JP4191365B2 - 保護部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、保護部材に関し、特に機械設備の側壁などに設けられ、移動体などの衝突や接触による壁面の破損等を防止する保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、保護部材として図2に示すように鋼板を筒状に巻回し塗装した保護部材を壁面に螺着したものが知られている。図2は保護部材の従来の例を示す断面図であり、保護部材aは鋼板を巻回して作製されており、基部が下方に延設され、この延設部がボルトbにより壁面に取り付けられている。又、特開平11−201232号公報には弾性変形部と取り付け部を備えた筒状体からなり、この筒状体が熱可塑性エラストマーから形成され、取り付け部に硬質樹脂層が形成された保護ガード材が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如き鋼板を筒状に巻回し塗装した保護部材においては壁面は保護できるものの、保護部材が硬質であるため、接触した人や物が傷つきやすく、保護部材が衝突などにより変形しやすいという問題があった。又、特開平11−201232号公報に提案されている保護ガード材においては、取り付け作業が簡略である反面、取り外しは保護部材全体を取り外さねばならず、保護部材の交換に費用がかさむという問題があった。
【0004】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、取り付けが容易で、保護部材の交換が容易な保護部材を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明請求項1記載の保護部材は、支持部材とこの支持部材に被覆される被覆材からなる保護部材において、支持部材は壁面に固着される基部とこの基部の上端から前方に延設された支持壁と基部の下端から前方に延設された下壁からなり、支持壁の上面に袋溝が形成され、この袋溝と下壁先端部に対応する被覆材内壁に係止部が形成されているので支持部材を壁面に取り付けてから被覆材をかぶせることができる。
【0006】
又、本発明請求項2記載の保護部材は、被覆材は断面倒U字型となされ、上内壁には鏃型の突条が形成されて上係止部となされ、下内壁には逆J型の突条が形成されて下係止部となされ、支持部材の下壁先端には鉤部が形成されたもので、被覆材が支持部材に脱着可能である。
【0007】
又、本発明請求項3記載の保護部材は、被覆材は熱可塑性エラストマーから作製されているので、弾性に優れ、接触した人やものが傷つきにくい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明保護部材の実施形態の一例を示す断面図である。1は支持部材であり、その基部がボルトにより壁面に固着されている。支持部材の基部の上端から支持壁が前方に延設されている。支持壁の基部には上方に向けて開口する袋溝が形成されている。支持壁の先端は円弧状に曲折され被覆材を支持するようになされている。支持部材の基部の下端からは下壁が前方に向けて延設され、この下壁の先端には鉤部が形成されている。
支持部材はアルミ合金型材や硬質合成樹脂型材などが好適に用いられるが、鋼板などの金属板を折曲して作製されてもよい。
【0009】
2は被覆材であり、その上部内壁には鏃型の突条が形成されて係止部となされ、下部内壁には逆J型の突条が形成されて係止部となされている。被覆材は図に示す如く支持部材に被せられ、上部内壁に形成された鏃型の突条が支持部材の支持壁に形成された袋溝に嵌入され、下部内壁に形成された逆J型の突条が支持部材の下壁先端に形成された鉤部に係合されて、被覆材と支持部材が固着される。被覆材は熱可塑性エラストマー等の合成樹脂やゴムなど適宜弾性を有する素材から作製される。
【0010】
本発明保護部材は支持部材が建物や機械設備などの壁面に取着され、この取着された支持部材に被覆材が被せられて保護部材となされる。本発明における保護部材は、基板の実装機等のように機械にオペレーターがよく近づくような機械の壁面に取着され、オペレーターの接触による機械壁面の損傷や磨滅から機械の壁面を保護する。
【0011】
【発明の効果】
上述の如く、本発明請求項1記載の保護部材によれば、支持部材は壁面に固着される基部とこの基部の上端から前方に延設された支持壁と基部の下端から前方に延設された下壁からなり、支持壁の上面に袋溝が形成され、この袋溝と下壁先端部に対応する被覆材内壁に係止部が形成されているので支持部材を壁面に取り付けてから被覆材をかぶせることができるので、施工が容易であり、被覆材の破損時には被覆材を容易に交換することができる。
【0012】
又、本発明請求項2記載の保護部材によれば、被覆材は断面倒U字型となされ、上内壁には鏃型の突条が形成されて上係止部となされ、下内壁には逆J型の突条が形成されて下係止部となされ、支持部材の下壁先端には鉤部が形成されたもので、被覆材が支持部材に脱着可能である。
【0013】
又、本発明請求項3記載の保護部材によれば、被覆材は熱可塑性エラストマーから作製されているので、弾性に優れ、接触した人やものが傷つきにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明保護部材の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】従来の保護部材の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 支持部材
11 基部
12 支持壁
121 袋溝
13 下壁
131 鉤部
2 被覆材
21 鏃型の突条
22 逆J型の突条
Claims (3)
- 支持部材とこの支持部材に被覆される被覆材からなる保護部材において、支持部材は壁面に固着される基部とこの基部の上端から前方に延設された支持壁と基部の下端から前方に延設された下壁からなり、支持壁の上面に袋溝が形成され、この袋溝と下壁先端部に対応する被覆材内壁に係止部が形成されていることを特徴とする保護部材。
- 被覆材は断面倒U字型となされ、上内壁には鏃型の突条が形成されて上係止部となされ、下内壁には逆J型の突条が形成されて下係止部となされ、支持部材の下壁先端には鉤部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の保護部材。
- 被覆材は熱可塑性エラストマーから作製されたことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか1項に記載の保護部材。
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- 2000-05-12 JP JP2000139252A patent/JP4191365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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