JP4186056B2 - ドアチェッカー用保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転動体を用いて自動車のドアを所定の開状態に保持するドアチェッカーにおいて転動体を保持する保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアを所定の位置で開状態に保持するためのドアチェッカーは、例えば、図11に示すように、一端部が自動車の車体本体51に揺動自在に支持されたレバー53と、ドア55側に取り付けられレバー53を挟持する一対の保持具57とを備えている。保持具57は、外周面がレバー53上を転動する円筒体59と、この円筒体59を回転自在に支持するとともにバネ61によって付勢され円筒体59をレバー53側に押圧する支持本体63とを有している。円筒体59は、その内部に軸部材65が挿通されており、この軸部材65によって回転自在に支持されている。
【0003】
上記のように構成されたドアチェッカーは、次のように動作する。すなわち、図11の状態から同図中のX方向にドア55を開放すると、ドア55が円弧状の軌道を通って開放するのに伴ってレバー53が揺動し、このレバー53上を円筒体59が転動する。そして、円筒体59がレバー53の中間部に形成された凹部(係合部)53aに係合すると、ドア55が開位置に保持される。なお、レバー53の他端部には抜け止め用のストッパー67が設けられており、ドア55が全開位置まで開放されると、このストッパー67が保持具57の側面に係合し、それ以上のドア55の開放が防止される。
【0004】
また、上記と同様のドアチェッカー用保持具としては、例えば特許文献1に示すものがある。この保持具では、両端部に支軸が突設された円筒体を用い、支持本体に形成された軸受孔に支軸を挿通した後、軸受ブッシュにより支軸と軸受孔との間の隙間を埋めることで、円筒体を支持本体に固定している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−129818号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図11に示すような保持具57は、次のようにして組み立てられるのが一般的である。すなわち、まず、図12(a)に示すように、円筒体59を支持本体63に対して所定の装着位置に保持し、軸部材65を支持本体63及び円筒体59に挿通した後、図12(b)に示すように、軸部材65の両端部を支持本体63に対して加締め等で固定している。
【0007】
しかしながら、このように保持具57を組み立てるには、軸部材65を挿入する工程と、軸部材65の両端部を支持63に対して加締めるという2つの工程を経なければならず、また軸部材65自体が小さい部材であるため、製造工程が煩雑になるという問題があった。
【0008】
また、特許文献1に記載の保持具では、円筒体を固定するのに、軸受けブッシュの取付という作業が必要になるため、製造工程が煩雑になるという問題があった。
【0009】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、保持具の組立を容易に行うことができるドアチェッカー用保持具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、転動体と、当該転動体を支持する支持本体とを備え、自動車の車両本体又はドアのいずれか一方に揺動自在に支持されるレバー上を前記転動体が回転しつつ、前記レバーに設けられた係合部と前記転動体とが係合することにより前記ドアを所定の開状態に保持するドアチェッカー用保持具であって、上記目的を達成するため、前記支持本体は、前記転動体を収容する収容部を備え、当該収容部内には、前記転動体を回転自在に支持する支持曲面を有するとともに前記支持本体よりも剛性の高い支持部材が設けられており、前記支持曲面は、前記転動体の半径よりも大きい曲率半径を有し、前記転動体は、前記レバー上を転動する部分が前記支持本体の外部へ露出するとともに、その転動中心が前記収容部の内部に位置するように収容され、前記収容部は、その開口周縁部によって前記転動体を当該収容部内に保持可能に構成されており、少なくとも前記開口周縁部が可撓変形することで、前記転動体が前記収容部内に装着されることを特徴とすることを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、保持具を組み立てる際に、転動体を収容部の開口周縁に押し付けて開口周縁を可撓変形させながら、さらに押し込むと、転動体を収容部内に簡単に装着することができる。したがって従来例のように円筒体に挿通する軸部材や、軸受ブッシュ等が不要となり、組み立て作業を容易にしかも短時間で行うことができる。
【0012】
また、収容部内には支持部材が配置され、転動体はこの支持部材上を回転するようになっている。ここで、支持部材は、可撓変形する支持本体よりも剛性の高い材料で構成されているため、その表面上で転動体が回転しても変形しにくく、その結果、転動体を安定して回転させることができる。なお、支持部材は、少なくとも可撓変形する支持本体よりも剛性の高い(例えばヤング率の高い)材料で構成する必要があるが、例えば鋼板、銅板、アルミ板等の金属、その他アルミナ(Al23)、シリカ(SiO2)等のセラミック板で形成することができる。また、本発明に係る転動体は、球体であってもよいし、或いは円筒体であってもよく、要するに支持本体内を安定的に回転できるようになっていればよい。
【0013】
また、上記支持曲面、転動体の半径よりも大きい曲率半径を有している。こうすることで、支持曲面と転動体とは線接触することになるため、両者の間に生ずる摩擦抵抗を低減することができる。その結果、転動体をさらに回転しやすくすることができる。
【0014】
また、転動体が円筒体で構成されているとき、支持曲面はこの円筒体に対応するように断面円弧状に形成されるが、この場合、支持曲面に前記円筒体の回転方向に延びる複数の溝を形成することが好ましい。このようにしても、支持曲面と円筒体との摩擦抵抗を低減することができる。
【0015】
また、転動体と支持部材との摩擦抵抗を低減する方法としては、例えば支持部材を潤滑性材料で被覆する方法がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明に係るドアチェッカー用保持具の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る保持具が用いられるドアチェッカーの構成は、従来例とほぼ同様であるため、同一構成については、同一符号を付してその説明を省略する。図1はドアチェッカーを示す断面図、図2は保持具の斜視図、図3は保持具の側面断面図(a)及び正面断面図(b)である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態に係るドアチェッカー用保持具1は、上下両面からレバー53を挟持するためのものであり、各保持具1は、金属、樹脂或いはセラミックで構成されレバー53上を転動する円筒体3と、この円筒体3を回転自在に支持する支持本体5とを備えている。支持本体5は、ケース部材6に収容されており、バネ61によって付勢されて円筒体3をレバー53に対して押圧するように構成されている。本実施形態では、バネ61により支持本体5を付勢しているが、支持本体5をレバー53側に付勢可能な弾性体であればよく、例えばゴムを用いることもできる。或いは、一方の保持具1を固定し、他方の保持具1のみをバネ、或いはゴム等の弾性体で付勢するようにしてもよい。
【0018】
図2に示すように、支持本体5は、可撓変形可能なプラスチック等の樹脂材料で一体成形されたものであり、円筒体3を収納する本体部7と、本体部7の両側に形成された側面部9とを備えている。各側面部9には、後述するように円筒体3の外周面が露出する側に突起11が形成されており、2つの支持本体5を各突起11が当接するように配置することで、対向する円筒体3間にレバー53が挿通可能な空間が形成される。なお、支持本体を構成する材料は、可撓変形可能な材料であれば特に限定されることはなく、例えば上記プラスチック等の樹脂材料を用いることができる。また、このような樹脂材料にガラス繊維を混入して強度を高めたり、或いはカーボンを混入して円筒体との摺動性を高めることもできる。
【0019】
図2及び図3に示すように、本体部7には、円筒体3が収容される凹状の収容部13が形成されている。収容部13は断面円弧状に形成されており、その壁面に沿って支持部材14が配設されている。この支持部材14は、断面半円状の樋形の鋼板によって形成されており、円筒体3を回転自在に支持している。このとき、円筒体3は、その回転中心(転動中心)Oが収容部13の内部に位置するように配置され、外周面の一部が収容部13の外部に露出してレバー53上を転動するようになっている。収容部13の開口の幅Wは、円筒体3の直径Dよりも小さく形成されており、開口周縁部13aによって円筒体3が支持本体5から抜け出るのを防止している。
【0020】
図4に示すように、支持部材14において円筒体3を支持する支持曲面14aには、潤滑剤がコーティングされており、円筒体3を回転しやすくしている。ここで用いられる潤滑剤としては例えば、二硫化モリブデン(MoS2)やフッ素樹脂を用いることができる。また、支持部材14における支持曲面14aの曲率半径Rは、円筒体3の半径rより若干大きくなっており、これによって円筒体3と支持部材14とを線接触させている。なお、支持部材14は、収容部13の壁面全体に設けられているのではなく、上記のように断面半円状に形成され円筒体3の下半分を支持している。これは、後述するように支持部材14が収容部13の開口周縁部13aまで延びていると、開口周縁部13aの可撓変形を妨げるからである。
【0021】
上記のように構成された保持具1の組立は、図5に示すように行う。すなわち、円筒体3を収容部13の開口周縁部13aに当接させた状態で押圧し、開口周縁部13aを可撓変形させることで行う。これにより、収容部13の開口が広がり円筒体3が収容部13内に装着される。円筒体3の収容後は、可撓変形した収容部13の開口が元の状態、つまり開口の幅Wが円筒体3の直径Dより小さい状態に戻り、円筒体3が収容部13から抜け出るのが防止される。
【0022】
以上のように本実施形態によれば、支持本体5に断面円弧状の収容部13を形成し、この収容部13内に円筒体3の回転中心が収容部13の内部に位置するように円筒体3が収容されており、可撓変形可能な開口周縁部13aにより円筒体3が抜け出ないように収容部13内に保持している。そのため、保持具1を組み立てる際に、円筒体3を支持本体5に押し込みながら、収容部13の開口周縁部13aを可撓変形させることで、円筒体3を簡単に支持本体5に装着することができる。また、円筒体3は、一旦収容部13内に収容されると開口周縁部13aにより確実に保持される。したがって、従来例のように円筒体に挿通する軸部材等が不要になり、組立作業を容易にしかも短時間で行うことができる。
【0023】
さらに、円筒体3は鋼板からなる支持部材14上を回転するため、次のような利点がある。すなわち、支持部材14は、可撓性のある支持本体5に比べて剛性が高いため、円筒体3が回転しても撓み等の変形が生じにくくなっている。そのため、円筒体3の回転を安定的に支持することができ、レバー上を円滑に回転させることができる。その結果、ドアの開閉をスムーズに行うことができ、ドアチェッカーとしての性能を向上することができる。
【0024】
また、円筒体3は上記のように支持部材14と線接触しているため、両者の間に生ずる摩擦抵抗を低減することができる。その結果、円筒体をさらに円滑に回転しやすくすることができる。
【0025】
なお、円筒体3と支持部材14との摩擦抵抗を低減するためには、支持部材14を図6のように構成することもできる。すなわち、図6(a)に示すように、支持曲面14aの周方向、つまり円筒体3の回転方向に沿って複数の溝14bを形成して、円筒体3と支持曲面14aとの接触面積を小さくするとともに、その表面に潤滑剤Cをコーティングする。このとき、図6(b)に示すように、支持曲面14a表面の断面(例えば、図6(a)のA−B線断面)を円筒体3の軸方向に沿ってを波形に形成すると、円筒体3と支持部材14との接触面積がさらに小さくなり、摩擦抵抗を低減することができる。
【0026】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7(a)は、第2実施形態に係る保持具の平面図、図7(b)は図7(a)の断面図である。なお、ドアチェッカーの保持具以外の構成は、従来例と同様であるため、その説明を省略する。
【0027】
図7に示すように、本実施形態に係るドアチェッカー用保持具21は、球体23と、これを回転自在に支持する支持本体25とから構成されている。支持本体25には、内壁面が略球状に形成された収容部27が設けられており、この収容部27の壁面に沿ってカップ状の支持部材28が配設されている。そして、球体23は、この支持部材28上でその下半分が回転自在に支持されている。このとき、球体23は、その回転中心Oが収容部27の内部に位置するように配置され、表面の一部が収容部27の外部に露出した状態でレバー53上を回転するようになっている。
【0028】
収容部27の開口は円形に形成されており、その直径Lは球体23の直径Dよりも小さく形成されている。この開口の周縁部27aによって球体23が支持本体25から抜け出るのを防止している。また、開口周縁部27aには、等間隔に4つの切欠27bが形成されており、この切欠27bにより開口周縁部27aの可撓変形が容易になる。
【0029】
図8は、支持部材の斜視図である。同図に示すように、支持部材28において円筒体3を支持する支持曲面28aには、第1実施形態と同様に潤滑剤がコーティングされており、円筒体3を回転しやすくしている。また、支持曲面28aの曲率半径Rも同様に球体23の半径rより若干大きくなっている。さらに、支持部材28は上記のようにカップ状に形成されているため、第1実施形態と同様に、その縁部が収容部27の開口周縁付近まで到達しないようになっている。
【0030】
保持具21の組立は、第1実施形態と同様に、球体23を収容部27の開口周縁部27aに押圧し、開口周縁部27aを可撓変形させることで行う。これにより切欠27bによって4つに分割された収容部27の開口が押し広げられ、球体23が収容部27内に装着される。
【0031】
以上のように本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、球体23を押し込むだけで支持本体25に装着できるため、保持具21の組立を容易にかつ短時間に行うことができる。しかも、鋼板からなる支持部材28で球体23を支持しているため、球体23を安定的に回転させることができる。さらに、球体23は回転方向が制限されないため、レバー53の揺動運動に対してより柔軟に対応することができ、レバー53を確実に挟持することができる。また、球体23は、汎用品を利用できるためコストを低減できるという利点もある。
【0032】
上記第2実施形態では、1個の球体23を使用しているが、図9に示すように、2個、或いはそれ以上の球体23を配置して保持具を構成してもよい。
【0033】
また、支持本体25をさらに可撓変形しやすい材料で形成する場合には、図10に示すように、収容部27の開口周縁部27aに切欠を設けないようにすることもできる。
【0034】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記各実施形態では、一対の保持具でレバーを挟持しているが、1つの保持具と、転動体を具備しないシュー等とで、レバーを挟持するようにしてもよい。
【0035】
また、上記各実施形態では、支持部材14,28を鋼板によって形成しているが、変形しにくく剛性の高いものであれば、他の金属によって構成することができ、例えば、銅板、或はアルミ板を用いることができる。また、金属に限られず、支持本体よりも剛性の高いものであればセラミックス材料を使用することもできる。
【0036】
上記各実施形態では、支持本体を一の材料で一体的に成形したものを用いているが、例えば、円筒体或いは球体を保持する収容部の開口周縁部を別部材で構成することもできる。
【0037】
また、収容部の壁面、或いは支持曲面に溝を形成し、この溝に液状の潤滑剤を流すようにして、円筒体または球体との摩擦抵抗を低減するようにすることもできる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るドアチェッカー用保持具によれば、簡単な構成で、その組立を容易に行うことができ、しかも転動体を安定的に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るドアチェッカー用保持具が用いられるドアチェッカーの概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の保持具を示す斜視図である。
【図3】図2の保持具の断面図である。
【図4】図1の保持具に用いられる支持部材の斜視図である。
【図5】図1の保持具の組立を説明する図である。
【図6】支持本体の他の例を示す図であり、図6(a)は支持部材の斜視図、図6(b)は図6(a)のA−B線断面図である。
【図7】本発明のドアチェッカー用保持具の第2実施形態を示す平面図及び断面図である。
【図8】図7の保持具に用いられる支持部材の斜視図である。
【図9】第2実施形態に係るドアチェッカー用保持具の他の例を示す平面図である。
【図10】支持本体の他の例を示す断面図である。
【図11】従来のドアチェッカーを示す断面図である。
【図12】従来のドアチェッカー用保持具の組立を説明する図である。
【符号の説明】
1,21 ドアチェッカー用保持具
3 円筒体(転動体)
5,25 支持部材
13,27 収容部
13a,27a 開口周縁部
14,28 支持部材
14a,28a 支持曲面
14b 溝
23 球体(転動体)
51 車体本体
53 レバー
53a 凹部(係合部)
55 ドア

Claims (5)

  1. 転動体と、当該転動体を支持する支持本体とを備え、自動車の車両本体又はドアのいずれか一方に揺動自在に支持されるレバー上を前記転動体が回転しつつ、前記レバーに設けられた係合部と前記転動体とが係合することにより前記ドアを所定の開状態に保持するドアチェッカー用保持具であって、
    前記支持本体は、前記転動体を収容する収容部を備え、
    当該収容部内には、前記転動体を回転自在に支持する支持曲面を有するとともに前記支持本体よりも剛性の高い支持部材が設けられており、
    前記支持曲面は、前記転動体の半径よりも大きい曲率半径を有し、
    前記転動体は、前記レバー上を転動する部分が前記支持本体の外部へ露出するとともに、その転動中心が前記収容部の内部に位置するように収容され、
    前記収容部は、その開口周縁部によって前記転動体を当該収容部内に保持可能に構成されており、少なくとも前記開口周縁部が可撓変形することで、前記転動体が前記収容部内に装着されることを特徴とすることを特徴とするドアチェッカー用保持具。
  2. 前記転動体は球体で構成されている請求項1に記載のドアチェッカー用保持具。
  3. 前記転動体は円筒体で構成されている請求項1に記載のドアチェッカー用保持具。
  4. 前記支持曲面は、前記円筒体に対応するように断面円弧状に形成されるとともに、前記円筒体の回転方向に延びる複数の溝を有している請求項3に記載のドアチェッカー用保持具。
  5. 前記支持曲面は、潤滑剤で被覆されている請求項1から4のいずれかに記載のドアチェッカー用保持具。
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