JP4189588B2 - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バンプにより層間接続を行う多層配線基板の製造方法に関するものであり、特に、バンプ形成の際のエッチングバリア層をパターンメッキの際のシードメタルとして利用する新規な多層配線基板の製造方法に関する。
いわゆるビルドアップ多層配線基板を製造するには、絶縁層と導体層を順次積層し、各導体層を所定の配線パターンにパターニングするとともに、各導体層間の層間接続を図る必要があり、導体層におけるファインパターンの形成と、効率的な層間接続の実現が重要な技術となる。
従来、ビルドアップ多層配線基板の製造方法としては、いわゆるセミアディティブ法を利用した方法や、銅膜にバンプを形成し、これを絶縁膜に埋め込む方法(例えば、特許文献1や特許文献2等を参照。)等が知られている。
特開2003−129259号公報 特開2002−43699号公報
前者の方法を図3に示す。セミアディティブ法を利用した方法では、先ず、図3(a)に示すように、配線基板101上に絶縁層102を形成し、層間接続を行う部分にレーザにより孔開けを行い、図3(b)に示すように、ビアホール103を形成する。次に、図3(c)に示すように、絶縁層102上にシードメタル層104を形成する。このシードメタル層104は、例えばCuからなり、触媒(Pd)形成及び化学メッキにより形成する。
次いで、図3(d)に示すように、前記シードメタル層104上にメッキレジスト層105を形成する。このメッキレジスト層105は、所望の配線パターンの反転パターンとして形成される。メッキレジスト層105の形成の後、前記シードメタル層104を利用して電解メッキを行い、図3(e)に示すように、電解メッキ層106を形成する。この後、メッキレジスト層105を剥離すると、図3(f)に示すように、パターンメッキ107とビアフィルメッキ108が残存する。これらパターンメッキ107及びビアフィルメッキ108の形成後、図3(g)に示すように、露呈するシードメタル層104を除去する。このときシードメタル層104を形成する際に利用したPd109が残存するので、図3(h)に示すようにPdを除去する。
一方、後者の方法では、バンプや配線パターンを銅膜のエッチングにより形成する。後者の方法を図4に示す。
図4に示すプロセスにおいては、先ず、図4(a)に示すように、銅膜111、Ni等からなるエッチングバリア層112、及び支持体となる銅膜113を積層したクラッド材110と、配線基板114とを準備する。そして、図4(b)に示すように、前記銅膜111をアルカリエッチングしてバンプ115を形成する。このとき、エッチングバリア層112がエッチングストッパとなり、バンプ115がこれらエッチングバリア層112や銅膜113に支持された状態に維持される。バンプ115形成後、図4(c)に示すように、エッチングバリア層112をエッチング除去し、図4(d)に示すように、絶縁層116に前記バンプ115を埋め込み、成形する。
次に、図4(e)に示すように、前記銅膜113上にエッチングレジスト117を形成し、これをマスクとして銅膜113をパターンエッチングし、図4(f)に示す銅パターン118を形成する。最後にエッチングレジスト117を剥離、除去する。形成された銅パターン118が配線パターンとなる。
しかしながら、前述の各方法は、それぞれ一長一短を有しており、解決すべき課題を残している。例えば、セミアディティブ法は、ファインパターン形成という点では有利であるが、次のような課題がある。先ず第1に、セミアディティブ法の場合、パターンメッキ107形成の後、シードメタル層104を除去する必要があるが、パターンメッキ107、シードメタル層104のいずれもがCuであるため、シードメタル層104のみの除去ができず、パターンメッキ107もエッチングしてしまうことになり、その目減りが問題になる。
また、第2に、シードメタル層104を化学メッキにより形成する際に使用した触媒(Pd)が、エッチングでは完全に除去することが難しいという問題もある。Pdが残存すると、例えば無電解金メッキにおいてPdを核として金メッキが析出し、短絡による絶縁信頼性の低下が問題になる。Pdを除去するために、いわゆるデスミア処理を行うことも考えられるが、この場合には絶縁層102も溶解してしまうため、細線パターンの剥離等の問題が発生する。
一方、銅膜にバンプを形成し、これを絶縁膜に埋め込む方法では、バンプの形成(層間接続)は容易に行うことができるが、配線パターン118を銅膜113のエッチングにより形成しているので、ファイン化(微細化)が困難であるという大きな問題がある。
本発明は、これら従来技術の抱える課題を解消するために提案されたものであり、ファインパターンの形成が可能で、形成された配線パターンの目減りや剥離等の問題を解消し得る多層配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の多層配線基板の製造方法は、第1に、銅箔とエッチングバリア層とを積層したクラッド材の前記銅箔をエッチングしてバンプを形成する工程と、前記バンプの先端面が配線基板と接するように絶縁層を介して前記クラッド材を配線基板上に重ね合わせる工程と、前記重ね合わせたクラッド材のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、前記メッキレジスト層を除去する工程と、露呈したエッチングバリア層を除去する工程を有することを特徴とする。
また、第2に、銅箔と第1のエッチングバリア層とを積層したクラッド材の前記銅箔をエッチングしてバンプを形成する工程と、前記バンプの先端面が第2のエッチングバリア層と接するように絶縁層を介して前記クラッド材を支持体で支持された第2のエッチングバリア層上に重ね合わせる工程と、前記重ね合わせたクラッド材の第1のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、前記メッキレジスト層を除去する工程と、露呈した第1のエッチングバリア層を除去する工程と、前記支持体を剥離して第2のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、前記メッキレジスト層を除去する工程と、露呈した第2のエッチングバリア層を除去する工程とを有することを特徴とする。
以上の構成を有する本発明の製造方法では、銅箔のエッチングによりバンプの形成を行い、これを絶縁層に埋め込むことで層間接続を図るようにしているので、層間接続が容易である。また、エッチングバリア層をシードメタル層として利用しているので、化学メッキが不要であり、触媒(Pd)を除去する必要がない。さらに、シードメタル層として機能するエッチングバリア層が例えばNiであり、Cuからなる配線パターンに対してエッチング選択性を有するので、エッチングバリア層(シードメタル層)をエッチング除去する際に配線パターンをエッチングすることがない。さらにまた、配線パターンの形成は、基本的にはセミアディティブ法により行うので、ファインパターンが形成される。
本発明の多層配線基板の製造方法によれば、バンプ形成により層間接続を簡単に行うことができ、またファインパターンの形成が可能である。さらに、本発明においては、エッチングバリア層をシードメタル層として利用しているので、形成された配線パターンの目減りや剥離等の問題を解消することができる。
以下、本発明を適用した多層配線基板の製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、配線基板上に絶縁層や導体層を順次積層し、各導体層を所定の配線パターンにパターニングするとともに、各導体層間の層間接続を図り、多層化する場合において適用した例である。
本実施形態においては、先ず、図1(a)に示すように、予め配線パターンを形成した配線基板1とクラッド材2とを準備する。クラッド材2は、例えばバンプ形成のための銅箔3と、Ni等からなるエッチングバリア層4と、支持体となる銅箔5を積層してなるものである。ここで、前記エッチングバリア層4は、銅箔3に対してエッチング選択性を有し、銅箔3のエッチングの際にエッチングストッパとなる。また、銅箔5は、前記エッチングバリア層4及び銅箔3をエッチングすることにより形成されるバンプを支持する支持体として機能するものであり、その材質は必ずしも銅に限らない。
そして、図1(b)に示すように、前記銅箔3をエッチングしてバンプ6を形成する。この銅箔3のエッチングは、酸性エッチング液によるエッチングと、アルカリ性エッチング液によるエッチングとを組み合わせて行うことが好ましい。すなわち、銅箔3上にマスクとなるレジスト膜(図示は省略する。)を形成した後、酸性エッチング液(例えば塩化第二銅)をスプレーする。これにより銅箔3がエッチングされるが、この酸性エッチング液によるエッチング深さは、銅箔3の厚さよりも浅くし、エッチングバリア層4が露出しない範囲で行う。次いで、水洗い(リンス)の後、アルカリエッチング液(例えば水酸化アンモニウム)により銅箔3の残部をエッチングする。アルカリエッチング液は、エッチングバリア層4を構成するNiをほとんど侵すことがなく、したがって、エッチングバリア層4は、このアルカリエッチング液によるエッチングのストッパとして機能する。なお、このときアルカリエッチング液のpHは、8.0以下とすることが好ましい。アルカリエッチング液を前記pHとすることにより、エッチングバリア層4を侵すことなく、銅箔3を比較的速くエッチングすることができる。
次に、図1(c)に示すように、バンプ6を形成したクラッド材2を絶縁層7を介して配線基板1上に重ね合わせ、一体化して成形する。このとき、バンプ6は、その先端面が配線基板1上の接続パターン(図示は省略する。)と接するようにし、電気的な導通を図る。したがって、前記バンプ6と配線基板1の間に異方導電性接着剤フィルム等を介在させてもよい。
このようにクラッド材2と配線基板1とを絶縁層7を介して一体化した後、図1(d)に示すように、支持体として利用した銅箔5を剥離除去する。銅箔5は、機械的に剥離してもよいし、エッチングにより除去するようにしてもよい。エッチングにより銅箔5を除去する場合には、エッチング液としてアルカリエッチング液を用いる。アルカリエッチング液により銅箔5のエッチングを行えば、エッチングバリア層4が侵されることはなく、絶縁層7上にエッチングバリア層4が残存する。
続いて、前記エッチングバリア層4をシードメタル層として、いわゆるセミアディティブ法により配線パターンを形成する。
配線パターンを形成するには、図1(e)に示すように、エッチングバリア層4上にメッキレジスト8を形成する。このメッキレジスト8は、所望の配線パターンの反転パターンとして形成される。メッキレジスト8形成の後、エッチングバリア層4をシードメタル層として電解メッキ(パターンメッキ)を行い、図1(f)に示すように、メッキパターン9を形成する。前記電解メッキにおいては、エッチングバリア層4が露呈する部分においてのみメッキが行われ、メッキレジスト8が形成される部分にはメッキ膜が形成されない。
次に、図1(g)に示すように、メッキレジスト8を剥離し、さらに、図1(h)に示すように、露呈するエッチングバリア層4を除去する。
以上の製造方法においては、配線パターンとなるメッキパターン9をセミアディティブ法に準じて形成しているので、ファインパターンの形成が可能である。また、層間接続は、バンプ6により行うようにしているが、エッチングによるバンプ6の形成は、例えばビアフィルメッキ等に比べて短時間で行うことができる。
さらに、本実施形態では、エッチングバリア層4をシードメタル層として利用し、セミアディティブ法を行うようにしているので、ファインパターンの形成が可能である。また、化学メッキが不要であり、触媒(Pd)の除去工程が不要であることから、デスミア処理等による細線パターンの剥離を解消することができる。さらに、エッチングバリア層4は、Cuにより形成されるメッキパターン9に対してエッチング選択性を有するので、エッチングバリア層4をエッチング除去する際にメッキパターン9をエッチングすることがなく、メッキパターン9の目減りを防止することが可能である。
(第2の実施形態)
本実施形態は、例えば多層配線基板のコアとなる両面基板の形成に適用した例である。本実施形態における製造プロセスを図2A及び図2Bに示す。
本実施形態においても、先ず、図2A(a)に示すように、バンプ形成のための銅箔12と、Ni等からなる第1のエッチングバリア層13と、支持体となる銅箔14とを積層してなるクラッド材11を準備し、図2A(b)に示すように、銅箔12をエッチングしてバンプ15を形成する。
次に、図2A(c)に示すように、前記バンプ15を形成したクラッド材11を、絶縁層16を介して第2のクラッド材17と積層一体化する。この第2のクラッド材17は、先の第1のエッチングバリア層13と同様、Ni等により形成される第2のエッチングバリア層18と、支持体となる銅箔19とからなる。なお、支持体は、必ずしも銅箔19でなくてもよく、厚さの薄い第2のエッチングバリア層18を機械的に支持し得るものであれば、如何なる材質により形成されていても構わない。あるいは、支持体である銅箔19を省略し、クラッド材11に絶縁層16を積層した後、絶縁層16上に第2のエッチングバリア層18のみを形成することも可能である。この場合には、後に支持体を除去する工程を省略することができる。
続いて、第1のクラッド材11側において、第1のエッチングバリア層13をシードメタル層として利用し、セミアディティブ法により配線パターンとなるメッキパターンを形成する。すなわち、図2A(d)に示すように、支持体として利用した銅箔14を剥離、除去し、図2A(e)に示すように、第1のエッチングバリア層13上にメッキレジスト20を形成する。そして、図2A(f)に示すように、エッチングバリア層13をシードメタル層として電解メッキ(パターンメッキ)を行い、メッキパターン21を形成した後、図2A(g)に示すようにメッキレジスト20を剥離する。なお、図2A(f)に示す工程は、銅箔19をレジスト等で覆って第1のエッチングバリア層13側のみにメッキ層を形成する片面メッキとするが、両面メッキとすることもできる。この工程を両面メッキとした場合には、銅箔19上にもメッキ層が形成され、厚みが増加する。さらに、図2A(h)に示すように、露呈するエッチングバリア層13を剥離除去する。
次に、第2のクラッド材17側において、第2のエッチングバリア層18をシードメタル層として利用し、同様にセミアディティブ法により配線パターンとなるメッキパターンを形成する。すなわち、図2B(i)に示すように、支持体として利用した銅箔19を剥離、除去し、図2B(j)に示すように、第2のエッチングバリア層18上にメッキレジスト22を形成する。そして、図2B(k)に示すように、エッチングバリア層18をシードメタル層として電解メッキ(パターンメッキ)を行い、メッキパターン23を形成した後、図2B(l)に示すようにメッキレジスト22を剥離する。さらに、図2B(m)に示すように、露呈するエッチングバリア層18を剥離除去する。
本実施形態の製造プロセスにおいても、先の第1の実施形態と同様、エッチングバリア層13やエッチングバリア層18をシードメタル層として利用し、セミアディティブ法を行うようにしているので、ファインパターンの形成が可能である。また、化学メッキが不要であり、触媒(Pd)の除去工程が不要であることから、デスミア処理等による細線パターンの剥離を解消することができる。さらに、エッチングバリア層13やエッチングバリア層18は、Cuにより形成されるメッキパターン21,23に対してエッチング選択性を有するので、エッチングバリア層13.18をエッチング除去する際にメッキパターン21,23をエッチングすることがなく、これらメッキパターン21,23の目減りを防止することが可能である。
第1の実施形態における製造プロセスを示すものであり、(a)はクラッド材及び配線基板を示す断面図、(b)はバンプ形成工程を示す断面図、(c)は絶縁層を介して配線基板を接合する工程を示す断面図、(d)は銅箔除去工程を示す断面図、(e)はメッキレジスト形成工程を示す断面図、(f)はパターンメッキ工程を示す断面図、(g)はメッキレジスト剥離工程を示す断面図、(h)はエッチングバリア層剥離工程を示す断面図である。 第2の実施形態における製造プロセスを示すものであり、(a)はクラッド材を示す断面図、(b)はバンプ形成工程を示す断面図、(c)は絶縁層を介して第2のクラッド材を接合する工程を示す断面図、(d)は銅箔除去工程を示す断面図、(e)はメッキレジスト形成工程を示す断面図、(f)はパターンメッキ工程を示す断面図、(g)はメッキレジスト剥離工程を示す断面図、(h)はエッチングバリア層剥離工程を示す断面図である。 第2の実施形態における製造プロセスを示すものであり、(i)は銅箔除去工程を示す断面図、(j)はメッキレジスト形成工程を示す断面図、(k)はパターンメッキ工程を示す断面図、(l)はメッキレジスト剥離工程を示す断面図、(m)はエッチングバリア層剥離工程を示す断面図である。 セミアディティブ法による製造プロセスを示すものであり、(a)は絶縁層形成工程を示す断面図、(b)はレーザ孔開け工程を示す断面図、(c)はシードメタル形成工程を示す断面図、(d)はメッキレジスト形成工程を示す断面図、(e)はパターンメッキ工程を示す断面図、(f)はレジスト剥離工程を示す断面図、(g)はシードメタル層除去工程を示す断面図、(h)はPd除去工程を示す断面図である。 バンプや配線パターンを銅膜のエッチングにより形成する製造プロセスを示すものであり、(a)はクラッド材及び配線基板を示す断面図、(b)はバンプ形成工程を示す断面図、(c)はエッチングバリア層エッチング工程を示す断面図、(d)は絶縁層形成工程を示す断面図、(e)はエッチングレジスト形成工程を示す断面図、(f)はパターンエッチング工程を示す断面図、(g)はレジスト剥離工程を示す断面図である。
符号の説明
1 配線基板、2 クラッド材、3,5 銅箔、4 エッチングバリア層、6 バンプ、7 絶縁層、8 メッキレジスト、9 メッキパターン、11 第1のクラッド材、12,14 銅箔、13 第1のエッチングバリア層、15 バンプ、16 絶縁層、17 第2のクラッド材、18 第2のエッチングバリア層、19 銅箔、20,22 メッキレジスト、21,23 メッキパターン

Claims (9)

  1. 銅箔とエッチングバリア層とを積層したクラッド材の前記銅箔をエッチングしてバンプを形成する工程と、
    前記バンプの先端面が配線基板と接するように絶縁層を介して前記クラッド材を配線基板上に重ね合わせる工程と、
    前記重ね合わせたクラッド材のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、
    前記メッキレジスト層を除去する工程と、
    露呈したエッチングバリア層を除去する工程と、
    を有することを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  2. 前記クラッド材を支持体で支持した状態で前記バンプを形成し、クラッド材を配線基板上に重ね合わせた後に前記支持体を除去することを特徴とする請求項1記載の多層配線基板の製造方法。
  3. 前記支持体は銅箔であることを特徴とする請求項2記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 前記エッチングバリア層は、Niを含む層であることを特徴とする請求項1記載の多層配線基板の製造方法。
  5. 銅箔と第1のエッチングバリア層とを積層したクラッド材の前記銅箔をエッチングしてバンプを形成する工程と、
    前記バンプの先端面が第2のエッチングバリア層と接するように、前記クラッド材を絶縁層を介して第2のエッチングバリア層と重ね合わせる工程と、
    前記重ね合わせたクラッド材の第1のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、
    前記メッキレジスト層を除去する工程と、
    露呈した第1のエッチングバリア層を除去する工程と、
    前記第2のエッチングバリア層上に所定のパターンを有するメッキレジスト層を形成する工程と、
    前記メッキレジスト層が形成された面にパターンメッキを施す工程と、
    前記メッキレジスト層を除去する工程と、
    露呈した第2のエッチングバリア層を除去する工程と、
    を有することを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  6. 前記クラッド材を支持体で支持した状態で前記バンプを形成し、クラッド材を第2のエッチングバリア層上に重ね合わせた後に前記支持体を除去することを特徴とする請求項5記載の多層配線基板の製造方法。
  7. 前記第2のエッチングバリア層は支持体で支持され、当該支持体で支持される面とは反対側の面に前記バンプの先端面が接するように前記クラッド材を重ね合わせることを特徴とする請求項5記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記クラッド材の支持体及び前記第2のエッチングバリア層の支持体は、銅箔であることを特徴とする請求項6又は7記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 前記第1のエッチングバリア層及び第2のエッチングバリア層は、Niを含む層であることを特徴とする請求項5記載の多層配線基板の製造方法。
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