JP4186879B2 - 生活情報収集システム - Google Patents

生活情報収集システム Download PDF

Info

Publication number
JP4186879B2
JP4186879B2 JP2004172080A JP2004172080A JP4186879B2 JP 4186879 B2 JP4186879 B2 JP 4186879B2 JP 2004172080 A JP2004172080 A JP 2004172080A JP 2004172080 A JP2004172080 A JP 2004172080A JP 4186879 B2 JP4186879 B2 JP 4186879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power consumption
change point
change
power
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004172080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005354794A (ja
Inventor
卓也 向井
紀之 久代
成憲 中田
直之 樋原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004172080A priority Critical patent/JP4186879B2/ja
Publication of JP2005354794A publication Critical patent/JP2005354794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4186879B2 publication Critical patent/JP4186879B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/221General power management systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances

Description

本発明は、電気機器のオン/オフ状態についての情報を収集する生活情報収集システムに関する。
近年、情報家電やホームネットワークの開発が進み、単一の操作画面から屋内の電気機器の使用状況確認や電気機器の制御が可能となっている。そして、電気機器が頻繁に使われる時間帯といった生活情報の収集が容易に行なえる。当該情報は、消費電力が高くなりすぎるときは、電気機器の出力を調整しピークカットを行なうような省エネ目的への利用が考えられている。
ホームネットワークに対応していない電気機器についてもコンセントに電流センサを取り付け、計測した消費電流からオン/オフ状態を検出するシステムが考案されている(特許文献1)。
特開2003−259569号公報
しかしながら、上記技術では、屋内の各々のコンセントに電流センサを取り付ける必要があったため、システムの導入コストが高くなり、問題であった。
一方、全電気機器をホームネットワークに対応させれば容易に生活情報を収集できるが、ドライヤーなどの安価な製品に対してもホームネットワーク対応のための部品を組み込むのでは、製造コストが高くなり、問題であった。
本発明は、このような問題を解決し、システムの導入コストや各電気機器の製造コストを抑えながら、被計測家屋で使用される電気機器のオン/オフ状態情報を収集することのできる生活情報収集システムを提供することを目的とする。
本発明は、被計測家屋で使用される複数の電気機器のオン/オフ状態情報を収集する生活情報収集システムにおいて、各電気機器の消費電力パターンを第1のテンプレートとして保存する保存手段と、屋外から被計測家屋に電力を供給する給電口における実測消費電力を計測する消費電力計測手段と、消費電力計測手段で計測した実測消費電力データと保存手段に保存された第1のテンプレートとの類似度を演算し、オン状態の電気機器を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、給電口における実測消費電力を計測手段が計測し、この実測消費電力の変動パターンから電気機器のオン/オフ状態を検出するので、事前に保存手段に登録しておけばホームネット未対応機器の検出ができる。
また、本発明は、電気機器それぞれに特別なセンサ類を取り付ける必要がなく、給電口に電流や消費電力を計測するセンサを計測手段として1つ取り付ければいいので、導入コストを低く抑えることができる。
さらに、屋外から被計測家屋に電力を供給する給電口における実測消費電力の変動パターンを用いているので、電気機器個別にセンサ類を取り付ける必要がない。そのため、安価にシステムを導入することができる。また、人が屋内に立ち入ることなくオン/オフ状態を検出でき、住人のプライバシーを侵害することなく、自然な形で生活情報を収集できる。
以下、本発明に係る生活情報収集システムの好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る生活情報収集システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、被計測家屋1には、屋外から電力を供給する給電口2が設けられ、給電口2には屋内に張り巡らされた電灯線3が接続されている。電灯線3には、ホームネットワーク未対応の電気機器4aと、ホームネットワーク対応の電気機器4bとが接続され、電気機器4a,4bの消費電力パターンは、第1のテンプレートとしてデータベース(保存手段)5に保存されている。
また、給電口2には、実測消費電力を計測する計測装置(消費電力計測手段)6が設置され、電灯線3には、計測装置6で計測した実測消費電力データとデータベース5に保存された第1の各テンプレートとの類似度を演算し、オン状態の電気機器4a,4bを検出する中央監視装置(検出手段)7が接続されている。
なお、ホームネットワーク対応の電気機器4bは、電灯線3を介して通信信号を送受信でき、相互に制御しあうことができる。また、計測装置6は、被計測家屋1の総負荷電流と消費電力を計測している。この消費電力は、瞬時値でなく、例えば、1分間というような、ある程度長い区間での平均消費電力である。
データベース5には、電気機器4a,4bの消費電力変動パターンに関する情報を持つ第1のテンプレートが保持されている。図2は、炊飯器の消費電力パターンに関する第1のテンプレートの例である。炊飯器は、想定される動作状態が前炊き、炊き上げ、蒸らし、保温の順番に変化していく。同時に消費電力は、大まかに言えば中、強、弱、極弱と変化する。第1のテンプレートは、この消費電力パターンを持つ。即ち、第1のテンプレートにおいて、動作状態の変化地点を区分点とし、各動作状態の標準的な動作時間と各区分点での消費電力の標準的な変化幅の情報も持つ。
さらに、データベース5には、電気機器4a,4bの電源投入時の過渡電流波形が第3のテンプレートとして保持されている。
中央監視装置7は、当該電気機器4bの全体的な管理をし、機器個別のオン/オフ状態も把握できる。中央管理装置7は、前記実測消費電力データと、データベース5に登録された電気機器4a,4bの消費電力パターンに関する第1のテンプレートとの類似度を演算し、ホームネットワークに対応していない電気機器4aのオン/オフ状態をも推定する。
図3に示すように、中央監視装置7は、電源投入機器候補判定手段11と、テンプレート組み合わせ手段12と、類似度演算手段13と、生活情報出力手段14と、変化点検出手段15とを備えている。
電源投入機器候補判定手段11は、計測手段2が計測した総負荷電流から電源投入時に発生する過渡電流を検出し、当該過渡電流とデータベース5が保持する過渡電流に関する第3のテンプレートとの類似度を演算する。そして、消費電力パターンの類似度演算を行なう電気機器4a,4bの候補数を大幅に絞り込む。
変化点検出手段15は、電気機器4a,4bの動作状態が切り替わったために、前記実測消費電力データが大きく変化している位置を検出する。
テンプレート組み合わせ手段12は、電源投入機器候補判定手段11が挙げた電気機器4a,4bの候補の中から、消費電力パターンに関する第1のテンプレートをデータベース5より取得し、複数の電気機器4a,4b稼動時の消費電力パターンである第2のテンプレートを作成する。
類似度演算手段13は、前記実測消費電力データと、テンプレート組み合わせ手段12が作成した第2のテンプレートとの類似度を演算する。
生活情報出力手段14は、電気機器4a,4bの組み合わせを変えて第2のテンプレートを作成し、第2のテンプレートと実測消費電力データとの類似度演算を繰り返し行い、類似度が最も大きい第2のテンプレートを抽出する。そして、この第2のテンプレートに基づいて、複数の電気機器4a,4bの稼働状態を特定し、各電気機器4a,4bの稼働時刻を生活情報として出力する。
電気機器4のオン/オフ状態の推定は図4の手順で実行される。
はじめに、S1では、数分から数時間における電気機器4a,4b固有の消費電力パターンに関する第1のテンプレートと、図5のような過渡電流波形とをデータベース5に登録する。
次に、S2では、前記実測消費電力データと前記総負荷電流を中央監視装置7が取得する。電源投入機器候補判定手段11は、前記総負荷電流から電源投入時に発生する突発的な過渡電流を検出する。例えば当該電流の検出方法は電流の微分値が第1の閾値以上のとき、ある電気機器4a,4bがオフ状態からオン状態になったと検出する。
次に、S3では、S2で検出したそれぞれの過渡電流波形と、データベース5に保持した過渡電流に関する第3のテンプレートとの第1の類似度を演算し、当該類似度が第1の閾値以上の電気機器4a,4bを、後に行なう消費電力パターンの類似度演算をする候補として挙げる。
次に、S4では、変化点検出手段15で計測した消費電力値が大きく変化する時刻を探索し、電気機器4a,4bの動作状態が切り替わった変化点を検出する。変化点の検出方法は、例えば、ある時刻の消費電力とその前の時刻の消費電力との差が所定の閾値以上になった時刻を変化点とする。
次に、S5では、S3で候補に挙がった電気機器の消費電力に関する第1のテンプレートをデータベース5から取り出して、テンプレート組み合わせ手段12に与える。
次に、S6では、テンプレート組み合わせ手段12において、計測データの変化点と取得した第1のテンプレートの区分点が一致するように、第1のテンプレートの動作状態ごとに時間伸縮する。
S6の処理内容について、2つの電気機器4a,4bが稼働した場合を例に挙げて説明する。はじめに電源投入された電気機器4a,4bの第1のテンプレートをT1、一分後に電源投入された電気機器4a,4bのテンプレートをT2として、S5においてテンプレートを取得したと仮定する。
図6に示すように、T1は、3種類の動作状態a11,a12,a13があり、標準動作時間はt11,t12,t13、標準変化幅はd11,d12,d13であるとする。同様にT2は、2種類の動作状態a21,a22があり、標準動作時間はt21,t22、標準変化幅はd21,d22であるとする。
計測した消費電力の電源投入検出時刻と変化点時刻を、古い時刻からu1,u2,・・・,u7とし、変化点での消費電力の変化幅をe2,e4,e5,e6,e7とする。
図7に示すように、まず、T1の開始地点をu1にセットすると共に、T2の開始地点をu3にセットし、電源投入時刻と第1のテンプレートの開始位置とを一致させる。
次に、u2の変化点について、T1とT2のどちらの動作状態変化によるものかを判定することになるが、この時点ではT1しか稼働していないのでu1からu2までは動作状態a11であると判定する。
次に、u4の変化点について、T1とT2のどちらの動作状態変化によるものかを判定する。判定には、次のような評価値を用いる。u4がT1の動作状態の変化によるものである場合の評価式をH1=α|(u4-u2)-t12|+β|d12-e4|とし、u4がT2の動作状態の変化によるものである場合の評価式をH2=α|(u4-u3)-t21|+β|d21-e4|とし、各評価式を比較して最も小さくなるようにする。評価式の第1項は、計測データとテンプレートとの動作状態の動作時間の差、第2項は消費電力の変化幅の差である。今回は、H2の方がH1より小さかったので、u4の変化点はT2の動作状態の変化によるものと判定する。ここで、α、βは適当な正の実数値である。
上述の判定を全ての変化点に対して行なう。
次に、第1のテンプレートを、変化点と区分点が一致するように動作状態毎に時間伸縮する。時間伸縮するときの波形は、第1のテンプレートの時間伸縮させる動作状態の始点と終点の消費電力値を固定し、時間方向に引き伸ばす(縮める)ように変化させる。
最後に、時間伸縮した2つの第1のテンプレートを合成して、2つの電気機器4a,4bが同時に稼働しているときの消費電力に関する第2のテンプレートを作成する。
複数の電気機器4a,4bが消費する電力は、個別の電気機器4a,4bの消費電力の総計であり、且つ、動作状態の変化時における消費電力の変化幅は、それぞれの電気機器4a,4bに独立していることを利用して、第2のテンプレートを作成する。
次に、S7の操作へ移る。類似度演算手段13は、S6で作成した第2のテンプレートと、計測装置6で計測した消費電力との第2の類似度を演算する。第2の類似度は、例えば、以下の数式(数1)の差分絶対値総和の平均、差分自乗総和の平均、相関係数のいずれか1つと、S6での第2のテンプレート作成で時間伸縮した時間幅(上述した評価式の第1項)の総計との差とする。双方の波形が一致するほど大きい値となるように、差分絶対値総和、差分自乗総和にマイナスを付ける。相関係数であれば、他の電気機器4a,4bの稼働によって消費電力に一定のバイアスが掛かっている場合でも、高い推定精度を維持できる。時間幅の総計の和を類似度に加味することで、消費電力の振幅の変動パターンだけでなく、動作時間についても標準的であるか否かを考慮した類似度となる。f(t)はテンプレートの波形、g(t)は計測データの波形、 ̄は平均の記号である。
Figure 0004186879
消費電力の変動パターンの類似する機器が存在する場合、第1の類似度と第2の類似度の積を第3の類似度とし、この第3の類似度を用いることで、過渡電流波形の類似度を加味することができ、電気機器4a,4bのオン/オフ検出の精度が向上する。
上述した第1の類似度の演算には、上記数式(数1)のいずれかを用いる。
次に、S5へ戻り、S3で候補に挙げた別の電気機器4a,4bについての第1のテンプレートを組み合わせ、類似度を演算する。
最後にS8の操作に移る。類似度演算手段13は、今まで計算した第2又は第3の類似度が最も大きい第2のテンプレート(S6で作成)のとおりに、電気機器4a,4bが稼働していると判定し、生活情報出力手段14は、図8に示すような、1日の電気機器の稼働時刻を表す生活情報を出力する。この情報は、例えば屋内のディスプレイに表示される。
次に、水道、ガスといった電気以外の使用量を用いて、消費電力類似演算に用いる電気機器の候補数を絞り込み、生活情報を収集する方法を説明する。この例も、基本的には、図4に示した処理ステップに従って処理される。
データベース5には、電気機器4a,4bの消費電力に関する第1のテンプレートと電源投入から30分間の水道・ガス使用量に対する電気機器4a,4bがオン状態にある確度表とが登録されている。図9は、洗濯機の確度表を示す図である。
電源投入機器判定手段11は、電源投入検出後の30分間の水道・ガス使用量のデータを収集し、前記確度表から該当する確度を抽出する。当該30分間の水道・ガス使用量が水道5[m]、ガス0.3[m]であった場合、洗濯機の確度は70となる。当該確度が第2の閾値以上の電気機器を後に行なう消費電力パターンの類似度演算をする候補として挙げる。
S7における第2の類似度の演算は、上述の処理と同様である。消費電力の変動パターンの類似する機器が存在する場合、前記確度と第2の類似度の積を第4の類似度とし、これを用いることで電気機器のオン/オフ検出の精度が向上する。
S8では、今まで計算した第2又は第4の類似度が最も大きい第1のテンプレート(S6で作成)のとおりに電気機器が稼働していると判定し、生活情報出力手段14は電気機器4a,4bの稼働時刻を表す生活情報を出力する。
前記確度表の代わりに水道and/orガスの使用量の時間波形を第4のテンプレートとして前記データベースに登録してもよい。前記電源投入機器判定手段11は、実測した水道and/orガスの使用量パターンと前記第4のテンプレートとの類似度を演算し、消費電力パターンの類似度演算をする電気機器4a,4bの候補を絞り込むことができる。
また水道・ガス使用量に対する電気機器の確度表の代わりに、図10にある電源投入時刻に対する電気機器がオン状態にある確度表を用いて、電気機器の絞込みを行なってもよい。当該確度表は電気機器が一般にどの時刻に使われることが多いかを表している。
また本実施の形態では、過渡電流波形や水道・ガス使用量等を用いて、消費電力パターンの類似度を演算する電気機器4a,4bの候補を絞り込んだが、ホームネットワーク対応電気機器4bに関しては前記中央監視装置7が受信する当該電気機器4bの制御信号から電源投入された電気機器4bを一意に特定してもよい。
以上のように、本実施の形態であれば、給電口2における実測消費電力を計測装置6で計測し、この実測消費電力の変動パターンから電気機器4a,4bのオン/オフ状態を検出するので、事前にデータベース5に、電気機器4aの消費電力に関する第1のテンプレートを登録しておけば、ホームネット未対応機器4aの検出を行うことができる。
また、本実施の形態は、電気機器4a,4bそれぞれに、特別なセンサ類を取り付ける必要がなく、給電口2に電流や消費電力を計測するセンサを1つ取り付ければいいので、導入コストを低く抑えることができる。
ここで、電気機器4a,4bは、機器特有の動作状態の変化を有しており、消費電力も機器特有の変動パターンを持つ。例えば、炊飯器は、はじめに中火で「前炊き」し、米に十分吸水させる。次に、強火で「炊き上がり」し、弱火で「蒸らし」を行ない、水分を飛ばす。そして、米が炊き上がったら、「保温」するというように、前炊き→炊き上がり→蒸らし→保温という順番で、動作状態が変わっていく。このとき、各動作状態によって消費電力の平均値などの特徴が異なり、炊飯器が運転を開始から終了するまでに消費電力波形に機器特有の変動パターンが表れる。
そこで、前炊き→炊き上がり→蒸らし→保温の変動パターンが表れる炊飯器の消費電力パターンを、第1のテンプレートとしてデータベース5に登録し、当該第1のテンプレートと実測消費電力との類似度を類似度演算手段13で演算することによって、炊飯器のオン/オフ状態を検出することができる。
さらに、屋外から被計測家屋1に電力を供給する給電口2における実測消費電力の変動パターンを検出に用いているので、電気機器4a,4b個別にセンサ類を取り付ける必要がない。そのため、安価なシステムの導入を実現できる。また、人が屋内に立ち入ることなく、オン/オフ状態を検出でき、住人のプライバシーを侵害することなく、自然な形で生活情報を収集できる。
なお、電気機器4a,4bにおいて、ある動作状態での動作時間が、いつも一定であるとは限らない。そこで、上述したように、本実施の形態では、第1のテンプレートを電気機器4a,4bの動作状態の切り替わりで分けて、消費電力が大幅に変化する位置と当該動作状態が切り替わる点とが一致するように、第1のテンプレートの時間方向の伸縮を動作状態ごとに行なっている。
例えば、炊飯器の前炊き、炊き上がり、蒸らし、保温は常に一定時間で動作するわけではない。特に、食事が終了するなどして使用者が電源を切るまで続く保温時間は不定である。そのため、登録したテンプレートのある動作状態の標準動作時間と計測したある動作状態の動作時間とに差異が生じ、類似度演算を正確に行なえない問題が発生する。上記問題解決のため、第1のテンプレートの各動作状態の動作時間を自由に変更できるようにするものである。
しかし、テンプレートの合成には時間方向と電気機器の組み合わせのパターンが数多く存在するため、一般には合成が難しい。例えば、従来例として説明した特許文献1では、各機器ごとに消費電力等を測定することによって組み合わせの問題を回避している。本実施の形態は、かかる点を鑑み、電源投入機器候補判定手段11で組み合わせ対象の候補を絞り込んでいる。この処理の実施によって、候補に挙がった電気機器についてのみ第1のテンプレートの合成を行なえばよい。本実施の形態では、組み合わせ対象の候補を絞り込むためのパラメータとして、電源投入時の過渡電流波形、水道・ガス使用量、電源投入時の時刻を用いている。
また、電源投入時に発生する過渡電流波形は、電気機器内部の回路素子のインピーダンスによって決まる。ゆえに前記過渡電流波形も電気機器のオン/オフ状態を検出する指標として用いることができる。そこで、電源投入検出直後の数秒間の過渡電流波形と事前にデータベース5に登録した電気機器4a,4bの第3のテンプレート(過渡電流波形に関するテンプレート)との類似度を求めることにより、消費電力に関する第1のテンプレートの合成を行なうための電気機器の候補を絞り込むことができる。
さらに、本実施の形態は、水道やガスなどの電気以外の資源の使用量の変化から、電源投入された電気機器4a,4bの類推を行うことができる。例えば、洗濯機の使用時は水道使用量が増加する。当該使用量に対する電気機器4a,4bが稼働している確度をあらかじめ設定することにより、当該確度で消費電力に関する第1のテンプレートの合成を行なう電気機器4a,4bの候補を絞り込むことができる。
同様に、電源投入時刻から電源投入された電気機器4a,4bの類推を行なえる。例えば、炊飯器は食事前、洗濯機は午前中に使うのが一般的である。そこで、電源投入時刻に対する電気機器4a,4bが稼働している確度をあらかじめ設定することにより、当該確度で消費電力に関する第1のテンプレートの合成を行なう電気機器4a,4bの候補を絞り込むことができる。
本実施の形態に係る生活情報収集システムの構成を示すブロック図である。 炊飯器の消費電力のテンプレートを示す図である。 中央監視装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態の処理ステップを示す図である。 過渡電流波形の例を示す図である。 テンプレートの各値を示す図である。 組み合わせたテンプレートの例を示す図である。 電気機器の稼働状態を示す生活情報の例を示す図である。 洗濯機の確度表を示す図である。 稼動時刻確度表を示す図である。
符号の説明
1…被計測家屋、2…給電口、3…電灯線、4a,4b…電気機器、5…データベース(保存手段)、6…計測装置(消費電力計測手段)、7…中央監視装置(検出手段)、11…電源投入機器候補判定手段、12…テンプレート組み合わせ手段、13…類似度演算手段、14…生活情報出力手段、15…変化点検出手段。

Claims (5)

  1. 被計測家屋で使用される複数の電気機器のオン/オフ状態情報を収集する生活情報収集システムにおいて、前記複数の電気機器の実測消費電力を屋外から電力を供給する給電口にて計測する計測手段と、前記実測消費電力の平均値などの特徴量の変化量が所定値以上変化した時刻を示す変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点における前記特徴量の変化量および前記変化点と前回検出した変化点との間の時間幅に基づいて、動作状態が変化した電気機器を同定する判定手段と、を備えたことを特徴とする生活情報収集システム。
  2. 被計測家屋で使用される複数の電気機器のオン/オフ状態情報を収集する生活情報収集システムにおいて、前記複数の電気機器の実測消費電力ならびに総負荷電流を屋外から電力を供給する給電口にて計測する計測手段と、前記総負荷電流に基づいて電気機器の電源投入時に発生する過渡電流を検出し、検出した前記過渡電流とデータベースが保存する過渡電流との類似度に基づいて前記複数の電気機器のうち電源投入された電気機器の候補を1又は複数抽出する電源投入機器候補判定手段と、前記実測消費電力の平均値などの特徴量ならびに総負荷電流の変化量が所定値以上変化した時刻を示す変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点における前記特徴量の変化量および前記変化点と前回検出した変化点との間の時間幅に基づいて、動作状態が変化した電気機器を前記電源投入機器候補判定手段が抽出した1又は複数の電気機器から同定する判定手段と、を備えたことを特徴とする生活情報収集システム。
  3. 前記判定手段は、前記変化点検出手段の検出した前記特徴量の変化量および前記時間幅と、データベースが保存する電気機器の消費電力パターンとの類似度を変動パターンの波形の差分などにて演算することを特徴とする請求項1又は2記載の生活情報収集システム。
  4. 前記判定手段の判定結果を稼働時刻で表す生活情報として表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の生活情報収集システム。
  5. 水道、ガスといった電気以外の使用量の変化から、電源投入された電気機器を類推することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の生活情報収集システム。
JP2004172080A 2004-06-10 2004-06-10 生活情報収集システム Expired - Fee Related JP4186879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172080A JP4186879B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 生活情報収集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172080A JP4186879B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 生活情報収集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005354794A JP2005354794A (ja) 2005-12-22
JP4186879B2 true JP4186879B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=35588775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004172080A Expired - Fee Related JP4186879B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 生活情報収集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4186879B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4977648B2 (ja) * 2008-06-16 2012-07-18 Necシステムテクノロジー株式会社 機器判別装置、プログラム、および、方法
US8447541B2 (en) * 2009-01-26 2013-05-21 Geneva Cleantech Inc. Energy usage monitoring with remote display and automatic detection of appliance including graphical user interface
JP5633918B2 (ja) * 2009-03-11 2014-12-03 Necソリューションイノベータ株式会社 電気機器判別装置、電気機器判別方法および電気機器判別プログラム
JP5218453B2 (ja) * 2009-04-10 2013-06-26 オムロン株式会社 設備運転状態計測装置、設備運転状態計測方法、および制御プログラム
WO2011091444A1 (en) * 2010-01-25 2011-07-28 Geneva Cleantech Inc. Automatic detection of appliances
JP5585157B2 (ja) * 2010-03-26 2014-09-10 パナソニック株式会社 電力制御システム
WO2011132377A1 (ja) * 2010-04-23 2011-10-27 パナソニック株式会社 検知装置及び検知システム
JP2012055100A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Yazaki Corp 使用電気機器判断装置及び使用電気機器判断方法
ES2612155T3 (es) 2010-09-22 2017-05-12 Philips Lighting Holding B.V. Dispositivo de disgregación para identificar un aparato en una red eléctrica
CN103154670B (zh) * 2010-10-20 2016-02-24 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于识别电气网络中的耗电器的分解装置和分解方法
KR101185406B1 (ko) 2010-12-17 2012-09-24 삼성중공업 주식회사 소비 전력 감시 장치 및 감시 방법
EP2668604A2 (en) * 2011-01-28 2013-12-04 The Board Of Regents Of The Nevada System Of Higher Education Of The Desert Research Institute Signal identification methods and systems
JP5786562B2 (ja) * 2011-08-29 2015-09-30 富士通株式会社 機器・コンセント間対応付け方法、プログラム、および情報処理装置
US20150088441A1 (en) * 2011-12-28 2015-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Energy usage estimation device and energy usage estimation method
JP5502117B2 (ja) * 2012-02-20 2014-05-28 三菱電機株式会社 機器稼動推定装置、安否推定システム、機器稼働推定方法及びプログラム
JP5906835B2 (ja) * 2012-03-09 2016-04-20 富士通株式会社 電力制御プログラム、電力制御装置、および電力制御方法
JP5641584B2 (ja) * 2012-06-15 2014-12-17 Necソリューションイノベータ株式会社 電気機器判別装置、電気機器判別システム、電気機器判別方法、及びプログラム
JP2014075964A (ja) * 2012-09-11 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 種類判定装置、種類判定方法およびプログラム
WO2014198802A1 (en) * 2013-06-14 2014-12-18 Koninklijke Philips N.V. Disaggregation apparatus for being used in a multi-group electrical network
JP6593325B2 (ja) * 2014-03-31 2019-10-23 日本電気株式会社 監視装置、監視システム、監視方法及びプログラム
JP6480678B2 (ja) * 2014-07-18 2019-03-13 東芝映像ソリューション株式会社 電子機器及び情報の処理方法
JP6356523B2 (ja) * 2014-07-29 2018-07-11 株式会社デンソーウェーブ 使用電力量変化パターン予測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005354794A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4186879B2 (ja) 生活情報収集システム
JP5444343B2 (ja) ユーティリティ計測器
EP2496913B1 (en) Method and apparatus for monitoring power consumption
AU2011260098B2 (en) Determining an indication of a background level of utility consumption
KR101642373B1 (ko) 장치에 의하여 소비되는 전력을, 부하 과도현상을 분석함으로써, 비침습적으로 결정하는 방법 및 장치
CN105352132B (zh) 空调器的控制方法、空调器的控制装置和空调器
JP5727949B2 (ja) 電流波形識別装置
CN108519514A (zh) 基于皮尔逊相关系数算法的台区相位识别方法
KR101608328B1 (ko) 전력소비 패턴 분석을 통한 디바이스 인식장치 및 그 방법
JP2011197904A5 (ja)
CN109447473B (zh) 一种电力负荷监测方法、装置、设备及可读存储介质
JP2013238523A (ja) 電気機器検出および電力消費量モニタリングシステム
Barsocchi et al. Smart meter led probe for real-time appliance load monitoring
GB2464927A (en) Apparatus and method for metering the use of electricity
JP5119503B2 (ja) 電力供給システム、電力供給方法、ならびに、プログラム
JP2011081673A (ja) 生活変化検出システムおよび生活変化検出方法
JP2010181159A (ja) 電力測定装置
JP6437862B2 (ja) 在宅状況判定装置、方法及びプログラム
US20220337081A1 (en) An in-line device and a method for controlling an electrical appliance
KR101434421B1 (ko) 시험 장치 및 방법
KR101434420B1 (ko) 시험 장치 및 방법
Pezeshkfar Low cost framework for non-intrusive load monitoring (NILM) to monitor human behavioral pattern
Ducange et al. An algorithm based on finite state machines with fuzzy transitions for non-intrusive load disaggregation
GB2584994A (en) An in-line device and a method for controlling an electrical appliance
JP2012090059A (ja) 機器監視制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4186879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees