JP4186392B2 - 呼気測定器及び呼気測定機能を有するマイク応用装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、呼気をセンサに吹きかけて呼気中の特定成分の濃度を測定することにより口臭測定を行ったり、アルコール測定を行ったりする呼気測定器に関する。
また、本発明は呼気測定機能を搭載したマイク応用装置(電話、拡声器、ハンズフリーマイク等)に関する。
【0002】
【従来の技術】
口臭は周囲の人に不快感を与えることから、口臭を気にする人が多くなっており、口臭について簡単に測定する装置が必要になってきている。そのため、既に「口臭チェッカー」等の商品名で口臭測定器が商品化されている。市販されている口臭測定器は、呼気中の揮発性物質を指標として測定するものが一般的であり、中でもメチルメルカプタンは口臭強度と強い相関関係があることから、市販の製品はこの物質の呼気中濃度から口臭強度の判定を行うようにしている。
【0003】
また、飲酒運転による事故防止等の必要から血中アルコール量測定が行われるが、簡易な血中アルコール量の指標として呼気に含まれるアルコール濃度をモニタすることが警察で採用されている。運転手のアルコール量チェックを行う場合の呼気中アルコール測定としては、被験者に風船を渡し風船内に呼気を吹き込むようにして呼気をサンプリングし、これを専用の測定器あるいは吸着管に送るようにして測定する方法が用いられている。
【0004】
一般に、口臭測定でのメチルメルカプタンの検出やアルコール測定でのエタノールの検出には小型でしかも応答性に優れている酸化物半導体検出素子が用いられる。酸化物半導体素子は、その表面にメチルメルカプタン等のにおい物質、あるいはエタノール等の有機ガスが吸着することにより素子の電気抵抗が大きく変化する性質を有しているので、素子に呼気を吹き付ける前後の電気抵抗(あるいは電気伝導度)の変化をモニタすることによりその変化量から口臭、アルコール量の測定を行うようにしたものである(例えば特願平10−297675号参照)。電気抵抗のモニタは周知の簡単な電流測定回路を構成することにより達成できる。
【0005】
このような酸化物半導体検出素子をガスセンサとして用いた口臭測定器やアルコール測定器のような呼気測定器では、測定器本体の一部にセンサを取り付けてあり、被験者がこのセンサに向けて呼気を吹き付けると呼気中の特定成分がセンサに吸着し、これによる電気抵抗変化に基づいて測定結果を判定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の呼気測定器は、上述したように吹き付けられた呼気に基づいて変化した電気抵抗値等から単に機械的に測定結果を出力している。しかしながら、同じ被験者が、時間を隔てず連続して測定した場合においても測定値が大きく変動することがあり、口臭やアルコールを正確に測定できないと思われる場合があった。そこで本発明は測定結果が変動する原因を追求し、その考察をもとに、繰り返して測定した場合においても安定した測定結果が得られるようにした呼気測定器を提供することを目的とする。
【0007】
また、呼気測定といっても口臭測定では主として口腔内の呼気を問題とし、アルコール測定では口腔内よりも深部(胃に近い部分)からの呼気を問題とする。したがって、口腔内から発する呼気以外の呼気を集めて測定しても正確な口臭測定ができないし、深部から発する呼気以外の呼気を集めて測定しても正確なアルコール測定はできない。そこで本発明は、口臭測定の場合には口腔内の呼気を測定でき、アルコール測定の場合には深部の呼気を測定できるようにして、本来測定すべき部位からの呼気を測定ガスとして測定できるようにした呼気測定器を提供することを目的とする。
【0008】
さらに本発明は電話やハンズフリーマイクのようなマイクを必須とする器具に簡単な付属部品を装着することにより、これらの器具に本来有していない機能を付加して付加価値を高めることを目的とし、特に携帯電話のように携帯性のある製品の付加価値を高めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本発明の呼気測定器は、口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、音声センサと、音声センサからの信号に基づいて被験者によるガスセンサへの呼気の吹付状態を判断する制御部を備えたことを特徴とする。
【0010】
同一人物による呼気測定を繰り返し、その結果のばらつきを調査した結果、同一人が繰り返し呼気測定を行った場合、ガスセンサへの呼気の吹付状態が変動すれば測定値が変動することが判り、呼気の吹付状態が測定結果を大きく左右することが判明した。そのため、常に一定の調子で呼気を吹き付けて測定を行う必要がある。
本発明では、被験者による呼気の吹付状態を一定にするために、被験者に積極的に発声してもらい、声の状態で吹付状態を判断する。このようにして被験者の声の調子が一定になるように導き、声の調子が許容範囲内に達しているときにガスセンサによる測定を行う。したがって、常に一定の発声状態、即ち一定の吹付状態での呼気のサンプリングを行うことができる。
【0011】
また、発声状態を変えることによって口腔内の呼気をサンプリングすることも、深部からの呼気をサンプリングすることも可能になる。そのため、測定目的ごとに最適な部位からの呼気が集められるように教示手段によってその呼気を収集しやすいような発声状態を教示するようにする。この教示にしたがって被験者が呼気を出すことにより、測定に適した呼気を集めることが可能になる。
【0012】
吹付状態の判断方法は、測定対象物質により異なる。口臭のときは音量レベル(声の大きさ)の経時変化で判断する。即ち、口腔内のメチルメルカプタン濃度の測定を行う場合に、メチルメルカプタンの濃度が低いため(80PPB程度)、呼気の速度が早過ぎると測定値にばらつきが生じ易くなる。そこで呼気の速度が最適となるようにして測定を行うために、声の音量レベルの経時変化をモニタして、これが目標値(最適曲線)に近づいたときの測定データから口臭測定を行うようにする。
【0013】
また、アルコール測定のときの吹付状態の判断は、声に含まれる特定周波数の大きさ(高い声か低い声か)、声の音量レベル(音の大きさ)による。即ち、アルコール測定では口腔内のアルコールを測定しても意味がなく、深部(胃に近い部分)からの呼気のアルコール濃度を測定する必要がある。そのため腹式呼吸による呼気となるように低音の音をしばらく発声させることにより深部からの呼気を出させるようにして適当な呼気を採取しアルコール測定を行うようにする。
このようにして声を用いて吹付状態を適当な状態にした上で測定を行い、そのデータから口臭やアルコール測定を行う。
【0014】
本発明では、音声センサを用いる。電話の受話器・拡声器・ハンズフリーマイク等のマイクを使用するマイク装置では、音声センサとしてのマイクが本来的に備えられている。そこで、電話等にガスセンサを取り付け、マイクで捉えた声の信号を利用して発声状態を一定にすることにより、再現性・信頼性の高い口臭測定機能やアルコール測定機能を備えた電話等を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。図1は本発明の一実施例を示す呼気測定器の外観図である。この実施例の呼気測定器は、携帯電話を利用したものであり、したがって携帯電話としての機能を発揮するに必要な周知の構成はすべて内蔵しているものであるが、本発明の本質部分である呼気測定機能の実施にも必要な共通部分以外の携帯電話のみに関する部分の説明については省略する。
【0016】
図に示すように、この呼気測定器1は、携帯性に富んだ本体ケース2に収納されている。本体ケース2には呼気測定器として使用するときと携帯電話として使用するときのいずれにも共用される、LCDからなる表示部3、必要な入力を行うボタン式の設定キー4(各キーには特定の数字が割り付けられるとともに、「確定」、「訂正」、「リセット」等の操作に必要な機能が割り付けられている)、マイク5の各部が設けられている。また、携帯電話として使用するときに相手方からの声を聞くためのスピーカ6も取り付けられている。このスピーカ6は呼気測定器として用いる場合には必ずしも必要となるものではないが、各種メッセージを表示部に表示する際に同時に音声としてもメッセージを発する場合には必要となる。
【0017】
マイク5に近接してガスセンサ6、ガスセンサ6を遮蔽するためのセンサカバー7が取り付けられている。センサカバー7は手動で開閉可能になっている。マイク5とガスセンサ6とは、被験者がマイク5に向かって発声したときに、被験者の息がガスセンサ6にも吹き付けられる位置関係とすることが好ましい。また、センサカバー7に開閉駆動機構を設けて、測定時に連動して自動開閉するようにしてもよい。
【0018】
ガスセンサ6は、測定対象物質によって最適な検出素子が選択して用いられる。例えば、メチルメルカプタン濃度から口臭測定を行う場合では、酸化亜鉛を主成分とする酸化物半導体素子が適している。また、アルコール測定では酸化錫を主成分としる酸化物半導体検出素子が適している。センサは必ずしもひとつにする必要はなく複数の異なる種類のセンサを用いてもよい。本説明では簡略化のために、口臭測定、アルコール測定のいずれも1つのセンサ(それぞれ口臭センサ11、アルコールセンサ12と呼ぶ)により測定することとする。なお、感度さえ問題とならなければ、口臭センサとアルコールセンサとを1つのセンサで共用すること(例えば酸化錫を用いる)も可能である。
【0019】
図2は本発明の呼気測定器の制御系を示す概略構成図である。制御部10はCPU、メモリ(必要な場合は音声メモリも含む)を含み、メモリには呼気測定器1の制御を行うプログラムが記憶されており、システム全体の制御を行う。なお、携帯電話として用いる場合もこの制御部10により携帯電話機能が発揮されるように制御される。
【0020】
ガスセンサ6を構成する口臭センサ11及びアルコールセンサ12はそれぞれ検出回路13、14を介して制御部10に接続される。検出回路13、14は、呼気が吹き付けられる前後の電気抵抗あるいは電気伝導度の変化を検出するための回路である。検出回路13、14からの出力信号は制御部10に送られる。
【0021】
マイク5からの音声信号は2方向に送られる。そのうちの1つはフィルタ回路16を介して音量測定回路18に送られる。フィルタ回路16は、音声信号を周波数ごとに分離するもので、400Hz、600Hz、1KHzの3つの異なる周波数のバンドパスフィルタが用いられている。音声信号がフィルタ回路16を通過することにより、400Hz、600Hz、1KHzの3つの異なる周波数に分離されて音量測定回路18に送られるのでそれぞれの周波数帯域の音量レベルが別々に計測される。音量測定回路18に送られた信号は、アルコール濃度測定に用いられる。この3つの周波数の音量のうち、中央の600Hzの音量レベルが音量判断の基準となる。400Hzと1KHzは音質(高い声、低い声)の判断の基準に用いられる。600Hzの音量レベルについては、基準レベルが定められている。この基準レベルより大きい音量が発声されたときは音量としては十分であると判断される。また、400Hzと600Hzと1KHzとの音量レベルの比較により、400Hz側にシフトしていると音質が低すぎると判断し、1KHz側にシフトしているときは音質が高すぎると判断される。
【0022】
また、マイク5からの音声信号は、ボイスレコーダ20にも送られる。このボイスレコーダ20は、短時間(1秒程度)の音量レベル変化を記録できるものである。ボイスレコーダ20に送られた信号は、口臭測定に用いられる。被験者が発声した音声信号はボイスレコーダ20にて時間−音量データとして取り込まれる。予め口臭測定に適した、最適な呼気速度の変化に対応する理想的な時間−音量データ曲線を求めておくことにより、このデータと実測定時の時間−音量変化のデータと比較することにより、理想データに近いときの測定データのみを採取することで正確な測定が行われる。
【0023】
キー入力部22は、測定に必要な情報を入力するためのもので、本実施例では携帯電話の設定キー4を利用している。即ち、設定キー4の特定ボタンに「携帯電話モード」と「呼気測定モード」との選択機能を割り付けておき、その特定ボタンに対する特定操作(例えば5秒間ボタンを押し続ける)により携帯電話モードから呼気測定モードに切り替わるようにしてある。そして呼気測定モードに切り替えられたときには呼気測定に必要な機能が他の特定ボタンにそれぞれ割り付けられるようになっている。ここで呼気測定に必要な機能としては「口臭測定・アルコール測定選択機能」、アルコール測定では「周波数帯域変更機能」「基準音量レベル変更機能」等、口臭測定では「ボイスレコーダ測定値の許容範囲変更機能」等がある。もしもこれらの設定を変更したいときはこれらをボタンを押すことにより設定変更が可能となる。
【0024】
表示部24は被験者に各種のメッセージを表示するためのものであり、本実施例では携帯電話の表示部3を利用している。
【0025】
スピーカ26は被験者に各種のメッセージを音声信号として発するものであり、本実施例では携帯電話のスピーカ6を利用している。なお、携帯電話として使用するときはスピーカ6は耳元に近づけて使用するが、呼気測定器として使用するときは耳元から離して使用するのでスピーカのボリュームは携帯電話のときと呼気測定器のときとで自動的に切り替わるようにしている。
【0026】
以下に、アルコール測定・口臭測定の動作をそれぞれ図を用いて説明する。
最初にアルコール測定について説明する。
図3はアルコール測定のときの動作を示すフローチャートであり、図4はアルコール測定の際に、被験者にアルコール測定に適した呼気を吹き付けるように促すための表示を行う表示部6の表示画面である。
設定キー4への入力操作によりアルコール測定のモードに切り替えられる(st30)と、アルコールセンサ12がON状態となる(st31)。続いて表示部3(24)に「10秒間発声して下さい」とのメッセージが表示される(st32)。このときスピーカ6(26)からも同様のメッセージが音声として発せられる(以下の動作において、言葉によるメッセージを画面上に表示するときには、そのメッセージを音声としても発するが、それぞれの画面で音声が発せられることの説明は省略する)。
【0027】
続いて表示画面3(24)には、図4に示すような横軸に周波数、縦軸に音量レベルを示すグラフ画面が表示される。グラフ画面上には横軸に400、6001KHzの3つの周波数が表示され、被験者が発声すると各周波数の音量が棒グラフとして表示される状態で待ち状態になる。なお、600Hzの帯域については基準レベルのラインが表示されており「ここまで出して下さい」とのメッセージが付されている。そして被験者がマイク5(12)に向けて声を出すと音声信号はフイルタ回路16で周波数帯域ごとに分離されて音量測定回路18に送られ、各周波数の音量レベルが測定されて検出結果が制御部10に送られ、表示部3(24)において各周波数ごと棒グラフで音量が表示される。3つの周波数帯域の音量レベルのうちの600Hzの音量が最大であるかが制御部10にて判断され(st33)、もしも400Hzが最大となっているときは「高い声を出して下さい」、1KHzが最大となっているときは「低い声を出して下さい」とのメッセージを表示する(st34)。そして、再測定のため「10秒間発声して下さい」とのメッセージ表示画面に戻ってやり直す(st32)。
600Hzの音量が最大であるときは、音質については適当であると判断し、次のステップに進む。
【0028】
次に、600Hzの音量レベルが基準レベルを超えているかが判断され(st35)、「st32」の表示から3秒以内に音量が基準レベルに達していない時は音量が不適当と判断されて「大きな声を出して下さい」とのメッセージを表示する(st36)。そして、再測定のため「10秒間発声して下さい」とのメッセージ表示画面に戻ってやり直す(st32)。600Hzの音量レベルが基準レベル以上になると音量については適当であると判断し次のステップに進む。
【0029】
このようにして3秒以内に音質、音量がともに適当と判断されると、5秒経過時点で「測定開始」のメッセージとともに「カバーを開いて下さい」とのメッセージが表示される(st37)。この表示を見た被験者がセンサカバー7を開くことにより、呼気がアルコールセンサ12に吹きかけられるようになり、5秒経過以降のデータが採取され(st38)、アルコール測定が実行される。なお、センサカバー7に自動開閉機構が取り付けられているものでは、「測定開始」のメッセージ表示と同時に、制御部10から自動開閉機構に開信号が送られることにより、センサカバー7が開かれる。
測定が実行されると、アルコールセンサセンサの出力値を元にアルコール濃度が推定され(st39)、表示画面に推定値が表示される(st40)。
測定が終了すると「測定終了」のメッセージとともに「カバーを閉じて下さい」とのメッセージが表示される(st41)。センサカバー7の自動開閉機構が取り付けられているときは、閉信号が送られてセンサカバー7が閉じられる。
【0030】
つぎに口臭測定について説明する。
図5は口臭測定のときの動作を示すフローチャートであり、図6は口臭測定の際に、被験者に口臭測定に適した呼気を吹き付けるように促すための表示を行う表示画面である。
【0031】
設定キー4への入力操作により口臭測定のモードに切り替えられる(st50)と、口臭センサ11がON状態となる(st51)。続いて呼気内に口臭物質を溜めるため、表示部3(24)に「5秒間口を閉じて下さい」とのメッセージが表示される(st52)。これにより被験者は口腔内に呼気をしばらく滞留させるように促される。
【0032】
続いて表示画面3(24)に「「パッ」と発声し、ボイスメータの目標値に近付けてください」と表示する(st53)。これにより被験者は呼気を吹き付けるときに大きく口を開いて呼気を吹きかけるように促される。
続いて表示画面は図6に示すような横軸に時間、縦軸に音量レベルを示すグラフ画面が表示される。グラフ画面上には目標値となる音量変化曲線が実線で表示され、被験者が発声すると測定値が破線で表示される状態で待ち状態になる。この目標値は呼気の吹付速度が測定に適した状態であるときの音量変化を予め求めたものである。そして被験者がマイク5(12)に向けて「パッ」という声を出すと音声信号はボイスレコーダ20に送られ、音量レベルの経時変化が測定されて制御部10に送られ、表示部3(24)において破線により測定値である音量変化曲線が表示される。目標値と測定値との差が許容範囲であるかを制御部10により判断され(st54)、許容範囲から離れているときは「目標値から離れています」とのメッセージが表示されて被験者に呼気の吹付速度を調整するように促す(st55)。そして、再測定のため「「パッ」と発声し、ボイスメータの目標値に近付けてください」とのメッセージ表示画面に戻ってやり直す(st53)。
【0033】
目標値と測定値との差が許容範囲内であるときは「測定開始」のメッセージととして、「測定を始めますので前回と同様に発声して下さい」「カバーを開いて下さい」とのメッセージを表示する(st56)。これにより、被験者は、センサカバー7を開いて練習時と同様の発声をするようにして呼気を吹き付けることにより、口臭測定に適した呼気が口臭センサ11に吹き付けられる(st57)。なお、このとき口臭センサ測定と同時にボイスレコーダによる音量レベルの経時変化も同時にモニタしておき(st57、58)、目標値から離れた場合には「目標値から離れています」とのメッセージを表示して(st55)、再測定を促す(st53)。センサカバー7に自動開閉機構が取り付けられているときは先の例と同様に測定開始(測定終了)と同時にセンサカバーが自動的に開閉されることは言うまでもない。
【0034】
音量レベルが許容範囲内となって測定に成功したとき(st59)は、採取データからメチルメルカプタン濃度が推定され(s60)、その濃度に基づいて口臭の程度が表示される(st61)。しばらくして「測定終了」のメッセージと、「カバーを閉じて下さい」のメッセージが表示され、測定を終了する(st62)。
【0035】
なお、本実施例ではマイクで捉えられる声の音量レベルにより吹付速度を判断するようにしたが、別に音圧センサーを取り付けて測定してもよい。感度的に十分であれば感圧センサを用いてもよい。本発明においてはこのようなものも音声センサーに含まれるものとして扱う。
【0036】
本実施例では、表示画面により(あるいは表示画面とともに音声により)、逐次、被験者に適当な呼気の吹付状態を促すようにしていたが、装置を簡略にする必要があるときは教示情報を示すことなく、被験者に測定を行わせ、アルコール測定においては所定周波数の音量レベルが基準レベルに達した場合にのみ測定を行い、口臭測定においては音量レベルの経時変化における目標値と測定値との差が許容範囲内の場合のみ測定を行い、それ以外は結果を出力しないようにしてもよい。この場合は取扱説明書等で、発声方法を詳しく説明するようにして教示するようにしておき、被験者は説明にしたがって何度か練習をすることにより適切な吹付状態を把握することになる。
【0037】
本実施例では、携帯電話を利用した呼気測定器を示したが本発明はこれに限らない。音声を電気信号に変換するマイクを利用したマイク応用装置であれば、マイクを音声センサとして利用できるので本発明を実施するのに都合がよい。たとえば、拡声器、ハンズフリーマイク等に適用できる。このように電話器(携帯電話を含む)やマイク応用装置に、本発明の呼気測定機能を備えることにより、電話器やマイクに別異の利用価値が生まれることになり、その製品の付加価値が格段に向上する。もちろん、呼気測定器を単独の製品として市販できることは言うまでもない。
【0038】
本実施例で示した発声方法は一例に過ぎない。測定対象に応じて適当な発声を方法を用いればよいことは言うまでもない。
以下に本発明の実施態様をまとめておく。
(1)口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、ガスセンサの遮蔽するためのセンサカバーと、センサカバー開閉駆動機構と、音声センサと、音声センサからの信号に基づいて被験者によるガスセンサへの呼気の吹付状態を判断するとともに、センサカバー開閉駆動機構の制御を行う制御部を備えたことを特徴とする呼気測定器。本実施態様によれば、測定に適した呼気を採取するタイミングを誤ることなく測定することができる。
(2)口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、マイクと、マイクからの音声信号に基づいてガスセンサへの被験者による呼気の吹付状態を判断する制御部と、吹付状態が適当でない場合に被験者に適当な吹付状態にするための情報を与える教示手段とを備えたことを特徴とする呼気測定器。
(3)口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、マイクと、マイクからの音声信号のうちの特定周波数帯域の音量に信号に基づいてガスセンサへの被験者による呼気の吹付状態を判断する制御部と、吹付状態が適当でない場合に被験者に適当な吹付状態にするための情報を与える教示手段とを備えたことを特徴とする呼気測定器。
(4)口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、呼気の成分を検出するためのガスセンサと、マイクと、マイクからの音声信号の経時変化をモニタするボイスレコーダと、ボイスレコーダからのデータに基づいてガスセンサへの呼気の吹付状態を判断する制御部と、吹付状態が適当でない場合に被験者に適当な吹付状態にするための情報を与える教示手段とを備えたことを特徴とする呼気測定器。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば被験者の性別や体格によらず同じ条件下での呼気で測定することができるので、測定の再現性・信頼性を向上させることができる。
【0040】
また、アルコール測定においては深部からの呼気で測定でき、口臭測定においては口腔内からの呼気で測定できるので、本来測定すべき部位の呼気を測定ガスとして測定することができ、正確な測定を行うことができる。
【0041】
さらに本発明は電話やマイクのようなマイクを必須とする応用器具に簡単な付属部品を装着することにより、付加価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である呼気測定器の外観構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例である呼気測定器の概略構成を示すブロック図。
【図3】アルコール測定のときのフローチャートの一例を示す図。
【図4】アルコール測定のときの表示画面の一例を示す図。
【図5】口臭測定のときのフローチャートの一例を示す図。
【図6】口臭測定のときの表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1:呼気測定器
2:本体ケース(携帯電話ハウジング)
3、24:表示部
4:設定キー
5、26:マイク
6:スピーカ
7:センサカバー
8:ガスセンサ
10:制御部
11:口臭センサ
12:アルコールセンサ
16:フィルタ回路
18:音量測定回路
20:ボイスレコーダ

Claims (5)

  1. 口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、
    呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、音声センサと、音声センサからの信号に基づいて被験者によるガスセンサへの呼気の吹付状態を判断する制御部を備えたことを特徴とする呼気測定器。
  2. 口腔からの呼気を測定するための呼気測定器であって、
    呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、音声センサと、音声センサからの信号に基づいて被験者によるガスセンサへの呼気の吹付状態を判断する制御部と、吹付状態が適当でない場合に被験者に適当な吹付状態にするための情報を与える教示手段とを備えたことを特徴とする呼気測定器。
  3. 音声センサとしてマイク応用装置のマイクを利用したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の呼気測定器。
  4. マイクを備えたマイク応用装置であって、呼気中の成分を検出するためのガスセンサと、マイクからの信号に基づいて被験者によるガスセンサへの呼気の吹付状態を判断する制御部を備えたマイク応用装置。
  5. マイク応用装置が電話であることを特徴とする請求項4に記載のマイク応用装置。
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