JP4185976B2 - ジベンゾアゼピン化合物、該ジベンゾアゼピン化合物を骨格とする高分子、および有機薄膜el素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジベンゾアゼピン化合物を主鎖骨格とする高分子に関するものであり、この高分子は耐熱性、酸化防止性、光感受性を持つのでレジストとしての特性を持つとともに、有機薄膜EL素子の正孔輸送特性を保有する素材として利用できる。また本発明は、この高分子の原料モノマーとなる新規なジベンゾアゼピン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】
酸化を防止する機能を持つ化合物としてIssled. Obl. Fiz. Khim.. Kauch. Rezin. 2,14(1973).にフェナザシリン化合物が記載されている。また、特開平8−302339号公報、特開平10−218884号公報には、このフェナザシリン化合物を発光素子の正孔輸送材料として好適に用いらることが記載されている。これらの化合物は、可視光領域で大きな吸収を持たず、また高いガラス転移温度Tgを持つことから、発光素子の構成材料として用いた際に、通常の低分子化合物が時間の経過とともに結晶化し、界面が凸凹になることから電気短絡を起こすという欠点があるのに対し、フェナザシリン化合物は経時変化により結晶化の進行の少ないことが特徴となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、以上のべたような酸化防止機能を持ち、かつ高いガラス転移温度を持ち、更に発光素子の構成材料としても有用なフェナザシリン化合物について検討を重ねるうちに、フェナザシリン化合物の最低空分子軌道(LUMO)のエネルギー準位が高すぎるため、化合物のLUMOのエネルギー準位を下げることを試みたが、フェナザシリン化合物からの誘導体ではエネルギー準位に限界があり、その限界値より下げることが出来なかった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、酸化防止機能を持ち、かつ高いガラス転移温度を持つと共に、更に発光素子の構成材料としても有用な材料を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこの課題を解決するために、フェナザシリン化合物の誘導体のLUMOの計算から骨格類似物でもあるジベンゾアゼピン化合物の可能性を検討し、該化合物の合成、合成物の物性、そして具体的に有機EL素子としての応用例を提供することにある。
【0006】
即ち本発明は、下記式(1)で表される繰り返し単位構造を主鎖の骨格とする高分子に関する。
【0007】
【化4】
(式中、R1〜R4はそれぞれ独立にアルキル基、アリール基、アルコキシ基を示し、R5はアルキル基又はアリール基を示す。)
【0008】
又、本発明は、この高分子の製造方法に関し、下記式(2)で表されるジベンゾアゼピン化合物をニッケル錯体を用いた脱ハロゲン化カップリング反応下に重合させることで前記式(1)で表される繰り返し単位構造を主鎖の骨格とする高分子の製造方法に関する。
【0009】
【化5】
(式中、R1〜R4はそれぞれ独立にアルキル基、アリール基、アルコキシ基を示し、R5はアルキル基又はアリール基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)
【0010】
なお、上記式(2)で表される原料モノマーを含む下記式(3)で表されるジベンゾアゼピン化合物は新規化合物であり、これも本発明の範疇に属するものである。
【0011】
【化6】
(式中、R1〜R4はそれぞれ独立にアルキル基、アリール基、アルコキシ基を示し、R5はアルキル基又はアリール基を示し、X1、X2は各々独立にハロゲン原子、アルキル基又はアリール基を示す。)
【0012】
【発明の実施の形態】
フェナザシリン化合物の合成ではジフェニルアミンの2、2’の位置をハロゲン原子で置換したジフェニルアミンをまず合成し、ついでハロゲン原子をリチウムに置換し、ジクロロシランなどのモノケイ素化合物で脱リチオ化とケイ素1個で架橋・環化させている。それに対し、ジベンゾアゼピン化合物の合成ではジクロロジシランなどのケイ素2個で架橋・環化させている。ジベンゾアゼピン化合物の高分子化は最初にハロゲン化して、次いでニッケル錯体などを用いて脱ハロゲン化カップリング反応下に重合を行って、ジベンゾアゼピンを主鎖骨格とする高分子に変化させることにある。それゆえに、酸化防止、光感受性、あるいは正孔の輸送機能を果たす用途においても、スピンコートなど、成形加工でも非常に簡便な手法で薄膜化が出来るような素材を提供することができる。
【0013】
このような高分子はまた、アルキン、アルケン、キノンとの付加反応によって、ケイ素ケイ素結合間にさまざまな化合物を挿入させることも可能となる反応性を保持した素材を提供できることになる。
【0014】
式(1)〜(3)において、R1〜R4で表されるアルキル基としては、メチル、エチル、n−又はiso−プロピル、n−、iso−、sec−又はtert−ブチル、n−、iso−又はneo−ペンチル、n−ヘキシル、シクロヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル等の直鎖、分岐、環状の炭素数1〜10のアルキル基が挙げられる。
【0015】
式(1)〜(3)において、R1〜R4で表されるアルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、n−又はiso−プロポキシ、n−、iso−、sec−又はtert−ブトキシ、n−、iso−又はneo−ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ、シクロヘキシルオキシ、n−ヘプチルオキシ、n−オクチルオキシ等の直鎖、分岐、環状の炭素数1〜10のアルコキシ基が挙げられる。
【0016】
式(1)〜(3)において、R1〜R4で表されるアリール基としては、フェニル基、トリル基、ナフチル基、アントリル基等が挙げられる。
【0017】
式(1)〜(3)において、R5で表されるアルキル基、アリール基としては前記のアルキル基、アリール基が挙げられる。
【0018】
X、X1、X2で表されるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ、特に臭素原子である。又、X1、X2で表されるアルキル基、アリール基としては前記のアルキル基、アリール基が挙げられる。
【0019】
本発明のジベンゾアゼピン化合物の合成では、例えば、まずジフェニルアミン(a)の2、2’位置をフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、特に好ましくは臭素原子で置換した化合物(b)を合成し、ハロゲン原子をリチウムに置換(Li化)し、ついでジクロロジシランなどのケイ素化合物を添加して脱リチオ化するとともにケイ素−ケイ素で2つのベンゼン環を架橋して新たに7員環を形成することで目的のジベンゾアゼピン化合物(3)が得られる。
【0020】
【化7】
(上記において、R1,R2,R3,R4,R5,X1,X2は前記式(3)と同じ意味を示し、Y1,Y2はハロゲン原子を示す。)
【0021】
又、式(3)で表されるジベンゾアゼピン化合物のうち、ハロゲン置換体である式(2)を用いて、ニッケル触媒、例えば、ニッケルジクロロジフェニルホスフィノプロパン(NiCl2(dppp))の存在下、グリニャール試薬で交換反応を行い、下記式(3’)で表される2,8位の置換基の異なるジベンゾアゼピン化合物を得ることもできる。
【0022】
【化8】
(上記において、X3はアルキル基又はアリール基を示し、Y3はハロゲン原子を示す。)
【0023】
ホモポリマーを合成するには、前記式(2)を原料モノマーとして、ニッケル錯体、例えば、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル(0)〔Ni(cod)2〕などを用いて適当な溶媒中で脱ハロゲン化カップリング反応下に重合を行って目的のホモポリマー(1)を合成することができる。
【0024】
【化9】
【0025】
【実施例】
以下には本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0026】
実施例1(2,8−ジブロモ−10,11−ジヒドロ−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンの合成)
5.42g(29.6mnol)のN−メチルジフェニルアミンを四塩化炭素とクロロホルムの混合溶媒(60mL/60mL)に溶かした後に25g(140mmol)のN−ブロモこはく酸イミドを加えた。12時間かくはんした後に水を加えて反応を終了させた。更にクロロホルムで抽出した後にヘキサン−クロロホルム混合溶媒で再結晶することにより9.02gのビス(2,4−ジブロモフェニル)メチルアミンを単離した。
【0027】
次に水浴中で4.04g(8.1mmol)のビス(2,4−ジブロモフェニル)メチルアミンを35mLのエーテルに懸濁させた後、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6M)を11mL加えた。懸濁液が均一になったところでさらに1,2−ジクロロ−1,1,2,2−テトラメチルジシランを1.98g加えた。沈殿が生成した後に水浴を外して12時間かくはんした。反応液に水を加えてエーテルで抽出した後にシリカゲルのカラムで精製することにより1.40g(3.1mmol)の2,8−ジブロモ−10,11−ジヒドロ−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンを単離した。質量分析の結果は、M=455、453、457であった。元素分析の結果を以下に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
又、1H−NMRスペクトル及び13C−NMRスペクトルの結果を図1,2に示す。29Si−NMRの結果は−26.28(δppm)であった。
【0030】
実施例2(10,11−ジヒドロ−2,5,8,10,10,11,11−ヘプタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンの合成)
3.98g(15.3mnol)のビス(4−メチルフェニル)アミンを含む50mLの四塩化炭素溶液に2mLの臭素を加えた。12時間かくはんした後にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を終了させた。更にクロロホルムで抽出した後にヘキサン−クロロホルム混合溶媒で再結晶することにより3.81g(10.3mmol)のビス(2−ブロモ−4−メチルフェニル)メチルアミンを単離した。
【0031】
次に水浴中で0.76g(2.1mmol)のビス(2−ブロモ−4−メチルフェニル)メチルアミンを35mLのエーテルに懸濁させた後、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6M)を3.5mL加えた。懸濁液が均一になったところでさらに0.60gの1,2−ジクロロ−1,1,2,2−テトラメチルジシランを加えた。沈殿が生成した後に水浴を外して12時間かくはんした。反応液に水を加えてエーテルで抽出した後にシリカゲルのカラムで精製することにより0.42g(1.3mmol)の10,11−ジヒドロ−2,5,8,10,10,11,11−ヘプタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンを単離した。
【0032】
1H−NMRスペクトル及び13C−NMRスペクトルの結果を図3,4に示す。29Si−NMRの結果は−27.57(δppm)であった。
【0033】
実施例3(10,11−ジヒドロ−2,8−ジフェニル−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンの合成)
実施例1で合成されたブロモ体0.41g(0.9mnol)とニッケルジクロロジフェニルホスフィノプロパン22mgを10mLのテトラヒドロフラン(THF)に溶解させた後、フェニルマグネシウムブロミドのTHF溶液(1.0M)を2mL加え、12時間加熱還流下でかくはんした。反応液に水を加えてエーテルで抽出することにより0.14gの10,11−ジヒドロ−2,8−ジフェニル−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンを単離した。
【0034】
1H−NMRスペクトル及び13C−NMRスペクトルの結果を図5,6に示す。29Si−NMRの結果は−26.55(δppm)であった。
【0035】
実施例4(ホモポリマーの合成)
窒素雰囲気下でNi(cod)20.31g(1.1mmol)に1,5−シクロオクタジエン1mLを加えた後にトルエンを10mL加えて懸濁させた。更に2,2’−ビピリジル0.18g(1.1mmol)を加えてかくはんした。更に0.44g(0.97mmol)の2,8−ジブロモ−10,11−ジヒドロ−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピンを加えた後に60℃に昇温して48時間かくはんした。反応液をメタノールに注ぎ、得られた粉末をろ過した。この粉末を2M塩酸、水、メタノール、ヘキサンの順で洗浄した後にTHFに溶かしてメタノールで再沈殿することにより、0.17g(0.57mmol monomer unit)のポリ(10,11−ジヒドロ−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピン−2,8−ジイル)を単離した。得られたポリマーはTHF、クロロホルム等の一般の有機溶媒に可溶であり、Mn=2.2×104(Mn/Mw=2.0、ポリスチレン換算、THF溶媒)であった。又、1H−NMRスペクトル及び13C−NMRスペクトルの結果を図7,8に示す。29Si−NMRの結果は−27.04(δppm)であった。これらの結果から、原料のモノマーとほぼ同じ位置にピークが現れ、ジベンゾアゼピン骨格を保持したまま重合反応が進行していることが確認された。
【0036】
実施例5
図9はエレクトロルミネッセンス素子(EL素子)の概略断面図を示すものである。透明絶縁性の基板1として、厚さ1.1mmのガラス板を用い、この上に120nmのITOをスパッタリング法で成膜し、陽極2とした。この陽極を形成した基板を使用前に水洗、オゾン洗浄、プラズマ洗浄により十分に洗浄した。正孔輸送層3として、ポリ(10,11−ジヒドロ−5,10,10,11,11−ペンタメチル−5H−ジベンゾジシラアゼピン−2,8−ジイル)を有機溶媒(1,2−ジクロロエタン、トルエンなど)に溶解し、陽極2上にスピンコート法により40nmの厚さで成膜した。
【0037】
次に有機発光層4としてトリス(8−キノリノール)アルミニウムを60nm蒸着し、その上面に陰極5としてMgとAlを蒸着速度比10:1で150nm蒸着した。最後に、封止層6としてGeOを1.6μm蒸着後、ガラス板7を光硬化性樹脂8で接着して密封した。なお、図中、9は電源、10はリード線、11は陰極端子を示す。
【0038】
この素子は8V以上の直流電圧により発光し、22Vにおける輝度は1264cd/m2、電流密度は323mA/cm2であった。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、新規なジベンゾアゼピン化合物が提供され、更に該化合物を高分子化することで、成形加工でも非常に簡便な手法で薄膜化が出来るような素材の提供が可能となり、電気化学的な酸化・還元反応によってさまざまな色を呈するエレクトロクロミズム特性を持ち、更にEL素子の構成材料として有用な材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で合成したジベンゾアゼピン化合物の1H−NMRスペクトルを示す図である。
【図2】実施例1で合成したジベンゾアゼピン化合物の13C−NMRスペクトルを示す図である。
【図3】実施例2で合成したジベンゾアゼピン化合物の1H−NMRスペクトルを示す図である。
【図4】実施例2で合成したジベンゾアゼピン化合物の13C−NMRスペクトルを示す図である。
【図5】実施例3で合成したジベンゾアゼピン化合物の1H−NMRスペクトルを示す図である。
【図6】実施例3で合成したジベンゾアゼピン化合物の13C−NMRスペクトルを示す図である。
【図7】実施例4で合成したポリマーの1H−NMRスペクトルを示す図である。
【図8】実施例4で合成したポリマーの13C−NMRスペクトルを示す図である。
【図9】実施例5に示したEL素子の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 陽極
3 正孔注入輸送層
4 有機発光層
5 陰極
6 封止層
7 接着性材料層
8 ガラス板
9 電源
10 リード線
11 陰極端子
Claims (7)
- R 1 〜R 5 がメチル基である請求項1に記載の高分子。
- 請求項1又は2に記載の高分子を正孔輸送層に用いた有機薄膜EL素子。
- 前記式(2)中のXが臭素原子であり、R 1 〜R 5 がメチル基である請求項4に記載の高分子の製造方法。
- R1〜R5がメチル基である請求項6に記載のジベンゾアゼピン化合物。
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