JP4191192B2 - 携帯端末、携帯端末におけるオーディオ機器の判別方法 - Google Patents

携帯端末、携帯端末におけるオーディオ機器の判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ機器が接続されるジャックインターフェースを備える携帯端末、携帯端末におけるオーディオ機器の判別方法に関する。
従来、ノート型PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末には、外付けのヘッドホンやマイクなどのオーディオ機器が接続されるジャックインターフェースが備えられている。
例えば、ノート型PCなどの物理的サイズが比較的大きな携帯端末は、複数のジャックインターフェースを搭載することが可能である。
その一方、PDAなどの小型の携帯端末は、複数のジャックインターフェースを搭載することが物理的に困難であるため、一般的に、ジャックインターフェースを1つだけ搭載し、1つのオーディオ機器にのみ適応する構成になっている。
ところが、近年、マルチメディア機能やソリューションシステムの進歩に伴い、小型の携帯端末であっても、複数種のオーディオ機器に適応する必要性が生じてきている。
そのため、最近は、ジャックインターフェースを1つだけ搭載することで小型化を維持しつつ、そのジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別を判別することで複数種のオーディオ機器に適応する技術が検討されている。
その一例として、特許文献1には、ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器のプラグが、4極タイプのAVプラグまたは3極タイプのヘッドホンプラグのどちらであるかを判別する技術が開示されている。
特開平11−162574号公報
上述したように、特許文献1に開示された従来技術は、オーディオ機器が4極タイプまたは3極タイプのどちらのプラグを備えるのかを判別することができる。
しかし、3極タイプのプラグを備えるオーディオ機器には、ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイクといった多くの種類があるため、これらオーディオ機器を厳密に判別することはできない。
そのため、特許文献1に開示された従来技術では、小型化を維持しつつ、複数種のオーディオ機器に適応するというニーズに十分に対応できてはいない。
そこで、本発明の目的は、小型化を維持するためにジャックインターフェースを1つだけ搭載する場合にも、ジャックインターフェースに接続される複数種のオーディオ機器を判別することができる携帯端末、携帯端末におけるオーディオ機器の判別方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、
オーディオ機器が接続されるジャックインターフェースを備える携帯端末において、
前記ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器のプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスを電圧値へ変換して出力する変換手段と、
前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのLEFTチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第1の比較手段と、
前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのRIGHTチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第2の比較手段と、
前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのMIDDLEチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第3の比較手段と、
前記第1から第3の比較手段からそれぞれ出力された比較結果の組み合わせに基づいて、前記ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別を判別する制御手段と
前記ジャックインターフェースを介して入出力されるLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの信号の圧縮符号化処理または伸長復号化処理を行うオーディオコーデックと、
前記オーディオコーデックと接続されるCPUとをさらに備え、
前記制御手段は、前記オーディオコーデックの内部に設けられており、前記CPUに対して割り込み信号を出力することで、前記判別されたオーディオ機器の種別に応じた前記オーディオコーデックの設定値を前記CPUから取得することを特徴とする。
この構成によれば、ジャックインターフェースに接続されたプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスを電圧値に変換し、これを基準電圧と比較することで得られた3つの比較結果の組み合わせに応じてジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別を判別している。
それにより、ジャックインターフェースに接続された複数種のオーディオ機器(例えば、ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、または2入力型イヤホンマイク)を判別することができる。
この構成によれば、ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別に応じて、オーディオコーデックを最適な設定値(出力ボリューム、入力ゲインなど)で動作させることができる。
また、前記ジャックインターフェースと前記オーディオコーデックとの間に設けられ、前記オーディオコーデックに入力される入力信号および前記オーディオコーデックから出力される出力信号の切り替えを行う入出力セレクタ手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記入出力セレクタ手段の内部にも設けられており、前記判別されたオーディオ機器の種別に応じて、前記ジャックインターフェースを介して入出力されるLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの信号の信号線を、前記オーディオコーデックの前記入力信号または前記出力信号の信号線のいずれかに接続しても良い。
この構成によれば、ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別に応じて、ジャックインターフェースの入出力を最適に切り替えることができる。
以上説明したように本発明によれば、ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器のプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスを電圧値に変換し、これを基準電圧と比較することで得られた3つの比較結果の組み合わせに応じて、ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別を判別しているため、複数種のオーディオ機器を自動で判別することができるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態による携帯端末は、ジャックインターフェース10と、R→V変換回路20と、比較回路31〜33と、制御部41を含む入出力セレクタ回路40と、制御部51を含むオーディオCODEC(コーデック)50と、CPU60とを有する。
ジャックインターフェース10は、オーディオ機器のプラグとして、一般的な3極タイプの他、4極タイプのプラグが接続される。
図2は、ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、および2入力型イヤホンマイクの各オーディオ機器ごとに、プラグのLEFT/RIGHT/MIDDLEチャンネルの機能とLEFT/RIGHT/MIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスとを示す図である。
4極タイプのプラグの各極は、LEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、MIDDLEチャンネル、およびGNDに対応している。図2に示すように、2入力型イヤホンマイク(例えば、2入力マイク対応型ヘッドセットなど)は、LEFT/MIDDLEチャンネルがマイク入力のためのチャンネル、RIGHTチャンネルがスピーカー出力のためのチャンネルとなっている。
また、3極タイプのプラグの各極は、LEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびGNDに対応している。図2に示すように、ヘッドホンは、LEFT/RIGHTチャンネルが共にスピーカー出力のためのチャンネルとなっており、イヤホンマイクは、LEFTチャンネルがマイク入力のためのチャンネル、RIGHTチャンネルがスピーカー出力のためのチャンネルとなっており、ステレオマイクは、LEFT/RIGHTチャンネルが共にマイク入力のためのチャンネルとなっている。
ジャックインターフェース10は、オーディオ機器のプラグが接続された場合に、そのプラグのLEFTチャンネルのLEFT信号101、RIGHTチャンネルのRIGHT信号102、およびMIDDLEチャンネルのMIDDLE信号103を入力または出力するとともに、オーディオ機器のプラグが接続された場合にその旨を表すプラグ認識信号104を出力する。
R→V変換回路20は、ジャックインターフェース10に接続されたプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極に電圧を印加して各極のインピーダンスを測定し、各極のインピーダンスをV−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203の電圧値へ変換する。
比較回路31は、V−LEFT201と基準電圧301とを比較してその比較結果311を出力し、また、比較回路32は、V−RIGHT202と基準電圧301とを比較してその比較結果312を出力し、また、比較回路33は、V−MIDDLE203と基準電圧301とを比較してその比較結果313を出力する。
入出力セレクタ回路40は、ジャックインターフェース10とオーディオCODEC50との間に設けられ、オーディオCODEC50に入力される入力信号およびオーディオCODEC50から出力される出力信号の切り替えを行う。
入出力セレクタ回路40の制御部41は、ジャックインターフェース10からプラグ認識信号104が入力されると共に、比較回路31〜33から比較結果311〜313が入力される。そして、制御部41は、比較結果311〜313に基づいて、ジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器の種別を判定する。さらに、制御部41は、上記で判定したオーディオ機器の種別に応じて、ジャックインターフェース10のLEFT信号101、RIGHT信号102、およびMIDDLE信号103の各々の信号線を、オーディオCODEC50へ入力される入力信号の信号線またはオーディオCODEC50から出力される出力信号の信号線のいずれかに接続する。
オーディオCODEC50は、ジャックインターフェース10を介して入出力されるLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの信号の圧縮符号化処理または伸長復号化処理を行う。
オーディオCODEC50の制御部51は、ジャックインターフェース10からプラグ認識信号104が入力されると共に、比較回路31〜33から比較結果311〜313が入力される。そして、制御部51は、比較結果311〜313に基づいて、ジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器の種別を判定する。さらに、制御部51は、オーディオ機器の種別に適したソフトウェアの設定値(出力ボリューム、入力ゲインなど)を取得するために、CPU60に割り込み信号601を出力する。この割込み信号601には、判別したオーディオ機器の種別の情報が含まれる。
CPU60は、制御部51から割り込み信号601が入力されると、オーディオ機器の種別に適したオーディオCODEC50のソフトウェアの最適な設定値を制御部51に通知する。
制御部51は、CPU60から通知された設定値をオーディオCODEC50に設定し、また、オーディオCODEC50の不図示の圧縮符号化手段および伸長復号化手段は、制御部51により設定された設定値にしたがって、出力信号の圧縮符号化処理および入力信号の伸長復号化処理をそれぞれ行う。
以下、本実施形態による携帯端末の動作について説明する。
図3Aは、ジャックインターフェース10に4極タイプのプラグが接続された状態を示し、また、図3Bは、ジャックインターフェース10に3極タイプのプラグが接続された状態を示している。
オーディオ機器のプラグは、図3Aまたは図3Bに示すようにジャックインターフェース10に接続される。
R→V変換回路20は、ジャックインターフェース10に接続されたプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極に電圧を印加して各極のインピーダンスを測定し、各極のインピーダンスをV−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203の電圧値へ変換して出力する。
例えば、図3Aに示すように、ジャックインターフェース10に2入力マイク対応型ヘッドセットの4極タイプのプラグが接続された場合、LEFTチャンネルの極のインピーダンスは、LEFTチャンネル−GND間の抵抗R1として測定でき、図2に示すように約10kΩ以上となる。同様に、RIGHTチャンネルの極のインピーダンスは、RIGHTチャンネル−GND間の抵抗R2として測定でき、図2に示すように約8〜150Ωとなり、また、MIDDLEチャンネルの極のインピーダンスは、MIDDLEチャンネル−GND間の抵抗R3として測定でき、図2に示すように約10kΩ以上となる。
また、図3Bに示すように、ジャックインターフェース10にヘッドホンの3極タイプのプラグが接続された場合、LEFTチャンネルの極のインピーダンスは、抵抗R1として測定でき、図2に示すように約8〜150Ωとなり、また、RIGHTチャンネルの極のインピーダンスは、抵抗R2として測定でき、図2に示すように約8〜150Ωとなる。ただし、3極タイプのプラグはMIDDLEチャンネルに対応していないため、MIDDLEチャンネルの極のインピーダンスは0Ω(GND)となる。なお、ジャックインターフェース10にイヤホンマイクまたはステレオタイプの3極タイプのプラグが接続された場合も、プラグの各極のインピーダンスは上記と同様に測定でき、図2のような値となる。
図4は、比較回路31〜33の動作を説明するための図である。
R→V変換回路20から出力されたV−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203の各々は、図4に示すように、比較回路31、比較回路32、および比較回路33に入力される。
比較回路31、比較回路32、および比較回路33の各々は、V−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203を基準電圧301と比較し、その比較結果311、比較結果312、および比較結果313を出力する。
このとき、比較結果311〜313は、V−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203の値に応じて異なる。そのため、入出力セレクタ回路40の制御部41およびオーディオCODEC50の制御部51は、比較結果311〜313の組み合わせに応じて、ジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器がヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、または2入力型イヤホンマイクのいずれであるか判別する。
以下、比較回路31〜33の比較動作と制御部41,51の判定動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
図5は、比較回路31〜33の比較動作と制御部41,51の判定動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップ501では、比較回路31〜33に、R→V変換回路20から出力されたV−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203の各々が入力される。次に、ステップ502では、比較回路31〜33の各々は、V−LEFT201、V−RIGHT202、およびV−MIDDLE203を基準電圧301と比較し、基準電圧301よりも低ければステップ503を、基準電圧301以上であればステップ504を実行する。比較回路31〜33の各々から出力される比較結果311〜313は、ステップ503では「Low」になり、ステップ504では「High」になる。
以降、制御部41,51は、比較結果311〜313の組み合わせに応じて、ジャックインターフェース10に接続されているオーディオ機器の種別を判定する。
まず、ステップ505では、制御部41,51は、比較回路33から出力された比較結果313を判定する。例えば、制御部41,51は、比較結果313が「Low」であればステップ506を実行する。また、制御部41,51は、比較結果313が「High」であればステップ510を実行して2入力型イヤホンマイクと判定する。
次に、ステップ506では、制御部41,51は、比較回路31,32から出力された比較結果311,312の組み合わせを判定する。例えば、制御部41,51は、比較結果311が「High」で比較結果312が「Low」であればステップ507を実行してイヤホンマイクと判定する。また、制御部41,51は、比較結果311,312がいずれも「Low」であればステップ508を実行してヘッドホンと判定する。また、制御部41,51は、比較結果311,312がいずれも「High」であればステップ509を実行してステレオマイクと判定する。
図6は、入出力セレクタ回路40の動作を説明するための図である。
図6に示すように、入出力セレクタ回路40は、制御部41の他、LEFT信号101の出力スイッチであるスイッチSW−A421と、LEFT信号101の入力スイッチであるスイッチSW−B422と、RIGHT信号102の出力スイッチであるスイッチSW−C423と、RIGHT信号102の入力スイッチであるスイッチSW−D424と、MIDDLE信号103の出力スイッチであるスイッチSW−E425と、MIDDLE信号103の入力スイッチであるスイッチSW−F426とを有する。
制御部41は、オーディオ機器が未接続の際の回路誤動作を防止するためにプラグ認識信号104が入力される。
また、制御部41は、比較回路31〜33の各々から出力された比較結果311〜313が入力され、その比較結果311〜313の組み合わせに応じて、ジャックインターフェース10に接続されているオーディオ機器の種別を判別する。
さらに、制御部41は、ジャックインターフェース10に接続されているオーディオ機器の種別を判別すると、判別されたオーディオ機器の種別に応じて上記の各スイッチを切り替える。
例えば、制御部41は、4極プラグの2入力型イヤホンマイクと判別した場合は、図6に示すように、SW−B422、SW−C423、およびSW−F426をON状態とする。また、制御部41は、ヘッドホンと判別した場合は、SW−A421およびSW−C423をON状態とし、また、イヤホンマイクと判別した場合は、SW−B422およびSW−C423をON状態とし、また、ステレオマイクと判別した場合は、SW−B422およびSW−D424をON状態とする。
これにより、ジャックインターフェース10のLEFT信号101、RIGHT信号102、およびMIDDLE信号103の信号線は、オーディオ機器の種別に応じて、オーディオCODEC50の出力信号または入力信号のうち適切な信号線と接続されることになる。
図7は、オーディオCODEC50およびCPU60の動作を説明するための図である。
図7に示すように、制御部51は、オーディオ機器が未接続の際の回路誤動作を防止するためにプラグ認識信号104が入力される。
また、制御部51は、比較回路31〜33の各々から出力された比較結果311〜313が入力され、その比較結果311〜313の組み合わせに応じて、ジャックインターフェース10に接続されているオーディオ機器の種別を判別する。
さらに、制御部51は、プラグ認識信号104によりオーディオ機器が接続状態であることを認識した上で、ジャックインターフェース10に接続されているオーディオ機器の種別を判別すると、CPU60に対して割込み信号601を出力する。この割込み信号601には、制御部51にて判別したオーディオ機器の種別の情報が含まれる。
CPU60は、制御部51から割込み信号601が出力されると、ジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器の種別に応じて、オーディオCODEC50のソフトウェアの適切な設定値(出力ボリューム、入力ゲインなど)を制御部51に通知する。
上述したように本実施形態では、ジャックインターフェース10に接続されたプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスを電圧値へ変換し、それぞれの電圧値を基準電圧と比較することで3つの比較結果を得て、3つの比較結果の組み合わせに応じてジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器の種別を判別している。
このように、オーディオ機器の一般的な3極タイプのプラグが対応しているLEFTチャンネルおよびRIGHTチャンネルだけでなく、4極タイプのプラグが対応しているMIDDLEチャンネルも利用してオーディオ機器の種別を判別するため、3極タイプおよび4極タイプの双方のプラグに適応することが可能となる。
また、3つの比較結果の組み合わせに応じてオーディオ機器の種別を判別するため、ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、2入力型イヤホンマイクといった複数種のオーディオ機器を判別することが可能となる。
したがって、小型化された携帯端末であっても、物理的なサイズを小型のまま維持しつつ、十分なオーディオ機能を提供することが可能となる。
また、ジャックインターフェース10に接続されたオーディオ機器の種別の判定とその種別に応じたオーディオCODEC50の設定は自動で行われるため、利用者が手動でオーディオCODEC50の設定を切り替える必要がない。また、ジャックインターフェース10へのオーディオ機器の誤挿入の防止に役立ち、故障率の軽減にも役立つ。
なお、本実施形態では、自動判別されるオーディオ機器の種別をヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、および2入力型イヤホンマイクとした。しかし、本発明では、これらの代表的なオーディオ機器に限らず、マイク入力機能およびスピーカー出力機能を備えるこれら以外のオーディオ機器であっても適応可能である。
また、比較回路31〜33が反転入力方式または非反転入力方式のどちらであるかに応じて、比較回路31〜33の出力レベルが異なる。しかし、いずれの場合であっても、入出力セレクタ回路40の制御部41およびオーディオCODEC50の制御部51異なる出力レベルに対応するよう論理設計されていれば、本発明の動作に影響することはない。
本発明の一実施形態による携帯端末の構成を示すブロック図である。 ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、および2入力型イヤホンマイクの各オーディオ機器ごとに、プラグのLEFT/RIGHT/MIDDLEチャンネルの機能とLEFT/RIGHT/MIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスとを示す図である。 図1に示したジャックインターフェースに4極タイプのプラグが接続された状態を示す図である。 図1に示したジャックインターフェースに3極タイプのプラグが接続された状態を示す図である。 図1に示した比較回路の動作を説明するための図である。 図1に示した比較回路の比較動作と制御部の判別動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した入出力セレクタ回路の動作を説明するための図である。 図1に示したオーディオCODECおよびCPUの動作を説明するための図である。
符号の説明
10 ジャックインターフェース
20 R→V変換回路
31〜33 比較回路
40 入出力セレクタ回路
41 制御部
50 オーディオCODEC
51 制御部
60 CPU
101 LEFT信号
102 RIGHT信号
103 MIDDLE信号
104 プラグ認識信号
201 V−LEFT
202 V−RIGHT
203 V−MIDDLE
301 基準電圧
311〜313 比較結果
601 割り込み信号

Claims (3)

  1. オーディオ機器が接続されるジャックインターフェースを備える携帯端末において、
    前記ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器のプラグのLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの各極のインピーダンスを電圧値へ変換して出力する変換手段と、
    前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのLEFTチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第1の比較手段と、
    前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのRIGHTチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第2の比較手段と、
    前記変換手段から出力された電圧値のうち前記プラグのMIDDLEチャンネルの極のインピーダンスが変換された電圧値を基準電圧と比較し、該比較結果を出力する第3の比較手段と、
    前記第1から第3の比較手段からそれぞれ出力された比較結果の組み合わせに基づいて、前記ジャックインターフェースに接続されたオーディオ機器の種別を判別する制御手段と
    前記ジャックインターフェースを介して入出力されるLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの信号の圧縮符号化処理または伸長復号化処理を行うオーディオコーデックと、
    前記オーディオコーデックと接続されるCPUとをさらに備え、
    前記制御手段は、前記オーディオコーデックの内部に設けられており、前記CPUに対して割り込み信号を出力することで、前記判別されたオーディオ機器の種別に応じた前記オーディオコーデックの設定値を前記CPUから取得する、携帯端末。
  2. 前記ジャックインターフェースと前記オーディオコーデックとの間に設けられ、前記オーディオコーデックに入力される入力信号および前記オーディオコーデックから出力される出力信号の切り替えを行う入出力セレクタ手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記入出力セレクタ手段の内部にも設けられており、前記判別されたオーディオ機器の種別に応じて、前記ジャックインターフェースを介して入出力されるLEFTチャンネル、RIGHTチャンネル、およびMIDDLEチャンネルの信号の信号線を、前記オーディオコーデックの前記入力信号または前記出力信号の信号線のいずれかに接続する、請求項に記載の携帯端末。
  3. 前記ジャックインターフェースには、ヘッドホン、イヤホンマイク、ステレオマイク、または2入力型イヤホンマイクのいずれかが接続される、請求項1または2に記載の携帯端末。
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