JP4196028B2 - 閃光光源の色温度変更装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写界の色温度に応じて、閃光光源の色温度を変更する閃光光源の色温度変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、閃光装置による発光を使用したカメラ撮影では、例えば、背景が夕焼けやタングステン照明の場合には、背景が赤色っぽく写るが、人物が白色っぽく写り、背景に比較して大変不自然な写真になる。
従来、このような問題を解決したものとして、例えば、特開昭63−261331号公報に開示されるカメラ用の発光色温度制御方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この発光色温度制御方法では、2台の閃光装置の前面に、透過波長の異なるフィルタを配置し、2台の閃光装置の発光量を制御することにより、色温度を制御しているため、装置が複雑かつ大型になるという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、簡易な構造で色温度を容易,確実に変更することができる色温度変換フィルタを用いた閃光光源の色温度変更装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の閃光光源の色温度変更装置は、閃光を発光する閃光発光部からの閃光の光路上に配置され、透明材料からなる透明部材と、所定波長の光を吸収する光吸収フィルタとを交互に積層してなる色温度変換フィルタと、前記色温度変換フィルタを前記光路に対して傾斜させる傾斜手段と、前記傾斜手段による前記色温度変換フィルタの傾斜角度に応じて前記閃光発光部からの閃光の発光量を決定する発光制御装置とを有することを特徴とする。
請求項2の閃光光源の色温度変更装置は、請求項1記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記傾斜角度に応じた前記色温度変換フィルタの効率を求め、該効率に基づいて前記発光量の補正値を求める色温度変更手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項3の閃光光源の色温度変更装置は、請求項1または請求項2記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記光吸収フィルタは、ゼラチンフィルタからなることを特徴とする。
【0005】
請求項4の閃光光源の色温度変更装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記色温度変換フィルタを複数並列に配置するとともに、各色温度変換フィルタの吸収波長を異ならせ、前記傾斜手段により前記各色温度変換フィルタを独立して傾斜可能としてなることを特徴とする。
【0006】
請求項5の閃光光源の色温度変更装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置において、被写界の色温度を測定する色温度計測手段と、前記色温度計測手段で測定された色温度に基づいて、前記傾斜手段を作動する色温度変更手段とを有することを特徴とする。
請求項6の閃光光源の色温度変更装置は、請求項5記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記色温度計測手段は、電子閃光装置またはカメラに設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項7の閃光光源の色温度変更装置は、請求項5または6記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記色温度変更手段は、前記色温度計測手段で測定された色温度に基づいて前記色温度変換フィルタの前記光路に対する傾斜角を求める傾斜角設定手段を有することを特徴とする。
請求項8の閃光光源の色温度変更装置は、請求項7記載の閃光光源の色温度変更装置において、前記傾斜角設定手段は、前記傾斜角を予め記憶されたテーブルにより求めることを特徴とする。
請求項9のカメラの閃光装置は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置を備えたことを特徴とする。
請求項10のカメラは、請求項9記載の閃光装置を備えたことを特徴とする。
【0008】
(作用)
請求項1の閃光光源の色温度変更装置では、色温度変換フィルタを光源に対して傾斜すると、光吸収フィルタへの入光量が変化し、これにより、色温度が変化される。
また、傾斜手段により色温度変換フィルタを光路に対して傾斜すると、光吸収フィルタへの入光量が変化し、これにより、色温度が変化される。
【0009】
請求項3の色温度変換フィルタでは、光吸収フィルタが、入射角度依存性の少ないゼラチンフィルタとされる。
【0010】
請求項4の閃光光源の色温度変更装置では、吸収波長の異なる色温度変換フィルタが複数並列に配置され、傾斜手段により各色温度変換フィルタが独立して傾斜される。
請求項5の閃光光源の色温度変更装置では、被写界の色温度を測定する色温度計測手段で測定された色温度に基づいて、傾斜手段が作動される。
【0011】
請求項6の閃光光源の色温度変更装置では、色温度計測手段が、電子閃光装置またはカメラに設けられる。
請求項7の閃光光源の色温度変更装置では、傾斜角設定手段により、色温度計測手段で測定された色温度に対応する色温度変換フィルタの光路に対する傾斜角が求められ、この傾斜角設定手段で求められた傾斜角だけ色温度変換フィルタが傾斜される。
【0012】
請求項8の閃光光源の色温度変更装置では、色温度計測手段で測定された色温度に対応する色温度変換フィルタの光路に対する傾斜角が、予め記憶されたテーブルを介して求められる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の色温度変換フィルタの一実施形態を示している。
この色温度変換フィルタは、透明材料からなる透明部材1と、所定波長の光を吸収する光吸収フィルタ2とを交互に積層して形成されている。
そして、光吸収フィルタ2は、相互に平行に配置されている。
透明部材1は、例えば、プラスチックからなり、光吸収フィルタ2は、例えば、ゼラチンフィルタからなる。
【0015】
このような色温度変換フィルタでは、光源からの光Lに対する色温度変換フィルタの角度を変化することにより、色温度を変化することができる。
すなわち、図2に示すように、色温度変換フィルタの板厚をh、光吸収フィルタ2の間隔をdとする。
この間隔dは、あまり小さくすると回折効果により、回折格子としての動作が増大するため、例えば、0.1mm〜0.2mmに設定される。
【0016】
また、板厚hは、例えば、0.5mm程度に設定される。
この色温度変換フィルタに、ある角度θで光Lが入射する時に、光Lが光吸収フィルタ2を通過する確率を考え、これをこの色温度変換フィルタの効率tということにする。
すると、この逆確率となる光吸収フィルタ2を通らない確率s=1−tは、
0≦sinθ<d/hの時には、
s=h・sinθ/d・・・(1)
sinθ≧d/hの時には、
s=1 ・・・(2)
と表すことができる。
【0017】
なお、角度θは、光吸収フィルタ2の延在方向を基準として、色温度変換フィルタを光吸収フィルタ2の積層されている方向に傾けた時の角度であり、条件から負の場合は正の場合と対称であるから、正の場合のみを考えるものとする。
ここで、図3に示すような分光特性を有する閃光装置と、図4に示すような光透過特性を有する光吸収フィルタ2を積層した色温度変換フィルタを考える。
【0018】
光吸収フィルタ2の特性は、図4に示すように、理想的にある波長λfでカットオフされるものとし、閃光装置の光源もλ0とλ1の間の波長で一様に光るものとする。
発光される色温度は、輻射される光の加重平均で代表される波長で決まる。
従って、色温度を示す平均波長は、色温度変換フィルタを光軸に対して傾けていくと、光吸収フィルタ2の効果によって変化していき、その波長λは、次の式で表される。
【0019】
λ=〔λf2-λ02+s(λ12-λ02)〕/2〔λf-λ0+s(λ1-λ0)〕・・・(3)
ここで、光吸収フィルタ2が波長λfより高波長をカットするとすれば、光吸収フィルタ2の効果が高まるにつれて、高域の波長成分が図5に示すように減少していき、実効波長は低域に変わり色温度が低くなる。
勿論、光吸収フィルタ2が低波長をカットするものであれば、その効果は逆になり、色温度は高くなる方向に変化していくことになる。
【0020】
そして、色温度に対応する代表波長が決まれば、上述した式(3)を解いてsを求め、このsからさらに上述した式(1)を解いて角度θを算出することができる。
この角度θは、色温度変換フィルタを傾ける角度であるから、算出された角度θだけ色温度変換フィルタを傾けることにより、望む色温度の光が得られることになる。
【0021】
従って、図6に示すように光源3,反射板4および色温度変換フィルタ5を有する閃光光源の色温度変更装置の第1の実施形態を考え、例えば、図の矢符A方向に、色温度変換フィルタ5を傾斜すると、この時の光吸収フィルタ2の効率は、図7に示すようになり、これはカットオフ領域において、図8に示すような透過率を示すことを意味する。
【0022】
そして、代表波長は総光束の加重平均であるから、図7および図8のグラフの楔型の領域で代表波長が可変となる。
図9は、本発明の閃光光源の色温度変更装置の第2の実施形態を示すもので、この実施形態では、色温度変換フィルタ6,7が2枚並列に配置されており、両色温度変換フィルタ6,7が、図示しない傾斜手段により独立して傾斜可能とされている。
【0023】
そして、一方の色温度変換フィルタ6は、低波長領域をカットオフする色温度変換フィルタとされ、他方の色温度変換フィルタ7は、高波長領域をカットオフする色温度変換フィルタとされている。
この実施形態の閃光光源の色温度変更装置では、色温度の増大および減少を容易,確実に行うことができる。
【0024】
すなわち、上述したように、色温度変換フィルタが一枚の場合には、色温度を、増大するか減少するかの一方向にしか変更することができないが、この実施形態では、一方または他方の色温度変換フィルタ6,7のみを傾斜することにより、色温度の増大および減少を容易,確実に行うことができる。
図10は、本発明の閃光光源の色温度変更装置の第3の実施形態を示すもので、この実施形態では、色温度変換フィルタ81,82,・・・8n-1,8nがn枚並列に配置されており、各色温度変換フィルタ81,82,・・・8n-1,8nが、図示しない傾斜手段により独立して傾斜可能とされている。
【0025】
そして、各色温度変換フィルタ81,82,・・・8n-1,8nは、カットオフする波長領域の異なるバンドカットフィルタとされている。
この実施形態の閃光光源の色温度変更装置では、色温度変換フィルタ81,82,・・・8n-1,8nの数nで決まる分解能に等しいだけ、光の分布特性を変化させることができる。
【0026】
すなわち、図11に示すように、分割された分光波長領域で、それぞれの強度を決めてやれば、その分解で実現できる限り、望む分光感度特性の光源を得ることができる。
また、色温度を主体に考えれば、最も光量を確保した上で色温度を変化させるような分光感度を実現し、光の損失の少ない閃光光源の色温度変更装置を得ることができる。
【0027】
図12は、本発明の閃光光源の色温度変更装置をカメラの閃光装置に適用した実施形態を示している。
この実施形態では、カメラの撮影レンズ9からの被写体光10が、メインミラー11,ペンタプリズム12を介して色温度計測手段13の受光素子14に導かれる。
【0028】
この色温度計測手段13は、カメラに付属している自動露光用受光素子に色温度感知機能を設けたもので、受光素子14により測光が行われる。
この受光素子14による測光値は、発光判断手段15に入力され、発光判断手段15により補助光の発光が必要か否かが判断される。
発光判断手段15が、補助光の発光が必要であると判断した時には、色温度計測手段13からの被写体の色温度データが色温度変更手段16に出力される。
【0029】
この色温度変更手段16は、入力された被写体の色温度に基づいて、被写体が最も自然に見えるような発光状態、すなわち、色温度の代表波長を決定する。
そして、この色温度変更手段16は、この代表波長から色温度変換フィルタ17の傾斜角を決定する。
なお、この実施形態では、代表波長に対応する色温度変換フィルタ17の傾斜角が予めテーブル18に設定されており、色温度変更手段16の傾斜角設定手段19は、代表波長に対応する色温度変換フィルタ17の傾斜角をテーブル18から選択して傾斜手段のサーボ駆動制御部20に出力する。
【0030】
これにより、駆動部21の図示しないサーボモータが駆動され、色温度変換フィルタ17が回動され、色温度変更手段16により設定された傾斜角にされる。
このようにして色温度変換フィルタ17が所定の傾斜角にされると、傾斜角設定手段16から発光判断手段15に信号が出力され、発光制御装置22によりキセノンランプからなる光源3が閃光され撮影が行われる。
【0031】
なお、この実施形態では、色温度変更手段16は、決定した傾斜角での色温度変換フィルタ17の効率を計算し、閃光装置の光源3からの発光量が適正になるような補正値を決定し、発光判断手段15を介して発光制御装置22に出力する。
そして、発光制御装置22は、必要な発光量が決まると、この補正値でその発光量を割り、被写体に適正な量の光束が照射されるように光源3からの発光量を決定する。
【0032】
すなわち、このような色温度変換フィルタ17では、色温度の変換が、光の一部を光吸収フィルタ2によりカットすることにより行われるため、色温度の変換には当然、減光を伴うことになるが、色温度変更手段16により、この減光量を評価し、その分だけ光源3からの発光量を大きくすることにより、色温度を変えても、写真に必要な光量を確保することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の閃光光源の色温度変更装置では、透明材料からなる透明部材と、所定波長の光を吸収する光吸収フィルタとを交互に積層したので、色温度変換フィルタを光源に対して傾斜することにより、光吸収フィルタへの入光量が変化し、これにより色温度が変化するため、簡易な構造で色温度を容易,確実に変更することができる。 そして、傾斜手段により色温度変換フィルタを光路に対して傾斜すると、光吸収フィルタへの入光量が変化し、これにより色温度が変化するため、簡易な構造で色温度を容易,確実に変更することができる。
【0034】
請求項3の閃光光源の色温度変更装置では、光吸収フィルタを、入射角度依存性の少ないゼラチンフィルタとしたので、光源に対する色温度変換フィルタの傾斜角に比例して光吸収フィルタへの入光量を変化することができる。
【0035】
請求項4の閃光光源の色温度変更装置では、色温度変換フィルタを複数並列に配置するとともに、各色温度変換フィルタの吸収波長を異ならせ、傾斜手段により各色温度変換フィルタを独立して傾斜可能にしたので、低波長領域をカットオフする色温度変換フィルタと、高波長領域をカットオフする色温度変換フィルタとを配置することにより、色温度の増大および減少を容易,確実に行うことができる。
【0036】
また、複数の色温度変換フィルタをバンドカットフィルタとして使用することにより、光の分布特性を容易,確実に変化させることができる。
請求項5の閃光光源の色温度変更装置では、被写界の色温度を測定する色温度計測手段で測定された色温度に基づいて、傾斜手段を作動するようにしたので、被写界の色温度に対応して、色温度を容易,確実に変更することができる。
【0037】
請求項6の閃光光源の色温度変更装置では、色温度計測手段を、電子閃光装置またはカメラに設けたので、写真撮影時に、被写界の色温度に対応して、色温度を容易,確実に変更することができる。
請求項7の閃光光源の色温度変更装置では、傾斜角設定手段により、色温度計測手段で測定された色温度に対応する色温度変換フィルタの光路に対する傾斜角を求め、この傾斜角設定手段で求められた傾斜角だけ色温度変換フィルタを傾斜するようにしたので、色温度計測手段で測定された色温度に対応する色温度を容易,確実に設定することができる。
【0038】
請求項8の閃光光源の色温度変更装置では、色温度計測手段で測定された色温度に対応する色温度変換フィルタの光路に対する傾斜角を、予め記憶されたテーブルにより求めるようにしたので、必要な傾斜角を容易,確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色温度変換フィルタの一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の色温度変換フィルタの作用を示す説明図である。
【図3】閃光装置の光源の波長と発光強度との関係を示す説明図である。
【図4】図1の色温度変換フィルタの波長と透過率との関係を示す説明図である。
【図5】図1の色温度変換フィルタを用いた時の波長と発光強度との関係を示す説明図である。
【図6】本発明の閃光光源の色温度変更装置の第1の実施形態を示す説明図である。
【図7】色温度変換フィルタを傾斜した時の角度と効率との関係を示す説明図である。
【図8】色温度変換フィルタを傾斜した時の角度と透過率との関係を示す説明図である。
【図9】本発明の閃光光源の色温度変更装置の第2の実施形態を示す説明図である。
【図10】本発明の閃光光源の色温度変更装置の第3の実施形態を示す説明図である。
【図11】図10の装置の波長と光強度との関係を示す説明図である。
【図12】本発明の閃光光源の色温度変更装置をカメラに適用した実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 透明部材
2 光吸収フィルタ
5,6,7,81,82,・・・8n-1,8n,17 色温度変換フィルタ
13 色温度計測手段
16 色温度変更手段
18 テーブル
19 傾斜角設定手段
Claims (10)
- 閃光を発光する閃光発光部からの閃光の光路上に配置され、透明材料からなる透明部材と、所定波長の光を吸収する光吸収フィルタとを交互に積層してなる色温度変換フィルタと、
前記色温度変換フィルタを前記光路に対して傾斜させる傾斜手段と、
前記傾斜手段による前記色温度変換フィルタの傾斜角度に応じて前記閃光発光部からの閃光の発光量を決定する発光制御装置と、
を有することを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項1記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記傾斜角度に応じた前記色温度変換フィルタの効率を求め、該効率に基づいて前記発光量の補正値を求める色温度変更手段をさらに備えることを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項1または請求項2記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記光吸収フィルタは、ゼラチンフィルタからなることを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記色温度変換フィルタを複数並列に配置するとともに、各色温度変換フィルタの吸収波長を異ならせ、前記傾斜手段により前記各色温度変換フィルタを独立して傾斜可能としてなることを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置において、
被写界の色温度を測定する色温度計測手段と、前記色温度計測手段で測定された色温度に基づいて、前記傾斜手段を作動する色温度変更手段と、を有することを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項5記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記色温度計測手段は、電子閃光装置またはカメラに設けられていることを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項5または6記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記色温度変更手段は、前記色温度計測手段で測定された色温度に基づいて前記色温度変換フィルタの前記光路に対する傾斜角を求める傾斜角設定手段を有することを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項7記載の閃光光源の色温度変更装置において、
前記傾斜角設定手段は、前記傾斜角を予め記憶されたテーブルにより求めることを特徴とする閃光光源の色温度変更装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の閃光光源の色温度変更装置を備えたことを特徴とするカメラの閃光装置。
- 請求項9記載の閃光装置を備えたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02568898A JP4196028B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 閃光光源の色温度変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02568898A JP4196028B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 閃光光源の色温度変更装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11223847A JPH11223847A (ja) | 1999-08-17 |
JP4196028B2 true JP4196028B2 (ja) | 2008-12-17 |
Family
ID=12172740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP02568898A Expired - Lifetime JP4196028B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 閃光光源の色温度変更装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4196028B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP02568898A patent/JP4196028B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH11223847A (ja) | 1999-08-17 |
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