JP4202932B2 - Cdma信号電力推定装置及び方法 - Google Patents

Cdma信号電力推定装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4202932B2
JP4202932B2 JP2003585450A JP2003585450A JP4202932B2 JP 4202932 B2 JP4202932 B2 JP 4202932B2 JP 2003585450 A JP2003585450 A JP 2003585450A JP 2003585450 A JP2003585450 A JP 2003585450A JP 4202932 B2 JP4202932 B2 JP 4202932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain value
analog
received signal
digital
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003585450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005539412A5 (ja
JP2005539412A (ja
Inventor
リミニ,ロベルト
カルボーン,ニック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Oyj
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nokia Oyj filed Critical Nokia Oyj
Publication of JP2005539412A publication Critical patent/JP2005539412A/ja
Publication of JP2005539412A5 publication Critical patent/JP2005539412A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4202932B2 publication Critical patent/JP4202932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

本発明は、一般にワイヤレス通信システムに関し、特に、CDMA(又は類似のもの)規格に従って動作する受信機にて受信された信号の電力を、信号に著しい量の干渉が含まれていたとしても、確実に推定することに関する。本発明は、受信機が経済的に有利な直接変換構成(direct-conversion architecture)を用いている場合に、特に有用である。これは、直接変換の開ループ電力制御回路は、標準的なスーパーヘテロダイン受信機と比べて、あまり干渉を除去しないためである。
ワイヤレス通信技術は、人々が距離を隔てて通信する方法に大変革をもたらしてきた。19世紀における近代的な通信システムの開始以来、事実上、全てのこのようなシステムは、見通し線に依拠することを不要とし、電線を通じて動作するものである。電線の一端から他端へと伝送される電気信号のパターンを用いて、両端の各装置は、効率的で確実な通信を確立することができた。より正確には、長距離を進むために、電気信号は、交換機により相互接続されてネットワークを形成したいくつもの電線で伝送される。交換機は、任意の装置が他の任意のものと接続して通信できるように、両者がネットワークにリンクされていてしかも他に使用されていない限りにおいて、ほぼ全ての所望の電線の組み合わせを接続可能としている。この種のネットワークは、電報として始まって電話となったものであり、現在では、普通の電話サービス(POTS)と称されることが多い。同様の専用のすなわちアクセスの限定されたネットワークは、現在でも使用されている。このようなネットワークは、電話機及びコンピュータ等の機器間における、音声及びデータを含む通信トラフィックの確実な伝達手段を提供している。POTS及び同様の有線システムの主な短所は、これらの機器が、ネットワーク・アクセスポイントに配置されていなければならないということである。なお、これらの機器は、そのネットワーク・アクセスポイントに対して、物理的に接続されており、進行中の通信セッションの期間中は移動不能である。さらに、発呼側及び被呼側間の連続した接続を確立するために用いられるどのようなネットワークリソースも、実際の通信がなされない間にも、セッションの際と同様に保たれなければならない。
ワイヤレス通信は、主に無線電波に依拠しており、これら両問題に対処するものである。最初の無線通信は、ずっと以前から始まっているが、ワイヤレス通信が一般に広く利用可能となってきたのは、比較的最近のことである。今日では、多くの人々が有線サービスに加えて(又はその代わりに)、携帯電話に加入している。典型的には、加入者は、ネットワークの有効範囲に亘って設置されたネットワーク送受信機と無線通信可能な1台又はそれ以上の移動局を、所持することになる。移動局自体は、送信機及び受信機を含み、通常、電話機、コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、又は同様の機器である。当然、移動局が実際に移動可能である必要はなく、ここに用いられた用語の「移動局」は、これらの機器、及びワイヤレスネットワークと無線通信可能なあらゆる他の同様のものに当てはまることになる。
図1は、本発明による受信電力推定を実施する移動局と通信するのに用いられうる典型的なワイヤレスネットワーク100における選択された構成要素を示すブロック図である。ネットワーク100には、複数の基地サービス局(BSS)が含まれる。ここでは、BSS105、BSS110、及びBSS115である。BSSは3つのみ図示されているが、実際のネットワークでは、多数となるであろう。各BSSには、基地局送受信機(BST)及び基地局コントローラ(BSC)が、含まれている。例えば、図1では、BST106及びBSC107がBSS105に含まれ、BST111及びBSC112がBSS110に含まれ、BST116及びBSC117がBSS115に含まれている。その代わりに、単一のBSCが、何台ものBSTを制御してもよい。ネットワーク100の有効範囲は、いくつものセルに分割されている。各セルには、BST(及びおそらくはBSC)がある。説明のために、図1には3つのセルが、セル104、セル109、及びセル114として挙げられている。典型的なネットワークは、図1に示されたものとは異なり、このようなセルを多数備えている。なお、各セルは、大きさが様々で相互に重なり合っていてもよい。
個々の加入者は、移動局(MS)130のような移動局を利用して、ネットワークと通信するとともにネットワークを通じて通信する。この通信は、通常、移動局が現在位置しているセルに対応したBSTを通じて、あるいは、隣接したセルのBSTを通じてなされる。このように、移動局が基地局との通信に使用する各無線周波数は、信号が相互に混信又は干渉しないだけ充分に、他のセルが離れている限りにおいて、他のセルでの同様の通信にも利用されうる。当然、送信電力は、あるセルでなされた送信が、同一の周波数が使用されている他のセルに、到達しない(顕著なレベルで)ように、限定されている。図1の実施例では、MS130は、無線周波数(RF)リンク135を通じて、BSS115と通信している。RFリンク135には、BST116からMS130への送信を搬送する順方向リンク136と、MS130がBST116への送信に用いる逆方向リンク137とが、含まれている。逆方向リンク137は、トラフィック(実際の通信)及び制御シグナリングの双方に利用されうる。順方向リンク136についても同じことが成り立つ。この順方向リンク136には、パイロットチャネル、同期チャネル、及び呼び出しチャネルが、含まれている。パイロットチャネル信号は、各BSTにより連続して送信されており、移動局が、実際の通信のための音声又はデータリンクを登録(自身の存在をネットワークに通知)又は確立できるように、基地局の位置を特定する手段である。同期チャネルメッセージにより、各移動局は、CDMA信号のフレーム同期を得ることができる。呼び出しチャネルは、移動局を呼び出して、着呼の通知及び同様のメッセージを提供するのに用いられる。
通常の状態では、MS130は、セル114内に位置している間、BSS115のみと通信する。例えば、セル109へと進むにつれ、BSS110からのパイロットチャネルメッセージが強くなってくるのを検出し、それとの間にも同様に通信を確立可能となる。(また、ネットワークにより、最も近くのBSSが利用可能となった近傍の各セルに対応したBSSを通じた通信が可能となってもよい。)この冗長性により、MS130が移動してゆく際にも、連続した通信が可能となる。移動局は、あるセルから他のセルへと移動した場合、「ハンドオフ」と称する過程にて、あるBSTから他のものへと切り替える。元のBSTとのリンクが切断される前に、第2のBSTとの通信が確立されることが、理想的である。この場合(「ソフトハンドオフ」と称する)、加入者は、伝送の中断をほとんどあるいは全く感じないことになる。
図1におけるBSS105及びBSS110のように、BSSは、MSC120等の移動交換センタ(MSC)を通じて直接又は間接的にすべて接続されていたとしても、相互に直接通信してもよい。MSC120は、それの接続されているBSSと通信している移動局間の音声通話の交換を行い、ネットワーク(図示せず)自体を通じてのあらゆる他の機器への通話の交換を行う。領域内で動作している移動局に関する情報は、ビジタ位置登録(VLR)データベース122内に格納される。このVLRデータベース122は、MSC120に接続している。また、MSC120には、より現代的な移動局からのパケットデータ及び該移動局へのパケットデータの交換を同様に行うパケットデータ交換ノード(PDSN)124が、含まれていてもよい。
上述のように、セルラ電話の周波数を再利用することにより、そうしない場合よりも、より多くの加入者が活発に通信可能となる。すなわち、例えば、全移動局の各々に、広い大都市のあらゆるところで使用するように、それぞれの周波数が割り当てられる場合、利用可能なチャネルがすぐに使い尽くされ、話中信号が非常によくみられるようになってしまう。但し、周波数の再利用では、ある移動局により使用中の同一の周波数チャネルが、数マイルしか離れていないところで動作する他の移動局に対して割り当てられてもよい。
さらに、いくつかの多元接続方式が開発されてきた。標準的な周波数分割多元接続(FDMA)は、利用可能な伝送スペクトル(帯域幅)を、単に、個々のチャネルに分割し、これらのチャネルを、音声又はデータ通信の必要に応じて割り当てる。但し、任意のこのような通信セッションにおいて、かなりの時間、実際の通信は、なされないことになる。そのチャネルは、単純に、常時必要というわけではない。しかしながら、それは、セッションの継続時間に亘って割り当てられ、他の(ローカルの)加入者により使用不能であることを意味する。多元接続方式により、同一又は隣接するセル内にて操作中の各ユーザが、周波数チャネルを共用可能となる。
TDMA方式では、例えば、利用可能な各周波数はタイムスロットに分割され、個々の通信チャネルは、所定の周波数での個々のタイムスロットにより規定される。タイムスロット数が充分低く保たれるなら、ほとんどの任意の通信が、加入者に分かるような遅延なく送信されうる。TDMAを用いると、所定の通話内で、より多くの同時通信が発生しうる。当然、送信側及び受信側は、各々が適切なタイムスロットを用いるように同期していなければならない。これは、そのような移動局が、ある程度高性能になっている必要があることを意味する。しかしながら、時分割多元接続(TDMA)が採用されると、それにより顕著な利点が得られる。
他の多元接続方式として、符号分割多元接続(CDMA)がある。CDMAは、利用可能な帯域幅を、個別の周波数チャネルに分割することを全く必要とせず、その代わりに、スペクトル拡散伝送方法を用いる。スペクトル拡散システムでは、符号化された伝送が、擬似ランダム雑音(PN)符号を用いて、利用可能な伝送周波数帯域幅に亘って拡散される。チャネル化は、ウォルシュ符号と称する利用可能な64の波形のうちの1つで、さらにチャネルを拡散することにより、提供される。BSSと接続を確立している各移動局には、ウォルシュ符号が割り当てられる。このウォルシュ符号は、移動局へと送信され、そこで、受信信号を復号するのに用いられる。特定の移動局に向けられた伝送のみが、その移動局に受信されうる。これは、その移動局に割り当てられたウォルシュ符号が、他のウォルシュ符号に対してほぼ互いに直交しているためである。適切な受信を保証するためには、基地局及びこれと通信している各移動局間で正確な同期が必要となる。各BSTは、このために、同期メッセージを同期チャネル上に連続して送信する。しかしながら、TDMAの場合のように、CDMAシステムに追加的な高性能化が必要となることは、ネットワークを同時に使用可能な加入者数が比較的多数となることにより、正当化される。
CDMA多元接続方式は、現在、IS−95規格に従って、あるいは、それに対応するより新しいIS−2000に従って、稼動している。両規格は、一方に従って構成された装置が、他方に従って構成された装置と通信できるように、基本的には互換性がある。但し、IS−2000(CDMA2000と称される場合もある)は、データ及びマルチメディアコンテンツの効率的な伝送を提供する。本発明は、IS−95又はIS−2000に用いられると有用である。どちらかの版だけに対応しているわけではないので、用語の「CDMA」は、ここで、それら両者及び将来のどのような版をも含むことになる。
CDMA規格に従って動作する受信機は、本発明に従って使用されると非常に有用となる。これは、CDMA移動局が、可変送信電力方式を採用しているためである。すなわち、個々の送信の電力レベルは、どの送信も電力過剰とならないようにするという目標に合わせて、増加又は減小可能である。これは、移動局(バッテリ駆動が多い)の節電につながり、チャネル間の干渉を最小化する。多くの加入者が実際に同一の周波数を共用しているCDMA等の任意のシステムにおいて、このような電力制御は不可欠である。移動局の送信電力を制御するために、いくつかの方法がある。開ループ制御では、移動局は、基地局から到来した受信信号の電力レベルを解析することにより、送信にどれだけの電力を使用するのかを決定する。典型的には、使用される基地局の信号は、同期チャネルで伝送される較正定数である。当然、同期信号の電力は、距離が大きくなるとともに減少するので、移動局から基地局までの距離が増大するにつれて弱まってゆく。このような減衰を検出すると、移動局は、それに応じて送信電力を調整する。
受信されたCDMA信号の電力レベルを推定する1つの開ループの方法では、アナログ自動利得制御(AGC)回路を用いることになる。受信信号が処理されてゆくと、AGCは、信号の電力レベルを、復調の前に用いられるアナログデジタル(A/D)変換器へと供給されるものとして、一定に保つようにする。このようにするために必要な利得値は、実際に受信された信号の電力レベルに応じて変化するので、前者は、後者を推定するのに使用可能である。例えば、この方法は、以下に述べるように、従来から用いられているスーパーへテロダイン受信機にて、成功裏に用いられている。
図2は、従来技術の典型的なスーパーヘテロダイン受信機200の開ループ電力推定構成要素を示すブロック図である。上述のものの具体例であるアナログAGCループ210は、破線で図示されている。但し、このループを通過する前に、受信(RF)信号は、低雑音増幅器(LNA)220で増幅される。増幅された信号は、ミキサ225へと送出され、そこで、中間周波数(IF)へとダウンコンバートされる。図2の「凡例」に示すように、ミキシング後、信号には、実部と虚部とが含まれる。複素IF信号は、表面弾性波(SAW)フィルタ230へと供給される。表面弾性波フィルタ230は、受信信号に関連した任意の干渉を、ほぼ減衰させる。そして、信号は、第2のミキサ235に通され、そこでベースバンドへとダウンコンバートされる。そして、ベースバンド信号は、ベースバンドアナログフィルタ240へと供給され、そこで、前段で受信信号に関連していた、残った干渉の全てではなくとも大部分が、除去される。
そして、フィルタリングされたベースバンド信号は、上述のAGCループ210におけるアナログAGC回路255により制御される可変利得増幅器250に供給される。アナログAGC255への入力は、A/D変換器260の出力である。A/D変換器260は、可変利得増幅器250からの出力信号を処理する。なお、本実施例では、AGC255は、低雑音増幅器の利得値をも設定する。但し、受信電力推定回路270が受信信号電力を推定するのに用いるのは、可変利得増幅器に供給される利得値である。すなわち、受信信号電力は、A/D変換器260への可変利得増幅器250からの出力を一定の所定レベルに維持するのに必要なアナログ利得値を監視することにより、推定される。入力信号が強まると、その分、調整の必要が少なくなってゆく。
なお、図2のスーパーヘテロダイン受信回路200では、IF−SAWフィルタ230及びベースバンドアナログフィルタ240のそれぞれが一緒になって、元々存在していたサイドチャネル干渉の大部分又はほぼ全てを除去する。このことは、AGCにより設定された利得値は、干渉に関連した電力レベルを反映していないことを意味する。このIFフィルタリングがなされなければ、利得値は小さくなり、受信電力推定器220は受信信号電力を過大に推定してしまう。
現在、いわゆる直接変換CDMA受信機が開発されているが、経済的な理由から、それにはIF−SAWフィルタが含まれていない。従って、図2の構成による正確な電力推定は、実現可能ではない。AGCに供給される信号に高レベルの干渉が残っていると、利得値は、不正確な電力推定値となってしまう。従って、受信RF信号の電力を正確に推定する方法が、必要とされている。本発明は、まさにこのような装置及び方法を提供するものである。
本発明は、CDMA規格に従って構築されたもの等のワイヤレス通信ネットワークで受信信号の電力レベルを推定する装置及び方法を指向するものである。
1つの態様では、本発明は、第1のAGCループ及び第2のAGCループを有する受信回路である。好適な実施例では、第1のループは、第2のものに先行したアナログAGCループであり、第2のものは、第1のものからデジタルフィルタにより分離されたデジタルAGCループである。本システムは、アナログAGCにより設定された利得値を、デジタルAGCにより設定された利得値で乗算して、利得値積を得る乗算器を、さらに含んでいる。そして、利得値積の対数が、それを所定のパラメータを有する数式に適用することにより、CDMA電力を推定するために利用される。
別の態様では、本発明は、受信されたCDMA信号の電力レベルを推定する方法であり、受信信号を増幅するステップと、受信信号をアナログベースバンドフフィルタでフィルタリングするステップと、フィルタリングされた信号を、アナログAGCループに供給するステップとを有している。さらに、本発明は、デジタルフィルタを用い、AGCループからの出力をフィルタリングするステップとデジタルフィルタリングされた出力をデジタルAGCループに供給するステップと、を有している。アナログAGCループにより設定された線形利得値は、デジタルAGCループの利得値の線形値と乗算され、利得値積が得られる。最終的に、利得値積の対数を、信号を受信している受信機に対応した電力推定曲線と比較することにより、受信信号電力レベルが推定される。
本発明は、受信されたCDMA(又はそれに類似した)RF信号の電力レベルを推定する装置及び方法を提供する。推定された電力レベルは、元の送信局へと返送する通信信号を送信するのに必要な送信電力の指示を提供する。一般に、この送信局は、ワイヤレスネットワーク内の基地局であり、電力レベル推定は、基地局にリンクした移動局により実行される。移動局の送信電力が規制されていることは、基地局で受信される種々の移動局の信号を、移動送信機との距離とは関係なく、均等化するのに役立っている。
図3は、本発明の一実施例により構成された直接変換受信機300の選択された構成要素を示すブロック図である。この実施例では、アナログAGCループ320及びデジタルAGCループ340として破線で示された、2つの自動利得制御(AGC)ループを用いて、受信信号の電力推定がなされる。アナログAGCループ320への入力は、可変利得増幅器322にて発生する。可変利得増幅器322は、ベースバンドアナログフィルタ315からの複素信号を、受信して増幅する。可変利得増幅器322からの増幅された複素信号は、アナログデジタル(A/D)変換器324への入力となる。そして次に、A/D変換器324からの複素出力は、アナログAGC326への入力となる。アナログAGC326からの出力は、アナログ利得値である。このアナログ利得値は、可変利得増幅器322を制御するのに用いられる。この構成では、可変利得増幅器322は、A/D変換器324への出力の電力レベルを、所定レベルで一定に保つようにする。
上述のように、アナログAGCループ320への入力は、ベースバンドアナログフィルタ315から受信される。このフィルタは、複素ベースバンド信号をミキサ310から受信する。ミキサ310は、受信されたRF信号を、低雑音増幅器(LNA)305による増幅後にダウンコンバートする。LNA305は、アナログAGC326からの出力でもあるLNA利得値により、制御されることが好ましい。
なお、図2のスーパーヘテロダイン受信機200と比較して、受信機300は、追加のミキサ225及びIF−SAWフィルタ230を欠いている。スーパーへテロダイン受信機が中間周波数(IF)を用いているのに対し、直接変換構成は、中間周波数(IF)を用いない。この方式によると、所望の節約がある程度実現されるが、この構成は、ループ320(A/D変換器324を通過)から出力された信号に、かなりの雑音成分が依然として含まれることをも意味する。当然、アナログ利得値にも、このことが反映され、雑音の存在及びそれによりもたらされる電力が与えられて、増幅があまり必要とならない。しかしながら、信号処理のこの点において、全電力レベルのどれだけが雑音に帰するものであって、どれだけが受信信号自体に帰するものであるかは、未知である。従って、干渉が無視できる場合を除いて、アナログ利得値のみを用いてなされた任意の電力推定は、基地局は実際よりも近くて、その結果、移動局から送信される信号は、効率的な通信のためには弱すぎることを、示すことになる。
本発明の解決策によると、直接変換受信機では受信信号電力を正確に推定不能であるというこの問題は、デジタルAGCループ340を用いることにより処理される。デジタルAGCループ340は、ループ320から出力された信号を、デジタルフィルタ335通過後に受信する。そして、デジタルフィルタリングされた信号は、デジタルAGC344から出力されたデジタル利得値を用いて、乗算器342にてその大きさが再度変更される。そして、乗算器342からの大きさが再度変更された出力は、デジタルAGC344へとフィードバックされ、同時に、デジタルAGCループ340から受信機の復調器へと、さらなる処理のために送出される。
本発明の電力推定機能を実行するために、アナログAGCループ320及びデジタルAGCループ340の双方からの出力が、合成される。特に、図3の実施例では、アナログAGC326からのアナログ利得値及びデジタルAGC344からのデジタル利得値の線形値は、乗算器350にて乗算されて、利得値積が得られる。利得値積の対数は、受信信号電力と直接的な関係があることが、実験により明らかになっている。図3の実施例では、対数機能360が、利得値積の常用対数を決定し、それを、受信電力推定回路370へと出力する。受信電力推定回路370は、この値を用いて、受信された無線周波数(RF)信号の電力レベルを推定する。受信信号電力推定機能についてのさらなる詳細を、次に示す。
図4は、本発明の装置及び方法により求められた受信信号電力(I0)と利得値積の対数(底10)(Y)との関係を示す受信信号電力推定曲線400である。ほぼ線形な関係が存在するとともに、所定の受信機について、隣接したチャネルの干渉量にかかわらず、受信信号電力とlog10(利得値積)との関係が同じになることがわかっている。図4の曲線の凡例に示すように、受信信号電力推定曲線は、本実施例では、ゼロ(「トーン無し」)を含む4つの異なる干渉(トーン)値を持つ較正信号から得られたものである。得られた曲線は、ほとんどのアプリケーションについて、有意となる程度には異なっておらず、図4に示すように、単一の曲線を規定しているように見える。
直接変換受信機が、本発明に従って製造された場合、その受信機のlog10(利得値積)対受信信号電力(Y対I0)曲線は、既知の電力レベルの信号を適用するとともに結果としての利得値積を決定し、その対数を、既知の電力レベルに対してプロットすることにより、求められてもよい。当然、少なくとも2点がプロットされなければならない。但し、いくつかの点が用いられることが望ましい。その曲線は、ほぼ線形であるため、傾きm及びy切片qが求められる。なお、y切片のある「y軸」は、任意の受信信号電力レベルにて自由に設定されてもよい。そして、推定された電力レベルは、選択された値に関して算出される。
他の実施例(図示せず)では、Y対I0の曲線は直線ではないが、受信信号電力推定回路370が受信信号電力を推定するのに使用可能な関数として表現される。当然、このことは、存在する干渉量の変動が、実質的に関数を変化させてしまわない限りにおいて、可能となる。さらに別の実施例(これも図示せず)では、様々な環境で用いるために、あるいは、手動又は自動的手段により選択されるデフォルトの曲線に対する選択肢として、複数の受信信号電力推定曲線が算出される。
図5は、本発明の一実施例による受信されたCDMA信号の電力を推定する方法を示すフローチャートである。その過程は、開始に始まり、ここでは、受信信号電力推定曲線(1つ又は複数)が、上述の手順又は何らかの等価な別の方法に従って決定されていることが、想定される。なお、CDMAシステムが例として用いられているが、本発明は、他の規格に従って動作するシステムとともに用いられても同様に有用である。但し、受信信号電力推定が、このようなシステムで役に立つことが条件となる。
図5の方法は、無線周波数(RF)信号が受信されると開始する(ステップ505)。典型的には、この信号は、基地局から送信されて移動局にて受信される。但し、本発明に従って構成されて動作する受信機のための他の応用例も、同様に存在してもよい。そして、受信信号は増幅され(ステップ510)、直接変換受信機内に通常存在する単一のミキサ(図3参照)により、ベースバンドへと変換される(ステップ515)。そして、結果としての複素信号は、アナログベースバンドフィルタを用いて、フィルタリングされる(ステップ520)。そして、フィルタリングされた信号は、アナログAGCループへと渡されて増幅される(ステップ525)。このアナログAGCループには、アナログAGC及びA/D変換器により制御される可変増幅器が、含まれていることが好ましい。なお、A/D変換器は、可変増幅器の出力を、AGCへの入力前に変換するものである。
また、A/D変換器の出力は、デジタルフィルタを用いてフィルタリングされる(ステップ530)。そして、デジタルフィルタの出力は、デジタルAGCループ内でその大きさが再度変更される(ステップ535)。このデジタルAGCループには、デジタルフィルタの出力及びデジタルAGCからのデジタル利得設定値を乗算する乗算器が含まれている。デジタルAGCは、乗算器から出力された信号を入力として受信する。また、乗算器からの出力は、復調回路にも与えられ、そこで復調がなされる(ステップ540)。
アナログAGC利得設定の線形値は、利得値積を生成するためにデジタルAGC利得設定の線形値で乗算される(ステップ545)。そして、利得値積は、以下の関係式に従って受信信号強度I0を推定するのに用いられる(ステップ550)。
^I0=(Y−q)/m (1.0)
ここで、^I0は、推定された電力、Y=log10(利得値積)、そして、m及びqは、それぞれ、上述の図4を参照して検討した手順により求められた傾き及びy切片である。そして、推定された受信信号電力は、移動機から基地局への伝送における送信電力を調整するのに用いられてもよい(ステップとしては図示されていない)。そして、この方法は、送信電力の調整が直近に受信された信号の測定に一致するように、継続してゆく。
上述の装置は、直接変換型の受信機として説明されたが、本発明は、他の型の受信機に適用されても、同様に有用であることがわかるであろう。本発明は、このような経済的な構成での利用を可能にするとともに、同時に、CDMA(又はCDMAと同様のもの)ネットワークにて動作するのに必要な送信電力調整を実行するのに必要な精度で、受信信号電力を推定する方法を提供している。最後に、上記説明は、本発明を実現するための具体的かつ好適な実施例を提供するものであることに、留意されたい。本発明の範囲は、必ずしもこの説明により限定されるべきものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲により規定される。
図1は、本発明による受信電力推定を実施する移動局と通信するのに用いられうる典型的なワイヤレスネットワークの選択された構成要素を表すブロック図を示す図である。 図2は、従来技術の典型的なスーパーヘテロダイン受信機の電力推定構成要素を表すブロック図を示す図である。 図3は、本発明の一実施例により構成された直接変換構成受信機の電力推定構成要素を表すブロック図を示す図である。 図4は、本発明の装置及び方法により求められた受信信号強度と利得値積の対数(底10)との関係を表す受信信号電力推定曲線を示す図である。 本発明の一実施例による受信されたCDMA信号の電力を推定する過程を表すフローチャートを示す図である。

Claims (16)

  1. 通信ネットワークと通信する無線通信受信機にて利用されるための、干渉が未知のレベルで含まれた受信信号の電力推定方法であって、
    アナログ利得値を生成するアナログAGCを備えたアナログAGCループにて、前記受信信号を増幅するステップと、
    前記の増幅された信号をデジタル信号へと変換するステップと、
    デジタル利得値を生成するデジタルAGCを備えたデジタルAGCループにて、前記デジタル信号の大きさを再度変更するステップと、
    利得値積を発生するために前記アナログ利得値と前記デジタル利得値とを乗算するステップと、
    前記利得値積を用いて、推定された受信信号電力レベル^I0を求めるステップとを、
    有することを特徴とする方法。
  2. 前記アナログAGCループは、前記アナログAGCにより生成された前記アナログ利得値により制御される可変利得増幅器を備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記アナログAGCループは、前記可変利得増幅器の出力を受信するアナログデジタル(A/D)変換器を備え、前記アナログAGCが前記アナログ利得値を生成するために用いる信号は、前記A/D変換器の出力である請求項2に記載の方法。
  4. 前記の変換するステップは、前記AGCループの前記A/D変換器により実行される請求項3に記載の方法。
  5. アナログAGCループにて前記受信信号を増幅するステップと、
    前記受信信号をベースバンドに変換するステップと、
    前記ベースバンド信号をフィルタリングするステップとを、
    さらに有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信信号を前記ベースバンドに変換する前記ステップに先立って、該受信信号を低雑音増幅器(LNA)にて増幅するステップを、さらに有する請求項5に記載の方法。
  7. 前記のLNAは、前記アナログAGCにより生成されたLNA利得値により制御される請求項6に記載の方法。
  8. 前記受信信号は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク内の基地局から受信される請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも2つの較正信号についての前記利得値積の対数を、それぞれの信号の既知の電力レベルに対してプロットすることにより、前記受信機についての受信電力推定曲線を確立するステップを、さらに有する請求項1に記載の方法。
  10. 前記受信電力推定曲線は、傾き(m)及びy切片(q)を持つ直線で近似される請求項9に記載の方法。
  11. 前記受信信号の推定された電力レベル(^I0)を求める前記ステップは、該受信機内のプロセッサにより、前記利得値積の対数Yを用いて、以下の式
    ^I0=(Y−q)/m
    に従って実行される請求項10に記載の方法。
  12. CDMAネットワークの移動局内で利用される受信機内における受信信号の電力推定装置であって、
    前記受信信号を処理してアナログ利得値を生成するアナログAGCループと、
    前記受信信号を処理してデジタル利得値を生成するデジタルAGCループと、
    利得値積を生成するために前記アナログ利得値と前記デジタル利得値とを互いに乗算する乗算器と、
    前記の受信信号電力の推定値を生成するために前記利得値積を用いる推定器とを、
    備える装置。
  13. 前記受信信号をベースバンドに変換するミキサと、
    変換された信号を、前記アナログAGCループ及び前記デジタルAGCループによって処理する前に、フィルタリングするベースバンドフィルタとを、
    さらに備える請求項12に記載の装置。
  14. 前記受信信号を、ベースバンドに変換する前に増幅する増幅器を、さらに備える請求項13に記載の装置。
  15. 前記アナログAGCループと前記デジタルAGCループとに接続され、前記アナログAGCループにより処理された信号を、前記デジタルAGCループによる処理前に変換するA/D変換器を、さらに備える請求項12に記載の装置。
  16. 前記推定器は、前記受信信号電力の推定値(^I0)を以下の式
    ^I0=(Y−q)/m
    に従って求め、
    ここで、Yは、前記利得値積の対数を表し、q及びmは、所定の受信信号推定曲線のy切片及び傾きをそれぞれ表す請求項12に記載の装置。
JP2003585450A 2002-04-10 2003-04-04 Cdma信号電力推定装置及び方法 Expired - Fee Related JP4202932B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/120,569 US6836647B2 (en) 2002-04-10 2002-04-10 Device and method for CDMA-signal power estimation
PCT/US2003/010361 WO2003088684A2 (en) 2002-04-10 2003-04-04 Device and method for cdma-signal power estimation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005539412A JP2005539412A (ja) 2005-12-22
JP2005539412A5 JP2005539412A5 (ja) 2006-06-01
JP4202932B2 true JP4202932B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=28790114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003585450A Expired - Fee Related JP4202932B2 (ja) 2002-04-10 2003-04-04 Cdma信号電力推定装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6836647B2 (ja)
JP (1) JP4202932B2 (ja)
KR (1) KR100990898B1 (ja)
CN (1) CN100452664C (ja)
AU (1) AU2003226253A1 (ja)
WO (1) WO2003088684A2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076225B2 (en) * 2001-02-16 2006-07-11 Qualcomm Incorporated Variable gain selection in direct conversion receiver
US7155195B2 (en) * 2002-06-14 2006-12-26 Skyworks Solutions, Inc. Input and output filtering system for a direct conversion receiver
JP2004048581A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Hitachi Ltd 受信装置及び利得制御システム
US20040097209A1 (en) * 2002-11-14 2004-05-20 Haub David R. Automatic gain control apparatus and methods
JP2006506885A (ja) * 2002-11-18 2006-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 拡張遮断性能を得るため信号および干渉電力を用いる自動利得制御
TW200409454A (en) * 2002-11-18 2004-06-01 Winbond Electronics Corp Automatic gain controller and its controlling method
JP4196380B2 (ja) * 2003-12-15 2008-12-17 京セラ株式会社 無線受信装置
EP1605587A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-14 Infineon Technologies AG A receiver comprised in a radio communication system
KR100577264B1 (ko) 2004-08-12 2006-05-10 엘지전자 주식회사 자동 이득 제어 장치를 포함한 수신 시스템
US7596355B2 (en) * 2004-11-29 2009-09-29 Intel Corporation System and method capable of closed loop MIMO calibration
US7353010B1 (en) * 2004-12-22 2008-04-01 Atheros Communications, Inc. Techniques for fast automatic gain control
CN100340972C (zh) * 2005-06-07 2007-10-03 北京北方烽火科技有限公司 数字自动增益控制中利用现场可编程门阵列实现对数计算的方法
US8559896B2 (en) * 2005-06-30 2013-10-15 Harris Stratex Networks, Inc. System and method for radio power level control
US8630378B2 (en) * 2005-12-06 2014-01-14 Qualcomm Incorporated Interference cancellation with improved estimation and tracking for wireless communication
EP1809053A1 (de) * 2006-01-12 2007-07-18 Siemens Aktiengesellschaft Anordnung zur Kombination von Ausgangssignalen zweier Basisstationen
US7697911B2 (en) * 2006-12-08 2010-04-13 Agere Systems Inc. Single path architecture with digital automatic gain control for SDARS receivers
US8238583B2 (en) * 2007-11-28 2012-08-07 Fortemedia, Inc. Microphone circuit and method for analog-to-digital conversion therein
TWI478489B (zh) * 2007-12-19 2015-03-21 Realtek Semiconductor Corp 接收裝置及其自動增益控制方法
US20090161802A1 (en) * 2007-12-21 2009-06-25 Intel Corporation Receiver with adaptive power consumption and a method implemented therein
EP2086269B1 (en) * 2008-01-31 2017-03-15 Mediatek Inc. A transmit power controller
TWI385916B (zh) * 2008-07-18 2013-02-11 Airoha Tech Corp 無線接收器之增益控制電路
WO2010011091A2 (ko) * 2008-07-24 2010-01-28 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 이종 망의 간섭을 검출하기 위한 장치 및 방법
KR101525055B1 (ko) 2008-07-24 2015-06-04 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 이종 망의 간섭을 검출하기 위한 장치 및 방법
EP2184851B1 (en) * 2008-11-07 2016-10-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and device to control the gain of a radio receiver
EP2267892A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-29 Thomson Licensing Receiver with analog and digital gain control, and respective method
WO2011100920A2 (zh) * 2011-04-13 2011-08-25 华为技术有限公司 无线接收机中自动增益调整的方法及装置
US9118294B2 (en) 2011-07-08 2015-08-25 Nec Corporation Receiving device and gain control method
TWI465033B (zh) * 2012-04-19 2014-12-11 Ind Tech Res Inst 射頻前端電路及其操作方法
CN109861704B (zh) * 2018-11-08 2021-04-06 同方电子科技有限公司 一种数字化接收机内语音信号agc控制方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267272A (en) * 1988-10-24 1993-11-30 Hughes Aircraft Company Receiver automatic gain control (AGC)
JPH0563663U (ja) * 1992-01-17 1993-08-24 株式会社弘輝 フラックス塗布装置
US6073848A (en) * 1998-05-18 2000-06-13 Symbol Technologies, Inc. Digital automatic gain control for multi-stage amplification circuits
JPH11331300A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Nec Corp 復調装置
JP2000252868A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Toshiba Corp Cdma通信装置とその自動利得制御回路
JP2000315926A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Mitsubishi Electric Corp 自動利得制御回路
US6369857B1 (en) * 1999-05-13 2002-04-09 Sarnoff Corporation Receiver for analog and digital television signals
JP2001077713A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Toshiba Corp デジタル放送受信装置
JP3528727B2 (ja) * 1999-12-08 2004-05-24 日本電気株式会社 受信電力計算回路及びそれを用いた受信機
US6324230B1 (en) * 2000-02-29 2001-11-27 Motorola, Inc. Multimode fast attack automatic gain control (AGC) loop for narrow band receivers
JP2001251256A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 受信電力推定機能を有する無線受信機および受信電力推定方法
JP3474826B2 (ja) * 2000-03-29 2003-12-08 株式会社日立国際電気 受信レベル測定方法及び受信レベル測定回路
JP4165629B2 (ja) * 2000-04-26 2008-10-15 モトローラ・インコーポレイテッド 受信信号電力および受信干渉電力を測定する電力測定装置
US6498927B2 (en) * 2001-03-28 2002-12-24 Gct Semiconductor, Inc. Automatic gain control method for highly integrated communication receiver
US6510188B1 (en) * 2001-07-26 2003-01-21 Wideband Computers, Inc. All digital automatic gain control circuit

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003088684A2 (en) 2003-10-23
US6836647B2 (en) 2004-12-28
WO2003088684A3 (en) 2004-02-12
AU2003226253A8 (en) 2003-10-27
CN1545766A (zh) 2004-11-10
AU2003226253A1 (en) 2003-10-27
CN100452664C (zh) 2009-01-14
JP2005539412A (ja) 2005-12-22
KR100990898B1 (ko) 2010-11-01
KR20040095606A (ko) 2004-11-15
US20030194981A1 (en) 2003-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4202932B2 (ja) Cdma信号電力推定装置及び方法
KR100713118B1 (ko) 신호-간섭비 측정값의 정정 방법 및 그 장치
US6775548B1 (en) Access channel for reduced access delay in a telecommunications system
RU2260913C2 (ru) Управление мощностью в системе радиосвязи
US6005854A (en) Synchronous wireless access protocol method and apparatus
JP3014765B2 (ja) 通信リンク品質指示を与えるための方法および装置
JP3274337B2 (ja) Cdmaセルラ無線システム
JP3756952B2 (ja) 多重バンド無線装置
KR100897212B1 (ko) 하드 핸드오프와 같은 무선 통신시스템에서 핸드오프를 수행하는 방법 및 시스템
JP3078330B2 (ja) Cdma通信システムにおける遠隔送信機電力制御
EP1741182B1 (en) System and method for adaptively controlling receiver gain switch points
US20080214221A1 (en) Radio Base Station System
JP2007221832A (ja) 無線cdmaシステムにおいて送信電力立上りを短符号の利用により制御するシステム
EP0872140B1 (en) A method for selecting the way to perform a handover, and a cellular radio system
US20020183086A1 (en) Technique for improving open loop power control in spread spectrum telecommunications systems
KR20020026475A (ko) 개선된 파일롯 채널들을 갖는 코드 분할 다중 액세스 시스템
EP1803238A2 (en) A method for mitigating intermodulation interference using channel power estimation and attenuation in a two-way radio communications system
USRE45312E1 (en) Base station apparatus, communication terminal apparatus, and communication method
RU2256291C2 (ru) Система и способ для облегчения демодуляции быстрого канала поискового вызова через автономное поисковое устройство в системе радиосвязи
EP1684437B1 (en) Reception device and reception method
AU2006269678B2 (en) RF receiver, wireless communication terminal and method of operation
JPH0946270A (ja) スペクトル拡散通信システム、無線端末装置及びその同期信号制御方法
US7194265B2 (en) Method and system for determining antenna of radio base station at moving target area during handover
JPH11355246A (ja) 周波数ホッピング方式を用いた無線通信装置
JP2003513505A (ja) 移動通信システムの伝送信号中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060404

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees