JP4197987B2 - 情報提供装置、情報提供プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報提供装置、情報提供プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが選択した情報を提供する情報提供装置に関する。特に、ユーザが情報を選択する際に、所定の基準に従って情報の選択候補群からなるメニューを複数作成し、ユーザに提示する情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送衛星、通信衛星、又は有線ケーブルを用いた放送の普及と、地上波放送を含むこれら放送のディジタル化とにより、放送の多チャンネル化が急速に進展し、視聴者は多様な情報を得る事ができる様になった。また、電話の加入者線を利用するDSL(Digital Subscriber Line)、又は光ファイバーケーブルを用いるFTTH(Fiber To The Home)などの高速データ伝送技術の普及により、大量の情報にアクセスする事が容易となった。さらに、情報家電機器の普及により、複数の家電機器が情報を共有する事が可能となり、これらの機器のユーザは、家電機器が共有する情報を総合する事により、家電機器をより便利に使用する事ができる様になった。
【0003】
これらの技術が発展し、普及するに伴い、情報機器がそのユーザに提供できる情報の種類及び量は増加の一途をたどっている。そのため、これら情報機器のユーザは、情報機器から得る事のできる多種多様な情報の中から、有用な情報を効率的に選択するという困難で負担の大きな作業を行なう必要に迫られている。
【0004】
この問題を解決する技術として、推奨情報を提供するための情報提供方法が特許文献1に開示されている。この情報提供方法では、複数の電化製品を遠隔制御する端末装置を用いて、各電化製品の動作状況を示す利用履歴情報をサーバに送信する。サーバは利用履歴情報とユーザの個人情報とからユーザの趣味や嗜好を分析する。分析の結果をもとに、サーバはユーザにとってお勧めの情報を生成し、これをユーザ推奨情報として端末装置に与える。端末装置はこのユーザ推奨情報をユーザに提供する。この情報提供方法により、ユーザは多くの情報から情報検索をする必要がなく、ユーザの趣味、嗜好、生活様式、及び利用状況に適応した情報を得る事ができる事が開示されている。
【0005】
また、ユーザに選択肢をメニュー形式で表示する装置において、表示するメニューに視覚的な効果を付与する事により、メニューの視認性を改善する技術が、特許文献2に開示されている。特許文献2に記載の情報処理装置は、複数種類のメニューを表示する際に、種類ごとにメニューを色分けして表示するものである。この情報処理装置により、ユーザは何の種類のメニューであるかを色によって容易かつ直感的に認識できる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−203168号公報
【特許文献2】
特開2002−140144号公報
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された従来技術は、ユーザによる情報の利用履歴と、ユーザの個人情報とからお勧めの情報を選んで提示するものである。しかし、このような方法で選ばれた情報が、ユーザにとって必ずしも適した情報の選択方法であるとは限らない。
【0007】
例えばユーザは、いつも選択している情報を繰返し選択したいと考えているかもしれない。このようなユーザの場合、ユーザによる情報の利用頻度が多いものを表示する様にした方が、ユーザにとって便利であるかもしれない。
【0008】
また、例えばユーザは、新しい情報を求めている移り気な性格の人かもしれない。このようなユーザの場合、ユーザの嗜好が短時間で大きく変化し、ユーザによる情報の利用履歴をもとにユーザの嗜好を分析しても、十分な確度を得る事は期待できない。この場合、ユーザにはより新しい情報を選んで提示する様にした方が良いかもしれない。
【0009】
多様なユーザにとって便利な情報の選び方を提供するための方法として、複数種類の方法でユーザにお勧めの情報を選び、それをもとに複数のメニューを作成してユーザに提示する方法が考えられる。さらに作成される複数のメニューを、特許文献2に記載されたメニューの提示方法を用いて提示する事により、ユーザが自分にとって便利なメニューを選んで使用し、選んだメニューから情報を選択する事が可能となる。
【0010】
しかし、この様に複数のメニューをユーザが切替える様にすると、ユーザは、一つの情報を選択するために、まずユーザ自身にとって便利なメニューを選択し、さらに選んだメニューの中から所望の情報を選択する事になる。すなわち本来一度の選択で済む選択作業を2度ユーザに強いる事となる。また、複数用意されたメニューの中から、ユーザにとって便利なメニューはどれなのかをユーザ自身が判断し選択する事は、ユーザにとって容易な作業であるとは限らず、ユーザを困惑させ、情報を選択する作業を複雑化させる恐れがある。
【0011】
それゆえに、本発明の目的は、ユーザが使用するメニューを意識して切替えなくても、複数のメニューから情報を選択する事が容易な情報提供装置を提供する事である。
【0012】
本発明の別の目的は、提示する情報の選択候補の数を減らす事なく、ユーザが使用するメニューを意識して切替えなくても、複数のメニューから情報を選択する事が容易な情報提供装置を提供する事である。
【0013】
本発明のさらに別の目的は、ユーザが使用するメニューを意識して切替えなくても、複数のメニューから情報を選択する事が容易で、ユーザが選択する可能性が高い情報の選択候補を多く提示する事ができる情報提供装置を提供する事である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の局面に係る情報提供装置は、表示装置と、ユーザに提供するための情報を準備するための準備手段と、この準備手段が準備する情報の中から、提供するための候補情報をそれぞれ所定の条件によって選抜し、選抜した候補情報を列挙したメニューをそれぞれ作成するための、複数のメニュー作成手段と、これら複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した複数のメニューに列挙された候補情報を、表示装置による表示上の複数のメニューにそれぞれ対応する提示領域に提示するための提示手段と、この提示手段が提示した候補情報のいずれかを選択する操作を行なうために、ユーザが使用するための選択手段と、この選択手段を用いてユーザが選択した情報を、準備手段から取得し提供するための提供手段と、選択手段を用いてユーザが行なった選択をもとに、提示領域に提示された候補情報をユーザが選択した頻度を、各提示領域についてそれぞれ算出するための頻度算出手段と、この頻度算出手段が算出した頻度をもとに、各提示領域の面積を変更するための領域変更手段とを含む。
【0015】
この情報提供装置は、複数のメニューを同時に提示できるので、ユーザが情報を選択するためにメニューを選択しなければならないという問題点が解決される。また、ユーザがある提示領域から頻繁に情報を選択すると、それに応じて頻繁に使用された提示領域を大きくする事ができる。ユーザが頻繁に使用するメニューは、ユーザとの適合性が高いメニューであると考えられるので、これによりユーザとの適合性が高いメニューを大きく提示する事ができる。すなわち、ユーザは、ユーザにとって適合性の高い便利なメニューから情報を選びやすくなる。
【0016】
好ましくは、提示手段は、複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した複数のメニューに列挙された候補情報を、領域変更手段によって変更された提示領域の面積に応じた数だけ抜粋するための抜粋手段と、この抜粋手段が抜粋した情報を、当該各メニューにそれぞれ対応する提示領域上に提示するための抜粋情報提示手段とを含む。
【0017】
面積が大きい提示領域に、より多くの候補情報を提示する事ができるので、ユーザにとって適合性の高い便利なメニューに列挙されている候補情報を、より多く提示する事ができる。
【0018】
さらに好ましくは、メニュー作成手段は、準備手段が準備する情報の中から、ユーザに提供する情報の候補となる候補情報を、所定の条件によって選抜するための手段と、選抜した候補情報に優先順位を付けるための手段と、候補情報を優先順位に従って列挙したメニューを作成するための手段とを含む。また、抜粋手段は、複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した複数のメニューに列挙された候補情報を、優先順位が上位のものから順に領域変更手段によって変更された提示領域の面積に応じた数だけ抜粋するための手段を含む。
【0019】
各提示領域に提示される候補情報のうち、優先順位の高い情報を提示する事ができるので、面積の小さな提示領域にも、ユーザが選択する可能性の高い候補情報が提示される様になる。
【0020】
好ましくは、準備手段は、ユーザに提供するための情報として、コンテンツを準備するためのコンテンツ準備手段を含む。
【0021】
さらに好ましくは、複数のメニュー作成手段は、準備手段が準備可能なコンテンツの中から、ユーザに提供するコンテンツの候補となるコンテンツを、それぞれ所定の条件によって選抜し、選抜したコンテンツの識別情報を列挙したメニューを作成するための識別情報メニュー作成手段をそれぞれ含む。
【0022】
これにより、ユーザは情報の内容を判断して情報を選択する事が可能となる。
【0023】
より好ましくは、提示手段は、コンテンツのメニューにそれぞれ列挙された識別情報の内、所定の数の識別情報を抜粋するための識別情報抜粋手段と、抜粋手段が抜粋した識別情報を、当該各メニューにそれぞれ対応する提示領域に提示するための抜粋識別情報提示手段とを含む。
【0024】
より好ましくは、提示手段は、領域変更手段によって変更された提示領域の面積に応じて、識別情報抜粋手段が抜粋する識別情報の数を決定するための項目数決定手段をさらに含む。
【0025】
頻度算出手段は、選択手段を用いてユーザが行なった選択をもとに、提示領域に提示された候補情報がユーザに選択された回数を計算して、頻度を各提示領域についてそれぞれ算出するための計算手段を含んでもよい。
【0026】
また、領域変更手段は、頻度をもとに、表示装置上での各提示領域の面積の比を変更するための領域面積比変更手段を含んでもよい。
【0027】
また、情報提供装置は、準備手段が準備する情報に関する詳細情報を、準備手段から取得し、ユーザに提供するための詳細情報提示手段をさらに含んでもよい。
【0028】
ユーザに、情報を選択する際の参考となる詳細な情報を提示すると、ユーザが情報を選択する際に便利である。
【0029】
さらに好ましくは、詳細情報提示手段は、詳細情報を準備手段から取得するための詳細情報取得手段と、詳細情報取得手段が取得した詳細情報を、候補情報と関連付けるための手段と、候補情報と関連付けられている詳細情報を、ユーザに提示するための関連情報提示手段とを含む。
【0030】
より好ましくは、詳細情報提示手段は、ユーザが、候補情報のいずれかを指定するためにユーザが使用するための詳細情報指定手段と、ユーザが詳細情報指定手段を用いて行なった要求に従い、ユーザが指定した候補情報と関連付けられている詳細情報をユーザに提示するための手段とをさらに含む。
【0031】
ユーザが詳細情報を見たいと思い指定した候補情報について、詳細情報を提示する様にする事で、ユーザにとって必要な詳細情報を表示する事ができる。
【0032】
また、関連情報提示手段は、候補情報、及び当該候補情報と関連付けられている詳細情報を、併せてユーザに提示するための手段を含んでもよい。
【0033】
好ましくは、情報提供装置は、提示手段によって提示される候補情報を選抜するための条件を、ユーザが指定するための条件指定手段と、条件指定手段を用いてユーザが指定した条件に従い、各メニュー作成手段がそれぞれ作成した各メニューに列挙される候補情報のうちで、当該条件に合致する候補情報を選抜して列挙した、新たなメニューをそれぞれ作成するための選抜メニュー作成手段と、選抜メニュー作成手段が作成した新たなメニューに列挙された候補情報を提示するための選抜候補提示手段とをさらに含む。
【0034】
ユーザは、提示される候補情報を、積極的に絞込む事ができる。
【0035】
選択候補提示手段は、新たなメニューに列挙された候補情報を、当該候補情報が列挙されていた各メニューと対応関係にある提示領域に提示するための手段を含んでもよい。
【0036】
さらに好ましくは、条件指定手段は、ユーザに対して候補情報を選抜する条件の候補を提示するための条件提示手段と、条件提示手段が提示した条件の候補の中から、ユーザが条件を選択するための条件選択手段とを含む。また、選抜メニュー作成手段は、各メニュー作成手段がそれぞれ作成した各メニューに列挙される候補情報のうちで、条件選択手段を用いてユーザが選択した条件に合致する候補情報を選抜して列挙した、新たなメニューをそれぞれ作成するための手段を含む。
【0037】
ユーザは、候補情報を絞込む条件を容易に設定する事ができる。
【0038】
本発明の第2の局面に係る情報提供プログラムは、コンピュータで実行可能な情報提供プログラムであり、コンピュータ上で実行されると、そのコンピュータを上記したいずれかの情報提供装置として動作させる。
【0039】
この情報提供プログラムを実行する事により、上記した第1の局面に係る発明の作用及び効果をコンピュータで実現する事が可能となる。
【0040】
本発明の第3の局面に係る記録媒体は、第2の局面に係る情報提供プログラムが記録された、コンピュータで読取可能な記録媒体である。
【0041】
この記録媒体に記録された情報提供プログラムをコンピュータで読取り、実行する事により、上記した第1の局面に係る発明の作用及び効果を実現できる。
【0042】
【発明の実施の形態】
前述の様に、複数種類の方法でユーザにお勧めの情報を選び、それをもとに複数のメニューを作成してユーザに提示する方法で、多様なユーザにとって便利な情報の選び方を提供する場合、ユーザがメニューを切替える様にすると、メニューを意識して選択させる事が、ユーザを困惑させる原因になる恐れがある。
【0043】
このような問題は、ユーザにとって便利なメニューがどれなのかを知る術が、メニューを提示する装置にないために、生じる問題であると考えられる。
【0044】
複数のメニューのうち、どのメニューがユーザにとって便利なメニューかを知る事ができれば、ユーザにとって便利なメニューを提示する事ができる。また、複数のメニューを同時に提示する様にすれば、ユーザとメニューとの適合性が変化し、ユーザにとって便利なメニューが別のものになっても、対応する事ができる。
【0045】
そこで、本発明の実施の形態では、以下に述べる構成とする事により、ユーザに情報を提供する装置が、ユーザに情報の選択候補を提示する際に生じるこうした問題を解決した。以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明に用いる図面では、同一の部品には同一の符号が付してある。それらの名称及び機能も同一である。従って、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0046】
[用語の定義]
以下、本発明の実施の形態を例示するにあたり、そこで用いる言葉を以下の様に定義する。
(1)情報源:ユーザに情報を送出するものを、「情報源」と表記する。例えば、ラジオ放送、テレビジョン放送、若しくは有線放送などの放送情報を送出する放送局、いわゆるインターネットなどの情報通信網を介して情報を送信するサーバ装置、又はCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)など情報を読出し可能な記録媒体などが情報源として利用可能である。
(2)コンテンツ:情報源が送出し、内容によって特徴付ける事のできる、文字、音声、静止画、動画、又はそれらの複合形で表現される情報などからなる一連の情報を、「コンテンツ」と表記する。例えば放送情報の場合、連続ドラマなど、複数回に渡って放送される構成の番組では、第1回の放送分から最終回の放送分までを一つのコンテンツとする。特集番組など、一回の放送によって完結する番組では、その一回の放送を一つのコンテンツとする。
(3)識別情報:個々のコンテンツを識別するための情報を、「識別情報」と表記する。例えばある放送番組を一つのコンテンツとする場合、その番組のタイトル、又は放映時間などが、そのコンテンツの識別情報となる。
(4)メニューテーブル:情報源から得る事のできるコンテンツを所定の条件によって選抜し、順位を付け、それら選抜したコンテンツの識別情報を、先に付けた順位で並べたものを「メニューテーブル」という。なお、本発明の実施の形態において、コンテンツを選抜するための条件、選抜する方法、及び順位を付ける方法は問わない。ただし、本発明の実施の形態において、複数の異なるメニューテーブルが準備されるものとする。
(5)提示用メニュー:ユーザがコンテンツを選択する際、ユーザに提示される識別情報の選択肢群を「提示用メニュー」と表記する。本発明の実施の形態において、提示用メニューは、複数準備されたメニューテーブルから識別情報をそれぞれ抜粋して作成される。
【0047】
[実施の形態1]
図1に本実施の形態1に係る情報提供装置の構成をブロック図形式で示す。図1を参照して、本実施の形態1に係る情報提供装置80は、情報源から情報を受信する受信装置82と、液晶表示装置、陰極線管、又は増幅器とスピーカーとからなる音声出力装置などからなり、受信装置82が受信した情報、又は提示用メニューをユーザに表示する表示装置84と、ユーザが本情報提供装置80に対してコンテンツを選択する操作を行なう際に用いる入力装置86とを含む。
【0048】
情報提供装置80はさらに、受信装置82と接続され、識別情報などメニューテーブルを作成するために必要な情報を、受信装置82が受信する情報などから抽出する情報抽出装置90と、情報抽出装置90が抽出した情報をもとに所定の条件に従ってコンテンツを選抜し、メニューテーブルを作成するメニュー作成装置92とを含む。
【0049】
情報提供装置80はさらに、受信装置82が受信した情報、又は提示用メニューを表示装置84で表示できる様にして、表示装置84に与える表示処理装置94を含む。
【0050】
情報提供装置80はさらに、入力装置86、表示処理装置94及び情報抽出装置90に接続され、メニュー作成装置92が作成した各メニューテーブルから提示用メニューを作成して、これを表示処理装置94に与える機能と、ユーザが入力装置86を用いて行なった操作をもとに表示装置84が表示するべき情報を決定し、決定した結果を表示処理装置94に与える機能と、ユーザが入力装置86を用いて行なった操作の内容を情報抽出装置90に伝える機能とを備える選択支援装置100を含む。
【0051】
選択支援装置100は、メニュー作成装置92、及び表示処理装置94に接続され、メニュー作成装置92の各部が作成した各メニューテーブル、提示用メニュー、及びユーザが提示用メニューに記載されている識別情報を選択する際に、どのメニューテーブルから抜粋された識別情報を多く選択しているかをメニューテーブル別に算出した値(以下、この値を「使用頻度」と表記する。)を記憶する記憶装置102を含む。
【0052】
選択支援装置100はさらに、入力装置86、表示処理装置94、情報抽出装置90、及び記憶装置102に接続され、ユーザが入力装置86を用いて行なった操作、及び記憶装置102が記憶している提示用メニューをもとに表示装置84が表示するべき情報を決定して、結果を表示処理装置94に与える機能、並びにユーザが入力装置86を用いて行なった操作の内容をもとにメニュー作成装置92がメニューテーブルを作成する場合、この操作内容を情報抽出装置90に伝える機能とを備える選択制御装置104を含む。
【0053】
選択支援装置100はさらに、記憶装置102及び選択制御装置104に接続され、選択制御装置104によって決定された結果をもとに、使用頻度を算出又は更新し、これを記憶装置102に記憶させる使用頻度算出装置106と、記憶装置102に接続され、記憶装置102に記憶されている各メニューテーブル及び使用頻度をもとに、提示用メニューを作成し、これを記憶装置102に記憶させる提示用メニュー作成装置108とを含む。
【0054】
入力装置86は、図2に示す様に、表示装置84と一体的に構成されたタッチパネル120と、タッチパネル上の任意の点を示すためのスタイラス122とによって構成されたポインティングディバイスを含む。
【0055】
本発明の実施の形態において、メニュー作成装置92は複数のメニューテーブルを作成するという事を除き、作成するメニューテーブルの種類、数、及び作成方法を問わない。以下の説明では、メニュー作成装置92が、後述する第1メニューテーブルを作成する第1メニュー作成部と、第2メニューテーブルを作成する第2メニュー作成部と、第3メニューテーブルを作成する第3メニュー作成部という3種のメニュー作成部を含む例を示す。
【0056】
図3に、第1メニュー作成部が作成し、記憶装置102に記憶させている第1メニューテーブルの一例を示す。図3を参照して、第1メニュー作成部が作成する第1メニューテーブル140は、ユーザによるコンテンツの選択履歴をもとに作成されるメニューテーブルである。このメニューテーブルでは、ユーザが最近選択したコンテンツの順に識別情報の順位付けがされ、並べられている。このメニューテーブルにおける識別情報は、そのコンテンツのタイトル、情報源、視聴開始時刻、及び視聴終了時刻によって構成される。
【0057】
図4に、第2メニュー作成部が作成し、記憶装置102に記憶させている第2メニューテーブルの一例を示す。図4を参照して、第2メニュー作成部が作成する第2メニューテーブル150は、コンテンツごとのユーザの選択回数をもとに作成されるメニューテーブルである。このメニューテーブルでは、ユーザが選択した回数の多いコンテンツの順に識別情報の順位付けがされ、並べられている。このメニューテーブルにおける識別情報は、そのコンテンツのタイトル、情報源、放映時間によって構成される。
【0058】
図5に、第3メニュー作成部が作成し、記憶装置102に記憶させている第3メニューテーブルの一例を示す。図5を参照して、第3メニューテーブル作成部が作成する第3メニューテーブル160は、ユーザの好みとコンテンツとの適合性などから所定の方法で算出されるコンテンツの推奨度をもとに作成されるメニューテーブルである。このメニューテーブルでは、所定の方法で算出した推奨度の高いコンテンツの順に識別情報の順位付けがされ、並べられている。このメニューテーブルにおける識別情報は、そのコンテンツのタイトル、情報源、放映時間によって構成される。
【0059】
図1に示す提示用メニュー作成装置108は、これらのメニューテーブルからそれぞれ識別情報を抜粋して提示用メニューを作成し、これをユーザに提示する。図6に、提示用メニュー作成装置108が作成する提示用メニューの一例を示す。
【0060】
図6を参照して、提示用メニュー170には、第1メニューテーブルから抜粋した識別情報を提示する第1提示領域172と、第2メニューテーブルから抜粋した識別情報を提示する第2提示領域174と、第3メニューテーブルから抜粋した識別情報を提示する第3提示領域176とを含む。提示領域172、174、及び176の表示画面上での大きさは、各提示領域に提示されるコンテンツを掲載しているメニューテーブルの使用頻度によって変化する。また、各提示領域には、提示領域の大きさにあわせた数の識別情報178が提示される。
【0061】
提示用メニュー170は、さらにユーザが所望のコンテンツを図1に示す表示装置84に表示させる操作を行なう際に用いるGUI(Graphical User Interface)要素であるボタン180を含む。
【0062】
本実施の形態1に係る情報提供装置80は、以下の様に動作する。情報提供装置80の動作の詳細について、特に図1、及び図6を参照して説明する。
【0063】
図1に示す情報提供装置80が起動したとき、又はユーザが入力装置86を用いて情報提供装置80に処理の開始を命令する信号を選択制御装置104に与える入力を行なったとき、情報提供装置80は動作を開始する。動作が開始された事に応答して、選択制御装置104は、前回の起動時までの処理で提示用メニュー作成装置108によって作成され、記憶装置102に記憶されている提示用メニュー170(図6参照)を表示装置84から表示するよう、表示処理装置94に対して命じる信号を与える。
【0064】
図1に示す表示処理装置94は、この信号を受けた事に応答して、記憶装置102から提示用メニュー170(図6参照)を読出し、表示装置84に表示させる。
【0065】
ユーザは、図1に示す表示装置84によって提示された提示用メニューから、所望のコンテンツの識別情報を選択する。ユーザは、選択した識別情報が示すコンテンツを情報提供装置80に表示させる命令を、入力装置86を用いて入力する。例えば、ユーザが図2に示すタッチパネル120、及びスタイラス122を用いて識別情報を選択する場合、図6を参照して、ユーザは、提示用メニュー170上の識別情報178を見て、スタイラス122で所望の識別情報を指し、さらにスタイラス122でGUI要素180を指す。この入力により、命令信号が図1に示す入力装置86から選択制御装置104に与えられる。
【0066】
図1を参照して、選択制御装置104は、入力装置86から命令信号を受信した事に応答して、入力装置86からの命令信号と、記憶装置102に記憶されている提示用メニュー170とを比較する。この比較をもとに、選択制御装置104は、ユーザが選択したコンテンツの識別情報を同定し、表示するべきコンテンツを決定する。選択制御装置104はさらに、表示処理装置94に対して、決定したコンテンツを表示する事を指示する信号を与える。
【0067】
表示処理装置94は、選択制御装置104から与えられたこの信号に従って、ユーザが選択したコンテンツを構成する一連の情報を、受信装置82を介して情報源から受信し、表示装置84に表示させる。
【0068】
選択制御装置104は、表示処理装置94に命令信号を送信した後に、ユーザが選択したコンテンツの識別情報を情報抽出装置90に与える。選択制御装置104からユーザが選択したコンテンツの識別情報を得た情報抽出装置90は、選択制御装置104から得た情報と、受信装置82から取得した情報とから、メニュー作成装置92の各メニュー作成部がメニューテーブルを更新するために必要な情報を抽出し、メニュー作成装置92に与える。
【0069】
メニュー作成装置92の各部は、メニューテーブルを更新するために必要な情報を得た事に応答して、得た情報をもとに記憶装置102に記憶されている各メニューテーブルを更新する。
【0070】
また、選択制御装置104は、ユーザが選択した識別情報がどのメニューテーブルから抜粋されたものであったかを同定し、同定したメニューテーブルを示す情報を使用頻度算出装置106に与える。使用頻度算出装置106は、記憶装置102に記憶されている使用頻度を更新する。
【0071】
図7に、使用頻度算出装置106が算出し、記憶装置102に記憶させた使用頻度の一覧の例を示す。図7を参照して、使用頻度の一覧190では、それぞれのメニューテーブルから抜粋された識別情報がユーザによって選択された回数を、各メニューテーブルの使用頻度としている。
【0072】
使用頻度算出装置106は、選択制御装置104から与えられたメニューテーブルを示す情報が示すメニューテーブルの使用頻度に、1を加える事で使用頻度を更新する。例えば使用頻度の一覧が図7に示すようなものであるときに、ユーザが図6に示す提示用メニューの第1提示領域172から所望のコンテンツを選んだときを想定して説明する。このとき、第1提示領域172に提示されている識別情報は、第1メニューテーブル140から抜粋されたものである。従って、使用頻度算出装置106は、第1メニューテーブルの使用頻度を「1206」から「1207」に更新する。
【0073】
使用頻度が更新された事に応答して、提示用メニュー作成装置108は、以下の動作で提示用メニュー170を更新する。
【0074】
まず、記憶装置102上で更新された使用頻度をもとに、提示領域の表示画面上での面積の比(以下、この面積比を「提示面積比」と表記する。)を算出する。各メニューテーブルの提示面積比は、各メニューテーブルの使用頻度に比例して変化する様にしたものでもよいし、使用頻度よって段階的に変化する様にしたものでもよい。
【0075】
次に、提示用メニュー作成装置108は、各メニューテーブルから抜粋して提示用メニューに掲載する事のできる識別情報の数を、提示面積比に基づいて算出する。
【0076】
次に、提示用メニュー作成装置108は、各メニューテーブルの上位から順に、掲載できる識別情報の数だけ識別情報を抜粋する。提示用メニュー作成装置108は、抜粋した識別情報を、抜粋した元となるメニューテーブル別にまとめて、新たな提示用メニューを作成する。
【0077】
以上の様にして更新された提示用メニューは、次回の動作で提示用メニューを提示するために、記憶装置102に記憶される。
【0078】
情報提供装置80は、以上の動作を繰返す。ユーザが提示用メニューの提示を終了する入力を行なうと、入力信号に応答して情報提供装置80は、以上の一連の動作を終了する。
【0079】
図8に、ユーザが第2提示領域174に提示されている識別情報を、第3提示領域176に提示されている識別情報よりも頻繁に選択した場合に、更新された提示用メニュー170の一例を示す。図8を参照して、更新された提示用メニュー170では、第2提示領域174の方が第3提示領域176よりも大きくなり、第2提示領域174に提示される識別情報の方が、第3提示領域176に提示される識別情報よりも多くなる。
【0080】
本実施の形態に係る情報提供装置80は、一般的なコンピュータと、その上で実行されるコンピュータプログラムとにより実現できる。以下、この情報提供装置80に関する所望の機能を実現するためのプログラムの制御構造について説明する。
【0081】
図9に、情報提供装置80が実行するプログラムのフローチャートを示す。図9を参照して、本実施の形態1に係るプログラムが処理を開始すると、制御はステップ(以下、ステップを単に「S」と表記する。)200に進む。
【0082】
S200では、前回までの処理で作成し、更新した提示用メニュー170を提示し、制御はS202に進む。
【0083】
S202では、ユーザが提示した提示用メニューから識別情報を選択するのを待つ状態になる。ユーザが提示用メニューを見てコンテンツを選択すると、制御はS204に進む。
【0084】
S204では、ユーザが選択したコンテンツをもとに、表示するべきコンテンツを決定し、これを情報源から受信して表示する。制御はS206に進む。
【0085】
S206では、既に説明した方法によって、各メニューテーブルを更新する。制御はS208に進む。
【0086】
S208では、S202においてユーザがどの提示領域に記載されていた識別情報を選択したかを判定する。ユーザが第1提示領域からコンテンツを選択した場合、制御はS210に進み、ユーザが第2提示領域からコンテンツを選択した場合、制御はS212に進み、ユーザが第3提示領域からコンテンツを選択した場合、制御はS214に進む。
【0087】
S210では、第1メニューテーブルの使用頻度に1を加算し、制御はS216に進む。
【0088】
S212では、第2メニューテーブルの使用頻度に1を加算し、制御はS216に進む。
【0089】
S214では、第3メニューテーブルの使用頻度に1を加算し、制御はS216に進む。
【0090】
S216では、S210、S212、又はS214の制御で更新された使用頻度をもとに、提示用メニュー上での各メニューテーブルの提示面積比を算出して、これを更新する。この後、制御はS218に進む。
【0091】
S218では、S216の制御によって算出され、更新された各メニューテーブルの提示面積比と、提示用メニュー全体の面積とから、各メニューテーブルに記載された識別情報のうち、提示用メニューによって提示する事のできる識別情報の数をメニューテーブルごとに算出する。制御はS220に進む。
【0092】
S220では、各メニューテーブルから識別情報を、各メニューテーブルの上位から順に、S216の制御によって算出された数だけ抜粋する。制御はS222に進む。
【0093】
S222では、S216の制御によって算出された各メニューの提示面積比をもとに、S220の制御によって抜粋された識別情報を再配置して、提示用メニューを更新し、記憶する。制御はS224に進む。
【0094】
S224では、提示用メニューの提示を終了するか否かの判定を行なう。この判定の基準は、ユーザが提示用メニューの提示を終了する操作入力を行なった場合を基準としてもよいし、ある一定時間以上、ユーザが提示用メニューに基づく操作入力を行なわなかった場合を基準としてもよい。これらの基準が満たされたならば提示用メニューの提示を終了する。終了しない場合、制御は、S200に戻り、更新した提示用メニューを提示し、以上の制御を繰返す。
【0095】
以上の様に、それぞれ異なる方法で作成されたメニューテーブルから、ユーザがコンテンツを選択するために用いる事の多いメニューテーブルに記載されている識別情報を優先的に表示させる事により、ユーザが使用するメニューテーブルを意識して切替えなくても、ユーザがコンテンツを選択する際に適したメニューテーブルをより多く使用できる様になる。
【0096】
[実施の形態2]
実施の形態1において、ユーザがコンテンツを選択する事を支援するための機能の一例として、ユーザに識別情報を掲載した提示用メニューを提示する機能を例示した。しかし本発明は、そのような実施の形態に限定されるものではない。
【0097】
実施の形態1において、提示用メニューに識別情報をより多く掲載するためには、識別情報に含まれる情報をユーザがコンテンツを識別するのに必要最低限の情報とする事が望ましい。しかし、ユーザがコンテンツを選択する際にユーザが参考とする情報は、コンテンツを識別できる最低限の情報には留まらない。
【0098】
本実施の形態に係る情報提供装置は、例えば各コンテンツの見所を紹介した文、放送番組ならばその番組の出演者又は脚本家の名前など、コンテンツに関するより詳細な情報であり、ユーザがコンテンツを選択する際の参考となる情報(以下、この情報を「詳細情報」と表記する。)を提示するための機能をさらに備える。
【0099】
図10に、実施の形態2に係る情報提供装置の構成をブロック図形式で示す。図10を参照して、本実施の形態2に係る情報提供装置280は、図1に示す実施の形態1に係る情報提供装置80と同様に、受信装置82、表示装置84、及び入力装置86を含む。
【0100】
情報提供装置280はさらに、図1に示す情報抽出装置90に替えて、情報抽出装置90が備える機能に加え、受信装置82が受信する情報などから詳細情報を抽出するための機能をさらに備える情報抽出装置290を含む。情報提供装置280はまた、図1に示すメニュー作成装置92に替えて、メニュー作成装置92の各機能部に加えて、情報抽出装置290が抽出した詳細情報を整理し、識別情報と詳細情報とを関連付けるための詳細情報処理部296をさらに含むメニュー作成装置292を含む。
【0101】
情報提供装置280はさらに、図1に示す表示処理装置94に替えて、表示処理装置94の機能に加え、詳細情報を表示装置84で表示できる様に加工して表示装置84に与える機能をさらに備える表示処理装置294を含む。
【0102】
情報提供装置280はさらに、図1に示す選択支援装置100に替えて、選択支援装置100が備える機能に加え、詳細情報処理部310から詳細情報を記憶し、ユーザが入力装置86を用いて行なった操作に従って、記憶した詳細情報を表示処理装置294に与えるための機能をさらに備える選択支援装置300を含む。
【0103】
選択支援装置300は、図1に示す記憶装置102に替えて、メニュー作成装置292の詳細情報処理部から詳細情報を得て、これを記憶する機能をさらに備える記憶装置302と、図1に示す選択制御装置104に替えて、ユーザが入力装置86を用いて行なった操作に従って、表示処理装置294に対して記憶装置302が記憶した詳細情報を表示装置84に表示させる命令を与えるための機能をさらに備える選択制御装置304とを含む。
【0104】
図11に、記憶装置302が記憶する詳細情報テーブルの一例を示す。図11を参照して、詳細情報テーブル320の各エントリは、詳細情報322と、詳細情報処理部296が付した整理番号324とを含む。詳細情報322には、その詳細情報が示すコンテンツの出演者名、脚本家名、内容の紹介文、又はコンテンツの見所など、ユーザがコンテンツを選択する際の参考となる情報が記載される。
【0105】
図12に、記憶装置302が記憶するメニューテーブルの一例を示す。図12を参照して、メニューテーブル340の各エントリは、そのコンテンツのタイトル、情報源、及び放映時間からなる識別情報342と、コンテンツの詳細情報へのポインタ344とを含む。ポインタの値は、メニューテーブル内にあるコンテンツの詳細情報に割当てられた整理番号である。ある識別情報342が示すコンテンツの詳細情報を得るためには、このポインタの値と同じ整理番号を持つ詳細情報をメニューテーブルから取出せばよい。
【0106】
図13に、記憶装置302に記憶され、ユーザに提示される提示用メニューの一例を示す。図13を参照して、本実施の形態2に係る提示用メニュー360が、図6に示す実施の形態1に係る提示用メニュー170と異なる点は、ユーザが詳細情報の表示を求める操作に用いるGUI要素364をさらに含む点である。
【0107】
図14に、表示装置84に表示される詳細情報の一例を示す。図14を参照して、表示される詳細情報の表示画面380は、ユーザが選択した識別情報342と、識別情報によって示されるコンテンツの詳細情報322とを含む。また、詳細情報の表示画面380には、ユーザが詳細情報を見る事を止める操作を行なうためのGUI要素382が表示されている。
【0108】
選択支援装置300はさらに、図1に示す選択支援装置100と同様に、使用頻度算出装置106と、提示用メニュー作成装置108とを含む。
【0109】
情報提供装置280の動作は、実施の形態1に係る情報提供装置80の動作と、以下の点が異なる。他の点では、情報提供装置280の動作は、実施の形態1に係る情報提供装置80の動作と同じである。
【0110】
第1の相違点は、メニューテーブルの作成、及び更新のための情報を抽出する動作に関する相違点である。図10を参照して、選択制御装置304からユーザが選択したコンテンツの識別情報を得た情報抽出装置290は、メニューテーブルを更新するために必要な情報を抽出してメニュー作成装置292に与える。情報抽出装置290はさらに、受信装置82から取得した情報から、メニューテーブルに記載される識別情報が示すコンテンツの詳細情報を抽出し、メニュー作成装置292に与える。
【0111】
メニューテーブルを更新するために必要な情報を得た事に応答して、メニュー作成装置292の各メニュー作成部は、得た情報をもとに記憶装置302に記憶されている各メニューテーブルを更新するための識別情報を作成し、詳細情報処理部296に与える。
【0112】
このコンテンツの詳細情報を得た詳細情報処理部296は、情報抽出装置290から得た詳細情報に整理番号を付して、これを記憶装置302に与える。
【0113】
また、詳細情報処理部296は、メニュー作成装置292の各メニュー作成部が作成した識別情報に、識別情報が示すコンテンツの詳細情報の整理番号を追加する。メニュー作成装置292は、詳細情報の整理番号が追加された識別情報によって、記憶装置302に記憶されている各メニューテーブルを更新する。
【0114】
記憶装置302は、詳細情報処理部296から与えられた詳細情報を整理番号に従って整理し、詳細情報テーブルに記憶する。
【0115】
また、詳細情報処理部296は、メニュー作成装置292が更新する各メニューテーブルに、識別情報が示すコンテンツの詳細情報へのポインタを記載する。
【0116】
第二の相違点は、表示装置84(図10参照)から図13に示す提示用メニュー360を提示してからユーザがコンテンツを選択するまでの動作に関する相違点である。ユーザが図12に示す識別情報が示すコンテンツの詳細情報を見る場合、本実施の形態2に係る情報提供装置280は、以下の様に動作する。
【0117】
表示装置84(図10参照)から図13に示す提示用メニュー360が提示されると、ユーザは、スタイラス(図2参照)で所望の識別情報362を指し、さらにスタイラス122でGUI要素364を指す。この操作により、詳細情報の表示を求める信号が、図10に示す選択制御装置304に与えられる。
【0118】
再び図10を参照して、選択制御装置304は、入力装置86からこの信号を受信した事に応答して、受信した信号と、記憶装置302に記憶されている提示用メニューとを比較して、ユーザが選択した識別情報を同定する。選択制御装置304は、同定した識別情報から詳細情報へのポインタを読出して、表示するべき詳細情報を決定する。選択制御装置304はさらに、表示処理装置294に対して、決定した詳細情報の表示を指示する信号を与える。
【0119】
詳細情報の表示を指示する信号を受信した事に応答して、表示処理装置294は、選択制御装置304からのこの信号に従って、ユーザが選択したコンテンツの詳細情報を記憶装置302から読出し、ユーザが選択した識別情報と併せて、これを図14に示す詳細情報の表示画面380として表示装置84に表示させる。
【0120】
図14を参照して、ユーザがGUI要素382を指す操作をすると、詳細情報の表示を止める信号が図10に示す入力装置86、及び選択制御装置304を介して表示処理装置294に伝えられる。信号を受信した表示処理装置294は、詳細情報の提示を止め、表示装置84の表示画面を、図13に示す提示用メニュー360が提示されている状態に戻す。
【0121】
本実施の形態2に係る情報提供装置280は、実施の形態1に係る情報提供装置80と同様に、一般的なコンピュータと、その上で実行されるコンピュータプログラムとにより実現できる。この情報提供装置280に関する所望の機能を実現するためのプログラムの制御構造について説明する。
【0122】
図15に、情報提供装置280が実行するプログラムのフローチャートを示す。図15を参照して、本実施の形態2に係る情報提供装置280が実行するプログラムが、図9に示す実施の形態1に係る情報提供装置80が実行するプログラムと異なる点は、以下の2点である。他の点では、情報提供装置280が実行するプログラムは、実施の形態1に係る情報提供装置80が実行するプログラムと同じである。
【0123】
第1の相違点は、コンテンツの選択待ちを行なう際の制御に関するものである。図9に示す実施の形態1に係るプログラムにおいて、S200で提示用メニューを提示した後、制御はS202に進み、ユーザが識別情報を入力するのを待つ状態となる。これに対して本実施の形態2に係るプログラムにおいて、S200で提示用メニューを提示した後、制御はS400に進む。
【0124】
S400では、ユーザが識別情報を選択したか否かが判定される。ユーザがいずれかの識別情報を選択すると、制御は実施の形態1に係るS200と同様にS202に進む。ユーザが識別情報を選択していない場合、制御はS402に進む。
【0125】
S402で、ユーザが詳細情報の表示を求める入力を行なったか否かが判定される。ユーザが詳細情報の表示を求める入力を行なった場合、制御はS404に進む。それ以外の場合には、制御はS400に戻る。
【0126】
S404では、ユーザの操作に従って、所望のコンテンツに関する詳細情報を表示する。制御は、S406に進む。
【0127】
S406では、ユーザが詳細情報の表示を止める入力操作を待つ状態となる。ユーザが詳細情報の表示を止め、提示用メニューの提示を求める入力を行なうと、制御はS200に戻り、改めて提示用メニューが提示される。
【0128】
第2の相違点は、詳細テーブルを更新する制御に関するものである。図9に示す実施の形態1に係るプログラムにおいて、S204でコンテンツを表示する制御が終了した後、制御はS206に進み、各メニューテーブルを更新する。これに対して、本実施の形態2に係るプログラムでは、S204の制御が終了した後、制御はS408に進む。
【0129】
S408では、各メニューテーブルと、詳細情報テーブルとを更新する。S408では、各メニューテーブルを更新するとともに、コンテンツの詳細情報を取得してこれに整理番号を付して詳細情報テーブルに記憶する。このとき更新する各メニューテーブルに記載される識別情報に、その識別情報が示すコンテンツの詳細情報へのポインタを記載し、制御は、S208に進む。
【0130】
以上の様に、本実施の形態2に係る情報提供装置は、ユーザがコンテンツを選択する際に参考にするの情報を提示するための機能をさらに備える事により、ユーザが簡単な操作を行なうだけで、提示用メニューに提示される識別情報の数を減らす事なく、ユーザがコンテンツを選択する際の参考となる、コンテンツの詳細な情報をユーザに提示する事ができる。
【0131】
なお、本実施の形態を説明するにあたり、詳細情報は、受信装置が受信する情報をもとに情報抽出装置が抽出して作成する例を示したが、詳細情報を入手し記憶させる方法はこの例示に限定されるものではない。例えば、情報源である放送局、又はインターネット上のサーバなどが、自己が提供するコンテンツについての詳細情報を定期的に提供し、記憶装置は提供された詳細情報をそのまま記憶する様にしてもよい。
【0132】
また、情報提供装置280が読取可能な記録媒体によって詳細情報を配布し、配布された詳細情報をそのまま記憶する様にしてもよい。
【0133】
本実施の形態を例示するにあたり、メニュー作成装置292の各メニュー作成部は、詳細情報とは別の情報を情報抽出装置290から情報を得て、識別情報を作成するものとしたが、メニュー作成装置292が情報抽出装置290から識別情報を作成するのに必要な情報と詳細情報とをひとまとめにして得る様にしてもよい。各メニュー作成部がひとまとめになっている情報から必要な情報を取出して識別情報を作成し、残りの情報を詳細情報として、詳細情報処理装置296に与える。
【0134】
[実施の形態3]
実施の形態1において例示した情報提供装置は、提示用メニューによって提示される識別情報を決定する際に、ユーザのメニューテーブル別の使用頻度を算出し、その使用頻度に従って、各メニューテーブルから抜粋される識別情報の数を変化させる事により、ユーザがコンテンツを選択する事を支援するものであった。しかし本発明は、そのような実施の形態に限定されるものではない。
【0135】
例えば、ユーザが提示用メニューに提示されている識別情報のうち、「明日放送される番組を選択したい。」と思った場合、ユーザは識別情報を選抜するための条件を明確に理解している事になる。実施の形態1に係る情報提供装置は、ユーザがコンテンツの選択候補を選ぶための条件を明確に理解していないときに有効な機能を備えているが、ユーザが条件を明確に理解している場合に対応する機能を備えていない。
【0136】
本実施の形態に係る情報提供装置は、選択候補となるコンテンツを自動的に選抜するだけでなく、さらにユーザが選択候補となるコンテンツを絞込む条件を指定できる様にし、提示用メニューに掲載される識別情報を絞込み、ユーザが指定した条件に合致するものだけで提示用メニューが構成される様にする機能をさらに含む。
【0137】
図16に、実施の形態3に係る情報提供装置の構成をブロック図形式で示す。図16を参照して、本実施の形態3に係る情報提供装置480が、実施の形態1に係る情報提供装置80と異なる点は、以下の点である。他の点では、情報提供装置480は、実施の形態1に係る情報提供装置80と同じである。
【0138】
第1の相違点は、本実施の形態3に係る情報提供装置480が、図1に示す選択支援装置100に替えて、選択支援装置500を含む点である。選択支援装置500は、選択支援装置100が備える機能に加えて、ユーザが入力によって指定した条件に基づいて識別情報を絞込み、提示用メニューを作成する機能と、識別情報を絞込んで作成した提示用メニュー(以下、この提示用メニューを「絞込み提示用メニュー」と表記する。)を記憶するための機能と、ユーザの操作入力に従って絞込み提示用メニューを表示装置84に表示させるための機能とをさらに備える。
【0139】
選択支援装置500は、図1に示す提示用メニュー作成装置108が備える機能に加えて、ユーザが入力によって指定した条件に基づいて、絞込み提示用メニューを作成する機能をさらに備える提示用メニュー作成装置508と、図1に示す記憶装置102が備える機能に加えて、提示用メニュー作成装置508によって作成された絞込み提示用メニューを記憶する機能をさらに備える記憶装置502と、図1に示す選択制御装置104が備える機能に加えて、ユーザの操作入力に従って、提示用メニュー作成装置508に絞込み提示用メニューを作成させる命令信号、及び絞込み提示用メニューにおいて識別情報を絞込むための条件を伝えるための機能をさらに備える選択制御装置504と、図1と同じ使用頻度算出装置106とを含む。
【0140】
第2の相違点は、本実施の形態3に係る情報提供装置480が、図1に示す表示処理装置94に替えて、表示処理装置94が備える機能に加えて、選択に従って提示用メニューと絞込み提示用メニューとを選択的に表示装置84に表示させる機能をさらに備える表示処理装置494を含む点である。
【0141】
以上の点を除き、本実施の形態3に係る情報提供装置480は、図1に示す実施の形態1に係る情報提供装置80と同一の機能、及び構成を有する。
【0142】
情報提供装置480は、実施の形態1に係る情報提供装置80の動作と異なり、表示装置84の表示上で提示用メニューを提示してからユーザがコンテンツを選択するまでの間に、ユーザの入力操作に従って絞込み提示用メニューを提示する動作をする。以下に、本実施の形態3に係る情報提供装置480の動作のうち、表示装置84の表示上で提示用メニューを提示してから、ユーザが識別情報を選択するまでの動作について説明する。
【0143】
図17に本実施の形態3に係る提示用メニュー作成装置508が作成した提示用メニューの画面表示の一例を示す。図17を参照して、この提示用メニュー520に記載されている識別情報は、図6に示す実施の形態1に係る提示用メニュー170に記載されているコンテンツ提示用メニューと同一のものである。なお、例示のために第3提示領域176には、火曜日の20時から放映されるドラマ番組の識別情報524が記載されているものとする。
【0144】
本実施の形態3に係る提示用メニュー520が実施の形態1に係る提示用メニュー170と異なる点は、絞込み提示用メニューを表示させる操作を行なうためのGUI要素522をさらに含む点である。ユーザがスタイラス(図2参照)でGUI要素522を指すと、入力装置86から、選択制御装置504に、絞込み提示用メニューの表示を命令する信号が与えられる。
【0145】
図16を参照して、選択制御装置504は、入力装置86からの信号を受信した事に応答して、提示用メニュー作成装置508に絞込み提示用メニューの作成を命令する信号を与える。信号を受けた提示用メニュー作成装置508は、この提示用メニュー作成装置508が行なう事のできる識別情報の絞込みの条件(以下、この条件を「絞込条件」と表記する。)を選択制御装置504に返す。
【0146】
絞込条件を返された選択制御装置504は、表示処理装置494に絞込条件を与える。絞込条件を受けた表示処理装置494は、この絞込条件を表示装置84に表示させる。
【0147】
ユーザは表示装置84に表示された絞込条件から、ユーザが所望する絞込条件を決定して入力する。入力信号は入力装置86から選択制御装置504を経由して提示用メニュー作成装置508に与えられる。
【0148】
入力信号を受けた提示用メニュー作成装置508は、入力信号に従い、各メニューテーブルから、ユーザ所望の条件を満たす識別情報を選抜する。識別情報の選抜は、通常の提示用メニューの作成と同様に提示領域に提示できる数まで行なう。これら選抜された識別情報をもとに、提示用メニュー作成装置508は絞込み提示用メニューを作成し、これを記憶装置502に記憶させる。また、絞込み提示用メニューの作成が終了した事を選択制御装置504に伝える。
【0149】
提示用メニュー作成装置508からの信号に応答して、選択制御装置504は、絞込み提示用メニューの表示を命じる信号を表示処理装置494に与える。
【0150】
命令信号を受信した表示処理装置494は、記憶装置502から作成された絞込み提示用メニューを読出し、これを表示装置84から表示させる。
【0151】
図18に、絞込み提示用メニューの一例を示す。図18を参照して、この絞込み提示用メニュー540は月曜日の22時前に、まもなく放映される番組という条件で絞込まれたものである。
【0152】
各表示領域に表示されている識別情報から、火曜日の20時から番組のコンテンツの識別情報524(図17参照)は除外されている。また、ユーザによるコンテンツの選択履歴をもとに作成されたメニューテーブルである第1メニューテーブルは、その作成方法自体が絞込条件に合致しないため、提示領域ごと除外されている。
【0153】
ユーザは、この絞込み提示用メニューから、所望のコンテンツを選択する。
【0154】
以上の点を除き、情報提供装置480は、実施の形態1に係る情報提供装置80の動作と同一の動作をする。
【0155】
実施の形態3に係る情報提供装置480は、実施の形態1に係る情報提供装置80と同様に、一般的なコンピュータと、その上で実行されるコンピュータプログラムにより実現できる。この情報提供装置480に関する所望の機能を実現するためのプログラムの制御構造について説明する。
【0156】
図19に、情報提供装置480が実行するプログラムのフローチャートを示す。図19を参照して、本実施の形態3に係る情報提供装置480の実行するプログラムが、図9に示す実施の形態1に係る情報提供装置80の実行するプログラムと異なる点は、以下の点である.
図9に示す実施の形態1に係るプログラムにおいて、S140で提示用メニューを提示した後、制御はS142に進み、ユーザが識別情報を入力するのを待つ状態となる。これに対して本実施の形態2に係るプログラムにおいて、S140で提示用メニューを提示した後、制御はS600に進む。
【0157】
S600では、ユーザが識別情報を選択したか否かの判定が行なわれる。ユーザがいずれかの識別情報を選択すると、制御は実施の形態1に係るS142と同様にS144に進む。ユーザが識別情報を選択していない場合、制御はS602に進む。
【0158】
S602では、ユーザが絞込み提示用メニューの表示を求める入力を行なったか否かの判定が行なわれる。ユーザが絞込み提示用メニューの表示を求める入力を行なった場合、制御はS604に進む。それ以外の場合には、制御はS600に戻る。
【0159】
S604では、ユーザが絞込み提示用メニューを作成する際に識別情報を抜粋するための条件を、ユーザが入力する。制御はS606に進む。
【0160】
S606では、S604でユーザが入力した条件に従って各メニューテーブルの上位から順に、ユーザが入力した条件を満たすコンテンツの識別情報を抜粋して、絞込み提示用メニューを作成する。制御はS608に進む。
【0161】
S608では、S606の制御で作成された絞込み提示用メニューをユーザに提示する。制御はS600に戻る。
【0162】
以上の様に、提示用メニューに提示される識別情報を、ユーザ所望の条件によって絞込んで提示する事により、提示用メニューに提示される識別情報は、よりユーザが選択する可能性が高いものとなる。
【0163】
先に述べた実施の形態1から実施の形態3において、使用頻度の高いメニューテーブルに記載の識別情報をより多く提示する事によって、使用頻度の高いメニューテーブルに記載の識別情報を優先的に提示する情報提供装置を例示した。使用頻度の高いメニューテーブルに記載の識別情報を優先的に提示する提示様式は、これ以外の様式であってもよい。
【0164】
図20に、別の様式で提示された提示用メニューの一例を示す。図20を参照して、この提示用メニュー700では、一つの提示領域に掲載される識別情報の数を増減させるのではなく、使用頻度に応じて識別情報そのものを提示する大きさを変える。この様式では使用頻度の高いメニューテーブルに記載の識別情報ほど、ユーザの視認性が向上する。使用頻度の高いメニューテーブルに記載の識別情報ほど選択しやすくなる。
【0165】
先に述べた実施の形態1から実施の形態3において、情報提供装置が提供するコンテンツの例として、放送番組を示した。本発明に係る情報提供装置が提供するコンテンツは、放送番組に限らない。例えばインターネットを介して接続可能なサーバ装置を情報源とするいわゆるWebコンテンツ、又はCD―ROMなどの記録媒体に記録された情報などを提供するコンテンツとしてもよい。
【0166】
図21に、情報提供装置がWebコンテンツを提供する際の提示用メニューの一例を示す。図21を参照して、この提示用メニュー720に記載される識別情報722は、Webコンテンツのタイトルと、Webコンテンツのトップページに相当するファイルを指定するURL(Uniform Resource Locator)とを含む。
【0167】
先に述べた実施の形態1から実施の形態3において、ユーザが提示用メニューの提示を終了する入力を行なったという条件が満たされると情報提供装置が一連の動作を終了する例を示したが、これ以外の条件が満たされる事によって、提示用メニューの提示を終了する様にしてもよい。例えばある一定時間以上、ユーザが提示用メニューに基づく操作を行なわなかったなどの条件が満たされると、情報提供装置は一連の動作を終了してもよい。
【0168】
先に述べた実施の形態1から実施の形態3における入力装置の一例として、タッチパネル120及びスタイラス122を含む入力装置86を示したが、これ以外の装置を入力装置86として用いてもよい。例えば入力装置86は、情報提供装置本体に取付けられたボタン群、ダイアル、キーなどで構成された入力装置であってもよいし、情報提供装置に接続されたキーボードであってもよい。無線電波、又は赤外線などで信号を送信するリモートコントローラなどでもよい。また、画面に表示されているGUI要素と、それらに対する操作を行なうためのマウス、又はパッド型ポインティングディバイスなどを含んでもよい。
【0169】
実施の形態1から実施の形態3における情報提供装置の一例として、情報提供装置に含まれる各装置が一体の構成を例示した。しかし本発明はそうした実施の形態には限定されない。例えば、情報提供装置を構成する各部分が、2以上の筐体に分割されていてもよい。ただし、それらは互いに通信可能である必要がある。
【0170】
実施の形態1から実施の形態3における表示装置は、複数備えられていてもよい。例えば、表示装置は、情報をユーザに提供するための第1の表示装置と、提示用メニューをユーザに提示するための第2の表示装置を含んでもよい。
【0171】
実施の形態1から実施の形態3で例示した実施の形態は、ハードウェアとしての情報提供装置で実現可能なだけでなく、通信機能を備えたコンピュータなどのハードウェア、及びこれらのハードウェア上で動作し、各実施の形態で説明した制御をこれらのハードウェア上で行なうソフトウェアによって実現する事も可能である。
【0172】
先に述べた実施の形態1から実施の形態3に係るシステムを実現するソフトウェアは、例えば、CD−ROMのような記録媒体上に記録されて流通し、先に述べたコンピュータなどのハードウェアの読取装置を介して、読込まれ、ハードウェア内の記憶装置に記憶される。ハードウェア内の中央演算装置(Central Processing Unit:CPU)など制御装置がプログラムを実行する際には、制御装置がこのプログラムを読出して、プログラムの命令を実行する。
【0173】
コンピュータの動作は周知であるので、ここではそれらについての詳細を説明しない。
【0174】
なお、ソフトウェアの流通形態は、上記の様に記録媒体に固定された形には限定されない。例えば情報網を通じて接続された他のハードウェアからデータを受取る形で流通する事もありうる。また、ソフトウェアの一部が予めハードウェアの記憶装置内に格納されており、残りの部分を情報もネットワーク経由で記憶装置に取込んで実行時に統合する形の流通形態もありうる。
【0175】
一般的に、現代のプログラムはコンピュータのオペレーティングシステム(OS)又は、いわゆるサードパーティーなどによって提供される汎用の機能を利用し、それらを所望の目的に従って組織化した形態で実行する事により、先に述べた所望の目的を達成する。従って、先に述べた実施の形態が備えた各機能のうち、OS又はサードパーティーが提供する汎用の機能を含まず、それら汎用の機能の組合せだけを指定するプログラム(群)であっても、それらを利用して全体として所望の目的を達成する制御構造を有するプログラムである限り、それらが本発明の技術的範囲に含まれる事は明らかである。
【0176】
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
【0177】
【発明の効果】
以上の様に、本発明の第1の局面によれば、ユーザが情報を選択するためにメニューを選択しなければならないという問題点が解決される。また、ユーザがある提示領域から頻繁に情報を選択すると、それに応じて頻繁に使用された提示領域を大きくする事ができる。ユーザが頻繁に使用するメニューは、ユーザとの適合性が高いメニューであると考えられるので、これによりユーザとの適合性が高いメニューを大きく提示する事ができる。すなわち、ユーザは、ユーザにとって適合性の高い便利なメニューから情報を選びやすくなる。
【0178】
面積が大きい提示領域に、より多くの候補情報を提示する事ができるので、ユーザにとって適合性の高い便利なメニューに列挙されている候補情報を、より多く提示する事ができる。
【0179】
各提示領域に提示される候補情報のうち、優先順位の高い情報を提示する事ができるので、面積の小さな提示領域にも、ユーザが選択する可能性の高い候補情報が提示される様になる。
【0180】
ユーザは情報の内容を判断して情報を選択する事が可能となる。
【0181】
ユーザに、情報を選択する際の参考となる詳細な情報を提示すると、ユーザが情報を選択する際に便利になる。
【0182】
また、ユーザが詳細情報を見たいと思い指定した候補情報について、詳細情報を提示する様にする事で、ユーザにとって必要な詳細情報を表示する事ができる。
【0183】
ユーザは、提示される候補情報を、積極的に絞込む事ができる。
【0184】
ユーザは、候補情報を絞込む条件を容易に設定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る表示装置、及び入力装置の一例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る第1メニュー作成部が作成する、第1メニューテーブルの一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る第2メニュー作成部が作成する、第2メニューのテーブル一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る第3メニュー作成部が作成する、第3メニューテーブルの一例を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る提示用メニューの一例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る使用頻度の一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る第2メニューテーブルの使用頻度が高いときに表示される提示用メニューの一例を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る情報提供装置が実行するコンテンツ提供プログラムの制御構造を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態2に係る情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係る詳細情報テーブルの一例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係るメニューテーブルの一例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る提示用メニューの一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態2に係る詳細情報の表示画面の一例を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態2に係る情報提供装置が実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態3に係る情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図17】 本発明の実施の形態3に係る提示用メニューの一例を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態3に係る絞込み提示用メニューの一例を示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態3に係る情報提供装置が実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
【図20】 本発明の実施の形態に係る、別の提示様式によって識別情報を提示する提示用メニューの一例を示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態に係る情報提供装置が提示するインターネットのコンテンツに関する提示用メニューの一例を示す図である。
【符号の説明】
80、280、480 情報提供装置、82 受信装置、84 表示装置、86 入力装置、90、290 情報抽出装置、92、292メニュー作成装置、94、294、494 表示処理装置、100、300、500 選択支援装置、102、302、502 記憶装置、104、304、504 選択制御装置、106 使用頻度算出装置、108、508 提示用メニュー作成装置、140、150、160、340 メニューテーブル、170、360、520、700、720 提示用メニュー、172、174、176提示領域、190 使用頻度、320 詳細情報テーブル、322 詳細情報、344 詳細情報へのポインタ、540 絞込み提示用メニュー

Claims (18)

  1. 表示装置に接続して使用される情報提供装置であって、
    ユーザに提供するための情報を準備するための準備手段と、
    前記準備手段が準備する前記情報の中から、提供するための候補情報をそれぞれ所定の条件によって選抜し、選抜した候補情報を列挙したメニューをそれぞれ作成するための、複数のメニュー作成手段と、
    前記複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した複数の前記メニューに列挙された前記候補情報を、前記表示装置による表示上の前記複数のメニューにそれぞれ対応する提示領域に提示するための提示手段と、
    前記提示手段が提示した候補情報のいずれかを選択する操作を行なうために、ユーザが使用するための選択手段と、
    前記選択手段を用いてユーザが選択した情報を、前記準備手段から取得し提供するための提供手段と、
    前記選択手段を用いてユーザが行なった選択をもとに、前記提示領域に提示された候補情報をユーザが選択した頻度を、各提示領域についてそれぞれ算出するための頻度算出手段と、
    前記頻度算出手段が算出した前記頻度をもとに、前記各提示領域の面積を変更するための領域変更手段とを含む、情報提供装置。
  2. 前記提示手段は、
    前記複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した前記複数のメニューに列挙された前記候補情報を、前記領域変更手段によって変更された前記提示領域の面積に応じた数だけ抜粋するための抜粋手段と、
    前記抜粋手段が抜粋した情報を、当該各メニューにそれぞれ対応する提示領域に提示するための抜粋情報提示手段とを含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記メニュー作成手段は、
    前記準備手段が準備する前記情報の中から、ユーザに提供する前記情報の候補となる候補情報を、所定の条件によって選抜するための手段と、
    選抜した候補情報に優先順位を付けるための手段と、
    前記候補情報を前記優先順位に従って列挙したメニューを作成するための手段とを含み、
    前記抜粋手段は、前記複数のメニュー作成手段がそれぞれ作成した前記複数のメニューに列挙された前記候補情報を、優先順位が上位のものから順に前記領域変更手段によって変更された前記提示領域の面積に応じた数だけ抜粋するための手段を含む、請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記準備手段は、ユーザに提供するための情報として、コンテンツを準備するためのコンテンツ準備手段を含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  5. 前記複数のメニュー作成手段は、前記準備手段が準備可能な前記コンテンツの中から、ユーザに提供するコンテンツの候補となるコンテンツを、それぞれ所定の条件によって選抜し、選抜したコンテンツの識別情報を列挙したメニューを作成するための識別情報メニュー作成手段をそれぞれ含む、請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記提示手段は、
    前記コンテンツのメニューにそれぞれ列挙された識別情報の内、所定の数の識別情報を抜粋するための識別情報抜粋手段と、
    前記識別情報抜粋手段が抜粋した識別情報を、当該各メニューにそれぞれ対応する提示領域に提示するための抜粋識別情報提示手段とを含む、請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記提示手段は、前記領域変更手段によって変更された前記提示領域の面積に応じて、識別情報抜粋手段が抜粋する識別情報の数を決定するための項目数決定手段をさらに含む、請求項6に記載の情報提供装置。
  8. 前記頻度算出手段は、前記選択手段を用いてユーザが行なった選択をもとに、前記提示領域に提示された候補情報がユーザに選択された回数を計算して、前記頻度を各提示領域についてそれぞれ算出するための計算手段を含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  9. 前記領域変更手段は、前記頻度をもとに、表示装置上での各提示領域の面積の比を変更するための領域面積比変更手段を含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  10. 前記情報提供装置は、前記準備手段が準備する情報に関する詳細情報を、前記準備手段から取得し、ユーザに提供するための詳細情報提示手段をさらに含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  11. 前記詳細情報提示手段は、
    前記詳細情報を前記準備手段から取得するための詳細情報取得手段と、
    前記詳細情報取得手段が取得した詳細情報を、前記候補情報と関連付けるための手段と、
    前記候補情報と関連付けられている詳細情報を、ユーザに提示するための関連情報提示手段とを含む、請求項10に記載の情報提供装置。
  12. 前記詳細情報提示手段は、
    ユーザが、前記候補情報のいずれかを指定するためにユーザが使用するための詳細情報指定手段と、
    ユーザが前記詳細情報指定手段を用いて行なった要求に従い、ユーザが指定した候補情報と関連付けられている詳細情報をユーザに提示するための手段とをさらに含む、請求項11に記載の情報提供装置。
  13. 前記関連情報提示手段は、前記候補情報、及び当該候補情報と関連付けられている詳細情報を、併せてユーザに提示するための手段を含む、請求項11に記載の情報提供装置。
  14. 前記情報提供装置は、
    前記提示手段によって提示される候補情報を選抜するための条件を、ユーザが指定するための条件指定手段と、
    前記条件指定手段を用いてユーザが指定した条件に従い、前記各メニュー作成手段がそれぞれ作成した各メニューに列挙される候補情報のうちで、当該条件に合致する候補情報を選抜して列挙した、新たなメニューをそれぞれ作成するための選抜メニュー作成手段と、
    前記選抜メニュー作成手段が作成した前記新たなメニューに列挙された候補情報を提示するための選抜候補提示手段とをさらに含む、請求項1に記載の情報提供装置。
  15. 前記選択候補提示手段は、前記新たなメニューに列挙された候補情報を、当該候補情報が列挙されていた前記各メニューと対応関係にある前記提示領域に提示するための手段を含む、請求項14に記載の情報提供装置。
  16. 前記条件指定手段は、
    ユーザに対して前記候補情報を選抜する条件の候補を提示するための条件提示手段と、
    前記条件提示手段が提示した条件の候補の中から、ユーザが条件を選択するための条件選択手段とを含み、
    前記選抜メニュー作成手段は、
    前記各メニュー作成手段がそれぞれ作成した各メニューに列挙される候補情報のうちで、前記条件選択手段を用いてユーザが選択した条件に合致する候補情報を選抜して列挙した、新たなメニューをそれぞれ作成するための手段を含む、請求項14に記載の情報提供装置。
  17. コンピュータ上で実行されると、当該コンピュータを請求項1から請求項16のいずれかに記載の情報提供装置として動作させる、コンピュータで実行可能な情報提供プログラム。
  18. 請求項17に記載の情報提供プログラムが記録された、コンピュータで読取可能な記録媒体。
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