JP4189680B2 - タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 - Google Patents
タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4189680B2 JP4189680B2 JP2005104623A JP2005104623A JP4189680B2 JP 4189680 B2 JP4189680 B2 JP 4189680B2 JP 2005104623 A JP2005104623 A JP 2005104623A JP 2005104623 A JP2005104623 A JP 2005104623A JP 4189680 B2 JP4189680 B2 JP 4189680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- resin
- gas
- pressure
- sensor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C73/00—Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
- B29C73/16—Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents
- B29C73/22—Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents the article containing elements including a sealing composition, e.g. powder being liberated when the article is damaged
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/001—Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
- B60C23/004—Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving the control being done on the wheel, e.g. using a wheel-mounted reservoir
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
TPMSは、例えば車両のタイヤ毎に当該タイヤの近くにそれぞれ設けられた車体側送信用アンテナを介して無線信号を送信可能な車体側コントローラと、車両の各タイヤに設けられて、各タイヤの圧力を測定してその測定結果を無線信号として送信可能なセンサユニットとを備え、前記車体側コントローラが所定タイミングで特定箇所の車体側送信用アンテナから対応するタイヤのセンサユニットに対してリクエスト信号を送信し、これを受信した前記センサユニットが前記測定結果を含むアンサー信号を前記車体側コントローラに対して送信し、これを受けた前記車体側コントローラが前記測定結果を読み取って、例えば異常な圧力である場合には警報を出力する制御を実行するといったシステムである。
一方、特許文献1に記載されたタイヤとリムの組立体では、自動的にパンクをシール剤で応急的に補修する機能があるものの、車両の運転者がタイヤのパンクに気付かず、タイヤを交換する等の必要な処置をしないまま放置してしまう恐れがある。
また特許文献1に記載の装置では、所定量(例えば、0.5バール)のタイヤの圧力降下があった時にパンクが発生したとしてシール剤を放出する構成であるため、圧力降下が所定量になるまで、パンクと判定できず、パンクの判定が遅れてしまう恐れがある。
前記タイヤには、タイヤ内に放出することによってタイヤの傷をシールして修理することが可能な樹脂が充填された樹脂タンクと、前記センサユニットからの制御によって前記樹脂タンクをタイヤ内部に対して開閉する樹脂用開閉弁と、が設けられ、
前記車体側コントローラは、
前記アンサー信号に含まれる前記測定結果に基づいて、前記タイヤがパンクしているか否か判定し、パンクしていると判定すると、該当するタイヤの前記センサユニットに対して前記樹脂用開閉弁の開弁を指令する樹脂開栓信号を送信する機能を有し、
前記センサユニットは、
前記樹脂開栓信号を受信すると、対応するタイヤの前記樹脂用開閉弁を開弁させて対応する樹脂タンクから当該タイヤ内に前記樹脂を放出させる機能を有することを特徴とするものである。
また、「リクエスト信号」とは、必ずしもセンサユニットからの返信を要求するデータを含む必要はなく、この信号に応じてセンサユニットがアンサー信号を返信する起因となる信号であればよい。例えば、省電力モードとなっていていわゆるスタンバイ状態(スリープ状態)となっているセンサユニットを、通常の動作モードに起動させるウェイクアップ信号が、上記リクエスト信号を兼ねている態様でもよい。
また、「車両」には、四輪自動車や二輪車等の一般的な車両に加えて、一般的な車両と均等な乗物(例えば、小型飛行機等)も含まれる。例えば、小型飛行機にも発着用のタイヤがあるので、本発明を適用可能である。
このため、タイヤのパンクが自動的に修理されて走行が可能になるとともに、車体側コントローラで警報を出力して、車両ユーザに、例えばパンクが発生したこと、及びそのタイヤの箇所、或いはさらにパンクが自動修理されること(即ち、ある程度の走行は可能であるが、なるべく早くタイヤ交換すべきこと)を知らせることができるという効果が得られる。
前記車体側コントローラは、
前記樹脂の放出が終了したことを判定し、終了したと判定すると、車体側送信用アンテナから該当するタイヤの前記センサユニットに対して前記気体用開閉弁の開弁を指令する気体開栓信号を送信する機能を有し、
前記センサユニットは、
前記気体開栓信号を受信すると、対応するタイヤの前記気体用開閉弁を開弁させて対応する気体タンクから当該タイヤ内に気体を放出させる機能を有する態様である。
また、圧縮気体の放出は、樹脂の放出後に行われるため、タイヤの傷が十分に樹脂でシールされた後にガスを放出して、十分に圧力低下を補正することができる。
この場合、タイヤの圧力がまだ正常範囲にある段階でも、早期にタイヤのパンクを検知して自動修理することができる。
コントローラと、当該タイヤの圧力を測定する圧力センサと、タイヤ内に放出することによってタイヤの傷をシールして修理することが可能な樹脂が充填された樹脂タンクと、前記コントローラの制御によって前記樹脂タンクをタイヤ内部に対して開閉する樹脂用開閉弁と、を備え、
前記コントローラは、前記圧力センサの測定結果から算出される圧力に基づいて前記タイヤがパンクしているか否か判定し、パンクしていると判定すると、前記樹脂用開閉弁を開弁させて対応する樹脂タンクから当該タイヤ内に前記樹脂を放出させる機能を有し、前記圧力センサの測定結果が正常範囲にある場合でも、前記測定結果から算出される圧力の変化速度に基づいて、前記タイヤがパンクしているか否か判定することを特徴とする。
このため、タイヤのパンクが自動的に修理されて走行が可能になる。しかもこの場合には、車両側のコントローラや、車両側との通信手段が不要になり、タイヤ単体でパンク自動修理が実現される効果もある。
またこの場合、圧力センサの測定結果が正常範囲にある場合でも、前記測定結果から算出される圧力の変化速度に基づいて、タイヤがパンクしているか否か判定するから、タイヤの圧力がまだ正常範囲にある段階でも、早期にタイヤのパンクを検知して自動修理できる。
前記コントローラは、前記樹脂の放出が終了したことを判定し、終了したと判定すると、前記気体用開閉弁を開弁させて前記気体タンクから当該タイヤ内に気体を放出させる機能を有する態様である。
このため、パンクによって低下したタイヤの圧力が自動的に補正されて通常時により近い走行が可能になる。また、圧縮気体の放出は、樹脂の放出後に行われるため、タイヤの傷が十分に樹脂でシールされた後にガスを放出して、十分に圧力低下を補正することができる。
またこの場合、圧力センサの測定結果が正常範囲にある場合でも、前記測定結果から算出される圧力の変化速度に基づいて、タイヤがパンクしているか否か判定するから、タイヤの圧力がまだ正常範囲にある段階でも、早期にタイヤのパンクを検知して自動修理できる。
(タイヤ圧力モニタリングシステムの形態例)
まず、タイヤ圧力モニタリングシステムの一例を説明する。
図1は、本例のタイヤ圧力モニタリングシステムの構成を説明するブロック図である。図2は、本例の車両1における主要構成要素の配置を説明する図である。図3は、後述する樹脂タンク41や気体タンク51の構成や取り付け状態を説明する図であり、(a)は各タンクを構成するリング状チューブ60の構成を示す断面図、(b)はこのリング状チューブ60の取り付け状態を示す図、(c)はこのリング状チューブ60の取り付けのための特殊構造を説明する図である。図4〜図6は、本システムの特徴的動作(各コントローラの特徴的制御処理)を説明するフローチャートである。
ここで、車体側送信用アンテナ11〜15は、図2に示す各タイヤ2〜6(交換用の予備タイヤ6含む)の近傍位置(例えば、各タイヤのタイヤハウス近傍位置、或いは交換用タイヤ6が収納されるトランク下部等)に設けられ、車体側コントローラ20の制御によって、各タイヤ2〜6のセンサユニット30に対してリクエスト信号(LF波)を送信するためのものである。
この車体側コントローラ20は、例えば定期的に各タイヤの圧力監視処理(詳細後述する)を順次実行し、例えば圧力が適正範囲内にないタイヤがある場合には、そのタイヤ位置と圧力異常を示す警報(音や光や文字表示による警報)を出力する制御を実行して運転者に知らせるといったTPMSとしての基本的な制御処理を行う。
なお、この車体側コントローラ31の制御回路は、例えば、タイヤ圧力監視が必要な状態(例えば、エンジン稼動時等)になるときにのみ起動することによって、消費電力が必要最小限に抑えられている。
ここで、センサユニット30の制御回路31は、定常的には、省電力モードであるスタンバイ状態となっていて、適宜、このスタンバイ状態から通常モード(スタンバイ状態でない起動状態)に切り替わって動作する構成となっている。
また、センサユニット30の制御回路31は、前記樹脂開栓信号を受信すると、対応するタイヤの後述する樹脂用開閉弁(電磁弁42)を開弁させて対応する樹脂タンクから当該タイヤ内に前記樹脂を放出させる機能等を有する(詳細後述する)。
ここで、チューブ本体61内には、内部を二つの空間に区画する隔壁63が設けられ、この隔壁63によって区画された外周側の空間が気体タンク51として機能し、また隔壁63によって区画された内周側の空間が樹脂タンク41として機能する構成となっている。そして、気体タンク51としての空間内には、既述した圧縮気体64が封入され、樹脂タンク41としての空間内には、シール剤としての樹脂65が充填されている。
また、シート62は、例えばスポンジ状の素材よりなり、取付面(ホイール7の外周面)に柔軟にフィットする性状を持つ。このようなシート62があることで、リング状チューブ60が、ホイール7の外周面に密着した状態に取り付けられ、走行時の振動や騒音の発生等が防止される。
車体側コントローラ31の制御回路21は、起動した後、圧力監視処理を各タイヤについて例えば定期的に実行する。
この圧力監視処理では、まず、所定の検出タイミングであるか否かを判定する。この検出タイミングとは、検出対象のタイヤの圧力を読み取って確認すべきタイミングを意味する。例えば、前左側タイヤ、次いで前右側タイヤ、次いで後左側タイヤ、次いで後右側タイヤ、予備タイヤといったように、圧力を順に確認してゆくときに、検出対象のタイヤの順番が回ってきたタイミングである。
そして、検出タイミングであれば、次のリクエスト信号送信ステップを実行し、検出タイミングでなければ、処理を終了する。
リクエスト信号送信ステップでは、検出対象のタイヤに対する車体側送信用アンテナから規定のリクエスト信号を送信する。
そして異常報知ステップでは、検出対象のタイヤが圧力異常であること(或いは、上述したように圧力が低下ぎみであること、若しくは圧力の値そのものなど)を示す警報(音や光や文字表示による警報)を出力する制御を実行して、処理を終了する。
なお、受信ステップにおいて正規のアンサー信号が受信できなかった場合には、検出対象であるタイヤのセンサユニットと通信ができない異常が発生していることを示す別の警報を出力するようにしてもよい。
即ち、例えばリクエスト信号に相当する規定周波数で規定強度以上の信号(復調前)を受信すると通常モードに移行してこの信号の受信処理を実行し、まずこの信号が正規のリクエスト信号か否か判定する。具体的には、受信した信号(復調後の2値データ列)を分析して、予め記憶された車体固有のIDコードと同じデータが、受信した信号の所定箇所(例えばID部)に含まれるか否か判定し、肯定的であれば正規のリクエスト信号であると判定する。
まず、車体側コントローラ20の制御回路21は、センサユニット30からの定期的な送信データ(即ち、前記圧力データ送信処理によって送信されるアンサー信号に含まれる圧力データ)を受信する度に、そのセンサユニット30のタイヤについて、ステップS2以降(ステップS7〜S9等を除く)を実行する(ステップS1)。
なお、上記ステップS2で、圧力が正常範囲にないと判定した場合には、圧力異常の警告のみを実行してステップS3に進む構成(ステップS5以降に必ずしも進まない構成)としてもよい。上記ステップS2で、圧力が正常範囲にないと判定された場合でも、実際には自動修理すべきパンクが発生していない可能性があるからである。
なお、最低値P1は、パンクが要因でない通常のスローリークを判定対象から除外するためのもので、パンクが発生していなくても通常起こりうるスローリークの最大値に設定しておけばよい。また、最高値P2は、シール剤で補修可能なパンク以外の異常な圧力変動(例えば、タイヤのバーストによるもの)を判定対象から除外するためのもので、シール剤で補修可能なパンクによって起こりうる最大値に設定しておけばよい。
次いでステップS5では、制御回路21が、該当する車体側送信用アンテナから該当するタイヤのセンサユニット30に対して電磁弁42(樹脂用開閉弁)の開弁を指令する樹脂開栓信号を送信する処理を実行した後、ステップS6を実行する。
なお、センサユニット30の制御回路31は、上記樹脂開栓信号を受信すると、必要に応じて起動して、対応するタイヤの電磁弁42を開弁させて対応する樹脂タンク41から当該タイヤ内に樹脂65を放出させるとともに、上記樹脂開栓信号を受信した旨の応答信号を車体側コントローラ20に返信する制御処理を実行する。
次にステップS6では、制御回路21が、センサユニット30から上記応答信号の返信を受信したか否か判定し、受信すればステップS10を実行し、受信しなければステップS5に戻って処理を繰り返す。
このうち、ステップS7では、前述のセンサユニット30の制御回路31の制御によって、対応するタイヤの樹脂用開閉弁が開弁されて対応する樹脂タンク41から当該タイヤ内に樹脂65が放出される。なお、こうして放出された樹脂65は、十分な流動性を有するのでタイヤの回転による遠心力等によってタイヤ内面全体に膜を張るように拡がる。
また、ステップS7,S8では、制御回路31の制御によって、一定量の樹脂65を放出した後(例えば、一定時間電磁弁42を開放した後)、電磁弁42が閉じられ、電磁弁42を閉じたことを示す閉栓信号が車体側コントローラ20に送信される。
ステップS11では、制御回路21が、閉栓信号受信から規定時間T0(例えば数分)が経過したか否か判定し、経過していれば図6のステップS15を実行し、経過していなければこのステップS11の判定を繰り返す。
一方ステップS12では、制御回路21が、規定時間T1(例えば数分)が経過するまで待機した後、該当のセンサユニット30に対してステータスを問合せる信号を送信し、ステップS13を実行する。
そしてステップS13では、制御回路21が、該当のセンサユニット30から上記閉栓信号を受信したか否かを再度判定し、受信すればステップS11を実行し、受信しなければステップS14を実行する。
ステップS14では、システムエラーの警告(音や光や文字表示による警報の出力)を実行した後、一例の処理を終了する。
なお、ステップS11とステップS15の間に、圧力測定と変化量ΔPの算出を再度実行し、変化量ΔPが正常値になったこと(即ち、パンクの傷が補修されてガス漏れが止まったこと)を確認した上で、ステップS15に進む処理を実行する構成としてもよい。
なお、センサユニット30の制御回路31は、上記気体開栓信号を受信すると、必要に応じて起動して、対応するタイヤの電磁弁52を開弁させて対応する気体タンク51から当該タイヤ内に気体64を放出させるとともに、上記気体開栓信号を受信した旨の応答信号を車体側コントローラ20に返信する制御処理を実行する。
次にステップS16では、制御回路21が、センサユニット30から上記応答信号の返信を受信したか否か判定し、受信すればステップS18を実行し、受信しなければステップS15に戻って処理を繰り返す。
このステップS17では、前述のセンサユニット30の制御回路31の制御によって、対応するタイヤの電磁弁52が開弁されて対応する気体タンク51から当該タイヤ内に気体64が放出される。なお、こうして放出された気体64は、十分に圧縮されていたものであるため、タイヤの圧力を上昇させる。
なお、センサユニット30の制御回路31は、前述のリクエスト信号を受信しなくても、圧力センサ32の検出値の急激な変化があると、起動して最新の圧力データを含む信号を送信する機能(イベント送信の機能)を有する。
また、ステップS18の判定が、規定時間経過しても、肯定的にならない場合(圧力が正常に復帰しない場合)には、ステップS14と同様の警告を出力するようにしてもよい。
なお、センサユニット30の制御回路31は、上記気体閉栓信号を受信すると、必要に応じて起動して、電磁弁52を閉じる制御を実行し、電磁弁52を閉じたことを示す閉栓信号を車体側コントローラ20に送信する。
ステップS21では、制御回路21が、該当のセンサユニット30に対してステータスを問合せる信号を送信し、ステップS22を実行する。
そしてステップS22では、制御回路21が、該当のセンサユニット30から上記閉栓信号を受信したか否かを再度判定し、受信すれば一例の処理を終了し、受信しなければステップS23を実行する。
ステップS23では、システムエラーの警告(音や光や文字表示による警報の出力)を実行した後、一例の処理を終了する。
このため、タイヤのパンクが自動的に修理されて走行が可能になる(走行中である場合には走行を継続できる)とともに、上述のステップS4のように車体側コントローラ20で警報を出力して、車両ユーザに、例えばパンクが発生したこと、及びそのタイヤの箇所、或いはさらにパンクが自動修理されること(即ち、ある程度の走行は可能であるが、なるべく早くタイヤ交換すべきこと)を知らせることができるという効果が得られる。
また、圧縮気体の放出は、樹脂の放出後(本例では、樹脂の放出終了後、規定時間T0が経過した後)に行われるため、タイヤの傷が十分にシール剤でシールされた後にガスを放出して、十分に圧力低下を補正することができる。
例えば、車体側送信アンテナとタイヤは、必ずしも1対1で対応している必要はない。例えば、右側の前後輪のタイヤに対して一つの車体側送信アンテナが設置され、左側の前後輪のタイヤに対して一つの車体側送信アンテナが設置されたシステムに対しても、本発明は適用可能である。
次に、本願の別発明(パンク自動修理装置)の形態例ついて説明する。
本願のパンク自動修理装置は、例えば、図1〜図6によって説明した前述のタイヤ圧力モニタリングシステムの機能(警報機能を除く)を各タイヤにおいて実現したものである。この場合、車体側コントローラ20や、車体側送信アンテナ11〜15は、必ずしも必要でなくなり、センサユニット30における通信手段(送信回路33、送信用アンテナ34、受信回路35、及び受信アンテナ36)も必ずしも必要でない。そして、センサユニット30の制御回路31によって、図4〜図6に示したパンク判定と自動修理の処理(ステップS4やS14などの警報の処理や、ステップS5やS6などの無線通信の処理を除く)を実行するようにすればよい。この場合、制御回路31が本発明のコントローラとして機能する。このような装置であると、タイヤ単体でパンク自動修理が実現される。
但し、車体側コントローラ20や、車体側送信アンテナ11〜15や、センサユニット30における通信手段を設けた構成とし、例えば、パンクが発生したことをセンサユニット30で判定すると、その旨の信号をセンサユニット30から車体側コントローラ20に送信するようにし、これにより車両ユーザにパンク発生等を知らせるようにしてもよい。
11〜15 車体側送信用アンテナ
20 車体側コントローラ(ECU)
30 センサユニット(TPS)
41 樹脂タンク
42 電磁弁(樹脂用開閉弁)
51 気体タンク
52 電磁弁(気体用開閉弁)
64 圧縮気体
65 樹脂
Claims (3)
- 車両のタイヤに対して無線信号を送信可能な車体側コントローラと、前記タイヤ毎に設けられて、前記タイヤの圧力を測定してその測定結果を無線信号として送信可能なセンサユニットとを備え、前記車体側コントローラが所定タイミングで前記センサユニットに対してリクエスト信号を送信し、これを受信した前記センサユニットが前記測定結果を含むアンサー信号を前記車体側コントローラに対して送信するタイヤ圧力モニタリングシステムにおいて、
前記タイヤには、タイヤ内に放出することによってタイヤの傷をシールして修理することが可能な樹脂が充填された樹脂タンクと、前記センサユニットからの制御によって前記樹脂タンクをタイヤ内部に対して開閉する樹脂用開閉弁と、圧縮気体が充填された気体タンクと、前記センサユニットからの制御によって前記気体タンクをタイヤ内部に対して開閉する気体用開閉弁と、が設けられ、
前記車体側コントローラは、
前記アンサー信号に含まれる前記測定結果に基づいて、前記タイヤがパンクしているか否か判定し、パンクしていると判定すると、該当するタイヤの前記センサユニットに対して前記樹脂用開閉弁の開弁を指令する樹脂開栓信号を送信する機能を有し、
前記センサユニットは、
前記樹脂開栓信号を受信すると、対応するタイヤの前記樹脂用開閉弁を開弁させて対応する樹脂タンクから当該タイヤ内に前記樹脂を放出させる機能を有し、
前記車体側コントローラは、
前記樹脂の放出が終了したことを判定し、終了したと判定すると、車体側送信用アンテナから該当するタイヤの前記センサユニットに対して前記気体用開閉弁の開弁を指令する気体開栓信号を送信する機能を有し、
前記センサユニットは、
前記気体開栓信号を受信すると、対応するタイヤの前記気体用開閉弁を開弁させて対応する気体タンクから当該タイヤ内に気体を放出させる機能を有することを特徴とするタイヤ圧力モニタリングシステム。 - 前記車体側コントローラは、
前記圧力センサの測定結果が正常範囲にある場合でも、前記測定結果から算出される圧力の変化速度に基づいて、前記タイヤがパンクしているか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ圧力モニタリングシステム。 - 車両のタイヤに組み込まれて、当該タイヤのパンクを自動修理するパンク自動修理装置であって、
コントローラと、当該タイヤの圧力を測定する圧力センサと、タイヤ内に放出することによってタイヤの傷をシールして修理することが可能な樹脂が充填された樹脂タンクと、前記コントローラの制御によって前記樹脂タンクをタイヤ内部に対して開閉する樹脂用開閉弁と、圧縮気体が充填された気体タンクと、前記コントローラの制御によって前記気体タンクをタイヤ内部に対して開閉する気体用開閉弁と、を備え、
前記コントローラは、
前記圧力センサの測定結果から算出される圧力に基づいて前記タイヤがパンクしているか否か判定し、パンクしていると判定すると、前記樹脂用開閉弁を開弁させて対応する樹脂タンクから当該タイヤ内に前記樹脂を放出させる機能を有し、前記圧力センサの測定結果が正常範囲にある場合でも、前記測定結果から算出される圧力の変化速度に基づいて、前記タイヤがパンクしているか否か判定し、
さらに前記コントローラは、
前記樹脂の放出が終了したことを判定し、終了したと判定すると、前記気体用開閉弁を開弁させて前記気体タンクから当該タイヤ内に気体を放出させる機能を有することを特徴とするパンク自動修理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005104623A JP4189680B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 |
US11/365,213 US20060220814A1 (en) | 2005-03-31 | 2006-02-28 | Tire pressure monitoring system and automatic tire repairing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005104623A JP4189680B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006281977A JP2006281977A (ja) | 2006-10-19 |
JP4189680B2 true JP4189680B2 (ja) | 2008-12-03 |
Family
ID=37069688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005104623A Expired - Fee Related JP4189680B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060220814A1 (ja) |
JP (1) | JP4189680B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315064B1 (ko) * | 2012-05-11 | 2013-10-08 | 주식회사 만도 | 타이어 펑크 예측 시스템 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4816102B2 (ja) * | 2006-01-26 | 2011-11-16 | 日産自動車株式会社 | タイヤ空気圧監視システム |
EP2095572A2 (en) | 2006-10-11 | 2009-09-02 | Marvell World Trade Ltd. | Wireless network in a vehicle |
US10124636B2 (en) * | 2008-02-21 | 2018-11-13 | Coda Innovations S.R.O. | Device for adjustment of pressure in tires |
JP5339333B2 (ja) | 2008-03-11 | 2013-11-13 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | タイヤモニタ装置 |
US8327897B2 (en) * | 2008-06-03 | 2012-12-11 | David A Firestone | Automatic tire sealing and inflating system |
CZ2009748A3 (cs) | 2009-11-11 | 2011-10-05 | Sithold S.R.O. | Zarízení pro transport vzduchu v pneumatice |
US8525657B2 (en) * | 2010-02-25 | 2013-09-03 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for determining a tire pressure status |
DE102011003134A1 (de) * | 2011-01-25 | 2012-07-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Anordnung einer Reifendruck-Sensoreinheit |
DE102012202271A1 (de) * | 2011-07-11 | 2013-01-17 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Reifenprüfung |
DE102011108411A1 (de) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Markus Metzger | Reifenreparaturvorrichtung |
CZ2011757A3 (cs) | 2011-11-22 | 2013-05-29 | Sithold S.R.O | Zarízení pro udrzování a zmenu tlaku v pneumatice |
JP2013184509A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Pacific Ind Co Ltd | タイヤ状態監視装置 |
DE102013108381A1 (de) * | 2013-08-05 | 2015-02-05 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Kompressorsystem |
US10543724B2 (en) | 2015-05-05 | 2020-01-28 | Jhonatan SHEMESH | Wheel rim accessory and method for assembling thereof |
EP3554863A4 (en) * | 2016-12-15 | 2020-09-16 | Active Tools International (HK) Ltd. | TIRE MAINTENANCE PRODUCTS |
US10279635B2 (en) * | 2017-02-23 | 2019-05-07 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for vehicle tire inflation |
US10206231B1 (en) | 2018-01-23 | 2019-02-12 | Infineon Technologies Ag | Tire pressure monitoring system (TPMS) module, system and method of acknowledging data transmissions for TPMS |
US20210016526A1 (en) * | 2019-07-15 | 2021-01-21 | Repairing Inc. | Smart wheel system implementing a self-repairing tire apparatus |
US11794433B2 (en) | 2020-09-17 | 2023-10-24 | International Business Machines Corporation | In-vehicle three dimensional (3D) printer control |
CN113635716A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-11-12 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种胎压自动控制方法、装置以及车辆 |
CN114643816B (zh) * | 2021-08-30 | 2023-05-16 | 长城汽车股份有限公司 | 自修复轮胎的异物刺穿提醒方法及相关装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5178701A (en) * | 1991-05-31 | 1993-01-12 | Jorge Taylor | Chemical sealant device for repairing flat tires |
US6176285B1 (en) * | 1996-12-17 | 2001-01-23 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Preparation for the sealing of tires with punctures, apparatus for the sealing and pumping up of tires and tires with an integrated sealing preparation |
JP4152595B2 (ja) * | 2001-01-11 | 2008-09-17 | 横浜ゴム株式会社 | トランスポンダ及びそのシステム |
FR2836656B1 (fr) * | 2002-03-01 | 2004-05-28 | Michelin Soc Tech | Dispositif et procede de traitement des phenomenes de perte de pression et de roulage a plat des pneumatiques d'un vehicule |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005104623A patent/JP4189680B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-02-28 US US11/365,213 patent/US20060220814A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315064B1 (ko) * | 2012-05-11 | 2013-10-08 | 주식회사 만도 | 타이어 펑크 예측 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006281977A (ja) | 2006-10-19 |
US20060220814A1 (en) | 2006-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4189680B2 (ja) | タイヤ圧力モニタリングシステム及びパンク自動修理装置 | |
US7137296B2 (en) | Tire air pressure monitoring system | |
US7817026B2 (en) | Apparatus for detecting wheel positions of vehicle based on strengths of trigger signals received by wheel-mounted transceivers | |
US7394357B2 (en) | Wheel condition determination apparatus | |
US7661299B2 (en) | Wheel state monitoring system and wheel state detecting apparatus | |
CN101354303B (zh) | 探测车辆车轮位置的设备和用其探测轮胎充气压力的设备 | |
JP3938294B2 (ja) | タイヤ監視システム | |
US20060010961A1 (en) | Method and apparatus for detecting leakage rate in a tire pressure monitoring system | |
JP5591348B2 (ja) | タイヤの充填状態監視方法および装置 | |
US20070205883A1 (en) | Tire inflation pressure detecting apparatus with function of identifying running and spare wheels | |
KR100994585B1 (ko) | 차륜 식별 장치 | |
JP2006282091A (ja) | タイヤ情報転送装置、タイヤ情報転送方法および車両 | |
JP2012140069A (ja) | タイヤ空気圧監視装置 | |
JP2001030723A (ja) | タイヤ圧モニタシステム | |
JP2006193015A (ja) | タイヤ空気圧調整装置 | |
US20020078741A1 (en) | System for checking the air pressure in the tyres of a motor vehicle | |
JP5051422B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システム | |
JP3812347B2 (ja) | タイヤ空気圧警報装置の故障診断装置 | |
JP2019026218A (ja) | タイヤ空気圧モニタリングシステム | |
EP1181162B1 (en) | System for checking the air pressure in the tyres of a motor vehicle | |
JP2007176218A (ja) | タイヤ空気圧監視システム | |
JP2005309958A (ja) | 車両のタイヤ状態監視システム及びそのシステムに用いられる検出装置 | |
US20170225415A1 (en) | Method of repairing a tire and tire inflation system | |
JP2006264518A (ja) | 空気圧調整機能付きホイールおよび車輪情報報知システム | |
JP2007237827A (ja) | タイヤ空気圧モニター装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080820 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080902 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |