JPH0376871A - 透湿性防水布帛 - Google Patents

透湿性防水布帛

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JPH0376871A
JPH0376871A JP1268127A JP26812789A JPH0376871A JP H0376871 A JPH0376871 A JP H0376871A JP 1268127 A JP1268127 A JP 1268127A JP 26812789 A JP26812789 A JP 26812789A JP H0376871 A JPH0376871 A JP H0376871A
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雅夫 三宅
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晃男 秋田
Tomohisa Uno
智久 宇野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸水性、水分の拡散性、水分の放出性に優れた
性質を有する布帛と、その布帛の製造方法に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕スキー、
ジョギング、ゴルフ等で着用されるスポーツウェアは雨
水等がウェアを通して人体側に浸透することがなく、一
方、人体側から発散される汗及び汗の蒸気がウェアをと
おしてすみやかに外部へ発散されることが好ましい。又
下着類、シーツのような寝装類では、汗を速やかに吸収
し、それを放出することが望ましい。
製品の防水性は製品の望ましい吸水性および透湿性とは
相反する性質である。したがってこれら相反する性質を
満足させる試みとして、多数の微多孔を有するウレタン
樹脂層を配置した布帛や、透湿性を有するが無孔性のウ
レタン樹脂層を有する布帛が知られている。しかしなが
らウレタン樹脂層の透湿性や吸水性は乏しく、運動によ
る発汗量がウェアの樹脂層の透湿度を上回る場合や、外
気温度の低い場合、外気湿度が高い場合には、ウェアの
内部に、肉眼で見えるほどの汗の水滴が付着する。その
ため、下着や皮膚を濡らし、不快感を与えるのみならず
、風邪の原因にもなる。
木綿やレーヨン等のセルロース系繊維は吸水性にすぐれ
ている為に、下着や寝装具に古くから使用されてきた。
しかしながら、セルロース系繊維は吸水性にすぐれてい
るけれども吸収した水分の放出速度が小さい。したがっ
て、発汗した場合に繊維は汗の吸収により膨潤し、汗を
放出しないために着心地が悪い。一方、合成繊維は吸水
性に乏しいため、ポリエチレングリコールやメトキシメ
チル化ナイロンのような、親水性物質を繊維表面に付与
して吸水性を与えることが試みられてきた。
しかし、この繊維の吸水性は不十分であった。親水性物
質を多量に使用すると布帛の風合が著しく悪くなる。親
水性物質は洗濯を繰り返すことによって、布帛から次第
に脱落するという欠点があった。
本発明は従来の布帛に比べて吸水性、水分の拡散性、水
分の放出性に優れた性質を有する布帛であって、さらに
希望する場合には防水性と透湿性を付与することができ
る布帛を提供することを目的とする。
本発明は又前記布帛を製造する方法を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の前述の目的は基布と該基布に合成樹脂を介して
付与されたキチン系物質から成る布帛によって遠戚され
る。
本発明の布帛は下記2つのタイプの布帛、すなわち前記
キチン系物質が合成樹脂を介して分散状態で基布中に付
与されている布帛と、基布と、基布の表面に順次付与さ
れた少くとも2層の合成樹脂層を含んで成り、該少くと
も2層の合成樹脂層内の少くとも1層にキチン系物質が
含有されている布帛に分類される。
前置の布帛は基布をキチン系物質と合成樹脂を含有する
液中に浸漬し、浸漬した基布を加熱乾燥する方法によっ
て製造することができ、後者の布帛は基布をキチン系物
質と合成樹脂を含有する液でコーティングし、コーティ
ングした基布を加熱乾燥する方法によって製造すること
ができる。
本出願で用いられる「キチン系物質」とはキチン、キチ
ンの脱アセチル化化合物、すなわちキトサン、カルボキ
シル変性したキチン等を含むものとする。
キチンは、自然界に広く、また豊富に存在し、特に無を
椎動物や菌類等にタンパク質との複合体としてふくまれ
ている。無を椎動物のうち、エビ、カニなどの甲殻類や
カプトムシ、こおろぎなどの昆虫類に多量に含まれてい
る。また、菌類の細胞壁にも多く含まれている。これら
原材料からキチンを製造する方法は、たとえば、Jou
rnal ofBiological 5cience
s Re5earch、 Vol 7. P168(1
954)+  Journal of Organic
 Chemistry+  Vol 27+P1.16
1 (1962)、およびFishery Techn
ology、 Vol ILP50(1974)等に開
示されている。
キチンはセルロースと類似した化学構造をもつが・セル
ロースとちがって、結晶性にすぐれているため化学反応
性に強い抵抗があり、溶解、膨潤性が乏しいなど、セル
ロースとは性質がかなり異なっており、セルロースその
他の多糖類に比べてその利用度は低い。したがって現在
ではキチンは大部分がキチン誘導体であるキトサンの形
で汚泥処理における凝集剤に使用されているにすぎない
しかしながら本出願でいうキチン系物質は他の化合物に
比べて優れた他の性質を有する。すなわちキチン系物質
は生体適合性に優れているから、手術の際の縫合糸や人
工皮膚としての用途が期待されている。
又キチン系物質は、大腸菌、白宥菌、ブドウ状球菌など
にたいする抗菌性にすぐれているため、布帛に抗菌性を
与えることができる。また、生体適合性にもすぐれてい
るから、皮膚障害をおこさない。
本発明者らは、キチン系物質を合成樹脂とともに布帛に
付着させると、キチン系物質の有する吸水性等の優れた
性質によってその布帛の吸水性、水分放出性が著しく向
上することを見出した。
本発明の布帛に用いられる基布としては、織物、編物、
不織布等を用いることができる。基布を槽底する繊維と
しては、木綿、麻のような天然繊維、ビスコースレーヨ
ン、キュプラアンモニウムレーヨン、アセテートのよう
な化学繊維、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロ
ニトリルのような合成繊維があげられる。これらは、ス
テーブル、フィラメントとして使用される。
キチン系物質は、繊維からの脱落を防止するために、合
成樹脂とともに用いられる。キチン系物質は合成樹脂の
中に均一に分散されてから用いられる。したがって、合
成樹脂自体が吸水性がない場合でも、キチン系物質に接
触した水分は速やかに合成樹脂の中に吸収されて拡散し
、又合成樹脂の中に吸収された水分は速やかに大気中へ
放出される。合成樹脂が良好な透湿性を有する場合には
、この吸収および放出がさらに加速される。
本発明のキチン系物質として、キチンをそのま狐でも用
いることができるが、その誘導体としても用いることが
できる。キチン誘導体としては脱アセチル化度50%以
上のキチン(キトサン)、カルボキシル変性したキチン
が好ましい。
ポリウレタン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリビニルクロ
ライド樹脂、変性酸アミド樹脂、ポリアクリル酸エステ
ル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等を本発明における
基布へ付与される合成樹脂として用いることができる。
キチン系物質と合成樹脂を含む液が基布の表面にコーテ
ィングする場合には、3.000 g / nf /2
4hour以上の透湿度を有する合成樹脂を用いると好
ましい。合成樹脂に透湿性を与える方法としては機械的
方法と化学的方法の2つの方法を用いることができる。
前記機械的方法としてはさらに乾式法と湿式法の2つを
用いることができる。
乾式法としてはキチン系物質、合成樹脂および有機溶媒
を含む液を用意し、この液を目的とする布帛のタイプに
応じて適切に基布にコーティングし、有機溶媒を蒸発さ
せて布帛中に複数の微細な連通孔を形成させるために、
コーティング布を乾燥する方法を用いることができる。
湿式法としては、キチン系物質、合成樹脂および溶媒を
含む液を用意し、この液を目的とする布帛のタイプに応
じて適切に基布にコーティングし、布帛中に複数の微細
な連通孔を形成するために、合成樹脂中の溶媒を溶出さ
せて合成樹脂を凝固させることができる液にコーティン
グ布を浸漬する方法を用いることができる。
合成樹脂に透湿性を与える化学的方法としては、ポリエ
チレングリコールやアミノ酸樹脂等の親水性樹脂を合成
樹脂に混合する方法、と前記親水性樹脂と疎水性樹脂の
共重合体を用いる方法があげられる。
キチン系物質と合成樹脂を含む液中に基布を浸漬するこ
とによって作られた布帛においては、基布に対するキチ
ン系物質の割合は少くとも0.1重量%、より好ましく
は0.2重量%であると好ましく、一方基布に対する合
成樹脂の割合は0.3重量%から6重量%の間、より好
ましくは0.4重量%から4重量%の間であると好まし
い。
基布と、基布の表面に順次付与された少くとも2層の合
成樹脂層を含んで戒り、前記少くとも2層の合成樹脂層
内の少くとも1層にキチン系物質が含有されている布帛
においては、キチン系物質と合成樹脂を含んで成る量中
のキチン系物質の割合は少くとも0.5重量%、より好
ましくは1重量%であると好ましく、一方基布に対する
合成樹脂の割合は10重量%と80重景%の間、より好
ましくは15重景%から70!if%であると好ましい
。合成樹脂層と基布間、あるいは合成樹脂層相互の接着
力を増すために、架橋剤および架橋剤と反応性を有する
合成樹脂を用いることが好ましい。架橋剤と反応性を有
する合成樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリアクリ
ル酸エステル樹脂、変性酸アミド樹脂、ポリビニルアル
コール樹脂が好ましい。
架橋剤としては、エピクロルヒドリン、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリ
シジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、1
.6ヘキサンジオールジルエーテルのエポキシ化合物、
2.4トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、メチレンビスフェニルイソシアネート、
メチレンビス4シクロヘキシリツクイソシアネート、イ
ソフォロンジイソシアネート、トリメチロールプロパン
−ヘキサメチレンジイソシアネート等のイソシアネート
化合物、エチレングリコール、トリメチロールプロパン
、グリセリン、ポリオキシエチレングリコールなどのポ
リオール化合物、N、Nメチレンビスアクリルアミドな
どのビスアクリルアミド化合物、ポリエポキシドとアク
リル酸またはメタアクリル酸を反応させて得られるジも
しくはトリアクリル酸またはメタアクリル酸エステル化
合物等がある。
架橋剤は合成樹脂に対して通常0.3〜10重量%、好
ましくは0.5〜5重量%用いられる。
基布をキチン系物質と合成樹脂を含有する液中に浸漬す
ることによって作られる布帛においては、キチン系物質
が基布を構成するそれぞれの表面に接着されている。し
たがって布帛は優れた吸水性と水分の拡散性および放出
性を有する。又布帛中の汗等の水分は水滴となることな
く、布帛によって吸収される。
基布をキチン系T!IyJ質と合成樹脂を含有する液で
コーティングすることによって作られる布帛においては
、布帛が合成樹脂層で被覆されているので優れた防水性
を有し、且つキチン系物質が合成樹脂の中に含まれてい
るので、得られた布帛は優れた吸水性と水分の拡散性お
よび放水性を有する。
さらに良好な透湿性を有する合成樹脂が用いられた場合
には前記特徴が強化される。
例えば層中に多数の貫通孔を設けることによって得るこ
とができる、3.000 g / 11(/ 24ho
urs以上の透湿度を有する合成樹脂から威る層は、キ
チン系物質と合成樹脂を含んで成る層の上にコーティン
グして用いてもよい。又キチン系物質と合成樹脂を含ん
で戒る層は1層でも2層以上用いてもよい。
合成樹脂層の厚さは任意に設定すればよい。合成樹脂層
を複数設ける場合は、1つの層の厚みを2〜30μ、よ
り好ましくは5〜15μにする。
撥水性をさらに向上させるために、布帛に弗素系撥水剤
等の撥水剤を付与することが好ましい。
以下本発明の布帛の製造方法を説明する。
最初にキチン系物質を希酸の水溶液に溶解する。
酸としては、酢酸、乳酸、蟻酸、コハク酸、グルコン酸
等があり、蟻酸が好ましい。酸の濃度は1〜10重量%
がこのましい、酸の水溶液中のキチン系物質の濃度は、
溶解性、粘度などを考慮して決定されるが、0.3〜1
重量%がより好ましい。
キチン系物質の液を、キチン系物質が合成樹脂を介して
分散状態で基布中に付与されている布帛の製造のために
用いる場合には、キチン系物質の液が直接合成樹脂エマ
ルジョンに混合され、この混合液中に基布を浸漬するこ
とによって混合液が付与され、絞液する方法かあるいは
混合液を液流染色機等で基布に吸収させ、絞液する方法
によって混合液を基布に付与すればよい。その後布帛は
加熱・乾燥される。
基布をキチン系物質と合成樹脂を含有する液でコーティ
ングし、コーティングした基布を加熱乾燥して得られる
布帛を製造する場合には、例えば最初に前記キチン系物
質の液が有機溶媒によって溶解された合成樹脂と混合さ
れ、この混合液に乳化剤を加えることによってエマルジ
ョンを形成する。さらに顔料、アルミニウム等の金属籾
末、カーボン、セラミックなどを添加してもよい。
混合体を布帛表面に被覆する方法として、例えば混合溶
液を直接ナイフコーターによりコーティングする方法、
バーコーターにより一定の厚みにコーティングする方法
、リバースコーターやグラビアコーターによりコーティ
ングする方法がある。
被覆したあと、乾燥する。乾燥温度は50〜100°C
が好ましい。樹脂と布帛、樹脂同志の接着性をあげるた
め、乾燥後さらに100〜130°Cで加熱することが
好ましい。
合成樹脂自体に透湿性を与えるために前述のように機械
的方法又は化学的方法を用いるとよい。
混合液で基布をコーティングする前に基布に撥水剤を付
与すると好ましい。さらに最初に透湿性を有し且つ撥水
剤を含む合成樹脂を基布にコーティングし、得られたコ
ーティング層の上にキチン系物質を含む合成樹脂をコー
ティングしてもよい。
これとは逆に最初にキチン系物質を含む合成樹脂を基布
にコーティングし、得られたコーティング層の上に透湿
性を有し且つ撥水剤を含む合成樹脂をコーティングして
もよい。
本発明による前記2つのタイプの布帛はさらに他の処理
を施さなくても本発明の目的とする性能を発揮すること
ができる。しかしキチン系物質と基布との結合力をあげ
るために固着処理を施すと好ましい。固着剤は、布帛に
該当する繊維の素材に応じて選択使用され、たとえば、
綿、麻、レーヨンなどのウール以外の天然素材に対して
は、ポリアミン型、ポリビニルアミン、ポリアクリルニ
トリル系重合物、ポリエチレンイミンを4級化したもの
などのポリカチオン型その他が有り、ウール素材に対し
ては、含金属合成タンニン誘導体等が有り、ナイロン素
材に対しては、タンニン酸、フェノールスルホン酸ホル
マリン縮合物等が挙げられる。
第1図〜第4図は本発明による、基布と、基布の表面に
順次付与された少くとも2層の合成樹脂層から成り、譲
歩くとも2Nの合成樹脂層内の少くとも1層にキチン系
物質が含有されている布帛の各種実施例を示す断面図で
ある。
第1図において1は基布、2は撥水剤とイソシアネート
化合物を含む部分、3は透湿性を有する合成樹脂層、4
はキチン系物質と合成樹脂を含有する層であり、樹脂層
が2Nである場合の実施例を示す。第2図は樹脂層が3
層であり、中間層にキチン系物質が含まれている実施例
の布帛であり、第3図は樹脂層が3層であり、外側層に
キチン系物質が含まれている実施例の布帛であり、第4
図は樹脂層が3層であり、中間層と外側層にキチン系物
質が含まれている実施例の布帛である。図中の複数の極
小線6はキチン系物質を示す。合成樹脂の層は2層以上
あればよく、例えば5層にしてもよい、又第1図におい
て基布1は経糸1aおよび緯糸1bから成る織物で示し
ているが、編物、不織布等を基布として用いてもよい。
第1図〜第4図に示された布帛が基布を外側にして用い
た場合には、雨水等の浸透は合成樹脂層で防がれ、層4
、あるいは層4および/又は層5内に配置されたキチン
系物質の優れた吸水性のために、汗の蒸気は速やかに吸
収され、透湿性を有する層3を通って放出される。した
がって例えばスポーツウェアのような布帛の内側に結露
が発生することがない。
発生した汗の量が層3の透湿性と比べて大きい場合、あ
るいは汗の蒸気の放出が高湿度の雰囲気中で充分でない
場合には、汗の蒸気はキチン系物質を含有する大容量の
層中に吸収されて拡散し、其後汗の蒸気は逐次布帛から
放出されることになる。したがってこの場合においても
スポーツウェア内での結露の発生を防止することができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の各種実施例により、本発明を詳述する。
実逓載ね」しLz 綿の綾織物(目付120g/ボ、40番手 経緯密度1
90木/in)を次の要領で1次処理を行った。
酢酸水溶液に脱アセチル化度80%以上のキトサン(大
日精化工業社製:ダイキトサン)を濃度0.5%となる
様に添加しデイスパーにて完全に溶解させる。このキト
サン水溶液に下記配合剤を加えて処理液を作成する。
実施例1 0.5%キトサン水溶液     200部リケすレジ
ンRJ−3625〃 パラソルダ2フ2         40 〃パラキャ
ットP          4 〃ディックシリコンソ
フナー2oo5〃 水                    726部
配合液中の各薬剤は、各々、変性酸アミド樹脂(三木理
研社製:リケンレジンRJ−36)、反応性特実施例2 900部 25〃 40〃 4〃 5〃 26〃 殊シリコン誘導体(大原パラジウム社製:パラソルプ2
72)、有機アミン系触媒(大原パラジウム社製:パラ
キャットP)、エポキシシリコーン化合物(大日本イン
キ化学工業社製:ディックシリコンソフナー200)を
用いる。
上記配合液中に綿素材からなる基布を室温にて3秒間浸
漬し絞り率100%となる様マングルで絞ったのち、1
20°C60秒間加熱処理を施す、この1次処理した基
布の内外にキトサンを強固に固着処理させる為に2次処
理を行なう。すなわちジメチルアンモニウムクロライド
(日清紡績社製:ダンフィックス125)の1%水溶液
に2次処理の対象となる基布を1次処理と同様の室温に
て3秒間浸漬処理する。この様にして得られた布帛の特
性を確認する為に抗菌性試験(菌数測定法)、吸水速度
試験(JIS L−1096^法)を行った。
菌数測定は下記抗菌防臭加工製品の加工効果評価試験マ
ニュアル・菌数測定法(繊維製品衛生加工協議会、昭和
63年)によって行った。
滅菌した液体ブイヨンに下記の菌を懸濁させ、この液を
0.2gの試験片上に0.24接種(菌数は1728万
個)し、温度37℃で18時間培養した後、取り出す。
培養前後の試験片上の生菌数を測定し、F記の計算式に
より菌数の増減値及び増減値差を算出する。
試 験 菌:黄色ぶどう状球菌S taphy 1oc
occusaureus ATCC6538P(IFO
12732)試験片質量: 0.2 g 培養温度・時間:37°CX18h 洗濯方法: JIS L 0217.103号菌数増減
値差=無加工試料の菌数増減値−加工試料の菌数増減値 ** 無加工試料として綿標準白布を用いた。
3 び4   1 び2 ナイロンの加工糸織物(目付100g/rrf  70
d、経緯密度200本/in)の染色布に対して、実施
例1及び2と同様に調整した0、5%キトサン水溶液を
用い下記配合液を作成して液流染色機中にて60°C1
0分間の浴中処理を行ない遠心脱水機により、絞り率1
20%となる様絞ったのち、120°C90秒間加熱処
理を施した。
’MMA3 力財4 kw?g11 0.5%キトサン水溶液     200部  900
部   0部すケンレジンRJ−36lO/l    
10//    10#パラソルブ27240〃40〃
40〃 バラキヤツトP          4〃    4〃
    4〃デイツクシリコンソフナー200 2〃 
   2〃    2〃水             
 744〃44〃904〃この1次処理した基布の内外
に、キトサンを強固に固着する為に2次処理を行なう。
すなわち芳香族スルホン酸化合物(日華化学社製:サン
ライフTN)の0.5%水溶液に1次処理した基布を室
温にて3秒間浸漬処理する。実施例3及び4、比較例1
及び2にて得られた布帛に対し実施例1及び2と同様の
性能試験を行った。結果を第1表に示す。
比較例2 4酷ド lO〃 40〃 4〃 2〃 944〃 第1表 註:菌数増減値差が1.6以上の場合、通常抗菌性があ
ると認められる。
5 び63 ナイロン織物(70d、経、緯計210本/in)製の
染色布を、弗素系撥水剤(住友スリーエム社二FC23
2を水100部に対し2部の割合の濃度のもの)および
接着剤としてのイソシアネート化合物(底円薬品工業社
製:タケネートB830Wを前記弗素系撥水剤に対して
10%)からなる混合液中に浸漬した後、160℃、6
0秒の加熱処理を行い、150°、線圧10トン(幅2
000M)の熱カレンダーで布帛の片面に平滑性を付与
するための熱処理を施し、通気度(フラジール法)約1
5cc/cIIl・秒の撥水製布帛を得た(第1Nの形
成)。一方、W10型ポリウレタン樹脂エマルジゴン(
三洋化或工業社製:サンブレンUE−100ON) 1
00部、トルエン40部、メチルエチルケトン20部、
水10部、弗素系撥水剤(前掲)20部及びイソシアネ
ート化合物(大日本インキ化学社製:バーノックDN9
50) 5部の混合液を調整し、この液をし前記撥水処
理及び熱カレンダー処理した布帛に湿潤状態の付着重量
が30g/rdになるようナイフコート法を用いて塗布
し乾燥状態で6.0g/rdの付着重量の多孔質の透湿
性防水層(第2層)を形成した。次いで酢酸と乳酸の混
合比率が1:1の10%希酸溶液を作り、その溶液の中
へ脱アセチル化度80%のキチン(片倉チッカリン社製
:キトサンA)を0.5%量添加し、24時間膨潤させ
たのちデイスパーにて撹拌溶解させたキチン希酸溶液を
55部、W10型ポリウレタン樹脂エマルジョン(大日
精化工業社製:ハイムレンX−3038)を100部、
メチルエチルケトン20部、トルエン20部、イソシア
ネート化合物(前掲)1.5部からなる混合液を調整し
、この液を前記の第2層上にクリアランスを100−に
設定したバーコーターを用いて湿潤状態で100g/m
になるように塗布しオーブン中で約70’C2分間加熱
乾燥し、乾燥状態で15g/mの付着重量の多孔質の吸
水性ポリウレタン/キトサン膜N(第3層)を形成した
9更に耐摩耗性の改善及び装飾効果の向上を図るためW
10型ウレタン樹脂エマルジョン(三洋化成工業社製:
サンブレンUE 100ON)100部、メチルエチル
ケトン20部、トルエン20部、前記0.5%キトサン
希酸溶液40部、イソシアネート化合物(前掲)3部、
有機顔料少量からなる混合液を調整し、これを前記の第
3層上にナイフコート法を用いて、湿潤状態で40g/
ボ乾燥状態で8.0g/rrfになるよう塗布し、オー
ブン中で80°C22分間乾燥して最内層(第4層)を
得た。次いで各層の樹脂間及び布帛との接着性をより強
硬にするために120’C2分間加熱して仕上げセット
を行った。
本発明中の布帛に対するキチン量は実施例5では1.0
4%、実施例6の布帛では2.08%、比較例3では0
.3%となる様脱アセチル化キチン水溶液の量を変えた
得られた多孔質の吸湿、透湿性防水布の特性を確認する
ために、耐水圧(JIS L 1092に基ずく水圧間
)、撥水性(JIS L 1092に基ずく%)、透湿
度(JIS L 1099に基ず< g / nf/2
4hrs、) 、耐摩耗性C級)、結露状態(水滴観察
)、吸湿性(%)及び吸水速度(JIS L 1096
A)を調べた。以上の各測定結果を第1表に示す。
ここで耐摩耗試験は乾燥状態及び湿潤状態にある綿布で
、試供布面に200 gの荷重を与え500回往復運動
させた時の試供布の樹脂面の状態を5段階に評価した。
すなわち、 異常が認められない。        ・・・5級若干
の擦過痕が認められる。    ・・・4級かなり擦過
痕が認められる。    ・・・3級若干の剥離が認め
られる。     ・・・2級かなり剥離が認められる
。     ・・・1級である。
また結露状態の試験は、外気温度2o±1°C1湿度8
0(%)R1(の気流条件を設定した人工気候室中にて
、40±1 ’Cの温調の可能なウォーターバスの温湯
面上約2cmの位置に加工布のコーテイング面が場面側
になるように覆い20分間放置する。この場合、加工布
と温湯との間に外気の流入がないように容器壁にて密閉
する。20分間放置後コーティング層表面の水滴(結n
)状態を観察し次のように分類した。
水滴が全面に付着している。(多) 水滴が約30%面状に付着している。(中)水滴が点状
にわずかに付着している。(少)水滴は殆ど認められな
い。(なし) さらにこの時に加工面の水滴を濾紙にて軽く拭取り加工
布巾に残存している水分を吸湿性として重量増加率(%
)で比較した。結果を第2表に示す。
−t 7 び8、 六14 エステルトリコット(40デニール、ウェル50本/1
nch、コース557inch)の通常染色布を実施例
5と同様の撥水剤にて撥水処理を施し、140’cで2
分間乾燥、熱処理した布帛を得た(第1層の形成)。次
いで実施例5と同じく透湿性防水層(第2N)を形成し
その上にアクリル樹脂の20%トルエン溶液(東亜ペイ
ント社製ニドアクロンXE−2511=80部、透湿性
−液ウレタンの25%トルエン/イソプロビールアルコ
ール溶液(大日精化工業社製:ハイムレンNPIJ−5
)20部、トルエン20部、イソシアネート化合物(前
掲)3部、カルボキシルメチルキチン(片倉チッカリン
社製:CMキチン)の0、5%水溶液20部の混合調整
液を湿潤状態で100g/rdになるようにリバースロ
ールコータ−にて塗布し70’Cで2分間オーブン中に
て乾燥し乾燥状態で18g/rrlの吸水性を有する透
湿性多孔質≠キチン膜層を形成した(第3層の形成)。
その後更に布帛を樹脂との接着性をより高めるために1
20°Cで2分間仕上げセットを行った。
本発明中の布帛に対するキチン量は実施例7では0.5
%、実施例8の布帛では1.0%、比較例4の布帛では
実施例7と同様の方法にて0.3%含有量のものを作成
した。これらは脱アセチル化キチン水溶液の量を変更し
て得た。
実施例7及び8そして比較例3は実施例4と同じ方法に
て測定した。結果を第2表に示す。
以下余白 且七玉り己υΣ炙 比較例5は、実施例3と同様の処理剤にて撥水処理及び
実施例5と同様の熱処理を施した基布を用いた。
この布帛にジメチルホルムアミドに?容解されたポリウ
レタン樹脂液(20%溶液)100部に対し、溶剤型弗
素系撥水剤1部およびトリメチロールプロパン−ヘキサ
メチレンジイソシアネート(30%)1部を混合したコ
ーテイング液を湿潤付着量で250g/rdとなるよう
コーティングを行い(第2層の形成)よく知られている
湿式凝固法によって得た。
また比較例6は実施例7において使用した同じ前処理(
第1層)を施したエステルトリコットに一般のポリエチ
レングリコール等親水性グリコール類を含んで台底され
た無孔タイプの透湿性ポリウレタン樹脂液(固形分25
%溶液)をリバースロールコート方式等で乾燥状態で1
0〜12g/n(になるように塗布し乾燥して得られる
透湿性防水布帛である。
得られた結果を比較例5および6として第3表に示す。
第3表 第2表と3表より本発明による布帛は、従来の透湿防水
布よりすぐれた透湿性及び結露防止性そして吸湿性が得
られることが明らかである。
実IO組集 実施例5と同様の構成であるが、第3層はキチン系物質
を含まない樹脂層を形成させることが出来る。
第3層に透湿性を付与することにより結露防止性及び吸
湿性が生じる。(第2図参照)夫旌班則 実施例5と同様の構成であるが、第2層はキチン系物質
を含まない樹脂層を形成させることが出来る。
第3層によってより透湿性を高め第1層、第2層への吸
水性を向上させる。(第3図参照)尖施拠旦 基布上に直接キチン系物質を含んだ樹脂層を形成するこ
とが出来る。しかしこの場合、基布の厚さ方向への樹脂
の浸透が大きくなると基布を通して樹脂溶液が基布の裏
面へ抜は出て、その結果風合硬化を起したり引裂強度の
低下をきたす。
実益班肥 基布にあらかじめ撥水処理を施した後基布上にキチン系
物質を含んだ透湿樹脂層を形成することが出来る。この
場合、基布に撥水性が有る為実施例11の欠点をカバー
することが出来る。
裏施貫U 基布を実施例1に従ってキチン系物質を含んだ配合液に
含浸処理し、熱処理を施した後、その基布の片面に実施
例7と同様に透湿性合成樹脂層さらに、その上にキチン
系物質を含む多孔質ポリウレタン樹脂層を形成すること
が出来る。
実旌明■ 実施例13の多孔質ポリウレタン層の上に更にキチン系
物質を含む多孔質透湿ポリウレタン樹脂層を形威し、耐
摩耗性などの強力を向上させることが出来る。
失脂明旦 離型紙上にキチン系物質を含む透湿性樹脂層を形成し、
更にその樹脂層の上に接着剤となる透湿性樹脂層を形威
しその上に基布を圧着して後離型紙より樹脂層を剥離す
る、いわゆる転写コーティング方式によって作成するこ
とが出来る。
〔発明の効果〕
本発明による布帛は前述のように構成されているので、
吸水性、水分の拡散性および放出性が従来吸水性布帛に
比し著しく優れている。したがって汗自体および汗の蒸
気は布帛によって吸収され・且つ蒸気を布帛から放出さ
せることができる。もし本発明の布帛がコーティング法
によって作られている場合には、防水性も又付与するこ
とができる。
さらにキチン系物質は優れた抗菌性を有するので、良好
な抗菌性を有する製品を本発明による布帛から作ること
ができる。
本発明による布帛は例えばスキーウェア、ウィンドブレ
ーカ−1などの防水衣料、オムツカバーサニタリー用途
、スポーツウェアー、下着、寝具、さらに壁紙等建材、
靴のインナー材、スポーツ帽子等の広範囲な用途で有用
に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による基布と、基布の表面に順
次付与された少くとも2層の合成樹脂層から成り、譲歩
くとも2層の合成樹脂層内の少くとも1層にキチン系物
質が含有されている布帛の各種実施例を示す断面図であ
って、第1図は樹脂層が2層である場合の実施例の布帛
の断面図であり、第2図は樹脂層が3層であり、中間層
にキチン系物質が含まれている実施例の布帛の断面図で
あり、第3図は樹脂層が3Nであり、外側層にキチン系
物質が含まれている実施例の布帛の断面図であり、第4
図は樹脂層が3層であり、中間層と外側層にキチン系物
質が含まれている実施例の布帛の断面図である。 1・・・基布、    1a・・・経糸、1b・・・緯
糸、  2・・・撥水剤を含んでいる部分、3・・・透
湿性を有する樹脂層、 4.5・・・キチン系物質と合成樹脂を含む層、6・・
・キチン系物質。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基布と該基布に合成樹脂を介して付与されたキチン
    系物質から成る布帛。 2、前記キチン系物質が合成樹脂を介して分散状態で基
    布中に付与されている請求項1記載の布帛。 3、基布と、基布の表面に順次付与された少くとも2層
    の合成樹脂層を含んで成り、該少くとも2層の合成樹脂
    層内の少くとも1層にキチン系物質が含有されている請
    求項1記載の布帛。 4、基布と該基布に合成樹脂を介して付与されたキチン
    系物質から成る布帛の製造方法であって前記基布をキチ
    ン系物質と合成樹脂を含有する液中に浸漬し、浸漬した
    基布を加熱乾燥する方法。 5、基布と該基布に合成樹脂を介して付与されたキチン
    系物質から成る布帛の製造方法であって前記基布をキチ
    ン系物質と合成樹脂を含有する液でコーティングし、コ
    ーティングした基布を加熱乾燥する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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