JP4188733B2 - 射出成形機の温度制御装置及び方法 - Google Patents

射出成形機の温度制御装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の射出成形機として、電動射出成形機の一構成例を図3に示す。
【0003】
図示の電動射出成形機10は、射出装置20及び型締装置50等から構成される。
【0004】
射出装置20は、加熱シリンダ21を備え、加熱シリンダ21には、ホッパ22が配設される。また、加熱シリンダ21内には、スクリュー23が進退自在かつ回転自在に配設される。スクリュー23の後端は、支持部材24によって回転自在に支持される。支持部材24には、サーボモータ等の計量モータ25が駆動部として取り付けられ、計量モータ25の回転は、計量モータ25の出力軸26に取り付けられたタイミングベルト27を介して、スクリュー23に伝達される。
【0005】
射出装置20は更に、スクリュー23と平行にねじ軸28を回転自在に備える。ねじ軸28の後端は、サーボモータ等の射出モータ29の出力軸30に取り付けられたタイミングベルト31を介して、射出モータ29に連結されている。従って、射出モータ29によってねじ軸28が回転する。ねじ軸28の前端は支持部材24に固定されたナット32と螺合させられる。従って、駆動部たる射出モータ29を駆動し、タイミングベルと31を介してねじ軸28を回転させると、支持部材24は前後進可能となり、その結果、スクリュー23を前後進させることができる。
【0006】
型締装置50は、可動側の金型51が取り付けられた可動プラテン52と、固定側の金型53が取り付けられた固定プラテン54を含む。可動プラテン52と固定プラテン54は、タイバー55によって連結される。可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動可能である。また、型締装置50は、一端が可動プラテン52と連結し、他端がトグルサポート56と連結するトグル機構57を含む。トグルサポート56の中央においては、ボールねじ軸59が回転自在に支持されている。
【0007】
ボールねじ軸59には、トグル機構57に設けられたクロスヘッド60に形成されたナット61が螺合されている。また、ボールねじ軸59の後端にはプールー62が配設され、サーボモータ等の型締モータ63の出力軸64とプーリー62との間には、タイミングベルト65が張設されている。
【0008】
従って、型締装置50において、駆動部たる型締モータ63を駆動すると、型締モータ63の回転が、タイミングベルト65を介して、駆動伝達部たるボールねじ軸59に伝達される。そして、ボールねじ軸59及びナット61によって、回転運動が直線運動に変換され、トグル機構57が作動する。トグル機構57が作動すると、可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動し、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
【0009】
このように、図3の電動射出成形機10では、計量モータ25、射出モータ29、型締モータ63等の電動機(モータ)がアクチュエータとして採用され、成形時には、計量、射出、型締等の各動作が連続して行われる。
【0010】
上述したような射出成形機においては、原料樹脂を溶融させるために、また、樹脂の溶融状態を維持するために、複数のヒーターが用いられる。具体的には、図4に示すように、射出成形機の加熱シリンダ41及びノズル部42には、複数の(ここでは、4個の)ヒーター43が取り付けられる。そして、これらのヒーター43は、各々が加熱する領域(被加熱領域)の温度が所望の温度となるように、それぞれ温度制御装置(図示せず)によってフィードバック制御される。
【0011】
従来の射出成形機に用いられる温度制御装置は、目標温度の設定を行う設定器と、被加熱領域の温度を検出する温度センサーと、設定器から設定された目標温度(設定温度ともいう)と温度センサからの検出温度との差(温度偏差)に基づいてヒーターへの通電を行うか否かを決定する制御部と、制御部の制御によりオン/オフして各ヒーターへの通電をそれぞれ制御するコンタクタあるいはソリッドステートリレー等のスイッチング素子とを有している。
【0012】
従来の温度制御装置の制御部は、被加熱領域の温度が所定の温度に保たれるように、設定器からの設定温度と温度センサーからの検出温度との差に基づいて、PID(Proportional, Integration and Differential)演算等の演算を行い、ヒーターへの通電を行う時間(所定の周期(例えば1秒)における通電時間の割合)を決定する。そして、制御部は、その決定に従い、スイッチング素子のオン/オフを制御する。
【0013】
スイッチング素子のオン/オフにより、ヒーターには、図5に示すような波形を有する電流が流れる(交流駆動の場合)。スイッチング素子がオンすると、ヒーターに電流が流れて発熱し、被加熱領域の温度を上昇させる。一方、スイッチング素子がオフすると、ヒーターには電流が流れず、発熱もないので、被加熱領域の温度は放熱によって低下する。
【0014】
以上のようにして、従来の温度制御装置は、加熱シリンダ及びノズル部の温度を一定に保つように、ヒーターへの通電時間を制御している。
【0015】
しかしながら、従来の温度制御装置は、オン/オフ制御を行っているため、オン期間中又はオフ期間中の被加熱領域の温度変化に追従することができない。つまり、従来の温度制御装置には、被加熱領域の温度が大きく変化してもそれを抑制するようヒーターを制御することができない期間が存在する。
【0016】
また、従来の温度制御装置は、スイッチング素子として、応答速度の遅いコンタクタやソリッドステートリレーなどを用いているため、被加熱領域の温度変化に追従するよう、より短い周期でオン/オフさせることができない。
【0017】
以上のことから、従来の温度制御装置は、各被加熱領域の温度を精度よく一定に保つことが困難である。つまり、従来の温度制御装置は、加熱シリンダ及びノズル部全体を、均一にかつ高精度で温度制御することができないという問題点がある。そして、複数の被加熱領域にばらつきが生じると、加熱シリンダ内の樹脂の溶融状態が安定せず、成形品の品質に影響する。
【0018】
上記のような問題点を持たない温度制御装置として、ヒーターへの通電を制御するために、コンタクタ等のスイッチング素子に代えて電力増幅器を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この温度制御装置では、電力増幅器を制御することにより、ヒーターに流れる電流を制御する。また、この温度制御装置では、省電力化を実現するために、電力増幅器をPWM制御するようにしている。
【0019】
【特許文献1】
特開平8−72115号公報
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の射出成形機の温度制御装置には、高い精度で、加熱シリンダ全体を均一に温度制御することができないという問題点がある。
【0021】
また、上述した公報に記載の温度制御装置には、PWM制御によって電力増幅器にスイッチング動作を行わせると、ヒーターに流れる電流が矩形波となり、かつ電流量(振幅)を制御できなくなるという問題点がある。また、ヒーターに流れる電流が矩形波になると、ノイズの発生源となってしまうという問題点もある。
【0022】
そこで、本発明は、省電力化が可能で、ノイズの発生が無く、且つ高い精度で被加熱領域の温度を制御することができる、射出成形機の温度制御装置を提供することを目的とする。
【0023】
また、電動射出成形機には、使用されていない回生制御用パワートランジスタがあり、構成に無駄が生じている。
【0024】
そこで、本発明は、使用されていない回生制御用パワートランジスタを有効利用して安価な射出成形機の温度制御装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、設定器に設定された目標温度と温度センサが検出した検出温度との差に基づいて射出成形機の被加熱領域を加熱するためのヒーターを制御する射出成形機の温度制御装置において、前記ヒーターに直列接続されるインダクタンスと、前記ヒーター及び前記インダクタンスからなる直列接続体に接続されたH型ブリッジ回路と、前記目標温度と前記検出温度との差に基づき制御信号を生成する温度制御部と、前記制御信号をPWM変調してPWM変調された制御信号とするPWM変調部とを有し、前記温度制御部は前記PWM変調された制御信号に基づいて、前記ヒーターへ正弦波状の交流電流を供給するように前記H型ブリッジ回路を制御するようにしたことを特徴とする射出成形機の温度制御装置が得られる。
【0026】
この温度制御装置の前記Hブリッジ回路には、前記直列接続体とともにH型ブリッジを構成する4個のパワートランジスタが含まれている。
【0027】
また、本発明によれば、設定器に設定された目標温度と温度センサが検出した検出温度との差に基づいてヒーターの通電を制御して、前記ヒーターによって加熱される射出成形機の被加熱領域の温度を制御する射出成形機の温度制御方法において、予め、前記ヒーターにインダクタンスを直列接続して直列接続体を形成するとともに、当該直列接続体に交流電流を供給するH型ブリッジ回路を接続しておき、前記目標温度と前記検出温度との差に基づき制御信号を生成し、前記制御信号をPWM変調してPWM変調された制御信号を生成し、前記PWM変調された制御信号に基づいて、前記ヒーターへ正弦波状の交流電流を供給して温度制御するように、前記H型ブリッジ回路を制御することにより前記被加熱領域の温度を制御するようにしたことを特徴とする射出成形機の温度制御方法が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の射出成形機の温度制御装置について詳細に説明する。
【0029】
図1に本発明の一実施の形態に係る射出成形機の温度制御装置を示す。
【0030】
図示の温度制御装置は、ヒーター111に直列接続されたインダクタンス112と、このヒーター111とインダクタンス112とからなる直列接続体と組み合わされてH型ブリッジを構成する4個のパワートランジスタ113a、113b、113c及び113dと、各パワートランジスタのコレクタとエミッタとの間に接続されたダイオード114と、4個のパワートランジスタ113a〜113dのうち対角に位置する2個のパワートランジスタ113b及び113cのベースに接続されたNOT回路115と、ヒーター111によって加熱される被加熱領域の目標温度(設定温度)を設定するための設定器116と、被加熱領域の温度を検出する熱電対等の温度センサー117と、設定器116からの設定温度と温度センサー117からの検出温度との差に基づいて制御信号を生成する温度制御部118と、制御信号をPWM変調してPWM変調された制御信号を生成するPWM変調部119とを備えている。
【0031】
H型ブリッジは、三相交流電源120からの三相交流を整流し平滑化するダイオードブリッジ121と電解コンデンサ122とからなる直流電源123に接続されている。射出成形機が電動の場合、サーボモータ(図示せず)を駆動制御するインバータ(図示せず)へ直流電流を供給するための直流電源を有しているので、それをH型ブリッジへ直流電流を供給するための直流電源として利用することができる。
【0032】
また、射出成形機が電動の場合は、上記インバータを含むパワートランジスタモジュールを複数(通常4個)有しており、各モジュール内には、回生抵抗用パワートランジスタが設けられている。これら回生抵抗用パワートランジスタのうち、実際に回生抵抗が接続されるのは1〜2個であるため、電動射出成形機には、少なくとも2個の回生抵抗用パワートランジスタが使用されずに存在する。そこで、H型ブリッジを構成する4個のパワートランジスタのうち、上又は下のアームに位置する少なくとも1個のパワートランジスタ113a及び113b又は113c及び113dとして、使用されていない回生抵抗用パワートランジスタを用いることができる。これにより、温度制御装置を安価に構成することができる。
【0033】
以下、この温度制御装置の動作について説明する。
【0034】
まず、設定器116から被加熱領域の目標温度が設定される。設定器116は、設定された目標温度(設定温度)を示す信号を温度制御部118の減算器181へ出力する。
【0035】
温度制御部118の減算器181には、設定器116からの設定温度を示す信号以外に、温度センサ117からの検出温度を示す信号が入力される。減算器181は、設定温度と検出温度との差、即ち設定温度からの検出温度の偏差(温度偏差)を求め、求めた温度偏差を示す信号を制御演算部182へ出力する。
【0036】
制御演算部182は、減算器181から供給される温度偏差を示す信号に基づいて、ヒーター111へ供給すべき電流量を決定する。具体的には、制御演算器182は、減算器181からの温度偏差と、その時間積分値及び時間微分値を求めて、温度偏差が0となるようにヒーター111を制御するための制御信号を生成する(PID演算を行う)。そして、制御演算部182は、生成した制御信号をPWM変調部119へ出力する。
【0037】
PWM変調部119は、温度制御部118からの制御信号をPWM変調し、PWM変調された制御信号をH型ブリッジへ出力する。H型ブリッジは、直流電源123から供給される直流電流を交流電流に変換してヒーター112に供給する。例えば、PWM変調部119から出力されるPWM変調された制御信号が、図2に示すような場合、ヒーター111に流れる電流は、同図に破線で示すように変化する。
【0038】
以上のように、本実施の形態に係る温度制御装置では、PWM制御によって、ヒーター111に流れる電流値を制御することができる。これにより、省電力化が実現できるとともに、実質的にリミットサイクルの無い温度度制御が可能になる。また、ヒーター111に流れる電流が正弦波に近く、高周波成分も存在しないので、ノイズを発生させることがない。こうして、本実施の形態による温度制御装置は、制御性よく、高い精度で被加熱領域の温度制御を行うことができる。そして、この温度制御装置を用いれば、加熱シリンダ全体を高い精度で温度制御することができるので、加熱シリンダで計量溶融される樹脂の状態が安定し、成形品の品質を向上させることができる。
【0039】
なお、上記実施の形態では、ヒーター111が1個の場合について説明したが、通常、射出成形機の加熱シリンダ及びノズル部の加熱には、複数のヒーターが用いられており、本願発明はこれら全てのヒーターに対して適用可能である。
【0040】
また、上記実施の形態では、温度センサ117からの検出温度にのみ基づいてフィードバック制御を行っているが、制御精度をより向上させるために、ヒーターに流れる電流値を検出する電流検出器を設け、温度制御部が、電流検出器からの検出値と、先に生成した制御信号が示す電流値との差を求め、以後、その差を無くすように補正した制御信号を生成するようにしてもよい。このように構成することで、ヒーターの温度の影響を受けない安定した温度制御が可能になる。
【0041】
【発明の効果】
本願発明によれば、ヒーターにインダクタを接続し、ヒータに流れる電流の方向を変える電流方向切換回路をPWM変調された制御信号で制御するようにしたことで、省電力化が可能で、かつ高い精度で被加熱領域の温度制御を行うことができる。
【0042】
また、本発明によれば、電動射出成形機のサーボモータ制御に用いられるパタートランジスタモジュールに含まれる回生抵抗用トランジスタを利用するようにしたことで、安価に温度制御装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る温度制御装置の構成を示す図である。
【図2】図1の温度制御装置が生成するPWM変調された制御信号の波形及びそのときヒーターに流れる電流の波形を示す図である。
【図3】従来の射出成形機の概略構成を示す図である。
【図4】射出成形機に用いられるヒーターの配置を説明するための図である。
【図5】従来の温度制御装置によるオン/オフ制御によってヒーターに流れる電流の波形を示す図である。
【符号の説明】
111 ヒーター
112 インダクタンス
113a,113b,113c,113d パワートランジスタ
114 ダイオード
115 NOT回路
116 設定器
117 温度センサー
118 温度制御部
119 PWM変調部
120 三相交流電源
121 ダイオードブリッジ
122 電解コンデンサ
123 直流電源
41 加熱シリンダ
42 ノズル部
43 ヒーター

Claims (6)

  1. 設定器に設定された目標温度と温度センサが検出した検出温度との差に基づいて射出成形機の被加熱領域を加熱するためのヒーターを制御する射出成形機の温度制御装置において、
    前記ヒーターに直列接続されるインダクタンスと、
    前記ヒーター及び前記インダクタンスからなる直列接続体に接続されたH型ブリッジ回路と、
    前記目標温度と前記検出温度との差に基づき制御信号を生成する温度制御部と、
    前記制御信号をPWM変調してPWM変調された制御信号とするPWM変調部とを有し、
    前記温度制御部は前記PWM変調された制御信号に基づいて、前記ヒーターへ正弦波状の交流電流を供給するように前記H型ブリッジ回路を制御するようにしたことを特徴とする射出成形機の温度制御装置。
  2. 前記H型ブリッジ回路が、前記直列接続体とともにH型ブリッジを構成する4個のパワートランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の温度制御装置。
  3. 前記射出成形機が電動射出成形機である場合において、前記4個のパワートランジスタのうちの少なくとも1個が、電動射出成形機が備えるパワートランジスタモジュールに含まれる回生抵抗駆動用パワートランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の射出成形機の温度制御装置。
  4. 前記射出成形機が電動射出成形機である場合において、前記H型ブリッジ回路が、サーボモータ駆動用インバータの直流電源から供給される直流電流を前記交流電流に変換するようにしたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の射出成形機の温度制御装置。
  5. 前記ヒーターに流れる電流を検出する電流検出器を更に有し、前記温度制御部が、該電流検出器が検出した電流値と前記制御信号が示す電流値とを比較して、当該制御信号を補正するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載された射出成形機の温度制御装置。
  6. 設定器に設定された目標温度と温度センサが検出した検出温度との差に基づいてヒーターの通電を制御して、前記ヒーターによって加熱される射出成形機の被加熱領域の温度を制御する射出成形機の温度制御方法において、
    予め、前記ヒーターにインダクタンスを直列接続して直列接続体を形成するとともに、当該直列接続体に交流電流を供給するH型ブリッジ回路を接続しておき、
    前記目標温度と前記検出温度との差に基づき制御信号を生成し、
    前記制御信号をPWM変調してPWM変調された制御信号を生成し、
    前記PWM変調された制御信号に基づいて、前記ヒーターへ正弦波状の交流電流を供給して温度制御するように、前記H型ブリッジ回路を制御することにより前記被加熱領域の温度を制御するようにしたことを特徴とする射出成形機の温度制御方法。
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