JP4207163B2 - 屋根下葺材 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の屋根葺材の補助防水材として利用されている屋根下葺材に関するものである。
従来から、ラグ質原紙にアスファルトを浸透後、両側にアスファルトを被覆させ、粘着防止のために鉱物質粉粒を撒着しているアスファルトルーフィング940が主流である。(非特許文献1参照)
上記した屋根下葺材の片面のみ鉱物質粉粒のかわりに繊維シートを積層したものや、芯材を合成繊維不織布としたものがある。(例えば、特許文献1、2参照)
また、アスファルトを含浸した基材の両面にゴムアスファルト塗覆層を形成し、かつゴムアスファルト塗覆層の一方の面側に、鉱物質粉粒付着層、又は剥離紙の仮着された粘着層を形成し、他方の面側に、鉱物質粉粒付着層又は面材を介して、アクリルエステル系エマルション、加熱膨張型マイクロスフェア、はっ水剤及びブロッキング防止剤を含む樹脂混合液を塗布後加熱することにより微小中空球体を含有し柔軟でブロッキング防止効果がある樹脂被膜を形成したものがある。(特許文献3参照)
一般的に、アスファルトは温度が高くなると軟化する性質がある。特に表面側に被覆アスファルト層がある場合、夏期高温時にアスファルトの軟化により、作業時に作業員の靴底にアスファルトが付着し、瓦等の屋根材を汚損したり、桟木を使用しない工法による屋根材施工時に、屋根下葺材上に屋根材を数枚重ねておいた場合、屋根材の自重で、勾配があるため、軟化したアスファルトを削ぎながらズレが発生し、その屋根材が屋根から落下することもあった。
また、屋根下葺材の展敷時や屋根材施工時において、表面に撒着している鉱物質粉粒が原因して作業員が滑ることもあった。特に、屋根下葺材施工後しばらく放置し、1週間から4週間の間に瓦などの屋根材を施工することもあるが、施工するまでは、直射日光で暴露した状態になる。その間、表面劣化や降雨により、鉱物質粉粒が浮上し、それがコロの役割をして、作業員が滑りやすくなることがあった。
さらに、ラグ質原紙を基材としている屋根下葺材は、若干であるが、吸湿する性質があり、降雨等で湿気があると伸張し、乾燥すると収縮する性質がある。屋根下葺材は野地板などの屋根下地材にステープルを用いて固定するが、屋根下葺材の湿気による伸張収縮により、ステープルの足の部分で屋根下葺材が破損し、漏水の原因となり補修が必要となることもある。
非特許文献1、特許文献1、2に記載されている屋根下葺材においては、表面に被覆アスファルト層があるため、夏期には被覆アスファルト層が軟化し、施工作業時に作業員の靴底に被覆層のアスファルトが付着し屋根材を汚損し、また、屋根材施工時に屋根下葺材上に屋根材を数枚重ねておいた際のアスファルトのズレによる屋根材の落下という欠点があった。また、屋根材施工までの間、直射日光の暴露による表面劣化や降雨により鉱物質粉粒が浮上し、作業員が滑りやすくなる欠点があった。
また、非特許文献1のアスファルトルーフィング940については、芯材がラグ質原紙のため、機械的強度が小さく施工時の作業により破損することもあり漏水の原因となることもあった。また、特許文献2の様に、基材を不織布としたものは、機械的強度が大きくなるが、コストアップになる欠点があった。
さらに、非特許文献1、特許文献1、2に記載されている屋根下葺材において、ラグ質原紙を基材としているため、湿気と乾燥による伸張収縮の変形が起こり、ステープル足の部分の屋根下葺材が破損する欠点があった。
特許文献3に記載されている屋根下葺材においてはアスファルト塗膜層に鉱物質粉粒付着層、又は面材を介して、アクリルエステル系エマルション、加熱膨張型マイクロスフェア、はっ水剤及びブロッキング防止剤を含む樹脂混合液を塗布後加熱することにより微小中空球体を含有し柔軟でブロッキング防止効果がある樹脂被膜を形成する発明が開示しているが、加熱膨張型マイクロスフェアを膨張するためには、90〜120℃にて5〜20分間加熱する必要があり、非常にコストが高くなる欠点があった。
従来において、夏期高温時の被覆アスファルトの軟化による施工性低下ならびに表面の鉱物質粉粒の浮遊による作業員の滑りの危険性を軽減することのでき、機械的強度の大きく、かつ湿気と乾燥による伸張収縮の変形が起こらない低コストの屋根下葺材は見受けられない。
JIS A 6005 アスファルトルーフィングフェルト 特開平10−140757号公報 特開平11−21770号公報 特開平6−57893号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解消して、夏期高温時の被覆アスファルトの軟化による施工性低下を改善し、表面の鉱物質粉粒の浮遊による作業員の滑りの危険性を軽減することができ、機械的強度を大きくし屋根材施工までの寸法変化による屋根下葺材の破損を防止する屋根下葺材を提供することを目的とする。
発明の解決するための手段
本願発明の第一は、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の両側にアスファルトを被覆し、被覆アスファルト層4、6を設け、被覆アスファルト層4側に、被覆アスファルト層4が軟化している状態で繊維シートを貼着しアスファルトを浸潤させ、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、浸潤させたアスファルトが接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、その上面にアクリル系樹脂エマルジョンを塗布、乾燥し、アクリル樹脂膜層1を設け、被覆アスファルト層6側に、被覆アスファルト層6が接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し鉱植物質粉粒層7を設けることを特徴とする。
本発明の第二は、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の片側にアスファルトを被覆し、被覆アスファルト層4を設け、被覆アスファルト層4が軟化している状態で繊維シートを貼着しアスファルトを浸潤させ、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、浸潤させたアスファルトが接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、その上面にアクリル系樹脂エマルジョンを塗布、乾燥し、アクリル樹脂膜層1を設け、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5のもう片側に自己粘着層8を設け、その上に剥離層9を設けることを特徴とする。
発明の効果
本発明の屋根下葺材は、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の片面に被覆アスファルト層4を設け、その上に、被覆アスファルト層4のアスファルトが軟化している状態で繊維シートを貼着し、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、鉱植物質粉粒を撒着し鉱植物質粉粒層2を設け、鉱植物質粉粒層2の上からアクリル系樹脂膜層1を設け、もう片面は、被覆アスファルト層6、鉱植物質粉粒7、又は自己粘着層8、剥離層9を設けるので、鉱植物質粉粒層2の鉱植物質粉粒が固着されるので浮遊が軽減される。また、表面側に被覆アスファルト4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3が位置し、表面側に被覆アスファルト層がないため、夏期高温時にも被覆アスファルトの軟化による施工性低下も解消される。
被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3があるため、機械的強度も大きくなり、作業時の破損が防止できる。
また、表面側にアクリル系樹脂膜層1があるため、ラグ質原紙の吸湿乾燥による伸張収縮が抑えられるのでステープル足の部分の屋根下葺材が破損することもない。
以下、この発明を実施するための最良の形態についてさらに詳細に説明する。本発明のアクリル系樹脂膜層1は、アクリル系樹脂エマルジョンを乾燥させることにより層を設ける。アクリル系樹脂エマルジョンは、アクリル酸及び/又はアクリル酸エステルを主成分とするものであればよく、アクリル・スチレン系エマルジョン、アクリル・酢酸ビニル系エマルジョン、メタクリル酸メチルとの共重合体等が含まれる。アクリル系樹脂エマルジョンの粘度、pH、不揮発分含量等の性状は特に制限されない。アクリル系樹脂塗布量としては、アクリル系樹脂の状態、つまり乾燥した状態で、20〜200g/mとなるのが好ましい。この量より少ないと、十分な層ができず、多いと製造において乾燥時間がかかり、コストアップにもなるので好ましくない。また、意匠性を向上させるために、顔料やインクをアクリル系樹脂エマルジョンに添加し彩色してもよい。
鉱植物質粉粒層2は、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3のアスファルトが接着性を有している間に、撒着し鉱植物質粉粒層2を設ける。なお、アスファルトは熱可塑性なので、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3の表面温度が60℃以上であれば、十分撒着が可能である。
鉱植物質粉粒層7は、被覆アスファルト6のアスファルトが接着性を有している間に、撤着し鉱植物質粉粒層7を設ける。なお、アスファルトは熱可塑性なので、被覆アスファルト層6のアスファルトの表面温度が60℃以上であれば、十分撒着が可能である。
鉱植物質粉粒層2及び7としては、シリカ、硅砂、マイカ、クレー等の鉱物質からなる粉粒及び木粉、籾殻等の植物質の粉粒が使用でき、これらは単独または複数で使用できる。鉱植物質粉粒層2及び7に使用する鉱植物質粉粒は、同種の鉱植物質粉粒を使用しても異種の鉱植物質粉粒を使用してもかまわない。
被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3の繊維シートは、加熱し液化されたアスファルトを浸潤することができる通気性のある不織布、フェルト、織布等が使用できる。
繊維シートは、被覆アスファルト層4のアスファルトが接着性を有している間に、貼着することにより設ける。また、被覆アスファルト層4のアスファルトを繊維シート表面に浸潤させるので、好ましいものの例としては、ポリエステル等の合成繊維からから不織布が挙げられる。なお、アスファルトは熱可塑性なので、被覆アスファルト層4の表面温度が80℃以上であれば、貼着し繊維シートにアスファルトを浸潤させることが可能である。
被覆アスファルト層4、6及びラグ質原紙に浸透させるアスファルトは、特に制限はなく一般にアスファルトと呼ばれるもの、例えば、天然アスファルト、JIS K 2207 石油アスファルトに規定するストレートアスファルト、ブローンアスファルト、防水工事用アスファルトの石油アスファルトを使用できる。アスファルト100重量部に熱可塑性ポリマー0〜100重量部、無機充填材0〜100重量部を添加後均一に混合して得られたものを使用する。これらのアスファルトは単独で又は2種以上の混合物として使用することができる。被覆アスファルト4、6及びラグ質原紙に浸透させるアスファルトは、同種のアスファルトを使用しても異種のアスファルトを使用してもかまわない。
熱可塑性ポリマーとしては、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体、天然ゴム、天然ロジン、変性ロジン等を使用することができるが、特に、防水性、コスト、生産性を考慮すると、スチレン・ブタジエン共重合体を使用することが好ましい。
無機充填材としては、特に種類は問わないが、タルク、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム、マイカ、クレー、硅藻土、硅砂、軽石粉等を使用することができ、これらは単独で又は2種以上を混合して使用することができる。特に、コスト、生産性を考慮すると、タルク、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウムを使用することが好ましい。
アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5のラグ質原紙は新聞、雑誌、ダンボール等の古紙や綿、毛くず等から再生されたラグ質原紙を使用することができる。ラグ質原紙の坪量は、120〜320g/mとし、ラグ質原紙に対するアスファルトの浸透率は、すくなくとも100重量%以上とする。
自己粘着層8は防水性を有するものであれば特に限定せず、アスファルトを主成分とした粘着剤を用いるのが好ましい。例えば、アスファルトに、熱可塑性ポリマー、粘着付与剤、オイル、フィラーを均一に混合したものが使用できる。膜厚は特に限定はしないが、0.2mm以上あれば十分な接着は得られる。
剥離層9は、自己粘着層8との剥離性がよいものであれば特に限定せず、アスファルトを主成分とした粘着剤であれば、クラフト紙をシリコンでコーティングしたものが使用できる。
図1に示すような第一の本発明の屋根下葺材は、例えばアスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の両面にアスファルトを被覆し被覆アスファルト層4、6を設け、片面に、被覆アスファルト4のアスファルトが接着性を有している間に繊維シートを貼着し、被覆アスファルト4のアスファルトを繊維シートに浸潤させ被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、その上に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、アクリル系樹脂1を塗布しアクリル系樹脂膜層1を設ける。もう片面は、被覆アスファルト層6のアスファルトが接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層7を設けることにより製造できる
図2に示すような第二の本発明の屋根下葺材は、例えばアスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の片面にアスファルトを被覆し被覆アスファルト層4を設け、被覆アスファルト4のアスファルトが接着性を有している間に繊維シートを貼着し、被覆アスファルト4のアスファルトを繊維シートに浸潤させ被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、その上に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、アクリル系樹脂1を塗布しアクリル系樹脂膜層1を設ける。もう片面は、自己粘着層8、剥離層9を順次設けることにより製造できる。また、防水性を向上させる方法として、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5に被覆アスファルト6を積層し、自己粘着層8、剥離層9を順次積層してもよい。
本発明の1実施例として、坪量210g/mのラグ質原紙に、200℃に加熱したストレートアスファルト60〜80を、ラグ質原紙に対するストレートアスファルト60〜80の浸透率が140%となるよう浸透させ、その後、ストレートアスファルト60〜80を100重量部、スチレン・ブタジエンブロック共重合体を15重量部、タルクを20重量部の割合で均一に混合した改質アスファルトを厚さが0.2mmとなるように両側に被覆し、直ちに、片側にポリエステルからなる目付20g/mの不織布を貼着し被覆アスファルトのアスファルトを浸潤させ、アスファルトが接着性を保っているうちに、両側に硅砂を撒着し、余分の硅砂を取り除き、不織布を貼着した側に不揮発分が50%であるアクリル・スチレン系エマルジョンを80g/mとなるよう塗布しアクリル・スチレン系エマルジョンを完全に乾燥させた。
本発明の比較例として、坪量210g/mのラグ質原紙に、200℃に加熱したストレートアスファルト60〜80を、ラグ質原紙に対するストレートアスファルト60〜80の浸透率が140%となるよう浸透させ、その後、ブローンアスファルト10〜20を100重量部、タルクを20重量部の割合で均一に混合したアスファルトを厚さが0.2mmとなるように両側に被覆し、アスファルトが接着性を保っているうちに、両側に硅砂を撒着し、余分の硅砂を取り除いたものとした。
比較として、高温時の耐付着性試験、防滑性試験及び引張強さ試験を行った。高温時の耐付着性試験に関しては、屋根下葺材に10cm×10cmに切断した合板と1kgの錘をおき、70℃の恒温槽中に3時間放置し、屋根下葺材と合板を剥離したときの状態を確認した。防滑性試験に関しては、スリップテスター(No.162−SLH 株式会社安田精機製作所製)を使用し静摩擦係数の測定を行った。引張強さ試験に関しては、JIS A 6005 屋根下葺材に規定されている引張強さについて行った。結果を表1に示す。
Figure 0004207163
その結果、本発明品においては、従来品と比較して、高温時の耐付着性、防滑性及び引張強さが優れている結果となった。
また、吸湿と乾燥による伸張収縮の寸法変化であるが、表面にアクリル系樹脂膜層があるため、吸湿が無いため寸法変化も無く、ステープルによる屋根下葺材の破損による漏水が発生することはない。
裏面に自己粘着層8、剥離層9を順次設けた本発明品においても、上記した結果が得られる。
第一の本発明の屋根下葺材の1例を示す断面図である。 第二の本発明の屋根下葺材の1例を示す断面図である。
符号の説明
1 アクリル系樹脂膜層
2 鉱植物質粉粒層
3 被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層
4 被覆アスファルト層
5 アスファルトを浸透させたラグ質原紙層
6 被覆アスファルト層
7 鉱植物質粉粒層
8 自己粘着層
9 剥離層

Claims (2)

  1. アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の両側にアスファルトを被覆し、被覆アスファルト層4、6を設け、被覆アスファルト層4側に、被覆アスファルト層4が軟化している状態で繊維シートを貼着しアスファルトを浸潤させ、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、浸潤させたアスファルトが接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、その上面にアクリル系樹脂エマルジョンを塗布、乾燥し、アクリル樹脂膜層1を設け、被覆アスファルト層6側に、被覆アスファルト層6が接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し鉱植物質粉粒層7を設けることを特徴とする屋根下葺材。
  2. アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5の片側にアスファルトを被覆し、被覆アスファルト層4を設け、被覆アスファルト層4が軟化している状態で繊維シートを貼着しアスファルトを浸潤させ、被覆アスファルト層4のアスファルトを浸潤させた繊維シート層3を設け、浸潤させたアスファルトが接着性を有している間に鉱植物質粉粒を撒着し、鉱植物質粉粒層2を設け、その上面にアクリル系樹脂エマルジョンを塗布、乾燥し、アクリル樹脂膜層1を設け、アスファルトを浸透させたラグ質原紙層5のもう片側に自己粘着層8を設け、その上に剥離層9を設けることを特徴とする屋根下葺材。
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