JP4181990B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

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    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトディスク(CD)やデジタルビデオディスク(DVD)等の情報記録ディスクを装着して駆動し、情報の読み出し・書き込みを行うためのディスク駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスク駆動装置は小型のコンピュータなどの親装置に組み込まれる。この従来型のディスク駆動装置の第1の例を図8を参照して説明する。これは特開平8−138296号に開示されている例である。
ディスク駆動装置は、小型コンピュータに装着される本体シャーシ102と、ディスクが載置されるトレイ103とからなる。トレイ103の左側壁には左のスライダー140が、また、トレイ103の下面で右端近くには右のスライダー141が取り付けられている。
【0003】
一方、本体シャーシ102の左側壁には左のスライダーレール150が、また、右側壁には右のスライダーレール151が形成されている。そして、これらスライダー140、141とスライダーレール150、151との係合によって、トレイ103は本体シャーシ102にY−Y′方向に移動可能に支持される。
【0004】
本体シャーシ102の右側壁の上端からは壇部106が外側に向けて水平に張り出している。壇部106の上面は、本体シャーシ102の中央の底面よりも高い位置にある。
【0005】
トレイ103のディスク保護部111は、ディスクの下面の全域を十分にカバーできる大きさの矩形をしている。ただし、トレイ103を本体シャーシから十分引きだした状態(アンロード位置)では、ディスク保護部111の後端(本体シャーシ側の端縁)と本体シャーシ102の前端(トレイ側の端縁)との間にわずかの隙間が生じるようにしている。これは、ディスクをトレイ103から取り外すまたはトレイに装着するときにディスクが本体シャーシ102にぶつからないようにするためである。
【0006】
トレイ103を本体シャーシ102に十分押し込んだ状態(ロード位置)では、ディスク保護部111の、右のスライダー141より右側に張り出した部分は、壇部106の上方にくる。
【0007】
この図のディスク駆動装置をできるだけ薄くするためには、本体シャーシ102の壇部106の上面と、トレイ111のディスク保護部111の下面との間にほとんど高さの差がないようにすることが要請される。
【0008】
そこで、アンロード位置にあるトレイ103を本体シャーシ102に向けて押し込むと、ディスク保護部111の後端が本体シャーシ102の壇部106の前端に突き当たって、トレイ103をさらに押し込むことができなくなることがある。トレイ103をアンロード位置から本体シャーシ102に向けて移動し始めたときは、スライダー140、141とスライダーレール150、151との係合がまだ十分な長さにわたって行われていないため、トレイ103は移動中に上下に揺れ易くなるからである。
【0009】
一方、トレイ103がアンロード位置にあるときでもディスク保護部111の一部が壇部106の一部と重なり合うようにしておけば、アンロード位置にあるトレイ103を本体シャーシ102に向けて押し込んだとき、トレイ103の移動が本体シャーシ102の壇部106によって妨げられるということはない。しかし、この場合、ディスクをトレイ103から取り外すまたはトレイに装着するときにディスクを本体シャーシ102にぶつけてしまう虞がある。
【0010】
次に、従来型のディスク駆動装置の第2の例を図9を参照して説明する。これは特開平9−223347号に開示されている例である。
ディスク駆動装置は、小型コンピュータに装着される本体シャーシ202と、ディスクが載置されるトレイ203とからなる。トレイ203は本体シャーシ202にA−B方向に移動可能に支持される。
本体シャーシ202の左右の側壁には固定側レール207が取り付けられ、トレイ203の左右の側壁には可動側レール206が取り付けられる。これら可動側レール206と固定側レール207との間には中間レール208が介在している。
【0011】
本体シャーシ202の右側壁の上端からは壇部216が外側に向けて水平に張り出している。壇部216の上面は、本体シャーシ202の中央の底面よりも高い位置にある。
トレイ203のディスク保護部211は、左右の可動側レール206の間の領域だけ設けられて右側のレール206の外側(右側)は切除されている。このように、右側のレール206の外側にディスク保護部211が存在しないと、トレイ203を本体シャーシ202に押し込んだとき、壇部216とディスク保護部211との重なり合いはなくなるので、ディスク駆動装置を薄くできるという利点はある。
【0012】
しかし、トレイ203上に載置されたディスクの、右側のレール206よりも外側に位置する部分(すなわち、壇216上に重なり合う部分)は、その下面が保護されなくなり露出する。また、ディスク保護部211の幅をディスクの直径いっぱいまで広げていないため、トレイ203の強度を弱くしている。
【0013】
【特許文献1】
特開平8−138296号
【特許文献2】
特開平9−223347号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明の目的は、薄型で、且つ、トレイをスムーズに本体シャーシに挿入可能な、ディスク駆動装置を提供することにある。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明によるディスク駆動装置の第1の態様は、本体シャーシと、該本体シャーシから引き出された第1の状態と本体シャーシ内に押し込まれた第2の状態との間をスライド可能にされたトレイとを有する。さらに、本体シャーシを形成する底板は、その一側方に中央部分よりも一段高く形成されてなる壇部を有し、かつ、トレイは、本体シャーシ内に押し込まれたときに壇部と上下に重なりあう位置に張り出し保護部を有する。そして、張り出し保護部の本体シャーシ側の端部はその一部が切り欠かれていて、トレイを本体シャーシから引き出したときに、本体シャーシのトレイ側の端部との間に空隙が形成されるようにしている。
【0016】
また、本発明によるディスク駆動装置の第2の態様は、本体シャーシと、該本体シャーシから引き出された第1の状態と本体シャーシ内に押し込まれた第2の状態との間をガイドレール機構によってスライド可能にされたトレイとを有する。さらに、トレイはトレイ基体とディスク保護部とを備え、ガイドレール機構は、本体シャーシの左右に設けられたシャーシ側ガイドレールと、トレイ基体の左右に設けられたトレイ側ガイドレールとを備える。また、ディスク保護部は、左右のガイドレールの間の領域に対応するメイン保護部と、左右のガイドレールの一方から外側に張り出した張り出し保護部とからなる。これらメイン保護部と張り出し保護部とで、トレイ上に載置されたディスクの下面の少なくとも全領域を覆う。また、張り出し保護部の本体シャーシ側の端部は、その一部が切り欠かれていて、トレイを本体シャーシから引き出したときに、本体シャーシのトレイ側の端部との間に空隙が形成されるようにしている。
【0017】
前記の張り出し保護部の端部は、トレイ上に載置されたディスク外周円に沿って切り欠かれているか、または、一部が傾斜状にまたは湾曲状に切り欠かれている。そのため、トレイを本体シャーシから引き出したときには、張り出し保護部の端部と本体シャーシのトレイ側端部との間に空隙が生じるようにしている。
【0018】
本発明のディスク駆動装置では、ディスクの下面全域がディスク保護部で保護されると同時に、本体シャーシに対するトレイの出し入れが容易となる。特に、トレイを本体シャーシに向けて押し込むとき、トレイ側に設けたディスク保護部の後端が本体シャーシの壇部の前端に突き当たらない構造となっているので、ディスク保護部は円滑に本体シャーシの壇部の上に乗ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
ディスク駆動装置1は、図1に示すように、本体シャーシ2とトレイ3とを備える。本体シャーシ2は鋼板のプレス成形品であり、天板2aと底板2bとからなる。
天板2aはその左右両側に側壁9及び10が形成されている。底板2bは、図2の断面図に示すように、その左右両側に側壁4及び5が形成されている。右の側壁5は、底板2bの底面の端部から立ち上がった第1の右側壁5cと、第1の右側壁5cの上端から外側に向かって水平に(右方向に)延びている壇部6と、さらに、壇部6の先端縁から立ち上がっている第2の右側壁5dからなる。
【0020】
天板2aを底板2bにかぶせたとき、図2に示すように、天板2aの左側壁9は底板2bの左側壁4と係合し、天板2aの右側壁10は底板2bの第2の右側壁5dと係合する。
底板2bの左側壁4及び第1の右側壁5cの内側面にはそれぞれガイドレール(以下、シャーシ側ガイドレールという)7及び8が取り付けてある。
トレイ3は、合成樹脂製のディスク保護部11と該ディスク保護部11を支える合成樹脂製のトレイ基体12とからなる。
【0021】
ディスク保護部11は、ディスク14の直下を保護する下側保護部11aとディスク14の外周を保護する外周保護部11bとからなる。下側保護部11aは、ディスク14の直径よりわずかに大きな直径の円形領域を有する。外周保護部11bと下側保護部11aとの間には段差が設けられて、ディスク14が下側保護部11a上に置かれたとき、外周保護部11bの上面はそのディスク14の上面より高い位置にくる。
【0022】
トレイ基体12には、金属製のスレッドシャーシ13が組み込まれている。スレッドシャーシ13には、ディスク14を保持するターンテーブル16と、ターンテーブル16を回転駆動するモータ(図示せず)と、ヘッド28を移送するヘッド移送機構(図示せず)などが設けられている。これらモータ及び移送機構を駆動するための電源や制御信号は、本体シャーシ2側の主回路基板30と接続したフレキシブルフラットケーブル31で伝達される。
【0023】
ディスク14がターンテーブル16に装填されたとき、ディスク14と下側保護部11bとの間にはわずかな隙間が形成されるようにしてあるので、ディスク14が回転したとき、下側保護部11bと接触することはない。
【0024】
トレイ3を本体シャーシ2からいっぱいに引き出して、ディスク14をターンテーブル16から外すことができる位置(以下、アンロード位置という)においたときには、図3の下面図に示すように、ディスク保護部11の後端11c(本体シャーシ2側の端部)と、それと対向する本体シャーシ2の前端2cとの間に一定の隙間pができる。これは、アンロード位置にあるトレイ3にディスク14を装着するときまたはトレイ3からディスク14を取り外すとき、ディスク14が本体シャーシ2の端部に当たらないようにするためである。
【0025】
トレイ基体12の左右両側には、図2に示すように、ガイドレール(以下、トレイ側ガイドレールという)17及び18が設けられている。そして、左のガイドレール17は左のシャーシ側ガイドレール7と中間ガイドレールを介して係合し、また、右のガイドレール18は右のシャーシ側ガイドレール8と中間ガイドレールを介して係合する。これら中間ガイドレールの構造については後述する。
そして、これらシャーシ側ガイドレール7、8とトレイ側ガイドレール17、18でもって、トレイ3をシャーシ2に向けて押し込む方向にまたはシャーシ2から引き出す方向にスライドさせることができる。
【0026】
トレイ基体12の左右両側に取り付けられたトレイ側ガイドレール17、18の間隔はディスク14の直径よりも小さい。したがって、ディスク14をその円の接線が左のガイドレール17とほぼ一致するようにディスク保護部11上に置くと、そのディスク14の一部は、図3に示すように、右のガイドレール18からさらに外側に(右側に)はみ出る。
【0027】
もし、ディスク保護部11を左右のガイドレール17、18の間にのみ設けたときは、ディスク14の下面の一部はディスク保護部11で保護されなくなる。
そこで、本発明では、ディスク14の下面全体を保護するために、ディスク保護部11を、左右のトレイ側ガイドレール17、18の間からさらにその外側に(右側に)延長させている。その結果、ディスク保護部11は、左右のトレイ側ガイドレール17、18間の領域に対応する部分(メイン保護部19)と、右のトレイ側ガイドレール18より外方(右側)に張り出した延長部分(張り出し保護部20)とから成る。
【0028】
ディスク保護部11のうち、メイン保護部19はほぼ矩形をしている。一方、張り出し保護部20は、矩形からその後方部分(本体シャーシ2に近い側の部分)の一部を、図3に示すように、トレイ3上に載置したディスク14の外周円にほぼ沿って切り欠いた形状をしている。その切り欠いた張り出し保護部20の端縁を図3では符号20aで表している。
【0029】
この張り出し保護部20の後方端縁20aは、ターンテーブル16に装着したディスク14の外周縁とほぼ一致した円弧形状をしている。したがって、トレイ3がアンロード位置(図3)にあるとき、張り出し保護部20の後方端縁20aは、壇部6の前端から距離p(ディスク保護部11のメイン保護部19の後端11cと、それと対向する本体シャーシ2の前端2cとの間に隙間)よりも大きな距離前方にあって、その結果、トレイ3がアンロード位置にあるとき、張り出し保護部20の端縁20aと本体シャーシ2の前端2cとの間には大きなスペースが形成されることになる。
【0030】
ディスク保護部11の張り出し保護部20のうち、一部はディスク14の直下を保護する下側保護部11aとなり、残りはディスク14の外周を保護する外周保護部11bとなっている。ところで、張り出し保護部20で後方端縁20aからすぐ内側の部分は下側保護部11aを構成しているので、その後方端縁20aは、図4に示すように、上方に緩やかに曲がってディスク14の端面と対向する側壁を備える。この後方端縁20aに形成された側壁の高さは、ディスク保護部11の下側保護部11aと外周保護部11bとの段差にほぼ等しい。
【0031】
符号21は、ミニディスクをターンテーブル16に装着したときに、そのミニディスクの外周に指を引っかけてターンテーブル16に装着するためにまたはターンテーブル16から取り出すために、指を通すための穴である。
トレイ3を本体シャーシ2にいっぱいに押し込んでロックした状態(ロード位置)では、ディスク保護部11の張出し保護部20は、図2に示すように、本体シャーシ2の壇部6の上方に位置する。
【0032】
ディスク駆動装置1をできるだけ薄くするためには、本体シャーシ2の壇部6の上面と、トレイ3のディスク保護部11(張出し保護部20)の下面との間にほとんど高さの差がないようにすることが要請される。したがって、アンロード位置にあるトレイ3を本体シャーシ2に押し込んだとき、トレイ3のディスク保護部11における張出し保護部20の後方端縁20aが本体シャーシ2の壇部6の前端6aとぶつからないように留意する必要ある。
【0033】
ところで、本発明によるディスク駆動装置1では、前述したように、(1)張出し保護部20の後方端縁20aが斜め前方に延びていること、及び(2)張出し保護部20の後方端縁20aと本体シャーシ2の前端2cとの間に大きなスペースが形成されているので、以下のような効果がある。
(1)張り出し保護部20が本体シャーシ2の壇部6に近づいて行くとき、その後方端縁20aは、円弧状で斜め前方に延びているため、その全体が一度に本体シャーシ2の壇部6の前端6aと一致するのではない。後方端縁20aは、その後方部位から前方部位へと、徐々に壇部6の前端6aを越えて後方に移動する。したがって、ディスク保護部11における張出し保護部20は円滑に本体シャーシの壇部6の上に重ね合わされてゆくことができる。
(2)アンロード位置にあるトレイ3を本体シャーシ2に向けてある距離だけ移動させなければ、張り出し保護部20の後方端縁20aが本体シャーシ2の壇部6の前端6aまで到達しない。換言すれば、張り出し保護部20の後方端縁20aの一部が本体シャーシ2の壇部6の前端6aに到達し始めた時点では、すでにシャーシ側ガイドレール7、8とトレイ側ガイドレール17、18との係合がある距離にわたって行われている。したがって、移動中の張り出し保護部20が揺れてその後方端縁20aが本体シャーシ2の壇部6の前端6aに突き当たることはなくなる。
【0034】
この張り出し保護部20の後方端縁20aの形状は、必ずしも正確に円弧である必要はなく、円弧に近い傾斜直線か湾曲線であってもよい。
次に、トレイ側ガイドレール17、18とシャーシ側ガイドレール7、8との係合について詳細に説明する。
図5は、トレイ3がトレイ側ガイドレール17、18及びシャーシ側ガイドレール7、
8を介して本体シャーシ2上に押し込められた状態(ロード位置)を示す図である。
【0035】
本体シャーシ2の底板2bにおける壇部6の下には空間が形成され、ここに、ディスク駆動装置1が組み込まれるコンピュータの部品が配置される。
底板2bの左側壁4(図6)及び第1の右側壁5c(図7)には上縁を内側に切り起こして先端をL字状に曲げたシャーシ側ガイドレール7、8がそれぞれ数ヶ所(例えば、3ヶ所)形成されている。
【0036】
トレイ3のトレイ基体12の左右壁面12a及び12bには、その外側面に、トレイ移動方向に長く延びる2本の突条40a1、40a2、及び40b1、40b2がそれぞれ形成されている。そして、トレイ基体12の左壁面12aとそこに形成された2本の突条40a1、40a2とで左のトレイ側ガイドレール17を、また、トレイ基体12の右壁面12bとそこに形成した2本の突条40b1、40b2とで右のトレイ側ガイドレール18を構成している。これらの突状40a1、40a2、及び40b2は、その先端がL字状に曲がった断面形状をしている。
【0037】
左のトレイ側ガイドレール17は左のシャーシ側ガイドレール7と左の中間ガイドレール41を介して係合し、また、右のトレイ側ガイドレール18は右のシャーシ側ガイドレール8と右の中間ガイドレール42を介して係合する。これら左右の中間ガイドレール41、42は、ともに一定の断面形状をもった硬質プラスチックの押し出し成形品である。
【0038】
左の中間ガイドレール41は、図6に示すように、外側に、左のシャーシ側ガイドレール7に係合する第1の係合部41aを備え、また、内側に、左のトレイ側ガイドレール17を構成する突条40a1、40a2と係合する第2の係合部41bを備える。
一方、右の中間ガイドレール42は、図7に示すように、外側に、右のシャーシ側ガイドレール8に係合する第1の係合部42aを備え、また、内側に、右のトレイ側ガイドレール18を構成する突条40b1、40b2と係合する第2の係合部42bを備える。
【0039】
左のシャーシ側ガイドレール7のL字状に曲がった先端部分と、左のトレイ側ガイドレール17の先端がL字状に曲がった突状40a1、40a2とが、左の中間ガイドレール41に形成された溝部分にそれぞれ係合することで、左のシャーシ側ガイドレール7と左のトレイ側ガイドレール17とは左右にはずれない構造となっている。
【0040】
また、右のシャーシ側ガイドレール8のL字状に曲がった先端部分と、右のトレイ側ガイドレール18の先端がL字状に曲がった突状40b2とが、右の中間ガイドレール42に形成された溝部分にそれぞれ係合することで、右のシャーシ側ガイドレール8と右のトレイ側ガイドレール18とは左右にはずれない構造となっている。
【0041】
しかも、図7に示すように、右の中間ガイドレール42の第1係合部42aの最上面tq1は、第2の係合部42bの最上面tq2よりも低い位置に形成されている。これにより、第1係合部42aと係合する本体シャーシ2の壇部6を、第2係合部42bの上部に置かれるディスク保護部11の張り出し保護部20の位置よりも十分低い位置に置くことができる。
【0042】
その結果、ディスク駆動装置全体の厚さを大きくしなくても、本体シャーシ2の壇部6の上面と、ディスクの全領域保護のために右のトレイ側ガイドレール18を越えてさらに外側に(右側に)張り出した部分(張り出し保護部20)との間に、適当な空隙を無理なく生じさせることができる。
【0043】
なお、右のトレイ側ガイドレール18は、右の中間ガイドレール42の第2の係合部42bと係合する凹部を有する。その凹部の最上の部分は、トレイ3のディスク保護部11(の張り出し保護部20)の下面とほぼ同一の高さとする。こうして、中間ガイドレール42の第2の係合部42bの最上部tq2をトレイ3のディスク保護部11の下面に出来るだけ近づけることで、ディスク駆動装置1全体の寸法を小さくできる。
【0044】
一方、図6に示すように、左の中間ガイドレール41の第1係合部41aの最上面tp1は、第2の係合部41bの最上面tp2よりも高い位置に形成されている。しかし、図6で明からなように、第1係合部41aの最上面tp1と、本体シャーシ2を構成するカバー4の天板4aの下面との間には、十分な間隔が取れているので、この左の中間ガイドレール41の第1係合部41aをわずかばかり高くしても格別の支障はない。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】 本発明の一実施例によるディスク駆動装置の斜視図である。
【図2】 図1のディスク駆動装置の横断面図である。
【図3】 図1のディスク駆動装置を下から見た図であり、トレイは本体シャーシから十分に引き出されていて、それへのディスクの装着・取り外しが可能の状態(アンロード位置)にある。
【図4】 図1のB−B断面図である。
【図5】 図1のディスク駆動装置において、トレイが本体シャーシ上に押し込められた状態(ロード位置)を示す図である。
【図6】 図5に示すトレイを本体シャーシに対して出し入れ可能にしている左右のガイド機構のうち、左側のガイド機構についての断面図である。
【図7】 右側のガイド機構についての断面図である。
【図8】 従来型のディスク駆動装置の第1例を示す斜視図である。
【図9】 従来型のディスク駆動装置の第2例を示す斜視図である。

Claims (13)

  1. 本体シャーシと、該本体シャーシから引き出された第1の状態と本体シャーシ内に押し込まれた第2の状態との間をスライド可能にされたトレイとを有するディスク駆動装置において、
    前記本体シャーシを形成する底板は、その一側方に中央部分よりも一段高く形成されてなる壇部を有し、かつ
    前記トレイは、前記本体シャーシ内に押し込まれたときに前記壇部と上下に重なりあう位置に張り出し保護部を有し、そして、
    前記張り出し保護部の前記本体シャーシ側の端部はその一部が切り欠かれていて、前記トレイを本体シャーシから引き出したときに、前記本体シャーシのトレイ側の端部との間に空隙が形成されるようにした、
    上記の装置。
  2. 前記張り出し保護部の端部は、その一部が傾斜状にまたは湾曲状に切り欠かれて、前記トレイを本体シャーシから引き出したときには、前記張り出し保護部の端部と本体シャーシのトレイ側端部との間に空隙が生じるようにした、請求の範囲第1項記載のディスク駆動装置。
  3. 前記張り出し保護部の端部は、その一部が、前記トレイ上に載置されたディスク外周円に沿って切り欠かれている、請求の範囲第1項記載のディスク駆動装置。
  4. 本体シャーシと、該本体シャーシから引き出された第1の状態と本体シャーシ内に押し込まれた第2の状態との間をガイドレール機構によってスライド可能にされたトレイとを有するディスク駆動装置において、
    前記トレイはトレイ基体とディスク保護部とを備え、
    前記ガイドレール機構は、前記本体シャーシの左右に設けられたシャーシ側ガイドレールと、前記トレイ基体の左右に設けられたトレイ側ガイドレールとを備え、
    前記ディスク保護部は、前記左右のガイドレールの間の領域に対応するメイン保護部と、前記左右のガイドレールの一方から外側に張り出した張り出し保護部とからなり、このメイン保護部と張り出し保護部とで、前記トレイ上に載置されたディスクの下面の少なくとも全領域を覆い、
    前記張り出し保護部の本体シャーシ側の端部は、その一部が切り欠かれていて、前記トレイを本体シャーシから引き出したときに、前記本体シャーシのトレイ側の端部との間に空隙が形成されるようにした、
    上記の装置。
  5. 前記左右のシャーシ側ガイドレールと前記左右のトレイ側ガイドレールとは、左右の中間ガイドレールを介してそれぞれ係合され、
    前記左右の中間ガイドレールは、それぞれ、前記シャーシ側ガイドレールに係合する第1の係合部と、前記トレイ側ガイドレールに係合する第2の係合部とを有し、
    前記左右の中間ガイドレールのうち少なくとも前記張り出し保護部に近い方の一方は、その第1の係合部の最上の部分が第2の係合部の最上の部分よりも下方にある、
    請求の範囲第4項記載のディスク駆動装置。
  6. 前記張り出し保護部に近い方の中間ガイドレールと、それに係合するシャーシ側ガイドレール及びトレイ側ガイドレールとで構成されるガイドレール機構は、トレイ上に載置されたディスクの下方に位置する、請求の範囲第4項または第5項記載のディスク駆動装置。
  7. 前記シャーシ側ガイドレールは、その少なくとも一部が本体シャーシと一体に形成されている、請求の範囲第4項乃至第6項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  8. 前記本体シャーシは、板金材料により形成された、請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  9. 前記ガイドレール機構を構成するトレイ側ガイドレールは、前記中間ガイドレールを構成する第2の係合部と係合する凹部を有し、その凹部の最上の部分は、前記トレイの張り出し保護部の下面とほぼ同一の高さである、請求の範囲第5項乃至第8項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  10. 前記トレイと前記張り出し保護部と前記トレイ側ガイドレールとはプラスチック材料の一体成形物である、請求の範囲第4項乃至第9項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  11. 前記トレイ基体と前記ディスク保護部とがプラスチックの一体成形物である、請求の範囲第1項乃至第10項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  12. 前記張り出し保護部に指通し孔が形成されている、請求の範囲第1項乃至第11項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
  13. 前記ディスク保護部の張り出し保護部の本体シャーシ側の端部には、所定高さの立ち上がり壁が形成されている、請求の範囲第1項乃至第12項のいずれか1項記載のディスク駆動装置。
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