JP4183493B2 - 車両盗難防止システム、及び車両盗難防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両盗難防止システム、及び車両盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、頻発する車両盗難に対応するために種々の車両盗難防止システムが提案されている。その代表的なものは、駐車時にドアのこじ開け等をセンサによって監視しておき非常時には警報を鳴らすといったシステムである。しかしながら窃盗犯等は、警報が鳴りやむのを待つ、予め警報が鳴らないように細工しておく、警報を無視して短時間のうちに運び去るなどの手口で駐車車両を持ち去ってしまう。
【0003】
このような状況を受けてより強力な車両盗難防止システムが提案されている。例えば、特開2002−29383号公報(特許文献1)には、鍵IDと車両IDとが一致するか否かを判定し、さらに免許証IDが登録された免許証IDと一致するか否かを判定して運転の禁止又は許可の判断を行う車両盗難防止システムが開示されている。また、特開2002−59812号公報(特許文献2)には、盗難車両とサービスセンタとの間で通信を行って、サービスセンタからの遠隔操作により盗難車両のエンジンを停止させたりライトを点滅させたりすることのできる車両盗難防止システムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−29383号公報
【特許文献2】
特開2002−59812号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の車両盗難防止システムにおいては、窃盗犯が鍵IDや免許証IDを偽造することや窃盗犯が所有者から鍵IDや免許証IDを強奪した場合、効果がなくなってしまう。また、上記特許文献2のような車両盗難防止システムにおいても、窃盗犯が車両に搭載された通信手段を破壊又は除去したり、或いは設定を変更してしまうと、その効果が失われてしまう。
【0006】
このように、車両盗難を防ぐための技術開発は様々な見地から進められているが、窃盗犯側の手口も巧妙化してきており、より防犯性が高く窃盗犯等に敬遠されるような車両盗難防止システムが求められている。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、盗難を検知して車両の商品価値を低下させることにより、窃盗犯の窃盗意欲を減退させることのできる車両盗難防止システム、及び車両盗難防止装置を提供することを目的としている。
【0008】
また、本発明は、窃盗犯等を欺いて後に盗難車であることを告知することにより、窃盗犯を捉えるための手掛かりを提供することができる車両盗難防止システムを提供することを別の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る車両盗難防止システム(1)は、車両の盗難行為を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段を備えた車両盗難防止システムであって、車両の状態を表示する計器盤と、車両の状態をセンシングして状態信号を出力する状態検出部と、前記状態信号を受信して前記計器盤に対し表示処理を行わせる表示制御部と、前記盗難検出手段を有し、前記盗難検出信号を受信すると前記表示制御部に警告モード信号を出力する警告管理部とを備え、前記表示制御部が、第1の記憶手段を備え、前記警告モード信号を受信すると警告モードを示すモード情報を前記第1の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第1の記憶手段に格納されている場合に前記計器盤に対し異常表示処理を行わせるものであり、前記警告管理部が、第2の記憶手段を備え、前記盗難検出信号を受信して警告モードを示すモード情報を前記第2の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第2の記憶手段に格納されている場合に定期的又は偶発的に前記警告モード信号を前記表示制御部に出力するものであることを特徴としている。
【0010】
上記車両盗難防止システム(1)によれば、盗難された車両の計器盤に異常表示処理を行わせるようにして車両の商品価値を低下させることができ、異常表示処理の有無を基に盗難車と通常流通車とを区別することができるようになる。そのため窃盗犯等は盗難車両をそのまま流通させることができず、警告モードを解除すべく表示制御部の異常動作を解析し修理しなければならなくなりコストがかさむこととなる。結果、窃盗犯の窃盗意欲を減退させることができる。
【0012】
また、上記車両盗難防止システム(1)によれば、警告モードを示すモード情報が第1の記憶手段に格納されるので、窃盗犯等が電源を切るなどして応急処置的に異常表示の状態を収拾させても、再び電源が入るとモード情報を読み出すことにより警告モードが解除されるまで異常表示処理を継続することができる。したがって、窃盗犯等が警告モードを不正に解除するのを困難にすることができる。
【0014】
さらに、上記車両盗難防止システム(1)によれば、警告モードを示すモード情報が第2の記憶手段に格納されるので、窃盗犯等が電源を切るなどして応急処置的に異常表示の状態を収拾させても、再び電源が入るとモード情報を読み出すことにより警告モードが解除されるまで異常表示処理を継続することができる。
【0015】
このため、窃盗犯等が第1の記憶手段内の警告モードを解除して異常表示の状態を収拾させても、第2の記憶手段内のモード情報を読み出すことにより警告モード信号が定期的又は偶発的に出力される。これにより、窃盗犯等を介して流通した後又はそれ以前に異常表示処理が再開され、当該車両が盗難車両であったことが判明する。また修理が完全であった場合にも、窃盗犯は販売した車両における盗難履歴の残留を危惧することとなる。したがって、窃盗犯の窃盗意欲をより減退させることができる。
【0016】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(2)は、上記車両盗難防止システム(1)において、前記異常表示処理が、前記計器盤の照明をオフにするものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(2)によれば、盗難された車両を必要時にも計器盤の照明が点灯しない欠陥車両とすることができる。このように計器盤の照明がオフになることは比較的軽度の異常であるので、窃盗犯が異常を見過ごす可能性がある。窃盗犯が異常に気づかず盗難車を流通させて後に盗難車であることが判明した場合にはその盗難車の流通経路を探る手掛かりを得ることができる。
【0017】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(3)は、上記車両盗難防止システム(1)において、前記異常表示処理が、前記計器盤の照明を点滅させるものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(3)によれば、盗難された車両を計器盤の照明が点滅して目障りになる欠陥車両とすることができるので、盗難車と通常流通車とを明らかに区別することができる。
【0018】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(4)は、上記車両盗難防止システム(1)において、前記異常表示処理が、虚偽の車両の状態を表示する偽表示処理であることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(4)によれば、盗難された車両を計器盤が正常に動作しない欠陥車両とすることができる。また異常表示処理が上記と同様に比較的軽度の異常である場合には、窃盗犯が異常を見過ごして流通させた場合に盗難車の流通経路を探る手掛かりを得ることができる。
【0019】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(5)は、上記車両盗難防止システム(4)において、前記偽表示処理が、エンジンなど車両構成機器の故障を表示する処理であることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(5)によれば、盗難された車両をエンジンなどが正常であっても故障と表示される欠陥車両にすることができる。
【0020】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(6)は、上記車両盗難防止システム(4)において、前記偽表示処理が、前記計器盤の車速メータに虚偽の速度を表示させるものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(6)によれば、盗難された車両を車速が正常に表示されない欠陥車両にすることができる。
【0021】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(7)は、上記車両盗難防止システム(4)において、前記偽表示処理が、前記計器盤のエンジン回転数メータに虚偽の回転数を表示させるものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(7)によれば、盗難された車両をエンジン回転数メータが正常に表示されない欠陥車両にすることができる。
【0022】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(8)は、上記車両盗難防止システム(4)において、前記偽表示処理が、前記計器盤の燃料計に虚偽の燃料残量を表示させるものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(8)によれば、盗難された車両を燃料計が正常に表示されない欠陥車両にすることができる。
【0023】
また、本発明に係る車両盗難防止システム(9)は、上記車両盗難防止システム(4)において、前記偽表示処理が、前記計器盤の燃料残量警告ランプを点灯させるものであることを特徴としている。
上記車両盗難防止システム(9)によれば、盗難された車両を燃料の充填にも燃料残量警告ランプが表示される欠陥車両にすることができる。
また、本発明に係る車両盗難防止装置(1)は、車両の盗難行為を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段を備えた車両盗難防止装置であって、車両の状態をセンシングして状態信号を出力する状態検出部からの前記状態信号を受信して、車両の状態を表示する計器盤に対し表示処理を行わせる表示制御部と、前記盗難検出手段を有し、前記盗難検出信号を受信すると前記表示制御部に警告モード信号を出力する警告管理部とを備え、前記表示制御部が、第1の記憶手段を備え、前記警告モード信号を受信すると警告モードを示すモード情報を前記第1の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第1の記憶手段に格納されている場合に前記計器盤に対し異常表示処理を行わせるものであり、前記警告管理部が、第2の記憶手段を備え、前記盗難検出信号を受信して警告モードを示すモード情報を前記第2の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第2の記憶手段に格納されている場合に定期的又は偶発的に前記警告モード信号を前記表示制御部に出力するものであることを特徴としている。 上記車両盗難防止装置(1)によれば、盗難された車両の計器盤に異常表示処理を行わせるようにして車両の商品価値を低下させることができ、異常表示処理の有無を基に盗難車と通常流通車とを区別することができるようになる。そのため窃盗犯等は盗難車両をそのまま流通させることができず、警告モードを解除すべく表示制御部の異常動作を解析し修理しなければならなくなりコストがかさむこととなる。結果、窃盗犯の窃盗意欲を減退させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両盗難防止システム、及び車両盗難防止装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態(1)に係る車両盗難防止システムを概略的に示したブロック図である。図中10は、実施の形態(1)に係る車両盗難防止システムを示しており、車両盗難防止システム10は、計器盤11と、状態検出部12と、表示制御部13と、警告管理部14と、通信部15とを備えている。なお、表示制御部13と、警告管理部14とを含んで構成される装置が、本発明に係る車両盗難防止装置に対応する。
【0025】
計器盤(インストルメントパネル(instrument panel))11は、車両の状態を運転者等に告知するための車速メータやエンジン回転数メータ、冷却水温度計、燃料計、燃料残量警告ランプ、ドア開閉状態告知灯、シートベルト装着状態告知灯などを備えている。
【0026】
状態検出部12は、車両の状態をセンシングするためのセンサを備えており、表示制御部13に接続されている。上記センサとしては、回転数などエンジンの駆動状態をモニタするエンジンセンサ、車速を計測する車速センサ、バッテリのパワーをモニタするバッテリセンサ、燃料残量を検出する燃料センサ、ドアの開閉状態をモニタするドアセンサなどが挙げられる。状態検出部12は、これらのセンサによって車両の状態を示す情報を生成し、該情報を状態信号として表示制御部13に出力するように構成されている。
【0027】
表示制御部(インストルメントパネルECU(instrument panel electronic control unit))13は、不揮発性メモリからなる第1の記憶手段131を備え、計器盤11に接続され、状態検出部12が接続されている。表示制御部13は、状態検出部12から上記状態信号を受信し、これに基づく制御信号を生成して該信号を計器盤11に送信するように構成されている。
【0028】
警告管理部14は、車両の盗難を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段141を有し、表示制御部13に接続されている。盗難検出手段141としては、ドアの不正なこじ開けを感知するセンサや、車両を不正に運び去るときの車両の揺れや傾きを検出するセンサなどの他、ドアセンサなど状態検出部12に含まれるセンサからの状態信号を取り込みこれらと併せて判断するものなど様々な形態のものを用いることができる。警告管理部14は、盗難検出信号を受信すると表示制御部13に警告モード信号を送信するように構成されている。
【0029】
通信部15は、警告管理部14と接続されており、外部のサービスセンタ等との間で通信を行うことができるようになっている。通信部15は、警告管理部14が車両の盗難を感知すると、警告管理部14から盗難が発生した車両コード、日時及び場所等の盗難情報を受け取り、該情報をサービスセンタ等に送信するように構成されている。
【0030】
次に上記のように構成された実施の形態(1)に係る車両盗難防止システムの動作を図2〜図4に基づいて説明する。図2及び図3は、それぞれ図1に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部14及び表示制御部13の警戒時の動作を示したフローチャートであり、図4は、図1に示した車両盗難防止システムにおける表示制御部13の通常使用時の動作を示したフローチャートである。
【0031】
図2に示したフローチャートでは、利用者が駐車後に施錠等をすることによって、警告管理部14は警戒時の動作を開始する。まず、ステップS200において、盗難検出手段141が車両の盗難行為を検出したか否か、すなわち盗難を感知して盗難検出信号を生成したか否かを判断する。
【0032】
盗難を検出していないと判断するとステップS201に進む一方、盗難を検出したと判断するとステップS202に進んで、ライトを点灯させる、警笛を鳴らすなどの警告処理を行う。警告処理を行うと、次にステップS203に進んで表示制御部13に警告モード信号を出力した後、ステップS200に戻る。
【0033】
他方ステップS201では、利用者が錠を解くこと等によって警戒が解除されたか否かを判断する。警戒が解除されたと判断すると警戒終了となって上記フローを終了する一方、警戒が解除されていないと判断するとステップS200に戻る。
【0034】
図3に示したフローチャートにおいても、利用者が駐車後に施錠等をすることによって、表示制御部13は警戒時の動作を開始する。まず、ステップS300において、警告管理部14から警告モード信号を受信したか否かを判断する。警告モード信号を受信していないと判断すると、ステップS301に進む一方、受信したと判断すると、ステップS302に進んで警告モードを示すモード情報を第1の記憶手段131に書き込み、その後ステップS300に戻る。
【0035】
他方ステップS301では、利用者が錠を解くこと等によって警戒が解除されたか否かを判断する。警戒が解除されたと判断すると警戒終了となって上記フローを終了する一方、警戒が解除されていないと判断するとステップS300に戻る。
【0036】
図4に示したフローチャートでは、利用者が乗車後にエンジンの始動等をすることによって、表示制御部13は通常使用時の動作を開始する。まず、ステップS400において状態検出部12から状態信号を受信し、その後ステップS401に進んで検出部12から受信した状態信号を基に通常表示処理用の制御信号を生成する。次にステップS402に進んで第1の記憶手段131からモード情報を読み出し、その後ステップS403に進んで読み込んだモード情報が警告モードであるか否かを判断する。読み込んだモード情報が警告モードではないと判断するとステップS404に進む一方、警告モードであると判断するとステップS405に進む。
【0037】
ステップS405では上記通常表示処理用の制御信号に異常表示処理用の制御信号を含ませた後、ステップS404に進む。本実施の形態では異常表示処理用の制御信号として、計器盤11の照明をオフにする制御信号を含ませておく。
【0038】
ステップS404では得られた制御信号を計器盤11に送信して、計器盤11に対し車両の状態を正常に表示する通常表示処理又は車両の状態を狂わせて表示する異常表示処理を行わせ、その後ステップS406に進む。
【0039】
ステップS406において、利用者がエンジンの停止等をすることによって車両の使用終了となるか否かを判断する。使用終了と判断すると上記フローを終了する一方、使用継続と判断するとステップS400に戻る。
【0040】
上述のように実施の形態(1)係る車両盗難防止システムにおいては、駐車後等の警戒時に警告管理部14が盗難検出手段141によって車両の盗難行為を監視し、盗難を検出すると表示制御部13に警告モード信号を出力する。表示制御部13は、該信号を受信すると警告モード信号を示すモード情報を第1の記憶手段131に書き込み、通常使用時に該情報を読み出して計器盤11に対し異常表示処理を行わせる。
【0041】
したがって実施の形態(1)係る車両盗難防止システムによれば、盗難された車両の計器盤11に異常表示処理を行わせるようにして車両の商品価値を低下させることができ、異常表示処理の有無を基に盗難車と通常流通車とを区別することができるようになる。そのため窃盗犯等は盗難車両をそのまま流通させることができず、警告モードを解除すべく表示制御部の異常動作を解析し修理しなければならなくなりコストがかさむこととなる。結果、窃盗犯の窃盗意欲を減退させることができる。
【0042】
また実施の形態(1)係る車両盗難防止システムによれば、警告モードを示すモード情報が第1の記憶手段131に格納されるので、窃盗犯等が電源を切るなどして応急処置的に異常表示の状態を収拾させても、再び電源を入れるとモード情報を読み出すことにより警告モードが解除されるまで異常表示処理を継続することができる。したがって、窃盗犯等による警告モードの不正な解除処理を困難にすることができる。
【0043】
また実施の形態(1)係る車両盗難防止システムによれば、盗難された車両を必要時にも計器盤11の照明が点灯しない欠陥車両とすることができる。このように計器盤11の照明がオフになることは比較的軽度の異常であるので窃盗犯が異常を見過ごす可能性がある。窃盗犯が異常に気づかず盗難車を流通させて後に盗難車であることが判明した場合にはその盗難車の流通経路を探る手掛かりを得ることができる。
【0044】
本実施の形態(1)では、異常表示処理が計器盤11の照明をオフにするものである場合を例示したが、別の実施の形態では、異常表示処理が計器盤11の照明全体或いは一部分を点滅させるものなどであってもよい。この場合、盗難された車両を計器盤11の照明が点滅して目障りになる欠陥車両とすることができるので、盗難車と通常流通車とを明らかに区別することができる。
【0045】
異常表示処理は上記の他にも多種多様に変更可能である。とりわけ異常表示処理が虚偽の車両の状態を表示する偽表示処理である場合には、盗難された車両を計器盤11が正常に動作しない欠陥車両とすることができる。また異常表示処理が上記と同様に比較的軽度の異常である場合には、窃盗犯が異常を見過ごして流通させた場合に盗難車の流通経路を探る手掛かりを得ることができる。
【0046】
上記偽表示処理としては、例えばエンジンなど車両構成機器の故障を表示させるもの、計器盤11の車速メータに虚偽の速度を表示させるもの、計器盤11のエンジン回転数メータに虚偽の回転数を表示させるもの、計器盤11の燃料計に虚偽の燃料残量を表示させるもの、計器盤11の燃料残量警告ランプを点灯させるものなどが挙げられる。また虚偽の値としては、乱数により決定した値や0などの一定値を用いるとよい。これらの形態によれば、盗難された車両を計器盤11のそれぞれ対応する部分が正常に表示されない欠陥車両にすることができる。
【0047】
次に、本発明に係る車両盗難防止システムの別の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図5は、実施の形態(2)に係る車両盗難防止システムを概略的に示したブロック図である。図中10Aは、実施の形態(2)に係る車両盗難防止システムを示しており、車両盗難防止システム10Aは、計器盤11と、状態検出部12と、表示制御部13aと、警告管理部14aと、通信部15とを備えている。計器盤11、状態検出部12及び通信部15については先の実施の形態(1)の場合と同様であるのでここではその説明を省略する。
【0048】
警告管理部14aは、車両の盗難を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段141と、モード情報を格納する不揮発性メモリからなる第2の記憶手段142と、警告モード信号を出力するか否かを判断する警告判断手段143と、日時を計る計時手段144とを含んで構成され、表示制御部13に接続されている。盗難検出手段141については上記と同様である。警告判断手段143は計時手段144から取得した日時を基に、現在の日時は警告をすべき日時であるか否かを判断するものである。
【0049】
警告管理部14aは、盗難検出信号を受信すると計時手段144から取得した盗難検出日時等の盗難情報を第2の記憶手段142に格納し、警告をすべき日時であると判断した場合、表示制御部13に警告モード信号を送信するように構成されている。表示制御部13aは、該警告モード信号をモニタしてこれに反応し、計器盤11に対し通常表示処理又は異常表示処理を行わせるように構成されている。
【0050】
次に上記のように構成された実施の形態(2)に係る車両盗難防止システムの動作を図6、図7及び図8に示したフローチャートに基づいて説明する。図6は、図5に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部14aの警戒時の動作を示したフローチャートであり、図7及び図8は、それぞれ図5に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部14a及び表示制御部13aの通常使用時の動作を示したフローチャートである。
【0051】
図6に示したフローチャートでは、利用者が駐車後に施錠等をすることによって、警告管理部14aは警戒時の動作を開始する。まず、ステップS600において、盗難検出手段141が車両の盗難行為を検出したか否か、すなわち盗難を感知して盗難検出信号を生成したか否かを判断する。
【0052】
盗難を検出していないと判断するとステップS601に進む一方、盗難を検出したと判断するとステップS602に進んで、ライトを点灯させる、警笛を鳴らすなどの警告処理を行う。警告処理を行うと、次にステップS603に進んで、計時手段144を参照し盗難検出日時として現在の日時を取得する。次にステップS604に進んで、盗難検出日時や現在位置などからなる盗難情報を第2の記憶手段142に格納し、その後ステップS605に進んで警告判断手段143によって警告すべき日時であるか否かを判断する。本実施の形態では、盗難検出後から日時をモニタし、現在の日時が予め定められた日時、例えば検出直後、翌日の同日時、1週間後の同日時、1ヶ月後の同日時及び1年後の同日時のいずれかになったか否かの判断を行う。これらの日時は自由に設定でき、ランダムに決定させることもできる。
【0053】
ステップS605において警告すべき日時でないと判断するとステップS600に戻る一方、警告すべき日時であると判断するとステップS606に進んで警告モード信号を表示制御部13に出力した後ステップS600に戻る。
【0054】
他方ステップS601では、利用者が錠を解くこと等によって警戒が解除されたか否かを判断する。警戒が解除されたと判断すると警戒終了となって上記フローを終了する一方、警戒が解除されていないと判断するとステップS600に戻る。
【0055】
図7に示したフローチャートでは、利用者が乗車後にエンジンの始動等をすることによって、警告管理部14aは通常使用時の動作を開始する。まず、ステップS700において第2の記憶手段142からモード情報を読み出し、その後ステップS701に進んで読み込んだモード情報が警告モードであるか否かを判断する。読み込んだモード情報が警告モードではないと判断すると上記フローを終了する一方、警告モードであると判断するとステップS702に進む。
【0056】
ステップS702では計時手段144から現在の日時を取得し、その後ステップS703に進んで警告判断手段143によって警告すべき日時であるか否かを判断させる。警告すべき日時であると判断されるとステップS704に進む一方、警告すべき日時でないと判断するとステップS702に戻る。
【0057】
ステップS704ではライトを点灯させる、警笛を鳴らすなどの警告処理を行い、その後ステップS705に進んで警告モード信号を出力した後、ステップS706に進んで利用者がエンジンの停止等をすることによって車両の使用終了となるか否かを判断する。使用終了と判断すると上記フローを終了する一方、使用継続と判断するとステップS702に戻る。
【0058】
図8に示したフローチャートにおいても、利用者が乗車後にエンジンの始動等をすることによって、表示制御部13aは通常使用時の動作を開始する。まず、ステップS800において状態検出部12から状態信号を受信し、その後ステップS801に進んで検出部12から受信した状態信号を基に通常表示処理用の制御信号を生成する。次にステップS802に進んで警告管理部14aから警告モード信号を受信したか否かを判断する。
【0059】
警告モード信号を受信していないと判断するとステップS803に進む一方、受信したと判断するとステップS804に進んで警告モードを示すモード情報を第1の記憶手段131に書き込んだ後ステップS803に進む。
【0060】
ステップS803ではモード情報を読み出し、その後ステップS804に進んで読み込んだモード情報が警告モードであるか否かを判断する。読み込んだモード情報が警告モードではないと判断するとステップS806に進む一方、警告モードであると判断するとステップS807に進む。
【0061】
ステップS807では、上記通常表示処理用の制御信号に異常表示処理用の制御信号を含ませた後、ステップS806に進む。本実施の形態においても異常表示処理用の制御信号として、計器盤11の照明をオフにする制御信号を含ませておく。
【0062】
ステップS806では得られた制御信号を計器盤11に送信して、計器盤11に対し車両の状態を正常に表示する通常表示処理又は車両の状態を狂わせて表示する異常表示処理を行わせ、その後ステップS808に進む。
【0063】
ステップS808においては、利用者がエンジンの停止等をすることによって車両の使用終了となるか否かを判断し、使用終了と判断すると上記フローを終了する一方、使用継続と判断するとステップS800に戻る。
【0064】
上述のように実施の形態(2)係る車両盗難防止システムにおいては、駐車後等の警戒時に警告管理部14aが盗難検出手段141によって車両の盗難行為を監視し、盗難を検出すると盗難検出日時を含む盗難情報を第2の記憶手段142に格納し、警告管理部14aは警告判断手段143によって警告すべき日時であるか否かを判断させ、警告すべき日時であると判断された場合、表示制御部13aに警告モード信号を出力する。表示制御部13は、該信号を受信すると警告モード信号を示すモード情報を第1の記憶手段131に書き込み、通常使用時に該情報を読み出して計器盤11に対し異常表示処理を行わせる。
【0065】
したがって実施の形態(2)係る車両盗難防止システムによれば、盗難された車両の計器盤11に異常表示処理を行わせるようにして車両の商品価値を低下させることができ、異常表示処理の有無を基に盗難車と通常流通車とを区別することができるようになる。そのため窃盗犯等は盗難車両をそのまま流通させることができず、警告モードを解除すべく表示制御部の異常動作を解析し修理しなければならなくなりコストがかさむこととなる。結果、窃盗犯の窃盗意欲を減退させることができる。
【0066】
また、実施の形態(2)係る車両盗難防止システムによれば、警告モードを示すモード情報が第2の記憶手段142に格納されるので、窃盗犯等が電源を切るなどして応急処置的に異常表示の状態を収拾させても、再び電源を入れるとモード情報を読み出すことにより警告モードが解除されるまで異常表示処理を継続することができる。したがって、窃盗犯等による警告モードの不正な解除処理を困難にすることができる。
【0067】
また、第1の記憶手段131と第2の記憶手段142とを併用することにより、窃盗犯等が第1の記憶手段131内の警告モードを解除して異常表示の状態を収拾させても、第2の記憶手段142内のモード情報を読み出すことにより警告モード信号を定期的又は偶発的に出力させることができる。
【0068】
実施の形態(2)係る車両盗難防止システムでは、警告すべき日時を複数設けており、車両盗難を感知して警告が発せられた後に警告時間満了等のため一旦警告が終了しても、次の警告すべき日時に警告が再開される。これにより窃盗犯等が最初の警告処理が収まったのを確認しただけで盗難車を流通させると、後に該車両が盗難車であったことが判明する。これにより、その盗難車の流通経路を探る手掛かりを得ることができる。また修理が完全であった場合にも、窃盗犯は販売した車両における盗難履歴の残留を危惧することとなる。したがって、窃盗犯の窃盗意欲をより減退させることができる。
【0069】
本実施の形態に示したフローチャートはその例示に過ぎず、本発明の技術的範囲内で様々に変更を加えることができる。例えば、正規の利用者が不意に警告処理を作動させた場合、警告モードとなってしまうのを防ぐため、所定時間内に所定回数以上の警告処理を行った場合にのみ警告モード信号が出力されるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態(1)に係る車両盗難防止システムを概略的に示したブロック図である。
【図2】図1に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部の警戒時の動作を示したフローチャートである。
【図3】図1に示した車両盗難防止システムにおける表示制御部の警戒時の動作を示したフローチャートである。
【図4】図1に示した車両盗難防止システムにおける表示制御部の通常使用時の動作を示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(2)に係る車両盗難防止システムを概略的に示したブロック図である。
【図6】図5に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部の警戒時の動作を示したフローチャートである。
【図7】図5に示した車両盗難防止システムにおける警告管理部の通常使用時の動作を示したフローチャートである。
【図8】図5に示した車両盗難防止システムにおける表示制御部の通常使用時の動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
11 計器盤
12 状態検出部
13、13a 表示制御部
14、14a 警告管理部
15 通信部
131 第1の記憶手段
141 盗難検出手段
142 第2の記憶手段
143 警告判断手段
144 計時手段
Claims (10)
- 車両の盗難行為を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段を備えた車両盗難防止システムであって、
車両の状態を表示する計器盤と、
車両の状態をセンシングして状態信号を出力する状態検出部と、
前記状態信号を受信して前記計器盤に対し表示処理を行わせる表示制御部と、
前記盗難検出手段を有し、前記盗難検出信号を受信すると前記表示制御部に警告モード信号を出力する警告管理部とを備え、
前記表示制御部が、第1の記憶手段を備え、前記警告モード信号を受信すると警告モードを示すモード情報を前記第1の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第1の記憶手段に格納されている場合に前記計器盤に対し異常表示処理を行わせるものであり、
前記警告管理部が、第2の記憶手段を備え、前記盗難検出信号を受信して警告モードを示すモード情報を前記第2の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第2の記憶手段に格納されている場合に定期的又は偶発的に前記警告モード信号を前記表示制御部に出力するものであることを特徴とする車両盗難防止システム。 - 前記異常表示処理が、前記計器盤の照明をオフにするものであることを特徴とする請求項1記載の車両盗難防止システム。
- 前記異常表示処理が、前記計器盤の照明の全体又は一部を点滅させるものであることを特徴とする請求項1記載の車両盗難防止システム。
- 前記異常表示処理が、虚偽の車両の状態を表示する偽表示処理であることを特徴とする請求項1記載の車両盗難防止システム。
- 前記偽表示処理が、エンジンなど車両構成機器の故障を表示させる処理であることを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止システム。
- 前記偽表示処理が、前記計器盤の車速メータに虚偽の速度を表示させるものであることを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止システム。
- 前記偽表示処理が、前記計器盤のエンジン回転数メータに虚偽の回転数を表示させるものであることを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止システム。
- 前記偽表示処理が、前記計器盤の燃料計に虚偽の燃料残量を表示させるものであることを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止システム。
- 前記偽表示処理が、前記計器盤の燃料残量警告ランプを点灯させるものであることを特徴とする請求項4記載の車両盗難防止システム。
- 車両の盗難行為を感知すると盗難検出信号を生成する盗難検出手段を備えた車両盗難防止装置であって、
車両の状態をセンシングして状態信号を出力する状態検出部からの前記状態信号を受信して、車両の状態を表示する計器盤に対し表示処理を行わせる表示制御部と、
前記盗難検出手段を有し、前記盗難検出信号を受信すると前記表示制御部に警告モード信号を出力する警告管理部とを備え、
前記表示制御部が、第1の記憶手段を備え、前記警告モード信号を受信すると警告モードを示すモード情報を前記第1の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第1の記憶手段に格納されている場合に前記計器盤に対し異常表示処理を行わせるものであり、
前記警告管理部が、第2の記憶手段を備え、前記盗難検出信号を受信して警告モードを示すモード情報を前記第2の記憶手段に格納し、前記警告モードを示すモード情報が前記第2の記憶手段に格納されている場合に定期的又は偶発的に前記警告モード信号を前記表示制御部に出力するものであることを特徴とする車両盗難防止装置。
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