JP4186777B2 - 光通信ユニット - Google Patents

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本発明は、車両が予め決められた通信エリア内に進入したときに通信エリア毎に対応して設けられた路上通信機との間でデータ通信を行う路車間通信用の光通信ユニットに関する。
路車間通信用車載端末の一例としてVICS(Vehicle Information and Communication System)サービスを受けるための光ビーコン用車載端末がある。この車載端末は、路上に設置された光ビーコン路上機による通信エリア内に車両が進入したときに、その路上機との間でダウンリンク(受光)→アップリンク(投光)→ダウンリンク(受光)からなる一連の基本送受光動作を行うようになっている。つまり、車両が通信エリア内に進入したときには、車載端末は、光ビーコン路上機からの光ビーコンデータのダウンリンクを行い、所定データの受光を確認できたときにダウンリンクを終了して、車両IDや前回通過した通信エリアからの走行時間などの情報を含む光データ信号のアップリンクを複数サイクル実行し、この後に再度ダウンリンク状態に切り替える。光ビーコン路上機側では、車載端末からのアップリンクデータの確認ができたときに、当該車載端末に対して基本的なVICS情報に渋滞情報、通行規制情報などの交通情報を付加したダウンリンク情報を一定時間投光する。
このような光ビーコン用車載端末に設けられる光通信ユニットにあっては、従来より、光ビーコン用送受光装置を電波ビーコン用送受光装置と共に収納する本体ケースを設け、この本体ケースを車両のインストルメントパネル上に固定することが行われていた。この場合、光ビーコン用送受光装置の通信方向には強い指向性が存在するため、本体ケースの固定時には、光ビーコン用送受光装置の通信可能方向を車両進行方向に対して予め決められた方位角に調節することが必要となる。
特開2003−34191号公報
上記従来構成では、インストルメントパネル上に通信ユニットの本体ケースが突出した状態で配置されることになるため、インストルメントパネル周りの意匠性が悪化するという欠点があった。また、外観上などの問題により、その設置場所の自由度が低くなり、この点からもインストルメントパネル回りの意匠性の悪化を招く。さらに、本体ケースの固定時には、光ビーコン用送受光装置の通信可能方向を注意深く調節しなければならず(特に後付する場合)、その取り付け作業性が悪くなるという問題点もあった。
そこで、特開2003−34191号公報のものでは、投受光手段を備えた本体ケース上にカバー部材を被せ、本体ケースをインストルメントパネルに形成された穴に埋没状態で挿入固定することにより、インストルメントパネルからの突出する部位をカバー部材のみとし、意匠性を高めた光通信ユニットを提案している。この場合、穴部の周縁に切欠部を形成すると共に、本体ケースの外面に穴部への挿入方向に沿って突起部を設け、本体ケースを穴部に挿入する際の位置決めを図り、以って光通信ユニットの通信可能方向を車両への装着時に規定するようにしている。
ところで、車種(乗用車、ワンボックスカー、大型車等)によって車両に搭載される光ビーコン用送受光装置の高さ位置が大きく異なることから、通信エリアにおける光通信ユニットの通信可能方向は仰角方向で異なっており、複数種類の光通信ユニットを製作する必要がある。これらは、カバー部材の形状、特に高さ寸法のみが異なるだけで、何れも極めて類似している。このため、誤った車種の光通信ユニットを車両へ組付けしてしまう虞があることから、誤組付けを防止するために、車両との嵌合部である本体ケースを車種毎に製作しなければならず、コスト高となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、本体ケースにカバー部材を一体化する構成において、簡単な構成で車種に適合したカバー部材が一体化された本体ケースを車両へ確実に組付けることができる光通信ユニットを提供することにある。
請求項1の発明によれば、光通信ユニットを組立てる際は、挿入許可手段を、カバー部材の形状が車種に対応している場合のみ本体ケースが車両の穴部に挿入されるのを許可するように設定する。
光通信ユニットを車両に取付けるには、カバー部材が一体化された本体ケースを所定部位の穴部に挿入する。このとき、位置決め手段は、本体ケースが穴部へ挿入される際に通信可能方向が車両進行方向に対して予め決められた方位角となるように位置決めするので、光通信ユニットの通信可能方向を正しく設定することができる。ここで、挿入許可手段は、カバー部材が車種に対応している場合のみ本体ケースが穴部へ挿入されることを許可するので、車種に対応していないカバー部材が一体化された本体ケースを車両へ組付けしてしまうことを防止できる。
請求項2の発明によれば、カバー部材を本体ケースに一体化する組立て時に挿入許可手段を設定することができるので、組立て後に挿入許可手段を設定するのに比べて、挿入許可手段を確実に設定することができる。
請求項3の発明によれば、挿入許可手段を、穴部の周縁における所定部位に形成された切欠部と、本体ケースの外周に設けられた突起部とにより実施することができるから、容易に実施することができる。
請求項4の発明によれば、光通信ユニットを組み立てる際に、カバー部材の形状に応じた位置以外の突起部を削除すればよいので、挿入許可手段を本体ケースにより実施することができる。
請求項5の発明によれば、位置決め手段を本体ケースに設ける場合に比較して、車種毎の通信可能方向を簡単に設定することができる。
以下、本発明をVICS用の光ビーコン車載端末に適用した一実施の形態について図1乃至図9を参照しながら説明する。
図8及び図9には、VICSにおいて、車両Aの例えばインストルメントパネル上に設置された光ビーコン車載端末用の光通信ユニット1と、道路B上に設置された光ビーコン路上機2(路上通信機に相当)との間で双方向通信を行う場合の原理図が模式的に示されている。
図8において、光ビーコン路上機2は、道路Bを跨ぐガントリCに取り付けられた投受光器3と、この投受光器3を通じた光データ通信を制御するための送受光制御ユニット4とにより構成されており、送受光制御ユニット4はVICSセンタ(図示せず)との間でデータの授受を行うようになっている。投受光器3は、道路B上に設定された通信エリアX内に進入した車両Aとの間で光通信を行うと共に、真下に設定された車両感知エリアYを通過する車両台数を計数する。
図9において、光通信ユニット1は、車両Aの進行方向に対して例えば42°から74°の仰角の範囲内で光通信を行うことができる指向角(左右方向の指向角については車両Aの進行方向軸を中心とした状態で適宜設定される)を有しており、車両Aが通信エリアX内に進入したときに、光ビーコン路上機2から投受光器3を通じて投光されている光ビーコンデータのダウンリンク(受光)を行う。そして、光通信ユニット1に接続された光ビーコン車載端末側では、所定データの受光を確認できたときにダウンリンクを終了して、車両IDや前回通過した通信エリアからの走行時間などの情報を含む光データ信号の光通信ユニット1を通じたアップリンク(投光)を複数サイクル実行し、この後に再度ダウンリンク状態に切り替える。この場合、アップリンクを複数サイクル実行するのは、光データ信号の欠落などに対処するためのである。
光ビーコン路上機2側では、光通信ユニット1からのアップリンクデータの確認ができたときに、図示しないVICSセンタから得た基本的なVICS情報に渋滞情報、通行規制情報などを付加したダウンリンク情報を、投受光器3から光通信ユニット1に向けて一定時間投光する。尚、図9に示すように、投受光器3は、高さ5.5mの位置に設置されるものであり、この投受光器3に対し仰角が42°〜74°となる範囲(投受光器3の直下から5.0m〜1.3mの範囲)が通信エリアXとなるものである。また、その通信エリアXの全体がダウンリンク領域として機能し、投受光器3に対し仰角が42°〜53°となる範囲(投受光器3の直下から5.0m〜3.7mの範囲)がアップリンク領域として機能する。
図2には本実施の形態による光通信ユニット1の(a)横断平面図、(b)縦断正面図、(c)縦断側面図が示され、図3には図1(c)中のc−c線に沿った断面図が示されている。図2及び図3において、光通信ユニット1の本体ケース5は、例えば樹脂により矩形筒状に形成されたもので、上端縁部外側に環状フランジ部5aを一体に備えた形状となっている。この本体ケース5には、光ビーコン用の送受光装置(投光手段、受光手段に相当)6が位置決め状態で内蔵される。また、環状フランジ部5a上には、平面形状が円形状例えば真円形状に形成された扁平なハーフドーム状のカバー部材7が図示しない固定手段により固定されて一体化されており、このカバー部材7により送受光装置6を覆った状態とされている。さらに、カバー部材7は、可視光線を減衰して主に赤外光を透過させる光学フィルタを兼用するものであり、例えばポリカーボネート樹脂に顔料を混入して形成される。
送受光装置6は、アップリンクデータを投光する投光手段として例えば面実装タイプの赤外発光LED(赤外発光ダイオード)8を備え、且つダウンリンクデータを受光する受光手段として同じく面実装タイプのPD(ホトダイオード)9を備えたもので、傾斜状に配置されたプリント配線基板10の上面側に上下方向に並べた状態で実装されている。この場合には、ダウンリンク領域がアップリンク領域より広いという背景があるため、PD9の指向角をLED8の指向角より広くする必要があり、このような必要性からPD9が上方に位置される。尚、PD9としては、そのピーク感度波長がLED8のピーク発光波長と一致若しくは近い値を示すものが選定される。
プリント配線基板10の下面側には、信号処理のための電子回路11が配置される。プリント配線基板10には、これを斜め方向(本体ケース5の側壁と平行した方向)へ貫通するようにして例えば4本の端子ピン12が設けられるものであり、これら端子ピン12は、本体ケース5内に固定された支持板13を貫通した状態とされ、図示しないが、端子ピン12における支持板13からの突出部分に信号伝送用ケーブルの先端に設けられたコネクタが接続される。
本体ケース5における例えば送受光装置6の通信方向(図2(c)中の左方向)に対応した側壁の外面には、本体ケース5の中間部から下端縁にわたって上下方向に延びる突起部(位置決め手段、挿入許可手段に相当)14が一体的に形成されている。また、本体ケース5における側壁のうち、突起部14が形成された側壁と隣接した側壁、つまり互いに対向した側壁には、それぞれU字状のスリット15aにより画定された一対の係合爪部15が一体的に形成されており、各係合爪部15は、外方に突出した形状の係合部15bを備えた形状とされている。
次に、上記構成の光通信ユニット1の組立て方法について説明する。
図1は、光通信ユニット1の組立て手順を簡単に示している。この図1において、光通信ユニット1は、組立て時に共通な本体ケース5と、車種に応じた形状のカバー部材7とを組合わせて構成されている。この共通な本体ケース5の3つの側面には突起部14が夫々形成されている。この場合、突起部14は、図4に示すように本体ケース5の断面中心に対して点対称の関係とならない位置に設定されている。
まず、図5に示すようにカバー部材7を共通な本体ケース5に一体化してから、それを図示しない治具に位置決め状態でセットし、カバー部材7の品番を治具に入力する。このカバー部材7の品番とは、カバー部材7の形状の違いに応じたもので、本実施の形態では3種類ある。カバー部材7の品番が治具に入力されたときは、治具は、入力されたカバー品番に基づいて特定の突起部14を判断し、その特定の突起部14以外の2箇所の突起部14をカッターで切断することによりカバー部材7の品番に対応した特定の突起部14のみを残す。
以上のようにして、特定の突起部14のみを有する光通信ユニット1を容易に製作することができる。このとき、本体ケース5に自動的に製品品番を印刷するようにすれば、カバー部材7の組付け後は、製品品番で製品を管理することができるので、カバー部材7の微妙な高さ寸法の差のみの製品が存在するにしても、容易に識別可能となり、製品管理の容易化を図ることができる。
そして、上記のように組立てた光通信ユニット1は、図7に示すように、車両のインストルメントパネル16(所定部位に相当)上の例えばフロントガラス17の下端部に近い位置で尚且つ助手席側(右ハンドル車の場合)のフロントピラー18寄りの部位に、本体ケース5を光ビーコン路上機2との光通信が可能な状態で埋設した形態、換言すればカバー部材7のみを露出させた形態で固定されるものであり、その固定時には、通信可能方向(送受光装置6の指向角度範囲と対応した方向)が車両進行方向に対して予め決められた方位角(つまり、光ビーコン路上機2との間で光通信を行うことができる指向角)となるように位置決めされる。このような位置決めは、本体ケース5に残された突起部14を利用して行われる。
具体的には、図6に示すように、インストルメントパネル16上には、本体ケース5を挿入するための穴部19が形成されている。この穴部19は、本体ケース5の外形に対応した矩形状となっており、穴部19の縁部には本体ケース5側の突起部14が嵌まり込む位置決め用切欠部19aが形成されている。穴部19のレイアウトは、本体ケース5を位置決め状態で挿入した状態において、送受光装置6の指向角度範囲と対応した通信可能方向が、光ビーコン路上機2との間で光通信が可能な方位角となるように予め設計的に設定される。
ここで、穴部19の縁部に形成された切欠部19aの位置は車種によって決められており、本実施の形態では、3つの車種に分類される。この3つの車種は、車両に装着されるカバー部材7の形状(品番)によって分類されるもので、カバー部材7の形状(品番)が3種類存在することに対応している。
さて、光通信ユニット1をインストルメントパネル16に固定する際には、突起部14を本体ケース5の適正な取り付け方向を示す目印として利用し、その突起部14を前方に向けた状態で穴部19に挿入する。これにより、本体ケース5は、突起部14が位置決め用切欠部19aに嵌まり込んだ状態で穴部19内に容易に挿入される。つまり、光通信ユニット1は、部分的に埋設された状態となる。尚、本体ケース5の挿入過程において、その両側面に形成された係合爪部15は、穴部19の縁部により押圧されて弾性変形すると共に、本体ケース5が穴部19内に完全に挿入されたときに復帰変形するものであり、これにより係合爪部15の係合部15bが穴部19の縁部に下方から当接し、以て本体ケース5の抜止めが行われる。
ところで、上記構成の光通信ユニット1は、製品品番で区別可能であるといっても、正規の光通信ユニット1以外の製品が混在した場合は、カバー部材7の形状の差は微妙であることから、異なる車種の光通信ユニット1を誤って車両に組付けてしまう虞がある。
しかしながら、本実施の形態では、異なる車種の光通信ユニット1の本体ケース5には、正規の側面と異なる側面に突起部14が残されていると共に、その突起部14は、本体ケース5の断面の中心に対して他の突起部14と点対称とならないように設けられているので、正規の光通信ユニット1以外の光通信ユニット1が車両に組付けられてしまうことはなく、誤組付けを確実に防止することができる。
このような実施の形態によれば、光通信ユニット1の組立て時に、共通な本体ケース5に、車種に応じた形状のカバー部材7を一体化してから、カバー部材7の形状(品番)に対応した特定の突起部14以外の突起部14を治具により削除し、特定の突起部14のみを残すようにしたので、車種に応じて突起部の位置が異なる複数種類の本体ケースを用意しなければならない従来例のものと違って、本体ケース5として共通のものが使用でき、コストを低減することができると共に、製品の在庫管理或いは製造管理を容易なものとすることができる。
しかも、カバー部材7を共通な本体ケース5に一体化する際に、治具にカバー部材7の品番を入力することにより特定の突起部14以外の突起部14を自動的に削除するようにしたので、カバー部材7の形状に対応した特定の突起部14のみが残された光通信ユニット1を確実に組立てることができる。
また、光通信ユニット1の固定時において本体ケース5を穴部19へ挿入する際には、本体ケース5側の突起部14が穴部19側の位置決め用切欠部19aに嵌まり込むことにより光通信ユニット1の通信可能方向が予め決められた方位角となるように位置決めされるのに加えて、カバー部材7が車種に対応している場合のみ本体ケース5を穴部19へ挿入することを許容するので、1個の突起部14で位置決め手段と挿入許可手段の機能を兼ねることができ、簡単な構成で優れた作用効果を発揮することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張可能である。
位置決め手段としては、突起部14のような形態に限らず、例えば、以下に示す図10乃至図13のような各形態とすることができる。尚、穴部19の形状もこれらの形態に合わせて変えることは勿論である。
図10及び図11は、上記実施例と同様の矩形筒状の共通な本体ケース5の断面形状を示すものであり、図12及び図13は、本体ケース5を円筒状にした共通な本体ケースの断面形状を示すものである。図10の例では、本体ケース5の側壁の1隅部に上下方向の全体に渡って面取り状の平面部21を形成し、この平面部21を位置決め手段として構成している。図11の例では、本体ケース5の側壁の隣接する2隅部に上下方向の全体に渡って面取状の平面部22を形成し、この平面部22を位置決め手段として構成している。
また、図12の例では、円筒状の本体ケース5′の側壁外面に上下方向に延びる突起部23を位置決め手段として形成し、図13の例では、円筒状の本体ケース5′の側壁の外面に上下方向の全体に渡って面取り状の平面部25を形成し、この平面部25を位置決め手段として構成している。尚、図10乃至図13の例では、突起部を本体ケースの断面の中心に対して点対象となる位置に設けてもよい。これは、位置決め手段により本体ケースが穴部に挿入可能な回転角が一義的に決定されるからである。
位置決め手段としての位置決め機構を、本体ケース5ではなく、車種毎に異なるカバー部材7の方に設けるようにしてもよい。この場合、車種毎の通信可能方向を簡単に設定することができる。尚、カバー部材7を本体ケース5に対して予め決められた角度で取付けるように構成する必要がある。
カバー部材7は、その平面形状が円形状であれば良く、例えばドーム形状(半球形状)、円板形状に形成しても良いものである。また、ここでいう「円形状」とは、真円形状の他に、楕円形状及びこれに近い形状や視覚的に円形に近い形態となる多角形状も含む概念である。光通信ユニット1は、車両における静止部位に固定すれば良く、従って、例えばバンパーやドアミラーなどに固定する構成とすることも可能である。突起部14は本体ケース5に一体的に形成されるものとしたが、別体であっても良い。
本発明の一実施の形態における光通信ユニットの製造方法を示す図 光通信ユニットの(a)横断面図、(b)縦断正面図、(c)縦断側面図 本体ケースの横断面図 突起部の削除前で示す図3相当図 突起部の削除前で示す光通信ユニットの斜視図 車両への装着を示す光通信ユニットの斜視図 光通信ユニット装着状態で示す車両の要部の斜視図 光通信ユニットの通信原理を説明するための図 光通信ユニットの指向角を説明するための図 本発明の異なる実施形態を示す図3相当図 本発明の異なる実施形態を示す図3相当図 本発明の異なる実施形態を示す図3相当図 本発明の異なる実施形態を示す図3相当図
符号の説明
1は光通信ユニット、5は本体ケース、6は送受光装置(投光手段、受光手段)、7はカバー部材、14は突起部(位置決め手段、挿入許可手段)、19は穴部、19aは切欠部である。

Claims (5)

  1. 車両が予め決められた通信エリア内に進入したときに路上通信機との間でデータ通信を行う路車間通信用の光通信ユニットにおいて、
    前記路上通信機に向けてアップリンクデータを投光する投光手段及び路上通信機からのダウンリンクデータを受光する受光手段を内蔵してなり、車両の所定部位に形成された穴部へ挿入されて埋設状態となる本体ケースと、
    車種に応じた形状をなし、前記投光手段及び前記受光手段を覆った状態で前記本体ケースと一体化され、その本体ケースが前記穴部へ挿入された状態で前記所定部位の表面に露出した形態となるカバー部材と、
    前記本体ケースが前記穴部へ挿入される際に通信可能方向が車両進行方向に対して予め決められた方位角となるように位置決めする位置決め手段と、
    前記本体ケースが前記穴部へ挿入される際に前記カバー部材の形状に対応する車種の車両の穴部のみ挿入を許可するように設定される挿入許可手段とを備えたことを特徴とする光通信ユニット。
  2. 前記挿入許可手段は、前記カバー部材が前記本体ケースに一体化される組立て時に設定されることを特徴とする請求項1記載の光通信ユニット。
  3. 前記挿入許可手段は、前記車両の所定部位に形成された穴部の周縁における所定部位に形成された切欠部と、前記本体ケースの外周に設けられた突起部とからなり、車種に対応した前記カバー部材が一体化された前記本体ケースが前記穴部へ挿入される際は前記突起部が前記切欠部を通過することを特徴とする請求項1または2記載の光通信ユニット。
  4. 前記突起部は、前記本体ケースの外周に複数設けられ、組立て時に前記カバー部材の形状に対応した位置の突起部以外の突起部が削除されることを特徴とする請求項3記載の光通信ユニット。
  5. 前記位置決め手段は、前記カバー部材に設けられ、
    前記カバー部材は、前記本体ケースに予め決められた角度で取付けられることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の光通信ユニット。

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