JP4182866B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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本発明は、少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置に関する。
自動車等には、急ブレーキ時や衝突時等における乗員の安全性を確保するために、シートベルトが備えられる。例えば、三点式シートベルトの場合、ショルダベルトによって乗員の上半身をホールドし、ラップベルトによって乗員の腰部をホールドすることによって、十分な拘束性能が得られる。しかし、妊婦や肥満体等のお腹の大きい人の場合、ラップベルトが腰部ではなく腹部に掛かる傾向にあり、十分な拘束性能が得られない可能性がある。特に、妊婦の場合、腹部にラップベルトが掛かることは望ましくない。そこで、シートベルト装置には、ラップベルトが腹部に掛からないようにするために、乗員の着座位置に応じてバックルを回動させるものがある(特許文献1参照)。
特開平4−59452号公報 特開2003−226224号公報 特開2001−180435号公報 特開平2−175457号公報 特開平7−267046号公報
しかしながら、従来のシートベルト装置は、着座位置に応じてバックルの回動位置を変える機構を有するので、非常に構造が複雑となる。そのため、高コストとなり、実用的でない。また、従来のシートベルト装置では、着座位置によってはバックルが上向きとなり、ラップベルトが腹部に掛かる場合がある。
そこで、本発明は、簡単な構成により、ラップベルトを腰部に掛けることができるシートベルト装置を提供することを課題とする。
本発明に係るシートベルト装置は、少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、バックルをシートに取り付けるためのバックル取付手段とを備え、バックル取付手段は、シートに上下方向移動可能にボルトで取り付けられることを特徴とする。
このシートベルト装置では、バックル取付手段がシート又はボディに上下移動可能に取り付けられるので、バックル取付手段を下方に移動させることによりバックルの位置を通常の位置より下方に位置させることができる。バックルの位置が下方になると、ラップベルトを下方側に引っ張り、下方側に配置させることができる。このようにラップベルトを下方側に配置させることにより、ラップベルトをシートに座っている人の腰部に掛けることができ、ラップベルトによる十分な拘束性能を得ることができる。そのため、急ブレーキ時や衝突時に、シートに座っている人の安全性を確保することができる。また、ラップベルトが腹部に掛からないので、シートに座っている人への圧迫感を軽減し、特に、妊婦や肥満体等のお腹の大きい人に対する圧迫感を軽減する。さらに、このシートベルト装置は、バックル取付手段をシート等に上下移動可能に取り付けることができればよいので、非常に簡単に構成でき、低コストである。
本発明の上記シートベルト装置では、バックル取付手段には、バックル取付手段を上下方向に移動可能な位置にボルト孔が複数個開口され、シートには、アンカポイントにボルト孔が設けられ、バックル取付手段は、シートにボルトで締結されて取り付けられるように構成すると好適である。
このシートベルト装置では、バックル取付手段に開口されている複数個のボルト孔のなかで下方側のボルト孔とシート又はボディに設けられているボルト孔とをボルトで締結した場合、バックルが上方側に位置する。一方、このシートベルト装置では、バックル取付手段に開口されている複数個のボルト孔のなかで上方側のボルト孔とシート又はボディに設けられているボルト孔とをボルトで締結した場合、バックルが下方側に位置する。このように、このシートベルト装置では、バックル取付手段のボルト孔を上下方向に移動可能な位置に複数個設けるだけで、簡単にバックル取付手段を上下移動とすることができる。
本発明に係るシートベルト装置は、少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、バックルをシート又はシートが固定されるボディに取り付けるためのバックル取付手段とを備え、バックル取付手段は、シート又はボディに対して回動自在に取り付けられ、下方側に回動させた位置で固定可能であり、衝突時にも、バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定した状態を保持することを特徴とする。
このシートベルト装置では、バックル取付手段を下方側に回動した位置で固定することにより、バックルの位置を通常の位置より下方側に位置させることができる。バックルの位置が下方側になると、ラップベルトを下方側に配置させることができ、ラップベルトをシートに座っている人の腰部に掛けることができる。さらに、このシートベルト装置は、バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定できればよいので、非常に簡単に構成でき、低コストである。
本発明に係るシートベルト装置は、少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、バックルをシート又はシートが固定されるボディに取り付けるためのバックル取付手段とを備え、バックル取付手段は、シート又はボディに対して回動自在に取り付けられ、下方側に回動させた位置で固定可能であり、バックル取付手段には、少なくとも2個のボルト孔が開口され、シート又はボディには、アンカポイントにボルト孔が設けられ、バックル取付手段を下方側に回動させた場合にバックル取付手段のボルト孔の位置に対応する位置にボルト孔が設けられ、バックル取付手段を回動自在とする場合、バックル取付手段はアンカポイントの1箇所でシート又はボディにボルトで締結されて取り付けられ、バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定する場合、バックル取付手段はアンカポイント以外の位置でもシート又はボディにボルトで締結されて取り付けられ、ラップベルトによる乗員の拘束時においても、バックル取付手段をアンカポイント以外の位置でもシート又はボディにボルトで締結した状態でバックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定した状態を保持することを特徴とする。
このシートベルト装置では、アンカポイントでバックル取付手段に開口されているボルト孔とシート又はボディに設けられている対応するボルト孔とをボルトで締結されると、バックル取付手段(ひいては、バックル)を回動させることができる。さらに、このシートベルト装置では、アンカポイント以外でもバックル取付手段に開口されているボルト孔とシート又はボディに設けられている対応するボルト孔とをボルトで締結することにより、バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定することができる。このように、このシートベルト装置では、バックル取付手段のボルト孔を複数個設け、そのボルト孔に対応するボルト孔をシート又はボディに設けるだけで、簡単にバックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定することができる。
なお、バックル取付手段が取り付けられるシート又はボディは、シート自体、ボディ自体だけでなく、バックル取付手段を取り付けるためにシートやボディに設けられる各種部材(取付フレーム等)も含む。
本発明によれば、バックルを下方側に配置させるための簡単な構成によりラップベルトを乗員の腰部に掛けることができ、ラップベルトによる十分な拘束性能を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るシートベルト装置の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、本発明に係るシートベルト装置を、自動車に備えられる三点式のシートベルト装置に適用する。本実施の形態に係るシートベルト装置では、バックルを支持するバックルアームをシートに直接取り付ける。本実施の形態には、バックルアームの取り付け方法の違いにより2つの形態があり、第1の実施の形態ではバックルアームを上下移動可能とし、第2の実施の形態ではバックルアームを下方側に回動させた位置で固定可能とする。
図1及び図2を参照して、第1の実施の形態に係るシートベルト装置1について説明する。図1は、第1の実施の形態に係るシートベルト装置の使用状態を示す側面図であり、(a)がバックルの位置が最上方の場合であり、(b)がバックルの位置が最下方の場合である。図2は、図1のバックル及びバックルアーム近傍の拡大図である。
シートベルト装置1は、三点式であり、ショルダベルト2で乗員CRの上半身をホールドし、ラップベルト3で乗員CRの腰部をホールドする。シートベルト装置1では、ショルダベルト2とラップベルト3との交点(以下、L/S交点と記載する)にタングプレート4が取り付けられ、タングプレート4をバックル5に差し込むことによってショルダベルト2とラップベルト3とがそれぞれの位置に固定される。また、シートベルト装置1は、バックル5を上下移動させることができ、バックル5を下方側に配置させることによりラップベルト3を乗員CRの腰部に確実に位置させることができる。そのために、シートベルト装置1では、バックル5を支持するバックルアーム6に、上下移動可能な構造を施している。第1の実施の形態では、バックルアーム6が特許請求の範囲に記載するバックル取付手段に相当する。
バックルアーム6は、バックル5を支持するとともに、バックル5をシートSTに取り付けるための部材である。バックルアーム6は、継手部7と取付プレート8からなる。継手部7は、柔軟性のある素材で形成され、その一端部がバックル5に取り付けられるとともにその他端部が取付プレート8に取り付けられる。バックル5は、この継手部7により左右方向に移動可能である。
取付プレート8は、金属製の板状であり、長方形状である。取付プレート8は、この長方形状の一方の短辺部に継手部7が取り付けられる。取付プレート8には、長手方向に沿って一列に、継手部7から離れている側からボルト孔8a、ボルト孔8b、ボルト孔8cが開口されている。ボルト孔8a,8b,8cは、一定間隔(例えば、数cm間隔)をあけて配置される。なお、シートSTの座部SSの一側面には、アンカポイントとなる位置に、取付プレート8をボルト9でボルト締め固定するためのボルト孔(図示せず)が設けられている。このシートST側のボルト孔には、ねじ山が形成されている。
バックルアーム6のシートSTへの取り付けは、ボルト孔8a,8b,8cのいずれかのボルト孔をシートST側のボルト孔に合わせ、ボルト9によりボルト締めすることにより取り付けられる。このように、シートベルト装置1では、バックルアーム6側のアンカポイントを上下方向の配置された3箇所(ボルト孔8a,8b,8c)で変えることができ、バックル5の上下方向の位置を変えることができる。なお、バックルアーム6をシートSTに取り付けた際、バックルアーム6は、前後方向に回動自在である。
シートベルト装置1の作用について説明する。ここでは、ボルト孔8cでボルト締めを行った場合について説明する。シートベルト装置1では、図1(b)に示すように、バックル5から最も近い位置のボルト孔8cとシートST側のボルト孔とを合わせてボルト9によってボルト締めした場合、バックル5が最も下方に位置する。そのため、L/S交点が最も下方に位置し、ラップベルト3の端部が下方(骨盤付近)に位置する。その結果、ラップベルト3は、乗員CRの腰部の位置に固定される。そのため、乗員CRは、ショルダベルト2で上半身がしっかりとホールドされるとともに、ラップベルト3によって腰部がしっかりとホールドされる。
ちなみに、図1(a)に示すように、バックル5から最も離れた位置のボルト孔8aとシートST側のボルト孔とを合わせてボルト9によってボルト締めした場合、バックル5が最も上方に位置する。そのため、L/S交点が最も上方に位置し、ラップベルト3の端部が上方に位置するため、ラップベルト3が乗員CRの腹部に掛かる場合がある。
また、中間位置のボルト孔8cとシートST側のボルト孔とを合わせてボルト9によってボルト締めした場合、バックル5がある程度下方に位置する。そのため、乗員CRの体格(小さい人や痩せている人)の場合、ラップベルト3を乗員CRの腰部の位置に固定することが可能である。
このシートベルト装置1によれば、ラップベルト3を乗員CRの腰部に確実に掛けることができるので、ラップベルト3によって乗員CRに対する十分な拘束性能が得られる。そのため、急ブレーキ時や衝突時でも、乗員CRに対する安全性を確保することができる。また、このシートベルト装置1によれば、ラップベルト3が腹部に掛かることを防止できるので、乗員CR(特に、妊婦等のお腹の大きい人)に対してラップベルト3による圧迫感を軽減できる。さらに、シートベルト装置1は、バックル5を上下移動可能とするために、取付プレート8に3個のボルト孔8a〜8cを設けるだけの非常に簡単な構成であり、低コストである。
図3及び図4を参照して、第2の実施の形態に係るシートベルト装置11について説明する。図3は、第2の実施の形態に係るシートベルト装置の使用状態を示す側面図であり、(a)がバックルが回動自在の場合であり、(b)がバックルの位置が下方側に固定された場合である。図4は、図3のバックル及びバックルアーム近傍の拡大図である。シートベルト装置11は、第1の実施の形態に係るシートベルト装置1とバックルアームのシートへの取り付け方法のみが異なるので、その点について詳細に説明する。なお、シートベルト装置11では、シートベルト装置1と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
シートベルト装置11は、バックル5を下方側に回動させた位置(すなわち、前方側に回動させた位置)で固定することによりラップベルト3を乗員CRの腰部に位置させることができる。そのために、シートベルト装置11では、バックル5を支持するバックルアーム16及びシートSTに、回動させた下方側で固定可能な構造を施している。第2の実施の形態では、バックルアーム16が特許請求の範囲に記載するバックル取付手段に相当する。
バックルアーム16は、バックル5を支持するとともに、バックル5をシートSTに取り付けるための部材である。バックルアーム16は、継手部17と取付プレート18からなる。継手部17は、その一端部がバックル5に取り付けられるとともにその他端部が取付プレート18に取り付けられる。
取付プレート18は、金属製の板状であり、長方形状である。取付プレート18は、この長方形状の一方の短辺部に継手部17が取り付けられる。取付プレート18には、長手方向に沿って一列に、継手部17から離れている側からボルト孔18a、ボルト孔18bが開口されている。ボルト孔18aとボルト孔18bとは、所定間隔(例えば、数cm〜十数cm程度)をあけて配置される。
シートSTの座部SSの一側面には、アンカポイントとなる位置に取付プレート18のボルト孔18aをボルト19でボルト締め固定するためのボルト孔(図示せず)が設けられ、さらに、そのボルト孔の前方側かつ下方側に取付プレート18のボルト孔18bをボルト20でボルト締め固定するためのボルト孔21が設けられる。シートST側のアンカポイントのボルト孔とボルト孔21との間隔は、取付プレート18のボルト孔18aとボルト孔18bとの間隔と同じ間隔である。このシートST側の2つのボルト孔には、ねじ山が形成されている。
バックルアーム16のシートSTへの取り付けは、バックル5から離れた方のボルト孔18aをシートST側のアンカポイントのボルト孔に合わせ、ボルト19によりボルト締めすることにより取り付けられる。この1箇所のボルト締めでバックルアーム16を取り付けた場合、バックルアーム16は、前後方向に回動自在である。さらに、バックルアーム16の位置を下方側に固定する場合、バックル5から近い方のボルト孔18bをシートST側のボルト孔21に合わせ、ボルト20によりボルト締めする。これによって、バックルアーム16の回動が規制される。このように、シートベルト装置11では、バックルアーム16を前後方向に回動自在な状態と、バックルアーム16(バックル5)を下方側に回動させた位置で固定することができる。ボルト孔21を設ける位置としては、バックルアーム16の位置を下方側に固定した場合、L/S交点が乗員CRの骨盤付近になるような位置とする。
シートベルト装置11の作用について説明する。ここでは、2つのボルト孔18a,18b共にボルト締めを行った場合について説明する。シートベルト装置11では、図3(b)に示すように、2つのボルト孔18a,18b共にシートST側の2つのボルト孔とを合わせてボルト19,20によってボルト締めした場合、バックル5が前方側かつ下方側に固定される。そのため、L/S交点が下方側に位置し、ラップベルト3の端部が下方(骨盤付近)に位置する。その結果、ラップベルト3は乗員CRの腰部の位置に固定され、乗員CRはショルダベルト2及びラップベルト3によってしっかりとホールドされる。
ちなみに、図3(a)に示すように、バックルアーム16を固定せずに回動自在とし、バックルアーム16が上方側(すなわち、後方側)に回動した場合、バックル5が最も上方に位置する。そのため、L/S交点が最も上方に位置、ラップベルト3の端部が上方に位置するため、ラップベルト3が乗員CRの腹部に掛かる場合がある。
このシートベルト装置11によれば、第1の実施の形態に係るシートベルト装置1と同様の効果が得られる。また、シートベルト装置11は、バックル5を下方側に固定するために、取付プレート18に2個のボルト孔18a,18bを設けるとともにシートST側にも2個のボルト孔を設けるだけの非常に簡単な構成であり、低コストである。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では本実施の形態では自動車のシートベルト装置に適用したが、バス、飛行機、ジョットコースタ等に設けられる他のシートベルト装置にも適用可能である。また、三点式のシートベルト装置に適用したが、ラップベルトのみ備える二点式のシートベルト装置等の他の形態のシートベルト装置にも適用可能である。
また、本実施の形態ではバックルアームを取り付けるためのボルト孔をシートに直接設ける構成としたが、シートに取り付けたフレーム等に設けてもよいし、ボディやボディに取り付けたフレーム等に設ける構成でもよい。
また、第1の実施の形態では取付プレートに3つのボルト孔を設ける構成としたが、2つ、あるいは、4つ、5つ、・・・と設ける構成でもよい。ボルト孔の個数が多くなるほどバックルの上下方向の位置を多段階で設定することができ、乗員の体格に応じてバックルの位置を最適な位置に合わせることができる。
また、第1の実施の形態ではボルト孔を複数個設けることによってバックルアームを上下移動可能に取り付ける構成としたが、簡単な構成のスライド機構や伸縮機構等の他の手段により構成してもよい。
また、第2の実施の形態ではシート及び取付プレートに2つのボルト孔を設ける構成としたが、両者にボルト孔を3つ、4つ、・・と設けて、下方側に固定する箇所を複数段階としてもよい。固定する段階を多くすることによって、乗員の体格に応じてバックルの位置を最適な位置に合わせることができる。
また、第2の実施の形態ではバックルアーム側及びシート側にボルト孔を複数個設けることによってバックルアームを固定可能な構成としたが、簡単な構成のロック機構等の他の手段により構成してもよい。
第1の実施の形態に係るシートベルト装置の使用状態を示す側面図であり、(a)がバックルの位置が最上方の場合であり、(b)がバックルの位置が最下方の場合である。 図1のバックル及びバックルアーム近傍の拡大図である。 第2の実施の形態に係るシートベルト装置の使用状態を示す側面図であり、(a)がバックルが回動自在の場合であり、(b)がバックルの位置が下方側に固定された場合である。 図3のバックル及びバックルアーム近傍の拡大図である。
符号の説明
1,11…シートベルト装置、2…ショルダベルト、3…ラップベルト、4…タングプレート、5…バックル、6,16…バックルアーム、7,17…継手部、8,18…取付プレート、8a〜8c,18a,18b…ボルト孔、9,19,20…ボルト、21…ボルト孔

Claims (4)

  1. 少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、
    前記ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、
    前記バックルをシートに取り付けるためのバックル取付手段と
    を備え、
    前記バックル取付手段は、前記シートに上下方向移動可能にボルトで取り付けられることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記バックル取付手段には、前記バックル取付手段を上下方向に移動可能な位置にボルト孔が複数個開口され、
    前記シートには、アンカポイントにボルト孔が設けられ、
    前記バックル取付手段は、前記シートにボルトで締結されて取り付けられることを特徴する請求項1に記載するシートベルト装置。
  3. 少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、
    前記ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、
    前記バックルをシート又はシートが固定されるボディに取り付けるためのバックル取付手段と
    を備え、
    前記バックル取付手段は、前記シート又は前記ボディに対して回動自在に取り付けられ、下方側に回動させた位置で固定可能であり、
    衝突時にも、前記バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定した状態を保持することを特徴とするシートベルト装置。
  4. 少なくともラップベルトを備えるシートベルト装置であって、
    前記ラップベルトの一端に取り付けられたプレートと着脱自在のバックルと、
    前記バックルをシート又はシートが固定されるボディに取り付けるためのバックル取付手段と
    を備え、
    前記バックル取付手段は、前記シート又は前記ボディに対して回動自在に取り付けられ、下方側に回動させた位置で固定可能であり、
    前記バックル取付手段には、少なくとも2個のボルト孔が開口され、
    前記シート又は前記ボディには、アンカポイントにボルト孔が設けられ、前記バックル取付手段を下方側に回動させた場合に前記バックル取付手段のボルト孔の位置に対応する位置にボルト孔が設けられ、
    前記バックル取付手段を回動自在とする場合、前記バックル取付手段はアンカポイントの1箇所で前記シート又は前記ボディにボルトで締結されて取り付けられ、前記バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定する場合、前記バックル取付手段はアンカポイント以外の位置でも前記シート又は前記ボディにボルトで締結されて取り付けられ、
    前記ラップベルトによる乗員の拘束時においても、前記バックル取付手段をアンカポイント以外の位置でも前記シート又は前記ボディにボルトで締結した状態で前記バックル取付手段を下方側に回動させた位置で固定した状態を保持することを特徴するシートベルト装置。
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