JP4184332B2 - 可変気筒式内燃機関の制御装置 - Google Patents

可変気筒式内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4184332B2
JP4184332B2 JP2004337126A JP2004337126A JP4184332B2 JP 4184332 B2 JP4184332 B2 JP 4184332B2 JP 2004337126 A JP2004337126 A JP 2004337126A JP 2004337126 A JP2004337126 A JP 2004337126A JP 4184332 B2 JP4184332 B2 JP 4184332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
internal combustion
combustion engine
cylinder operation
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004337126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006144684A (ja
Inventor
智弘 西
学 仁木
雅信 浅川
俊隆 鉢呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004337126A priority Critical patent/JP4184332B2/ja
Priority to US11/280,462 priority patent/US7104244B2/en
Publication of JP2006144684A publication Critical patent/JP2006144684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4184332B2 publication Critical patent/JP4184332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0087Selective cylinder activation, i.e. partial cylinder operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/06Cutting-out cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D17/00Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
    • F02D17/02Cutting-out
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、複数の気筒のすべてを運転する全気筒運転と、複数の気筒のうちの一部の気筒の運転を休止する部分気筒運転とに切り換えて運転される可変気筒式内燃機関の制御装置に関する。
従来、この種の制御装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この制御装置が適用された内燃機関は、車両に搭載された可変気筒式内燃機関であり、制御装置によって、アクセルペダルの開度が所定の判定値を下回っているときには、燃費の向上などを目的として部分気筒運転で運転され、それ以外のときには、全気筒運転で運転される。
上述したように、従来の制御装置では、アクセルペダルの開度で代表される内燃機関の負荷が所定の判定値を上回ったときに、部分気筒運転から全気筒運転に切り換えられる。このため、例えば、この判定値を部分気筒運転で出力可能なトルクに対応する負荷の上限(以下「上限負荷」という)に相当するように設定した場合には、部分気筒運転が可能な限り実行されることによって、良好な燃費が達成される。また、部分気筒運転中では、全気筒運転中と比較して、運転される気筒数が少ないためにトルク変動が生じやすく、特に、内燃機関の負荷が上限負荷に近づくと、トルク変動が大きくなることで、振動や騒音が大きくなる。このため、上記のように判定値を上限負荷に設定した場合には、振動や騒音が非常に大きくなるおそれがある。
このような不具合を解消するために、上記の判定値をトルク変動を抑制できるような、より小さな値に設定することが考えられる。しかし、その場合には、部分気筒運転の実行領域が狭くなり、その分、部分気筒運転の実行期間が短くなるので、燃費が悪化してしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、部分気筒運転モードにおける振動や騒音を抑制しながら、部分気筒運転モードを可能な限り実行することによって、良好な燃費を達成することができる可変気筒式内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
特願2003−129264号
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の気筒(実施形態における(以下、本項において同じ)右バンクの気筒#1〜#3、左バンクの気筒#4〜#6)のすべてを運転する全気筒運転モードと、複数の気筒のうちの一部の気筒(右バンクの気筒#1〜#3)の運転を休止する部分気筒運転モードとに、運転モードを切り換えて運転される可変気筒式内燃機関の制御装置1であって、内燃機関3の負荷を検出する負荷検出手段(エンジン回転数センサ31、アクセル開度センサ32、ECU2、図3のステップ21)と、部分気筒運転モード中、検出された内燃機関の負荷(要求トルクTQECMDF)が第1判定値TQCSNHよりも大きくなったときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきと判定する第1切換判定手段(ECU2、ステップ1および3)と、部分気筒運転モード中に、内燃機関の負荷が第1判定値TQCSNHと第1判定値TQCSNHよりも小さい第2判定値TQCSEHとの間の所定の負荷範囲内にある状態の継続度合を表す継続度合パラメータ(トルク偏差積算値SDTQCSNH、カウンタ積算値CTCLSTNG)を算出する継続度合パラメータ算出手段(ECU2、ステップ10〜13、ステップ35および36)と、算出された継続度合パラメータに基づいて、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきか否かを判定する第2切換判定手段(ECU2、ステップ14、ステップ37)と、第1切換判定手段および第2切換判定手段による判定結果に基づいて、部分気筒運転モードから全気筒運転モードへの切換を実行する切換実行手段(電磁弁5a,5b、ECU2)と、を備えることを特徴とする。
この可変気筒式内燃機関の制御装置によれば、部分気筒運転モード中、検出された内燃機関の負荷が所定の第1判定値よりも大きくなったときには、第1切換判定手段によって、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきと判定される。また、この判定結果に基づいて、全気筒運転モードへの切換が切換実行手段によって実行される。このため、例えば、第1判定値を部分気筒運転モードで出力可能なトルクに対応する負荷の上限(以下「上限負荷」という)に設定することによって、内燃機関の負荷が上限負荷を上回ったときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えることができ、それにより、負荷に見合ったトルクを出力することができる。
また、部分気筒運転モード中、内燃機関の負荷が第1判定値とこれよりも小さい第2判定値との間の所定の負荷範囲内にあるときには、その状態の継続度合を表す継続度合パラメータが、継続度合パラメータ算出手段によって算出される。そして、算出された継続度合パラメータに基づいて、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきか否かが、第2切換判定手段によって判定される。さらに、この判定結果に基づいて、全気筒運転モードへの切換が切換実行手段によって実行される。このように、全気筒運転モードへの切換を、内燃機関の負荷が第2判定値を超えるのと同時に行うのではなく、内燃機関の負荷が上記負荷範囲内にある状態の継続度合を確認しながら行うので、部分気筒運転モードの実行期間を長くすることができる。また、部分気筒運転モード中では、内燃機関の負荷が上限負荷に近づいても、内燃機関のトルク変動は、すぐには大きくならず、上限負荷に近い状態がある程度、継続したときに大きくなり、それに伴い、体感されるような大きな振動や騒音が発生するという傾向がある。したがって、上述したように、全気筒運転モードへの切換を、継続度合パラメータに基づいて行うことによって、部分気筒運転モード中に、内燃機関の振動や騒音を抑制できるとともに、部分気筒運転モードを可能な限り継続することで、良好な燃費を達成することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の可変気筒式内燃機関の制御装置1において、継続度合パラメータ(トルク偏差積算値SDTQCSNH)は、所定の負荷範囲内にある状態での内燃機関の負荷と第2判定値TQCSEHとの偏差の積算値であることを特徴とする。
この構成によれば、全気筒運転モードに切り換えるべきか否かの判定が、所定の負荷範囲内にある状態での内燃機関の負荷と第2判定値との偏差の積算値に基づいて行われる。内燃機関の負荷が上記負荷範囲にあるときには、上記の偏差、すなわち内燃機関の負荷と第2判定値との隔たりが大きいほど、また、この負荷範囲にある状態の継続時間が長いほど、大きな振動や騒音が発生しやすくなる。上述したように定義される積算値には、上記の偏差および継続時間の双方が反映されるので、この積算値が大きいほど、大きな振動や騒音が発生しやすい。したがって、本発明によれば、この積算値に基づいて、全気筒運転モードへの切換を適切なタイミングで行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の可変気筒式内燃機関の制御装置1において、継続度合パラメータ(カウンタ積算値CTCLSTNG)は、内燃機関の負荷が所定の負荷範囲内にある状態の継続時間であることを特徴とする。
この構成によれば、全気筒運転モードに切り換えるべきか否かの判定が、内燃機関の負荷が所定の負荷範囲内にある状態の継続時間に基づいて行われる。したがって、この継続時間に応じ、簡易な処理によって、全気筒運転モードへの切換を適切なタイミングで行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の可変気筒式内燃機関の制御装置1において、第2切換判定手段は、継続度合パラメータが所定の切換判定値SDTCNH、CTCLSTNGLTよりも大きくなったときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきと判定し(ステップ14、ステップ37、ステップ3)、内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段(エンジン回転数センサ31)と、検出された内燃機関の回転数に応じて、継続度合パラメータおよび切換判定値SDTCNH、CTCLSTNGLTの一方を補正する補正手段(ECU2、ステップ11および12、ステップ35)と、をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、継続度合パラメータが所定の切換判定値よりも大きくなったときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えるべきと判定する。また、継続度合パラメータまたは切換判定値が、検出された内燃機関の回転数に応じ、補正手段によって補正される。一般に、内燃機関の回転数が低いと、トルク変動が発生しやすく、そのため、振動や騒音もまた発生しやすい。したがって、全気筒運転モードへの切換の判定に用いられる継続度合パラメータまたは切換判定値を、内燃機関の回転数で補正することによって、この切換を、内燃機関の回転数に応じた適切なタイミングで行うことができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の可変気筒式内燃機関の制御装置1において、内燃機関3には、内燃機関3の駆動力をアシストするための電動機(モータ7)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、内燃機関の駆動力が電動機によってアシストされる。これにより、このアシストの分、内燃機関の実際の負荷を低減できるので、エンジン3のトルク変動を抑制することができる。したがって、振動や騒音を大きくすることなく、部分気筒運転モードの実行期間を長くすることができるので、燃費の向上をさらに図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態による可変気筒式内燃機関の制御装置について説明する。図1は、本発明の可変気筒式内燃機関の制御装置1と、これによって制御される可変気筒式内燃機関(以下「エンジン」という)3の概略構成を示している。
このエンジン3は、車両(図示せず)に搭載されたV型6気筒のDOHCガソリンエンジンであり、右バンク3Rの3つの気筒#1,#2,#3(複数の気筒、一部の気筒)と、左バンク3Lの3つの気筒#4,#5,#6(複数の気筒)を備えている。また、この右バンク3Rには、後述する部分気筒運転モードを実行するための気筒休止機構4が設けられている。
この気筒休止機構4は、油路6a,6bを介して油圧ポンプ(図示せず)に接続されている。また、油圧ポンプと気筒休止機構4の間には、吸気弁用および排気弁用の電磁弁5a,5b(切換実行手段)が配置されている。これらの電磁弁5a,5bはいずれも、常閉式のものであり、後述するECU2からの駆動信号によりONされたときに、油路6a,6bをそれぞれ開放する。部分気筒運転モードでは、電磁弁5a,5bがいずれもONされ、油路6a,6bを開放することにより、気筒休止機構4に対して油圧ポンプからの油圧が供給される。これにより、右バンク3Rの気筒#1〜#3において、吸気弁と吸気カムの間および排気弁と排気カム(いずれも図示せず)の間が遮断されることで、吸気弁および排気弁が休止状態(閉鎖状態)に保持される。
一方、全気筒運転モードでは、上記とは逆に、電磁弁5a,5bがともにOFFされ、油路6a,6bを閉鎖することにより、油圧ポンプから気筒休止機構4への油圧の供給が停止される。これにより、右バンク3Rの気筒#1〜#3において、吸気弁と吸気カムの間および排気弁と排気カムの間の遮断状態が解除されることで、吸気弁および排気弁が駆動される。
6つの気筒#1〜#6には、インテークマニホールドを介して吸気管(いずれも図示せず)が接続されている。インテークマニホールドの各分岐部には、吸気ポートに臨むようにインジェクタ(いずれも図示せず)が取り付けられている。これらのインジェクタは、ECU2からの駆動信号によって制御され、全気筒運転モードでは、すべてのインジェクタから燃料が噴射される。一方、部分気筒運転モードでは、右バンク3Rの3つのインジェクタからの燃料噴射が停止される。
以上のように、部分気筒運転モードでは、吸気弁および排気弁の休止と、インジェクタからの燃料噴射の休止とによって、右バンク3Rの3つの気筒#1〜#3の運転が休止される。一方、全気筒運転モードでは、6つの気筒#1〜#6がすべて運転されるとともに、#1→#5→#3→#6→#2→#4の順に運転される。
また、車両は、その駆動源として、エンジン3に加えてモータ7(電動機)を備えており、エンジン3のみで車両を駆動するエンジン駆動モード、またはエンジン3の駆動力をモータ7でアシストしながら車両を駆動するモータアシストモードによって運転される。モータ7は、エンジン3のクランク軸(図示せず)に直結されるとともに、トルクコンバータ(図示せず)を有する自動変速機8などを介して、車両の駆動輪9に連結されている。
モータ7は、その駆動源であるバッテリ10に、パワードライブユニット(以下「PDU」という)20を介して接続されている。このPDU20は、インバータなどからなる電気回路で構成されている。また、モータ7は、駆動輪9の回転エネルギを用いて発電を行うジェネレータとしての機能を有しており、発電された電気エネルギは、PDU20を介してバッテリ10に充電(回生)される。さらに、モータ7は、PDU20を介してECU2に接続されている。
バッテリ10には、電流電圧センサ30が取り付けられており、この電流電圧センサ30は、バッテリ10に入出力される電流・電圧値を検出し、その検出信号をECU2に出力する。ECU2は、この検出信号に基づいて、バッテリ10の残存容量を算出する。
また、ECU2には、エンジン回転数センサ31(負荷検出手段、回転数検出手段)、アクセル開度センサ32(負荷検出手段)および車速センサ33から、エンジン回転数NE、アクセル開度APおよび車速VPを表す検出信号が、それぞれ出力される。このアクセル開度APは、アクセルペダル(図示せず)の操作量を表すものである。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどからなるマイクロコンピュータで構成されている。上述した各種のセンサ30〜33からの検出信号はそれぞれ、I/OインターフェースでA/D変換された後、CPUに入力される。CPUは、これらの検出信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムなどに従って、部分気筒運転モードを実行すべきか否かを判定する。また、その判定結果に基づき、電磁弁5a,5bへの駆動信号、インジェクタの燃料噴射時間および点火プラグの点火時期などを制御することによって、エンジン3を部分気筒運転モードまたは全気筒運転モードで運転する。なお、本実施形態では、ECU2によって、負荷検出手段、第1切換判定手段、継続度合パラメータ算出手段、第2切換判定手段、切換実行手段および補正手段が構成されている。
図2は、上記の部分気筒運転モードの実行を判定する実行判定処理を示すフローチャートである。本処理は、所定時間(例えば100msec)ごとに実行される。まず、ステップ1では、要求トルクTQECMDF(内燃機関の負荷)が、第1判定値TQCSNHよりも小さいか否かを判別する。この要求トルクTQECMDFは、エンジン3およびモータ7に全体として要求されるトルクであり、図3に示すTQECMDF決定処理のステップ21において、エンジン回転数NEおよびアクセル開度APに応じ、マップ(図示せず)を検索することによって決定される。このマップでは、要求トルクTQECMDFは、エンジン回転数NEが大きいほど、およびアクセル開度APが大きいほど、より大きな値に設定されている。上記第1判定値TQCSNHは、部分気筒運転モードで出力可能なトルクの上限(以下「上限トルク」という)に相当するものであり、エンジン回転数NEおよび車速VPに応じ、マップ(図示せず)を検索することによって求められる。このマップでは、第1判定値TQCSNHは、エンジン回転数NEが大きいほど、および車速VPが大きいほど、より大きな値に設定されている。
上記ステップ1の答がNOで、TQECMDF≧TQCSNHのときには、後述するトルク偏差積算値SDTQCSNH(継続度合パラメータ)を値0にリセットする(ステップ2)。また、TQECMDF≧TQCSNHであることから、要求トルクTQECMDFが上限トルクを上回っているとして、全気筒運転モードを実行すべきと判定する。そして、そのことを表すために、部分気筒運転モードフラグF_CSTPを「0」にセットし(ステップ3)、本処理を終了する。これに伴い、エンジン3が全気筒運転モードで運転される。
一方、前記ステップ1の答がYESで、TQECMDF<TQCSNHのときには、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHよりも大きいか否かを判別する(ステップ4)。この第2判定値TQCSEHは、部分気筒運転モードを実行しても、エンジン3の振動や騒音が発生するおそれのないトルクの上限に相当するものであり、第1判定値TQCSNHから所定値を減算した値に設定される。上記ステップ4の答がNOで、TQECMDF≦TQCSEHのときには、トルク偏差積算値SDTQCSNHを値0にリセットする(ステップ5)。また、TQECMDF≦TQCSEHであることから、部分気筒運転モードを実行してもエンジン3の振動や騒音が発生するおそれがないとして、部分気筒運転モードを実行すべきと判定する。そして、そのことを表すために、部分気筒運転モードフラグF_CSTPを「1」にセットし(ステップ6)、本処理を終了する。これに伴い、エンジン3が部分気筒運転モードで運転される。
一方、前記ステップ4の答がYESで、TQECMDF>TQCSEHのとき、すなわち、要求トルクTQECMDFが第1判定値TQCSNHと第2判定値TQCSEHとの間にあるときには、モータアシストフラグF_MOTASTが「1」であるか否かを判別する(ステップ7)。このモータアシストフラグF_MOTASTは、前述したモータアシストモード中のときには「1」にセットされ、エンジン駆動モード中のときには「0」にセットされるものである。
このステップ7の答がNOで、エンジン駆動モード中のときには、切換判定値SDTCNHを、所定のエンジン駆動モード用判定値SDTCNNASTに設定する(ステップ8)。後述するように、この切換判定値SDTCNHは、部分気筒運転モードの実行判定に用いられる。
一方、上記ステップ7の答がYESで、モータアシストモード中のときには、切換判定値SDTCNHを、所定のモータアシストモード用判定値SDTCNASTに設定する(ステップ9)。このモータアシストモード用判定値SDTCNASTは、上記エンジン駆動モード用判定値SDTCNNASTよりも大きな値に設定されている。
上記ステップ8または9に続くステップ10では、要求トルクTQECMDFから第2判定値TQCSEHを減算することによって、トルク偏差DTQOVERを算出する。次いで、エンジン回転数NEに応じ、図4に示すCNEKテーブルを検索することによって、補正係数CNEKを算出する(ステップ11)。このテーブルでは、補正係数CNEKは、エンジン回転数NEが低いほど、より大きな正値に設定されており、エンジン回転数NEが最小値NEMINのときには、最大値CNEKMAX(例えば1.0)に設定されている。
次に、上記ステップ10で算出したトルク偏差DTQOVERに上記補正係数CNEKを乗算することによって、トルク偏差の補正加算項DTQSTEPを算出する(ステップ12)。次いで、算出した補正加算項DTQSTEPをそのときまでのトルク偏差積算値SDTQCSNHに加算した値を、今回のトルク偏差積算値SDTQCSNHとして算出する(ステップ13)。
以上のように、要求トルクTQECMDFが第1判定値TQCSNHと第2判定値TQCSEHとの間(以下「切換トルク範囲」という)にあるときには(ステップ1および4:YES)、要求トルクTQECMDFと第2判定値TQCSEHとの偏差であるトルク偏差DTQOVERを補正した補正加算項DTQSTEPを積算することによって、トルク偏差積算値SDTQCSNHが算出される(ステップ10〜13)。この算出方法から明らかなように、トルク偏差積算値SDTQCSNHには、要求トルクTQECMDFと第2判定値TQCSEHとの隔たりの大きさと、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態の継続時間の双方が反映されるので、このトルク偏差積算値SDTQCSNHが大きいほど、大きな振動や騒音が発生しやすい。また、トルク偏差積算値SDTQCSNHは、図6のハッチング部分の面積によって表される。
上記ステップ13に続くステップ14では、このトルク偏差積算値SDTQCSNHが、前記ステップ8または9で設定した切換判定値SDTCNHよりも大きいか否かを判別する。
この答がNOで、トルク偏差積算値SDTQCSNHが小さいときには、大きな振動や騒音が発生するおそれがないとして、部分気筒運転モードを継続すべきと判定し、前記ステップ6を実行する。
一方、上記ステップ14の答がYESで、トルク偏差積算値SDTQCSNHが大きいときには、部分気筒運転モードを継続すると大きな振動や騒音が発生するおそれがあるとして、部分気筒運転モードを停止すべきと判定し、前記ステップ3を実行する。
次に、図5および図6を参照しながら、上述した処理の動作例を、比較例とともに説明する。図5に示す比較例は、要求トルクTQECMDFと第2判定値TQCSEHとの大小関係のみに基づいて、部分気筒運転モードの実行判定を行った例である。
図5に示すように、比較例では、前述したように車速VPに応じて設定される第1判定値TQCSNHは、車速VPが変化するのに応じて変化し、それに伴って、第1判定値TQCSNHから所定値を減算した値である第2判定値TQCSEHも、同様に変化する。また、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを下回っているとき(時点t1〜t2、t3〜t4およびt5以降)には、部分気筒運転モードフラグF_CSTPが「1」にセットされ、部分気筒運転モードが実行される。また、これ以外のときには、部分気筒運転モードフラグF_CSTPが「0」にセットされ、全気筒運転モードが実行される。以上のように、この比較例では、部分気筒運転モード中に、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを上回るのと同時に、運転モードが全気筒運転モードに切り換えられるので、その分、部分気筒運転モードの実行期間が短くなる。
これに対して、図6に示すように、本実施形態では、部分気筒運転モード中に、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを上回っても(時点t6)、前述したように算出されるトルク偏差積算値SDTQCSNHが切換判定値SDTCNHを上回らない限り、全気筒運転モードに切り換えられず、部分気筒運転モードが継続される。そして、トルク偏差積算値SDTQCSNHが切換判定値SDTCNHを上回ったとき(時点t7)に初めて、運転モードが全気筒運転モードに切り換えられる。したがって、振動や騒音を抑制しながら、部分気筒運転モードの実行期間を長くすることができ、良好な燃費を達成することができる。
以上のように、本実施形態によれば、要求トルクTQECMDFが、第1判定値TQCSNH、すなわち上限トルク以上のときには(ステップ1:YES)、全気筒運転モードを実行すべきと判定される(ステップ3)。したがって、部分気筒運転モード中に、要求トルクTQECMDFが上限トルクを上回ったときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えることができ、それにより、要求トルクTQECMDFを確実に出力することができる。
また、部分気筒運転モード中において、要求トルクTQECMDFが、第1判定値TQCSNHと第2判定値TQCSEHとの間、すなわち切換トルク範囲内にあるときに(ステップ1および4:YES)、その状態での要求トルクTQECMDFと第2判定値TQCSEHとの偏差の積算値に相当するトルク偏差積算値SDTQCSNHが算出される(ステップ10〜13)。そして、トルク偏差積算値SDTQCSNHが切換判定値SDTCNHよりも大きいときには(ステップ14:YES)、全気筒運転モードを実行すべきと判定され(ステップ3)、運転モードが全気筒運転モードに切り換えられる。前述したように、トルク偏差積算値SDTQCSNHには、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態での、第2判定値TQCSEHとの偏差とその状態での継続時間が反映されるので、トルク偏差積算値SDTQCSNHが大きいほど、大きな振動や騒音が発生しやすい。したがって、このトルク偏差積算値SDTQCSNHに基づき、上記のように全気筒運転モードへの切換を行うことによって、この切換を適切なタイミングで行うことができるので、部分気筒運転モード中におけるエンジン3の振動や騒音を抑制しながら、良好な燃費を達成することができる。
さらに、トルク偏差積算値SDTQCSNHは、トルク偏差DTQOVERを補正係数CNEKで補正した補正加算項DTQSTEPを積算することにより算出される。前述したように、この補正係数CNEKは、エンジン回転数NEが低いほど、より大きな値に設定されるので、それに応じて、トルク偏差積算値SDTQCSNHがより大きな値に算出される。一方、エンジン回転数NEが低いときには、トルク変動が大きくなりやすいことで、大きな振動や騒音が発生しやすい傾向にある。したがって、補正係数CNEKを上記のように設定することによって、エンジン回転数NEが低いときに、トルク偏差積算値SDTQCSNHが切換判定値SDTCNHを上回りやすくすることで、全気筒運転モードに早期に切り換えることができる。このように、全気筒運転モードへの切換を、エンジン回転数NEに応じた適切なタイミングで行うことができる。また、このような補正係数CNEKによる補正が、トルク偏差積算値SDTQCSNHの算出ごとに行われるので、上記のような効果をより良好に得ることができる。
また、モータアシストモード中では、モータ7によるアシストによって、エンジン3から実際に出力されるトルクが低減されていて、部分気筒運転モード中のトルク変動が発生しにくい状態にある。したがって、前述したように、モータアシストモード中に、切換判定値SDTCNHをエンジン駆動モード中よりも大きな値に設定することによって、トルク偏差積算値SDTQCSNHが切換判定値SDTCNHを上回りにくくすることで、モータアシストの有無に応じて、全気筒運転モードへの切換を適切なタイミングで行うことができる。したがって、振動や騒音を抑制しながら、部分気筒運転モードの実行期間を長くすることができる。
なお、本実施形態では、部分気筒運転モード中におけるトルク偏差積算値SDTQCSNHの算出時に、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを下回ったときに、トルク偏差積算値SDTQCSNHを値0にリセットしているが(ステップ5)、このリセットを、第2判定値TQCSEHを下回った後、所定時間が経過したときに行うようにしてもよい。このような設定により、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを下回った後、短時間で切換トルク範囲内に入ったようなときに、運転モードを全気筒運転モードに切り換えることができ、したがって、そのような状況での大きな振動や騒音の発生を防止できる。
次に、図7を参照しながら、本発明の第2実施形態による部分気筒運転モードの実行判定処理について説明する。この判定処理は、図2の第1実施形態による判定処理と比較して、継続度合パラメータとして、要求トルクTQECMDFが前記切換トルク範囲内にある状態の継続時間を用いる点のみが異なっている。なお、図7では、図2の処理と同じ実行内容の部分については、同じステップ番号を付している。以下、図2の処理と異なる実行内容の部分を中心として説明する。
前記ステップ1の答がNOで、TQECMDF≧TQCSNHのときには、後述するカウンタ積算値CTCLSTNG(継続度合パラメータ)を値0にリセットする(ステップ31)とともに、前記ステップ3を実行し、本処理を終了する。また、前記ステップ4の答がNOで、TQECMDF≦TQCSEHのときには、カウンタ積算値CTCLSTNGを値0にリセットする(ステップ32)とともに、前記ステップ6を実行し、本処理を終了する。
さらに、前記ステップ7の答がNOで、F_MOTAST=0、すなわちエンジン駆動モード中のときには、切換判定値CTCLSTNGLTを、所定のエンジン駆動モード用判定値CNTREFNASTに設定する(ステップ33)。
一方、前記ステップ7の答がYESで、モータアシストモード中のときには、切換判定値CTCLSTNGLTを、上記エンジン駆動モード用判定値CNTREFNASTよりも大きな所定のモータアシストモード用判定値CNTREFASTに設定する(ステップ34)。
上記ステップ33または34に続くステップ35では、エンジン回転数NEに応じ、図8に示すNEKテーブルを検索することによって、カウンタ加算値NEKを求める。同図において、NE1〜NE3(NE1<NE2<NE3)は、それぞれエンジン回転数NEの第1〜第3の所定値である。同テーブルでは、カウンタ加算値NEKは、エンジン回転数NEが小さいほど、より大きな値に設定されている。具体的には、カウンタ加算値NEKは、NE<NE1のときに最大値NEKMAX(例えば4)に、NE1≦NE<NE2のときに所定値NEK1(例えば3)に、NE2≦NE<NE3のときに所定値NEK2(例えば2)に、NE≧NE3のときに最小値NEKMIN(例えば1)に、それぞれ設定されている。
次いで、設定したカウンタ加算値NEKをそのときまでのカウンタ積算値CTCLSTNGに加算した値を、今回のカウンタ積算値CTCLSTNGとして算出する(ステップ36)。このカウンタ積算値CTCLSTNGは、その算出方法から明らかなように、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態の継続時間に相当する。
次に、算出したカウンタ積算値CTCLSTNGが、前記ステップ33または34で設定した切換判定値CTCLSTNGLTよりも大きいか否かを判別する(ステップ37)。この答がNOで、CTCLSTNG≦CTCLSTNGLTのとき、すなわち、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態の継続時間が短いときには、大きな振動や騒音が発生するおそれがないとして、部分気筒運転モードを実行すべきと判定し、前記ステップ6を実行する。
一方、ステップ37の答がYESで、CTCLSTNG>CTCLSTNGLTのときには、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態の継続時間が長く、部分気筒運転モードを継続すると、大きな振動や騒音が発生するおそれがあるとして、部分気筒運転モードを停止すべきと判定し、前記ステップ3を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、部分気筒運転モード中において、要求トルクTQECMDFが切換トルク範囲内にある状態の継続時間に相当するカウンタ積算値CTCLSTNGが大きく、この継続時間が長いときに、全気筒運転モードに切り換えるべきと判定される。前述したように、この継続時間が長いほど、部分気筒運転モードにおいて大きな振動や騒音が発生しやすくなる。したがって、全気筒運転モードへの切換を上記のように行うことによって、第1実施形態と同様に、この切換を適切なタイミングで行うことができる。また、第1実施形態と異なり、トルク偏差DTQOVERを算出する必要がないので、その分、ECU2の演算負荷を低減することができる。
また、エンジン回転数NEが低いほど、カウンタ加算値NEKがより大きな値に設定され、それに応じて、カウンタ積算値CTCLSTNGがより大きな値に算出される。したがって、第1実施形態と同様、全気筒運転モードへの切換を、エンジン回転数NEに応じた適切なタイミングで行うことができる。
さらに、第1実施形態と同様、切換判定値CTCLSTNGLTが、モータアシストモード中にエンジン駆動モード中よりも大きな値に設定されるので、全気筒運転モードへの切換を、モータアシストの有無に応じた適切なタイミングで行うことができる。
なお、本実施形態では、部分気筒運転モード中におけるカウンタ積算値CTCLSTNGの算出時に、要求トルクTQECMDFが第2判定値TQCSEHを下回ったときに、カウンタ積算値CTCLSTNGを値0にリセットしているが(ステップ32)、第1実施形態で述べたのと同じ理由から、このリセットを、第2判定値TQCSEHを下回った後、所定時間が経過したときに行うようにしてもよい。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態は、全気筒数が6、部分気筒運転モードにおける休止気筒数が3の例であるが、あくまでも例示であり、他の任意の数でもよい。また、休止気筒数が可変に制御されるもの、例えば、運転気筒数が6に対して、休止気筒数が1〜5の任意の数に可変に制御されるものでもよい。
さらに、実施形態では、内燃機関の負荷として、要求トルクTQECMDFを用いたが、これに代えて、エンジン3の出力などを用いてもよい。また、実施形態では、エンジン回転数NEに応じて、トルク偏差積算値SDTQCSNHおよびカウンタ積算値CTCLSTNGを補正したが、これに代えて、切換判定値SDTCNHおよびCTCLSTNGLTを補正してもよい。この場合には、エンジン回転数NEが低いほど、切換判定値SDTCNHおよびCTCLSTNGLTはより小さな値に設定される。また、実施形態では、第2判定値TQCSEHを、第1判定値TQCSNHから所定値を減算した値に設定しているが、第1判定値TQCSNHとは別個に設定するようにしてもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
第1実施形態による制御装置と、これによって制御されるエンジンの概略構成を示す図である。 部分気筒運転モードの実行判定処理を示すフローチャートである。 要求トルクTQECMDFを決定する処理を示すフローチャートである。 図2の処理で用いられるCNEKテーブルの一例を示す図である。 図2の処理によって得られる動作例を示す図である。 図5の比較例を示す図である。 第2実施形態による部分気筒運転モードの実行判定処理を示すフローチャートである。 図7の処理で用いられるNEKテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1 制御装置
2 ECU(負荷検出手段、第1切換判定手段、継続度合パラメータ算出手段、
第2切換判定手段、切換実行手段、補正手段)
3 エンジン
#1〜#3 右バンクの気筒(複数の気筒、一部の気筒)
#4〜#6 左バンクの気筒(複数の気筒)
5a,5b 電磁弁(切換実行手段)
7 モータ(電動機)
31 エンジン回転数センサ(負荷検出手段、回転数検出手段)
32 アクセル開度センサ(負荷検出手段)
TQECMDF 要求トルク(検出された内燃機関の負荷)
TQCSNH 第1判定値
TQCSEH 第2判定値
SDTQCSNH トルク偏差積算値(継続度合パラメータ)
SDTCNH 切換判定値
CTCLSTNG カウンタ積算値(継続度合パラメータ)
CTCLSTNGLT 切換判定値

Claims (5)

  1. 複数の気筒のすべてを運転する全気筒運転モードと、前記複数の気筒のうちの一部の気筒の運転を休止する部分気筒運転モードとに、運転モードを切り換えて運転される可変気筒式内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記部分気筒運転モード中、前記検出された内燃機関の負荷が第1判定値よりも大きくなったときに、前記運転モードを前記全気筒運転モードに切り換えるべきと判定する第1切換判定手段と、
    前記部分気筒運転モード中に、前記内燃機関の負荷が前記第1判定値と当該第1判定値よりも小さい第2判定値との間の所定の負荷範囲内にある状態の継続度合を表す継続度合パラメータを算出する継続度合パラメータ算出手段と、
    当該算出された継続度合パラメータに基づいて、前記運転モードを前記全気筒運転モードに切り換えるべきか否かを判定する第2切換判定手段と、
    前記第1切換判定手段および前記第2切換判定手段による判定結果に基づいて、前記部分気筒運転モードから前記全気筒運転モードへの切換を実行する切換実行手段と、
    を備えることを特徴とする可変気筒式内燃機関の制御装置。
  2. 前記継続度合パラメータは、前記所定の負荷範囲内にある状態での前記内燃機関の負荷と前記第2判定値との偏差の積算値であることを特徴とする、請求項1に記載の可変気筒式内燃機関の制御装置。
  3. 前記継続度合パラメータは、前記内燃機関の負荷が前記所定の負荷範囲内にある状態の継続時間であることを特徴とする、請求項1に記載の可変気筒式内燃機関の制御装置。
  4. 前記第2切換判定手段は、前記継続度合パラメータが所定の切換判定値よりも大きくなったときに、前記運転モードを前記全気筒運転モードに切り換えるべきと判定し、
    前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
    当該検出された内燃機関の回転数に応じて、前記継続度合パラメータおよび前記切換判定値の一方を補正する補正手段と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の可変気筒式内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関には、当該内燃機関の駆動力をアシストするための電動機が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の可変気筒式内燃機関の制御装置。
JP2004337126A 2004-11-22 2004-11-22 可変気筒式内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP4184332B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004337126A JP4184332B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 可変気筒式内燃機関の制御装置
US11/280,462 US7104244B2 (en) 2004-11-22 2005-11-17 Control system for variable-cylinder internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004337126A JP4184332B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 可変気筒式内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006144684A JP2006144684A (ja) 2006-06-08
JP4184332B2 true JP4184332B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=36459803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004337126A Expired - Fee Related JP4184332B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 可変気筒式内燃機関の制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7104244B2 (ja)
JP (1) JP4184332B2 (ja)

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PT1801201E (pt) * 1997-12-24 2011-07-05 Abbott Biologicals Bv Preparação de células para a produção de material biológico
JP4080373B2 (ja) * 2003-04-18 2008-04-23 本田技研工業株式会社 内燃機関の制御装置
US7278391B1 (en) * 2006-09-11 2007-10-09 Gm Global Technology Operations, Inc. Cylinder deactivation torque limit for noise, vibration, and harshness
DE102006044077A1 (de) * 2006-09-20 2008-03-27 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Betriebsartenumschaltung einer Brennkraftmaschine mit mehreren Steuergeräten
US7377250B1 (en) 2006-12-27 2008-05-27 Caterpillar Inc. System and method for balancing an engine during cylinder cutout
US7765994B2 (en) * 2007-07-12 2010-08-03 Ford Global Technologies, Llc Cylinder charge temperature control for an internal combustion engine
US7836866B2 (en) * 2008-05-20 2010-11-23 Honda Motor Co., Ltd. Method for controlling cylinder deactivation
KR101080792B1 (ko) * 2008-06-19 2011-11-07 기아자동차주식회사 6기통 엔진
US8892330B2 (en) 2011-10-17 2014-11-18 Tula Technology, Inc. Hybrid vehicle with cylinder deactivation
US8146565B2 (en) 2008-07-15 2012-04-03 Ford Global Technologies, Llc Reducing noise, vibration, and harshness in a variable displacement engine
DE102009030771A1 (de) * 2009-06-27 2010-12-30 Mahle International Gmbh Kolbenmotor und Betriebsverfahren
US8191514B2 (en) 2010-04-08 2012-06-05 Ford Global Technologies, Llc Ignition control for reformate engine
US8245671B2 (en) * 2010-04-08 2012-08-21 Ford Global Technologies, Llc Operating an engine with reformate
US8015952B2 (en) * 2010-04-08 2011-09-13 Ford Global Technologies, Llc Engine fuel reformer monitoring
US8146541B2 (en) 2010-04-08 2012-04-03 Ford Global Technologies, Llc Method for improving transient engine operation
US8041500B2 (en) * 2010-04-08 2011-10-18 Ford Global Technologies, Llc Reformate control via accelerometer
US8037850B2 (en) 2010-04-08 2011-10-18 Ford Global Technologies, Llc Method for operating an engine
US8539914B2 (en) * 2010-04-08 2013-09-24 Ford Global Technologies, Llc Method for operating an engine with a fuel reformer
US8118006B2 (en) * 2010-04-08 2012-02-21 Ford Global Technologies, Llc Fuel injector diagnostic for dual fuel engine
US8001934B2 (en) 2010-04-08 2011-08-23 Ford Global Technologies, Llc Pump control for reformate fuel storage tank
US8230826B2 (en) 2010-04-08 2012-07-31 Ford Global Technologies, Llc Selectively storing reformate
US8402928B2 (en) * 2010-04-08 2013-03-26 Ford Global Technologies, Llc Method for operating an engine with variable charge density
US8307790B2 (en) 2010-04-08 2012-11-13 Ford Global Technologies, Llc Method for operating a vehicle with a fuel reformer
US8613263B2 (en) * 2010-04-08 2013-12-24 Ford Global Technologies, Llc Method for operating a charge diluted engine
US9299337B2 (en) * 2011-01-11 2016-03-29 Bose Corporation Vehicle engine sound enhancement
US10227939B2 (en) 2012-08-24 2019-03-12 GM Global Technology Operations LLC Cylinder deactivation pattern matching
US9650978B2 (en) 2013-01-07 2017-05-16 GM Global Technology Operations LLC System and method for randomly adjusting a firing frequency of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated
US9726139B2 (en) 2012-09-10 2017-08-08 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling a firing sequence of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated
US9222427B2 (en) 2012-09-10 2015-12-29 GM Global Technology Operations LLC Intake port pressure prediction for cylinder activation and deactivation control systems
US9534550B2 (en) 2012-09-10 2017-01-03 GM Global Technology Operations LLC Air per cylinder determination systems and methods
US9249747B2 (en) 2012-09-10 2016-02-02 GM Global Technology Operations LLC Air mass determination for cylinder activation and deactivation control systems
US9249748B2 (en) * 2012-10-03 2016-02-02 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling a firing sequence of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated
US9416743B2 (en) * 2012-10-03 2016-08-16 GM Global Technology Operations LLC Cylinder activation/deactivation sequence control systems and methods
US9458779B2 (en) 2013-01-07 2016-10-04 GM Global Technology Operations LLC Intake runner temperature determination systems and methods
US9638121B2 (en) * 2012-08-24 2017-05-02 GM Global Technology Operations LLC System and method for deactivating a cylinder of an engine and reactivating the cylinder based on an estimated trapped air mass
US9458778B2 (en) 2012-08-24 2016-10-04 GM Global Technology Operations LLC Cylinder activation and deactivation control systems and methods
US9382853B2 (en) * 2013-01-22 2016-07-05 GM Global Technology Operations LLC Cylinder control systems and methods for discouraging resonant frequency operation
US9239024B2 (en) 2012-09-10 2016-01-19 GM Global Technology Operations LLC Recursive firing pattern algorithm for variable cylinder deactivation in transient operation
US9140622B2 (en) 2012-09-10 2015-09-22 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling a firing sequence of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated
US9719439B2 (en) 2012-08-24 2017-08-01 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling spark timing when cylinders of an engine are deactivated to reduce noise and vibration
US9458780B2 (en) 2012-09-10 2016-10-04 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for controlling cylinder deactivation periods and patterns
US9376973B2 (en) 2012-09-10 2016-06-28 GM Global Technology Operations LLC Volumetric efficiency determination systems and methods
US9249749B2 (en) 2012-10-15 2016-02-02 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling a firing pattern of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated
US9494092B2 (en) 2013-03-13 2016-11-15 GM Global Technology Operations LLC System and method for predicting parameters associated with airflow through an engine
US9284903B2 (en) 2013-12-30 2016-03-15 GM Global Technology Operations LLC System and method for adjusting engine speed and/or engine load to improve fuel economy without causing vehicle vibration that is perceivable by a vehicle occupant
US10100754B2 (en) 2016-05-06 2018-10-16 Tula Technology, Inc. Dynamically varying an amount of slippage of a torque converter clutch provided between an engine and a transmission of a vehicle
US20160252023A1 (en) * 2014-03-13 2016-09-01 Tula Technology, Inc. Method and apparatus for determining optimum skip fire firing profile with rough roads and acoustic sources
US9441550B2 (en) 2014-06-10 2016-09-13 GM Global Technology Operations LLC Cylinder firing fraction determination and control systems and methods
US9341128B2 (en) 2014-06-12 2016-05-17 GM Global Technology Operations LLC Fuel consumption based cylinder activation and deactivation control systems and methods
US9556811B2 (en) 2014-06-20 2017-01-31 GM Global Technology Operations LLC Firing pattern management for improved transient vibration in variable cylinder deactivation mode
GB2531309B (en) * 2014-10-16 2019-08-07 Ford Global Tech Llc A method of controlling a turbocharged engine
US9599047B2 (en) 2014-11-20 2017-03-21 GM Global Technology Operations LLC Combination cylinder state and transmission gear control systems and methods
CN107110039B (zh) 2015-01-12 2019-03-01 图拉技术公司 跳过点火式发动机控制系统中的噪声、振动和声振粗糙度降低
US10344692B2 (en) 2015-01-12 2019-07-09 Tula Technology, Inc. Adaptive torque mitigation by micro-hybrid system
US10578037B2 (en) 2015-01-12 2020-03-03 Tula Technology, Inc. Adaptive torque mitigation by micro-hybrid system
US10196995B2 (en) 2015-01-12 2019-02-05 Tula Technology, Inc. Engine torque smoothing
US10060368B2 (en) 2015-01-12 2018-08-28 Tula Technology, Inc. Engine torque smoothing
US10337441B2 (en) 2015-06-09 2019-07-02 GM Global Technology Operations LLC Air per cylinder determination systems and methods
US10954877B2 (en) 2017-03-13 2021-03-23 Tula Technology, Inc. Adaptive torque mitigation by micro-hybrid system
US10746153B2 (en) 2018-05-21 2020-08-18 Ford Global Technologies, Llc Method and system for adjusting engine knock background noise of a variable displacement engine
US10975828B2 (en) 2018-05-21 2021-04-13 Ford Global Technologies, Llc Method and system for adjusting engine knock background noise levels
US11204011B2 (en) 2018-05-21 2021-12-21 Ford Global Technologies, Llc Method and system for variable displacement engine knock control
US10780772B2 (en) * 2018-10-23 2020-09-22 Ge Global Sourcing Llc Vehicle engine assist system
US11920530B2 (en) * 2019-08-05 2024-03-05 Cummins Inc. Delaying cylinder reactivation
US11555461B2 (en) 2020-10-20 2023-01-17 Tula Technology, Inc. Noise, vibration and harshness reduction in a skip fire engine control system

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4227505A (en) * 1977-04-27 1980-10-14 Eaton Corporation Valve selector control system
US5431139A (en) * 1993-12-23 1995-07-11 Ford Motor Company Air induction control system for variable displacement internal combustion engine
US5975052A (en) * 1998-01-26 1999-11-02 Moyer; David F. Fuel efficient valve control
KR20020095384A (ko) * 2001-06-14 2002-12-26 현대자동차주식회사 내연기관의 휴지장치 및 그 제어방법
DE10148347A1 (de) * 2001-09-29 2003-04-10 Bosch Gmbh Robert Momentenneutrale Zylinderabschaltung durch Deaktivierung von Gaswechselventilen
US6758187B2 (en) * 2002-10-22 2004-07-06 Delphi Technologies, Inc. Method and apparatus to estimate oil aeration in an engine
US6662785B1 (en) * 2003-01-06 2003-12-16 General Motors Corporation Method of operating HCCI engines at low speed and low load
US6739314B1 (en) * 2003-02-18 2004-05-25 General Motors Corporation Displacement on demand with throttle preload security methodology
JP3962356B2 (ja) * 2003-05-07 2007-08-22 本田技研工業株式会社 可変気筒式内燃機関の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060107919A1 (en) 2006-05-25
JP2006144684A (ja) 2006-06-08
US7104244B2 (en) 2006-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184332B2 (ja) 可変気筒式内燃機関の制御装置
KR100263221B1 (ko) 내연기관의부압제어장치
KR100233421B1 (ko) 내연기관의 부압 제어장치
KR100263223B1 (ko) 내연기관의부압제어장치
US20030102175A1 (en) Control device for hybrid vehicle
US20060266323A1 (en) Control apparatus for vehicle, and vehicle incorporating the same
JP2008128082A (ja) エンジントルク制御装置及びその調整方法
JP2000282969A (ja) ハイブリッド自動車のエンジン制御装置
JP2008215320A (ja) トルク制御装置
JP3583324B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6409840B2 (ja) ディーゼルエンジンの制御装置
JP4409008B2 (ja) 筒内燃料噴射エンジンの燃料噴射制御装置
JP2008069701A (ja) 車両制御装置
JP4131197B2 (ja) 筒内噴射型内燃機関の休筒制御装置
JP7225840B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3976141B2 (ja) 可変気筒式内燃機関の制御装置
JP2004100528A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP2002213592A (ja) ハイブリッド車の機関回転速度制御装置
JP4204894B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2004324574A (ja) ハイブリッド自動車の制御装置
JP3562412B2 (ja) ハイブリッド車の出力制御装置
JP3962356B2 (ja) 可変気筒式内燃機関の制御装置
JP7331367B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2006152887A (ja) 内燃機関の失火判定装置
JP7342707B2 (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140912

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees