JP4186996B2 - 車両側部のエネルギ吸収装置 - Google Patents
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Description
図1〜図4は、本発明の参考形態1に係る車両側部のエネルギ吸収装置における自動車の前席左側のシート1を示し(尚、以下の説明では、自動車の前後左右を単に前後左右という)、このシート1は、シートクッション2、シートバック3及びヘッドレスト4を有する。上記シートクッション2の左右両端部の下部には、前後方向に延びるスライダ7,7がそれぞれ設けられ、この各スライダ7は、前後部でレール取付部材10,10を介してフロアに固定した左右の各スライドレール8に係合されてシート1の前後位置を調節することができるようになっている。また、シートクッション2の後部には、ナックル部材9が左右方向に延びる回転軸11を中心として回転可能に設けられ、このナックル部材9を介してシートバック3がシートクッション2に対して上記回転軸11回りに回転可能に連結されて、シートバック3の角度調整を行うことができるようになっている。
図5は、本発明の参考形態2を示し(尚、以下の各参考形態及び実施形態では、図1と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略し、他の異なる箇所のみを説明する)、脆弱部19aにおけるダブルステッチとされた縫製部の構成を参考形態1と異ならせたものである。
図6は本発明の参考形態3を示し、脆弱部19aにおける縫製部の構成を上記参考形態1,2と異ならせたものである。
ここで、本発明の実施形態について説明する。図7は本発明の実施形態を示し、エアバッグ24の展開圧により脆弱部19aが開口する前に表皮材19が伸張するのを制限する伸張制限手段の構成が上記参考形態1と異なる。
2 シートクッション
3 シートバック
13 シートバックフレーム(シートフレーム)
15 パッド
19 表皮材
19a 脆弱部
21 エアバッグユニット
24 エアバッグ
39 低伸張シート状部材
Claims (5)
- 表皮材が被装されてなるシート内の側部近傍部に配設されかつシートフレームに固定されたエアバッグユニットを備え、
シート前側の上記表皮材に、エアバッグ展開圧を受けて開口可能な脆弱部が設けられ、該開口した脆弱部からエアバッグがシート外方に展開するように構成された車両側部のエネルギ吸収装置において、
上記エアバッグユニットのエアバッグ展開圧により上記脆弱部が開口する前に表皮材が伸張するのを抑制する、該表皮材よりも伸張率の低い低伸張シート状部材が設けられ、
上記低伸張シート状部材は、上記エアバッグユニットのシート後側から、該エアバッグユニット及び上記シートフレームに対してシート幅方向外側及び内側の両側をそれぞれ通って上記脆弱部へ向かいかつ上記脆弱部近傍の表皮材に取付固定されていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収装置。 - 表皮材が被装されてなるシート内の側部近傍部に配設されかつシートフレームに固定されたエアバッグユニットを備え、
上記表皮材に、エアバッグ展開圧を受けて開口可能な脆弱部が設けられ、該開口した脆弱部からエアバッグがシート外方に展開するように構成された車両側部のエネルギ吸収装置において、
上記シートフレームのシート後側の端部が、上記エアバッグユニットよりも上記エアバッグ展開方向と反対側に位置しており、
上記エアバッグユニットのエアバッグ展開圧により上記脆弱部が開口する前に表皮材が伸張するのを抑制する、該表皮材よりも伸張率の低い低伸張シート状部材が設けられ、
上記低伸張シート状部材は、上記エアバッグユニットのエアバッグ展開方向と反対側から、該エアバッグユニット及び上記シートフレームに対してシート幅方向外側及び内側の両側をそれぞれ通って上記脆弱部へ向かいかつ上記脆弱部近傍の表皮材に取付固定されているとともに、上記シートフレームのシート後側の端部に接触していることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収装置。 - 請求項1又は2記載の車両側部のエネルギ吸収装置において、
表皮材のシート内側に、パッドが設けられ、
上記パッドにおけるエアバッグユニットに対応する部位に、開口部が形成されており、
低伸張シート状部材は、上記開口部を通って上記脆弱部近傍へ向かって延びていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収装置。 - 請求項1又は2記載の車両側部のエネルギ吸収装置において、
低伸張シート状部材は、脆弱部がエアバッグ展開圧を受けたときに、エアバッグユニット及びシートフレームにより該低伸張シート状部材のシート前側への移動が遮られることで、上記脆弱部を破断させるように構成されていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収装置。 - 請求項1又は2記載の車両側部のエネルギ吸収装置において、
表皮材は、シート後側からシート幅方向外側を通って脆弱部へ向かって延びる第1表皮材と、シート前側におけるシート幅方向中央側から脆弱部へ向かって延びる第2表皮材とからなり、
上記脆弱部の開口は、上記第1表皮材と第2表皮材とを縫製することで閉塞され、
低伸張シート状部材の両端部が、上記脆弱部近傍における上記第1及び第2表皮材にそれぞれ取付固定されていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収装置。
Priority Applications (1)
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JP2006042113A JP4186996B2 (ja) | 1996-09-27 | 2006-02-20 | 車両側部のエネルギ吸収装置 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2006042113A Expired - Lifetime JP4186996B2 (ja) | 1996-09-27 | 2006-02-20 | 車両側部のエネルギ吸収装置 |
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JP5692197B2 (ja) | 2012-10-10 | 2015-04-01 | トヨタ自動車株式会社 | サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート及びサイドエアバッグ装置の車両用シートへの組付方法 |
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2006
- 2006-02-20 JP JP2006042113A patent/JP4186996B2/ja not_active Expired - Lifetime
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