JP4193892B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

画像形成装置に係り、特にHDDを有する画像形成装置に関する。
従来から各種機器の記憶手段として、磁気ディスクをモータで回転させ、磁気ヘッドでデータを書き込み、読み出しを行なうHDD(ハードディスクドライブ)が用いられている。
HDDはモータで磁気ディスクを回転させるために軸受けが設けられており、磁気ディスクの回転稼動に伴い軸受け部分が摩耗する。このためHDDは消耗部品の一つと考えられている。また、軸受け部分の摩耗が原因となる故障を発生することがある。
通常、HDDは8時間未満の稼働を繰り返した場合に対し20,000時間といった寿命が保証されている。
消耗部品の一つである冷却ファンユニットを搭載している機器に対して冷却ファンユニットの稼働時間の積算を行い、積算稼働時間が所定の時間を経過するとアラームを出しオペレータに冷却ファンユニットの交換等の準備を促すことにより、突然の故障によるシステムダウン等の防止を図る寿命管理方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−75565号公報
しかし、特許文献1に記載された寿命管理方法では連続・間欠稼働にかかわらず装置の電源投入期間の積算及び装置の連続的な電源切断期間の積算を行い、電源投入期間の積算時間に基づき警告を出している。
このため、例えば短時間で間欠的な稼働が繰り返された場合と長時間連続して稼働を行った場合とでも同一の電源投入期間とカウントされてしまう。
上述したように、HDDは8時間未満の稼働を繰り返した場合に対し20,000時間といった寿命が保証されているが、HDD内部のモータ、軸受け等の部品は連続稼働に起因する発熱による劣化が促進ため、稼働条件によっては寿命が保証された稼働時間が到来する以前に故障してしまう虞がある。
このように、特許文献1に記載されたような稼働時間の積算時間に基づいて警告を出す方法をたとえ採用しても、正確な或いは安全を見越した寿命予測が行えないことを本発明者は見い出した。
また、HDDを頻繁に起動・停止を行うとモータの起動・停止、磁気ヘッドの前進・後退、ロードの処理等に掛かる処理時間の増大、またこれらのために発生する部品の摩耗のため、通常アクセスが終了しても一定時間はHDDを停止しない。
例えば複数の送信先から送信された多量の画像データを頻繁に受信する機会が多い画像形成装置においては、これらの画像データを頻繁にHDDに記憶させるためその都度HDDを停止させず、結果としてHDDの連続稼働時間が長くなる可能性がある。
このような連続稼働時間の延長により予期した以前に故障を起こす可能性がある。
本発明は上記問題点に鑑み、HDDの寿命予測を正確に行うことにより、HDDの寿命に係る故障発生以前にHDDの交換を可能とし、画像形成装置の突然の停止による損失発生を軽減することを目的とする。
HDDの稼働とは少なくとも情報を記録する磁気ディスクを駆動するモータが回転している状態を指し、連続稼働とは該モータが停止せずに連続回転をしている状態を指す。また、残寿命とはある時期における残った寿命を指す。
本発明の目的は下記構成により達成することができる。
(1)画像情報を記憶するHDDを有する画像形成装置において、前記HDDが連続的に稼働する連続稼働時間を測定し、測定した連続稼働時間と連続稼働による寿命短縮情報とに基づいて前記HDDの残寿命を算出する制御手段及び、前記HDDの残寿命に基づいて警告を行う警告手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)残寿命をT時間、HDDの寿命をTL時間、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時の連続稼働時間をtn時間、n回の各連続稼働時の各寿命短縮係数をαn、とすると残寿命は下式により算出されることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
残寿命T=寿命TL−Σn n=1(連続稼働時間tn×寿命短縮係数αn
(3)画像情報を記憶するHDDを有する画像形成装置において、前記HDDを冷却する冷却手段及び、前記HDDが連続的に稼働する連続稼働時間を測定し、連続稼働時間中に前記冷却手段が前記HDDを冷却しない非冷却時間と冷却した冷却時間とを測定し、前記連続稼働時間中に前記冷却手段が前記HDDを冷却しない場合の非冷却時寿命短縮情報と冷却した場合の冷却時寿命短縮情報とを取得し、前記非冷却時間と非冷却時寿命短縮情報と、前記冷却時間と冷却時寿命短縮情報と、に基づいて前記HDDの残寿命を算出する制御手段及び、前記HDDの残寿命に基づいて警告を行う警告手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
(4)残寿命をT時間、前記HDDの寿命をTL時間、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時のうち冷却を行わない各非冷却時間をt1n時間、各非冷却時間に対応する非冷却時の寿命短縮係数をα1n、n回の各連続稼働時のうち冷却を行う各冷却時間をt2n時間、各冷却時間に対応する冷却時の寿命短縮係数をβ1nとすると、残寿命は下式により算出されることを特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
残寿命T=寿命TL−Σn n=1{(非冷却時間t1n×非冷却寿命短縮係数α1n)+(冷却時間t2n×冷却寿命短縮係数β1n)}
(5)外部から前記画像情報を取得する通信手段を有し、前記画像情報を前記HDDに記憶させることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
画像形成装置において、HDDの連続稼働による寿命短縮を考慮に入れた正確な(実情に合致した)残寿命を算出し、HDDの残寿命に応じた画像形成装置の故障警報出力を行うことを可能にする。また、HDDの連続稼働及び冷却による寿命短縮を考慮に入れた更に正確な残寿命を算出し、HDDの残寿命に応じた画像形成装置の故障警報出力を行うことを可能にする。
これらのため、HDDの寿命に係る故障発生以前にHDDの交換が可能となり、HDDの寿命に係る突発故障の発生防止が図れ、システムダウンによる損失を防止することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。なお、本発明の構成は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内において適宜変更可能である。
図1は画像形成装置のHDDとファンの位置関係を示す1例の概念図である。
画像形成装置の1例である複合多機能端末(MFP:Multi−Function Peripheral)1(以下画像形成装置をMFPとも記す)の内部にHDD214と制御基板20等とが収納され、制御基板20にはCPU(Central Processig Unit)10、ROM(リードオンリーメモリ)12、バッテリーバックアップされたRAM(ランダムアクセスメモリ)11、HDDを制御するHDDコントローラ204等が搭載されている。
制御基盤20及びHDD214の近傍には冷却ファン216が配設され、外部の空気を吸引してMFP1内部の換気を行うとともに制御基盤20及びHDD214の冷却を行っている。なお、冷却ファン216としては十分な換気能力があり制御基盤20及びHDD214の冷却が可能であれば排気する形態であっても良い。また、HDD214の取り付け位置は冷却ファン216の風が直接当たる位置に配設できればなお良い。
なお、画像形成装置は画像形成を行うものであれば良く、例えばMFP、プリンタ、FAX、複写機等が挙げられる。
図2はMFPの制御機能を示すブロック図である。
MFP1は、上述のCPU10、ROM12、RAM11、HDDコントローラ204の他、警告部104、画像読取部コントローラ201、画像形成部コントローラ202、ネットワークコントローラ205、冷却ファンコントローラ206が、バスを介して互いに接続されている。
CPU10はROM12に記憶されたMFP全体を制御する制御プログラムをRAM11に読み出して後述する各種制御を行う。
RAM11はバッテリーバックアップされ、各種データが一時記憶される。
ROM12はMFP1全体を制御する制御プログラムと、後で詳述するHDDの寿命短縮情報等とが予め記憶されている。
画像読取部コントローラ201は、CPU10による制御の下で原稿画像を読み取る画像読取部211を制御する。画像読取部211から得られた画像情報はHDD214に記憶される。なお、画像読取部211はFAX機能を利用する場合の原稿画像を読み取るためにも使われる。
画像形成部コントローラ202は、CPU10による制御の下で画像形成部212を制御する。画像形成部コントローラ202はHDD214に記憶された画像情報を読み出し、画像形成部212に該画像情報に基づいたプリントを記録材上に行わせる。なお、画像形成部212はFAX機能を利用する場合の受信画像をプリントするためにも使われる。
通信手段の1形態であるネットワークコントローラ205は、インターネット又はLAN(ローカルエリアネットワーク)215あるいは通信回線を介して画像情報を送受信可能な機器225と接続され、画像情報を送受信するもので、受信された画像情報はRAM11に記憶される。また、RAM11に記憶された画像情報がネットワークコントローラ205による読み出されて該画像情報を送信する。なお、ネットワークコントローラ205はFAX機能を利用する場合の画像情報の送受信にも使われる。
CPU10は画像情報の記憶及び読み出し時にHDD214が連続的に稼働する連続稼働時間(KDD214のアクセス開始からアクセス終了後一定時間後までの間の時間)を測定する。
上記構成を有するMFP1においては、CPU10はHDD214の連続稼働による寿命短縮情報を取得するため、ROM12から連続稼働時間に対応する寿命短縮係数を記載した寿命短縮情報テーブルを読み出して連続稼働時間に対応する寿命短縮係数αを取得する。
そして、CPU10は、寿命短縮係数αと連続稼働時間とに基づいてHDD214の残寿命を算出する。
なお、CPU10に替えて、残時間算出を行う専用のハードウエアを別途設け、同様にして残寿命を算出するようにしても良い。
警告部104は、CPU10による制御の下、算出したHDDの残寿命に基づいて残寿命が0時間未満(0又はマイナス)になった場合にHDD214の寿命に係る警告を行う。警告部104としては、例えば液晶ディスプレイやブザー等が挙げられる。
HDDコントローラ204はCPU10による制御の下、ネットワークコントローラ205で受信した画像情報及び画像読取部211で読み取った画像情報等をHDD214に記憶し、必要に応じて記憶した画像情報をHDD214から出力する。
冷却ファンコントローラ203はCPU10による制御の下、冷却ファン216を必要に応じてON/OFFし、MFP1の内部及びHDD214を冷却する。
図3はHDDの連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブルの概念図である。
寿命短縮係数とは寿命の短縮を加速する寿命短縮加速係数を意味する。
寿命短縮情報テーブル(図3)はROM12に記憶されており、例えば寿命20,000時間のHDDを冷却ファンOFFのまま非冷却状態で停止させず16時間以上連続稼働すると、寿命短縮係数は4となることを示している。そして仮にこの稼働条件で寿命20,000時間のHDDを使用し続けると稼働後5,000時間で残寿命が0となってしまう。
残寿命をT時間、HDDの寿命をTL時間(継続使用の場合は電源投入時の残寿命)、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時の連続稼働時間をtn時間、n回の各連続稼働時の各寿命短縮係数をαn、とすると残寿命は下式により算出される。
残寿命T=寿命TL−Σn n=1(連続稼働時間tn×寿命短縮係数αn
図4はHDDの稼働状況の1例の図である。
図4を参照して、例えば主電源投入時の残寿命が200時間のHDDの、稼働による残寿命の変化及び、上記残寿命Tの算出式の意味合いについて説明する。
A、C、E、G、I、及びKはHDDが連続稼働をしている部分を示し、Aは第1回目の連続稼働部、Cは第2回目の連続稼働部、Eは第3回目の連続稼働部、Gは第4回目の連続稼働部、Iは第n回目の連続稼働部、及びKは第(n+1)回目の連続稼働部を示している。また、B、D、F、H、JはHDDが停止している部分を示す。
第1回目の連続稼働部Aは連続通電時間2時間で冷却ファンOFFなので寿命短縮係数は1となり、第1回目の連続稼働部Aの見掛け上の稼働時間は、(2時間×1=)2時間となり、第1回目の連続稼働部A終了時(2時間経過後)の残寿命は198時間となる。
更に、第2回目の連続稼働部Cは連続稼働時間24時間で冷却ファンOFFなので寿命短縮係数は4となり、第2回目の連続稼働部Cの見掛け上の稼働時間は、(24時間×4=)96時間となり、第2回目の連続稼働部C終了時(26時間経過後)の残寿命は102時間となる。
更に、第3回目の連続稼働部Eは連続通電時間15時間で冷却ファンONなので寿命短縮係数は2となり、第3回目の連続稼働部Eの見掛け上の稼働時間は、(15時間×2=)30時間となり、第3回目の連続稼働部E終了時(41時間経過後)の残寿命は72時間となる。
更に、第4回目の連続稼働部Gは連続通電時間9時間で冷却ファンOFFなので寿命短縮係数は3となり、第4回目の連続稼働部Gの見掛け上の稼働時間は(9時間×3=)27時間となり、第4回目の連続稼働部G終了時(50時間経過後)の残寿命は45時間となる。
そして第n回目の連続稼働部Iでn時間稼働が続き、第n回目の連続稼働部I終了時の残寿命が7時間となったとする。
更に、第(n+1)回目の連続稼働部Kは連続通電時間7時間で冷却ファンONなので寿命短縮係数は1となり、第(n+1)回目の連続稼働部Kの見掛け上の稼働時間は7時間×1=7時間となり、第(n+1)回目の連続稼働部K終了時(57+n時間経過後)の残寿命は0時間となってしまう。
警告部104はCPU10により算出したHDDの残寿命に基づいて残寿命が0時間未満になった時点でHDD214の寿命に係る警告を行う。
以上により、HDDの連続稼働による寿命短縮を考慮に入れた正確な残寿命を算出し、HDDの残寿命に応じた画像形成装置の故障警報出力を行うことが可能となる。このため、HDDの寿命に係る故障発生以前にHDDの交換が可能となり、HDDの寿命に係る突発故障の発生防止が図れ、システムダウンによる損失を防止することが可能となる。
また、HDDの正確な残寿命予測が可能となるため、まだ使用可能なHDDの交換を行う必要がなくなり無駄な労力と投資が不要となる。
次に、更にHDDを冷却ファン等で冷却ON/OFFした場合、HDD214の寿命に係る警告を行う形態について説明する。
CPU10はHDD214の連続稼働時間中に冷却ファンをONとした冷却時間と連続稼働時間中に冷却ファンをOFFとした非冷却時間を測定する。
そして、CPU10は冷却を加味した連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブルを読み出して、HDD214の連続稼働時間中に冷却ファン216がHDDを冷却しない場合に対応する非冷却時寿命短縮係数αと冷却した場合に対応する冷却時寿命短縮係数βとを取得する。
そして、CPU10は非冷却時寿命短縮係数αと非冷却時間、及び冷却時寿命短縮係数βと冷却時間、に基づいてHDD214の残寿命を算出する。
図5はHDDの冷却を加味した連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブルの概念図である。
寿命短縮情報テーブル(図5)はROM12に記憶されており、例えばHDDを冷却ファンOFFのまま非冷却状態で停止させず16時間以上連続稼働すると、温度が概略50℃に上昇し寿命短縮係数は4となることを示している。そして、この結果として例えば寿命20,000時間のHDDが稼働後5,000時間で残寿命が0となってしまうことを示している。そして、仮にこの稼働条件で寿命20,000時間のHDDを使用し続けると稼働後5,000時間で残寿命が0となってしまう。
残寿命をT時間、HDDの寿命をTL時間(継続使用の場合は電源投入時の残寿命)、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時のうち各非冷却時間をt1n時間、各比例客時間に対応する非冷却時の寿命短縮係数をα1n、n回の各連続稼働時のうち各冷却時間をt2n時間、各比例客時間に対応する冷却時の寿命短縮係数をβ1nとすると残寿命は下式により算出される。
残寿命T=寿命TL−Σn n=1{(非冷却時間t1n×非冷却寿命短縮係数α1n)+(冷却時間t2n×冷却寿命短縮係数β1n)}
警告部104は算出したHDDの残寿命が0時間未満になった時点でHDD214の寿命に係る警告を行う。
以上により、HDDの連続稼働による寿命短縮に加えHDDの冷却の有無の影響を考慮に入れた更に正確な残寿命を算出し、HDDの残寿命に応じた画像形成装置の故障警報出力を行うことが可能となる。このため、HDDの寿命に係る故障発生以前にHDDの交換が可能となり、HDDの寿命に係る突発故障の発生防止が図れ、システムダウンによる損失を防止することが可能となる。
以下に、CPU10が行う、前述した連続稼働時間の測定及び冷却時間の測定の1例について説明する。
まず、連続稼働時間の測定について説明する。
CPU10はHDD214への画像情報等のアクセスが発生した時HDDコントローラ204にデータの記憶、読み出しを指示し、HDDコントローラ204はこれらの指示に従いHDD214にデータの転送を行なわせる。
HDD214はデータの転送がない場合自動的にモータの停止、ヘッドの退避を行うが、ここでは部品の摩耗防止を図るため、CPU10はデータのアクセス終了後一定時間経過してからモータの停止、ヘッドの退避指示をする。
このように、CPU10がHDDコントローラ204を介してHDD214を制御するため、CPU10は自己の時計を参照することによりHDD214の稼働状況を正確に把握可能となり、HDD10の連続稼働時間を正確に測定可能となる。
次に、冷却時間の測定について説明する。
CPU10は冷却ファンコントローラ203を介して冷却ファン216を制御し、且つ前述したように連続稼働時間を測定しているため、連続稼働時間中の冷却ファン216のON/OFFを正確に把握可能となり、自己の時計を参照することにより非冷却時間と冷却時間とを正確に測定可能となる。
次に他の寿命に係る警告について説明する。
HDDは前述したように連続稼働により温度が上昇し、この温度上昇によりモータ軸の摩耗が加速されHDDの寿命を短縮してしまう。
従って、HDDまたはHDD近傍の温度に基づいて残寿命を算出し、警告を出力しても良い。
この場合、例えば寿命短縮情報テーブル(図5)の温度を加味して残寿命を算出する。
図6は画像形成装置のHDDの寿命に係る警告を行う方法のフロー図である。
以下、フロー図を参照してHDDの冷却を加味した連続稼働時間に基づいて画像形成装置のHDDの寿命に係る警告を行う方法について説明する。
なお、以下に説明する制御は特に記載がなければ画像形成装置1のCPU10が行う。
1、HDDの判定:画像形成装置1の主電源を監視してONとなると、接続されているHDD214が新規HDDであるか否かを判定し、新規な場合(yes)はステップS102に歩進し、継続使用の場合(no)はステップS103にジャンプする(ステップS101)。
2、HDDのフォーマット:新規な場合はHDD214のフォーマットを行い、次いで不図示の操作パネル等で設定された寿命をRAMに記憶させる(ステップS102)。
3、残寿命の読み込み:新規でない継続使用されるHDDの場合はRAM11に記憶されてある残寿命を読み出し、実質的な寿命としてRAMに記憶させる(ステップS103)。
4、アクセス有の監視:ネットワークコントローラ205からの画像情報受信及び画像読取部211の原稿画像読み込みを監視し、受信又は読み込みが発生すると画像情報をHDD214に記憶させるためHDDにアクセスする。該アクセスあるいは他からのアクセスが発生すると(yes)ステップS105に歩進し、しないと(no)監視を継続する(ステップS104)。
5、HDDの起動:アクセスによりHDD214は起動する(ステップS105)。
6、HDDの稼働時間計測開始:アクセスによりHDD214の連続稼働時間の計測を開始する(ステップS106)。
7、アクセス終了の監視:ネットワークコントローラ205の受信及び画像読取部211の原稿画像読み込みを監視し、受信又は読み込み、あるいは他からのHDDへのアクセスがなくなるとHDDのアクセスを終了する。アクセスが終了すると(yes)ステップS108に歩進し、終了しない場合(no)は監視を継続する(ステップS107)。
8、所定時間経過判定:アクセス終了後予め設定された所定時間が経過したら(yes)ステップS109に歩進し、経過しなければ(no)経過を待つ(ステップS108)。
9、HDDの停止:所定時間経過によりHDD214を停止させる(ステップS109)。
10、HDDの連続稼働時間の計測:HDD214の起動から停止までの連続稼働時間を計測する(ステップS110)。
11、冷却時間の計測:HDD214の連続稼働時間中に冷却ファン216がHDD214を冷却しない非冷却時間と冷却した冷却時間とを測定し、RAM11に記憶させる(ステップS111)。
12、寿命短縮情報の取得:ROM12に予め記憶されている冷却を加味したHDDの連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブル(図5)を読み出して取得する(ステップS112)。
13、残寿命の算出:ステップS102で記憶した寿命又はステップS103で記憶した実質的な寿命と、非冷却時間及び冷却時間と、寿命短縮情報と、に基づいてHDD214の残寿命を算出し、RAM11に記憶させる(ステップS113)。
ここで、ステップS103ではここで記憶した残寿命を読み込む。
なお、残寿命の算出式は以下の通り。
残寿命をT時間、HDDの寿命をTL時間(継続使用の場合は電源投入時の残寿命)、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時のうち各非冷却時間をt1n時間、各比例客時間に対応する非冷却時の寿命短縮係数をα1n、n回の各連続稼働時のうち各冷却時間をt2n時間、各比例客時間に対応する冷却時の寿命短縮係数をβ1nとすると、
残寿命T=寿命TL−Σn n=1{(非冷却時間t1n×非冷却寿命短縮係数α1n)+(冷却時間t2n×冷却寿命短縮係数β1n)}
14、寿命超過:警告手段104に算出したHDDの残寿命が0未満(0又はマイナス)となったか否かを監視させる。そして、監視結果が0未満となった場合(yes)は寿命到来(超過)と判断してステップS114に歩進し、0以上の場合(no)は寿命未到来と判断してステップS104にジャンプして0未満となるまで残寿命の算出を繰り返す(ステップS114)。
図7はHDDの寿命に係る警告の1例である。
15、HDD交換指示警告:HDDの寿命到達のため、画像形成装置の操作パネル(不図示)等に図7に図示したようなHDD交換指示に係る警告を行わせる(ステップS115)。
以上により、HDDの連続稼働による寿命短縮に加えHDDの冷却の有無の影響を考慮に入れた更に正確な残寿命を算出し、HDDの残寿命に応じた画像形成装置の故障警報出力を行うことが可能となる。このため、HDDの寿命に係る故障発生以前にHDDの交換が可能となり、HDDの寿命に係る突発故障の発生防止が図れ、システムダウンによる損失を防止することが可能となる。
また、HDDの更に正確な残寿命予測が可能となるため、まだ使用可能なHDDの交換を行う必要がなくなり無駄な労力と投資が不要となる。
以上、HDDの冷却を加味した連続稼働時間に基づいて画像形成装置のHDDの交換警告を行う方法について説明したが、単にHDDの連続稼働時間に基づいて画像形成装置のHDDの交換警告を行う方法を取ることも可能なことはいうまでもない。この場合は寿命短縮情報テーブル(図3)を参照して下式により残寿命の算出を行う。
残寿命T=寿命TL−Σn n=1(連続稼働時間tn×寿命短縮係数αn
画像形成装置のHDDとファンの位置関係を示す1例の概念図である。 MFPのブロック図である。 HDDの連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブルの概念図である。 HDDの稼働状況の1例の図である。 HDDの冷却を加味した連続稼働時間に対する寿命短縮情報を記載した寿命短縮情報テーブルの概念図である。 画像形成装置のHDDの寿命に係る警告を行う方法についてのフロー図である。 HDDの寿命に係る警告の1例である。
符号の説明
1 MFP
10 CPU
104 警告部
211 画像読取部
212 画像形成部
214 HDD
216 冷却ファン

Claims (5)

  1. 画像情報を記憶するHDDを有する画像形成装置において、前記HDDが連続的に稼働する連続稼働時間を測定し、測定した連続稼働時間と連続稼働による寿命短縮情報とに基づいて前記HDDの残寿命を算出する制御手段及び、前記HDDの残寿命に基づいて警告を行う警告手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 残寿命をT時間、HDDの寿命をTL時間、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時の連続稼働時間をtn時間、n回の各連続稼働時の各寿命短縮係数をαn、とすると残寿命は下式により算出されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
    残寿命T=寿命TL−Σn n=1(連続稼働時間tn×寿命短縮係数αn
  3. 画像情報を記憶するHDDを有する画像形成装置において、前記HDDを冷却する冷却手段及び、前記HDDが連続的に稼働する連続稼働時間を測定し、連続稼働時間中に前記冷却手段が前記HDDを冷却しない非冷却時間と冷却した冷却時間とを測定し、前記連続稼働時間中に前記冷却手段が前記HDDを冷却しない場合の非冷却時寿命短縮情報と冷却した場合の冷却時寿命短縮情報とを取得し、前記非冷却時間と非冷却時寿命短縮情報と、前記冷却時間と冷却時寿命短縮情報と、に基づいて前記HDDの残寿命を算出する制御手段及び、前記HDDの残寿命に基づいて警告を行う警告手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 残寿命をT時間、前記HDDの寿命をTL時間、複数回の連続稼働回数をn、n回の各連続稼働時のうち冷却を行わない各非冷却時間をt1n時間、各非冷却時間に対応する非冷却時の寿命短縮係数をα1n、n回の各連続稼働時のうち冷却を行う各冷却時間をt2n時間、各冷却時間に対応する冷却時の寿命短縮係数をβ1nとすると、残寿命は下式により算出されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
    残寿命T=寿命TL−Σn n=1{(非冷却時間t1n×非冷却寿命短縮係数α1n)+(冷却時間t2n×冷却寿命短縮係数β1n)}
  5. 外部から前記画像情報を取得する通信手段を有し、前記画像情報を前記HDDに記憶させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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