JP4200087B2 - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント基板、半導体および液晶等の表面に配置された感光性ドライフィルムや液状レジスト等に光を照射して、所望の描画を行う露光方法及び露光装置に関する。
位置決め精度が必要とされる加工をする場合は、一般に検出精度に優れるリニアスケールやエンコーダ等(以下、これらをまとめてリニアスケールという。)を用いて移動距離を測定(検出)し、現在位置を把握する。
しかし、リニアスケールであっても僅かではあるが検出値に誤差がある。そこで、予めリニアスケールで検出される位置と真値との差を校正値として求めておき、加工時、リニアスケールにより検出された位置を校正値に基づいて補正することにより、加工精度を向上させていた。
しかし、指令されたパターンデータに基づき、多数の空間的光変調器を同時に開閉させて露光対象物(ワーク)にパターンを露光させる露光装置の場合、リニアスケールで検出された位置に基づいてパターンデータを補正すると、演算に時間がかかり、加工能率を向上させることができなかった。
一方、リニアスケールの検出誤差に基づき、予めパターンデータを補正しておく場合は、ワークを正確に位置決めする必要があり、作業能率が低下した。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、加工能率を向上することができ、かつ、位置決めが容易で作用能率を向上させることができる露光装置を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、被測定物が一定距離移動する毎に信号を出力する測定手段と、分周器と、を備え、露光対象物の光照射装置に対する位置を前記測定手段により測定しながら前記露光対象物と前記光照射装置とを相対的に移動させ、前期分周器により予め定める数の前記信号毎に前記光照射装置を開閉して前記露光対象物に所望のパターンを露光させる露光装置において、前記測定手段の検出誤差を、測定値を修正するための校正値として予め求めておき、予め定めるサンプリング周期毎に今回の位置における前記校正値と前回の位置における前記校正値との差を求め、この差が0でない場合は、今回または次回の前記予め定める数に限り、前記予め定める数に前記差に相当する数の前記信号の数を加えた数とすることを特徴とする。
本発明によれば、リニアスケールで検出された位置に基づいてパターンデータを補正する必要がないので、加工能率を向上させることができる。また、ステージ全体において補正が行われるため、描画される露光対象物の位置が限定されることがなく、作業能率を向上させることができる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る露光装置のブロック図である。
光源1は一定波長の光を光照射装置2に出力する。ステージ3と対向する位置に配置された光照射装置2には、微細なミラーを備える空間的光変調器(digital mirror device)2aが碁盤目状に複数配置されている。空間的光変調器2aは、閉じられると、内部の図示を省略するミラーを回転させ、光源1から出力された光をステージ3に載置されたワーク9上に照射させる。
ステージ3の側面には、リニアスケール4が配置されている。リニアスケール4はステージ3が単位距離m移動する毎にパルス状の信号qを出力する。信号qはCNC装置5の現在位置カウンタ5aと可変分周器7に出力される。
CNC装置5は、現在位置カウンタ5aと、校正値記憶メモリ5bと、補正値計算器5cと、位置制御部5dと、を備えている。
校正値記憶メモリ5bには、リニアスケール4の各位置における校正値が記憶されている。
位置制御部5dは駆動部6を介してステージ3に接続されている。補正値計算器5cは可変分周器7を介してドライバ回路8に接続されている。ドライバ回路8は可変分周器7から到達信号が出力されると、光照射装置2の空間的光変調器2aを開閉する。
次に、本発明の動作を説明する。
図2は、補正値計算器5cの動作を示すフローチャート、図3は、可変分周器7の動作を示すフローチャートである。
なお、各部の諸元は以下の通りである。
(1)単位距離mは0.02μmである。すなわち、ステージ3が0.02μm移動する毎に信号qが出力される。
(2)光照射装置2を開閉する距離は1μm毎である。すなわち、リニアスケールに誤差がない場合、可変分周器7は信号qを50個受信するとドライバ回路8に到達信号を出力する。
CNC装置4は、現在位置カウンタ5aで読みとった位置を校正値記憶メモリ5bに記憶されている校正値で補正することにより現在地を求め、求めた現在地に基づいて駆動部6によりステージ3を移動させる。
補正値計算器5cは、図2に示すように、図示を省略する起動ボタンがオンされると、サンプリング回数のカウンタiを0にすると共に、校正値αの初期値α0を0として(手順S10)、サンプリング周期tが経過するのを待つ(手順S20)。そして、サンプリング周期tが経過すると、カウンタiに1を加え(手順S30)、その位置における校正値αiを読み込み(手順S40)、今回の校正値αと前回の校正値αi−1との差Aを求める(手順S50)。
そして、差Aに含まれる単位距離mの数k(ただし、kは整数)を求め(手順S60)、kが負でない、すなわちkが正または0である場合は手順S80の処理を行い、その他の場合は手順S110の処理を行う(手順S70)。
手順S80ではkが0であるかどうかを確認し、k=0である場合は分周値P0を50に(手順S90)、k>0である場合は分周値P0を50−kに(手順S100)、またk<0の場合は分周値P0を50+kとして(手順S110)、分周値P0を可変分周器7に出力し、移動が継続される場合は手順S20の処理を行い、その他の場合は処理を終了する(手順S130)。
可変分周器7は、図3に示すように、図示を省略する起動ボタンがオンされると、分周値Pを50、カウンタjを0にして(手順S210)、m進んだかどうか、すなわち、信号qが出力されるのを待つ(手順S220)。そして、信号qが出力されると、カウンタjに1を加え(手順S230)、jがP以上であるかどうかを確認し(手順S240)、j≧Pである場合は手順S250の処理を行い、その他の場合は手順S260の処理を行う。
手順S250では到達信号をドライバ回路8に出力して、手順S210の処理を行う。
また、手順S260では補正値計算器5cから指示された分周値P0が50であるかどうかを確認し、分周値P0が50である場合は手順S220の処理を行い、その他の場合は手順S300の処理を行う。
手順S300では補正値計算器5cから指示された分周値P0がカウンタjよりも大きいかどうかを確認し、分周値P0がカウンタjよりも大きい場合は分周値Pを分周値P0として(手順S310)、手順S350の処理を行い、その他の場合は手順S320の処理を行う。
手順S320では到達信号をドライバ回路8に出力して、分周値P0がカウンタjに等しいかどうかを確認し(手順S330)、P0=jの場合は手順S390の処理を行い、その他の場合は分周値PをP=P−j+P0にして手順S350の処理を行う。
手順S350ではm進んだかどうか、すなわち、信号qが出力されるのを待ち、信号qが出力されると、カウンタjに1を加え(手順S360)、jがP以上であるかどうかを確認し(手順S370)、j≧Pである場合は手順S380の処理を行い、その他の場合は手順S350の処理を行う。
手順S380では到達信号をドライバ回路8に出力し、分周値P0を50に置き換えて
(手順S390)、手順S210の処理を行う。
次に、図4により、具体例を説明する。
図4は、校正値記憶メモリ5bに記憶されているリニアスケール8の誤差値を示す図である。
図示の場合、ステージ3がサンプリング周期tの間にaの位置からbの位置に移動したとき、移動により誤差値が+0.02μmから+0.04μmに変化しており、リニアスケール4がaの位置からbの位置の間で、0.02μm伸びていることを表している。。
補正値計算器4cは、誤差の変化量が+0.02μmであるので、可変分周器7に対して通常の分周比50より1だけ少ない分周比49を指令する。
可変分周器7は通常0.02μmパルスを50分周して、1μmのパルスを出力しているが、指令を受け取ると、現在の分周比を49分周に変更し、ステージ3が0.98μm移動した時点で到達信号をドライバ回路8に出力し、次のサンプリング周期が完了するまで、50分周毎に到達信号をドライバ回路8に出力する。
以上説明したように、本発明では、リニアスケール4の検出誤差をサンプリング周期t毎に補正するので、個々のパターンデータを補正する必要がなく、パターンデータ作成時間が延びてしまうことはない。また、ステージ全体において補正が行われるため、描画される露光対象物の位置が限定されることがない。
なお、この実施形態では、今回の移動中に分周値を修正するようにしたが、次回の移動時の分周値を修正するようにすると、制御が容易になる。
また、光照射装置2を開閉する距離と単位距離mとの比を50倍にしたが、数倍程度の場合にも本発明を適用することができる。
本発明に係る露光装置のブロック図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作を説明する図である。
符号の説明
4 リニアスケール
t サンプリング周期
αi 誤差
αi−1 誤差

Claims (2)

  1. 被測定物が一定距離移動する毎に信号を出力する測定手段と、分周器と、を備え、露光対象物の光照射装置に対する位置を前記測定手段により測定しながら前記露光対象物と前記光照射装置とを相対的に移動させ、前記分周器により予め定める数の前記信号毎に前記光照射装置を開閉して前記露光対象物に所望のパターンを露光させる露光方法において、
    測定値を修正するための校正値として前記測定手段の検出誤差を予め求めておき、
    予め定めるサンプリング周期毎に今回の位置における前記校正値と前回の位置における前記校正値との差を求め、
    この差が0でない場合は、今回または次回の前記予め定める数に限り、前記予め定める数に前記差に相当する数の前記信号の数を加えた数とすることを特徴とする露光方法。
  2. 被測定物が一定距離移動する毎に信号を出力する測定手段と、分周器と、を備え、露光対象物の光照射装置に対する位置を前記測定手段により測定しながら前記露光対象物と前記光照射装置とを相対的に移動させ、前記分周器により予め定める数の前記信号毎に前記光照射装置を開閉して前記露光対象物に所望のパターンを露光させる露光装置において、
    測定値を修正するための校正値として前記測定手段の検出誤差を予め求める校正値検出手段と、
    予め定めるサンプリング周期毎に前記校正値検出手段によって求められた今回の位置における前記校正値と前回の位置における前記校正値との差を求める校正値差分演算手段と、
    この校正値差分演算手段によって演算された校正値の差が0でない場合は、今回または次回の前記予め定める数に限り、前記予め定める数に前記差に相当する数の前記信号の数を加えた数として前記光照射装置を開閉して所望のパターンを露光させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする露光装置。

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