JP4192329B2 - Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate - Google Patents
Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate Download PDFInfo
- Publication number
- JP4192329B2 JP4192329B2 JP09092899A JP9092899A JP4192329B2 JP 4192329 B2 JP4192329 B2 JP 4192329B2 JP 09092899 A JP09092899 A JP 09092899A JP 9092899 A JP9092899 A JP 9092899A JP 4192329 B2 JP4192329 B2 JP 4192329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- layer
- conductive layer
- laminate
- laminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁波遮蔽積層体の製造方法に関し、特にプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと略す。)本体を保護するために、かつPDPから発生する電磁波を低減するためにPDPの前面に設置されるPDP用保護板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のPDPは、非常に精密な電気部品で構成されているために、そのままの状態で使用すると、使用者がその表面に力が加わるような行動を取った場合、破損する危険性が非常に高かった。したがって、それを防止するために何らかの保護をする必要があった。また、電磁波の遮蔽性能を保護板に付加する必要が生じてきた。
【0003】
従来の電磁波遮蔽積層体としては、たとえば、特開昭60−34099号公報に、透明樹脂板の表面に透明導電膜を形成し、その表面に銅繊維の編布を置き、さらにその上にガラス板を重ね、アクリル板とガラス板との間に接着剤を注入し固化させて電磁遮蔽体を形成することが記載されている。また、特開平1−158799号公報には、導電性塗料を織布に含浸乾燥したものと、透明プラスチックとを積層させた透明電磁波シールドシートが記載されている。さらに特開平10−241578号公報には、透明基板にフィラメント表面が金属化された合成繊維網状体を積層一体化してなるPDP前面板が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
上記の如き従来の電磁波遮蔽積層体においては、それらを構成する各層の積層に接着剤や粘着剤を使用しており、その積層には各種のプレス装置やラミネーターが使用されている。これらのプレス装置やラミネーターにより各層を積層する場合には、各積層部材の表面が必ずしも平滑ではなく、積層体表面の平滑性が不足することや、積層部材間に微細な空隙が残る場合がある。また、使用する接着剤や粘着剤は揮発成分を含んでいる場合が多く、これらの揮発性成分を積層時に完全に除去することは不可能であって、積層体内に空気やその他の気体が残留し、その結果、得られる製品の透過率などの品質が不均一となり、高い良品率を維持することが困難である。
【0005】
また、電磁波遮蔽積層体をPDP用前面板として使用する場合には、PDPから発生する熱の問題があり、積層体の構成材料の1種としてガラス板を使用することが好ましい。この場合には、上記の脱気の問題に加えて、各積層部材をプレス装置やラミネーターにより積層する際に、積層体の最表面に樹脂層が存在する場合に、該樹脂層の外観品質が低下したり、ガラス板が破損するという問題がある。
【0006】
したがって、本発明の目的は、上記の課題を解決して、電磁波遮蔽積層体の製造において、積層体の最表面に樹脂層が存在する場合にも該樹脂層の外観品質が低下することがなく、積層体(特に、メッシュ状導電層を用いた積層体)中に残る空気や他の気体を低減し、かつ積層部材としてガラス板を使用した場合にも、該ガラス板が破損することがない電磁波遮蔽積層体、特にPDP保護板の簡便な製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一方の面に導電層を設けた板状基材の少なくとも一方の面に、接着剤層または粘着剤層を介して板状体を積層する方法であって、積層される前記板状基材と板状体の少なくとも一方の、前記接着剤層または粘着剤層に面しない表面が樹脂層からなり、該樹脂層の面に通気性シートを介して表面平滑な剛性板を配置し、これらの積層部材および剛性板の全体を密封袋内に収納し、該袋内を脱気して前記積層部材を積層し、前記剛性板および前記通気性シートを取り除くことを特徴とする電磁波遮蔽積層体の製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に図面に示す好ましい実施の形態を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
図1aにおいて、1は導電層(たとえばメッシュパターン)、2は該導電層1を支持している板状基材(たとえば樹脂フィルム)、3は導電層1の面に積層する板状体、4は接着剤層、5,5’は剛性板、6,6’は剛性板5と板状基材2との間、および板状体3と剛性板5’との間に挿入された通気性シート、7は上記各積層部材の全体を収納している密封袋、8は排気口、16はネットを表わす。上記において導電層1を有する板状基材2および板状体3の少なくとも一方の、接着剤層4に面しない表面(得られる積層体の少なくとも一方の最表層)は樹脂層を有する。例えば、前記板状基材2および/または板状体3自体が樹脂層であるか、あるいは板状基材2および/または板状体3が、接着剤層4に面しない表面に樹脂層を有している。
【0009】
本発明においては、図1aに示す如く、電磁波遮蔽積層体の積層部材を配置し、密封袋7の排気口8から不図示の真空ポンプにより排気する。該排気によって袋7中は減圧または真空となり、その結果、各積層部材は、その全周囲から大気圧を受けて各積層部材が密着される。このようにすることにより、得られる積層体の少なくとも一方の最表層が樹脂層であっても、該樹脂層の外観品質が低下することがない。
【0010】
この際の減圧は使用する接着剤の種類によって変化するが、通常は約760〜400mmHg程度の真空度である。この際、接着剤層4として、たとえば、合わせガラス用のフィルム(たとえば、ポリビニルブチラールなどの合わせ用中間膜)やホットメルトタイプのシートを用いる場合には、上記フィルムやホットメルトシートが軟化するが、他の積層部材に悪影響を与えない温度、たとえば、80〜130℃程度の温度にまで加熱が必要である。一方、接着剤層4として粘着剤を導電層1または板状体3のいずれかの面に塗布しておけば、上記のような加熱は不要である。各積層部材の積層が完了後、排気口8を解放して減圧または真空を破り、かつ袋7を解放して剛性板5,5’および通気性シート6,6’を取り除くことにより、図1bに図解的に示す如き電磁波遮蔽積層体が得られる。
【0011】
上記方法において、各積層部材が密着されるが、この密着は真空(減圧)状態において行なわれるので、積層体の最表層が樹脂層からなる場合にも、表面平滑な剛性体が樹脂層の表面を均一に押圧するので、樹脂層の表面に傷や凹凸が生じることがなく、さらに導電層1−接着剤層4間、および板状体3−接着剤層4間に空気や、接着剤層4から揮散する気体が各積層部材間に残留しにくい。また、剛性板5,5’の内側には通気性シート6,6’が挿入されているので、剛性板5,5’は、板状基材2および板状体3に密着することはなく、容易に剥離して再使用することができる。また、上記のように本発明では、プレス装置やラミネーターの如き機械的手段は不要であるので、剛性板5,5’がガラス板であってもそれが破損することがない。なお、剛性板5の面にはネット16が置かれているが、該ネットは密封袋内の真空度を均一にする目的で使用しており、該ネットは適宜用いられる。
【0012】
次に各積層部材について説明する。前記メッシュパターンの導電層1は、本発明における導電層の1例であり、導電層1はメッシュパターンに限られず、導電性であれば均一層などのいかなる形状であってもよい。たとえば、従来技術における如き、透明金属蒸着層、透明導電性金属酸化物層、導電性繊維の編布、導電性塗料を用いてホトリソグラフィ法で作成したパターン状導電層、導電性インキにより印刷したパターン状導電層などが挙げられる。好ましい1例を図2に示す。
【0013】
図2aは、導電層1を有する板状基材2の模式的平面図であり、図2bはその模式的断面図である。導電層1は、板状基材2の表面に銅の薄層を形成し、該薄層を周知のホトリソグラフィ法によってパターン状にエッチングしてメッシュパターンとなっている。この導電層1は透光性であることが必要であるので、メッシュパターンにおける開口率は約60〜90%とされている。メッシュパターンの場合、図2bに示すように導電層1の表面には多くの凹凸が存在するが、本発明によれば、前記の理由により積層後にこの凹凸部分に空気や他の気体が残留することはない。図2cは、図2bの導電層1の表面に接着剤9により別の樹脂フィルム10を積層被覆した構成を示す。この図2cに示す積層されたフィルムを図2bに示す導電層1を有する板状基材2の代わりに用いることができる。
【0014】
本発明において製造される電磁波遮蔽積層体をPDPの保護板として使用する場合の、導電層1を有する板状基材2の好ましい例を図3に示す。図3に示す例は、導電層1とその板状基材2とその背面に積層された、反射防止層11を有する樹脂フィルム12(反射防止フィルム)とからなる構成であり、この反射防止フィルム(11+12)としては、たとえば、商品名「アークトップ」(旭硝子社製)として知られている反射防止層を有する樹脂フィルムが有用である。「アークトップ」は、自己修復性と飛散防止特性とを有するポリウレタン系樹脂フィルム12の片面に、非結晶性の合フッ素重合体からなる低屈折率の反射防止層11を形成して反射防止処理を施したものである。
また、図4に示す例は、導電層1を有する板状基材2の他の例であり、上記板状基材2と反射防止フィルム(11+12)との間に、近赤外線遮蔽樹脂フィルム13を積層したものであって、上記図3に示す積層体と同様に使用され、得られる積層体に、電磁波遮蔽効果に加えて近赤外線遮蔽効果を与える。
【0015】
本発明で使用する板状体3は、透明な樹脂フィルム、ガラス板またはこれらの積層体であることが好ましい。樹脂フィルムとしては、たとえば、ポリエステル、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂などの透明性に優れた樹脂フィルムが使用できる。ガラス板は通常のガラス板でよく特に限定されない。本発明により得られる電磁波遮蔽積層体をPDPの保護板として使用する場合には、PDPから放出される熱によって積層体が変形することを防止するために、板状体3として、ガラス板または樹脂フィルムとガラス板との積層体を用いることが好ましい。
【0016】
PDP用保護板の用途に好ましい板状体3の構成の1例を図5に示す。図5に示す例は、透明導電層14を表面に有するガラス板15に、前記の「アークトップ」からなる樹脂フィルムを積層した構成である。この透明導電層14の周囲には不図示の任意の形状の電極および着色セラミック層が設けられている。透明導電層14としては、たとえば、酸化亜鉛を主成分とする膜(たとえば、アルミニウムをドープした酸化亜鉛膜)、インジウム−スズ酸化物(ITO)を主成分とする膜、酸化スズを主成分とする膜などの単層の透明導電膜が挙げられる。特に、低いシート抵抗値、低い反射率、高い可視光線透過率が得られることから、ガラス板15に、ガラス板15側から酸化物層、導電性金属層、酸化物層、と交互に計(2n+1)層(nは1以上の整数)積層された多層膜が透明導電層14として好ましい。これらの酸化物層はZnOを主成分とする酸化物層であり、金属層がAgを主成分とする金属層であることが好ましい(詳細はWO98/13850号公報を参照のこと)。
【0017】
本発明で使用する接着剤層としては、たとえば、アクリル系、アクリル共重合系、シリコーン系、ゴム系、ポリビニルエーテル系などの粘着剤;エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル系、ポリアミドなどのホットメルト型の接着剤、ウレタン系、エポキシ系、アミノ樹脂系、フェノール樹脂系、アクリレート系などの熱硬化型あるいは紫外線硬化型接着剤などが挙げられる。これらの粘接着剤(接着剤層あるいは粘着剤層)は適当な厚みのシートまたはフィルムとして使用してもよいし、接着すべき積層部材の表面に塗布して使用してもよい。
【0018】
本発明で使用する剛性板5,5’は、板状基材2と板状体3との積層時の押し板として使用されるものであり、その表面が平滑であれば、金属板でもよいが、通常はガラス板を使用する。これらのガラス板としては、それなりの強度が要求されるので約3〜6mm程度のガラス板を使用するのが一般的である。また、本発明で使用する通気性シート6,6’は、前記のように減圧または真空下に各積層部材を積層した後、剛性板5,5’が容易に剥離できる程度の通気性があればよく、特に限定されないが、一般的には織布または不織布を使用するのが好都合である。また、減圧または真空積層を加熱しながら行なう場合には、使用する通気性シートとしては、比較的耐熱性の高いポリエステル織布を使用することが好ましい。また、該織布の目が粗いと、その織り目が前記板状基材や反射防止フィルム(11+12)の表面に転写される虞があるので、極細ポリエステル繊維からなる目の詰まった織布を使用することが好ましい。本発明で使用する密封袋7については、減圧時での密封性が良く、耐久性の高いプラスチックまたはゴムシートからなり、排気口8および不図示の内容物取り出し手段を有する袋状物を使用すればよい。
【0019】
次に、本発明の電磁波遮蔽積層体がPDP用の保護板である場合の製造方法を図6aを参照して説明する。図6に示す内容は、図1における導電層1を有する板状基材2の代わりに、図3に示す反射防止フィルム(11+12)を積層した導電層1を有する板状基材2を使用し、また、図1に示す板状体3の代わりに図5に示す透明導電層14を有するガラス板15と反射防止フィルム(11+12)との積層体を使用するものである。このような構成で前記のように各積層部材を積層することにより、図6bに図解的に示す如きPDP用保護板が得られる。なお、上記における図3の積層体に代えて、図4に示す積層体を使用すれば、電磁波遮蔽効果に加えて近赤外線遮蔽効果を有するPDP用保護板が提供される。以上の如くして得られる保護板の抵抗値は、0.01〜3.0Ω/□、特に0.01〜0.5Ω/□、さらには0.01〜0.1Ω/□であることが好ましい。
【0020】
以上、本発明において剛性体5,5’および通気性シート6,6’をそれぞれ積層体の両側に使用する例を説明したが、本発明においては、板状基材2および板状体3のいずれか一方がガラス板などの剛性体を含む場合には、剛性体5または5’および通気性シート6または6’は、それぞれガラス板を含まない積層部材側に1枚づつ使用することによっても本発明の目的が達成される。たとえば、図6aにおいては板状体3がガラス板15を有するので剛性体5’および通気性シート6’は省略することができる。
【0021】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1(図1参照)
本例で使用する各材料は以下の通りである。
(1)導電層1を有する板状基材2:ポリエチレンテレフタレートフィルム2(PET、厚み100μm)上に形成された銅薄層1(厚み10μm)をホトリソグラフィ法によりメッシュパターンにパターニングしたメッシュフィルム(パターンは、ピッチ250μm、ライン幅20μm、バイアス45°)(以下単にメッシュフィルムという)を300×300mmに裁断した。該メッシュフィルムを適当なガラス支持板上にセットし、ラミネーター機を通し、メッシュパターンがない該PETフィルム面に反射防止フィルム「アークトップ」(旭硝子社製)を貼合する。貼合品のはみ出した「アークトップ」をカットし、ガラス支持板より取り外して導電層1を有する板状基材2とした。
【0022】
(2)板状体3:ガラス基板(300×300mm、厚み3mm)の一方の面に「アークトップ」を上記と同様にラミネーター機により貼合する。ガラス基板に合わせて「アークトップ」をカットして板状体3とした。
(3)接着剤層4:ホットメルト接着剤EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)からなる厚み0.4μmのエンボス付きシートを296×296mmに裁断して接着剤層4とした。
(4)剛性板5,5’:厚み3mmおよびサイズ330×330mmのガラス板2枚を使用した。
(5)通気性シート6,6’:ポリエステル繊維メッシュ(420メッシュ)をサイズ300×300mmに裁断した2枚を使用した。
【0023】
以上の積層部材を図1に示す如く、下から上に、剛性板5’/通気性シート6’/板状体3/接着剤層4/導電層1を有する板状基材2/通気性シート6/剛性板5の順に重ね合わせた。この際、「アークトップ」貼合板状体3は「アークトップ」を貼合していない面を接着剤層4に対向させ、板状基材2についてはその導電層1を接着剤層4に対向させた。この重ね合わせた物を耐熱粘着テープ(不図示)でその周囲の8箇所で仮固定した。さらにこの仮固定物をPET製の密封袋7に投入し、排気口8を設け、図示の位置にネット16を設置した後、仮固定物を投入した袋の口を密封した。該密封袋をオーブン中にセットし、外部にて真空ポンプに連結している真空ゴムチューブの端部を排気口8に接続した。密封袋7を、オーブン内で1時間をかけて80℃に昇温し、80℃の温度で20分間保持後、1時間をかけて110℃の温度に昇温し、その温度で20分間保持した後80℃に冷却した。一方、減圧は80℃の温度で保持している間までは760mmHgの真空度とし、その後の冷却までは400mmHgの真空度とした。
【0024】
冷却後、密封袋をオーブンから取り出し、開封して内容物(積層体)を取り出した。得られた積層体を、蛍光灯を背後に配置した検査台にセットし、裏面より蛍光灯で照射して外観検査を行なった結果、各ガラスの破損はなく、積層体中に空気などの残留による気泡がないこと、および表面に打痕および傷がないことを確認した。さらに、分光光度計により、透過率および反射率を測定したところ、視感平均透過率72.0%および視感平均反射率2.0%および近赤外線遮蔽能として900nmでの透過率3.5%を得た。さらに、対面電極を設けて抵抗値を測定したところ0.03Ω/□であった。
【0025】
比較例1
ポリエステルメッシュからなる通気性シートを使用しない以外は、全て実施例1と同様にして積層体を得た。この積層物について外観検査を行なったところ、「アークトップ」の表面、特にメッシュフィルムとラミネートした「アークトップ」表面に多数の打痕が認められた。
【0026】
実施例2(図6参照)
本例で使用する各材料は以下の通りである。
(1)導電層1を有する板状基材2:メッシュフィルムを980×580mmに裁断し、これを適当なガラス支持板上にセットし、実施例1と同様にして「アークトップ」を貼合し、貼合品からはみ出した「アークトップ」の端部をカットし、ガラス支持板より取り外して導電層1を有する板状基材2とした。
(2)板状体3:サイズが984×584mmである以外は実施例1に同じ。
(3)接着剤層4:サイズが976×576mmであること以外は実施例1と同じ。
(4)剛性板5,5’:厚み5mmおよびサイズ1040×620mmのガラス板と、厚み5mmおよびサイズ980×580mmのガラス板2枚を使用した。尚、脱気の観点から、2枚の剛性板は同じ大きさか、一方がやや小さい板であることが好ましい。
(5)通気性シート6,6’:サイズが980×580mmであること以外は実施例1に同じ。
【0027】
以上の積層部材を図6に示す如く、下から上に、剛性板5’(1040×620mm)/通気性シート6’/板状体3/接着剤層4/導電層1を有する板状基材2/通気性シート6/剛性板5(980×580mm)の順に重ね合わせた。この際、「アークトップ」貼合板状体3は「アークトップ」を貼合していない面を接着剤層4に対向させ、板状基材2についてはその導電層1を接着剤層4に対向させた。この重ね合わせた物を耐熱粘着テープ(不図示)で周囲の14箇所で仮固定した。以下実施例1と同様にして積層体を得た。
【0028】
得られた積層体を、蛍光灯を背後に配置した検査台にセットし、裏面より蛍光灯で照射して外観検査を行なった結果、各ガラスの破損はなく、積層体中に空気などの残留による気泡がないこと、および表面に打痕および傷がないことを確認した。また、この積層体をPDPパネルにセットし、PDPの映像を阻害する現象がないことを確認した。さらにPDPパネルにセットした映像装置をオープンサイトの電磁波輻射レベル測定場所にセットし、電磁波輻射レベルの測定を行なったところ、実用レベルで電磁波を遮蔽することが確認された。
【0029】
比較例2
ポリエステルメッシュからなる通気性シートおよび剛性板を使用しない以外は、全て実施例1と同様にして積層体を得た。この積層物について実施例1と同様な検査を行なったところ、「アークトップ」の表面、特にメッシュフィルムとラミネートした「アークトップ」表面に密封袋の皺が転写した歪みが多数認められた。
【0030】
【発明の効果】
以上の如き本発明によれば、電磁波遮蔽積層体の製造において、積層体の最表面に樹脂層が存在する場合にも該樹脂層の外観品質が低下することがなく、積層体中に残る空気や他の気体を低減し、かつ積層部材としてガラス板を使用した場合にも、該ガラス板が破損することがない電磁波遮蔽積層体(特にPDP用保護板)の簡便な製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法を図解的に説明する図。
【図2】 本発明で使用する導電層を有する板状基材を説明する図。
【図3】 本発明で使用する導電層を有する別の板状基材を説明する図。
【図4】 本発明で使用する導電層を有する別の板状基材を説明する図。
【図5】 本発明で使用する板状体の例を説明する図。
【図6】 本発明の製造方法を図解的に説明する図。
【符号の説明】
1:導電層
2:板状基材
3:板状体
4:接着剤層
5,5’:剛性板
6,6’:通気性シート
7:密封袋
8:排気口
9:接着剤
10:樹脂フィルム
11:反射防止層
12:樹脂フィルム
13:近赤外線遮蔽樹脂フィルム
14:透明導電層
15:ガラス板
16:ネット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method for manufacturing an electromagnetic wave shielding laminate, and in particular, is installed in front of a PDP in order to protect a plasma display panel (hereinafter abbreviated as PDP) body and to reduce electromagnetic waves generated from the PDP. The present invention relates to a method for manufacturing a protective plate for PDP.
[0002]
[Prior art]
Since the conventional PDP is composed of very precise electrical components, there is a high risk of damage if the user takes action that applies force to the surface when used as it is. it was high. Therefore, some protection was necessary to prevent it. In addition, it has become necessary to add electromagnetic wave shielding performance to the protective plate.
[0003]
As a conventional electromagnetic wave shielding laminate, for example, in JP-A-60-34099, a transparent conductive film is formed on the surface of a transparent resin plate, a copper fiber knitted fabric is placed on the surface, and glass is further formed thereon. It is described that an electromagnetic shielding body is formed by stacking plates and injecting an adhesive between an acrylic plate and a glass plate and solidifying the same. Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-158799 describes a transparent electromagnetic wave shielding sheet obtained by laminating a woven fabric impregnated with a conductive paint and a transparent plastic. Further, JP-A-10-241578 discloses a PDP front plate formed by laminating and integrating a synthetic fiber network having a metallized filament surface on a transparent substrate.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional electromagnetic wave shielding laminated body as described above, an adhesive or a pressure-sensitive adhesive is used for laminating each layer constituting them, and various pressing devices and laminators are used for the laminating. When laminating each layer with these press devices or laminators, the surface of each laminated member is not necessarily smooth, the surface of the laminated body may be insufficient, and fine voids may remain between the laminated members. . In addition, the adhesives and pressure-sensitive adhesives used often contain volatile components, and these volatile components cannot be completely removed during lamination, and air and other gases remain in the laminate. As a result, the quality of the obtained product, such as the transmittance, becomes uneven, and it is difficult to maintain a high yield rate.
[0005]
Moreover, when using an electromagnetic wave shielding laminated body as a front plate for PDP, there exists a problem of the heat | fever generate | occur | produced from PDP, and it is preferable to use a glass plate as 1 type of the structural material of a laminated body. In this case, in addition to the above problem of deaeration, when each laminated member is laminated by a press device or a laminator, when the resin layer is present on the outermost surface of the laminated body, the appearance quality of the resin layer is There exists a problem that it falls or a glass plate is damaged.
[0006]
Therefore, the object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and in the production of an electromagnetic wave shielding laminate, the appearance quality of the resin layer is not deteriorated even when the resin layer is present on the outermost surface of the laminate. The glass plate is not damaged even when air and other gases remaining in the laminate (particularly a laminate using a mesh-like conductive layer) are reduced and the glass plate is used as a laminate member. It is to provide a simple method for producing an electromagnetic wave shielding laminate, particularly a PDP protective plate.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a method of laminating a plate-like body via an adhesive layer or an adhesive layer on at least one surface of a plate-like base material provided with a conductive layer on one surface, the laminated plate A surface of at least one of the substrate and the plate-like body that does not face the adhesive layer or the pressure-sensitive adhesive layer is made of a resin layer, and a rigid plate having a smooth surface is disposed on the surface of the resin layer via a breathable sheet. The electromagnetic wave shielding characterized in that the entire laminated member and rigid plate are accommodated in a sealed bag, the laminated member is laminated by degassing the bag, and the rigid plate and the breathable sheet are removed. A method for producing a laminate is provided.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described in more detail with reference to preferred embodiments shown in the drawings.
In FIG. 1 a, 1 is a conductive layer (for example, a mesh pattern), 2 is a plate-like base material (for example, a resin film) that supports the
[0009]
In the present invention, as shown in FIG. 1 a, a laminated member of an electromagnetic wave shielding laminated body is arranged and exhausted from an
[0010]
The reduced pressure at this time varies depending on the type of adhesive used, but is usually about 760 to 400 mmHg. At this time, for example, when a film for laminated glass (for example, an interlayer film for lamination such as polyvinyl butyral) or a hot melt type sheet is used as the
[0011]
In the above method, each laminated member is brought into close contact, but since this close contact is performed in a vacuum (reduced pressure) state, even when the outermost layer of the laminate is made of a resin layer, the surface smooth rigid body is formed on the surface of the resin layer. Are uniformly pressed, so that there are no scratches or irregularities on the surface of the resin layer. Furthermore, air or an adhesive layer is formed between the
[0012]
Next, each laminated member will be described. The
[0013]
FIG. 2 a is a schematic plan view of the plate-
[0014]
FIG. 3 shows a preferred example of the plate-
The example shown in FIG. 4 is another example of the plate-
[0015]
The plate-
[0016]
One example of the structure of the plate-
[0017]
Examples of the adhesive layer used in the present invention include acrylic, acrylic copolymer, silicone, rubber, and polyvinyl ether adhesives; ethylene-vinyl acetate copolymer, ethylene-acrylate ester copolymer Examples thereof include hot-melt adhesives such as coalesced, polyester-based, and polyamide, and thermosetting or ultraviolet-curable adhesives such as urethane-based, epoxy-based, amino resin-based, phenolic resin-based, and acrylate-based adhesives. These adhesives (adhesive layer or pressure-sensitive adhesive layer) may be used as a sheet or film having an appropriate thickness, or may be applied to the surface of a laminated member to be bonded.
[0018]
The
[0019]
Next, a manufacturing method when the electromagnetic wave shielding laminate of the present invention is a protective plate for PDP will be described with reference to FIG. 6 uses a plate-
[0020]
As described above, the example in which the
[0021]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
Example 1 (see FIG. 1)
Each material used in this example is as follows.
(1) Plate-
[0022]
(2) Plate-shaped body 3: “Arctop” is bonded to one surface of a glass substrate (300 × 300 mm,
(3) Adhesive layer 4: A 0.4 μm thick embossed sheet made of hot melt adhesive EVA (ethylene-vinyl acetate copolymer) was cut into 296 × 296 mm to form an
(4)
(5)
[0023]
As shown in FIG. 1, the laminated member has a
[0024]
After cooling, the sealed bag was taken out of the oven and opened to take out the contents (laminate). The obtained laminate was set on an inspection table with a fluorescent lamp placed behind it, and the appearance was inspected by irradiating it with a fluorescent lamp from the back side. As a result, each glass was not damaged and air remained in the laminate. It was confirmed that there were no air bubbles due to, and there were no dents or scratches on the surface. Further, when the transmittance and the reflectance were measured with a spectrophotometer, the luminous average transmittance was 72.0%, the luminous average reflectance was 2.0%, and the transmittance at 900 nm was 3.5 as the near infrared shielding ability. %. Furthermore, when the facing electrode was provided and the resistance value was measured, it was 0.03Ω / □.
[0025]
Comparative Example 1
A laminate was obtained in the same manner as in Example 1 except that a breathable sheet made of polyester mesh was not used. As a result of visual inspection of the laminate, a large number of dents were observed on the surface of the “arc top”, particularly on the surface of the “arc top” laminated with the mesh film.
[0026]
Example 2 (see FIG. 6)
Each material used in this example is as follows.
(1) Plate-
(2) Plate-shaped body 3: Same as Example 1 except that the size is 984 × 584 mm.
(3) Adhesive layer 4: Same as Example 1 except that the size is 976 × 576 mm.
(4)
(5)
[0027]
As shown in FIG. 6, the above laminated member has a plate-like substrate having a
[0028]
The obtained laminate was set on an inspection table with a fluorescent lamp placed behind it, and the appearance was inspected by irradiating it with a fluorescent lamp from the back side. As a result, each glass was not damaged and air remained in the laminate. It was confirmed that there were no air bubbles due to, and there were no dents or scratches on the surface. Moreover, this laminate was set on a PDP panel, and it was confirmed that there was no phenomenon that disturbed the image of the PDP. Furthermore, when the image device set on the PDP panel was set at an open site electromagnetic radiation level measurement place and the electromagnetic radiation level was measured, it was confirmed that the electromagnetic wave was shielded at a practical level.
[0029]
Comparative Example 2
A laminate was obtained in the same manner as in Example 1 except that a breathable sheet made of polyester mesh and a rigid plate were not used. When this laminate was inspected in the same manner as in Example 1, a large number of distortions were observed in which the wrinkles of the sealing bag were transferred to the surface of the “arc top”, particularly the “arc top” surface laminated with the mesh film.
[0030]
【The invention's effect】
According to the present invention as described above, in the production of an electromagnetic wave shielding laminate, the appearance quality of the resin layer does not deteriorate even when the resin layer is present on the outermost surface of the laminate, and the air remaining in the laminate To provide a simple method for producing an electromagnetic wave shielding laminate (particularly a protective plate for PDP) in which the glass plate is not damaged even when a gas plate is used as a laminated member while reducing gas and other gases. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating a production method of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a plate-like substrate having a conductive layer used in the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating another plate-like substrate having a conductive layer used in the present invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining another plate-like substrate having a conductive layer used in the present invention.
FIG. 5 illustrates an example of a plate-like body used in the present invention.
FIG. 6 is a diagram schematically illustrating the manufacturing method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1: Conductive layer 2: Plate-like substrate 3: Plate-like body 4:
Claims (8)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09092899A JP4192329B2 (en) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09092899A JP4192329B2 (en) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000286593A JP2000286593A (en) | 2000-10-13 |
JP4192329B2 true JP4192329B2 (en) | 2008-12-10 |
Family
ID=14012111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09092899A Expired - Fee Related JP4192329B2 (en) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4192329B2 (en) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI228540B (en) | 2001-04-06 | 2005-03-01 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | Oil composition for very small amount oil supply type cutting and grinding operation |
JP2002326305A (en) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Nisshinbo Ind Inc | Perspective electromagnetic wave shielding panel, method for manufacturing the same, and display device |
JP2002341778A (en) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Bridgestone Corp | Light transmitting window material with shielding property against electromagnetic wave |
WO2002093534A1 (en) | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Bridgestone Corporation | Electromagnetic wave shielding light-transmitting window member, its manufacturing method, and display panel |
JP2003168887A (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Asahi Glass Co Ltd | Method of manufacturing electromagnetic-wave cutoff filter |
JP2004221511A (en) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Nippon Jitsupaa Chiyuubingu Kk | Electromagnetic-wave-shielding panel and method of manufacturing the same |
JP2009177108A (en) * | 2007-12-25 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Method of forming conductor pattern, and conductor pattern |
JP5195146B2 (en) * | 2008-08-08 | 2013-05-08 | 住友大阪セメント株式会社 | Optical filter for display and manufacturing method thereof |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09092899A patent/JP4192329B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000286593A (en) | 2000-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW554371B (en) | Flat display panel | |
TW535495B (en) | Electromagnetic radiation shielding material, a method of producing the same and a display device using the same | |
JP2002123182A (en) | Front plate for plasma display panel and its manufacturing method | |
US7973875B2 (en) | Flat-panel display member and its manufacturing method and flat-panel display and its manufacturing method | |
JP4192329B2 (en) | Method for manufacturing electromagnetic wave shielding laminate | |
JP2004117545A (en) | Method for manufacturing display filter | |
WO2015025963A1 (en) | Heat ray shielding material | |
KR20060125048A (en) | Preparation of front filter for plasma display panel | |
JP2000114773A (en) | Electromagnetic wave shielding filter and plasma display front-surface plate | |
US6982023B2 (en) | Electromagnetic wave shielding filter and its production process | |
JP2000119047A (en) | Glass laminate and its production | |
JPH11340681A (en) | Electromagnetic wave shielding member, manufacture thereof and display device | |
JP2011243718A (en) | Method of forming exposure part for grounding of belt-like electromagnetic wave shield sheet, and belt-like half-cut electromagnetic wave shield sheet | |
JP2019032414A (en) | Functional film, transfer screen, and manufacturing method thereof | |
JP2004304373A (en) | Filter for display and method for manufacturing the same | |
JP3681280B2 (en) | Optical filter for display | |
JP2000036686A (en) | Electromagnetic shield member | |
JP2000138496A (en) | Electromagnetic wave shield member, production thereof and indicator | |
WO2020138235A1 (en) | Functional film and functional laminated glass | |
JP2001077587A (en) | Electromagnetic wave shield transparent plate and its manufacture, and display device | |
JP2008292745A (en) | Front glass filter for plasma display and method for manufacturing the filter | |
JP4799986B2 (en) | Transfer material for antireflection processing excellent in foil burr reduction and manufacturing method of transparent panel with antireflection film using the same | |
KR100620090B1 (en) | Method for preparation of plasma display panel filter | |
JP7156858B2 (en) | Transparent conductive film for light control film and light control film | |
JP2003132737A (en) | Transparent electroconductive film with protecting film, and optical filter for display using it, and its manufacturing method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080321 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080826 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080908 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |