JP4193641B2 - 送迎支援装置及びこれを用いた送迎支援システム - Google Patents

送迎支援装置及びこれを用いた送迎支援システム Download PDF

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本発明は、介護サービス事業者により介護サービスの一環として行われる送迎サービスを支援する送迎支援装置及びこれを用いた送迎支援システムに関する。
近年、高齢者人口の増加に伴って介護を必要とする高齢者の数が年々増加しており、従来の老人福祉制度では充実した介護サービスの提供が困難な状況となってきている。そこで、老人介護についての制度的な見直しが図られ、高齢化社会に適した制度として介護保険制度が施行された。この介護保険制度は、所定の年齢に達した高齢者を対象として保険料を徴収し、この保険料を財源として、介護が必要であると認定された被介護者が、一部の料金負担のみで、必要な介護サービスをサービス提供事業者から受けられるようにした制度である。
介護保険制度に基づく介護サービスの種類としては、介護サービスを提供する介護サービス事業者のスタッフが被介護者の自宅に出向いてサービスを行う訪問介護や、被介護者が介護施設に通ってサービスを受けるデイケア等の通所による介護サービスがある。このうち、デイケア等の通所による介護サービスでは、通常、介護サービスの一環として、介護サービス事業者が送迎車両を用いて被介護者の送迎を行うようにしている。
ところで、以上のような介護サービス事業者による送迎サービスを効率良く且つ円滑に実施するためには、送迎に要するコストをできるだけ低く抑えられるような最適な配車計画を策定する必要がある。配車計画を策定する方法については、例えば物流等の分野において様々な提案がなされており、巡回セールスマン問題、遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワーク理論等を応用して、距離や時間的な観点から最も効率の良い配車計画を策定する方法が種々検討されている(例えば、特許文献1等を参照。)。
特開2003−26335号公報
しかしながら、介護サービス事業者による送迎サービスは、被介護者の送迎といった特殊な業務であるため、前記特許文献1等に記載されるような従来の方法では必ずしも満足のいく配車計画が策定できない場合が多い。すなわち、介護サービス事業者による送迎サービスでは、身体的にハンディを負った被介護者の乗降をスムーズに行えるようにすることも極めて重要な課題となっており、送迎車両の乗降位置(ドア位置やリフタ装着位置等)について全く考慮せずに送迎車両の送迎ルートを決定したのでは、その送迎ルートが距離や時間的に効率の良いルートであったとしても、被介護者の乗降をスムーズに行えないために却って送迎の効率が低下する場合もある。
例えば、送迎車両が被介護者の送迎場所(自宅等)に到着したときに、送迎車両の乗降位置が送迎場所とは道路を挟んで逆側となってしまうような場合には、ドライバの判断によって送迎車両を迂回させて被介護者が乗降し易いように方向転換するといった対応を図る必要が生じる場合もある。このため、熟練したドライバでなければ送迎車両の運転が困難となり、また、送迎の効率も低下することになる。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、送迎場所での被介護者の乗降がスムーズに行えるように、被介護者の送迎場所に対する送迎車両の進入方向も考慮した適切な送迎ルートを決定して、介護サービス事業者による送迎サービスを支援する送迎支援装置及びこれを用いた送迎支援システムを提供することを目的としている。
本発明に係る送迎支援装置は、介護サービス事業者による送迎サービスを支援するためのものであり、送迎予約データベース、車両データベース、被介護者データベース、地図データベースのデータベース群と、配車計画策定手段とを備えて構成される。
送迎予約データベースには、利用者として登録された介護サービス事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報が格納されている。また、車両データベースには、介護サービス事業者が保有する送迎車両に関する車両情報として、少なくとも各送迎車両の乗降位置についての情報が格納されている。また、被介護者データベースには、送迎対象となる被介護者に関する被介護者情報として、少なくとも送迎場所の位置情報及び送迎場所の周辺道路に対する位置関係についての情報が格納されている。また、地図データベースには、地図情報が格納されている。
そして、配車計画策定手段が、これらのデータベースに格納された送迎予約情報、車両情報、被介護者情報、地図情報に基づいて、介護サービス事業者による送迎サービスについての配車計画を策定する。このとき、配車計画策定手段は、送迎サービスに使用する送迎車両の送迎ルートを決定するに際して、当該送迎車両の乗降位置と、当該送迎車両に乗降する各被介護者の送迎場所の周辺道路に対する位置関係とから、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所へ進入する方向を決定し、この進入方向に従って送迎車両が各送迎場所に到達することを前提として、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所を最も効率的に辿るルートを送迎ルートとして決定する。
また、本発明に係る送迎支援システムは、通信ネットワークに接続された送迎支援装置により、介護サービス事業者による送迎サービスを支援するものであり、送迎支援装置として上述した構成のものを用いている。
本発明によれば、介護サービス事業者による送迎サービスについての配車計画を策定するにあたって、被介護者の送迎場所に対する送迎車両の進入方向も考慮した適切な送迎ルートが決定されるので、送迎場所での被介護者の乗降をスムーズに行うことができ、効率的で且つ円滑な送迎サービスを実現することができる。また、このような送迎サービスについての配車計画がデータベースに格納された各種情報に基づいて自動的に策定されるので、介護サービス事業者側の負担を大幅に低減させることができる。
以下、本発明を適用した送迎支援システムの具体的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の送迎支援システムは、本システムの利用者として登録された介護サービス事業者(以下、登録事業者という。)によって介護サービスの一環として実施される送迎サービスを支援するためのものであり、特に、送迎対象となる被介護者の乗降がスムーズに行える配車計画を自動で策定して登録事業者側に提案し、登録事業者において質の高い送迎サービスが実施されるようにしたものである。
本発明を適用した送迎支援システムの概略的なシステム構成を図1に示す。この送迎支援システムは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)型のシステムとして構築されるものであり、通信ネットワークであるインターネット1に情報処理サーバ2が接続され、この情報処理サーバ2に送迎予約データベース3a、車両データベース3b、被介護者データベース3c、地図データベース3dがそれぞれ接続されている。これら情報処理サーバ2及び各データベース3a,3b,3c,3dは、本発明に特徴的な送迎支援装置として機能するものである。
この送迎支援システムでは、送迎サービスを行う登録事業者が所有する端末(以下、事業者端末4という。)や、送迎対象となる被介護者或いはその保護者が所有する端末(以下、被介護者端末5という。)、登録事業者での送迎サービスに用いられる送迎車両に搭載された車載機端末6がそれぞれインターネット1に接続可能とされており、これら事業者端末4、被介護者端末5、車載機端末6と情報処理サーバ2との間で、インターネット1を利用した情報の送受信が行えるようになっている。ここで、事業者端末4や被介護者端末5としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備えたあらゆる端末が適用可能であり、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話機等が用いられる。また、車載機端末6としては、インターネット1経由で情報処理サーバ2との間で情報の送受信を行うための通信機能を備えたもので、特にナビゲーション機能を有するものが好適に用いられる。
送迎予約データベース3aは、各登録事業者による送迎サービスの予約状況を示す情報(送迎予約情報)を更新可能に保持するものである。送迎予約情報は、被介護者やその保護者が資格を有する介護管理者であるケアマネージャと面談を行った上で決定したケアプランに基づき、登録事業者に対して行った送迎サービスの予約の状況を示すものであり、送迎予約データベース3aには、このような送迎予約情報が各登録事業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて格納されている。この送迎予約情報は、後述する情報処理サーバ2の予約処理部11によって送迎サービスの予約処理が行われる度に、送迎予約データベース3aに格納されるようになっている。
車両データベース3bは、各登録事業者が保有する送迎車両に関する車両情報を更新可能に保持するものである。車両情報は、各登録事業者が保有する送迎車両の台数や、各送迎車両の車型、車両の装備、乗車定員といった送迎車両に関する情報であり、特に本発明においては、各送迎車両の乗降位置についての情報、具体的には、送迎車両の左右どちら側に乗降口(ドア)が設けられているかといった情報や、車椅子の乗降を補助するためのリフタが送迎車両のどの位置に備え付けられているかといった情報が、この車両情報に含まれている。
車両データベース3bには、以上のような車両情報が、各登録事業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて格納されている。この車両情報は、基本的には登録事業者の登録時に情報処理サーバ2での処理により車両データベース3bに格納されるが、必要に応じて登録事業者が事業者端末4を用いてインターネット1経由で情報処理サーバ2にアクセスして、適宜更新することも可能になっている。
被介護者データベース3cは、送迎対象となる被介護者に関する情報(被介護者情報)を更新可能に保持するものである。被介護者情報は、各被介護者の要介護度の等級や必要な介護の種類、各被介護者の身体の状態(例えば、ストレッチャや車椅子を使用しているといった特殊条件)等の被介護者に関する情報であり、特に本発明においては、被介護者毎に予め定められた送迎場所の位置情報(送迎場所が自宅の場合は自宅の位置情報)や、この送迎場所の周辺道路に対する位置関係についての情報が、この被介護者情報に含まれている。
被介護者データベース3cには、以上のような被介護者情報が、各被介護者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて格納されている。この被介護者情報は、基本的には被介護者の登録時に情報処理サーバ2での処理により被介護者データベース3cに格納されるが、必要に応じて被介護者本人或いはその保護者が被介護者端末5を用いてインターネット1経由で情報処理サーバ2にアクセスして、適宜更新することも可能になっている。
地図データベース3dには、本システムのサービス適用範囲となる各地域の地図情報が格納されている。この地図データベース3dに格納される地図情報は、例えば、地図情報の提供サービスを行う外部の地図提供サーバからインターネット1経由で取得できるようになっており、地図データベース3dには常に最新の地図情報が格納されるようになっている。
なお、ここでは、本発明の特徴を分かり易く説明するために、以上の各データベース3a,3b,3c,3dを分けて説明しているが、これらはハード的に一体に構成されていてもよく、また、情報処理サーバ2の内部に組み込まれていてもよい。
情報処理サーバ2は、マイクロコンピュータで各種アプリケーションプログラムを実行することにより様々な機能を実現するものであり、特に、本発明を適用した送迎支援システムにおいては、図2に示すように、情報処理サーバ2にて、予約処理部11、配車計画策定部12、情報提供処理部13の各機能が実現されるようになっている。
予約処理部11は、送迎対象となる被介護者本人或いはその保護者により送迎サービスの予約指示がなされたときに、その指示に従って、該当する登録事業者での送迎サービスの予約処理を行うものである。具体的には、この予約処理部11は、被介護者本人或いはその保護者が被介護者端末5を用いて送迎サービスの予約入力を行ったときに、その入力内容に応じて該当する登録事業者を特定し、この登録事業者の事業者端末4宛に送迎サービスの予約受け入れ要請の通知を行う。そして、この登録事業者の事業者端末4から予約を受け付ける旨の応答があったときに、予約入力を行った被介護者がその登録事業者の送迎サービスを受けるものとして予約を確定させる。この予約処理部11の処理結果は送迎予約データベース3aに反映されるようになっており、送迎予約データベース3aに格納された送迎予約情報を参照することで、各登録事業者での送迎サービスに対してどの被介護者が予約しているかが把握できるようになっている。
配車計画策定部12は、送迎予約データベース3aに格納された送迎予約情報と、車両データベース3bに格納された車両情報と、被介護者データベース3cに格納された被介護者情報と、地図データベース3dに格納された地図情報とに基づいて、各登録事業者による送迎サービスについての配車計画を策定するものである。
具体的には、この配車計画策定部12は、各登録事業者で実施される送迎サービスについて所定の予約締め切り時が経過した段階で、送迎予約データベース3aに格納された送迎予約情報を参照して、その送迎サービスに対してどの被介護者が予約しているかを特定し、送迎サービスを受ける被介護者の人数を割り出すと共に、被介護者データベース3cに格納された被介護者情報を参照して、送迎サービスを受ける各被介護者の身体の状態等を確認し、また、車両データベース3bに格納された車両情報を参照して送迎サービスを行う登録事業者が保有する送迎車両の種類や台数等を確認する。そして、これらの被介護者を最も合理的に送迎し得る送迎車両の台数や、これらの被介護者を適切に送迎し得る送迎車両の種類を決定する。
例えば、ストレッチャを使用する被介護者1名と、車椅子を使用している被介護者3名と、その他の被介護者X名とがそれぞれ送迎サービスを受ける被介護者として予約されており、登録事業者が保有する送迎車両(簡単のために、ここでは登録事業者が所有する車両は1種類として説明する。)が、ストレッチャの場合は1台、車椅子の場合は2台の何れか一方のみ搭載可能で、ストレッチャを搭載する場合はその他に2名分の座席、車椅子2台を搭載する場合はその他に3名分の座席、車椅子1台を搭載する場合はその他に4名分の座席、ストレッチャ及び車椅子の何れも搭載しない場合は6名分の座席が使用可能なものであるとすると、配車計画策定部12は、先ず、送迎に用いる送迎車両として、ストレッチャを搭載するための1台、車椅子2台を搭載するための1台、車椅子1台を搭載するための1台の合計3台を選択する。このとき、各送迎車両では、残りの座席としてそれぞれ2名分、3名分、4名分の座席が確保でき、合計で9名分の座席が確保できるので、配車計画策定部12は、特殊条件を有していない被介護者の数Xが9以下であれば、送迎に用いる送迎車両の台数を3台と決定する。
また、特殊条件を有していない被介護者の数Xが10〜15名であれば送迎車両の台数を4台、16〜21名であれば5台といったように、登録事業者が保有する送迎車両の台数の範囲内で、被介護者の数に応じて使用する送迎車両の台数を増加させていく。なお、登録事業者が保有する送迎車両の台数が不足する場合には、送迎車両の送迎回数を増加させることで対応する。
なお、登録事業者が送迎に使用する送迎車両の台数を任意に指定することによって、台数を決定することも可能である。例えば、被介護者の人数が送迎に使用する最低限の車両台数の定員を下回っていたとしても、それ以上の台数を登録事業者が必要に応じて指定した場合には、指定された台数を送迎ルートの計算に使用する。
送迎に用いる送迎車両の台数を決定したら、次に、配車計画策定部12は、送迎サービスを受ける各被介護者の送迎場所の位置や身体の状態等に応じて、最も合理的且つ適切に送迎が行われるように、送迎に使用する各送迎車両に対して各被介護者の振り分けを行う。このとき、ストレッチャや車椅子を使用する特殊条件の被介護者は優先的に振り分けられ、その他の被介護者が送迎場所の位置情報等に基づいて各送迎車両に振り分けられる。
そして、各送迎車両に対する被介護者の振り分けが完了すると、配車計画策定部12は、各送迎車両毎に被介護者の送迎順序を決定して、例えば既知のダイクストラ法等の経路探索技術を用いて各送迎車両が各被介護者の送迎場所を効率的に辿るような一連の送迎ルートを決定すると共に、各送迎車両の座席に対する被介護者の割り当てを決定する。
このとき、特に本発明を適用した送迎支援システムでは、配車計画策定部12が、送迎に要する距離や時間だけでなく、被介護者の送迎車両への乗降をスムーズに行えるようにすることも考慮して、送迎サービスに用いる各送迎車両の送迎ルートを決定するようにしている。具体的には、配車計画策定部12は、車両データベース3bに車両情報として格納された各送迎車両の乗降位置(ドア位置やリフタ装着位置)と、被介護者データベース3cに被介護者情報として格納された各被介護者の送迎場所の周辺道路に対する位置関係とから、送迎サービスに用いる各送迎車両が各被介護者の送迎場所へと進入する方向を決定し、この進入方向に従って送迎車両が各被介護者の送迎場所に到達することを前提として、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所を最も効率的に辿るルートを送迎ルートとして決定する。
送迎車両の送迎ルートを決定する際に、送迎車両の乗降位置(ドア位置やリフタ装着位置等)について全く考慮せずに送迎車両の送迎ルートを決定したのでは、その送迎ルートが距離や時間的に効率の良いルートであったとしても、被介護者の乗降をスムーズに行えないために却って送迎の効率が低下する場合もある。すなわち、送迎車両の乗降位置について考慮せずに送迎ルートを決定した場合には、送迎車両が被介護者の送迎場所に到着したときに、送迎車両の乗降位置が送迎場所とは道路を挟んで逆側となってしまうこともあり、このような場合には、ドライバの判断によって送迎車両を迂回させて被介護者が乗降し易いように方向転換するといった対応を図る必要が生じる場合もある。このため、熟練したドライバでなければ送迎車両の運転が困難となり、また、送迎の効率も低下することになる。
そこで、本発明を適用した送迎支援システムでは、送迎車両が被介護者の送迎場所に到着したときに、送迎車両の乗降位置と被介護者の送迎場所の位置(例えば、被介護者の自宅の玄関位置)とが向かい合わせとなって、被介護者の乗降をスムーズに行うことができるように、配車計画策定部12が、各被介護者の送迎場所への送迎車両の進入方向を決定し、この進入方向に従って送迎車両が各被介護者の送迎場所に到達することを前提として、送迎ルートを決定するようにしている。
具体的には、配車計画策定部12は、例えば図3(A)に示すように、被介護者の送迎場所A1に対して、送迎車両がこの送迎場所A1に到達したときに、送迎車両の乗降位置とこの送迎場所A1の位置とが向かい合わせとなるように、進入方向B1を決定する。そして、この進入方向B1に従って送迎車両が送迎場所に到達する直前の地点を経由地C1として設定し、送迎車両がこの経由地C1を通ってから送迎場所A1に向かうように、これらの地点をグループ化する。また、被介護者の送迎場所が道路の反対側に位置する場合には、例えば図3(B)に示すように、この送迎場所A2に対して、送迎車両がこの送迎場所A2に到達したときに、送迎車両の乗降位置とこの送迎場所A2の位置とが向かい合わせとなるように、進入方向B2を決定する。そして、この進入方向B2に従って送迎車両が送迎場所に到達する直前の地点を経由地C2として設定し、送迎車両がこの経由地C2を通ってから送迎場所Aに向かうように、これらの地点をグループ化する。そして、以上のようにグループ化したものを用いて、送迎車両が各被介護者の送迎場所を最も効率的に辿るルートを探索する。
なお、送迎車両の乗降位置が左右両側に設けられている場合には、配車計画策定部12は、送迎車両の座席の利用状況からその時点で被介護者が利用可能な乗降位置を判断し、その時点でどちらかの乗降位置のみが利用可能な場合には、上述した方法で利用可能な乗降位置とこの送迎場所の位置とが向かい合わせとなるように送迎場所への送迎車両の進入方向を決定する。また、送迎車両の座席の利用状況から何れの乗降位置も利用可能であると判断される場合には、距離や時間的な効率から送迎場所への送迎車両の進入方向を決定する。
また、配車計画策定部12は、以上の方法により、被介護者の乗降がスムーズに行える送迎ルートを各送迎車両毎に決定したら、被介護者の送迎車両への乗降順序と、被介護者の身体の状態とを考慮して、各送迎車両の座席に対する被介護者の割り当てを決定する。すなわち、配車計画策定部12は、ストレッチャや車椅子を使用するといったような特殊条件の被介護者がいる場合には、先ず、送迎車両の各座席の中からこの特殊条件に最適な座席を選択して、この座席に特殊条件の被介護者を優先的に割り当てる。例えば、ストレッチャを使用する被介護者がいる場合には、送迎車両の中でストレッチャ用スペースとして確保されている座席にこの被介護者を優先的に割り当て、車椅子を使用している被介護者がいる場合には、送迎車両の中で車椅子用スペースとして確保されている座席にこの被介護者を優先的に割り当てる。なお、このような特殊条件の被介護者は、上述したように、配車計画策定部12が各送迎車両に対する被介護者の振り分けを行う際に、このような特殊条件に最適な座席を有する送迎車両に振り分けられている。
次に、配車計画策定部12は、決定した送迎ルートに従って各送迎車両が実際に送迎を行う際の被介護者の乗降順序を判断して、この乗降順序に従って、特殊条件の被介護者に割り当てられた座席以外の残りの座席に対して、残りの被介護者を乗降し易いような配置で割り当てる。
情報提供処理部13は、インターネット1経由で情報処理サーバ2にアクセスした端末に対して各種情報提供を行うものであり、特に、本発明を適用した送迎支援システムにおいては、配車計画策定部12によって登録事業者での送迎サービスについての配車計画が策定されたときに、この情報提供処理部13が、該当する登録事業者の事業者端末4に対して、策定された配車計画の情報(使用送迎車両や被介護者の振り分け、送迎ルート、座席割り当て等の情報)を提供するようにしている。これにより、登録事業者側では、情報提供処理部13から提供される配車計画の情報に従って、効率的で且つ円滑な送迎サービスを実施することが可能となる。
また、情報提供処理部13は、配車計画策定部12によって策定された配車計画に関する情報のうち、各送迎車両毎に決定された送迎ルートの情報については、該当する送迎車両に搭載された車載機端末6にも提供するようにしている。これにより、各送迎車両では、車載機端末6のナビゲーション機能を用いて送迎ルートの情報に基づく経路案内等を行うことができ、各送迎車両のドライバの運転操作を支援することが可能となる。
以上、本発明を適用した送迎支援システムの具体的な構成について説明したが、次に、本発明に特徴的な情報処理サーバ2の配車計画策定部12による処理の具体的な一例について、図4及び図5を参照して説明する。
先ず、配車計画策定部12による配車計画策定処理の全体の流れについて、図4を参照しながら説明する。配車計画の策定にあたっては、情報処理サーバ2の配車計画策定部12は、先ず、ステップS1で、送迎予約データベース3aに格納された送迎予約情報、車両データベース3bに格納された車両情報、被介護者データベース3cに格納された被介護者情報をそれぞれ参照して、送迎対象となる被介護者の人数や、各被介護者の身体の状態、登録事業者が保有する送迎車両の種類や台数等を確認し、登録事業者が保有する送迎車両の中で、送迎サービスに用いる送迎車両(使用送迎車両)を決定する。
次に、配車計画策定部12は、ステップS2において、送迎対象となる各被介護者の送迎場所の位置や身体の状態等に応じて、最も合理的且つ適切に送迎が行われるように、各使用送迎車両に対する被介護者の振り分けを行う。
次に、配車計画策定部12は、ステップS3において、送迎ルート・座席割り当ての決定処理を行う対象となる使用送迎車両を抽出する。そして、ステップS4において、この処理対象の使用送迎車両の乗降位置(ドア位置やリフタ装着位置)を確認して、ステップS5において、この使用送迎車両の乗降位置が片側にのみ設けられているか、或いは両側に設けられているかを判定する。
ここで、処理対象となる使用送迎車両の乗降位置が片側にのみ設けられていると判定した場合には、次に、ステップS6において、この使用送迎車両に振り分けられた各被介護者の送迎場所について、各送迎場所の周辺道路に対する位置関係をそれぞれ確認する。そして、ステップS7において、使用送迎車両がこれらの送迎場所に到着したときに、使用送迎車両の乗降位置と送迎場所の位置とが向かい合わせとなって被介護者の乗降をスムーズに行うことができるように、各送迎場所への送迎車両の進入方向を決定し、ステップS8において、この進入方向に従って送迎車両が送迎場所に到達する直前の地点を経由地として設定し、送迎車両がこの経由地を通ってから送迎場所に向かうように、これらの地点をグループ化する。
一方、ステップS5において、処理対象となる使用送迎車両の乗降位置が車両の両側に設けられていると判定した場合には、次に、ステップS9において、使用送迎車両の送迎進捗状況に応じた座席の利用状況をシミュレーションにより確認し、ステップS10において、使用送迎車両が各送迎場所に到着する時点で利用可能な乗降位置をそれぞれ判定する。そして、全ての送迎場所において車両両側の乗降位置が利用可能な場合には、ステップS11へと処理を移行し、片側の乗降位置のみしか利用できない状況が生じる場合には、ステップS6に進んで、その状況で到着することが予想される送迎場所について、その送迎場所の周辺道路に対する位置関係を確認する。そして、ステップS7において、この送迎場所への送迎車両の進入方向を決定して、ステップS8において、この進入方向に従って送迎車両が送迎場所に到達する直前の地点を経由地として設定し、これらの地点をグループ化する。
次に、配車計画策定部12は、ステップS11において、処理対象の使用送迎車両が当該使用送迎車両に振り分けられた各被介護者の送迎場所を効率的に辿るルートを探索する。このとき、ステップS8でグループ化した地点(送迎場所とその直前の経由地)があれば、このグループ化したものを用いてルート探索を行う。そして、各送迎場所を最も効率的に辿るルートを当該使用送迎車両の送迎ルートとして決定すると共に、送迎ルートに応じた被介護者の乗降順序と、被介護者の身体の状態とを考慮して、当該使用送迎車両の座席に対する被介護者の割り当てを決定する。
そして、ステップS12において、全ての使用送迎車両について送迎ルート及び座席割り当てを決定したかどうかを判定して、送迎ルート及び座席割り当てを決定していない使用送迎車両があれば、ステップS3に戻って、この使用送迎車両を処理対象の使用送迎車両として抽出し、以降の処理を繰り返し行う。そして、全ての使用送迎車両について送迎ルート及び座席割り当てが決定した段階で、一連の処理を終了する。
次に、送迎サービスに用いる各使用送迎車両毎に送迎ルート・座席割り当てを決定する処理の具体例について、図5を参照しながら説明する。送迎ルート・座席割り当ての決定処理では、配車計画策定部12は、先ず、処理対象の使用送迎車両に振り分けられた各被介護者の送迎場所を巡回する順序をランダムに設定して、当該使用送迎車両の候補送迎ルートとして、予め定められた個数(N個)のサンプルルートを作成する(ステップS101)。そして、これらN個のサンプルルートのコストを比較して、これらのサンプルルートの中での最小コスト値を特定する(ステップS102)。
次に、配車計画策定部12は、ステップS101で作成したN個のサンプルルートの中からランダムに2つのサンプルルートを取り出して、これら2つのサンプルルートの間で、あるリンクの交換を行う(ステップS103)。そして、このリンクの交換によってサンプルルートのコストが改善されたかどうかを判定し(ステップS104)、コストが改善された場合には、リンク交換後のルートの方が最適解に近いルートであるので、リンク交換前のルートに代えて、リンク交換後のルートをサンプルルートの中に残す(ステップS105)。
また、サンプルルートとして残されたリンク交換後のルートのコスト値を、ステップS102で特定した最小コスト値と比較して(ステップS106)、このリンク交換後のルートのコスト値が最小コスト値よりも小さければ、最小コスト値をこのリンク交換後のルートのコスト値に更新する(ステップS107)。
次に、配車計画策定部12は、以上の処理を行った回数が規定回数に到達したか、或いは、最小コスト値が更新されることなくサンプルルート間でのリンクの交換が規定回数以上連続して行われたかを判定し(ステップS108)、判定がYesとなった段階で、その時点での最小コスト値となるルートを、処理対象の使用送迎車両の送迎ルートとして決定する(ステップS109)。そして、決定した送迎ルートに応じた被介護者の乗降順序と、被介護者の身体の状態とを考慮して、当該使用送迎車両の座席に対する被介護者の割り当てを決定する(ステップS110)。
配車計画策定部12は、送迎サービスに用いる各使用送迎車両毎に以上の処理を繰り返し行って、各使用送迎車両の送迎ルート及び座席割り当てをそれぞれ決定する。
以上説明したように、本発明を適用した送迎支援システムでは、情報処理サーバ2の配車計画策定部12により、登録事業者での送迎サービスについての配車計画が自動的に策定され、このとき、送迎サービスに用いる各送迎車両の送迎ルートとして、被介護者の送迎場所に対する送迎車両の進入方向も考慮した適切な送迎ルートが決定されるので、登録事業者側では、この配車計画に従って送迎サービスを実行することにより、送迎場所での被介護者の乗降をスムーズに行うことができ、効率的で且つ円滑な送迎サービスを実現することができる。
また、このような送迎サービスについての配車計画は情報処理サーバ2の配車計画策定部12によって自動的に策定されるので、送迎サービスを実施する度に登録事業者側で煩雑な配車計画の策定を行う必要がなく、登録事業者側での負担を大幅に低減させることができる。
更に、本発明を適用した送迎支援システムでは、送迎サービスの予約処理についても、情報処理サーバ2の予約処理部11において自動的に行われるようになっているので、登録事業者側の負担を更に大幅に低減させることができる。
なお、以上説明した送迎支援システムは本発明の一実施形態を示したものであって、本発明が以上の例に限定されるものでなく、例えば、情報処理サーバ2の各部における処理内容等については、その細部において、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。具体的には、例えば、上述した情報処理サーバ2の配車計画策定部12は、被介護者データベース3cに格納された被介護者情報に基づいて、送迎対象となる各被介護者の送迎場所の周辺道路に対する位置関係を把握するようにしているが、このような情報が地図データベース3dに格納された地図情報に含まれている場合には、配車計画策定部12は、この地図データベース3dに格納された地図情報に基づいて、各送迎場所の周辺道路に対する位置関係を把握するようにしてもよい。
本発明を適用した送迎支援システムの全体構成を示す概略構成図である。 本発明を適用した送迎支援システムに用いられる情報処理サーバの構成を示すブロック図である。 情報処理サーバの配車計画策定部が、被介護者の送迎場所に対する送迎車両の進入方向を決定する方法を説明するための図である。 情報処理サーバの配車計画策定部による配車計画策定処理の全体の流れを示すフローチャートである。 情報処理サーバの配車計画策定部による各送迎車両毎の送迎ルート・座席割り当て決定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターネット
2 情報処理サーバ
3a 送迎予約データベース
3b 車両データベース
3c 被介護者データベース
3d 地図データベース
4 事業者端末
5 被介護者端末
6 車載機端末
11 予約処理部
12 配車計画策定部
13 情報提供処理部

Claims (5)

  1. 介護サービス事業者による送迎サービスを支援するための送迎支援装置であって、
    利用者として登録された介護サービス事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報が格納された送迎予約データベースと、
    前記介護サービス事業者が保有する送迎車両に関する車両情報として、少なくとも各送迎車両の乗降位置についての情報が格納された車両データーベースと、
    送迎対象となる被介護者に関する被介護者情報として、少なくとも送迎場所の位置情報及び送迎場所の周辺道路に対する位置関係についての情報が格納された被介護者データベースと、
    地図情報が格納された地図データベースと、
    前記送迎予約データベースに格納された送迎予約情報と、前記車両データベースに格納された車両情報と、前記被介護者データベースに格納された被介護者情報と、前記地図データベースに格納された地図情報とに基づいて、前記介護サービス事業者による送迎サービスについての配車計画を策定する配車計画策定手段とを備え、
    前記配車計画策定手段が、送迎サービスに使用する送迎車両の送迎ルートを決定する際に、当該送迎車両の乗降位置と、当該送迎車両に乗降する各被介護者の送迎場所の周辺道路に対する位置関係とから、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所へ進入する方向を決定し、この進入方向に従って送迎車両が各送迎場所に到達することを前提として、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所を最も効率的に辿るルートを送迎ルートとして決定することを特徴とする送迎支援装置。
  2. 前記配車計画策定手段は、決定した進入方向に従って送迎車両が送迎場所に到達する直前の地点を経由地として設定して送迎ルートを探索することを特徴とする請求項1に記載の送迎支援装置。
  3. 前記配車計画策定手段は、前記送迎車両の乗降位置が車両両側に設けられている場合には、座席の利用状況から被介護者が乗降可能な乗降位置を判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の送迎支援装置。
  4. 被介護者本人又はその保護者からの要請に応じて送迎サービスの予約処理を行って、その結果を送迎予約情報として前記送迎予約データベースに格納する予約処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の送迎支援装置。
  5. 通信ネットワークに接続された送迎支援装置により、介護サービス事業者による送迎サービスを支援する送迎支援システムであって、
    前記送迎支援装置が、
    システム利用者として登録された介護サービス事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報が格納された送迎予約データベースと、
    前記介護サービス事業者が保有する送迎車両に関する車両情報として、少なくとも各送迎車両の乗降位置についての情報が格納された車両データーベースと、
    送迎対象となる被介護者に関する被介護者情報として、少なくとも送迎場所の位置情報及び送迎場所の周辺道路に対する位置関係についての情報が格納された被介護者データベースと、
    地図情報が格納された地図データベースと、
    前記送迎予約データベースに格納された送迎予約情報と、前記車両データベースに格納された車両情報と、前記被介護者データベースに格納された被介護者情報と、前記地図データベースに格納された地図情報とに基づいて、前記介護サービス事業者による送迎サービスについての配車計画を策定する配車計画策定手段とを備え、
    前記配車計画策定手段が、送迎サービスに使用する送迎車両の送迎ルートを決定する際に、当該送迎車両の乗降位置と、当該送迎車両に乗降する各被介護者の送迎場所の周辺道路に対する位置関係とから、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所へ進入する方向を決定し、この進入方向に従って送迎車両が各送迎場所に到達することを前提として、当該送迎車両が各被介護者の送迎場所を最も効率的に辿るルートを送迎ルートとして決定することを特徴とする送迎支援システム。
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