JP4188514B2 - 紙葉スタックユニット - Google Patents

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    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙幣等の紙葉を順次収納し、収納した複数の紙葉をまとめて排出するための紙葉スタックユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばコンビニエンスストア、スーパーマーケット、スーパーストアなどの流通業界その他においては、レジ用の入出金機が広く利用されている。
【0003】
紙幣がレジ用の入出金機に投入されると、該投入紙幣は、先ず金種別に仕分され、各金種毎に、真偽鑑別がなされると共に、1枚ずつ計数される。このとき、“真紙幣”と判定された紙幣は、所定の搬送通路を通ってスタックユニットに送られて、そこに一時貯留される。また、“偽紙幣”もしくは“著しく破損している紙幣”と判定された紙幣は、紙幣リジェクト部に放出される。所定枚数の真紙幣が一時貯留されると、前記スタックユニットでは、例えば所定のマニュアルスイッチ操作に応じて、前記所定枚数の紙幣を一括して押出す。このように押し出される前記紙幣は、その先端側部分が入出金機の排出ポートから突出し、これにより、例えばレジオペレータによってつかみ出されることができるようになっている。このような構成により、前記スタックユニットは、例えば最高50枚までの紙幣のスタックおよびその後の一括出金を可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のレジ用の入出金機におけるスタックユニットにおいては、紙幣に折れ、その他のくせ等があると、紙幣が適切に一時貯留されず、紙幣ジャムが発生しやくすなるという課題がある。また、たとえジャムが発生しない場合であっても、紙幣の折れ、その他のくせ等により、前記排出ポートから部分的に突出する個々の紙幣の突出方向や状態にバラツキ(特に、排出ポートから突出する紙幣先端側部分が扇状に広がる現象を含む)が生じ、レジオペレータによるつかみ出しを迅速且つ確実に行うことが困難になる。このような不都合は、特に、個々の紙幣を、順次、その長手方向(すなわち、紙幣の長辺が所定の搬送通路に平行となる方向)に前記スタックユニットに搬送するよう構成された、“縦搬送型”の入出金機において顕著になる。
【0005】
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、高いコストをかけることなく、紙葉を所定の位置および状態に確実にスタックでき、且つ、スタックした紙葉を迅速且つ確実に一括取出しが容易な状態に一括排出することができる紙葉スタックユニットを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明に係る紙葉スタックユニットは、紙葉排出ポートの直前において、所定の搬送通路を通って搬送されてくる矩形状の紙葉を順次スタックする紙葉スタックユニットであって、前記搬送通路の延長線と平行に設けられていて、一方面に突部を有する支持プレートと、その外周側面が前記支持プレートの前記一方面に対向するよう設けられており、搬送されてくる前記紙葉の幅方向に相互離隔して設けられた2つの回転体と、各前記回転体の一端面において円周方向に相互離隔して設けられており、前記搬送通路に向けて突出した1対の長尺のローラとを具備したものである。
【0007】
各前記回転体は、常時は、前記搬送されてくる紙葉を前記1対の長尺のローラの間に導入するために、前記紙葉の表面側および裏面側にそれぞれ1つずつ前記ローラが位置するよう待機している。前記搬送通路に沿って搬送されてき紙葉が各対の前記ローラの間に導入されると、前記2つの回転体は、前記支持プレートから遠く位置していた方の前記ローラが前記紙葉の略中央部分を前記支持プレートの前記突部に向けて押し、前記支持プレートに近く位置していた方の前記ローラが前記紙葉の両側縁部を前記支持プレートから遠ざかるよう押すよう、互いに反対方向に回転する。、その後、前記2つの回転体は、前記近く位置していた方の2つのローラが前記紙葉の両側縁部から離れ、前記遠く位置していた方の2つローラが前記紙葉の略中央部分を前記支持プレートの前記突部に対して押圧するまで、さらに前記方向への回転を続ける。このようにして、前記紙葉は、その全長にわたって幅方向に弧状湾曲した状態に前記支持プレート上にスタックされる。上記の動作は紙葉スタックユニットに紙葉が送られてくる毎に行われ、これにより、複数の紙葉が、弧状湾曲した状態に、順次、前記支持プレート上のスタック位置にスタックされる。
【0008】
この発明においては、各新着紙葉は、待機状態にある前記回転体の各々の1対のローラの間に導入され、一時係止される。このように前記ローラ間に一時係止されることにより、前記新着紙葉は、前記スタックユニットに既に一時貯留されている先着紙葉と干渉し合うことから防止され、従って、前記紙葉に折れ、切断等の変形部分があっても、ジャム等を生じることがない。つまり、前記2つの回転体に設けられた2対のローラは、新着紙葉を先着紙葉から分離した状態で導入するための導入ガイド機能を実現する。さらに、前記回転体の回転により、前記ローラは、新着紙幣をスタック位置に押し付けるための押圧機能をも実現する。
【0009】
また、この発明によると、前記紙葉は、前記回転体のそれぞれのローラと、前記支持プレートの突部との間で、弧状湾曲してある程度の剛性(腰)を持った状態に順次スタックされる。このような腰を持たせることにより、紙幣がばらつかない確実なスタックが可能になる。特に、以上のように弧状湾曲してスタックされた紙葉は、その先端側部分が、扇状に広がることなく、直線状にまとまった状態に、紙葉排出ポートから一括して突出させられるので、迅速且つ確実に一括してつかみ出されることができる。
【0010】
以上のような紙葉スタックユニットは、スタックした所望枚数の紙幣を、オペレータによる一括つかみ出し可能に、排出ポートから部分的に突出させるようにしたレジ用の紙幣入出金機に適用した場合、特に有用である。
【0011】
この発明の紙葉スタックユニットは、前記支持プレート上に所望の枚数の紙葉がスタックされたとき、該紙葉の少なくとも先端側部分を前記紙葉排出ポートから突出させるための手段をさらに具備していてよく、該突出させるための手段は、前記紙葉を前記支持プレートの突部に押圧しながら回転するものであってよい。また、前記支持プレートは、前記回転ドラムに向けて、常時、弾性的に付勢されていてよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。以下に説明する実施の形態は、この発明の基本原理をレジ用の紙幣入出金機において金種毎に設けられるスタックユニットに適用したものである。
【0013】
図2の全体図に示すように、この紙幣入出金機において、紙幣Bが所定の投入口部INから投入されると、該投入紙幣Bは、例えば、その一方の長手側縁が搬送通路8の基底面に接しながら、その長辺(長手方向)が前記搬送通路8と平行となるいわゆる“起立縦方向”に搬送される。従って、この起立縦方向搬送において、紙幣Bの短辺が高さ方向に維持される。従来と同様に、前記投入紙幣Bは、先ず、前記搬送通路8の最上流側において金種別に仕分され、各金種毎に、真偽鑑別がなされると共に、1枚ずつ計数される。“真紙幣”と判定された紙幣Bは、前記搬送通路8を通って、排出ポート9の直前に設けられた本発明のスタックユニット10(図2において2つだけ示すが、実際には、紙幣の種類の数だけ設けられている)に送られることになる。該スタックユニット10は、金種毎に設けられるものであるが、構成および作用は互いに同じであるので、以下、1つのスタックユニット10のみについて説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態に係るスタックユニット10を示す正面図である。図1おいて、紙幣Bは、該図の紙面に対する垂直方向前方(図2における矢印X方向に対応しており、以下便宜上、この方向を紙幣導入方向という)に送られてくるようになっている。
【0015】
その全体を符号10で示すスタックユニットにおいて、前記搬送通路8(図2)に沿って送られてくる各新着紙幣Bは、該スタックユニット10のスタックガイド部12に前記紙幣導入方向に挿入され、ここで一時係止される。このスタックガイド部12の主な機能は、後述する構成により、前記搬送通路8に沿って搬送されてくる各紙幣Bをスタック部Sの直ぐ前で一時係止し、前記スタック部Sに既に一時貯留されている先着紙幣Bと干渉し合うのを防止することである。すなわち、紙幣Bに折れ、切断等の変形部分がある場合でも、該新着紙幣Bは、先着紙幣Bと接触、干渉し合うことなく、前記先着紙幣Bから確実に分離された状態に、スタックガイド部12に導入され、そこに一時係止され得る。従って、このようなスタックガイド部12は、各紙幣Bがその折れ、切断等の変形部分によってジャム等を生じる可能性を確実に除去できるものである。
【0016】
より詳しくは、この発明の実施の形態によると、前記スタックガイド部12は、前記搬送通路8の延長線に平行、すなわち、前記紙幣導入方向に平行な支持プレート14と、その外周側面において前記支持プレート14と平行に対面した2つの回転体である回転ドラム16とを備えている。従って、該回転ドラム16は、それぞれ外周側面が前記紙幣導入方向に平行になるよう設けられている。これらの回転ドラム16は、搬送されてくる紙幣Bの幅(短尺)方向(つまり、図示例のような“起立縦方向”搬送の場合、紙幣Bの高さ方向)に離隔している。また、前記支持プレート14における回転ドラム16側の面の幅方向(高さ方向)中央部には、後述するように、紙幣Bを、その長手方向全長にわたって幅方向に湾曲させて長手方向に剛性(腰)を持たせるための突部14aが設けられている。前記回転ドラム16は、前記支持プレート14における突部14aが形成された面と対向している。好ましくは、前記支持プレート14は、比較的弱いバネ15により、前記回転ドラム16に向けて常時付勢されている。
【0017】
各前記回転ドラム16の一端面(図1における前記垂直方向手前側、すなわち、前記搬送通路8側)には、その円周方向に180°相互離隔した1対の長尺のローラ18,19が取り付けられている。各ローラ18,19は、回転ドラム16の前記一端面に固定された支柱の周囲に取り付けられて、該支柱に対して回転自在な空転ローラである。これらのローラ18,19は、前記搬送通路8に向けて突出しており、好ましくは、前記ローラ18,19の少なくとも外周側面は、ゴム等の摩擦係数の比較的高い材料で構成されている。前記回転ドラム16およびローラ18,19は、回転式のスタックガイド部12を構成している。
【0018】
紙幣Bが送られてくる前の待機状態において、各前記回転ドラム16は、前記紙幣導入方向に送られてくる紙幣Bが前記1対のローラ18,19の間にスムーズに導入されるような位置に停止している。より詳しくは、各前記回転ドラム16の1対の各ローラ18,19は、搬送されてくる紙幣Bの表面側および裏面側に1つずつ位置している。例えば、待機状態の回転ドラム16は、図1に示すように、各ローラ18,19が送られてくる紙幣Bの表面および裏面に対して略90°の角度をなすような位置に停止していてよい。
【0019】
すなわち、上述のように送られてくる各紙幣(新着紙幣)Bは、待機状態にある回転ドラム16の各々の1対のローラ18,19間に導入され、一時係止される。このようにローラ18,19間に一時係止されることにより、前記紙幣Bは、前記スタック部Sに既に一時貯留されている先着紙幣Bと干渉し合うことから防止される。従って、紙幣Bに折れ、切断等の変形部分があっても、紙幣Bのジャム等を生じることがない。
【0020】
前記新着紙幣Bのローラ18,19間への導入が完了すると、前記2つの回転ドラム16は、それぞれの支持プレート14から遠い方のローラ(図1ではローラ18)が前記紙幣Bを前記支持プレート14に向けて押すよう、互いに反対方向(矢印Y方向)に連続的に180°回転する。
【0021】
すなわち、図3Aに示すように、回転ドラム16が先ず約90°矢印Y方向に回転すると、これに伴い、それぞれの一方のローラ18が紙幣Bの略中央部分を支持プレート14に向けて押し始める。このとき、前記回転ドラム16の他方のローラ19は、前記紙幣Bの両側縁部を支持プレート14から遠ざかる方向に押す。そして、図3Bに示すように、回転ドラム16がさらに矢印Y方向に回転し続けると、前記他方のローラ19が紙幣Bの両側縁部から離れ、前記一方のローラ18のみが紙幣Bの略中央部分を支持プレート14の突部14aに対して押し付ける。こうして、前記紙幣Bは、前記一方のローラ18と支持プレート14の突部14aとの間で、弧状湾曲した状態に保持される。このようにして、スタックユニット10における、前記新着紙幣Bについての一連のスタック動作が行われる。
【0022】
そして、次の紙幣Bがスタックガイド部12に送られてくると、回転ドラム16の矢印Y方向への次の180°回転により、今度は、前記他方のローラ19が前記次の紙幣Bの略中央部分を支持プレート14の突部14aに押し付けるよう機能し、前記一方のローラ18が前記紙幣Bの両側縁部を支持プレート14から遠ざかる方向に押すよう機能する。このように、紙幣Bが送られてくる毎に、回転ドラム16の各180°回転毎に、前記ローラ18,19がその機能を交代する。こうして、スタックガイド部12に送られてくる個々の紙幣Bは、1枚ずつ、前記回転ドラム16のそれぞれのローラ18または19と、前記支持プレート14の突部14aとの間で、弧状湾曲してある程度の剛性(腰)を持った状態に順次スタックされる。このような腰を持たせることにより、確実且つ紙幣がばらつかない状態のスタックが可能になる。
【0023】
このように、この実施の形態における回転ドラム16のローラ18,19は、新着紙幣Bを先着紙幣Bから分離した状態で導入する導入ガイド機能、および、この新着紙幣Bをスタック位置に押し付けるための押圧機能の両方を行うことができる。従って、前記導入ガイド機能を行う部材と、前記押圧機能を行う部材とを別々に設ける必要が無いので、構成が簡単となり、コストも安くなる。なお、図1では、以上のようにして多数枚の紙幣Bが前記支持プレート14上にスタックされた状態が示されている。
【0024】
以上のようにして所望の枚数の紙幣Bがスタックされると、オペレータは所定の出金指示ボタン(図示せず)を押す。このボタン操作に応じて、例えばゴム等の摩擦係数の比較的高い外周面を有する排出押圧ローラ22が、前記支持プレート14の突部14aに向けて移動し、前記支持プレート14上にスタックされた所望の枚数の紙幣Bを前記突部14aに対して押圧する。そして、例えば、前記排出押圧ローラ22が回転し、支持プレート14が前記排出ポート9に向けて前進することにより、前記突部14aと排出押圧ローラ22との間に挟持された前記所望の枚数の紙幣Bの少なくとも先端側部分が、上記のように弧状湾曲してある程度の剛性を持った状態のまま、排出ポート9から突出する。このように弧状湾曲して剛性を持っているので、前記所望の枚数の紙幣Bは、従来のように扇状に広がることなく、直線的にまとまった状態に突出し、これにより、オペレータは、これらの紙幣Bを迅速且つ確実につかみ出すことができる。
【0025】
なお、この発明は、様々な変更が可能である。例えば、この本発明は、上記のような“起立縦方向”搬送に限らず、各紙幣Bの一方の面(表面または裏面)が前記搬送通路8の基底面に接しながら、その長辺(長手方向)が前記搬送通路8と平行となるいわゆる“横臥縦方向”に搬送されるレジ用の紙幣入出金機に適用されてもよい。
また、この発明は、上記のようなレジ用の紙幣入出金機に限らず、紙幣その他の矩形状の紙葉を、一時スタックしてから、所定の排出ポートから一括して出すという構成の装置に適用することもできる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、2つの回転体に設けられた2対のローラを介して、新着紙葉を先着紙葉から分離した状態で導入する導入ガイド機能、および、この新着紙葉をスタック位置に押し付けるための押圧機能の両方を行うことができようになっている。従って、前記導入ガイド機能を行う部材と、前記押圧機能を行う部材とを別々に設ける必要が無いので、構成が簡単となり、コストも安くなる。さらに、個々の紙葉を、前記それぞれのローラと、前記支持プレートの突部との間で、弧状湾曲してある程度の剛性を持った状態に順次スタックするので、確実且つ紙葉がばらつかないスタックが可能になる。また、所望の枚数の紙葉を上記弧状湾曲による剛性を持ち、直線的にまとまった状態に排出ポートから突出させるので、これらの紙葉が迅速且つ確実につかみ出されることを可能にする、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る紙幣スタックユニットを示す正面図。
【図2】図1の実施例を適用したレジ用の紙幣入出金機の全体構成を概略的に説明する図。
【図3A】図1の紙幣スタックユニットの動作を説明する図。
【図3B】図1の紙幣スタックユニットの動作を説明する図。
【符号の説明】
14 支持プレート
14a 突部
B 紙幣
16 回転ドラム
18,19 ローラ

Claims (2)

  1. 紙葉排出ポートの直前において、所定の搬送通路を通って搬送されてくる矩形状の紙葉を順次スタックする紙葉スタックユニットであって、
    前記搬送通路の延長線と平行に設けられていて、一方面に突部を有する支持プレートと、
    その外周側面が前記支持プレートの前記一方面に対向するよう設けられており、搬送されてくる前記紙葉の幅方向に相互離隔して設けられた2つの回転体と、
    各前記回転体の一端面において円周方向に相互離隔して設けられており、前記搬送通路に向けて突出した1対の長尺のローラと
    を具備し、各前記回転体は、常時は、前記搬送されてくる紙葉を前記1対の長尺のローラの間に導入するために、前記紙葉の表面側および裏面側にそれぞれ1つずつ前記ローラが位置するよう待機しており、
    前記2つの回転体は、紙葉が前記対のローラ間に導入されると、前記支持プレートから遠く位置していた方の前記ローラが前記紙葉の略中央部分を前記支持プレートの前記突部に向けて押し、前記支持プレートに近く位置していた方の前記ローラが前記紙葉の両側縁部を前記支持プレートから遠ざかるよう押すよう互いに反対方向に回転し、その後、前記近く位置していた方のローラが前記紙葉の両側縁部から離れ、前記遠く位置していた方のローラが前記紙葉の略中央部分を前記支持プレートの前記突部に対して押圧し、前記紙葉がその長手方向全長にわたって幅方向に弧状湾曲した状態で保持されるまでさらに前記回転を続け
    前記支持プレート上に所望の枚数の紙葉がスタックされたとき、該紙葉の少なくとも先端側部分を前記紙葉排出ポートから外部に突出させるための手段をさらに具備し、
    前記突出させるための手段が、前記紙葉を前記支持プレートの突部に押圧しながら回転する手段と、前記支持プレートを前記紙葉排出ポートに向けて前進させる手段と、からなる紙葉スタックユニット。
  2. 前記支持プレートが前記回転に向けて、常時、弾性的に付勢されている請求項1に記載の紙葉スタックユニット。
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