JP4206981B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、排気ガスと当該排気ガス中に添加した燃料とから生成された改質ガスを吸気経路に供給し得る内燃機関に関する。
従来、排気ガス中に燃料を添加し、これを改質器に担持された改質用触媒で改質反応させて改質ガスを生成する。そして、この改質ガスを吸気経路に供給して混合気と共に燃焼室で燃焼させる内燃機関が知られている。例えば、この種の内燃機関は、下記の特許文献1,2に開示されている。
尚、下記の特許文献3には、一部の気筒を改質用気筒として構成し、この改質用気筒をリッチ燃焼させて改質ガス燃料を生成し、この改質ガス燃料を残りの気筒に供給してリーン燃焼させる、という技術が開示されている。
特開平6−264732号公報 特開2004−92520号公報 特開昭52−113423号公報
ところで、排気ガス中に燃料を添加し、これを改質器で改質反応(水蒸気改質や脱水素反応(分解反応))させて改質ガス(水素ガス)を取り出す為には、その排気ガスの空気過剰率λがλ≦1であることが好ましく、λ>1であると多量の燃料を添加しなければならないので好ましくない。
即ち、空気過剰率λがλ≦1となるストイキオメトリ(以下、「ストイキ」という。)又はリッチの排気ガスであれば、添加した燃料の全てを改質反応に使用することができるが、λ>1となるリーンの排気ガスの場合、その排気ガス中に酸素が残存しているので、その酸素との酸化反応を行わせて改質器を無酸素の状態にする為の燃料と所望量の改質ガス(水素ガス)を生成させる為の燃料とを要することとなり、余分な燃料を添加する必要があった。
これが為、リーン空燃比での希薄燃焼を行う内燃機関においては、改質ガスを生成する為に余分な燃料も排気ガス中に添加しなければならず、これにより、燃料消費率の低減を図らんとする希薄燃焼の利点を大きく損なってしまう。
そこで、本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、リーン運転を行いつつも、適量な燃料の供給量で改質ガスを生成し得る内燃機関を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、請求項1記載の発明では、第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、その第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、その第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、その排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成する前記排気経路上の改質器と、この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、前記第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能、及び改質器の温度を昇温すべきときに前記第2燃焼パターン気筒をリーン燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能を有する制御装置とを備えている。
この請求項1記載の発明によれば、リーン運転を行いつつ、改質器においては、供給された燃料の全てを改質ガスとして生成することができる。
また、この請求項記載の発明によれば、改質器に担持された改質用触媒の床温が活性温度に達していないときに、そのリーンの排気ガスと燃料とが酸化反応(燃焼)を起こし、改質用触媒の床温を上昇させることができる。
上記目的を達成する為、請求項記載の発明では、第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、その第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、その第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、排気経路上に配置し、排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成すると共に、前記排気経路から流入した排気ガスの通路上に触媒を備える改質器と、この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、前記第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能、及び改質器の温度を昇温すべきときに前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼させる燃焼制御機能を有する制御装置と、を備えている。
この請求項記載の発明によれば、改質器に担持された改質用触媒の床温が活性温度に達していないときに、第1燃焼パターン気筒からのリーンの排気ガスと第2燃焼パターン気筒からのリッチの排気ガスとが上記通路上の触媒にて酸化反応(燃焼)を起こし、改質用触媒の床温を上昇させることができる。
上記目的を達成する為、請求項記載の発明では、上記請求項1又は2に記載の内燃機関において、前記第2燃焼パターン気筒よりも前記第1燃焼パターン気筒に多くの改質ガスが供給されるよう前記改質ガス導入経路を構成している。
この請求項記載の発明によれば、リーン燃焼を行う第1燃焼パターン気筒に多量の改質ガス(水素ガス)が導入されるので、リーン限界が拡大して燃料消費率が向上する。
上記目的を達成する為、請求項記載の発明では、第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、その第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、その第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、その排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成する改質器と、この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる制御装置と、前記第1燃焼パターン気筒と前記第2燃焼パターン気筒への前記改質ガスの供給割合を可変させる改質ガス供給割合可変手段と、を備えている。
この請求項記載の発明によれば、第1燃焼パターン気筒と前記第2燃焼パターン気筒の夫々に、所望量の改質ガスを供給することが可能になる。
上記目的を達成する為、請求項記載の発明では、上記請求項記載の内燃機関において、前記制御装置に、機関運転状態に応じて、前記第1及び第2の燃焼パターン気筒をストイキ燃焼させ、前記改質ガス供給割合可変手段を作動させる機能を設けている。
この請求項記載の発明によれば、高負荷運転の要求が為された際に、全気筒をストイキ燃焼させ、その全気筒に対して略均等に改質ガスを供給することができるので、ノッキングの抑制を図ることができる。
本発明に係る内燃機関は、リーン運転を行いつつ、改質器にて効率良く改質ガスを生成することができるので、燃料消費率を向上させることができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本発明に係る内燃機関の実施例1について説明する。
最初に、本実施例1における内燃機関の構成について図1を用いて詳述する。
本実施例1の内燃機関は、内燃機関本体1と、この内燃機関本体1における第1から第4の気筒1a〜1dに空気を導入する吸気経路2と、その第1から第4の気筒1a〜1dから排出された排気ガスを外部に排出する排気経路3と、燃焼制御を行う電子制御装置(以下「ECU」という。)4とを備えている。
先ず、上記吸気経路2は、外部から空気を導入する吸気通路2Aと、この吸気通路2Aの空気を第1から第4の気筒1a〜1dに分流させる吸気マニホルド2Bとを備えている。
その吸気通路2Aには、吸入空気量を計測するエアフロメータ5と、第1から第4の気筒1a〜1dへの空気の流入量を調節するスロットルバルブ6と、このスロットルバルブ6を動作させるスロットルバルブアクチュエータ6aとが設けられている。ここで、そのエアフロメータ5の計測信号はECU4に出力され、このECU4にて吸入空気量やこれに基づき負荷が算出される。更に、そのスロットルバルブアクチュエータ6aは、ECU4により動作制御される。
また、上記吸気マニホルド2Bにおける夫々の分流通路は、内燃機関本体1に形成された第1から第4の気筒1a〜1dへの各吸気ポート(図示略)と連通しており、その夫々の吸気ポートには、燃料ポンプ7で圧送された燃料タンク8の燃料を噴射する第1から第4の燃料噴射装置9a〜9dが設けられている。ここで、これら第1から第4の燃料噴射装置9a〜9dは、ECU4により夫々の燃料の噴射量が制御される。尚、図1においては、図示の便宜上、吸気マニホルド2Bの夫々の分流通路に第1から第4の燃料噴射装置9a〜9dを配備している。
続いて、上記排気経路3は、第1及び第4の気筒1a,1dから排出された排気ガスを第1集合通路3A1に集合させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cから排出された排気ガスを第2集合通路3A2に集合させ、その第1及び第2の集合通路3A1,3A2の排気ガスを一つの流路に集合させる、所謂4−2−1タイプの排気マニホルド3Aと、その集合した排気ガスを外部へと排出する排気通路3Bとを備えている。
ここで、本実施例1にあっては上記第1集合通路3A1にA/Fセンサ10が設けられており、このA/Fセンサ10の出力信号がECU4による第1及び第4の気筒1a,1dの空燃比制御に用いられる。
更に、上記排気通路3Bには、リーンNOx触媒を担持した触媒装置11と、改質用触媒(例えばロジウム系のもの)を担持した改質器12とが設けられている。本実施例1にあっては、改質器12が図1に示す如く排気通路3Bにおける触媒装置11の上流側に配置されている。
ここで、本実施例1の改質器12は、排気ガスを排気マニホルド3A側から流入させて下流の触媒装置11側に排出させる筒体12aと、この筒体12a内に配備され、内部に改質用触媒が担持された改質室12bとを備えたものであって、この改質室12b内で排気ガスと燃料とから改質ガスを生成するものである。これが為、その改質室12bの中には排気ガスと燃料を導く必要がある。
そこで、先ず、本実施例1にあっては、第1集合通路3A1を流れる排気ガスの全部又は一部を分流させて改質室12bへと導く排気ガス分流通路(排気ガス分流経路)13を設ける。本実施例1の排気ガス分流通路13としては、第1集合通路3A1の中間部分と改質室12bの入口側とを連通させて、第1集合通路3A1を流れる排気ガスの一部を分流させるものを例示する。
また、本実施例1にあっては、その排気ガス分流通路13内に燃料を供給する図1に示す燃料供給装置14を設ける。これにより、排気ガス分流通路13の中に燃料タンク8からの燃料が供給され、その中を流れる排気ガスと共に燃料が改質室12bへと導かれる。ここで、その燃料供給装置14は、ECU4により燃料の噴射量が制御される。
ところで、改質室12bに担持された改質用触媒は、所定の活性温度(例えば600℃)よりも低温になると改質反応が鈍くなり、所望量の改質ガス(水素ガス)を生成することができない。
そこで、本実施例1の改質室12bは、相互に連通する複数の部屋で構成し、その夫々に改質用触媒を担持すると共に夫々の部屋を筒体12a内で所定の間隔を設けて配置することにより、その部屋同士の外壁面の間に排気通路3Bからの排気ガスが流れる排気通路12cを形成している。
即ち、本実施例1の改質器12は、高温の排気ガスの熱を利用して(換言すれば高温の排気ガスの熱と熱交換させて)改質用触媒の昇温を図り、これにより改質反応の活性化を図る構造となっている。
また、本実施例1にあっては、その改質器12にて生成された改質ガスを第1から第4の気筒1a〜1dに導入する改質ガス導入経路を設けている。本実施例1の改質ガス導入経路としては、改質室12bの出口側と吸気通路2Aにおけるスロットルバルブ6の下流側との間を連通させる改質ガス導入通路15が設けられている。
この改質ガス導入通路15には、吸気通路2Aへの改質ガスの導入量を調節する流量調整弁16と、この流量調整弁16を動作させる弁アクチュエータ16aとが設けられている。この弁アクチュエータ16aは、ECU4により動作制御される。
ここで、改質器12から排出された改質ガスや改質反応が行われなかった排気ガスは高温状態にあり、これらがそのまま吸気通路2Aへ導入されると、外部から吸入した空気が温められて第1から第4の気筒1a〜1dへの充填効率が悪化する。
そこで、図1に示す如く改質ガス導入通路15に冷却装置17を設け、これにより、改質器12から排出された改質ガスや排気ガスを冷却させる。例えば、その冷却装置17は、ECU4によりON/OFF制御されるのみならず、その温度がECU4により適宜可変され得るものであってもよい。
以上示した如く構成された内燃機関は、前述したが如くECU4により燃焼制御される。ここで、本実施例1のECU4は、改質ガスを生成させる為の種々の機能を備えており、改質ガスを生成する際に、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。即ち、本実施例1にあっては、改質ガスを生成する際に、一つの内燃機関本体1において二種類の燃焼パターンでの燃焼を行っており、第1及び第4の気筒1a,1dが第1燃焼パターン(ここではストイキ燃焼)を行う第1燃焼パターン気筒となり、第2及び第3の気筒1b,1cが第2燃焼パターン(ここではリーン燃焼)を行う第2燃焼パターン気筒となっている。
以下、この内燃機関の動作について説明する。
本実施例1のECU4は、スロットルバルブアクチュエータ6a,第1から第4の燃料噴射装置9a〜9d及び弁アクチュエータ16aを制御して、第1から第4の気筒1a〜1dへ流入させる混合気の空燃比を設定する。
かかる場合、このECU4は、A/Fセンサ10の出力信号から求めた第1集合通路3A1を流れる排気ガスの空気過剰率λに基づいて、第1及び第4の気筒1a,1dへの混合気が理論空燃比となるよう第1及び第4の燃料噴射装置9a,9dの燃料噴射量を調節する。一方、このECU4は、第2及び第3の気筒1b,1cへ流入する混合気がリーン空燃比(例えばA/F≧20)となるよう第2及び第3の燃料噴射装置9b,9cの燃料噴射量を調節する。
ここで、第1から第4の気筒1a〜1dへの改質ガスの導入量は、ストイキ燃焼を行う第1及び第4の気筒1a,1dに改質ガスや排気ガスが導入された際のEGR限界によって決められる。これが為、ECU4は、そのEGR限界を考慮した量の改質ガスが第1から第4の気筒1a〜1dに導入されるよう弁アクチュエータ16aを制御して、流量調整弁16の弁開度を調節する。
これにより、第1及び第4の気筒1a,1dにおいてはストイキ燃焼が行われ、第2及び第3の気筒1b,1cにおいてはリーン燃焼が行われるので、第1集合通路3A1には空気過剰率λ=1となるストイキの排気ガスが排出され、第2集合通路3A2には空気過剰率λ>1となるリーンの排気ガスが排出される。
ここで、その第1集合通路3A1には排気ガス分流通路13が設けられているので、その第1集合通路3A1を流れるストイキの排気ガスは、その一部が排気ガス分流通路13に流入する。
そこで、本実施例1のECU4は、燃料供給装置14を制御して排気ガス分流通路13に燃料を噴射させ、ストイキの排気ガスと共に燃料を改質器12の改質室12bへと流入させる。
一方、第1集合通路3A1における残りのストイキの排気ガスと第2集合通路3A2のリーンの排気ガスは、排気通路3Bに集合した後、改質器12に流入して排気通路12cを流れ、触媒装置11側へと排出される。
これが為、その排気通路12cを流れる排気ガスにより改質室12bの改質用触媒が昇温され、活性温度以上になる。これにより、その改質室12bに流入したストイキの排気ガスと燃料の混合気に吸熱反応が起こって改質ガスが生成される。
例えば、その排気ガスが「7.6CO2+6.8H2O+40.8N2」で、そのガソリン燃料が「C7.613.6」である場合の吸熱反応は、
1.56(7.6CO2+6.8H2O+40.8N2)+3(C7.613.6)+984.8Kcal→31H2+34.7CO+63.6N2
で表される。
即ち、かかる場合の吸熱反応によれば、3モルの上記ガソリン燃料から31モルの水素ガスと34.7モルの一酸化炭素ガスが生成される。
その改質器12で生成された改質ガスは、残存した排気ガスと共に改質ガス導入通路15から吸気通路2Aに導入され、外部からの吸入空気及び第1から第4の燃料噴射装置9a〜9dの噴霧燃料からなる混合気と共に第1から第4の気筒1a〜1dに流入して燃焼する。
本実施例1の内燃機関にあっては、このように改質ガスと排気ガスとを第1から第4の気筒1a〜1dに導入して燃焼させることにより種々の効果を奏することができる。
即ち、排気ガスの第1から第4の気筒1a〜1dへの導入によって、ポンプ損失や冷却損失が低減され、更には比熱比が増大するので、トルクの向上や燃料消費率の低減が可能になる。
その一方で、排気ガスの導入は、燃焼温度や燃焼速度の低下による燃焼変動を増大させるので燃料消費率を悪化させ、また、第1及び第4の気筒1a,1dと第2及び第3の気筒1b,1cとの間でトルク変動を生じさせる可能性がある。しかしながら、本実施例1にあっては排気ガスと共に改質ガス(特に水素ガス)をも導入している為、燃焼時の発熱量が増加し、急速燃焼が可能になるので、ノッキングの改善やリーン限界の拡大を図ることができる。そして、これにより燃料消費率の悪化が改善されると共に、トルク変動を低下させることができる。
ところで、排気ガス分流通路13の排気ガスが仮に酸素雰囲気のリーン燃焼ガスである場合、添加された燃料は、その排気ガス中の酸素によって燃焼し、その燃焼後の残りの燃料によって改質ガスが生成される。
しかしながら、この本実施例1の内燃機関によれば、排気ガス分流通路13の排気ガスを酸素雰囲気とならないストイキ燃焼ガスにするよう第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させているので、このストイキの排気ガスに添加した燃料を全て改質ガスの生成に使用することができる。そして、これが為、この内燃機関は、改質ガスを生成する為に余分な燃料を排気ガス分流通路13へと供給せずとも済むので、燃料消費率の低減を図ることができる。
また、この内燃機関は、第1及び第4の気筒1a,1dにてストイキ燃焼を行う一方で、第2及び第3の気筒1b,1cにおいてはリーン燃焼を行っている。ここで、上述したが如く、改質ガスと排気ガスの導入により第2及び第3の気筒1b,1cのリーン限界が拡大するので、燃料消費率の低減と共に、ホットNOxやHC等の未燃ガスを効果的に低減させることができる。
以上示した本実施例1の内燃機関においては第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させているが、この第1及び第4の気筒1a,1dはリッチ燃焼させてもよく、これによっても効率良く改質ガスを生成することができる。更に、これにより、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリッチの排気ガスと第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリーンの排気ガスとが触媒装置11内で酸化反応(燃焼)を起こすので、リーンNOx触媒の床温が上昇し、このリーンNOx触媒が硫黄被毒状態から回復される。但し、燃料消費率の向上について重きを置くのであれば、その第1及び第4の気筒1a,1dはストイキ燃焼させることが好ましい。
尚、上述した本実施例1にあっては4気筒の内の2気筒(第1及び第4の気筒1a,1d)をストイキ燃焼又はリッチ燃焼させて、その排気ガスを排気ガス分流通路13に導いているが、複数気筒の内の少なくとも1気筒が排気ガス分流通路13への排気ガスを排出する第1燃焼パターン気筒として設けられていればよく、これによっても上記と同様の効果を奏することができる。かかる場合、残りの気筒をリーン燃焼が行われる第2燃焼パターン気筒とする。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例2について説明する。
本実施例2の内燃機関は、図2に示す如く前述した実施例1の内燃機関に第2A/Fセンサ18を設けたものであり、その他は実施例1と同様に構成されている。尚、本実施例2にあっては、便宜上、符号10のA/Fセンサを第1A/Fセンサという。
本実施例2にあっても、ECU4は、改質ガスを生成する際に、実施例1と同様に第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させるものであって、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
ここで、そのような燃焼を続けると、触媒装置11に担持されているリーンNOx触媒が燃料中の硫黄成分により被毒され、その浄化性能が悪化してしまう。
そこで、本実施例2のECU4には、実施例1と同様の制御機能に加えて、リーンNOx触媒を硫黄被毒状態から回復させる硫黄被毒回復制御機能が設けられている。
このECU4の硫黄被毒回復制御機能は、硫黄被毒回復制御を行う際に、例えば上述した第2A/Fセンサ18の出力信号から得た空気過剰率λに基づいて第1及び第4の気筒1a,1dをリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させるものである。
これによれば、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリッチの排気ガスと第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリーンの排気ガスとが触媒装置11に流入し、そのリッチの排気ガス中の燃料成分とリーンの排気ガス中の酸素成分とが触媒装置11内で酸化反応(燃焼)を起こす。そして、これによりリーンNOx触媒の床温が上昇するので、このリーンNOx触媒は、硫黄被毒状態から回復する。
更に、本実施例2の内燃機関においては、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリッチの排気ガスの一部が第1排気ガス分流通路13に分流し、燃料供給装置14から供給された燃料と共に改質室12b内に流入する。これが為、実施例1と同様に、リーン運転を行いつつ、効率良く改質ガスを生成することができる。
尚、上述した本実施例2にあっては4気筒の内の2気筒(第1及び第4の気筒1a,1d)をリッチ燃焼させると共に、残りの2気筒(第2及び第3の気筒1b,1c)をリーン燃焼させてリーンNOx触媒の昇温を図っているが、必ずしもその気筒数での燃焼パターンに限定するものではなく、複数気筒の内の少なくとも1気筒がリッチ燃焼を行い、残りの気筒がリーン燃焼を行うものであればよい。これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例3について説明する。
本実施例3の内燃機関は、図3に示す如く、排気ガスの温度を計測する排気温センサ19を前述した実施例1の内燃機関に設けたものであり、その他の構成については実施例1と同様のものが設けられている。具体的に、その排気温センサ19は、排気通路3Bにおける改質器12の上流側又は下流側に設けることが好ましく、本実施例3にあってはその上流側に設けた場合を例示する。
ここで、ECU4は、本実施例3にあっても、改質ガスを生成する際に実施例1と同様の動作を内燃機関本体1に行わせ、即ち、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させ、これにより、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
ところで、本実施例3の改質器12についても、実施例1と同様に、排気通路12cを流れる高温の排気ガスによって改質室12bの改質用触媒を少なくとも所定の活性温度(例えば600℃)まで上昇させ、改質反応を高めている。
しかしながら、例えば機関始動直後等の排気ガスの温度が低い場合には、改質用触媒の床温を所定の活性温度まで上昇させる又はその活性温度に維持することができず、改質ガス(水素ガス)を生成することができない。
そこで、本実施例3のECU4には、実施例1と同様の制御機能に加えて、改質用触媒の床温を早期又は即座に少なくとも所定の活性温度まで上昇させる改質用触媒昇温機能を設けている。
このECU4の改質用触媒昇温機能は、上述した排気温センサ19からの温度情報に基づいて第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼させ、排気ガス分流通路13を流れるリーンの排気ガスに燃料供給装置14から燃料を供給するものである。
具体的に、この改質用触媒昇温機能は、排気温センサ19の出力信号から得た排気通路3Bの排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度以上であれば、そのまま処理を終了する。かかる場合、ECU4は、改質ガスを生成させる為に、実施例1と同様に第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させると共に、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。
一方、その改質用触媒昇温機能は、排気通路3Bを流れる排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度に達していなければ、スロットルバルブアクチュエータ6a,第1及び第4の燃料噴射装置9a,9d並びに弁アクチュエータ16aを制御して、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼させる。
これが為、第1及び第4の気筒1a,1dからリーンの排気ガスが排出され、このリーンの排気ガスの一部が第1集合通路3A1から排気ガス分流通路13に流入するので、改質用触媒昇温機能は、燃料供給装置14を制御して排気ガス分流通路13に燃料を噴射させる。
これにより、リーンの排気ガスと共に燃料が改質器12の改質室12bへと流入し、そのリーンの排気ガス中の酸素と燃料とが改質室12b内で酸化反応(燃焼)して改質用触媒の床温が上昇する。そして、その酸化反応の後、改質室12b内の排気ガス等は、改質ガス導入通路15や吸気通路2A等を経て第1から第4の気筒1a〜1dに流入する。
以降、排気通路3Bを流れる排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度以上になるまで同様の動作が繰り返される。
ここで、かかる動作の間においては、第2及び第3の気筒1b,1cはリッチ,ストイキ又はリーンの何れの燃焼を行っていてもよいが、内燃機関全体の燃料消費率を向上させる為に、リーン燃焼させることが好ましい。
このように、本実施例3の内燃機関によれば、前述した実施例1の効果に加え、排気ガスの温度が低い,即ち改質用触媒が活性温度に達していない場合に、早期又は即座に改質用触媒の床温を上昇させることができ、改質ガスの生成を行うことが可能になる。
ここで、燃料供給装置14においては、リーンの排気ガス中の酸素量に応じた量の燃料,例えば、その酸素との混合気がリッチ,ストイキ又はリーンになるような量の燃料を供給してもよく、また、予め定めた量の燃料を供給してもよい。但し、改質用触媒の床温を早く活性温度にまで上昇させる為には、改質室12b内での燃焼温度が高くなる状態(即ち、リーンの排気ガスと燃料の混合気をリッチ又はストイキ)にすることが好ましい。
尚、上述した本実施例3にあっては4気筒の内の2気筒(第1及び第4の気筒1a,1d)をリーン燃焼させて、その排気ガスを排気ガス分流通路13に導いているが、複数気筒の内の少なくとも1気筒が排気ガス分流通路13への排気ガスを排出する第1燃焼パターン気筒として設けられていればよく、これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例4について説明する。
本実施例4の内燃機関は、前述した実施例3の内燃機関における改質室12bの外壁面(排気通路12cの壁面)に図4に示す触媒(三元触媒や酸化触媒等)20を担持させたものであって、その他の構成については実施例3と同様のものが設けられている。
ここで、本実施例4にあっても、ECU4は、改質ガスを生成する際に実施例1と同様の動作を内燃機関本体1に行わせて、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
一方、本実施例4にあってもECU4に改質用触媒昇温機能が設けられているが、本実施例4の改質用触媒昇温機能は、前述した実施例3とは異なり、排気ガスの温度が低い,即ち改質用触媒が活性温度に達していない場合に、第1及び第4の気筒1a,1dをリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させるよう構成されている。
具体的に、この改質用触媒昇温機能は、排気温センサ19の出力信号から得た排気通路3Bの排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度以上であれば、そのまま処理を終了する。かかる場合、ECU4は、改質ガスを生成させる為に、実施例1と同様に第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させると共に、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。
また、その改質用触媒昇温機能は、排気通路3Bを流れる排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度に達していなければ、スロットルバルブアクチュエータ6a,第1及び第4の燃料噴射装置9a,9d並びに弁アクチュエータ16aを制御して、第1及び第4の気筒1a,1dをリッチ燃焼させると共に、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。
これが為、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリッチの排気ガスと第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリーンの排気ガスとが排気通路3Bで混合され、改質器12内に流入する。
これにより、そのリッチの排気ガスの酸素とリーンの排気ガスの燃料とが改質器12内で酸化反応(燃焼)して触媒20の床温が上昇するので、改質用触媒の床温も上昇していく。
以降、排気通路3Bを流れる排気ガスの温度が改質用触媒の活性温度以上になるまで同様の燃焼動作を継続する。
このように、本実施例4の内燃機関によれば、前述した実施例1の効果に加え、実施例3と同様に、排気ガスの温度が低い,即ち改質用触媒が活性温度に達していない場合において、早期又は即座に改質用触媒の床温を上昇させることができ、改質ガスの生成を行うことが可能になる。
ここで、本実施例4の改質用触媒昇温機能は、改質用触媒が活性温度に達していない場合に、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリッチ燃焼させるよう構成してもよく、これによっても同様の効果を奏することができる。
また、本実施例4の改質用触媒昇温機能は、改質用触媒が活性温度に達していない場合に、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリッチ燃焼させるよう構成し、更に、実施例3の如く排気ガス分流通路13に流入したリーンの排気ガスに燃料供給装置14から燃料を供給するよう構成してもよい。これによれば、本実施例4の如きリッチの排気ガスとリーンの排気ガスとによる酸化反応(燃焼)だけでなく、リーンの排気ガスと燃料との混合気による改質室12b内での酸化反応(燃焼)も利用できるので、より短時間で改質用触媒の床温を活性温度まで上昇させることができる。
尚、上述した本実施例4にあっては4気筒の内の2気筒(第1及び第4の気筒1a,1d)をリーン燃焼させると共に、残りの2気筒(第2及び第3の気筒1b,1c)をリッチ燃焼させて改質用触媒の昇温を図っているが、必ずしもその気筒数での燃焼パターンに限定するものではなく、複数気筒の内の少なくとも1気筒がリーン燃焼を行い、残りの気筒がリッチ燃焼を行うものであればよい。これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例5について説明する。
本実施例5の内燃機関は、前述した実施例2の内燃機関と比して以下の点が異なり、その他の構成については実施例2と同様のものが設けられている。
先ず、本実施例5の内燃機関においては、実施例2における第1集合通路3A1のA/Fセンサ10と排気通路3B上のA/Fセンサ18の内、図5に示す如く排気通路3B上のA/Fセンサ18のみを設けている。ここでは、排気通路3Bにおける改質器12の上流側に設けたものを例示する。
また、本実施例5の内燃機関においては、第1及び第2の集合通路3A1,3A2に夫々第1及び第2のS/C触媒装置21A,21Bを設けている。その第1S/C触媒装置21Aは、排気ガス分流通路13の上流側に配置される。
ここで、ECU4は、本実施例5にあっても、改質ガスを生成する際に実施例1と同様の動作を内燃機関本体1に行わせ、即ち、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させ、これにより、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
また、このECU4は、本実施例5にあっても、触媒装置11の硫黄被毒回復制御時に実施例2と同様の動作を内燃機関本体1に行わせる。即ち、第1及び第4の気筒1a,1dをリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。
しかしながら、本実施例5にあっては上述した如く第1及び第2の集合通路3A1,3A2に夫々第1及び第2のS/C触媒装置21A,21Bが設けられているので、一方の第1集合通路3A1にストイキ又はリッチの排気ガスのみを流し、他方の第2集合通路3A2にリーンの排気ガスのみを流し続けることは、第1及び第2のS/C触媒装置21A,21Bの浄化性能や耐久性を維持する上で好ましくない。
また、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させ、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させ続けると、夫々のトルクの相違等により内燃機関本体1の耐久性等を悪化させてしまう可能性もある。
そこで、本実施例5にあっては、第2集合通路3A2と排気ガス分流通路13とを連通させる図5に示す排気ガス分流通路22と、夫々の排気ガス分流通路13,22の内の何れか一方を閉塞させると共に他方を開口させる分流通路切替手段とを設ける。便宜上、本実施例5においては、その排気ガス分流通路22を第2排気ガス分流通路22といい、第1集合通路3A1から分岐した排気ガス分流通路13を第1排気ガス分流通路13という。
ここで、その第2排気ガス分流通路22は、第2集合通路3A2における第2S/C触媒装置21Bの下流側から分岐させる一方、燃料供給装置14の上流側で第1排気ガス分流通路13に連通させる。
また、本実施例5にあっては、その分流通路切替手段として、図5に示す分流通路切替弁23と当該分流通路切替弁23を動作させる弁アクチュエータ23aとで構成されたものを例示する。この弁アクチュエータ23aは、ECU4により動作制御される。
以上示した如く構成された本実施例5の内燃機関は、以下の如く動作する。
先ず、改質ガスを生成する場合、ECU4は、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。その際、このECU4は、弁アクチュエータ23aを制御して、分流通路切替弁23により第2排気ガス分流通路22を閉塞させる。
これにより、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたストイキ又はリッチの排気ガスは、その一部が第1排気ガス分流通路13に分流すると共に、残りが排気通路3Bに流入する。一方、第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリーンの排気ガスは、その全部が排気通路3Bに流入する。
ここで、その夫々の燃焼パターンが第1及び第4の気筒1a,1d並びに第2及び第3の気筒1b,1cにおいて例えば所定時間継続して実行されている場合、ECU4は、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼に切り替えると共に、第2及び第3の気筒1b,1cをストイキ燃焼又はリッチ燃焼に切り替え、更に、弁アクチュエータ23aを制御して分流通路切替弁23で第1排気ガス分流通路13を閉塞させる。
これにより、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリーンの排気ガスは、その全部が排気通路3Bに流入する。一方、第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたストイキ又はリッチの排気ガスは、その一部が第2排気ガス分流通路22を経て第1排気ガス分流通路13に分流すると共に、残りが排気通路3Bに流入する。
このように、本実施例5の内燃機関によれば、同一気筒において同一の燃焼パターンを継続させずとも、リーン運転を行いつつ、改質器12において効率良く改質ガスを生成することができる。これが為、本実施例5の内燃機関は、実施例1と同様の効果を奏するだけでなく、第1及び第2のS/C触媒装置21A,21Bの浄化性能や耐久性を維持し、更に、内燃機関本体1の耐久性等を向上させることができる。
続いて、硫黄被毒回復制御を行う場合、ECU4は、第1及び第4の気筒1a,1dをリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させる。その際、このECU4は、弁アクチュエータ23aを制御して、分流通路切替弁23により第2排気ガス分流通路22を閉塞させる。
これにより、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリッチの排気ガスは、その一部が第1排気ガス分流通路13に分流すると共に、残りが排気通路3Bに流入する。一方、第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリーンの排気ガスは、その全部が排気通路3Bに流入する。
ここで、その夫々の燃焼パターンが第1及び第4の気筒1a,1d並びに第2及び第3の気筒1b,1cにおいて例えば所定時間継続して実行されている場合、ECU4は、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼に切り替えると共に、第2及び第3の気筒1b,1cをリッチ燃焼に切り替え、更に、弁アクチュエータ23aを制御して分流通路切替弁23で第1排気ガス分流通路13を閉塞させる。
これにより、第1及び第4の気筒1a,1dから排出されたリーンの排気ガスは、その全部が排気通路3Bに流入する。一方、第2及び第3の気筒1b,1cから排出されたリッチの排気ガスは、その一部が第2排気ガス分流通路22を経て第1排気ガス分流通路13に分流すると共に、残りが排気通路3Bに流入する。
このように、本実施例5の内燃機関によれば、同一気筒において同一の燃焼パターンを継続させずとも、リッチの排気ガスとリーンの排気ガスを触媒装置11に流入させることができる。これが為、本実施例5の内燃機関は、実施例2と同様にリーンNOx触媒の硫黄被毒状態を回復することができ、更に、第1及び第2のS/C触媒装置21A,21Bの浄化性能や耐久性の維持、内燃機関本体1の耐久性等の向上を図ることができる。
尚、上述した本実施例5にあっては、4気筒の内、2気筒毎に分けて夫々の燃焼パターンを実行しているが、必ずしもその気筒数毎での燃焼パターンに限定するものではなく、これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例6について説明する。
本実施例6の内燃機関は、前述した実施例1の内燃機関と比して以下の点が異なり、その他の構成については実施例1と同様のものが設けられている。
ここで、この本実施例6の内燃機関においても、ECU4は、改質ガスを生成する際に、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼又はリッチ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させ、これにより、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
また、このECU4は、本実施例6にあっても、改質器12の改質用触媒の床温を上昇させる際に実施例3と同様の動作を内燃機関本体1に行わせ、即ち、第1及び第4の気筒1a,1dをリーン燃焼させ、排気ガス分流通路13を流れるリーンの排気ガスに燃料供給装置14から燃料を供給して、改質用触媒の床温を早期又は即座に少なくとも所定の活性温度まで上昇させる。
先ず、本実施例6の内燃機関においては、改質器12の改質用触媒の床温を計測する床温センサ24が設けられている。これが為、その改質用触媒の床温を直接計測することができるので、ECU4がその床温の上昇制御を実行するか否かを判断する際の精度が向上する。
ここで、本実施例6の内燃機関にあっても、リーン燃焼を行う第2及び第3の気筒1b,1cに改質ガス(水素ガス)を導入することによってリーン限界が拡大し、これにより燃料消費率が向上する。そして、そのリーン限界は、リーン燃焼を行う第2及び第3の気筒1b,1cへの改質ガス(水素ガス)の導入量が増加するにつれて拡大し、これにより、更なる燃料消費率の向上を図ることができる。
しかしながら、前述した実施例1等の内燃機関の構成においては、ストイキ燃焼又はリッチ燃焼を行う第1及び第4の気筒1a,1dでのEGR限界に応じて第2及び第3の気筒1b,1cへの改質ガス(水素ガス)の導入量も決められてしまうので、大幅なリーン限界の拡大を図ることができない。
そこで、本実施例6にあっては、改質ガス導入経路として、改質ガス導入通路15からリーン燃焼させる気筒に多量の改質ガスが導入できるよう流量調整弁16の下流側に改質ガス分配通路25を設けている。具体的に、本実施例6の改質ガス分配通路25は、リーン燃焼が行われる第2及び第3の気筒1b,1cと連通する吸気マニホルド2Bの分流通路に改質ガスの導入口が夫々開口される。
これが為、実施例1と同様にして改質器12で生成された改質ガスは、改質ガス導入通路15や流量調整弁16を経て吸気マニホルド2Bにおける第2及び第3の気筒1b,1c側の分流通路に導入される。
ここで、この導入された改質ガスは、その大部分が第2及び第3の気筒1b,1cに流入する一方、少量ではあるが吸気マニホルド2Bの集合部を迂回して、ストイキ燃焼を行う第1及び第4の気筒1a,1dにも流入する。
このように、本実施例6の内燃機関においては、ストイキ燃焼又はリッチ燃焼させる第1及び第4の気筒1a,1dよりもリーン燃焼させる第2及び第3の気筒1b,1cに多量の改質ガス(特に水素ガス)が導入されるので、その第2及び第3の気筒1b,1cにおける燃焼速度を実施例1よりも速めることができる。これが為、その第2及び第3の気筒1b,1cのリーン限界が更に拡大し、燃料消費率が大幅に向上する。尚、ここでは、実施例1と略同等の量の改質ガスが改質器12で生成されるものとする。
尚、上述した本実施例6にあっては4気筒の内の2気筒(第2及び第3の気筒1b,1c)をリーン燃焼させ、これらに多量の改質ガスを導入するよう構成しているが、複数気筒の内の少なくとも1気筒をリーン燃焼させて、これに多量の改質ガスを導入し得るよう構成すればよく、これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る内燃機関の実施例7について説明する。
本実施例7の内燃機関は、前述した実施例6の内燃機関と比して以下の点が異なり、その他の構成については実施例6と同様のものが設けられている。
ここで、この本実施例7の内燃機関においても、ECU4は、改質ガスを生成する際に、第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼させる一方、第2及び第3の気筒1b,1cをリーン燃焼させ、これにより、リーン運転を行わせつつ、改質ガスを効率良く生成させている。
また、このECU4は、本実施例7にあっても、改質器12の改質用触媒の床温を上昇させる際に実施例3と同様の動作を内燃機関本体1に行わせて、改質用触媒の床温を早期又は即座に少なくとも所定の活性温度まで上昇させる。
ところで、このECU4は、本実施例7にあっても、内燃機関本体1の耐久性等の悪化の可能性という実施例5と同様の理由から、ストイキ燃焼又はリッチ燃焼させている第1及び第4の気筒1a,1dをストイキ燃焼に切り替えると共に、リーン燃焼させている第2及び第3の気筒1b,1cをストイキ燃焼又はリッチ燃焼に切り替えることがある。
また、このECU4は、高負荷運転の要求があった場合、第1から第4の気筒1a〜1dの全てを例えばストイキ燃焼させることがある。
しかしながら、前述した実施例6の内燃機関においては、第1及び第4の気筒1a,1dよりも第2及び第3の気筒1b,1cの方に多量の改質ガスが導入されるので、燃焼パターンの切り替えや、第1から第4の気筒1a〜1dの全てをストイキ燃焼させることによってノッキングが起こる可能性が高くなる。
そこで、本実施例7にあっては、実施例6の流量調整弁16及び弁アクチュエータ16aに替えて、図7に示す流量調整弁付分配器26及び当該流量調整弁付分配器26を動作させる弁アクチュエータ26aを改質ガス導入通路15と改質ガス分配通路25との間に設ける。その弁アクチュエータ26aは、ECU4により動作制御される。
更に、この本実施例7の内燃機関には、流量調整弁付分配器26から改質ガスが導入され、第1及び第4の気筒1a,1dと連通する吸気マニホルド2Bの分流通路に夫々改質ガスの導入口が開口されている改質ガス分配通路27を設ける。便宜上、本実施例7においては、第1及び第4の気筒1a,1d側に改質ガスを導入する改質ガス分配通路27を第1改質ガス分配通路27といい、第2及び第3の気筒1b,1c側に改質ガスを導入する改質ガス分配通路25を第2改質ガス分配通路25という。
ここで、上述した流量調整弁付分配器26は、改質ガス導入通路15から送られてきた改質ガスや残存排気ガスを第1及び第2の改質ガス分配通路27,25に分配するものであって、その配分を流量調整弁の弁開度により調節し得るものである。
このように、本実施例1にあっては、第1及び第2の改質ガス分配通路27,25と流量調整弁付分配器26と弁アクチュエータ26aとによって、第1及び第4の気筒1a,1dと第2及び第3の気筒1b,1cへの改質ガスの供給割合を適宜変更し得る改質ガス供給割合可変手段が構成される。
上述したが如く構成された本実施例7の内燃機関によれば、ECU4は、燃焼パターンの切り替えに応じて、リーン燃焼を行う気筒に多量の改質ガスが導入されるよう弁アクチュエータ26aを制御し、第1及び第2の改質ガス分配通路27,25への改質ガスの配分を調節することができる。
これにより、リーン燃焼を行う気筒に対して常に多量の改質ガス(水素ガス)を導入することができるので、内燃機関本体1の耐久性等の悪化を抑制しつつ、低負荷運転時の全域において大幅な燃料消費率の向上を図ることができる。
また、高負荷運転の要求に応じてECU4が第1から第4の気筒1a〜1dの全てをストイキ燃焼させる場合、そのECU4は、かかる燃焼パターンの制御と共に、第1から第4の気筒1a〜1dに対して略同量の改質ガスが導入されるよう弁アクチュエータ26aを制御する。
これにより、第1及び第2の改質ガス分配通路27,25に対して略均等に改質ガスが配分され、第1から第4の気筒1a〜1dに対して略同量の改質ガスが導入されるので、ノッキングの発生を抑制することができる。
尚、上述した本実施例7にあっては、4気筒の内、2気筒毎に分けて夫々の燃焼パターンを実行しているが、必ずしもその気筒数毎での燃焼パターンに限定するものではなく、これによっても上記と同様の効果を奏することができる。
ここで、上述した各実施例1〜7においては4つの気筒を具備する内燃機関本体1を例示したが、必ずしもこれに限定するものではない。
また、その各実施例1〜7にあっては改質器12を排気通路3Bにおける触媒装置11の上流側に配置しているが、その改質器12は触媒装置11の下流側に配置してもよい。但し、排気通路3Bの排気ガスによる改質用触媒の昇温を効率的に行う為には、その排気ガスがより高温である触媒装置11の上流側に配置することが好ましい。
以上のように、本発明に係る内燃機関は、リーン運転を行いつつ、効率良く改質ガスを生成し得る技術として有用であり、特に、燃料消費率の向上に適している。
本発明に係る内燃機関の実施例1の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例2の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例3の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例4の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例5の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例6の構成を示す図である。 本発明に係る内燃機関の実施例7の構成を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関本体
1a 第1気筒
1b 第2気筒
1c 第3気筒
1d 第4気筒
2 吸気経路
2A 吸気通路
2B 吸気マニホルド
3 排気経路
3A 排気マニホルド
3B 排気通路
4 ECU(制御装置)
6 スロットルバルブ
6a スロットルバルブアクチュエータ
9a 第1燃料噴射装置
9b 第2燃料噴射装置
9c 第3燃料噴射装置
9d 第4燃料噴射装置
11 触媒装置
12 改質器
12a 筒体
12b 改質室
12c 排気通路
13 排気ガス分流通路(排気ガス分流経路)
14 燃料供給装置
15 改質ガス導入通路(改質ガス導入経路)
16 流量調整弁
16a 弁アクチュエータ
17 冷却装置
20 触媒
25 改質ガス分配通路(第2改質ガス分配通路:改質ガス導入経路)
26 流量調整弁付分配器
26a 弁アクチュエータ
27 第1改質ガス分配通路(改質ガス導入経路)

Claims (5)

  1. 第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、
    第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、
    前記第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、
    前記第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、
    この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、
    前記排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成する前記排気経路上の改質器と、
    この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、
    前記第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能、及び前記改質器の温度を昇温すべきときに前記第2燃焼パターン気筒をリーン燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能を有する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関。
  2. 第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、
    第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、
    前記第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、
    前記第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、
    この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、
    前記排気経路上に配置し、前記排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成すると共に、前記排気経路から流入した排気ガスの通路上に触媒を備える改質器と、
    この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、
    前記第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる機能、及び前記改質器の温度を昇温すべきときに前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼させる燃焼制御機能を有する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関。
  3. 前記第2燃焼パターン気筒よりも前記第1燃焼パターン気筒に多くの前記改質ガスが供給されるよう前記改質ガス導入経路を構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 第1燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第1燃焼パターン気筒と、
    第2燃焼パターンで燃焼を行う少なくとも一つの第2燃焼パターン気筒と、
    前記第1及び第2の燃焼パターン気筒から排出された夫々の排気ガスを外部に排気する排気経路と、
    前記第2燃焼パターン気筒から排出された排気ガスの内の少なくとも一部を分流させる排気ガス分流経路と、
    この排気ガス分流経路内に燃料を供給し得る燃料供給装置と、
    前記排気ガス分流経路の排気ガスと当該排気ガス中に前記燃料供給装置から供給された燃料とを流入させて改質ガスを生成する改質器と、
    この改質器で生成した前記改質ガスを吸気経路に導入する改質ガス導入経路と、
    前記第1燃焼パターン気筒をリーン燃焼させる一方、前記第2燃焼パターン気筒をリッチ燃焼又はストイキ燃焼させて、前記燃料供給装置から燃料を噴射させる制御装置と、
    前記第1燃焼パターン気筒と前記第2燃焼パターン気筒への前記改質ガスの供給割合を可変させる改質ガス供給割合可変手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関。
  5. 前記制御装置に、機関運転状態に応じて、前記第1及び第2の燃焼パターン気筒をストイキ燃焼させ、前記改質ガス供給割合可変手段を作動させる機能を設けたことを特徴とする請求項4記載の内燃機関。
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