JP4182015B2 - 乾式トナー、乾式トナーの製造方法、及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
存量や、転写材として再生パルプの配合率が70%を超える再生紙を用いた場合や、転写材上に形成された複数のトナー層を一度に定着しなければならないカラー画像形成時や、定着ローラーへのオフセット防止用液体の塗布量が少ない定着装置や、オフセット防止用液体の塗布がなされていない定着装置を用いた場合の性能については何ら考慮されていない。
又はMnである金属フタロシアニン、及び(iv)(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を含有しており、
前記金属フタロシアニンは、前記重合体(a)、(b)又は(c)を高分子配位子として高分子錯体を形成している乾式トナーに関する。
[構造式(3)において、R9は水素原子又はメチル基を示し、R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、アリール基又はC1〜C20のアルキル基、アルケニル基若しくはアルコキシ基を示す。なお、R10とR11は相互に連結して、炭素原子以外の異種原子を有し且つC4〜C20の環状構造を有する非芳香族有機基を形成してもよい。]
る金属フタロシアニン、及び(iv)(a)構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を混合して、該金属フタロシアニンが呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度が、混合前の吸光度の5倍以上に達するように処理を行うフタロシアニン処理工程を有することを特徴とする乾式トナーの製造方法に関する。
前記加熱加圧手段は、(I)少なくとも加熱体を有する回転加熱部材と該回転加熱部材と相互圧接してニップ部を形成する回転加圧部材とを有し、(II)回転加熱部材において、
転写材上のトナー画像との接触面に塗布されるオフセット防止用液体の消費量が、転写材の単位面積基準で0〜0.025mg/cm2であり、(III)前記ニップ部で転写材
を挟持搬送しながら、前記回転加熱部材と回転加圧部材によって転写材上のトナー画像を加熱加圧するものであり、
前記トナーは、(i)結着樹脂、(ii)着色剤、(iii)中心金属がCr、Fe、Co、
Zn又はMnである金属フタロシアニン、及び(iv)(a)構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を含有しており、
前記金属フタロシアニンは、前記重合体(a)、(b)又は(c)を高分子配位子として高分子錯体を形成している乾式トナーであることを特徴とする画像形成方法に関する。
まず、本発明の乾式トナーの構成上の特徴や用いる原材料等について説明する。
本発明の乾式トナー(以下、単に「トナー」ともいう)は、少なくとも、(i)結着樹脂、(ii)着色剤、(iii)中心金属が[Cr、Fe、Co、Ni、Zn、Mn、Mg、
Al]からなる群から選ばれるいずれかである金属フタロシアニン及び/又は金属フタロシアニン誘導体及び(iv)少なくとも(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体0.5〜20質量%を含む重合体、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とを各々0.5〜20質量%ずつ含む重合体を含有する。
[構造式(1)において、R1は水素原子又はメチル基を示す。R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、アリール基又はC1〜C10のアルキル基、アルケニル基若しくはアルコキシ基を示し、X1は水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又は4級アンモニウム塩を示し、nは1〜10の整数を示す。]
[構造式(2)において、R4は水素原子又はメチル基を示す。R5〜R8はそれぞれ独立して水素原子、アリール基、芳香族基又はC1〜C10のアルキル基、アルケニル基若しくはアルコキシ基を示すが、R5〜R8のうち少なくとも1つは無置換又は置換基を有する芳香族基を示す。X2は水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又は4級アンモニウム塩を示す。]
[構造式(3)において、R9は水素原子又はメチル基を示し、R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、アリール基又はC1〜C20のアルキル基、アルケニル基若しくはアルコキシ基を示す。なお、R10とR11は相互に連結して、炭素原子以外の異種原子を有し且つC4〜C20の環状構造を有する非芳香族有機基を形成してもよい。]
色剤に対して分散剤として作用するため、非常に少ない添加量で本発明の目的が達成される。その量は、金属フタロシアニン類自体が持つ着色力の効果が無視できる範囲である。具体的な添加量は、同時に用いられる着色剤の種類と添加量にもよるが、結着樹脂100質量部に対して0.01〜0.5質量部、好ましくは0.03〜0.3質量部である。
ン酸、2−アクリルアミド−2−(4−tert−ブチルフェニル)エタンスルホン酸、2−アクリルアミド−1−(4−クロロフェニル)エタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−(4−クロロフェニル)エタンスルホン酸、又はこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、4級アンモニウム塩等が挙げられる。これらのうち、2−アクリルアミド−2−(4−メチルフェニル)エタンスルホン酸(上記構造式(2)において、R4が水素原子、R5が水素原子、R6が4−メチルフェニル基、R7が水素原子、R8が水素原子、X2が水素原子の場合に相当)等が好ましく用いられる。
[構造式(5)中、R12は水素原子又はメチル基を示し、R13はC2〜C6のアルキレン基を示し、X3は水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又は4級アンモニウム塩を示し、mは0〜10の整数を示す。]
[構造式(6)中、R14は水素原子又はメチル基を示し、R15はC2〜C4のアルキレン基を示し、R16はエチレン基、ビニレン基又は1,2−シクロへキシレン基を示し、X5は水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又は4級アンモニウム塩を示す。]
体中の構造式(3)で示される重合性単量体の含有比率が少なくなるとこの重合体の高分子配位子としての能力が低下し、カルボキシル基含有ビニル系単量体の含有比率が少なくなると帯電性が不安定となり好ましくない。
n Wiley&Sons社製)に記載の理論ガラス転移温度(Tg)が40〜75℃を示すように単量体を適宜混合して用いられる。理論ガラス転移温度(Tg)が40℃未満の場合にはトナーの保存安定性や耐久安定性の面から問題が生じやすく、一方75℃を超える場合はトナーの定着点の上昇をもたらす。
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアルキルビニルエーテル、ポリアルキルビニルケトン、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリルエステル、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリウレタン等様々な重合体を必要に応じて結着樹脂に添加することができる。
が着色剤の分散状態を疎外せず、良好な定着状態を生み出すことが出来るので特に好ましい。
凹凸性)を適宜に制御したものを用いることもできる。また、表面を樹脂で被覆した樹脂被覆キャリアも好適に用いることができる。使用するキャリアの平均粒径は、好ましくは10〜100μm、より好ましくは20〜50μmである。また、これらのキャリアとトナーを混合して二成分系現像剤を調製する場合の現像剤中のトナー濃度は、好ましくは2〜15質量%である。
本発明の乾式トナーを製造する方法としては、結着樹脂、着色剤、ワックス等を加圧ニーダー等により溶融混練した後、冷却した混練物を所望のトナー粒径に微粉砕し、更に微粉砕物を分級して粒度分布を調整してトナー粒子を得る粉砕法、懸濁重合法やソープフリー重合法に代表される乳化重合法を用いて直接トナー粒子を製造する重合法、ディスク又は多流体ノズルを用いて溶融混練物を空気中に霧化してトナー粒子を製造する方法等、公知の方法を用いることが可能であるが、以下に述べる製造方法を用いることにより、高機能を有する本発明のトナーを高い生産性をもって製造することができる。
して、該金属フタロシアニン類が呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度が、混合前の吸光度の5倍以上、好ましくは15倍以上、特に好ましくは20倍以上に達する様にフタロシアニン処理工程を実施することによって、トナー粒子中における着色剤の分散状況が著しく改善される。また、同時に、トナー粒子全体に均一な帯電性を付与することができるので、トナー性能が飛躍的に向上する。
いて、結着樹脂を構成する重合性単量体及び重合開始剤の他、必要に応じて着色剤、ワックス、極性樹脂及び荷電制御剤等のトナー粒子に含有される他の材料が混合され、更に公知の方法により均一分散させることによって、重合性単量体組成物が得られる。即ち、本発明における重合性単量体組成物は、「分散処理工程」において、少なくとも、重合性ビニル系単量体、本発明に係る金属フタロシアニン類、及び上記構造式(1)〜(3)で示される重合性単量体及び/又は該重合性単量体から誘導される構成単位を含む高分子配位子、更に必要に応じて着色剤、ワックス、及び各種の添加物を溶解、混合分散して調製される。
散剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ゼラチン、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、デンプン等を用いることができる。
更に、本発明のトナーが好適に使用される画像形成方法について説明する。
本発明に用いる画像形成方法は、外部より帯電部材に電圧を印加して静電潜像担持体を帯電させる帯電工程と、帯電した静電潜像担持体に静電潜像を形成する潜像形成工程と、静電潜像を本発明のトナーにより現像してトナー像を静電潜像担持体上に形成する現像工程と、静電潜像担持体上のトナー像を中間転写体を介して又は介さずに転写材に転写する転写工程と、加熱加圧手段により転写材上のトナー像を加熱加圧定着して転写材に定着画像を形成する定着工程とを有する画像形成方法である。
材によって転写材上のトナー画像を加熱加圧するものである。
形成の進行に伴い、駆動ローラー80によって矢印の方向に移動する。転写材担持体20の内周囲には、ベルト従動ローラー81、ベルト除電装置82、及びベルトクリーニング装置83が配設され、また、一対のレジストローラー24が転写材ホルダー内の転写材Sを転写材担持体20に搬送するために設けられている。
転写工程においては、感光体ドラムなどの静電潜像担持体、又は中間転写体が転写材を介して転写手段を当接しながらトナー画像を転写材に静電転写する当接転写方式を用いることが好ましい。転写手段の感光体表面に対する当接圧力としては、線圧2.9N/m(3g/cm)以上であることが好ましく、より好ましくは9.8〜490N/m(10〜500g/cm)である。当接圧力としての線圧が2.9N/m(3g/cm)未満であると、転写材の搬送ズレや転写不良の発生が起こりやすくなるため、好ましくない。また、当接圧力が高過ぎる場合には、感光体表面の劣化やトナーの付着を招き、結果として感光体表面のトナー融着を生じるようになる。
法、(2)の例として、添加剤として界面活性剤等を用いる方法、(3)の例として、フッ素原子を含む化合物、即ち、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、フッ化カーボン等を用いる方法が挙げられる。
材と回転加圧部材によって転写材上のトナー画像を加熱加圧するものである。
図2は、加熱体を内部に有する円筒状の加熱ローラーを回転加熱部材とし、該加熱ローラーの表面に、定着残余のトナーを除去するためのクリーニング部材と転写材の巻き付き防止用の分離部材が配設されていない、熱ローラー方式の加熱加圧手段の一例の概略図である。
わたって優れた定着画像を得ることが可能となる。
FE)、PAF、FEP等のフッ素樹脂やシリコーン樹脂等、更にはそれにカーボンブラック、グラファイト、導電性ウイスカ等の導電材を添加した離型性コート層を厚み10μmに施したもの等が好ましい。
いる。更にその導電層47bの自由面に、例えば、PFAやPTFE等のトナー離型の良好な耐熱性樹脂を混合、又は単独で被覆して表面層47cを形成したものである。また、フィルム基層47aに導電層の役割を持たせ2層構成としてもよい。
まず、実施例及び比較例で高分子配位子等として使用される重合体の具体例を表1にまとめて示す。
(フタロシアニン処理工程)
下記成分からなる混合物をメディア型分散機「アトライター、ビーズ径=5mmφ」(三井鉱山社製)を用いて2時間分散し、プレ分散体(1)を調製した。
・スチレン 83質量部
・n−ブチルアクリレート 17質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・Znフタロシアニン(粒径=200nm) 0.075質量部
・重合体「R−1−3」 1.5質量部
上記プレ分散体(1)中に着色剤としてカーボンブラック(粒径=35nm)7.5質量部を投入し、更に3時間分散させた。得られた着色剤分散物(1)をバーコーター(No.5)を用いて展色紙「スーパーアート紙(金藤)」(セイブンドー社製)上に塗布し、乾燥後、その塗膜面のグロスを光沢計「PG−3D、光学センサー;75°−75°」(日本電色工業社製)により計測したところ120であり、非常に良好なカーボンブラック分散性を示した。
点=110℃)5質量部、及び極性樹脂としてポリエステル樹脂(Tg=70℃、ピーク分子量=7000、酸価=30mgKOH/g)5質量部を混合溶解し、重合性単量体組成物(1)を調製した。
高速撹拌装置クレアミックス(エム・テクニック社製)を具備した反応容器中に、イオン交換水700質量部と0.1mol/リットル−Na3PO4水溶液800質量部を投入し、高速撹拌装置の回転数を15000rpmに設定し、60℃に加温した。ここに1.0mol/リットル−CaCl2水溶液70質量部を添加し、微小な難水溶性分散安定剤Ca3(PO4)2を含む水系分散媒体を調製した。
その後、撹拌装置をパドル撹拌羽根を具備したものに換え、100rpmで撹拌しながら同温度に5時間保持した後、80℃に昇温し、重合性ビニル系単量体の重合転化率がほぼ100%になったところで重合反応を完了した。
重合終了後、加熱減圧下で重合体粒子中に残存する揮発成分を留去し、次いで、冷却後に希塩酸を添加して難水溶性分散剤を溶解させた。更に水洗浄を数回繰り返した後、乾燥処理を行い、重合体粒子(A)を得た。
上記重合体粒子(A)100質量部にシリコーンオイル処理疎水性シリカ微粉体(BET;200m2/g)1質量部とシリコーンオイル処理酸化チタン微粉体(BET;45m2/g)0.5質量部をヘンシェルミキサー(三井金属社製)を用いて乾式混合して、ブラックトナー(A)を得た。
(フタロシアニン処理と分散処理の一括処理工程)
下記成分からなる混合物をアトライター(三井金属社製)を用いて3時間分散し、着色剤分散物(2)を一括調製した。即ち、本製造例では、「トナーの製造例1」におけるフタロシアニン処理工程と分散処理工程を一括した処理工程によって着色剤分散物(2)を調製した。
・スチレン 83質量部
・n−ブチルアクリレート 17質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・「トナーの製造例1」で用いたカーボンブラック 7.5質量部
・「トナーの製造例1」で用いたZnフタロシアニン 0.075質量部
・重合体「R−1−3」 1.5質量部
ンが呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度は、混合前の可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの27倍に増加しており、該着色剤分散物(2)の塗膜面のグロスは120で、良好なカーボンブラック分散性を示した。
フタロシアニン処理と分散処理の一括工程において、アトライターの代わりにノンメディア型の高速撹拌機であるT.K.ホモディスパー(特殊機化社製)を用いて3000rpmで1時間の撹拌処理を行った以外は、「トナーの製造例2」と同様にして着色剤分散物(3)を一括調製した。
「トナーの製造例1」で用いたZnフタロシアニン(粒径=200nm)の代わりに粒径50nmのZnフタロシアニンを用いた以外は、上記「トナーの製造例3」と同様の方法を用いて着色剤分散物(4)を一括調製した。
Znフタロシアニン及び高分子配位子として使用される重合体の種類及び添加量を各々表2に示すように変更した以外は、前記「トナーの製造例4」と同様の方法を用いて着色剤分散物(5)〜(9)を調製した。得られた各着色剤分散物より重合体粒子(E)〜(I)を製造し、ブラックトナー(E)〜(I)を得た。
Znフタロシアニンの添加量を0.2質量部とし、高分子配位子として使用される重合体に「r−1」10質量部を用いた以外は、前記「トナーの製造例4」と同様の方法を用いて比較用着色剤分散物(1)を調製した後、比較用重合体粒子(a)を製造し、比較用ブラックトナー(a)を得た。
ペクトルの最大吸収ピークの1.5倍で、該比較用分散物(1)の塗膜面のグロスは20であり、Znフタロシアニンと高分子配位子として使用した重合体「r−1」の添加効果が十分に発揮されていなかった。
高分子配位子として使用される重合体に「r−2」1質量部を用いた以外は、前記「トナーの製造例4」と同様の方法を用いて比較用着色剤分散物(2)を調製した後、比較用重合体粒子(b)を製造し、比較用ブラックトナー(b)を得た。
下記成分からなる混合物をアトライター(三井金属社製)を用いて3時間分散し、比較用着色剤分散物(3)を調製した。
・スチレン 83質量部
・n−ブチルアクリレート 17質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・「トナーの製造例1」で用いたカーボンブラック 7.5質量部
・下記構造式(7)で表されるアゾ系Fe化合物 0.25質量部
・ジ−tert−ブチルサリチル酸Al化合物 0.5質量部
下記成分からなる混合物をサンドグラインダー(五十嵐機械製造社製)を用いて3時間分散し、比較用着色剤分散物(4)を調製した。
・スチレン 83質量部
・n−ブチルアクリレート 17質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・「トナーの製造例1」で用いたカーボンブラック 7.5質量部
・テトラ−n−ブチルチタンフタロシアニン 0.3質量部
・ジ−tert−ブチルサリチル酸Al化合物 0.5質量部
・ポリプロピレン(PP)ワックス 5質量部
(非極性ワックス、融点=120℃)
着色剤として「C.I.Pigment Blue 15:3」5質量部を用い、Znフタロシアニンと高分子配位子の添加量を変更した以外は、「トナーの製造例4」と同様の方法を用いて着色剤分散物(10)を調製した後、重合体粒子(J)を製造し、シアントナー(J)を得た。
高分子配位子として使用される重合体に「r−1」を用い、その添加量を変更した以外は、トナーの製造例10と同様の方法を用いて比較用着色剤分散物(5)を調製した後、比較用重合体粒子(e)を製造し、比較用シアントナー(e)を得た。
Znフタロシアニンを未添加としたことを除いては、トナーの製造例10と同様の方法を用いて比較用着色剤分散物(6)を調製した後、比較用重合体粒子(f)を製造し、比較用シアントナー(f)を調製した。
画像形成装置として図1に示したフルカラー画像形成装置を用いた。画像形成装置のプロセスカートリッジの現像器部分には、トナー担持体としてカーボンブラックを分散させて抵抗を調整したジメチルシリコーンゴムからなる中抵抗ゴムローラーを用い、感光体ド
ラムと接触するように設置し、現像ローラー表面の回転周速が感光体ドラム表面との接触部分において、感光体ドラムの回転駆動に対して同方向に140%となるように設定した。
転写紙上のトナー量が0.3〜0.35mg/cm2で、加熱加圧定着後の画像表面のグロスが20〜30となるようにベタ画像を作成し、得られた画像の反射濃度を「マクベス反射濃度計RD918」(マクベス社製)により計測した。得られた計測値を下記の評価基準に従い評価した。
B:1.05以上1.20未満
C:0.90以上1.05未満
D:0.90未満
転写紙(75g/m2)に一辺が5mmの正方形のベタ画像をプリントアウトし、プリントアウト画像の反射濃度を「マクベス反射濃度計RD918」(マクベス社製)により計測した。得られた計測値を以記の評価基準に従い評価した。
B:1.35以上1.40未満
C:1.00以上1.35未満
D:1.00未満
ベタ白画像を形成時、現像工程後から転写工程に移行する間に感光体ドラム上に存在するトナーをマイラーテープによってテーピングして剥ぎ取り、それを紙上に貼ったものの反射濃度を「マクベス反射濃度計RD918」で計測した。得られた反射濃度から、マイラーテープをそのまま紙上に貼った時の反射濃度を差し引いた数値を用いて下記の評価基準に従い評価した。数値が小さい程、画像カブリが抑制されていることになる。
B:0.03以上0.07未満
C:0.07以上1.00未満
D:1.00以上
潜像電界によって電界が閉じ易く、再現しにくい図6に示す様な小径(40μm)の孤立ドットパターンの画像をプリントアウトし、その際のドット再現状況を下記の評価基準に従い評価した。
B:100個中の欠損が3〜5個
C:100個中の欠損が6〜10個
D:100個中の欠損が11個以上
円形画像(直径20mm)を5箇所に配した画像をプリントアウトし、該画像上に発生した100μm以上の画像白抜けの発生箇所を計測して下記の評価基準に従い評価した。
B:画像白抜けが5個以下
C:6〜10個
D:11個以上
ハーフトーン画像をプリントアウトし、該画像上に発生した縦スジ状の画像濃度ムラの発生本数を計測して下記の評価基準に従い評価した。
B:軽微な画像縦スジが1本発生
C:2〜4本
D:5本以上
やや厚めの転写紙(105g/m2、A4サイズ)上に、図5に示したような微細な細線よりなるライン画像を作成し、その定着状態を下記の評価基準に従い目視等により評価した。
B:画像表面を強く摺擦した際に細線の一部の剥げ落ちが見られる、或いはプリントアウト画像に軽微な点状のトナー汚れが見られる
C:非画像部分に軽微なオフセット現象が発生
D:所々で細線の剥げ落ちやオフセット現象が発生
プリントアウト試験終了後、回転加熱部材表面への残留トナーの固着の様子とプリントアウト画像への影響を下記の評価基準に従い目視で評価した。
B:紙粉による回転加熱部材の汚染や、回転加熱部材の端部へのトナーの固着が見られたが、定着画像への影響は軽微である
C:紙粉による回転加熱部材の汚染や、回転加熱部材の端部へのトナーの固着によりプリントアウト画像の裏面に軽微なトナー汚れが発生しているものの、定着画像への影響は殆ど見られない
D:トナー固着による定着画像への影響やプリントアウト試験中にプリントアウト画像の巻き付きが発生
ブラックトナー(A)の代わりにブラックトナー(B)〜(I)を各々用いた以外は、実施例1と同様に評価した。評価結果を表4に示す。
ブラックトナー(A)の代わりに比較用ブラックトナー(a)〜(d)を各々用いた以外は、実施例1と同様に評価した。得られたプリントアウト画像は、画像濃度やドット再現性に劣るだけでなく、画像白抜けや現像ローラーへのトナー固着に起因する縦スジ状の画像欠陥が発生したものもあった。評価結果を表4に示す。
実施例1で用いた画像形成装置の第3の画像形成ユニットPcのシアン色用トナーカートリッジにシアントナー(J)を投入した以外は、実施例1と同様に評価した。評価結果を表4に示す。
シアントナー(J)の代わりに比較用シアントナー(e)及び(f)を各々用いた以外は、実施例10と同様に評価した。評価結果を表4に示す。
実施例1で用いた画像形成装置の定着装置を、分離爪やオフセット防止用液体の塗布機構が配設されていない、図3に示したフィルム方式の加熱加圧手段に交換した。
TFE)に導電性物質を分散させた低抵抗の離型層を有する厚さ60μmのポリイミドフィルムを用い、加圧ローラーには、SUS製の芯金をプライマー処理した後、ジメチルシリコーンゴムの発泡体の弾性層、更にプライマー層を介しながらジメチルシリコーンゴムの弾性層と厚さ20μmのPTFEの表面層を設けたものを用いた。
実施例1で用いた画像形成装置の定着装置を、分離爪やオフセット防止用液体の塗布機構が配設されていない、図4に示した電磁誘導方式の加熱加圧手段に交換した。
市販のフルカラーレーザープリンター「LBP−2510」(キヤノン社製)のシアン色用トナーカートリッジ中のトナーをシアントナー(C)と入れ替え、転写材として前出の再生紙「リサイクルペーパー EN−100」とトランスペアレンシーフィルム「OHPフィルム CG3700」(住友スリーエム社製)を用い、フルカラーモードによりグラフィック画像のプリントアウト試験を行った。
17a〜17d 現像装置
18a〜18d クリーニング装置
19a〜19d 感光体ドラム
20 転写材搬送ベルト(転写材担持体)
Pa 第1色目の画像形成ユニット
Pb 第2色目の画像形成ユニット
Pc 第3色目の画像形成ユニット
Pd 第4色目の画像形成ユニット
S 転写材
25 回転加熱部材(加熱ローラー)
25a 加熱体(ヒーター)
26 回転加圧部材(加圧ローラー)
30 ステー
31 加熱体
31a ヒーター基板
31b 発熱体
31c 表面保護層
31d 検温素子
32 エンドレスフィルム
33 加圧ローラー
34 コイルばね
35 フィルム端部規制フランジ
36 給電コネクター
37 断電部材
38 入口ガイド
39 出口ガイド(分離ガイド)
40 励磁コイル
42 コイル芯材(磁性体)
47 エンドレスフィルム
N ニップ
T トナー画像
Claims (20)
- (i)結着樹脂、(ii)着色剤、(iii)中心金属がCr、Fe、Co、Zn又はMnで
ある金属フタロシアニン、及び(iv)(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)、を含有しており、
前記金属フタロシアニンは、前記重合体(a)、(b)又は(c)を高分子配位子として高分子錯体を形成していることを特徴とする乾式トナー。
しくはアルコキシ基を示すが、R5〜R8のうち少なくとも1つは無置換又は置換基を有する芳香族基を示す。X2は水素原子を示す。]
- 前記金属フタロシアニンが、中心金属がZnである金属フタロシアニンであることを特徴とする、請求項1記載の乾式トナー。
- 前記着色剤が粒子径50nm以下のカーボンブラックである、請求項1又は2記載の乾式トナー。
- 前記着色剤がCuフタロシアニン化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物、及び塩基染料レーキ化合物からなる群から選ばれるシアン着色剤である、請求項1又は2記載の乾式トナー。
- ワックスを更に含有し、該ワックスは融点が50〜110℃であるワックスと融点が80〜140℃であるワックスとを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の乾式トナー。
- フロー式粒子像測定装置で計測されるトナーの個数基準の円相当径分布における円相当個数平均径(μm)が2〜10μmであり、
フロー式粒子像測定装置で計測されるトナーの円形度頻度分布において、平均円形度が0.950〜0.995であり、且つ円形度が0.950未満の粒子の含有量が30個数%以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の乾式トナー。 - 少なくとも、(iii)中心金属がCr、Fe、Co、Zn又はMnである金属フタロシア
ニン、及び(iv)(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を混合して、該金属フタロシアニンが呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度が、混合前の吸光度の5倍以上に達するように処理を行うフタロシアニン処理工程を有することを特徴とする乾式トナーの製造方法。
- 前記金属フタロシアニンが、中心金属がZnである金属フタロシアニンであることを特徴とする、請求項7記載の乾式トナーの製造方法。
- 前記フタロシアニン処理工程がビニル系重合性単量体の存在下で行われ、前記フタロシアニン処理工程後に、得られた調製物中のビニル系重合性単量体を重合させる重合工程を更に有する、請求項7又は8記載の乾式トナーの製造方法。
- 前記ビニル系重合性単量体存在下で行われるフタロシアニン処理工程において、粒子径が50〜200nmの金属フタロシアニンを用い、ノンメディア型分散機のみによって前記混合処理を行う、請求項9記載の乾式トナーの製造方法。
- (i)結着樹脂を形成するための重合性単量体、(ii)着色剤、(iii)中心金属がCr
、Fe、Co、Zn、Mnである金属フタロシアニン、及び(iv)(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を混合して、該金属フタロシアニンが呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度が、混合前の吸光度の5倍以上である重合性単量体組成物を得る工程と、
重合性単量体組成物を所望のトナー粒子径に応じた大きさの粒子に造粒する工程と、
前記造粒された重合性単量体組成物を重合してトナーを得る工程とを含むことを特徴とする乾式トナーの製造方法。
- (iii)中心金属がCr、Fe、Co、Zn又はMnである金属フタロシアニン、及び(iv)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量
%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を混合して、該金属フタロシアニンが呈する可視吸収スペクトルの最大吸収ピークの吸光度が、混合前の吸光度の5倍以上である混合物を得るフタロシアニン処理工程と、
前記混合物に(i)結着樹脂を形成するための重合体単量体及び(ii)着色剤を混合して重合性単量体組成物を得る工程と、
前記重合性単量体組成物を所望のトナー粒子径に応じた大きさの粒子に造粒する工程と、前記造粒された重合性単量体組成物を重合してトナーを得る工程とを含むことを特徴とする乾式トナーの製造方法。
- 前記金属フタロシアニンが、中心金属がZnである金属フタロシアニンであることを特徴とする、請求項12記載の乾式トナーの製造方法。
- 外部より帯電部材に電圧を印加して静電潜像担持体を帯電させる帯電工程と、帯電した静電潜像担持体に静電潜像を形成する潜像形成工程と、静電潜像をトナーにより現像してトナー像を静電潜像担持体上に形成する現像工程と、静電潜像担持体上のトナー像を中間転写体を介して又は介さずに転写材に転写する転写工程と、加熱加圧手段により転写材上のトナー像を定着して転写材に定着画像を形成する定着工程とを有する画像形成方法であり、
前記加熱加圧手段は、(I)加熱体を有する回転加熱部材と該回転加熱部材と相互圧接してニップ部を形成する回転加圧部材とを有し、(II)回転加熱部材において、転写材上のトナー画像との接触面に塗布されるオフセット防止用液体の消費量が、転写材の単位面積基準で0〜0.025mg/cm 2 であり、(III)前記ニップ部で転写材を挟持搬送し
ながら、前記回転加熱部材と回転加圧部材によって転写材上のトナー画像を加熱加圧して定着するものであり、
前記トナーは、(i)結着樹脂、(ii)着色剤、(iii)中心金属がCr、Fe、Co、
Zn又はMnである金属フタロシアニン、及び(iv)(a)下記構造式(1)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(a)、又は(b)下記構造式(2)で表される重合性単量体から誘導される構成単位0.5〜20質量%を含む重合体(b)、又は(c)下記構造式(3)で表される重合性単量体から誘導される構成単位とカルボキシル基含有ビニル系単量体から誘導される構成単位とをそれぞれ0.5〜20質量%ずつ含む重合体(c)を含有しており、
前記金属フタロシアニンは、前記重合体(a)、(b)又は(c)を高分子配位子として高分子錯体を形成しているトナーであることを特徴とする画像形成方法。
- 前記金属フタロシアニンが、中心金属がZnである金属フタロシアニンであることを特徴とする、請求項14記載の画像形成方法。
- 前記転写材が、再生パルプの配合率が70質量%を超える再生紙である、請求項14又は15記載の画像形成方法。
- 前記着色剤が粒子径50nm以下のカーボンブラックである、請求項14〜16のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記着色剤がCuフタロシアニン化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物、及び塩基染料レーキ化合物からなる群から選ばれるシアン着色剤である、請求項14〜16のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記トナーは、ワックスを更に含有し、該ワックスは融点が50〜110℃であるワックスと融点が80〜140℃であるワックスとを含有する、請求項14〜18のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記トナーは、フロー式粒子像測定装置で計測されるトナーの個数基準の円相当径分布における円相当個数平均径(μm)が2〜10μmであり、フロー式粒子像測定装置で測定されるトナーの円形度頻度分布において、平均円形度が0.950〜0.995であり、且つ円形度が0.950未満の粒子の含有量が30個数%以下である、請求項14〜19のいずれか一項に記載の画像形成方法。
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