JP4204888B2 - 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ - Google Patents

主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ Download PDF

Info

Publication number
JP4204888B2
JP4204888B2 JP2003091944A JP2003091944A JP4204888B2 JP 4204888 B2 JP4204888 B2 JP 4204888B2 JP 2003091944 A JP2003091944 A JP 2003091944A JP 2003091944 A JP2003091944 A JP 2003091944A JP 4204888 B2 JP4204888 B2 JP 4204888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
recess
dust
dust removing
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003091944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003245239A (ja
Inventor
雅巳 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaijirushi Hamono Center KK filed Critical Kaijirushi Hamono Center KK
Priority to JP2003091944A priority Critical patent/JP4204888B2/ja
Publication of JP2003245239A publication Critical patent/JP2003245239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4204888B2 publication Critical patent/JP4204888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを重ね合わせて指の挿入部を形成し、その挿入部の中に指を挿し込んで被服等に宛がうことによって埃を除去する埃除去具に関する。この埃除去具は携帯してもよいが、主にビジネスホテルなどの宿泊施設の各部屋において宿泊客に使用してもらうためのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート状埃除去具はほぼ矩形の袋状に形成され、袋の中に形成された挿入部も袋の形に合わせて単なる矩形の形状であった(例えば、特許文献1。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−253383号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシート状埃除去具は前述したように矩形の袋状に形成され、通常2本の指を挿入して使用する。しかし2本の指がちょうど納まるだけの大きさであると衣服全体を掃除する場合の効率が悪いので、それよりも大きく形成して粘着面を広くしている。また、粘着面を広くするために3本の指が入るように形成すると指の太い人と細い人の差が顕著になり、特に指の細い人はゆる過ぎて使用しづらくなる。
【0005】
挿入部を2本分の指よりも大きく形成したときは、使用時に粘着面を広く使うため及び埃除去具が指から外れないようにするために、挿入した2本の指を広げて埃除去具を左右に広げて張る必要がある。三本の指が入るように形成したときも同様に左右に広げて張る必要がある。しかし、埃の除去作業中ずっと広げていることは指が疲れるので面倒な作業となってしまう。そこで本発明は、それほど強い力で広げて張らなくても粘着面を広く使うことができ、使用中に埃除去具が指から外れることのないシート状埃除去具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せであって、埃除去具に台紙が貼着され、台紙にはその台紙を吊り下げるための吊り下げ孔が設けられ、且つ吊り下げ孔は埃除去具に貼着していない台紙部分のみに設けられており、埃除去具は、被服等に付着している埃を取り去る埃除去シートと、該埃除去シートに重ねられた背面シートを有し、前記埃除去シートに粘着剤が塗布された粘着面が形成され、前記重ねられた両シートの間に指の挿入部を有し、且つ挿入部に指を挿し入れるための挿入口を有しており、前記挿入部は2又は3の挿入区域に分けられ、挿入区域は、前記両シートの先端から凹部を設けることにより形成されており、凹部には埃除去具に貼着していない台紙が存在し、前記吊り下げ孔の少なくとも一部が凹部内に入り込んでいる構成である。
【0007】
請求項2は、凹部によって分割された両シートの2つの先端のいずれよりも吊り下げ孔は凹部に入り込み、したがって、吊り下げ孔全体が凹部内に入り込んでいる要素が請求項1に付加された構成である。
【0008】
【発明の効果】
請求項1は、埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せであって、埃除去具に台紙が貼着され、台紙にはその台紙を吊り下げるための吊り下げ孔が設けられ、且つ吊り下げ孔は埃除去具に貼着していない台紙部分のみに設けられており、埃除去具は、被服等に付着している埃を取り去る埃除去シートと、該埃除去シートに重ねられた背面シートを有し、前記埃除去シートに粘着剤が塗布された粘着面が形成され、前記重ねられた両シートの間に指の挿入部を有し、且つ挿入部に指を挿し入れるための挿入口を有しており、前記挿入部は2又は3の挿入区域に分けられ、挿入区域は、前記両シートの先端から凹部を設けることにより形成されており、凹部には埃除去具に貼着していない台紙が存在し、前記吊り下げ孔の少なくとも一部が凹部内に入り込んでいる。したがって、孔が凹部内に入り込んだ分だけ台紙の長さを短くすることができる。また、吊り下げ棒に吊り下げられているときに埃除去具を台紙ごと下に引くことによって台紙が破れて簡単に外すことができる。
【0009】
請求項2は、凹部によって分割された両シートの2つの先端のいずれよりも吊り下げ孔は凹部に入り込み、したがって、吊り下げ孔全体が凹部内に入り込んでいる。これにより両シートの先端を台紙の縁に近づけることができるから、台紙の長さを埃除去具の長さとほぼ同じにすることができて台紙をより短くすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1に示す埃除去具1の埃除去シート2と背面シート4は重ねられて周縁が接着されている。埃除去シート2の粘着面は図1又は図2の紙面の裏側の面であって、この粘着面に粘着剤が塗布されている。粘着剤としては例えばセロハンテープに使用されている粘着剤が使用されるが、他の粘着剤であっても差し支えない。埃除去シート2の先端中央には凹部3が設けられている。
【0011】
背面シート4は薄くて透明なプラスチックのシートを材料とし、埃除去シート2と同じ形をなし、それよりもやや短く形成されている。先端には凹部3が設けられている。したがって、埃除去シート2と背面シート4の先端縁及び両側縁は一致しており、所定幅の縁部5に沿って両シート2,4は接着されている。後縁は接着されておらず、挿入口6が形成されている。前述したように背面シート4は埃除去シート2よりも短いから、埃除去シート2の後部は挿入口6よりも後方に延びている。これによって、挿入口6に指を挿入し易いのである。
【0012】
両シート2,4の間の中空部は挿入口6から連通する挿入部7であって、凹部3を設けることによってその挿入部7は2つの挿入区域8,9に分けられている。両挿入区域8,9の先方はそれらの一部をなす指先挿入部18,19として画定されている。挿入区域8,9の先端部すなわち指先挿入部18,19の先端部は閉じられているが、本発明はこれに限定されるものでなく先端が開放されていてもよい。
【0013】
前述したように凹部3が中央に設けられているので2つの挿入区域8,9は対称的に形成され、したがって、それらの長さと幅は同じである。ただし、本発明はこのような構成に限定されるものでなく、凹部3が中央になくてもよく、挿入区域8,9の幅や長さが異なっていてもよい。また、片方の挿入区域を指が2本入る大きさにして全体で3本の指を挿入できるようにしてもよいし、3つの挿入区域を設けて3本の指を挿入できるようにしてもよい。凹部3は浅めに形成されているがもっと深いものであってもよい。挿入口6についても両シート2,4の後部を接着せずに開放したものに限定されるものでなく、例えば両シート2,4の後部を接着し、背面シート4にスリットを設けてそれを挿入口としても差し支えない。スリットは1つでもよく指の本数に分けてもよい。
【0014】
図3は、埃除去シート2に台紙15が貼着されている状態を示している。台紙15は表面に剥離剤が塗布されており、その台紙15の上部に吊り下げ孔16が設けられ、この吊り下げ孔16の全体が凹部3に入り込んでいる。吊り下げ孔16の一部のみが凹部3内に入り込んでもよいことは勿論である。吊り下げ孔16を凹部3に入り込むように設けることによって、吊り下げ孔16を埃除去具1の上部に設けた場合よりも台紙15の長さを短くすることができる。また、吊り下げ孔16を埃除去具に貼着していない台紙部分のみに設けることによって、吊り下げ孔16にハンガーを通して台紙15を吊り下げておいた場合に、台紙15をずらしてハンガーから外さなくても台紙15を下に引くことによって台紙が破れて容易に外すことができる。埃除去具1を使用するときは、まず指を挿入区域8,9に挿入し、台紙15の隅を摘んで台紙15を粘着面17から剥がせばよい。台紙15は埃除去具1よりも大きいからはみ出しており、そのはみ出し部分を指で摘むことができる。
【0015】
【実施例】
図4は実施例であり、凹部11はやや左寄りに形成されている。これによって左側の挿入区域12は右側の挿入区域13よりも幅が狭く、左側の指先挿入部20は右側の指先挿入部21よりも細い。通常、左側の挿入区域12には人差し指が挿入され右側の挿入区域13には人差し指よりも太い中指が挿入されるので、挿入される指の太さに合わせて形成されている。また、右側の指先挿入部21は左側の指先挿入部20よりも先方へ延びている。これは、人差し指よりも中指の方が長いのでそれに合わせたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の使用状態図
【図2】 本発明の背面図
【図3】 本発明を台紙に貼付した状態図
【図4】 実施例の背面図
【符号の説明】
1 埃除去具
2 埃除去シート
3 凹部
4 背面シート
5 縁部
6 挿入口
7 挿入部
8 挿入区域
9 挿入区域
11 凹部
12 挿入区域
13 挿入区域
14 背面シート
15 台紙
16 吊り下げ孔
18 指先挿入部
19 指先挿入部
20 指先挿入部
21 指先挿入部

Claims (2)

  1. 埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せであって、埃除去具に台紙が貼着され、台紙にはその台紙を吊り下げるための吊り下げ孔が設けられ、且つ吊り下げ孔は埃除去具に貼着していない台紙部分のみに設けられており、埃除去具は、被服等に付着している埃を取り去る埃除去シートと、該埃除去シートに重ねられた背面シートを有し、前記埃除去シートに粘着剤が塗布された粘着面が形成され、前記重ねられた両シートの間に指の挿入部を有し、且つ挿入部に指を挿し入れるための挿入口を有しており、前記挿入部は2又は3の挿入区域に分けられ、挿入区域は、前記両シートの先端から凹部を設けることにより形成されており、凹部には埃除去具に貼着していない台紙が存在し、前記吊り下げ孔の少なくとも一部が凹部内に入り込んでいることを特徴とする埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ。
  2. 凹部によって分割された両シートの2つの先端のいずれよりも吊り下げ孔は凹部に入り込み、したがって、吊り下げ孔全体が凹部内に入り込んでいる請求項1記載の埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ。
JP2003091944A 2003-03-28 2003-03-28 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ Expired - Fee Related JP4204888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003091944A JP4204888B2 (ja) 2003-03-28 2003-03-28 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003091944A JP4204888B2 (ja) 2003-03-28 2003-03-28 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003245239A JP2003245239A (ja) 2003-09-02
JP4204888B2 true JP4204888B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=28672966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003091944A Expired - Fee Related JP4204888B2 (ja) 2003-03-28 2003-03-28 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4204888B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003245239A (ja) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5129994B2 (ja) 延伸剥離テープ
JP4204888B2 (ja) 主に被服に用いるシート状埃除去具と剥離可能なその台紙の組合せ
US8550423B2 (en) Decoration hanger
GB2364375A (en) Disposable drill debris collection pouch
JP2001329235A (ja) かつら装着用両面接着テープ
JP4262899B2 (ja) シール作製用テープ
JP3062923U (ja) 塵埃除去具
KR200206428Y1 (ko) 북커버
JP3170999U (ja) 貼付剤貼付用補助具
JP3080012U (ja) 分離型付箋シート
CN211044833U (zh) 电子产品用标签
JPH0390393A (ja) 書籍用の付箋セット
JP3055819U (ja) 運搬箱用伝票ホルダー
JP3056335U (ja) 両面テープ
JP2006110862A (ja) 見出し
JP2007023247A (ja) 耳付き粘着テープができる間欠粘着テープ
JP3012104U (ja) ナプキン
JP3108700U (ja) 改良型粘着テープ
JPH1095192A (ja) 簡易インデックス
JP3062537U (ja) 埃取りクリ―ナ―
JP3135309U (ja) 片面粘着シートを利用した携帯用クリーナー
US20190350430A1 (en) Stack of sheets with adhesive backing for lint removal
JPH088142Y2 (ja) ファイル
JP3008664U (ja) 粘着式ファイル
JP2002130243A (ja) 清め塩等の粘着クリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060511

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060612

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080806

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees