JP4182263B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関し、特に遊技盤面にパチンコ球の通過時間可変装置を設けたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の遊技盤面にパチンコ球の可変入賞装置、図柄可変表示装置等が設けられている。該可変入賞装置の開閉時間や該図柄可変表示装置の図柄の変動時間は、コンピュータ制御のため、ソフトウェアにより予め決められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上述の従来例では、可変入賞装置や図柄可変表示装置の動作により遊技者に意外性を与えることができないという問題点があった。また、ソフトウェアにより可変入賞装置の開閉時間をランダムにすると、どういう場合に、可変入賞装置の開閉時間が変わるのか、またどの様な場合に期待してよいのか分からず、遊技者は遊技内容を理解できず、興ざめしてしまうおそれがあった。そこで、本願発明の目的は、上述の従来例の欠点をなくし、可変入賞装置の開閉時間や図柄の変動時間をパチンコ球の通過時間によりランダムにすることができるパチンコ機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の第1の発明の構成は、遊技盤面へパチンコ球を打球するパチンコ機において、前記遊技盤面に、パチンコ球を受け入れる球検出器付き入口と、その入口から受け入れたパチンコ球を排出する球検出器付き出口と、前記入口と出口とを結ぶ通路内に設けられてパチンコ球の通過時間を短い時間とする第1状態と前記通過時間を長い時間とする第2状態とに変化する通過時間制御部材と、からなる通過時間可変装置と、図柄作動用入賞口への入賞に基づいて図柄が変動する図柄可変表示装置と、役物と、を設け、前記図柄可変表示装置の表示結果に基づいて前記通過時間制御部材を前記第1状態と第2状態のいずれかに変化させると共に、前記入口の球検出器がパチンコ球の通過を検出したときに前記役物を作動させ、前記出口の球検出器がパチンコ球の通過を検出したときに前記役物の作動を停止させることを特徴とする。
【0005】
上記第1の発明の構成により、遊技盤面にパチンコ球の通過時間を可変にする通過時間可変装置を設け、該通過時間可変装置を通過する通過時間によって役物を制御するので チンコ球の通過時間により役物が制御されることになり、遊技者に意外性を与えることができる。また、通過時間可変装置を遊技盤面に設けたので、遊技者は状況を随時視認することができ、可変入賞装置の開閉時間をある程度予測し、自分にとって有利な状況なのか不利な状況なのか判断することができる。よって、遊技者は遊技内容を容易に理解できると共に、視認することにより得た情報に基づいて期待感を高めることができる。
【0006】
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本願発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本願発明の第1の実施の形態の正面を示し、図2は該第1の実施の形態に係わる通過時間可変装置を説明している。なお、図2において、(a)は通過時間可変装置の正面を示し、(b)は通過時間可変装置の側面を示し、(c)〜(e)は通過時間可変装置の動作状態を示している。図1及び図2において、パチンコ機の遊技盤面10はレール11により区画され、遊技盤面10の入口10aには戻り球防止装置10bが付設されている。一定の速度で回転する回転体13が、図示しない打球装置により打球されて遊技盤面10に入ったパチンコ球12を1個づつ受けるように配設されている。パチンコ球12を受けた回転体13は180°回転して通過時間可変装置14の入口14aにパチンコ球12を運ぶようになっている。なお、回転体13内のパチンコ球12及び通過時間可変装置14(後述する各通過時間可変装置を含む。)内のパチンコ球12は遊技者が目視できるようになっている。このため、回転体13及び通過時間可変装置14(後述する各通過時間可変装置を含む。)の前面には透明な合成樹脂板が固定されている。また、回転体13により通過時間可変装置14への入球タイミングを規制し、通過時間可変装置14内へ一度に多数のパチンコ球12が入球することを防いでいる。
【0009】
球検出器14cが通過時間可変装置14の入口14aに配設され、球検出器14dが通過時間可変装置14の出口14bに配設されている。モータ14eが通過時間可変装置14の裏面側に配設され、回転部14fがモータ14eの回転により一定速度で回転するように配設されている。突出部14gが回転部14fの先端に設けられ、通過時間可変装置14の中央部分に突出している。なお、矢印14hは突出部14gの回転方向を示している。また、合成樹脂等の透明板14mが通過時間可変装置14の前面に固定されている。パチンコ球12が入口14aの球検出器14cを通過し、出口14bの球検出器14dを通過するまでの時間(通過時間)が突出部14gによりランダムになる。図2(c)、(d)に示すようにパチンコ球12が突出部14gの間に乗れば、通過時間が長くなり(パターン1)、図2(e)のようにパチンコ球12が突出部14gの外側に当たれば、通過時間が短くなる(パターン2)。
【0010】
大入賞口15が通過時間可変装置14の出口14bの下側に配設されている。図柄可変表示装置16が遊技盤面10のほぼ中央に配設されている。更に、普通図柄表示装置17が図柄可変表示装置16の上側に配設されている。図柄作動用入賞口18が図柄可変表示装置16の下側に配設され、特定入賞口19が図柄作動用入賞口18の下方に配設されている。特別装置作動領域19aが特定入賞口19の内部に配設されている。表示灯付き風車21が図柄可変表示装置16の図示左上方に配設され、風車22が図柄可変表示装置16の図示左側に配設されている。入賞口23が風車22の図示左側に配設され、入賞口24が入賞口23の下方に配設されている。アウト口25が遊技盤面10の下端に配設され、表示灯26が遊技盤面10の図示左端に配設され、更に、表示灯27が遊技盤面10の図示右端に配設されている。
【0011】
以上の構成により、パチンコ球12が図柄作動用入賞口18に入賞すると、図柄可変表示装置16が変動する。図柄可変表示装置16に特定の図柄、例えば「777」が揃うと、特定入賞口19が一定時間開放する。この間に、パチンコ球12が特定入賞口19内にある特別装置作動領域19aを通過すると「権利」が発生する。「権利」の発生後、パチンコ球12が通過時間可変装置14の入口14aの球検出器14cにより検出されると、役物としての大入賞口15が開放し、更に、パチンコ球12が通過時間可変装置14の出口14bの球検出器14dに検出されると、大入賞口15が閉鎖する。なお、大入賞口15に10個のパチンコ球12が入賞した場合、又は、パチンコ球12が通過時間可変装置14の入口14aの球検出器14cに検出されてから15秒経過すると、大入賞口15が強制的に閉鎖される。また、通過時間可変装置14の出口14bの球検出器14dが16個のパチンコ球12を検出すると、「権利」が消滅する。
【0012】
図3は、上記通過時間可変装置14の変形例14xを示している。図3(a)は通過時間可変装置14xの正面を示し、図3(b)、(c)は通過時間可変装置14xの側面を示している。図3に示す通過時間可変装置14xにおいて、図2に示すモータ14eにより駆動される回転部14f及び突出部14gの代わりに、ソレノイド14iにより矢印14k方向に移動可能な突出部14jが配置されている。その他は図2と同じである。図柄可変表示装置16の図柄が複数の特定の図柄の内の特別の図柄である「333」又は「777」が揃うと、通過時間可変装置14xが「状態2」(通過時間が長い状態)になり、それ以外の特定の図柄が揃ったときは通過時間可変装置14xが「状態1」(通過時間が短い状態)になる。それ以外の遊技方法は前述した通りである。図3(b)が「状態1」を示し、図3(c)が「状態2」を示している。「状態1」においては、突出部14jが、ソレノイド14i側に引きつられ、通過時間可変装置14xを通過するパチンコ球12の障害にならないようになっている。よって、通過時間は短くなり、役物としての大入賞口15の開放時間は短くなり、結果として、権利発生により得られる賞品球の数は少なくなる。
【0013】
一方「状態2」においては、突出部14jが、ソレノイド14iにより通過時間可変装置14x内に押し出され、通過時間可変装置14xを通過するパチンコ球12の障害になるようになっている。よって、通過時間は「状態1」に比べ比較的に長くなり、役物としての大入賞口15の開放時間は長くなり、結果として、権利発生により得られる賞品球の数は多くなる。第1の実施の形態によると、通過時間可変装置14により大入賞口15の開放時間をランダムにしたので、権利発生により得られる賞品球の数が毎回異なるため、遊技者の期待感を高めることができる。また、通過時間可変装置14の変形例14xによると、特別の図柄とそれ以外の図柄で揃った場合で、通過時間可変装置14の状態を切り換える様にしたので、権利発生の際の図柄によって得られる賞品球の数が異なるため、遊技者の図柄に対する期待感を高めることができる。
【0014】
図4は、第2の実施の形態に係わるパチンコ機の要部の正面を示し、図5は該第2の実施の形態に使用されている通過時間可変装置を示している。図4及び図5において、遊技盤面30がレール31により区画されている。戻り球防止ホルダー30bが遊技盤面30の入口30aに付設されている。通過時間可変装置33が遊技盤面30の図示左部分に配設され、打球されたパチンコ球32の通過時間を可変できるようになっている。球検出器33cが通過時間可変装置33の入口33aに配設され、球検出器33dが通過時間可変装置33の出口33bに配設されている。ソレノイド33eが通過時間可変装置33の裏側に配設され、突起部33fがソレノイド33eにより矢印33g方向に移動可能である。なお、合成樹脂等の透明板33hが通過時間可変装置33の前面に固定されている。図柄可変表示装置36が遊技盤面30の中央部分に配設され、普通図柄表示装置37が図柄可変表示装置36の上側に配設されている。図柄作動用入賞口34が図柄可変表示装置36の下側に配設され、大入賞口35が図柄作動用入賞口34の下方に配設されている。入賞口38が通過時間可変装置33の下方に配設され、入賞口39が図柄可変表示装置36の右方に配設されている。更に、入賞口41が入賞口39の下方に配設されている。表示灯付き風車42が通過時間可変装置33の上方に配設され、アウト口43が遊技盤面30の下端に配設されている。表示灯44が遊技盤面30の図示左端に配設され、更に、表示灯45が遊技盤面30の図示右端に配設されている。
【0015】
以上の構成により、パチンコ球32が図柄作動用入賞口34に入賞すると、図柄可変表示装置36が変動する。図柄可変表示装置36に特定の図柄、例えば「111」が表示されると大当たりになり、大入賞口35が一定時間開放状態になる。なお、大入賞口35に10個のパチンコ球32が入賞した場合、又は、大入賞口35が開放状態になってから29秒経過すると、大入賞口35は閉じる。大入賞口35が開放状態のときに、その内部にある特定領域(図示せず)をパチンコ球が通過すると、大入賞口35が閉じた後再び、大入賞口35が開放する。なお、この動作は最高16回までである。パチンコ球32が通過時間可変装置33の入口33aの球検出器33cを通過すると、役物としての普通図柄表示装置37が変動し、パチンコ球32が出口33bの球検出器33dを通過すると、普通図柄表示装置37の変動が停止する。このとき、「7」が普通図柄表示装置37に表示されると、図柄作動用入賞口34が一定時間開放状態になる。
【0016】
図柄可変表示装置36の図柄が複数の特定の図柄の内の特別の図柄である「333」又は「777」になったときに、通過時間可変装置33が「状態1」(通過時間が短い状態)になり、それ以外のときは、通過時間可変装置33が「状態2」(通過時間が長い状態)になる。図5(b)が「状態1」を示し、このとき普通図柄表示装置37の変動時間が短くなり、単位時間当たりの普通図柄ゲーム消化数が多くなり、結果として「7」が表示される数も多くなるので、図柄作動用入賞口34の開放回数が増え、効率良く図柄可変表示装置36の図柄を作動させることができる。一方、図5(c)が「状態2」を示し、このとき普通図柄表示装置37の変動時間が長くなり、「状態1」に比べ、単位時間当たりの普通図柄ゲーム消化数が少なくなり、図柄可変表示装置36の図柄の作動数は減る。
【0017】
第2の実施の形態によると、通過時間可変装置33により普通図柄表示装置37の変動時間をランダムにしたので、単位時間当たりの普通図柄ゲーム消化数に影響を与えることができ、遊技性が向上する。特に、図柄可変表示装置36が特別の図柄とそれ以外の図柄が揃い大当たりした場合で通過時間可変装置33の状態を切り換える様にしたので、大当たりの際の図柄に対する期待感を高めることができる。なお、その他の態様として、パチンコ球32が通過時間可変装置33の入口33aの球検出器33cを通過したときに、役物としての図柄作動用入賞口34が開放し、パチンコ球32が出口33bの球検出器33dを通過すると、図柄作動用入賞口34が閉じるようにしてもよい。
【0018】
図6は、第3の実施の形態に係わるパチンコ機の要部の正面を示している。図6において、遊技盤面50がレール51により区画されている。戻り球防止ホルダー50bが遊技盤面50の入口50aに付設されている。回転体53(矢印53a方向に回転する。)が遊技盤面50の図示右上部分に配設され、打球されたパチンコ球52を1個づつ受けて180°回転し、回転体53の下側に配設された通過時間可変装置54へ送るようになっている。球検出器54bが通過時間可変装置54の入口54aに配設され、樋55(遊技盤面50に現れていない。)の入口側が通過時間可変装置54の出口側に接続されている。なお、突出部54c(上記突出部33fに相当する。)が通過時間可変装置54の中央に配置されている。出口56が遊技盤面50の左下部分に配設され、樋55の出口側が出口56に接続されている。なお、球検出器56aが出口56に配設されている。
【0019】
大入賞口57が通過時間可変装置54の下方に配設され、入賞口58が出口56の下側に配設されている。特定入賞口59が遊技盤面50の下部分に配設され、特定装置作動領域59aが特定入賞口59内に設けられている。図柄可変表示装置61が遊技盤面50の中央に配設され、普通図柄表示装置62が図柄可変表示装置61の上側に配設されている。表示灯付き風車63が図柄可変表示装置61の図示左上方に配設され、入賞口64が図柄可変表示装置61の左側に配設されている。図柄作動用入賞口65が特定入賞口59の上方に配設され、アウト口66が遊技盤面50の下端に配設されている。表示灯67が遊技盤面50の左端に配設され、更に、表示灯68が遊技盤面50の右端に配設されている。
【0020】
以上の構成により、通過時間可変装置54の入口54aと出口56が独立になっている。その他の動作は、上記図1及び図2の動作と同じである。その他、通過時間可変装置54において、入口、通過時間可変部材(突出部54cに相当する。)及び出口を独立させても良い。第3の実施の形態によると、通過時間可変装置54を複数の部材に独立させ、樋55により接続させたので、遊技盤面50に十分に広いスペースを確保できない場合に有効である。また、パチンコ球52が樋55を通過中の時間は、突出部54cの動きに関係なく確保することができるので、大入賞口57の最低限の開放時間を確保することができ、権利発生の際の賞品球が極端に少なくなるということを防ぐことができる。
【0021】
図7は、通過時間可変装置54の第1変形例の通過時間可変装置71を示している。球検出器72aが通過時間可変装置71の入口72に配設され、通過時間可変装置71の出口73、74が形成され、球検出器74aが出口74に配設されている。更に突出部75が通過時間可変装置71の中央に配設されている。以上の構成により、通過時間可変装置71に2つの出口73、74が形成される。このため、パチンコ球52が入口72の球検出器72aを通過すると、役物としての大入賞口57が開放し、パチンコ球52が出口74の球検出器74aを通過すると役物としての大入賞口57が閉鎖する。パチンコ球52が出口73を通過した場合即ち、パチンコ球52が入口72の球検出器72aを通過後、比較的長い時間経っても球検出器74aの検出が無かった場合は、大入賞口57を強制的に閉鎖する。第1変形例によると、大入賞口57の開放時間に上限を設ける場合に有効で、大入賞口57の開放時間をランダムにし、遊技者の期待感を高めると共に、どちらの出口に振り分けられるかという期待感も与えることができる。なお、第1変形例では、出口74にのみ球検出器を設けたが、出口73にも球検出器を設け、その信号を受けたときに大入賞口57の開放時間を所定の上限時間に設定するようにしてもよい。また、前記出口は2つに限らず複数であればよい。
【0022】
図8は、通過時間可変装置54の第2変形例の通過時間可変装置81を示している。図8(a)は通過時間可変装置81の正面を示し、図8(b)は通過時間可変装置81の使用されているクルーン85を示している。図8(a)、(b)において、球検出器82aが通過時間可変装置81の入口82に配設され、通過時間可変装置81の出口83、84が形成され、球検出器84aが出口84に配設されている。更にクルーン85が通過時間可変装置81の中央に配設されている。孔85aがクルーン85の底部に形成されている。なお、孔85aの径はパチンコ球52の径より少し大きく形成されている。以上の構成により、クルーン85内に導かれたパチンコ球52は点線で示す矢印86の方向に回転して下降し、孔85aから落下する。このため、パチンコ球52がクルーン85を通過する時間(通過時間)はランダムになる。第2変形例によると、クルーン85を通過時間可変装置81に使用したので、電気的な手段がなくても十分に遊技者をじらしながら大入賞口57の開放時間をランダムにできる。なお、第2変形例では出口を2つにしたが、1つでも複数でも構わない。
【0023】
【発明の効果】
本願の第1の発明に係わるパチンコ機によれば、遊技盤面にパチンコ球の通過時間を可変にする通過時間可変装置を設け、該通過時間可変装置を通過する通過時間によって役物を制御するので、パチンコ球の通過時間により役物が制御されることになり、遊技者に意外性を与えることができる。また、通過時間可変装置を遊技盤面に設けたので、遊技者は 状況を随時視認することができ、可変入賞装置の開閉時間をある程度予測し、自分にとって有利な状況なのか不利な状況なのか判断することができる。よって、遊技者は遊技内容を容易に理解できると共に、視認することにより得た情報に基づいて期待感を高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係わるパチンコ機の要部の正面図である。
【図2】前記第1の実施の形態に係わるパチンコ機の通過時間可変装置の説明図である。
【図3】前記図2に示す通過時間可変装置の変形例の説明図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態に係わるパチンコ機の要部の正面図である。
【図5】前記第2の実施の形態に係わるパチンコ機の通過時間可変装置の説明図である。
【図6】本願発明の第3の実施の形態に係わるパチンコ機の要部の正面図である。
【図7】前記第3の実施の形態に係わるパチンコ機の通過時間可変装置の第1変形例の正面図である。
【図8】前記第3の実施の形態に係わるパチンコ機の通過時間可変装置の第2変形例の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤面
12 パチンコ球
14、14x 通過時間可変表示装置
14a 入口
14b 出口
14c、14d 球検出器
15 大入賞口
16 図柄可変表示装置
19 特定入賞口
19a 特別装置作動領域
30 遊技盤面
32 パチンコ球
33 通過時間可変装置
33a 入口
33b 出口
33c、33d 球検出器
34 図柄作動用入賞口
35 大入賞口
36 図柄可変表示装置
50 遊技盤面
52 パチンコ球
54 通過時間可変装置
54a 入口
56 出口
54b、56a 球検出器
57 大入賞口
59 特定入賞口
59a 特定装置作動領域
61 図柄可変表示装置
71 通過時間可変装置
72 入口
73、74 出口
72a、74a 球検出器
81 通過時間可変装置
82 入口
83、84 出口
82a、84a 球検出器

Claims (1)

  1. 遊技盤面へパチンコ球を打球するパチンコ機において、
    前記遊技盤面に、
    パチンコ球を受け入れる球検出器付き入口と、その入口から受け入れたパチンコ球を排出する球検出器付き出口と、前記入口と出口とを結ぶ通路内に設けられてパチンコ球の通過時間を短い時間とする第1状態と前記通過時間を長い時間とする第2状態とに変化する通過時間制御部材と、からなる通過時間可変装置と、
    図柄作動用入賞口への入賞に基づいて図柄が変動する図柄可変表示装置と、
    役物と、
    を設け、
    前記図柄可変表示装置の表示結果に基づいて前記通過時間制御部材を前記第1状態と第2状態のいずれかに変化させると共に、前記入口の球検出器がパチンコ球の通過を検出したときに前記役物を作動させ、前記出口の球検出器がパチンコ球の通過を検出したときに前記役物の作動を停止させることを特徴とするパチンコ機。
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