JP4206123B2 - プラスチック製の浴室天井材およびその製造方法 - Google Patents

プラスチック製の浴室天井材およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面壁と裏面壁からなり、表面壁と裏面壁との間が中空部をなす中空二重壁構造の天井材であって、主に浴室の天井を構成するプラスチック製の浴室天井材およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
浴室ユニットをプラスチック製の壁材および天井材で構築する技術は、特開昭55−98572号公報または特開平6−108675号公報に記載されており、これらのユニットバスにおいて、天井壁は、2枚のアルミニウム板の外皮にポリエチレン等のプラスチック材を充填した中空二重壁構造のパネルか、あるいはプラスチック製の単壁構造のパネルで構築されていた。また、特公昭62−43022号公報には、浴室の天井壁として発泡プラスチック天井板を用いることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年のユニットバスは、天井に乾燥機を設置して洗濯物の乾燥室としても利用できるようにしたものが多くなっているが、そのための乾燥機はかなりの重量物であるから、浴室の天井壁も乾燥機を設置するうえで十分な強度と剛性を要求されるに至っている。
【0004】
ところが、前掲の特開昭55−98572号公報または特開平6−108675号公報に記載されてような天井壁では、2枚のアルミニウム板の外皮にポリエチレン等のプラスチック材を充填した中空二重壁構造のパネルか、あるいはプラスチック製の単壁構造のパネルで構築されているので、乾燥機を設置するうえで強度や剛性が不足して、別途補強手段を付加しなければならず、天井構造が複雑化するという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明は、従来のこの種の問題点に対処するものであって、浴室天井材を表面壁と裏面壁からなる中空二重壁構造と、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成され、該浴室天井材は、表面壁および裏面壁を横切る形態で複数の構成部材に分割され、各構成部材は互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させて一体状に連結して一つの天井材とされるとともに、両構成部材は、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルトを天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ接合部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合することにより互いに一体状に締結することにより、簡単な構成のものでしかも乾燥機を設置する場合に要求されるような十分な強度と剛性を備えたプラスチック製の浴室天井材と、ブロー成形によりその浴室天井材を製造する方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、プラスチック製天井材として請求項1ないしに記載する構成を、また、その天井材の製造方法として請求項ないしに記載するブロー成形手段を提供するものである。
【0007】
すなわち、請求項1に係るプラスチック製の浴室天井材は、表面壁と裏面壁とからなり、表面壁と裏面壁との間が中空部をなす中空二重壁構造のプラスチック製の浴室天井材であって、表面壁および裏面壁は、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成され、該浴室天井材は、表面壁および裏面壁を横切る形態で複数の構成部材に分割され、各構成部材は互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させて一体状に連結して一つの天井材とされるとともに、両構成部材は、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルト天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ接合部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合されることにより互いに一体状に締結される、ことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に係るプラスチック製の浴室天井材は、請求項1の構成において、表面壁と裏面壁は異なる形状をなし、かつ表面壁は滑面状に形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に係るプラスチック製の浴室天井材は、請求項1または2の構成において、表面壁と裏面壁との間に形成された中空部に、発泡材を充填したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に係るプラスチック製の浴室天井材の製造方法は、請求項記載の構成において、各構成部材の互いの重ね合わせ接合部は、その裏側から表側にボルトを挿通して表側にインサートされているナットに螺合して固着することを特徴とするものである。
【0011】
請求項5に係るプラスチック製の浴室天井材の製造方法は、請求項記載の構成において、ナットのインサート部は、中空二重壁構造の壁が溶着一体化されていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6に係るプラスチック製の浴室天井材の製造方法は、表面壁と裏面壁からなり、表面壁と裏面壁との間が中空部をなす中空二重壁構造体で、表面壁および裏面壁は、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成されるプラスチック製の浴室天井材の製造方法であって、該浴室天井材は、複数の構成部材を分割した状態でそれぞれブロー成形した後、各構成部材互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させ、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルトを天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合させることにより両構成部材を互いに一体状に連結して一つの天井材とすることを特徴とするものである。
【0013】
請求項7に係るプラスチック製の浴室天井材の製造方法は、請求項記載の手段において、表面壁と裏面壁との間に形成された中空部に、発泡材を充填することを特徴とするものである。
【0014】
請求項8に係るプラスチック製の浴室天井材の製造方法は、請求項記載の手段において、裏面壁の一部を切除し、その切除部位に開口した中空部をマスキング部材により封止したうえ中空部に発泡材を充填し、次いでマスキング部材を取り除いたうえ上記裏面壁の切除部位に対応する表面壁の部分を切除して、開口窓を形成することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面は本発明に係るプラスチック製の浴室天井材として、浴室の天井壁を構築するものを例示している。図1はプラスチック製の浴室天井材の全体斜視図、図2は図1のX−X線矢視方向の断面図、図3は図2の波線円Y内の拡大断面図、図4は他の形態に係るプラスチック製の浴室天井材の一部の断面図、図5は図4に示す形態において乾燥機載置板を取り付けた態様の断面図、図6は本発明の実施の形態を示す分解斜視図、図7は図6の一部分を詳細に示す断面図、図8は図6のものの組み合わせ態様を示す斜視図である。
【0016】
図1ないし図3において、1は浴室天井材である。この浴室天井材1は、耐衝撃性ポリスチレン樹脂をブロー成形した中空二重壁構造をなすものである。浴室天井材1は、表面壁2と裏面壁3からなり、表面壁2と裏面壁3とはそれらの外周を囲む側面壁4によって一体状に成形され、表面壁2、裏面壁3および側面壁4に囲まれた部分は中空部5をなしている。なお、浴室天井材1の表面壁2は浴室内側の面であり、裏面壁3は天井裏側の面である。
【0017】
浴室天井材1の裏面壁3は、裏面側に凸となる曲面部6と平面状の乾燥機載置部7を有しており、曲面部6には、点検窓8が形成されている。点検窓8は付属の蓋板(図示せず)により開閉自在である。乾燥機載置部7には乾燥風の吹出窓9が必要に応じ切除して開口可能となっており、10はそのための切除刃入れ溝である。乾燥機Aは、図5に示すように、乾燥機載置部7の裏面壁3(天井裏)側に取り付けるようになっている。
【0018】
浴室天井材1は、その表面壁2が全体として滑面状(フラットな面)をなしていて、浴室内の天井面が外観性が損なわれないようにしており、浴室天井材1を補強するリブ(図示せず)などは裏面壁3側に形成している。
【0019】
図1ないし図3に示す浴室天井材1は、所要の寸法に成形可能であるが、通常、その寸法は1200×1600(mm)、1600×1600(mm)、1600×2000(mm)である。
【0020】
本発明に係る中空二重壁成形品を構成する樹脂は、引張弾性率が7000Kg/cm以上の剛性を有するプラスチックであって、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタート樹脂、ポリブチレンテレフタート樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂あるいはこれらのブレンド物など、剛性にすぐれたブロー成形可能な熱可塑性樹脂である。
【0021】
浴室天井材1は、その中空部5に発泡材11を充填した構成とすることができる。この構成とするにあたり、乾燥機載置部7に吹出窓9を開口しない場合には、そのままで中空部5に発泡材11を充填するが、乾燥機載置部7に吹出窓9を開口する場合には、図4に示すように、裏面壁3の切除刃入れ溝10で囲まれた部分を切除したうえ、その切除部位に開口した部分をマスキング部材12で塞いで、中空部5に発泡材を充填する。このようにマスキング部材12を用いることにより、充填する発泡材11に漏れが生じない。
【0022】
発泡材11は、不活性気体の混入(気体混入法)や発泡剤分解法、溶剤気散法、化学反応などにより発泡するポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリウレタン樹脂、ナイロン樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂などであるが、これらのうち特にポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂等の発泡済みの粒状体である発泡ビーズを用いるのが好適である。
【0023】
図4に示すように、中空部5に発泡材11を充填した天井材1の乾燥機載置部7には、図5に示すように、マスキング部材12を取り除いて締め具13を配置し、乾燥機載置板14をボルト15とナット16で取り付ける。締め具13は裏面壁3の係止段部17に係止しており、ボルト15とナット16で締め付けられる乾燥機載置板14は表面壁2に係止して強固に固定される。
【0024】
本発明に係る浴室天井材1は、図6に示すように、複数の構成部材に分割可能な構成とする。図6に示す例では、浴室天井材1を乾燥機載置部7を有する共通部分18と、点検窓8を有する選択部分19とし、共通部分18に選択部分19を互いの重ね合わせ接合部20で一体状に連結して一つの浴室天井材1を構成するようになっている。
【0025】
重ね合わせ接合部20は、共通部分18の凹段部21に選択部分19の庇部22を被せて、選択部分19側から共通部分18側にボルト23をナット24に締め付け固定する構造となっている。すなわち、重ね合わせ接合部20の裏側にあたる共通部分18の凹段部21にはナット24がインサートされていて、重ね合わせ接合部20の表側にあたる選択部分19のボルト挿通孔25からボルト23を挿通してナット24に螺合し、共通部分18に選択部分19を互いの重ね合わせ接合部20で一体状に連結するようになっている。共通部分18の凹段部21におけるナット24のインサート部は、中空二重壁構造の壁が溶着一体化されている。図7に示すように、共通部分18の凹段部21と選択部分19の庇部22との間にはシール部材26,27を介在させて両者間をシールしている。
【0026】
図6に示す実施の形態においては、共通部分18に対して選択部分19が分割可能であるから、図8に示すように、天井材1の所要寸法に応じて、寸法の異なる選択部分19a,19b,19cを選択することができる。図8において、28は点検窓8の蓋体である。
【0027】
本発明に係る浴室天井材1は、引張弾性率が7000Kg/cm以上の剛性を有するプラスチックでなる中空二重壁構造であり、しかもその表面壁2と裏面壁3の形状が異なるので、全体の強度と剛性にすぐれており、乾燥機のような重量物であっても、安全かつ確実に取り付けることができる。また、中空二重壁構造であるから断熱性にすぐれ、保温性能が高いものである。殊に中空部5に発泡材を11を充填してあるので、いっそうその効果を向上させることができる。
【0028】
本発明に係る浴室天井材1は、一体状のものまたは分割部分をそれぞれブロー成形するが、殊に分割部分をそれぞれブロー成形することにより、ブロー成形金型および成形機を小さくすることができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、浴室天井材を表面壁と裏面壁からなる中空二重壁構造と、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成され、該浴室天井材は、表面壁および裏面壁を横切る形態で複数の構成部材に分割され、各構成部材は互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させて一体状に連結して一つの天井材とされるとともに、両構成部材は、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルトを天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ接合部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合することにより互いに一体状に締結することにより、簡単な構成のものでしかも乾燥機を設置する場合に要求されるような十分な強度と剛性を備えたプラスチック製の浴室天井材を得ることができ、また、そのようなプラスチック製の浴室天井材をブロー成形により製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラスチック製の浴室天井材の全体斜視図である。
【図2】 図1のX−X線矢視方向の断面図である。
【図3】 図2の波線円Y内の拡大断面図である。
【図4】 他の形態に係るプラスチック製の浴室天井材の一部の断面図である。
【図5】 図4に示す形態において乾燥機載置板を取り付けた態様の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図7】 図6の一部分を詳細に示す断面図である。
【図8】 図6のものの組み合わせ態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浴室天井材
2 表面壁
3 裏面壁
4 側面壁
5 中空部
6 裏面側に凸となる曲面部
7 乾燥機載置部
8 点検窓
9 乾燥風の吹出窓
10 切除刃入れ溝
11 発泡材
12 マスキング部材
13 締め具
14 乾燥機載置板
15 ボルト
16 ナット
17 係止段部
18 共通部分
19,19a,19b,19c 選択部分
20 重ね合わせ接合部
21 凹段部
22 庇部
23 ボルト
24 ナット
25 ボルト挿通孔
26,27 シール部材
28 点検窓8の蓋体

Claims (8)

  1. 表面壁と裏面壁とからなり、表面壁と裏面壁との間が中空部をなす中空二重壁構造のプラスチック製の浴室天井材であって、表面壁および裏面壁は、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成され、該浴室天井材は、表面壁および裏面壁を横切る形態で複数の構成部材に分割され、各構成部材は互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させて一体状に連結して一つの天井材とされるとともに、両構成部材は、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルト天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ接合部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合されることにより互いに一体状に締結される、ことを特徴とするプラスチック製の浴室天井材。
  2. 表面壁と裏面壁は異なる形状をなし、かつ表面壁は滑面状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のプラスチック製の浴室天井材。
  3. 表面壁と裏面壁との間に形成された中空部に、発泡材を充填したことを特徴とする請求項1または2記載のプラスチック製の浴室天井材。
  4. 各構成部材の互いの重ね合わせ接合部は、その裏側から表側にボルトを挿通して表側にインサートされているナットに螺合して固着することを特徴とする請求項記載のプラスチック製の浴室天井材。
  5. ナットのインサート部は、中空二重壁構造の壁が溶着一体化されていることを特徴とする請求項記載のプラスチック製の浴室天井材。
  6. 表面壁と裏面壁からなり、表面壁と裏面壁との間が中空部をなす中空二重壁構造体で、表面壁および裏面壁は、引張弾性率が7000Kg/cm2以上の剛性を有する耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群より選ばれるプラスチックで構成されるプラスチック製の浴室天井材の製造方法であって、該浴室天井材は、複数の構成部材を分割した状態でそれぞれブロー成形した後、各構成部材互いの重ね合わせ接合部の間にシール部材を介在させ、重ね合わせ接合部において裏側に位置する一方の構成部材に設けたボルト挿通孔に天井裏側からボルトを挿通し、該ボルトを天井裏側からボルト挿通孔を介して重ね合わせ部において表側に位置する他方の構成部材の中空部内で螺合させることにより両構成部材を互いに一体状に連結して一つの天井材とすることを特徴とするプラスチック製の浴室天井材の製造方法。
  7. 表面壁と裏面壁との間に形成された中空部に、発泡材を充填することを特徴とする請求項記載のプラスチック製の浴室天井材の製造方法。
  8. 裏面壁の一部を切除し、その切除部位に開口した中空部をマスキング部材により封止したうえ中空部に発泡材を充填し、次いでマスキング部材を取り除いたうえ上記裏面壁の切除部位に対応する表面壁の部分を切除して、開口窓を形成することを特徴とする請求項記載のプラスチック製の浴室天井材の製造方法。
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