JP4199798B2 - 駆動糸案内部材を有する繊維機械 - Google Patents

駆動糸案内部材を有する繊維機械 Download PDF

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Description

発明は請求項1の上位概念による、糸で繊維製品を製造するための繊維機械に関する。
例えば織機(米国特許第3603351号、米国特許第3695304号、スイス特許第531588号、欧州特許第0107099号、欧州特許第0325547号、欧州特許出願公開第0363311号、欧州特許出願公開第3120097号)又は編機(ドイツ特許A第2758421号)として多数の繊維機械が知られている。
織機は杼口の形成のために糸処理装置を備えている。糸処理装置は杼口を開口するために、経糸を杼口中央位置から上限位置又は下限位置へ移動させる。杼口に緯糸が入れられて、筬で織前に打ち付けられる。杼口の形成のために種々の装置、例えばヘルドフレームや個別ヘルド制御装置が使用され、その駆動のためにクランク伝動装置、カム板、カム伝動装置、ドビー、ジャカード機等が使用される。その場合基本的に2つの種類の駆動装置が区別される。駆動が両方の運動方向に確実拘束的に即ち積極的に行われる積極的駆動装置、例えばクランク伝動装置。消極的駆動装置、例えばカム板、カム伝動装置、ドビー、ジャカード機等では駆動が一方の運動方向で確実拘束的に即ち積極的に、他方の運動方向では例えば引張ばね、圧縮ばね、板ばね又はねじりばねにより強制拘束的に即ち消極的に行われる。
積極的駆動装置の欠点は、特に高い回転数の場合に軸受がぶれて遊びを生じることである。このことは一方で大きな騒音発生を招き、他方では不正確を生じ、遂には駆動装置の故障を生じる。このような駆動装置は例えば2000回転毎分を超える回転数には適さない。
本発明がその部類に属する消極的駆動装置では、ばね鋼、ゴム又は合成エラストマーからなる引張ばね、圧縮ばね、板ばね又はねじりばねによって消極的駆動が行われる。消極的駆動装置は必ず積極的駆動装置と逆に作用するから、高い回転数では問題が起こる。例えば多くの系で共振振動が現れ、駆動装置の部材を制御できなくする。即ち駆動装置の部材がもはや相互のプレテンション状態にない。このことは大きな騒音発生、軸受の故障、ばねの破損、そして最後には糸の制御の完全な不調を招く。なお鋼ばねは比較的長くて重いから低い共振回転数をもたらす。ゴム及びエラストマーばねでは材料の分子摩擦に問題がある。それがばねの高い温度上昇を招くのである。このような高い温度上昇は早期の老化とばね特性の損失を生じ、このことが一方で低い共振回転数、不十分なばね特性及び最終的にばねの故障を生じる。このため、このような繊維機械の利用度、効率及び製造能力の急激な減少となる。織機の杼口形成のための糸処理装置は消極的駆動装置に下記の材料を使用した場合、明瞭な限界があることが判明した。
鋼引張ばね 最大1500回転毎分
鋼圧縮ばね 最大2000回転毎分
ゴム引張ばね 最大3000回転毎分
エラストマーばね 最大2500回転毎分
それに加えて、このような糸処理装置は通常大きな総体積を有し、使用時に繊維機械の運転条件に適応させられない。
ジャカード機のヘルドの引もどしが空気圧で行われる冒頭に挙げた種類の織機がドイツ特許出願公告第2631175号により知られている。その場合ヘルドは夫々ピストン・シリンダ装置と連結され、シリンダは共同の大容積の気体室と連絡するから、すべてのヘルドに共通の、ヘルドの全引もどし行程にわたり一定の引もどし力が与えられる。従って各ヘルドの個別の空気制御は不可能である。
ばねでプレテンションされ、複数個の空気ピストン・シリンダ装置の上下動するピストン棒により駆動されるヘルドによって経糸が運動させられる織機の経糸昇降装置がドイツ特許B第2939421号により知られている。このピストン・シリンダ装置は1つのパケットにまとめなければならないので、2つの行程方向に対するエネルギー供給をピストン・シリンダ装置の正面で行わなければならないから、極めて複雑な構造を有する。ピストン・シリンダ装置の内部で複式シリンダと複雑な通路案内がピストンの夫々の側へのエネルギーの転送のために使用される。引もどしばねを個別に調整することはできない。
発明の課題は、改善された性質を有する冒頭に挙げた種類の繊維機械を提供することである。
本発明に基づきこの課題は請求項1の特徴によって解決される。
糸案内部材に個別の気体容積を配属することによって、繊維機械の大幅な改善が生じる。改善は特に各糸案内部材の個別制御にある。こうして引もどし力を夫々の糸案内部材の必要に個別的に適応させることができる。糸案内部材は様々な制御行程及び/又は制御される糸品質を有し、最適の結果を得るために引もどし力をこれに適応させなければならないから、このことは重要である。糸処理装置の新規な構造によって織機や編機のような繊維機械で例えば6000回転毎分に及ぶ遥かに高い回転数が、大幅に減少された騒音レベルで即ち減少された騒音発生のもとで可能になる。空気圧型の消極的駆動装置によって臨界共振振動が大幅に高くなり、6000回転毎分を超える区域にあるので、高い回転数が可能になる。臨界共振振動が極めて高く、所期の回転数範囲より高いので、最大必要な引もどし力を減少することができ、それによって比較的軽量の構造が可能である。また運動させられる部材の数と寸法が大幅に減少され、そのことがより簡単でコンパクトな構造をもたらすだけでなく、このような繊維機械の製造コストも引き下げ、しかも許容できない摩耗の発生までの繊維機械の耐用期間が大きくなる。消極的駆動装置の空気圧式構造は特に消極的駆動装置の力を特に使用中も個々の使用条件に適応させることを可能にする。
積極的駆動装置によりガス容積を繊維機械の動作繰返数で圧縮することができる任意のあらゆる気体室を使用することが原則として可能である。例えば隔膜を気体室に押し込みかつ引き出すことによってガス容積を圧縮するために、押棒を介して積極的駆動装置を気体室の隔膜と連結することが可能である。シリンダ室をピストン棒側に配設することもできるが、シリンダ室をシリンダのピストン棒と反対の側に配設すれば一層有利である。
繊維機械が停止したときに圧力逃がし弁によりシリンダ室を空気抜きすることによって糸制御装置又は糸を積極的伝動装置例えばカム伝動装置の位置にかかわりなく初期位置に置くことができる。このことは糸制御装置への糸の簡単な通入を可能にする。それは特に糸処理装置を杼口形成装置として構成する場合に好都合である。このような繊維機械の糸補修時間と改装時間がそれで大幅に減少される。
シリンダ室に過圧弁が接続されていることが有利である。その場合例えば過度の温度上昇等のときに、シリンダ室の過圧弁によって最大圧を超えないようにすることができる。
一方、各シリンダ室が逆止弁を介して圧縮気体源と連通され、前記圧縮気体源が、繊維機械の運転を制御する制御装置と連結された制御装置を有し、該制御装置により前記各シリンダ室の気圧を繊維機械の運転状態に応じて調整可能である構成によって、繊維機械のまったく新規な操作方式を可能にする。ここで繊維機械の使用状態とは個々の運転段階、例えば停止、始動、高速運転、低速運転及び手操作だけでなく、製造される繊維製品の種類、例えば薄手又は厚手の布、柄の多い又は柄の少ない布及び使用する糸の種類、例えば細い糸と太い糸、ゴム糸、巻き返し糸、多種多様な材料の糸をも意味する。またその結果、繊維機械の個々の部品が直接必要な程度だけ負荷され、繊維機械のエネルギー消費を常に最小のエネルギー消費に調整することができ、それによって製造コストを大幅に減少することができる。この操作方式は消極的駆動装置の力を必要に応じて減少することにより、調整及び修理作業のための手操作を容易にすることも可能にする。このことは簡素化された取扱いをもたらし、それによって糸補修時間と改装時間が大幅に減少される
前記ピストンの他側に第2のシリンダ室が形成され、該第2のシリンダ室の気圧が第1の前記シリンダ室の機能を助け及び/又はこれに逆行するように圧力制御装置と連結されている構成によってその機能を改善するだけでなく、空気圧駆動装置の共振挙動に肯定的な影響を及ぼすこともできる。例えば制御可能な超過圧力を第2のシリンダ室に加えることによって、糸案内部材が消極的駆動装置にもはや追従せず、例えば経糸を下限位置に固定し、それによって製造される繊維製品の柄出しに寄与するならば、第2のシリンダ室と制御装置によっていずれにしても糸処理装置の積極的制御を得ることができる。
本発明の繊維機械は、杼口形成装置が前記糸制御装置で構成される織機として実施可能である。リボン織機でヨコ入れニードルの駆動装置がこのような消極的空気圧駆動装置を装備すること考えられる。
本発明の繊維機械は、前記消極的空気圧駆動装置のピストンに緯糸ガイドバーが連結された経編機として実施可能である。編機が複数個のガイドバーを備えているならば、各ガイドバーにこのような消極的空気圧駆動装置を配属することができる。
気体として通常空気が使用される。しかし他の気体を使用することによって、特別に調整された使用挙動を得ることも考えられる。
次に発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1及び2は基本構造が例えば米国特許第3603351号又はスイス特許第531588号又は欧州特許第0107099号の基本構造に相当する織機として形成された繊維機械を説明する。織機は整経ビーム2を備えており、そこから経糸4がバックレスト6を経て糸処理装置8の区域に到達する。糸処理装置8は経糸4を杼口上限位置12から杼口下限位置14へ又は杼口下限位置14から杼口上限位置12へ変位させるための杼口形成装置として構成されている。それによって杼口16が開口され、そこに緯糸18が入れられ、筬20によって織前22に打ち付けられる。こうして製造された繊維製品24即ち織物は布巻取り装置26により巻取られる。
杼口を作るための糸処理装置8は、積極的駆動装置28を有する糸制御装置27を備えている。積極的駆動装置28は糸案内部材として、ヘルド32とあや目3を有するヘルドフレーム30を下限位置に移動させ、消極的空気圧駆動装置36がこれに逆行して、ヘルドフレーム30を上限位置に移動させる。
積極的駆動装置28は従動カム板38を備えている。ダブルアームレバー42の一方のアーム40がローラ44を介してカム板38と相互作用する。ダブルアームレバー42は回転中心46を介して機架48に旋回可能に支承される。ダブルアームレバー42の第2のアーム50はヘルドフレーム30に固定されたカム5と、二又52を介して相互作用する。このカム54に消極的空気圧駆動装置のピストン・シリンダ装置58のピストン棒56も作用する。ピストン棒56はシリンダ62の中で上下動するように案内されたピストン60と連結されている。ピストン・シリンダ装置はピストン60のピストン棒56の反対側にシリンダ室64を形成する。シリンダ室64には最大圧を制限するための過圧弁66が、また逆止弁68を経て圧縮気体源70が接続される。特に図4で明らかなように、シリンダ室64は更に手操作可能な圧力逃がし弁72を備えることができる。図1はヘルドフレームが上限位置をとるときの、シリンダ室64の圧力PE、膨張した気体容積VEの消極的空気圧駆動装置36を示す。図2はヘルドフレーム30が下限位置をとるときの、圧縮された気体容積VE、圧力PKの消極的空気圧駆動装置36を示す。
図3の線図は気圧Pと気体容積V及びシリンダ62内のピストン60の当該の位置Lとの関係を示す。ピストンが膨張位置LEから収縮位置LKに移動させられると、気体容積Vが膨張状態VE から収縮状態VKに変化し、膨張状態の気圧PEが収縮状態の気圧PK へ上昇する。図3の線図に更に過圧弁66により指定される最大圧Pmax が示されている。この最大圧で過圧弁66が開放する。消極的空気圧駆動装置36はシリンダ室の圧縮状態の気圧PKが
PK=(PE・VE)/VK
となるように構成することが好ましい。気圧PKは
PK≦100・PE
であることが好ましい。
図4に図1及び2の消極的空気圧駆動装置36の詳細図が示されている。その場合特に圧縮気体源70は更に織機の制御装置76と連結された制御装置74を備えている。圧縮気体源70は圧縮気体、好ましくは空気を制御装置74に供給する圧縮機78を備えている。制御装置74は織機の種々の運転状態1.−5.に対応する種々の減圧弁80a-e を備えている。制御装置76は選択された減圧弁80a-e を経て圧縮機78をピストン・シリンダ装置58と連絡するために、減圧弁80a-eに後置した開放弁82を制御する。
次に図5は、織機の種々の運転段階に応じて圧縮気体源がシリンダ室64に供給する圧力の経過を示す。織物交換段階1.で気圧P1.は大気圧に相当し、事実上ゼロである。始動段階2.で気圧P2.は最も大きく、次に高速運転段階3.で気圧P3.に低下する。織機が低速運転段階4.で操作されると気圧P4.が更に低下する。手操作段階5.で気圧P5.は低速運転段階4.の気圧P4.に等しいか又はこれより小さい。
消極的空気圧駆動装置36は通常積極的駆動装置28の逆にだけ動作する。即ちシリンダ62はピストン棒56に面した側が開放し、大気圧P0 のもとにある。図4に別の実施態様が鎖線で示唆されている。その場合ピストン60のシリンダ室64の反対側がシリンダ室84を備え、即ち閉鎖されており、圧縮機88を有する圧力制御装置86と連絡する。その場合圧力制御装置86は、第2のシリンダ室84が第1のシリンダ室64の機能を助け及び/又はこれに逆行するように構成することができる。それによって消極的空気圧駆動装置36の一層精密な調整と制御が可能である。圧力制御装置は必要ならば織機の制御装置76とも連絡し、第2のシリンダ室4の圧力が周期的に第1のシリンダ室64の気圧より大きくなるように構成することができる。それによってヘルドフレーム30は下限位置に保持され、消極的駆動装置28にもはや追従しない。こうしてヘルドフレームの柄に関する制御が可能である。
図6は編機例えば縦編機、特にクロシェ・ガルーン編機の糸処理装置90を示す。その基本構造は例えばドイツ特許出願公開第2758421号により明らかである。図6に例えば詳しく図示しない緯糸のためのガイドバー92が示されている。ガイドバー92は支え94の中で上下動及び縦移動するように案内され、片側が積極的駆動装置96と相互作用する。積極的駆動装置96はロッカアーム102に固定したローラ100に作用する被駆動回転カム板98を有する。ロッカアーム102は機架104に旋回可能に支承され、機架104の反対側の端部が連結部材106を介してガイドバー92と相互作用する。連結部材106は一方ではリンク110を介してロッカアーム102と、他方では第2のリンク108を介して筬92と連結されるから、ガイドバーは上下運動を行うことができる。ガイドバー92の他端は消極的空気圧駆動装置112と連結されており、その場合ガイドバー92はピストン・シリンダ装置118のシリンダ116に没入するピストン114として形成されている。シリンダ116の内部にシリンダ室120が形成され、シリンダ室120に一方では過圧弁122が、他方では逆止弁124を介して圧縮気体源126が接続される。シリンダ116は更に図4の圧力逃がし弁72と同様の手操作可能な圧力逃がし弁を備えている。ガイドバーに糸案内128が固定されている。糸案内128は実線の位置と破線の位置の間で往復動することができ、詳しく図示しない編糸を少なくとも2本の編針130の間に挿入するために編針130と相互作用する。移動行程が2本以上の編針にわたることもできる。
図6による編機の制御は、図1ないし5による織機の制御と同様の原理に従って行うことができる。
経糸が上限位置にある、杼口の形成のための糸処理装置を有する織機。 経糸が下限位置にある図1の織機。 気圧と気体容積との関係の線図。 圧縮気体供給源を有する図1及び2の織機の杼口形成装置の消極的空気圧駆動装置。 気圧と織機の使用状態との関係の線図。 ガイドバーを有する編機の糸処理装置。
符号の説明
P0 大気圧
PQ 圧縮気体源の気圧
PE 膨張状態の気圧
PK 圧縮状態の気圧
P1. 織物交換段階の気圧
P2. 始動段階の気圧
P3. 高速運転段階の気圧
P4. 低速運転段階の気圧
P5. 手操作段階の気圧
Pmax 最大気圧
VE 膨張状態の気体容積
VK 圧縮状態の気体容積
2 整経ビーム
4 経糸
6 バックレスト
8 糸処理装置
12 上限位置
14 下限位置
16 杼口
18 緯糸
20 筬
22 織前
24 繊維製品
26 織物巻取り装置
27 糸制御装置
28 積極的駆動装置
30 ヘルドフレーム
32 ヘルド
34 あや目
36 消極的空気圧駆動装置
38 カム板
40 アーム
42 ダブルアームレバー
44 ローラ
46 回転中心
48 機架
50 アーム
52 二又
54 カム
56 ピストン棒
58 ピストン・シリンダ装置
60 ピストン
62 シリンダ
64 シリンダ室
66 過圧弁
68 逆止弁
70 圧縮気体源
72 圧力逃がし弁
74 制御装置
76 制御装置
78 圧縮機
80a-e 減圧弁
82 開放弁
84 シリンダ室
86 圧力制御装置
88 圧縮機
90 糸処理装置
92 ガイドバー
94 支え
96 積極的駆動装置
98 カム板
100 ローラ
102 ロッカアーム
104 機架
106 連結部材
108 リンク
110 リンク
112 消極的空気圧駆動装置
114 ピストン
116 シリンダ
118 ピストン・シリンダ装置
120 シリンダ室
122 過圧弁
124 逆止弁
126 圧縮気体源
128 糸案内
130 編針

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの糸を糸案内部材(34、128)により少なくとも2つの位置にわたって往復動させる糸制御装置(27)を複数有し、前記糸案内部材(34、128)が一方の運動方向では積極的駆動装置(28、96)により、逆の運動方向では該積極的駆動装置(28、96)に対抗して働く消極的空気圧駆動装置(36、112)により運動させられる、糸から繊維製品を製造するための繊維機械において、
    前記消極的空気圧駆動装置(36、112)が、一側に個別のシリンダ室(64、120)を画定し、他側のピストン棒(56、92)が前記糸案内部材(34、128)に連結されたピストン(60、114)を備えたピストン・シリンダ装置(58、118)で構成され、前記個別のシリンダ室(64、120)の中に、前記積極的駆動装置(28、96)の反復動作により圧縮可能な気体容積を有しており、
    前記各シリンダ室(64、120)が逆止弁(68、124)を介して圧縮気体源(70、126)と連通され、前記圧縮気体源(70、126)が、繊維機械の運転を制御する制御装置(76)と連結された制御装置(74)を有し、該制御装置(74)により前記各シリンダ室(64、120)の気圧(P)を繊維機械の運転状態に応じて調整可能であることを特徴とする繊維機械。
  2. 前記各積極的駆動装置(28、96)が、カム板(38、98)と、該カム板にローラ(44、100)を介して転接する揺動アーム(42、102)とで構成されたカム機構を備え、前記揺動アーム(42、102)が、前記ピストン棒(56、92)に係合していることを特徴とする請求項1に記載の繊維機械。
  3. 前記シリンダ室(64、120)に操作可能な圧力逃がし弁(72)が接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の繊維機械。
  4. 前記シリンダ室(64、120)に過圧弁が接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の繊維機械。
  5. 前記シリンダ室(64)の気圧(P)を次のように、即ち
    −大気圧P0に相当する繊維機械の製品交換段階1.の気圧P1.
    −少なくとも高速運転段階の気圧P3.の高さの始動段階2.の気圧P2.
    −高速運転段階3.の気圧P3.
    −高速運転段階3.の気圧P3.より小さい低速運転段階4.の気圧P4. 及び
    低速運転段階の気圧P4.に等しいか又はそれより小さい手操作段階5.の気圧P5.
    に調整することができるように前記制御装置(74)が構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の繊維機械。
  6. 前記シリンダ室(64)内の膨張した気体の気圧(PE)が前記圧縮気体源(70)の気圧(PQ)に相当するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の繊維機械。
  7. 圧縮された最終状態の前記シリンダ室(64)の気圧(PK)が次式即ち
    PK=(PE・VE)/VK
    (ここにPE=膨張した初期状態のシリンダ室の気圧
    VE=膨張状態のシリンダ室の気体の容積
    VK=圧縮状態のシリンダ室の気体の容積)
    に相当するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の繊維機械。
  8. 圧縮された最終状態の前記気圧(PK)が
    PK≦100・PE
    であるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の繊維機械。
  9. 前記ピストン・シリンダ装置(58、118)は、前記ピストン(60)の第2のシリンダ室(84)形成され、該第2のシリンダ室(84)の気圧(P)が第1の前記シリンダ室(64)の機能を助け及び/又はこれに逆行するように圧力制御装置(86)と連結されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の繊維機械。
  10. 織機として構成され、前記糸制御装置(27)が杼口形成装置であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の繊維機械。
  11. 編機として構成され、緯糸ガイドバー(92)前記消極的空気圧駆動装置(112)のピストンに連結されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の繊維機械。
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