JP4200317B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、引き出し装置を備えた冷蔵庫に関し、特に引き出しレールに対して結露・着霜に対する手段に関するものである。
近年、冷蔵庫は大型化に伴い、収納量が増加の傾向にあり、収納量の増加、使い勝手の向上を図るため、引き出し装置を備えたものが主流となってきている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら、上記従来の引き出し装置を備えた冷蔵庫について説明する。
図8は、従来の冷蔵庫の引き出し式扉の斜視図である。図9は従来の冷蔵庫の引き出し装置の要部断面図である。図10は、従来の冷蔵庫の引き出し装置の断面図である。従来技術の冷蔵庫の引き出し装置17は、冷蔵庫本体前面の開閉自在の扉1と、この扉裏面左右に一端を固定したフレーム2と、後端を連結した連結フレーム16と、フレーム2の後端に取り付けられた可動ローラー3と、内箱側壁4に固定,取り付けられた前記フレーム2と可動ローラー3を摺動支持する固定レール5と固定ローラー6と、前記フレーム2と、連結フレーム16に載置された庫内ケース15で構成される。また、フレーム側面9は平面であり、固定レール5の溝部12も平面である。
そして、扉1の扉裏面左右にあらかじめ固定したフレーム2の後端に取り付けられた可動ローラー3を、冷蔵庫本体側にあらかじめ取り付けた固定レール5の溝部12に挿入し、フレーム2の底面と固定ローラー6が接して摺動するように組み込まれるものである。
上記構成において、扉1を開閉すると、扉1に一端を固定したフレーム2と、フレーム2に連結された連結フレーム16と、これらに載置された庫内ケース15と可動ローラー3が、固定レール5と固定ローラー6上を摺動し、扉1と同期した前後方向の動きを可能としている。
実公昭60−27913号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、扉1の扉裏面左右にあらかじめ固定したフレーム2を冷蔵庫本体側にあらかじめ取り付けた固定レール5に組み込んで使用するため、フレーム2あるいは固定レール5の取り付けばらつき、組立性を考慮して、組み込み状態でレールとローラー間には、ある程度のクリアランスを設定して設計している。このクリアランスにより扉1の開閉時に左右のガタツキが生じ、操作性が損なわれ、操作時の品位が上がらないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ガタツキの少ない高品位かつ荷重を加えても操作力の小さい使い勝手の良い引き出しを有し、かつ冷却時に生じる露や霜などによるレールの操作性劣化に対応をした冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、固定レールと移動レールとをあらかじめ組み込んだ状態のレール部材を内箱壁面に固定し、その後、容器をレール部材に支持したものである。
これによって固定レールと移動レールとのクリアランスを小さくすることができ、ガタの少ない高品位な引き出しを構成することができる。
また、固定レールと移動レールとの間を回転支持部材で支持することにより容器に荷重を加えた場合でも滑らかに移動レールが移動できるので引き出しの操作力を低減することができる。
ただし、この場合、固定レールと移動レールのクリアランスが小さくなり高品位な引き出しのため結露や着霜のため操作性が損なわれ可能性があり、さらに、最悪、固定レールと移動レール間が結露水の凍結によりドア開閉に異常をきたす可能性もある。そのため、レール表面の温度もしくは湿度をコントロールするなんらかの手段を用いることによりその信頼性を向上させることができる。
本発明の冷蔵庫は、ガタが小さく、容器に荷重を加えた場合でも滑らかに引き出しを開閉することができ、かつ、結露や着霜対応を行なうことにより信頼性を向上させた高品位で使い勝手の良い引き出し収納を構成することができる。
請求項1に記載の発明は、内箱と、外箱と、前記内箱と外箱間に充填した発泡断熱材とよりなる前面開口部を有する断熱箱体と、前記断熱箱体内部に備えた容器と、前記容器を前後に移動可能とするレール部材とからなり、前記レール部材を左右に設け、前記レール部材は固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと移動レールはそれぞれ回転支持部材で支持され前記固定レールと移動レールを予め組み込んだ状態で、前記内箱の前記発泡断熱材を充填した側に取り付けられた位置規制手段に前記内箱を介して取り付けられ、前記レール部材に対して結露・着霜対応手段であるヒーターを前記固定レールが前記内箱へ取り付けられる投影面の前記内箱と前記位置規制手段との間に設置したことにより、レール表面温度のコントロールをすることによりレール部材の結露・着霜・凍結などによる操作性に対する信頼性を向上させることができる。
また、熱伝導効率を向上させることができ、低入力化が図れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の 前記結露・着霜対応手段の取り付けについて、前記内箱と前記位置規制手段との間には断熱材を設けたことによりレール部材への熱伝導を促進させることができ、さらに低入力化が図れる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の前記断熱箱体内部の区画が野菜室で用いられた場合は、前記容器に容器内の湿度を調整する湿度調整プレートを併用したものであり、これによりレール周辺部は比較的低湿状態を保つことが可能であり、これにより結露・着霜手段に関しては、簡易化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の区画内の容器については、良熱伝導性材料にて形成したものであり、これによりレールからケースへの熱伝導が促進され、それにより局部的に低温部が発生することを抑制し、庫内を均一温度環境にでき、結露や着霜を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の横断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は、同実施の形態の冷蔵庫のレール部材の分解組立図、図4は、同実施の形態の冷蔵庫のレール部材近傍の横断面図である。
図1から図4において、冷蔵庫18の断熱箱体19は内箱20と外箱21との間に発泡断熱材22を充填したものであり、前面開口部19aを有し、仕切壁23により、上部より冷蔵室24、切替室25、野菜室26、冷凍室27を形成している。
仕切壁23の両側面は開放19aを有し、仕切壁23内部には断熱箱体19と同様に発泡断熱材22が充填されている。
また、第3の仕切壁23cの上部に配置する野菜室26は冷却温度が2℃から5℃程度、下部に配置する冷凍室27は冷却温度が−20℃程度というように仕切壁23を介して上下に異なる温度帯に設定されている。
野菜室26と冷凍室27とはそれぞれ前面開口部19aを野菜室ドア28と冷凍室ドア29にて閉塞され、更に野菜室26と野菜室ドア28および冷凍室27と冷凍室ドア29とはそれぞれレール部材30にて連結されることにより前後方向に引き出し摺動可能となっている。
レール部材30は固定レール30aと、移動レール30bと、固定レール30aと移動レール30bとの間に備えられた中間走行レール30cと、中間走行レール30cと固定レール30aおよび移動レール30bとの係合を支持する回転支持部材である複数のベアリング30dとからなり、固定レール30aと移動レール30bと中間走行レール30cとベアリング30dとを予め組み込んだ状態で固定レール30aを内箱20の両側壁面に固定し、移動レール30bをそれぞれの貯蔵室ドアに固定することでそれぞれの貯蔵室と貯蔵室ドアとを連結している。
なお、ここでは図示しないがレール部材30は仕切壁23に配置しても良い。
なお、固定レール30aと移動レール30bと、固定レール30aと移動レール30bとの間にベアリング30dを介して配設した中間走行レール30cとからなるレール部材30は予め組み込んだものであり、それぞれのレール間のクリアランスを最小限に設定することができる。
さらに内箱20の両側壁面に固定された左右のレール部材30は左右対称の形状を有し、左右共に備えることでより良い摺動性を発揮する。
各貯蔵室の容器31はレール部材30を内箱20に固定後にレール部材30の移動レール30bに支持し、各貯蔵室ドアを前後方向に引き出すのと同期して移動レール30bと共に前後に移動し、更に各貯蔵室ドアを少なくとも全開した時に容器31は上方向に着脱自在となっている。
また、左右一対のレール部材30の固定レール30aは位置規制手段である連結部材32によってそれぞれ内箱20を介して固定位置を規制される。
連結部材32は、内箱20の発泡断熱材22を充填した側に配置されるので連結部材32は各貯蔵室内に露出しない構造となっている。
また、連結部材32の両端はそれぞれ野菜室26と冷凍室27との上下方向の中心部付近まで達し、各貯蔵室内の左右のレール部材30の固定レール30aは連結部材32に固定され、少なくとも連結部材32は内箱20の発泡断熱材19を充填した側の面に接している。
なお、ここでは図示しないが連結部材32には孔を設けていてもよい。
また、連結部材32が大きくなる場合には前後に複数分割してもよい。
さらに、ベアリング30dは回転支持部材であればよく、たとえばローラー等を用いてもよい。
温度補償用ヒーター33は、連結部材32に対し内箱20を介して取り付けられており、その位置は固定レール30aが内箱へ取り付けられる面を投影した背面側に取り付けられている。
また、温度補償用ヒーター33は、連結部材32もしくは外箱21側に関しては断熱材34などにより断熱することが望まれる。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
各貯蔵室ドアを手前に引き出すと各貯蔵室の両側部に備えられたレール部材30の移動レール30bと中間走行レール30cとがベアリング30dが回転することにより滑らかに手前側に摺動する。
それに伴い、レール部材30に支持された容器31も手前に引き出され、容器31内に収納された被冷却物の取出し及び新たな被冷却物の収納が可能となる。
以上のように本実施の形態においては固定レール30aと移動レール30bとをあらかじめ組み込んだ状態のレール部材30を内箱20の両側壁面に固定することにより固定レール30aと移動レール30bとのクリアランスを小さくすることができ、ガタの少ない高品位な引き出しを構成することができる。また、クリアランスを小さくすることにより取り付けのバラツキも小さくできるのでドアの取り付け不具合による傾きや他のドアとの間隔の不均一化という外観不良も抑制することができる。これらの効果はレール部材30の引き出し代が大きいほど効果的である。また、固定レール30aと移動レール30bとの間を回転支持部材であるベアリング30dで支持することにより容器31に荷重を加えた場合でも滑らかに移動レール30bが移動できるので引き出しの操作力を低減することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
また、連結部材32によりレール部材30の固定レール30aの取り付け位置を規制することで左右一対のレール部材30の幅寸法あるいは平行度が規定どおりに保持できることと連結部材32により断熱箱体19の発泡断熱材22充填後の冷却時の熱収縮等による寸法変化を抑制することで固定レール30aと移動レール30bとのクリアランスを小さく設定したレール部材30をあらかじめ組み込んだ状態で内箱20の両側壁面に固定する仕様としても左右一対のレール部材30間の寸法精度を高く保てるので容器31の引き出し時の操作性を位置規制手段である連結部材32により高めることができる。また、長期にわたって操作信頼性の確保も図ることができる。
さらに、レール部材30は金属などの良熱伝導性部材で構成せれており、庫内冷却時には、レール部材30の表面や中間走行レール30cと固定レール30aや移動レール30bやベアリング30dの間に結露や着霜もしくは凍結し、ドア開閉時のレールの走行性に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、レール部材30の固定レール30aの投影面に対し内箱20と連結部材32の間に温度補償用ヒーター33を取り付けることにより野菜室26や冷凍室27の冷却時にレール部材30に対して発生が予測される結露や着霜によるレールの操作性劣化によるドア開閉への影響に対して温度補償用ヒーター33へ電圧を印加することによりレール部材の温度調整を行い、結露や着霜を防止し、ドアの良好な操作性を確保する。この時、レール部材30に対して温度補償用ヒーター33からの熱伝導を効率的に行なうため温度補償用ヒーター33の連結部材32や外箱21側を断熱材により断熱を強化することにより、温度補償用ヒーター33の熱が効率よくレール部材に伝熱され、ヒーターの低入力化が図れる。
なお、断熱材34に関しては、より断熱効率のより真空断熱材を用いてもよい。その場合、より外側に熱が逃げにくくなりレール部材30への熱伝達がさらに向上する。
なお、図示はしないが温度補償用ヒーター33に取り付け位置に関しては、絶縁対策を行なった上で固定レール30aに埋没もしくは密着させて取り付けてもよい。これにより、加熱必要部材であるレール部材30を直接的に加熱することができ、熱伝達の効率も良く省エネが図れる。
また、本実施の形態では、野菜室26と冷凍室27にレール部材30を用いたもので説明したが、引き出し容器を備えた貯蔵室に適宜適用できる。たとえば、野菜室26の上部に位置する切替室25や、切替室25の横に併設した製氷室(図示せず)等に用いてもよい。
また、左右の一対のレール部材の固定レールを複数の連結部材で連結してもよい。この場合、連結部材を複数に分割することにより連結部材の小型化を図れるのでコストダウン、軽量化を図ることができる。
参考例
図5は、本発明の参考例の冷蔵庫の斜視図である。図5において一般的に冷蔵庫18の断熱箱体19には、冷凍サイクルにおける高圧側の放熱パイプ35が外箱21と内箱20の間に埋設されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫18が冷却運転時、レール部材30は金属などの良熱伝導部材であるため野菜室26もしくは冷凍室27の庫内で最も冷却される箇所の一つである。そのため表面温度が露点以下となり結露や着霜の可能性が高い。そこで、冷凍サイクルにおける高圧側の放熱パイプ35を熱源としてレール部材30の取りつけ位置近傍に放熱パイプ35を配置するように放熱パイプ35を湾曲させ、レール部材30近傍を適度に加温することにより、レール部材30の表面温度を上昇させ、露点温度以上を確保する。
以上のように本参考例においては、放熱パイプを用い、冷却時はレールを加温できるので温度補償用ヒーター33を用いないことで電気入力を用いずレール部材を加温することが可能になるため、省エネが図れ、また、部品点数の削減及び組立工数の削減が図れる。
なお、放熱パイプ35と温度補償用ヒーター33を温度帯によって使い分けてもかまわない。それにより、より適正な温度調整が可能となる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の横断面図である。図6において野菜室26の場合、その容器31の上方部に湿度調整板36を設置する。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下、その動作、作用を説明する。
庫内の相対湿度が高い場合、露点温度が上昇するため、レール部材30表面での結露・着霜が起こりやすい。特に、野菜室26は投入食品の保鮮性を維持するため高湿度環境が必要である。そこで、レール部材30を用いる時、容器31の上方解放部に湿度を調整することを目的とした細孔や温湿度に依存する形状記憶膜を用いた温度調整板36を配設することにより、容器31内は高湿状態であるが、レール部材30近傍は低湿状態になる。
以上のように本実施の形態においては、レール部材30を用いた時、容器31の上方に湿度調整板をつけることによりレール部材30近傍が低湿のため露点温度が低下し、結露・着霜しにくくなり、温度補償用ヒーター33が低入力化、省エネが実現でき、さらに結露・着霜対策が簡易化できる。
なお、容器31を金属のような良熱伝導部材で構成してもよい。これにより、レール部材30と容器31の熱伝導が向上し、そのためレール部材30の温度が上昇し、結露しにくくなり、温度補償用ヒーター33の低入力化が図る。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態のシステムキッチンにビルトインされる保冷庫の斜視図である。図7においてシステムキッチンの一部37のシンク38の下方に食品収納部39が設置されている。近年、システムキッチンの引き出し収納部においてレール部材30をシステムキッチン外枠40に取り付け操作性を向上させている。このシステムキッチンに冷蔵庫や保冷庫、冷凍庫をビルトインする場合、その他収納部と同様にレール部材30aを採用することが必要となる。この場合においても実施の形態1と同様にレール部材を保冷庫の内箱20に対して取り付ける。そのとき、レール部材30に対して結露・着霜防止のため温度補償用ヒーター33をレール部材30近傍に取り付けるため内箱20の投影面に設置する。
以上のように構成されたシステムキッチンの一部にビルトインする保冷庫について、以下その動作、作用を説明する。
内箱20を介してレール部材背面にある温度補償用ヒーター33によりレール部材が適度に加温される。それによりレール部材表面が露点温度以上を確保することができ、結露・着霜を防止することができる。
以上のように本実施の形態において、システムキッチンの一部37に保冷庫39をビルトインする場合においてもレール部材の結露防止することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ガタが小さく、容器に荷重を加えた場合でも滑らかに引き出しを開閉することができ、また、結露や着霜を防止することにより信頼性を向上させ、高品位で使い勝手の良い引き出し収納ができるので、冷凍装置を備えた冷却貯蔵庫の引き出し装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の横断面図 図1のA−A断面図 同実施の形態の冷蔵庫のレール部材の分解組立図 同実施の形態の冷蔵庫のレール部材近傍の断面図 本発明の参考例における冷蔵庫の斜視図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の横断面図 本発明の実施の形態4におけるシステムキッチンにビルトインした冷蔵庫の斜視図 従来の冷蔵庫の引き出し式扉の斜視図 従来の冷蔵庫の引き出し装置の要部断面図 従来の冷蔵庫の引き出し装置の断面図
符号の説明
18 冷蔵庫
19 断熱箱体
19a 前面開口部
20 内箱
21 外箱
22 発泡断熱材
23 仕切壁
23a 第1の仕切壁
23b 第2の仕切壁
23c 第3の仕切壁
24 冷蔵室
25 切替室
26 野菜室
27 冷凍室
28 野菜室ドア
29 冷凍室ドア
30 レール部材
30a 固定レール
30b 移動レール
30c 中間走行レール
30d ベアリング
31 容器
32 連結部材
32a 固定部
32b 連結部
33 温度補償用ヒーター
34 断熱材
35 放熱パイプ
36 湿度調整板
37 システムキッチンの一部
38 シンク
39 保冷室
40 システムキッチン外枠

Claims (4)

  1. 内箱と、外箱と、前記内箱と外箱間に充填した発泡断熱材とよりなる前面開口部を有する断熱箱体と、前記断熱箱体内部に備えた容器と、前記容器を前後に移動可能とするレール部材とからなり、前記レール部材を左右に設け、前記レール部材は固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと移動レールはそれぞれ回転支持部材で支持され前記固定レールと移動レールを予め組み込んだ状態で、前記内箱の前記発泡断熱材を充填した側に取り付けられた位置規制手段に前記内箱を介して取り付けられ、前記レール部材に対して結露・着霜対応手段であるヒーターを前記固定レールが前記内箱へ取り付けられる投影面の前記内箱と前記位置規制手段との間に設置したこと特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記結露・着霜対応手段の取り付けについて、前記内箱と前記位置規制手段との間には断熱材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記断熱体内部の区画が野菜室で用いられた場合は、前記容器に容器内の湿度を調整する湿度調整プレートを併用することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記容器については、良熱伝導性材料にて形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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