り畳み性が一層向上する。
【0031】
第3の実施例
本発明の第3の実施例は、図7のIII-III 線断面に相当する部分が、図11に示したように、容器口部の中心軸線が取手2の接続部14から下部の胴部4の横断面形状の中央部近傍に位置するように構成したものである。この構成は、容器に内容物を充填してキャッピングする時の縦方向の圧縮強度を向上させるという特徴がある。
【0032】
次に、上記構成になる易折畳性取手付容器1の利用について説明する。
容器3の内容物を消費しきった後、蓋を外したままで、まず、折畳ビード21、上部補強ビード15a、15a及び下部補強ビード15b、15bを折畳ビードとして利用し、容器3を押し潰すと、胴部4の中間部は口部10に近い部分を除いて板状になり、底部11は補強ビード26により形状が保持され、底部11に近い胴部4の下部は斜めの折畳ビード22、22により底部11と相俟って板状となり、容器3は結局図4に示すような形状となる。
【0033】
次に、底部11を容器3下部の折畳ビード21により、図5に示すように折り畳み、更に、胴部4を容器3の中間部の折畳ビード23a、23b、24a、24b、25a、25bにより取手2側に折り畳み、容器3の底部11を隙間6を通して、図6に示すように取手2にて係合すると、取手2は折り畳み後の容器3の弾性復帰を防止するストッパーとしても機能することになり、容器3は限りなく小さく折り畳めてその形状復帰がなく、その後の再利用や廃棄処分を容易にすることができる。
【0034】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更は適宜なし得るものと理解されるべきである。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、取手を備えた容器が、その胴部に形成された折り畳みビードによって折り畳み可能とされ、前記取手は、その基端を介して前記容器と一体に成形されてその先端と前記容器との間に隙間を空けてなる構成とすることにより、上記折畳ビードにより取手を除き容器を1以上に折り畳んだ後、それを取手との隙間内に折り畳み後の容器を収納し、取手により折り畳み状態を保持することが出来る。これによって、取手は折り畳み後の容器が弾性復帰を防止するストッパーとしても機能させることが出来る。したがって、簡単な構造であるのに、コンパクトに折り畳みできその弾性復帰を防止できて、最終的に嵩張らないようにすることができ、その後の再利用や廃棄処分を容易にすることが出来る効果がある。
また、取手を容器の胴部より高剛性にすることにより、胴部を折り畳んでも、取手が折り畳み後の形状をより強固に保持し、容器の弾性復帰を防止するストッパーとしての機能を確保できる。
また、容器における取手の接続部端面は、口部の中心軸線を基準として、口部端面より外側にあることにより、容器に対する縦圧縮強度が高まる。さらに、折畳ビードにより折り畳みの方向性が付与してあるため、容器の折り畳みが正しく且つ容易に行われる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の形態を示す易折畳性取手付容器の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のII-II 線に沿う断面図である。
【図4】本発明の易折畳性取手付容器の折り畳み状況を例示する斜視図である。
【図5】本発明の易折畳性取手付容器の他の折り畳み状況を例示する斜視図である。
【図6】本発明の易折畳性取手付容器の最終的な折り畳み状況の斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す易折畳性取手付容器の側面図である。
【図8】図7の易折畳性取手付容器を取手方向から見た側面図である。
【図9】図7のIII −III 線に沿う断面図である。
【図10】図7のIV−IV線に沿う断面図である。
【図11】本発明の第3の実施例を示す取手部分の横断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・・・・・・ 易折畳性取手付容器
2 ・・・・・・・・・・ 取手
2a・・・・・・・・・・ 基端
2b・・・・・・・・・・ 先端
3 ・・・・・・・・・・ 容器
4 ・・・・・・・・・・ 胴部
5 ・・・・・・・・・・ 折畳ビード
6 ・・・・・・・・・・ 隙間
7 ・・・・・・・・・・ 縦面
10・・・・・・・・・・ 口部
11・・・・・・・・・・ 底部
12・・・・・・・・・・ ネジ
13・・・・・・・・・・ 取手用凹部
14・・・・・・・・・・ 接続部
15、26・・・・・・・ 補強ビード
15a・・・・・・・・・ 上部補強ビード
15b・・・・・・・・・ 下部補強ビード
20・・・・・・・・・・ ラベル貼付用の段差
21,23a,23b、24a,24b,25a、25b
・・・・・・・・・・・・ 横方向の折畳ビード
22・・・・・・・・・・ 斜めの折畳ビード
L ・・・・・・・・・・ 中心軸線
31、32・・・・・・・ 第2の実施例の取手部分の補強ビード

Claims (7)

  1. 取手を備えた容器が、その胴部に形成された折り畳みビードによって折り畳み可能とされ、前記取手はその基端を介して前記容器と一体に成形されてその先端と前記容器との間に隙間を空けてなり、前記胴部を折り畳んだ後、折り畳み後の前記容器を前記隙間内に収納して前記取手にて折り畳み状態を保持するようにしたことを特徴とする易折畳性取手付容器。
  2. 前記容器の胴部の肉厚は、0.2mmないし2.0mmである請求項1記載の易折畳性取手付容器。
  3. 前記取手は前記容器の胴部より高剛性である請求項1または2記載の易折畳性取手付容器。
  4. 前記容器における前記取手凹部の縦面は、前記容器の口部の中心軸線を基準として、前記容器の口部端面より外側に位置している請求項1ないしのいずれか1記載の易折畳性取手付容器。
  5. 前記容器における前記取手の接続部から下部の前記胴部を厚肉にすると共に、前記容器の口部の中心軸線を基準として前記接続部から両側にほぼ90度隔てた前記胴部に縦方向の補強ビードを設けた請求項1ないしのいずれか1記載の易折畳性取手付容器。
  6. 前記折り畳みビードは、前記容器を折り畳んだ際内側となる折畳ビードは内側に凸に形成し、外側となる折畳ビードは外側に凸に形成して、折り畳みに方向性を付与してなる請求項1ないしのいずれか1記載の易折畳性取手付容器。
  7. 前記胴部には、ボトルの折り畳みを補佐する縦方向に凸部状のビードと、底部近傍に逆V字状の凸部状ビードが形成されている請求項1ないしのいずれか1記載の易折畳性取手付容器。
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