JP4182108B2 - 画像形成システム、模擬プリント動作実現方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成システム、模擬プリント動作実現方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、プリント動作を実現する画像形成システム、模擬プリント動作実現方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
デジタル複写機、プリンタなどの画像形成装置として、その機能拡張を目的として、制御装置内部に汎用バスが設けられているものがある(例えば特許文献1参照)。この画像形成装置においては、汎用バスを介して、制御部と、独立して動作する各機能モジュールとが接続され、制御部が各機能モジュールを制御する。
また、近年、多機能化などにより画像形成装置は、そのシステムがより複雑化する傾向にある。このような画像形成装置の開発においては、その動作検証のために、シミュレーション、または動作検証ハードウェア治具の構築が行われる。例えば、外部コンピュータ上で、仮想的に用意された入出力条件に基づいて、プリンタ駆動用ソフトウェアを仮想的に動作させるシミュレーションが行われる。
特開平9−272244号公報
シミュレーションにおいては、予めハードウェアの動作をソフトウェアで模擬するためのプログラムの作成すなわちハードウェアをソフトウェア化する必要がある。しかしながら、システムが複雑化するに従い、システムのハードウェアの全てをソフトウェア化するには、膨大な作業量が必要となり、システム全体をソフトウェア化することは、非常に困難である。
また、動作検証ハードウェア治具のためのソフトウェアの設計を、製品の設計者が行う場合は、設計者が実際の製品の設計を進めることができず、設計作業が遅延することがある。
本発明の目的は、精度が高い模擬プリント動作を実現可能にし、開発日程の短縮、開発コストの低減を図ることができる画像形成システム、模擬プリント動作実現方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムであって、前記汎用バスインタフェースは、仮想的なプリント動作を実現するための外部コンピュータと接続可能であり、前記外部コンピュータは、前記汎用バスインタフェースを介して、前記複数のプリンタ駆動手段に対して前記制御手段による制御と同じ制御を行うことが可能なプリンタ制御環境を構築するプリンタ制御手段と、前記プリンタ制御手段と共働して、プリント動作を模擬的に実現するプリント動作実現手段とを有することを特徴とする画像形成システムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現方法であって、前記汎用バスインタフェースを介して、外部コンピュータを前記画像形成システムと接続する工程と、前記外部コンピュータにより、前記複数のプリンタ駆動手段に対して、前記画像形成システムの前記制御手段による制御と同じ制御を行うプリンタ制御環境を構築する制御環境構築工程と、前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で、プリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現工程とを有することを特徴とする模擬プリント動作実現方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現すべく、前記汎用バスインタフェースと接続される外部コンピュータにより実行されるプログラムであって、前記外部コンピュータ上に、前記複数のプリンタ駆動手段に対して、前記画像形成システムの前記制御手段による制御と同じ制御を行うプリンタ制御環境を構築する制御環境構築ステップと、前記構築されたプリンタ制御環境下で、プリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現ステップとを有することを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、精度が高い模擬プリント動作を実現可能にし、開発日程の短縮、開発コストの低減を図ることができる。
ここで、外部コンピュータ上に構築されたプリンタ制御環境下で、複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行い、シミュレーションにより得られる動作と、他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する場合、実機と同じハードウェア条件でのプリント動作を実現することが可能になる。
外部コンピュータ上に構築されたプリンタ制御環境下での制御に代えて、複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段を代替制御し、該代替制御により特定のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、構築されたプリンタ制御環境下で、特定のプリンタと異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する場合、プリンタ駆動手段が対応する動作手段を仕様通りに駆動するかなどのハードウェアの動作を検証することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態の画像形成システムは、図1に示すように、プリント動作を実行するプリンタ101と、プリンタ101を駆動するプリンタ駆動部102と、システム全体の制御を行うシステム制御部103とを備える。プリンタ駆動部102とシステム制御部103とは、汎用バス104を介して接続される。ここで、プリンタ駆動部102は、後述するように複数のモジュールから構成され、各モジュールは、それぞれ、プリンタ101内の対応する動作ブロックを駆動する。
本実施の形態の画像形成システムにおいては、システム制御部103が、汎用バス104を介してプリンタ駆動部102を制御することによって、プリント動作形態を実現する。また、プリンタ駆動部102を、汎用バス104を介して外部コンピュータ(図示せず)と接続することによって、プリンタ駆動部102の動作シミュレーションを実現することが可能である。これの詳細については、後述する。
次に、プリンタ101の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のプリンタの要部構成を示す縦断面図である。
プリンタ101は、図2に示すように、フルカラープリンタからなり、当該フルカラープリンタは、画像制御部38で生成された画像信号に基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光を走査しながら感光ドラム1上に照射する露光装置8を備える。
感光ドラム1は、矢印Aが示す方向へ回転される。感光ドラム1の周囲には、1次帯電器7、回転現像体12、およびドラムクリーナ11が配置されている。1次帯電器7は、感光ドラム1表面を一様に所定電位に帯電させるための帯電器である。回転現像体12は、複数の現像器13Y,13M,13C,13Kおよび複数のトナーボトル14Y,14M,14C,14Kを有する。各現像器13Y,13M,13C,13Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーをそれぞれ供給する。各トナーボトル14Y,14M,14C,14Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーをそれぞれ貯蔵する。回転現像体12は、モータ42により矢印Rが示す方向へ回転され、対応する現像器13Y,13M,13C,13Kが感光ドラム1に対してトナーを供給する位置に合わせられる。回転現像体12には、位置検出フラグ73が取り付けられており、この位置検出フラグ73は、回転現像体ホームポジションセンサ(以下、HPセンサという)60により検出される。このHPセンサ60による位置検出フラグ73の検出は、回転現像体の回転位置の制御に用いられる。
感光ドラム1表面が1次帯電器7により一様に帯電された後に、感光ドラム1表面には、露光装置8からのレーザ光の照射により、静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像器から供給される色のトナーによりトナー像として可視像化される。この可視像化されたトナー像は、1次転写器10により、中間転写ベルト2上に転写される(1次転写)。1次転写後、感光ドラム1表面に残留するトナーは、ドラムクリーナ11により掻き落とされ、回収される。
感光ドラム1表面の露光(1次帯電器7による帯電、レーザ光の照射および静電潜像の形成)、現像、1次転写、感光ドラム1表面の清掃を含む一連のプロセスは、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の色毎に行われる。
各色のトナー像は、それぞれ、中間転写ベルト2上に重ね合わされて転写され、これにより中間転写ベルト2上にはフルカラートナー像が形成される。中間転写ベルト2は、ローラ17,18,19に掛け渡されており、図中の矢印の方向へ回転される。ローラ18およびローラ19の間には、中間転写ベルト2上に配置された基準マーク位置を検出する反射型の光学センサからなるベルト基準位置検知センサ36が配置されている。このベルト基準位置センサ36の検出信号は、中間転写ベルト2上に各色のトナー像を正確に重ね合わすための位置決めに用いられる。
中間転写ベルト2上に形成されたフルカラートナー像は、2次転写ローラ21により、カセット23または手差し給紙部80からレジストローラ25を経て給紙されたシートP上に転写される(2次転写)。フルカラートナー像が転写されたシートPは、定着器5へ送られる。定着器5は、シートPを熱圧し、シートP上のフルカラートナー像をシートP上へ定着させる。定着器5においては、サーミスタ167により検出された温度データに基づきヒータ169が制御され、定着温度制御が行われる。
定着後のシートPは、フラッパ32の切換動作に応じて、機外へ排出または両面パスへ搬送される。シートPが両面パスへ搬送される場合、シートPは、フラッパ32により搬送ローラ27へ向けて導かれ、搬送ローラ28により、シートP後端がフラッパ33の位置を通過するまで搬送される。その後、搬送ローラ28が逆回転され、フラッパ33により、搬送ローラ29へ向けて導かれる。これにより、シートPの表裏面が反転される。そして、シートPは、搬送ローラ29,30,31,26を経てレジストローラ25まで搬送される。このようにシートPを両面パスへ導くことによって、表裏面が反転されたシートPの裏面へ画像を形成することができる。すなわち、シートP両面に画像形成を行うことができる。
上記カセット23には、複数枚のシートPが収納され、そのシートPは、1枚ずつピックアップローラ24により送り出される。ピックアップローラ24は、モータ40により回転駆動される。カセット23から送り出されたシートPは、搬送ローラ26によりレジストローラ25に送られる。シートPの先端は、レジストローラ25に突き当てられ、シートPは、一旦停止される。これにより、シートPの斜行補正が行われる。そして、所定のタイミングで、シートPは、レジストローラ25により、2次転写位置へ送り出される。
また、手差し給紙部80には、給紙するシートPが載置され、このシートPは、ピックアップローラ81により、レジストローラ25へ向けて送り出される。
このように、上記カセット23または手差し給紙部80から給紙されたシートPを、機外へ導くまたは上記両面パスへ導くように搬送する搬送系82には、複数のシート検知センサ52〜58、および紙厚検知センサ59が設けられている。また、カセット23の出口近傍位置には、シート検知センサ51が設けられている。さらに、カセット23内のシートPの有無を検知するためのシート検知センサ50が設けられている。
次に、上記プリンタ駆動部102の内部構成について図3を参照しながら説明する。図3は図1のプリンタ駆動部102の内部構成を示すブロック図である。
プリンタ駆動部102は、図3に示すように、汎用バス104と接続されるバスI/F(バスインタフェース)111を有する。バスI/F111には、I/Oポート112、D/A変換器113、A/D変換器114、タイマ115が接続される。ここでは、I/Oポート112、D/A変換器113、A/D変換器114、タイマ115が機能ブロックとして個別に示されている。しかし、実際のハードウェア構成においては、それらが個別に設けられてもよいし、また集積化されたASICとして設けられていてもよい。
次に、上記システム制御部103の内部構成について図4を参照しながら説明する。図4は図1のシステム制御部103の内部構成を示すブロック図である。
システム制御部103は、図4に示すように、汎用バス104と接続されるバスI/F(バスインタフェース)121を有する。バスI/F121には、CPU122、プログラムを格納するROM123、CPU122の作業領域などを提供するRAM124などが接続される。また、上記CPU122、ROM123、RAM124以外の、制御のために必要な機能ブロックおよびハードウェアなどがバスI/F121に接続されることもある。
ここで、上記汎用バス104は、PC(パーソナルコンピュータ)で一般的に使用されているPCI−EXPRESSバスである。このPCI−EXPRESSバスは、高速伝送が可能なシリアルバスであり、1レーン当たり500Mバイト/秒の伝送速度を有する。また、PCI−EXPRESSバスは、32までの複数レーンを並列に動作させることによって、さらなる高速伝送を可能とする汎用バスである。実デバイスのI/Fとしては、1レーン分のコネクタによる接続、複数レーンを並列的に並べたコネクタによる接続などが実用化されている。
上述したように、プリンタ駆動部102は、システム制御部103によって制御される。このプリンタ駆動部102に対する制御において、システム制御部103は、プリンタ駆動部102に関わるCPUバスを汎用バス104に開放して、プリンタ駆動部102の制御を行う。プリンタ駆動部102においては、バスI/F111以外は、プリンタ101の固有の負荷制御に応じたハードウェア構成が採用される。これに対し、システム制御部103は、プリンタ101の固有の負荷に関わらない構成を採用することができる。
次に、システム制御部103内のソフトウェア構成について図5を参照しながら説明する。図5は図4のシステム制御部103内のソフトウェア構成を示すブロック図である。
システム制御部103の内部においては、図5に示すように、オペレーティングシステム(OS)131が動作し、このOS131上でシステム制御ソフト132およびプリンタ制御ソフト133が動作する。プリンタ制御ソフト133は、OS131上で並列的に動作するシステム制御ソフト132と連携しながら、プリンタ駆動部102の制御を行う。プリンタ駆動部102に対する制御は、バスI/F121、汎用バス104およびバスI/F111を介して行われる。プリンタ駆動部102は、プリンタ制御ソフト133の命令に基づいたバス信号に基づいて、内蔵する各機能ブロックを動作させる。各機能ブロックは、プリンタ101の各負荷を駆動する。これにより、プリンタ101は、プリンタ制御ソフト133の命令に基づいたプリント動作を実行する。
次に、システム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部102の基板実装例を図6に示す。システム制御部103はCPU122などが実装されたプリント基板からなる。また、プリンタ駆動部102も、同様にプリント基板からなる。システム制御部103と汎用バス104の接続形態として板間コネクタが用いられ、この板間コネクタを介して、システム制御部103とプリンタ駆動部102が接続される。
次に、本実施の形態において、プリンタ101を2つの機能モジュールに分割した場合のプリンタ動作形態でのシステム構成について図7〜図9を参照しながら説明する。図7はプリンタ101を2つの機能モジュールに分割した場合のシステム構成を示すブロック図である。図8はプリンタ101の分割が行われた場合におけるシステム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部105、プリンタ駆動部106の基板実装例を示す図である。図9はプリンタ駆動部105とプリンタ駆動部106が同一基板上に実装されている場合におけるシステム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部105、プリンタ駆動部106の基板実装例を示す図である。
ここでは、図7に示すように、プリンタ101が、機能に応じて、2つのプリンタ機能モジュール101a,101bに分割されている。プリンタ機能モジュール101aは、プリンタ駆動部105により駆動され、プリンタ機能モジュール101bは、プリンタ駆動部106により駆動される。各プリンタ駆動部105,106は、汎用バス104を介して、システム制御部103により制御される。
このようなプリンタ101の分割が行われた場合においては、プリンタ駆動部105とプリンタ駆動部106が、それぞれ、個別のプリント基板に実装される場合と、プリンタ駆動部105とプリンタ駆動部106が、同一基板上に実装される場合とがある。
前者の場合、図8に示すように、汎用バス104を構成するPCI−EXPRESSバスの接続形態としての1レーン分の板間コネクタを介して、システム制御部103とプリンタ駆動部105が接続される。また、システム制御部103とプリンタ駆動部106が、同様の接続形態で、1レーン分の板間コネクタを介して接続される。
後者の場合、図9に示すように、汎用バス104を構成するPCI−EXPRESSバスの接続形態としての2レーン分の板間コネクタを介して、プリンタ駆動部105,106が実装されたプリント基板と、システム制御部103が接続されることになる。
このように、プリンタ駆動部105、プリンタ駆動部106がそれぞれ個別に存在する場合、それぞれがPCI−EXPRESSバス1レーン分でバス接続される形態を採ることができる。そして、プリンタにおける一部の機能モジュールのみを新規に開発する場合に、その一部の機能モジュールの駆動に関わる部分のみを別基板として分離して開発を進めることが可能になる。
このような機能モジュールを分離した画像形成システムの開発を行う場合、上述した接続形態を採用することによって、ハードウェアおよびソフトウェアの既存の部分と新規開発の部分を組み合わせて、その動作を検証する環境を構築することが可能となる。
次に、プリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bを新規に開発する場合、プリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bは実際には存在しないが、存在するものとして仮想される。そして、仮想されたプリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bを含む場合のプリンタ動作を検証するために、プリンタ動作が模擬的に実現される。この場合について、図10および図11を参照しながら説明する。図10はプリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bが存在しない環境下において動作検証環境を構築するためのブロック図である。図11は図10のPC141内のソフトウェア構成を示すブロック図である。
仮想されたプリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bを含む場合のプリンタ動作を模擬的に実現する際には、図10に示すように、外部コンピュータ(PC)141が汎用バス104に接続される。この汎用バス104には、プリンタ駆動部105が接続される。また、汎用バス104には、モニタツール142が接続され、モニタツール142は、プリンタ駆動部105により駆動されるプリンタ機能モジュール101aの動作状況をモニタする。このモニタツール142によりモニタされた内容は、汎用バ104を介してPC141に通知される。このとき、プリンタ駆動部106およびそれが駆動すべきプリンタ機能モジュール101bが存在しないので、これらは、仮想的なデバイスとしてPC141上で動作するシミュレーションソフトウエアにより構築される。そして、実際に存在するプリンタ駆動部105およびプリンタ機能モジュール101と、仮想デバイスとして構築されたプリンタ駆動部106およびプリンタ機能モジュール101bとが用いられて、プリンタ動作が模擬的に実現される。
PC141内においては、図11に示すように、オペレーティングシステム−A(OS―A)151が動作し、このOS−A151上で、プリンタ制御擬似オペレーティングシステム(プリンタ制御擬似OS)152が動作する。このプリンタ制御擬似OS152は、本来システム制御部103のOS131上で動作するプリンタ制御ソフト133を動作させるために必要なOSである。OS―A151上で、シミュレーションソフト153およびモニタ解析ソフト154が動作する。
次に、プリンタ101を、定着器5と、定着器5以外のその他の部分とに分割し、定着器を新規に開発する場合について図12および図13を参照しながら説明する。図12は図2のプリンタ101を2つの機能モジュールに分割した場合の分割例を示す図である。図13は図12(b)の定着器5の詳細構成を示す縦断面図である。
ここでは、図12(a)に示すように、プリンタ機能モジュール101bが、定着器5内の温調制御モジュール、プリンタ機能モジュール101aが、プリンタ101の全体構成から定着器5の温調制御モジュールを除いた部分とする。そして、上記定着器5の温調制御モジュールには、図12(b)に示すように、制御対象としてのヒータ169およびサーミスタ167が含まれる。
定着器5は、詳細には、図13に示すように、定着ローラ161および定着ベルト162を有する。定着ベルト162は、複数のローラ163,164,165に掛け渡されている。定着ローラ161と対向する位置には、加圧パッド166が配置されており、この加圧パッド166により、定着ベルト162の定着ローラ161と対向する部分が加圧され、定着ローラ161と当接されている。定着ローラ161は、モータ168により、図中の矢印の方向へ回転駆動される。また、モータ168により、ローラ164が図中の矢印の方向へ回転駆動され、これにより定着ベルト162は、図中の矢印の方向へ回転される。
定着ローラ161には、当該定着ローラの表面を加熱するためのヒータ169が内蔵され、定着ローラ161の表面温度は、サーミスタ167により検出される。ヒータ169は、サーミスタ167により検出された定着ローラ161の表面温度に基づいて駆動制御され、これにより、定着ローラ161の表面温度を所定温度にするための温調制御が行われる。
このような構成を有する定着器5においては、定着ローラ161と定着ベルト162の間にシートを狭持搬送するためのニップ部が形成され、シートは、ニップ部を通過する際に、熱圧される。これにより、シート上のトナー像は熱圧され、シート上に定着される。
ここで、上記ヒータ169がハロゲンヒータであるとし、このハロゲンヒータに代えて、IHヒータ(誘導過熱方式のヒータ)を導入し、電力制御による温調制御を新たに開発するような場合を想定する。このIHヒータを有する定着器は、ハードウェア的には新規に開発するものである。そこで、IHヒータを有する定着器がハードウェア的には存在しない環境下で、プリンタ制御ソフトの開発および検証を進めるために、このIHヒータを有する定着器が仮想的に構築される。
このIHヒータを有する定着器における制御対象は温調制御モジュールであり、この温調制御モジュールが、PC141上で動作するシミュレーションソフト153により仮想的に構築される。すなわち、仮想的に構築された温調制御モジュールに対して、ヒータへの投入電力制御値、通紙されるシートの紙種、コピーのモードなどが入力され、これらの入力に応じた定着温度が算出される。
プリンタ制御ソフト133は、実デバイスであるプリンタ駆動部105を介して、プリンタ101aを制御すると同時に、シミュレーションソフト153上に仮想的に構築された定着器の温調制御モジュールとデータのやり取りを行い、プリンタ動作制御を行う。
モニタツール142は、プリンタ機能モジュール101aのAC入力部に接続された電力をモニタする。モニタツール142は、プリンタ機能モジュール101aのAC入力部に接続された電圧および電流を計測し、プリンタ機能モジュール101aで使用されている電力値をリアルタイムに算出する。算出された電力値は、汎用バス104を介して、PC141上で動作するモニタ解析ソフト154へ入力される。モニタ解析ソフト154は、入力された電力値を、プリンタ制御ソフト133が解釈可能なデータへ変換するためのデータ処理を行う。
例えば、シミュレーションソフト153は、プリンタ制御ソフト133により定着温度、動作モード、動作タイミングに応じてヒータへの投入電力制御値が決定されると、この投入電力制御値に応じてIHヒータが消費するヒータ消費電力を算出する。そして、上記算出されたプリンタ機能モジュール101aの電力値と上記算出されたヒータ消費電力が合算され、その合算値がリアルタイムに算出される。この算出された合算値が所定値を超えると、その旨を示すアラームが出力される。
このように、新規に開発する定着器の温調制御モジュール以外は、既存のハードウェアおよびソフトウェアをそのまま利用することができる。その結果、シミュレーションを行うために必要なハードウェアのソフトウェア化に関しては、新規に開発する温調制御モジュールのソフトウェア化のみとすることができる。そして、新規に開発を行う温調制御モジュールのソフトウェアも、将来的にプリンタ制御ソフトに組み込むものと同様なソフトウェアを用いてシミュレーションすることが可能である。
シミュレーションソフト153に関しては、一般的に広く普及しているものが使用可能である。また、モニタ解析ソフト154に関しても、同様に、一般的に広く普及しているものが使用可能である。
以上説明したように、PC141上にプリンタ制御ソフト133により構築されたシステム制御部103と同じプリンタ制御環境下で得られる仮想デバイスの動作と、実デバイスの動作とを組み合わせて、プリント動作が模擬的に実現される。これにより、精度が高い模擬プリント動作を実現可能にし、開発日程の短縮、開発コストの低減を図ることができる。また、実機と同じハードウェア条件でのプリント動作を実現することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、プリンタ機能モジュール101bとして定着器の温調制御モジュールを想定し、この動作を、既存の他の機能モジュールの動作と共働させてシミュレーションする場合の例を説明したが、これに限定されることはない。すなわち、仮想するモジュールは、プリンタの制御に関わるモジュールであればよく、その機能内容は特に限定されるものではない。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図14を参照しながら説明する。図14は本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現するためのPC内のソフトウェア構成を示すブロック図である。
本実施の形態の画像形成システムは、上記第1の実施の形態と同じ構成を有する。すなわち、本実施の形態のシステム構成は、図7に示す構成と同様に、プリンタ101を2つのプリンタ機能モジュール101a,101bに分割し、それらを制御してプリンタ動作を実現するシステム構成である。また、プリンタ101は、図2に示す構成と同じである。また、システム制御部103におけるソフトウエア構成は、図5に示す構成と同じである。また、プリンタ機能モジュール101bは、定着器5の温調制御モジュールであり、プリンタ機能モジュール101aは、上記定着器5の温調制御モジュール以外の部分である。定着器5の詳細構成は、図13に示す構成と同じである。
本実施の形態においては、プリンタ駆動部105,106とシステム制御部104を接続するPC141上で動作するシーケンスソフトによって、プリンタ機能モジュール101bを駆動するプリンタ駆動部106の制御が行われる。これは、プリンタ制御ソフト133におけるプリンタ駆動部106の制御部分が完成していない開発段階において、プリンタ駆動部106のハードウェア検証を行う場合に適用される。
具体的には、図14に示すように、PC141上では、オペレーティングシステム−A(OS―A)151が動作し、このOS−A151上で、プリンタ制御擬似OS152およびシーケンスソフト155が動作する。そして、プリンタ制御擬似OS152上で、プリンタ制御ソフト133が動作する。シーケンスソフト155に関しては、治具用ソフトとして一般的に広く普及しているものが使用可能である。
このような構成により、プリンタ制御ソフト133によりプリント動作に関する制御を行いながら、シーケンスソフト155により定着器5の温調制御モジュールに対する制御を代替させることが可能となる。これにより、ソフトウェアの作りこみが進んでいない状態でも、実際に定着器5に対して通紙を行い、所望の定着温度で定着を行うようなプリント動作が模擬的に実現される。すなわち、実動作に近い定着器5の温調制御モジュールの動作が得られ、定着器5のハードウェアに対して精度が高い動作検証および評価を行うことが可能になる。
上記第1の実施の形態においては、実デバイスの動作と仮想デバイスの動作を組み合わせた場合、上記第2の実施の形態においては、実デバイスと治具ソフトウェアによる動作を組み合わせた場合を説明したが、この組み合わせに限定されることはない。
例えば、図15に示すようなソフトウェア構成を採ることにより、実デバイスの動作、シミュレーションによる仮想デバイスの動作および、治具ソフトウェアによる動作のそれぞれを組み合わせて、プリンタ動作を模擬的に実現することが可能である。この場合、実デバイスの動作をモニタツールでモニタすることができ、治具ソフトウェアのパラメータを可変とする動作または治具ソフトウェアで動作させた治具からのデータをモニタすることができる。そして、モニタにより得られた各情報をモニタ解析ソフト154により解析し、その解析結果に基づいてシミュレーションの設定を可変するなどのシミュレーションが可能になる。
本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RWなどの光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図1のプリンタの要部構成を示す縦断面図である。 図1のプリンタ駆動部102の内部構成を示すブロック図である。 図1のシステム制御部103の内部構成を示すブロック図である。 図4のシステム制御部103内のソフトウェア構成を示すブロック図である。 システム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部102の基板実装例を示す図である。 プリンタ101を2つの機能モジュールに分割した場合のシステム構成を示すブロック図である。 プリンタ101の分割が行われた場合におけるシステム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部105、プリンタ駆動部106の基板実装例を示す図である。 プリンタ駆動部105とプリンタ駆動部106が同一基板上に実装されている場合におけるシステム制御部103、汎用バス104、プリンタ駆動部105、プリンタ駆動部106の基板実装例を示す図である。 プリンタ駆動部106、プリンタ機能モジュール101bが存在しない環境下において動作検証環境を構築するためのブロック図である。 図10のPC141内のソフトウェア構成を示すブロック図である。 図2のプリンタ101を2つの機能モジュールに分割した場合の分割例を示す図である。 図12(b)の定着器5の詳細構成を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現するためのPC内のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実デバイスの動作と仮想デバイスの動作と治具ソフトウェアによる動作を組み合わせてプリント動作を模擬的に実現するためのPC内のソフトウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 プリンタ
101a,101b プリンタ機能モジュール
102,105,106 プリンタ駆動部
103 システム制御部
104 汎用バス
132 システム制御ソフト
133 プリンタ制御ソフト
152 プリンタ制御擬似OS
153 シミュレーションソフト
154 モニタ解析ソフト
155 シーケンスソフト

Claims (14)

  1. プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムであって、
    前記汎用バスインタフェースは、仮想的なプリント動作を実現するための外部コンピュータと接続可能であり、
    前記外部コンピュータは、前記汎用バスインタフェースを介して、前記複数のプリンタ駆動手段に対して前記制御手段による制御と同じ制御を行うことが可能なプリンタ制御環境を構築するプリンタ制御手段と、前記プリンタ制御手段と共働して、プリント動作を模擬的に実現するプリント動作実現手段とを有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記プリント動作実現手段は、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行い、該シミュレーションにより得られる動作と、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記プリント動作実現手段は、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下での制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段を代替制御し、該代替制御により前記特定のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタと異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 前記プリント動作実現手段は、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第1のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行うとともに、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下での制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第2のプリンタ駆動手段を代替制御し、
    前記プリント動作実現手段は、前記シミュレーションにより得られる動作と、前記代替制御により前記第2のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記プリンタ制御手段により構築されたプリンタ制御環境下で、前記第1および第2のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  5. 前記汎用バスインタフェースには、PCI−Expressバスが実装されることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  6. プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現方法であって、
    前記汎用バスインタフェースを介して、外部コンピュータを前記画像形成システムと接続する工程と、
    前記外部コンピュータにより、前記複数のプリンタ駆動手段に対して、前記画像形成システムの前記制御手段による制御と同じ制御を行うプリンタ制御環境を構築する制御環境構築工程と、
    前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で、プリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現工程と
    を有することを特徴とする模擬プリント動作実現方法。
  7. 前記模擬プリント動作実現工程は、前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行う工程と、前記外部コンピュータにより、前記シミュレーションにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する工程とを含むことを特徴とする請求項6記載の模擬プリント動作実現方法。
  8. 前記模擬プリント動作実現工程は、前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で行われる制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段を代替制御する工程と、前記代替制御により前記特定のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタと異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する工程とを含むことを特徴とする請求項6記載の模擬プリント動作実現方法。
  9. 前記模擬プリント動作実現工程は、前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第1のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行う工程と、前記外部コンピュータにより、前記構築されたプリンタ制御環境下で行われる制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第2のプリンタ駆動手段を代替制御する工程と、前記外部コンピュータにより、前記シミュレーションにより得られる動作と、前記代替制御により前記第2のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記第1および第2のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する工程とを含むことを特徴とする請求項6記載の模擬プリント動作実現方法。
  10. プリント動作に関する動作を行う複数の動作手段と、前記複数の動作手段をそれぞれ駆動する複数のプリンタ駆動手段と、前記複数のプリンタ駆動手段と汎用バスインタフェースを介して接続され、前記複数のプリンタ駆動手段をそれぞれ制御する制御手段とを備える画像形成システムのプリント動作を模擬的に実現すべく、前記汎用バスインタフェースと接続される外部コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記外部コンピュータ上に、前記複数のプリンタ駆動手段に対して、前記画像形成システムの前記制御手段による制御と同じ制御を行うプリンタ制御環境を構築する制御環境構築ステップと、
    前記構築されたプリンタ制御環境下で、プリント動作を模擬的に実現する模擬プリント動作実現ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  11. 前記模擬プリント動作実現ステップは、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行うステップと、前記シミュレーションにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現するステップとを含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記模擬プリント動作実現ステップは、前記構築されたプリンタ制御環境下で行われる制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、特定のプリンタ駆動手段を代替制御するステップと、前記代替制御により前記特定のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記特定のプリンタと異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現するステップとを含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  13. 前記模擬プリント動作実現ステップは、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第1のプリンタ駆動手段に代わる手段として仮想されるプリンタ駆動手段および該プリンタ駆動手段により駆動される動作手段の動作のシミュレーションを行うステップと、前記構築されたプリンタ制御環境下で行われる制御に代えて、前記複数のプリンタ駆動手段のうち、第2のプリンタ駆動手段を代替制御するステップと、前記シミュレーションにより得られる動作と、前記代替制御により前記第2のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作と、前記構築されたプリンタ制御環境下で、前記第1および第2のプリンタ駆動手段と異なる他のプリンタ駆動手段を制御することにより得られる動作とを組み合わせてプリント動作を模擬的に実現する工程とを含むことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  14. 請求項10ないし13のいずれかに記載されたプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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