JP4185972B2 - 繊維性シート状物の防湿処理方法および防湿処理した繊維性シート状物よりなる製品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、繊維性シート状物の防湿処理に係り、通気性と透湿性を有する繊維性シート状物の表面に撥水性、防湿性を与えて、米麦や種々の加工食品の収納に適した包装用容器等の製品を得るために用いることのできる繊維性シート状物の防湿処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙や不織布等を素材とした農産物や加工食品用の包装用容器は広く用いられている。そのような包装用容器として用いられる紙等は防湿性を付与させることが必要である。そのような防湿紙の製造方法としては、強靱で緻密な和洋紙に第二鉄イオン溶液を塗布して乾燥させ、濃厚な多価フェノール溶液に澱粉又はセルローズを加え、加熱して糊状にしてから冷却後、パラホルムアルデヒドを少量添加して得た接着剤を上記和洋紙の第2鉄イオン溶液処理面に塗布し、別にパラジウム撥水剤又はシリコーン系離型剤で処理した撥水性の紙を上記和洋紙の接着剤塗布面に張り合わせる方法が知られている(特公昭42−20426号公報、特開昭61−174498号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の防湿紙の製造方法は、使用される防湿対象物が強靱で緻密な和洋紙に限られており、しかも2種の紙、即ち第二鉄イオン溶液を塗布した紙と、パラジウム撥水剤又はシリコーン系離型剤で処理した撥水性の紙を別々に作り、これらを上記の特定の接着剤で張り合わせることによって1枚の防湿紙を得るという非常に手間のかかる方法である。さらに得られた防湿紙の表面は、一方の紙のパラジウム撥水剤塗布面が自然乾燥であるために、パラジウム撥水剤の均一な膜とはなりにくく、パラジウム撥水剤の粉末粒子が部分的に白く斑点状に浮きでてくることがあり、この斑点状を呈した撥水剤が剥離する度合いが高くて撥水性を阻害するという問題があった。
【0004】
上記に鑑みて、この発明は人体に無害で安全な防湿処理剤を用いて、しかも簡単に一工程で紙類や布帛類の種々の繊維性シート状物を防湿処理することのできる防湿処理方法および同処理した繊維性シート状物を用いて成形加工して得られる包装用容器等の製品を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明における請求項1に記載の発明は、撥水剤にジルコニウム塩を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を熱処理することを特徴とする繊維性シート状物の防湿処理方法である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、撥水剤に酸化チタン粉末を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を熱処理することを特徴とするものである。
【0007】
請求項3に記載の発明は、撥水剤にジルコニウム塩および/または酸化チタン粉末、さらに高級脂肪酸の塩基性金属錯塩を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を常温処理または熱処理することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて使用する撥水剤がパラフィン系、フッ素系またはシリコーン系のエマルジョン液の少なくとも1種であることを特徴とし、請求項5に記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて使用する多価フェノール溶液が柿渋または櫟殻斗類から得られるタンニン液であることを特徴とし、請求項6に記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて使用する第二鉄イオン溶液が有機酸の第二鉄塩類溶液であることを特徴とする。
【0009】
また、請求項7に記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れかにおいて使用する繊維性シート状物が紙、布帛または皮革であることを特徴とするものであり、さらに、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし3の何れかの項に記載の方法で防湿処理して得た防湿性繊維性シート状物を用いて加工成形して得られる製品を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明は、上記したように、パラフィン系、フッ素系またはシリコーン系のエマルジョン撥水剤液を主体とする混合液Aと、有機酸の第二鉄塩溶液を主体とする混合液Bとを混合して得られる防湿処理剤を、被処理物である繊維性シート状物の水に対する浸透度合いに応じて適宜水で希釈したのち、繊維性シート状物に塗布し熱処理することにより、該繊維性シート状物に防湿性、撥水性を与える被膜を形成することを特徴とする防湿処理方法である。
【0011】
このようにパラフィン系、フッ素系またはシリコーン系のエマルジョン撥水剤液(以下、単に撥水剤という)を主体とする混合液Aと、有機酸の第二鉄塩溶液を主体とする混合液Bとを混合して防湿処理剤としたことによって、この防湿処理剤を繊維性シート状物に塗布して熱処理したときに、撥水剤、第二鉄イオン溶液、多価フェノール液であるタンニン液とが結合して長期間酸化しにくく変質しない、かつ強固な撥水性防湿被膜を繊維性シート状物上に形成することができるのである。
【0012】
ここで、この発明の防湿処理法において用いる防湿処理剤を構成する材料の効能について説明すると、撥水剤は水で薄めることにより各粒子が分散化し、毛細管現象により繊維性シート状物に万遍なく浸透し、これを熱処理することでシート状物に十分に溶融固着してより以上の撥水効果を発揮するのであり、この撥水剤にジルコニウム塩および/または酸化チタン粉末を加えていることで塗膜に耐水性と耐光性(光による変色や変質がない)、さらに防虫、防菌性をも与えるのである。
【0013】
また、有機酸の第二鉄イオンと多価フェノールが結合すると、酸化しにくくなって強靱な塗膜が得られる。パラホルムアルデヒドは多価フェノールと結合した有機酸の第二鉄イオン錯塩を高分子化することによって、塗膜により強靱性と防湿性を与えるのである。
【0014】
上記撥水剤液を主体とする混合液Aと、有機酸の第二鉄塩溶液を主体とする混合液Bとを配合した防湿処理剤において、混合液Aは塗膜に撥水性と耐光性を与え、混合液Bは乾燥性と強靱性を与えるものである。而して、この混合液Aと混合液Bの使用割合は、防湿処理を施すシート状物の種類によって異なる。例えば、繊維質が緻密で浸透性の低い皮革よりなるシート状物では、撥水効果のほかに繊維質の強度を20〜30%アップさせ、酸化を防ぐ目的から混合液A30〜40%に対して混合液B70〜60%が適当である。
【0015】
また、シート状物が紙の場合には、繊維質の変色を防止し、かつ繊維強度を上げることに重きを置くために、混合液Aと混合液Bは略同量配合とすることが好ましい。さらに、シート状物が布帛の場合には、多孔性であり毛細管現象による吸水性が大きいので、撥水効果に重きを置く意味から混合液A60〜70%に対して混合液B40〜30%が適当である。
【0016】
この発明で防湿処理を施す繊維性シート状物としては、天然皮革または人工皮革、和紙、西洋紙、ポリエステル、ポリアミド、レーヨン、アセテート、木綿、、絹、羊毛等の繊維の単体あるいはこれらの混用繊維からなる編織物、不織布等の布帛が用いられる。
【0017】
第二鉄イオン溶液としては、酢酸第二鉄、クエン酸第二鉄、コハク酸第二鉄あるいはリンゴ酸第二鉄のような有機酸の鉄塩溶液を用いればよい。また、多価フェノールとしては、柿渋や櫟、樫あるいは楢などの殻斗類に含まれているタンニン液であって、5〜20°のボーメ度に濃縮したものが好ましい。
【0018】
高級脂肪酸の塩基性金属錯塩としては、例えばステアリン酸塩基性アルミニウム錯化合物の使用が好ましく、これによって防湿処理剤中の各粒子をより分散化せしめて毛細管現象によるシート状物への浸透を促進させることができるのである。
【0019】
この防湿処理剤は、繊維性シート状物に用いるものであるので、繊維間のつなぎを強化し、ウエブ状の層間剥離を防ぐためには、この処理剤に澱粉またはセルローズを2〜3%加えてやればよい。
【0020】
上記混合液AとBとよりなる防湿処理剤を繊維性シート状物に塗布する際の水希釈度合いは、使用する繊維性シート状物の種類によって異なってくる。これは、シート状物の繊維質の絡み度合い、水の浸透性等の善し悪しに左右されるためである。
【0021】
即ち、繊維性シート状物として皮革を用いる場合で、それが天然皮革にあっては、該皮革の繊維質が緻密で水に弱く、また該皮革への浸透率が低いこともあって、水希釈は防湿処理剤に対して1〜2倍が好ましく、また人工皮革の場合は、その繊維質が緻密で水の浸透率が低いことから、防湿処理剤に対して4〜8倍が好ましい。
【0022】
繊維性シート状物としてパルプ紙を用いる時は、パルプ紙の繊維質がやや緻密であり、水の浸透率もかなりよいので、防湿処理剤に対して8〜16倍の水希釈が好ましく、また、化学繊維よりなる紙の場合も、内部の繊維質が緻密であり、水の浸透率もよいので、8〜16倍の水希釈が好ましい。
【0023】
繊維性シート状物として布帛を用いる場合には、上記した皮革や紙類に比べて総じて多孔性で防湿処理剤の浸透性がよいため、該処理剤の濃度が高いと塗膜がごわごわした感じを与えるので、水希釈度合いは皮革や紙類における場合より大きく、その材質が綿であるときは、綿の繊維質は緻密ではなく吸水性が高いので、防湿処理剤に対して10〜20倍の水希釈が好ましく、また絹の場合には、絹の繊維は中空胴であって繊維質は緻密ではなく、吸水性が抜群によいので、水希釈率は15〜30倍と大きくすることが可能である。
【0024】
動物繊維のうち、羊毛等からなる布帛の場合は、繊維質は緻密ではないが、吸水性はやや高いので、防湿処理剤に対して9〜18倍の水希釈が好ましく、またナイロンやポリエステル等の化学繊維よりなる布帛の場合は、繊維質は緻密ではなく、吸水性が高いので、12〜24倍の水希釈が好ましい。
【0025】
さらに、布帛として化学繊維よりなる不織布を用いる場合は、該不織布が非常に高い吸水性を有するので、防湿処理剤に対して8〜16倍の水希釈が好ましい。
【0026】
上記したように、混合液AとBよりなる防湿処理剤は、これを塗布する繊維性シート状物の材質によって1〜30倍の範囲内で水希釈を行って用いるが、この範囲であれば水希釈率による撥水度に殆ど差異は認められないが、水希釈率が30倍を越えると希釈倍率に比例して撥水度が低下し好ましくないことが認められた。そして、皮革や紙のような繊維質が緻密なシート状物に塗布した場合は、その内面まで処理剤が浸透せずに塗布面だけ、即ち片面だけの防湿処理が行われるが、綿布、絹布、動物繊維布などよりなる布帛の場合は、繊維質が多孔性であるため片面に塗布するだけで裏面にまで浸透して両面を防湿処理することが可能である。
【0027】
このように水希釈した防湿処理剤をシート状物に塗布したのちは、しばらく放置して塗布物中の余分の水分を除去した後に塗膜形成のための乾燥熱処理を行うが、この熱処理は、該繊維性シート状物の種類に応じて、30〜160℃の範囲内で選択される。30℃以下の処理では処理剤が均一に溶融せず塗膜面に薄く白い斑点状として残ることがあり、このために撥水度の低下をもたらし、また防湿塗膜としての寿命も短いという問題があって好ましくない。
【0028】
即ち、天然又は人工の皮革シート状物の場合は、その繊維質が高温度に弱いことから30〜80℃で1〜2分の範囲内であることが望ましく、また、パルプ紙や化学繊維紙のような紙、あるいは綿布や化学繊維布のような布帛の場合には、高温に強いので60〜160℃で1分未満の乾燥が可能であるが、絹や羊毛等の動物繊維からなる布帛においては、高温にやや弱いので70〜140℃で1分未満が適当である。また、不織布にあっては、40〜80℃で1分未満の熱処理が好ましい。
【0029】
この発明の防湿処理によって得られるシート状物は、通気性、撥水性、強靱性にすぐれているので、米、麦などの穀類や加工食品の包装用容器の材料として有用である。また、この発明の防湿処理を行ったシート状物のうち、そのシート状物が皮革や布帛の場合には、靴、鞄や衣料の素材として用いることができる。
【0030】
【実施例】
次に、この発明を実施例により詳細に説明するが、この発明はそれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、部数はすべて重量部である。
【0031】
実施例1
パラフィン系白色エマルジョン撥水剤100部にジルコニウム塩30部、酸化チタン粉末15部を加えてよく攪拌して混合液Aを得た。
次に、酢酸第二鉄の30%溶液100部に櫟殻斗類から採取して濃縮したボーメ度15°のタンニン液100部、およびパラホルムアルデヒド3部を加えて均一に混和して混合液Bを得た。
【0032】
実施例2
天然皮革、パルプ紙および化学繊維布帛よりなる各シート状物に対する防湿処理剤を上記実施例1で得た混合液AとBを表1に示すように用い、水希釈して調製し、各シート状物に塗布したのち、加熱乾燥する防湿処理を行ってそれぞれ防湿シート状物を得た。
【0033】
【表1】
【0034】
かくして得た防湿処理シート状物は、表1に示すように何れも撥水性、通気性に富み、かつ防湿性、強靱性をも具備しており、米麦等の農産物や加工食品の包装容器用素材として、また靴、鞄、衣料用の素材として使用できることが認められた。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の防湿処理法は、ジルコニウム塩および/または酸化チタン粉末,あるいはさらに高級脂肪酸の塩基性金属錯塩を含有する撥水剤よりなる混合液Aと、多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを含有する第二鉄イオン溶液よりなる混合液Bとよりなり、これらを混合し、水希釈して得た防湿処理剤を用いることにより、繊維性シート状物への塗布、熱処理工程を一回施すのみで繊維性シート状物表面に撥水性、防湿性に富み、かつ強靱な塗膜を付与することができ、米麦等の農産物や加工食品の包装容器用素材として、また靴、鞄、衣料用の素材として有用である。
Claims (8)
- 撥水剤にジルコニウム塩を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を熱処理することを特徴とする繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 撥水剤に酸化チタン粉末を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を熱処理することを特徴とする繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 撥水剤にジルコニウム塩および/または酸化チタン粉末、さらに高級脂肪酸の塩基性金属錯塩を加えて得た混合液Aと、第二鉄イオン溶液に多価フェノール液およびパラホルムアルデヒドを加えて得た混合液Bとを混合し、水希釈して得られる防湿処理剤を繊維性シート状物の表面に塗布したのち、その塗布面を熱処理することを特徴とする繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 撥水剤がパラフィン系、フッ素系またはシリコーン系のエマルジョン液の少なくとも1種である請求項1乃至3の何れかの項に記載の繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 多価フェノール溶液が柿渋または櫟殻斗類から得られるタンニン液である請求項1乃至3の何れかの項に記載の繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 第二鉄イオン溶液が有機酸の第二鉄塩類溶液である請求項1乃至3の何れかの項に記載の繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 繊維性シート状物が紙、布帛または皮革である請求項1乃至3の何れかの項に記載の繊維性シート状物の防湿処理方法。
- 請求項1乃至3の何れかの項に記載の方法にて防湿処理して得た防湿性繊維性シート状物を用いて加工成形してなる製品。
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