JP4185809B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用乗員保護装置に係り、特に、自動車等の車両に搭載される車両用乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両に搭載される車両用乗員保護装置においては、シートに着座した乗員の前方となる位置にアクティブニーボルスターを配置すると共に、このアクティブニーボルスターの下肢拘束部(エネルギ吸収部材)とシートに着座した乗員との相対的な位置関係によって、車両衝突時における乗員の膝及び脛骨に対する前記下肢拘束部の下肢拘束位置を上下方向に調整する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−2456号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1の構成では、アクティブニーボルスターの下肢拘束部とシートに着座した乗員との相対的な位置を検出するためのセンサをアクティブニーボルスターの下肢拘束部に設けており、このセンサの出力に基いて下肢拘束部の下肢拘束位置を調整している。この結果、例えば、乗員の体格に合わせて下肢拘束部の下肢拘束位置を調整するために、前記特許文献1の構成を適用した場合には、下肢拘束部自体が大型化すると共に、下肢拘束部とシートに着座した乗員との相対的な位置を検出するための制御も煩雑となる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、乗員の体格に合わせて下肢拘束部の下肢拘束位置を調整できると共に下肢拘束部の小型化及び制御の容易化が可能な車両用乗員保護装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、車両の衝突検知と衝突予知との少なくとも何れか一方を行う衝突判定手段と、
リンク機構を有するアクチュエータと、該アクチュエータで作動する下肢拘束部とを備え、前記衝突判定手段の出力信号を受けて、前記アクチュエータによって、前記下肢拘束部をシートに着座した乗員の脚部の跳ね上がりを防止する下肢拘束位置へ移動させる下肢拘束手段と、
前記シートに配設され、該シートに着座した乗員の体格を判定する乗員体格判定手段と、
前記リンク機構に係合可能なストッパピンと、前記乗員体格判定手段の出力信号に基づいて前記ストッパピンを作動させるアクチュエータと、を備え、前記乗員体格判定手段が前記乗員が小柄であると判定した場合には、前記アクチュエータにより前記ストッパピンを作動させ前記リンク機構に前記ストッパピンを係合させることで、前記下肢拘束部の前記下肢拘束位置を低位置とすると共に、前記乗員体格判定手段が前記乗員が大柄であると判定した場合には、前記アクチュエータにより前記ストッパピンを作動させず前記リンク機構に前記ストッパピンを係合させないことで前記下肢拘束部の前記下肢拘束位置を高位置とする下肢拘束部移動位置変更手段と、
有することを特徴とする。
【0007】
従って、シートに配設された乗員体格判定手段によってシートに着座した乗員の体格を判定し、乗員体格判定手段の出力信号に基いて下肢拘束部移動位置変更手段が作動する。この結果、車両の衝突検知と衝突予知との少なくとも何れか一方を行う衝突判定手段の出力信号を受けて、下肢拘束手段がアクチュエータのリンク機構によって下肢拘束部を平行移動し、下肢拘束部によってシートに着座した対象乗員の脚部の跳ね上がりを防止する際に、乗員体格判定手段が乗員が小柄であると判定した場合には、下肢拘束部移動位置変更手段のアクチュエータによりストッパピンを作動させ、下肢拘束手段のアクチュエータのリンク機構にストッパピンを係合させることで、下肢拘束部の下肢拘束位置を低位置とする。一方、乗員体格判定手段が乗員が大柄であると判定した場合には、下肢拘束部移動位置変更手段のアクチュエータによりストッパピンを作動させず、下肢拘束手段のアクチュエータのリンク機構にストッパピンを係合させないことで下肢拘束部の下肢拘束位置を高位置とする。このため、乗員の体格に合わせて最適な位置に移動した下肢拘束部によって乗員の下肢を確実に拘束できる。また、乗員体格判定手段をシートに配設したことで、下肢拘束部の小型化が可能となると共に制御も容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明における車両用乗員保護装置の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0009】
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
【0010】
図1に示される如く、本実施形態の車両用乗員保護装置は、車両の減速度を検知し車両の衝突を検出する衝突検出手段としての加速度センサ12を備えている。また、加速度センサ12は、左右のフロントサイドメンバにそれぞれ配設されており、マイクロコンピュータを備えた制御手段としての制御回路14に接続されている。
【0011】
車体10のインストルメントパネル18には、運転席及び助手席である左右のフロントシート20(図1では助手席を示す)の前方となる部位に、それぞれ下肢拘束手段としてのアクティブニーボルスター24が配設されており、各アクティブニーボルスター24は、フロントシート20に着座した乗員28の左右の下肢部(特に、膝部)28Aに対向して一対配設されている。
【0012】
また、アクティブニーボルスター24は、フロントシート20に着座した乗員28の左右の下肢部28Aを車両前方斜め上側から拘束する下肢拘束部30と、下肢拘束部30を乗員28の下肢部28A側へ移動するアクチュエータ32とで構成されている。
【0013】
図2に示される如く、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30は、矩形板状の基材30Aと、基材30Aの乗員側に配設されたブロック形状のEA材30Bとからなり、EA材30Bの乗員側面にはインストルメントパネル18の一般面18Aの一部18Bが固定されている。
【0014】
アクティブニーボルスター24のアクチュエータ32は、制御回路14に接続されたスクイブにより作動するインフレータからのガスで作動するシリンダ構造のパイロアクチュエータで構成されている。また、アクチュエータ32は、インパネリインフォース34に固定されたブラケット36に車体上下方向に向かって取付けられており、下方に向かって延設されたロッド38の先端部38Aには、ピン40によって第1アーム42が回転可能に軸支されている。
【0015】
図3に示される如く、第1アーム42の上端後部42Aは、ブラケット36の下端後部36Aに車幅方向に沿って配設されたピン44によって回転可能に軸支されており、第1アーム42の下端部42Bは、ピン44を中心に上方(図3の矢印A方向)と下方(図3の矢印B方向)へ回転可能となっている。また、第1アーム42の下端部42Bは、基材30Aに固定された第2アーム46の下端部46Aにピン48によって回転可能に軸支されている。
【0016】
ブラケット36の上端後部36Bには、車幅方向に沿って配設されたピン50によって第3アーム52の上端部52Aが回転可能に軸支されており、第3アーム52の下端部52ABはピン50を中心に上下方向へ回転可能となっている。また、第3アーム52の下端部52Bは、基材30Aに固定されたる第2アーム46の上端部46Bにピン54によって回転可能に軸支されている。
【0017】
従って、第1アーム42、第2アーム46及び第3アーム52によってリンク機構が構成されており、アクティブニーボルスター24のアクチュエータ32が作動し、ロッド38が下方へ移動すると、第1アーム42がピン44を中心に図3の矢印A方向へ回転することで、前記リンク機構により、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30が、車体後側斜め上方(図3の矢印C方向)に向かって平行移動するようになっている。
【0018】
なお、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30が固定されたインストルメントパネル18の部位18Bの外周部には、薄肉部等で構成される脆弱部56が形成されており、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30が移動する際には、脆弱部56が破断することで、インストルメントパネル18の部位18Bが一般部18Aから容易に分離できるようになっている。
【0019】
第1アーム42の上部前端42Cには、下方側から係合凹部60が形成されており、係合凹部60の回転軌跡上には、下肢拘束部移動位置変更手段としてのストッパピン62が前記回転軌跡上に出入り可能に配置されている。即ち、ストッパピン62は、例えば、ブラケット36に固定したソレノイド、モータ等の下肢拘束部移動位置変更手段としての移動位置変更アクチュエータ64によって、車幅方向へ移動可能となっており、移動位置変更アクチュエータ64が作動すると図2に矢印Dで示される如く、ストッパピン62が第1アーム42の回転軌跡から外れた格納位置(図2に示す位置)から、第1アーム42の回転軌跡上の位置に移動するようになっている。
【0020】
なお、ストッパピン62が第1アーム42の回転軌跡上の位置にある場合には、アクティブニーボルスター24が作動した際に、第1アーム42の係合凹部60がストッパピン62と係合するため、第1アーム42の矢印A方向の移動が途中で止まり、下肢拘束部30が乗員28の下肢部28Aを拘束する下肢拘束位置を、図4に示す大柄な乗員28の下肢部28Aを拘束する高位置から、図5に示す小柄な乗員28の下肢部28Aを拘束する低位置に変更できるようになっている。
【0021】
なお、移動位置変更アクチュエータ64は制御回路14に接続されており、制御回路14によって作動が制御されるようになっている。
【0022】
図1に示される如く、フロントシート20のシートクッション22の内部には、乗員28の着座時の荷重を測定する乗員体格判定手段としての荷重センサ68が配設されている。この荷重センサ68は、制御回路14に接続されており、制御回路14は、荷重センサ68からの荷重データに基づいて、乗員28が大柄か小柄かを判定し、乗員28が小柄であると判定した場合には、移動位置変更アクチュエータ64を作動するようになっている。
【0023】
また、本実施形態では、図1に示される如く、インストルメントパネル18の上部18C及びステアリングホイール(図示省略)に、助手席用及び運転席用のエアバッグ装置70が配設されており(図1では助手席用のエアバッグ装置のみを示している)、これらのエアバッグ装置70のエアバッグ袋体72をフロントシート20に着座した乗員28の上半身28Bに向って膨張展開させるインフレータ74は、それぞれ制御回路14に接続されている。
【0024】
なお、図1の符号76はシートベルトを示している。
【0025】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0026】
本実施形態では、フロントシート20に乗員28が着座すると、制御回路14は、荷重センサ68からの荷重データに基づいて、乗員28が大柄か小柄かを判定する。具体的には、荷重データが所定値より大きい場合には乗員28が大柄であると判定し、この場合には、移動位置変更アクチュエータ64を作動しない。このため、ストッパピン62は、第1アーム42の回転軌跡上から外れた格納位置のままとなる。
【0027】
また、加速度センサ12で検知した車体の減速度が所定値以上となり、車体10が衝突したと制御回路14が判定した場合には、制御回路14はエアバッグ装置70を作動させると共に、アクティブニーボルスター24のアクチュエータ32を作動させる。この結果、アクチュエータ32のロッド38が下方へ移動し、第1アーム42の下端部42Bがピン44を中心に図3の矢印A方向へ回転することで、第1アーム42、第2アーム46及び第3アーム52からなるリンク機構により、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30が、車体後側斜め上方(図3の矢印C方向)に向かって平行移動する。
【0028】
この時、ストッパピン62は、第1アーム42の回転軌跡上から外れた格納位置にあるため、第1アーム42とストッパピン62とは干渉せず、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30は図4に示す大柄な乗員28の下肢部28Aを拘束する高位置まで移動する。
【0029】
このため、乗員28の体格が大きく下肢部28Aが高い位置にあっても、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30によって、下肢部28Aを車体前側斜め上方から確実に拘束できるため、乗員脚部の跳ね上がりを確実に防止できる。
【0030】
一方、フロントシート20に小柄な乗員28が着座し、荷重センサ68からの荷重データが所定値より大きくない場合には、制御回路14は、乗員28が小柄であると判定し、移動位置変更アクチュエータ64を作動する。この結果、ストッパピン62は、第1アーム42の回転軌跡上から外れた格納位置から、第1アーム42の回転軌跡上の位置に移動する。
【0031】
従って、車両衝突時には、図5に示される如く、作動した第1アーム42の係合凹部60とストッパピン62とが係合し、ストッパピン62が第1アーム42の矢印A方向の移動を途中で止める。
【0032】
この結果、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30は図5に示す小柄な乗員28の下肢部28Aを拘束する低位置まで移動する。このため、乗員28の体格が小さく下肢部28Aが低い位置にあっても、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30によって、下肢部28Aを車体前側斜め上方から確実に拘束できるため、乗員脚部の跳ね上がりを確実に防止できる。
【0033】
このように、本実施形態では、荷重センサ68からの荷重データに基づいて、制御回路14が、乗員28が大柄か小柄かを判定し、移動位置変更アクチュエータ64の作動を制御することで、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30の下肢拘束位置を図4に示す高位置と、図5に示す低位置とに変更することができる。この結果、乗員28の体格に合った最適な位置において、下肢拘束部30により乗員28の下肢部28Aを確実に拘束できる。
【0034】
また、本実施形態では、荷重センサ68をフロントシート20に配設したことで、アクティブニーボルスター24の下肢拘束部30に、乗員28との相対的な位置を検出するためのセンサを配設する構成に比べて、下肢拘束部30の小型化が可能となると共に移動位置変更アクチュエータ64の作動制御も容易になる。
【0035】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、衝突判定手段として加速度センサ12を使用したが、これに代えて、図1に符号80で示すカメラ、レダー等の衝突判定手段を使用することで衝突前に車両の衝突を感知し、即ち、衝突予知を行い、アクティブニーボルスター24を作動させる構成としても良い。
【0036】
また、上記実施形態では、本発明の車両用乗員保護装置をフロントシート(運転席及び助手席)に適用したが、本発明の車両用乗員保護装置をリヤシート等のフロントシート以外のシートにも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、車両の衝突検知と衝突予知との少なくとも何れか一方を行う衝突判定手段と、リンク機構を有するアクチュエータと、アクチュエータで作動する下肢拘束部とを備え、衝突判定手段の出力信号を受けて、アクチュエータによって、下肢拘束部をシートに着座した乗員の脚部の跳ね上がりを防止する下肢拘束位置へ移動させる下肢拘束手段と、シートに配設され、シートに着座した乗員の体格を判定する乗員体格判定手段と、リンク機構に係合可能なストッパピンと、乗員体格判定手段の出力信号に基づいてストッパピンを作動させるアクチュエータと、を備え、乗員体格判定手段が乗員が小柄であると判定した場合には、アクチュエータによりストッパピンを作動させリンク機構にストッパピンを係合させることで、下肢拘束部の下肢拘束位置を低位置とすると共に、乗員体格判定手段が乗員が大柄であると判定した場合には、アクチュエータによりストッパピンを作動させずリンク機構にストッパピンを係合させないことで下肢拘束部の下肢拘束位置を高位置とする下肢拘束部移動位置変更手段と、を有するため、乗員の体格に合わせて下肢拘束部の下肢拘束位置を調整できると共に下肢拘束部の小型化及び制御の容易化が可能になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用乗員保護装置が適用された車室前部を示す概略側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る車両用乗員保護装置の要部を示す車両斜め後方から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る車両用乗員保護装置の要部を示す拡大側断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る車両用乗員保護装置の要部を示す作用説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る車両用乗員保護装置の要部を示す作用説明図である。
【符号の説明】
12 加速度センサ(衝突判定手段)
14 制御回路(衝突判定手段)
20 フロントシート
24 アクティブニーボルスター(下肢拘束手段)
30 アクティブニーボルスターの下肢拘束部
32 アクティブニーボルスターのアクチュエータ
42 第1アーム
60 第1アームの係合凹部
62 ストッパピン(下肢拘束部移動位置変更手段)
64 移動位置変更アクチュエータ(下肢拘束部移動位置変更手段)
68 荷重センサ(乗員体格判定手段)

Claims (1)

  1. 車両の衝突検知と衝突予知との少なくとも何れか一方を行う衝突判定手段と、
    リンク機構を有するアクチュエータと、該アクチュエータで作動する下肢拘束部とを備え、前記衝突判定手段の出力信号を受けて、前記アクチュエータによって、前記下肢拘束部をシートに着座した乗員の脚部の跳ね上がりを防止する下肢拘束位置へ移動させる下肢拘束手段と、
    前記シートに配設され、該シートに着座した乗員の体格を判定する乗員体格判定手段と、
    前記リンク機構に係合可能なストッパピンと、前記乗員体格判定手段の出力信号に基づいて前記ストッパピンを作動させるアクチュエータと、を備え、前記乗員体格判定手段が前記乗員が小柄であると判定した場合には、前記アクチュエータにより前記ストッパピンを作動させ前記リンク機構に前記ストッパピンを係合させることで、前記下肢拘束部の前記下肢拘束位置を低位置とすると共に、前記乗員体格判定手段が前記乗員が大柄であると判定した場合には、前記アクチュエータにより前記ストッパピンを作動させず前記リンク機構に前記ストッパピンを係合させないことで前記下肢拘束部の前記下肢拘束位置を高位置とする下肢拘束部移動位置変更手段と、
    有することを特徴とする車両用乗員保護装置。
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