JP4181766B2 - 浄水カートリッジ装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水を浄化するための浄水カートリッジを脱着交換可能に装着するようにした浄水カートリッジ装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の浄水カートリッジ装着装置としては、例えば特開2000−126758号(特願平10−305491号)公報に開示されるような構成のものが知られている。この従来装置においては、浄水カートリッジの入口プラグ及び出口プラグに接離可能に対応するように、装置本体に入口側接続部及び出口側接続部が設けられている。
【0003】
装置本体には操作レバーが回動可能に取り付けられ、その操作レバーには両プラグに係合可能な保持レバーが回動可能に支持されている。そして、浄水カートリッジの両プラグを装置本体の両接続部に接続させた状態で、保持レバーを両プラグに対する係合位置に回動させるとともに、操作レバーを保持位置に回動させる。このことにより、浄水カートリッジが接続状態に保持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来の浄水カートリッジ装着装置においては、浄水カートリッジを装置本体に対して脱着交換する際に、一方の手で浄水カートリッジを把持するとともに、他方の手で操作レバー及び保持レバーを回動操作しなければならない。このため、浄水カートリッジの脱着交換に両手操作を必要として、操作が面倒であるという問題があった。
【0005】
特に、アンダーシンクタイプやディスペンサー装着タイプの浄水カートリッジでは、浄水カートリッジが他の邪魔にならないように、シンクやディスペンサーの奥の方に設置される。このため、浄水カートリッジの脱着交換を両手操作で行うのは非常に困難であった。
【0006】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、浄水カートリッジの脱着交換を片手操作にて容易に行うことができる浄水カートリッジ装着装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、浄水カートリッジの蓋体の上面に縦方向に突出して形成された入り口パイプ及び出口パイプの上端に横方向に突出して形成された入口プラグ及び出口プラグに対して、接離可能に対応する入口側接続及び出口側接続孔が横方向に延びるように形成され、操作レバーの操作により前記入り口パイプ及び出口パイプの外面に形成されたカムと操作レバーに形成されたカムとが係合して、前記入口プラグ及び出口プラグを前記入口側接続孔及び出口側接続孔の内側に向かって押圧移動させ、浄水カートリッジを両プラグと両接続との接続位置に保持するようにした浄水カートリッジ装着装置において、
前記操作レバーを浄水カートリッジの保持位置にロックするための操作レバーに係脱可能な係止爪からなるロック機構を設け、また、前記装置本体上に配設された取付板の両側板部の前方に突設された一対の取付部のうち内側に位置する取付部間に支軸を介して回動可能に支持された係止爪が、外側に位置する取付部間に支軸を介して回動可能に取り付けられた操作レバーを保持位置にロックする際、回動して上方の保持位置に至った操作レバーの透孔内に挿通された係止爪は、その上方が操作レバーにより覆われて操作レバーから外方へ突出しないように構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、係止爪が操作レバーの解除位置に誤って操作されて、浄水カートリッジが不用意に接続保持状態から解放されるのを防止することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記操作レバーには膨らみ部が設けられ、その膨らみ部にて係止爪が外方へ突出しないように覆われることを特徴とするものである。
従って、この請求項2に記載の発明によれば、操作レバーの構造が簡単であるとともに、係止爪が外方へ突出しないように覆うことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記操作レバーの膨らみ部は操作部を兼用していることを特徴とするものである。
従って、この請求項3に記載の発明によれば、操作レバーに係止爪の覆い部を特別に設ける必要がなく、操作レバーの構造を一層簡略化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、浄水カートリッジ装着装置の装置本体11は金属により一体に形成されている。装置本体11の上面には入口側接続パイプ12及び出口側接続パイプ13が突設され、それらの外周にはネジ部12a,13aが形成されている。装置本体11の前面には入口側接続部としての入口側接続孔14及び出口側接続部としての出口側接続孔15が横方向へ延びるように形成され、前記入口側接続パイプ12及び出口側接続パイプ13にそれぞれ連通されている。両接続孔14,15内には前面に複数の突片16a,17aを突設した止水弁16,17が移動可能に配設され、バネ18により各接続パイプ12,13と各接続孔14,15との間の流路を閉鎖する位置に移動付勢されている。
【0025】
前記装置本体11上には鉄板よりなる正面形ほぼ逆チャンネル状の取付板19が配設され、その水平板部には一対のパイプ挿通孔19aが形成されるとともに、両側板部の前方には一対の取付部19b,19cが突設されている。取付板19の上面には鉄板よりなる側面形ほぼL字状の支持板20が配設され、その水平板部には一対のパイプ挿通孔20aが形成されるとともに、垂直板部には一対のネジ挿通孔20bが形成されている。
【0026】
そして、取付板19及び支持板20のパイプ挿通孔19a,20aに装置本体11上の両接続パイプ12,13が挿通された状態で、それらの外周のネジ部12a,13aにナット21が螺合されることにより、取付板19及び支持板20が装置本体11上に固定されている。また、この状態で支持板20のネジ挿通孔20bを介して、シンクやディスペンサー内の設置壁22にネジ23を螺合することにより、装置本体11がシンクやディスペンサー内に設置される。さらに、装置本体11上の入口側接続パイプ12には原水を導入するための導入パイプ24が接続されるとともに、出口側接続パイプ13には浄化水を導出するための導出パイプ25が接続されるようになっている。
【0027】
なお、前記装置本体11に対する取付板19及び支持板20の組み付け固定に際しては、図1に実線及び鎖線で示すように、支持板20の垂直板部が上向きになった状態と、下向きになった状態とに選択的に組み付けることができる。これにより、装置本体11の設置箇所に応じて、設置壁22に対する支持板20のネジ止め位置を変更することができて、設置状態の装置本体11の下方に後述する浄水カートリッジ26を装着するための所定の空間を確保することができる。
【0028】
図1、図2及び図4に示すように、前記装置本体11には浄水カートリッジ26が脱着交換可能に装着されるようになっている。この浄水カートリッジ26は、アルミニウムにより有底円筒状に形成された外ケース27と、その外ケース27内に着脱可能に収容されるとともにナット28により収容状態に締め付け保持されたカートリッジ本体29とより構成されている。カートリッジ本体29は、有底円筒状をなす合成樹脂製の容器30と、その容器30の上端開口部に嵌着された合成樹脂製の蓋体31とから構成され、容器30の内部には図示しない活性炭フィルタ等の濾材が収容されている。
【0029】
前記蓋体31の上面には入口パイプ32及び出口パイプ33が縦方向に向かって突設されている。入口パイプ32及び出口パイプ33の上端には入口プラグ34及び出口プラグ35が横方向に向かって突出形成され、それらの先端外周にはシールリング36が嵌着されている。入口パイプ32及び出口パイプ33の外面には複数のリブ37が縦方向及び横方向に延びるように突出形成され、その一部には円弧状のカム部37aが形成されている。
【0030】
そして、図1に示すように、この浄水カートリッジ26の入口プラグ34及び出口プラグ35が装置本体11の入口側接続孔14及び出口側接続孔15に挿入接続されることにより、浄水カートリッジ26が装置本体11に対して垂下状態で装着される。この場合、各プラグ34,35の挿入により、各接続孔14,15内の止水弁16,17がバネ18の付勢力に抗して、接続孔14,15の内側に向かって押圧移動され、各接続パイプ12,13と各接続孔14,15との間の流路が開放されるようになっている。
【0031】
図1〜図3に示すように、前記装置本体11上の取付板19の取付部19b間には合成樹脂製の操作レバー38が支軸39を介して回動可能に取り付けられ、その先端には透孔38a及び操作部を兼用する膨らみ部38bが形成されている。操作レバー38の基端内面には一対の突条40が形成され、それらの端部には円弧状のカム部41が形成されている。
【0032】
そして、装置本体11の各接続孔14,15に浄水カートリッジ26の各プラグ34,35が挿入接続された状態で、操作レバー38が図5及び図6に示す下方の解放位置から図1に示す上方の保持位置に回動操作されたとき、両カム部41が両パイプ32,33上のカム部37aにそれぞれ係合される。この係合により、両プラグ34,35が両接続孔14,15に対する挿入接続位置に向かって押圧され、浄水カートリッジ26が装置本体11に対する装着状態に保持されるようになっている。
【0033】
前記装置本体11上には、操作レバー38を上方の保持位置にロックするためのロック機構42が操作レバー38と近接して設けられている。すなわち、取付板19の取付部19c間には鉄板よりなる係止爪43が支軸44を介して回動可能に支持され、その両側に一対の爪部43aが形成されるとともに、先端には解除操作部43bが突設されている。両爪部43aの先端には、斜状のカム面43cがそれぞれ形成されている。取付板19の取付部19c間にはロッド45が架設され、このロッド45と係止爪43との間にはバネ46が掛装されている。そして、このバネ46の付勢力により、係止爪43が図5及び図6の時計方向に回動付勢されて、ロッド45と係合する位置に規制保持されるようになっている。
【0034】
また、この状態で操作レバー38が下方の開放位置から上方の保持位置に回動されたとき、図1に示すように、操作レバー38の突条40がロッド45に係合して、操作レバー38の回動が規制される。それとともに、係止爪43の爪部43aが操作レバー38の透孔38aの開口縁に係合されて、操作レバー38が保持位置にロックされる。さらに、この状態においては、係止爪43の解除操作部43bが操作レバー38の透孔38a内に挿通され、その上方が操作レバー38の膨らみ部38bにより覆われるようになっている。
【0035】
図1〜図4に示すように、前記装置本体11上には、浄水カートリッジ26を装着する際の操作レバー38の操作に先立って、浄水カートリッジ26を仮止めするための仮止め機構47が設けられている。すなわち、装置本体11の下部中央には挿入溝48が形成され、その上部両側には仮止め機構47を構成する一対の支持部49が設けられている。この挿入溝48及び支持部49と係脱可能に対応するように、浄水カートリッジ26の蓋体31の上面には断面形ほぼT字状の係合部50が突出形成されている。そして、図5に示すように、浄水カートリッジ26の両プラグ34,35が装置本体11の両接続孔14,15に挿入接続される際に、この係合部50が前記挿入溝48及び支持部49に係合されるようになっている。
【0036】
なお、前記ロッド45は、係止爪43のストッパを兼用し、係止爪43を透孔38aの開口縁に係合可能な位置に保持する。
前記操作レバー38に設けられた一対のカム部41は、仮止め機構47の押え部を兼用し、浄水カートリッジ26を挟んで支持部49と反対側に位置している。そして、図5に示すように、装置本体11の両接続孔14,15に対する浄水カートリッジ26の両プラグ34,35の挿入接続時に、この押え部を兼用するカム部41が両パイプ32,33上のカム部37aに係合される。この係合により、前記支持部49と係合部50との係合と協働して、浄水カートリッジ26が装置本体11に対し、両プラグ34,35を両接続孔14,15に接続可能に対応させた状態で仮止め保持されるようになっている。
【0037】
なお、前記仮止め機構47の係合部50,前記挿入溝48及び支持部49は、装置本体11に対する浄水カートリッジ26の着脱を案内する機能をも有している。
【0038】
次に、前記のように構成された浄水カートリッジ装着装置について作用を説明する。
さて、図1に示す状態では、浄水カートリッジ26の両プラグ34,35が装置本体11の両接続孔14,15に接続され、操作レバー38が上方の保持位置に回動されて、カム部41とカム部37aとの係合により、浄水カートリッジ26が接続位置に保持されている。この状態では、ロック機構42の係止爪43が操作レバー38に係合されて、操作レバー38が保持位置にロックされている。また、両接続孔14,15内の止水弁16,17は流路の開放位置に移動されている。
【0039】
この状態で、導出パイプ25に接続された図示しない蛇口等が開放されると、導入パイプ24から装置本体11の入口側接続パイプ12を介して入口側接続孔14内に原水が供給される。その原水は入口プラグ34及び入口パイプ32を介して浄水カートリッジ26内に導入され、その浄水カートリッジ26内に収容された図示しない濾材により、原水に含まれる不純物が濾過されて浄化される。そして、浄化された水は、出口パイプ33及び出口プラグ35を介して装置本体11の出口側接続孔15内に導かれた後、出口側接続パイプ13を介して導出パイプ25に導出され、前記蛇口等から放出される。
【0040】
このように、原水の浄化が繰り返し長期間わたって行われて、浄水カートリッジ26内の濾材の濾過効果が低下した場合には、その濾材をカートリッジ本体29とともに交換する必要がある。
【0041】
この場合には、図1に示す状態から、ロック機構42の係止爪43を解除操作部43bにより、バネ46の付勢力に抗して反時計方向に回動操作すると、爪部43aが操作レバー38の透孔38aとの係合状態から解除される。その後、操作レバー38を上方の保持位置から下方の解放位置に回動させると、図5に示すように、カム部41によるカム部37aの押圧が解放される。この押圧解放により、両接続孔14,15内の止水弁16,17がバネ18の付勢力により流路の閉鎖位置に復帰移動されるとともに、両プラグ34,35が両接続孔14,15から押し出される。
【0042】
この状態においては、図5に示すように、仮止め機構47の支持部49に係合部50が係合支持されるとともに、押え部としてのカム部41がカム部37aに接触係合して、浄水カートリッジ26が装置本体11に対して仮止め状態に保持されている。
【0043】
従って、片手にて前記係止爪43を解除操作するとともに、操作レバー38を下方の解放位置に回動操作した後、その同じ手で浄水カートリッジ26を把持して、図6に示すように、浄水カートリッジ26の両プラグ34,35を装置本体11の両接続孔14,15から抜き取ることができる。
【0044】
このように、浄水カートリッジ26を装置本体11から取り外した後、ナット28を緩めて外ケース27内から使用済みのカートリッジ本体29を取り出し、その使用済みのカートリッジ本体29を新しいカートリッジ本体29と脱着交換する。よって、浄水カートリッジ26の交換時に、アルミニウム製の外ケース27をそのまま使用することができて、交換コストの低減を図ることができる。
【0045】
そして、新しいカートリッジ本体29を収容した浄水カートリッジ26を装置本体11に装着する場合には、前記取り外し時とほぼ逆順に操作する。すなわち、図6に示すように、浄水カートリッジ26を片手で把持して、装置本体11の前面に下方から接近させ、両パイプ32,33を解放位置の操作レバー38と両接続孔14,15との間に挿入する。すると、図5に示すように、浄水カートリッジ26上の係合部50が仮止め機構47の支持部49に係合支持されるとともに、両パイプ32,33上のカム部37aが操作レバー38のカム部41に接触係合して、浄水カートリッジ26が仮止め状態に保持される。
【0046】
その後、同一の手で操作レバー38を下方の解放位置から上方の保持位置に回動操作する。このようにすると、図1に示すように、カム部41とカム部37aとの係合により、浄水カートリッジ26が図5の左方に移動される。このため、浄水カートリッジ26の両プラグ34,35が装置本体11の両接続孔14,15に挿入接続されて、その接続状態に保持される。この接続により、両接続孔14,15内の止水弁16,17が流路の開放位置に移動される。また、ロック機構42の係止爪43のカム面43cと操作レバー38の透孔38aの開口縁と係合により係止爪43がバネ46のバネ力に抗して上方に逃げる。次いで、係止爪43がバネ46のバネ力により操作レバー38の透孔38aの開口縁に係合して、その操作レバー38が保持位置にロックされる。
【0047】
この状態では、図1に示すように、係止爪43の解除操作部43bが操作レバー38の膨らみ部38bにより覆われている。このため、係止爪43の解除操作部43bが誤って解除方向に操作されるおそれはなく、操作レバー38がロック状態から不用意に解除されて、浄水カートリッジ26が接続保持状態から解放されるのを防止することができる。
【0048】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この浄水カートリッジ装着装置においては、浄水カートリッジ26の入口プラグ34及び出口プラグ35に横向きで接離可能に対応するように、装置本体11に入口側接続孔14及び出口側接続孔15が設けられている。装置本体11には操作レバー38が回動可能に配設され、その操作レバー38の操作によりカム部41を介して、浄水カートリッジ26が両プラグ34,35と両接続孔14,15との接続位置に保持されるようになっている。装置本体11には操作レバー38に近接してロック機構42が設けられ、そのロック機構42により、操作レバー38が浄水カートリッジ26の保持位置にロックされるようになっている。
【0049】
このため、浄水カートリッジ26の脱着交換時に、浄水カートリッジ26の把持と操作レバー38の回動操作とを片手にて容易に行うことができる。よって、特にアンダーシンクタイプやディスペンサー装着タイプの浄水カートリッジ26のように、浄水カートリッジ26がシンクやディスペンサーの奥の方に設置される場合には、浄水カートリッジ26の脱着交換を片手操作にて至極簡単に行うことができる。また、両接続部に対する両プラグ34,35の接続方向が横向きになっているため、それらの接続状態で浄水カートリッジ26の荷重が接続部分に掛かるのを抑制することもできる。
【0050】
(2) この浄水カートリッジ装着装置においては、前記操作レバー38が下方の解放位置から上方の保持位置に回動操作されるようになっている。このため、浄水カートリッジ26の装着時に、一方の手で浄水カートリッジ26を把持して両プラグ34,35を両接続孔14,15に接続させた後、その手を上方に移動させて操作レバー38を容易に回動操作することができる。
【0051】
(3) この浄水カートリッジ装着装置においては、前記ロック機構42が装置本体11上に操作レバー38と係脱可能に設けられた係止爪43から構成されている。このため、ロック機構42の構造が簡単であるとともに、操作レバー38を浄水カートリッジ26の保持位置に確実にロックすることができる。
【0052】
(4) この浄水カートリッジ装着装置においては、前記操作レバー38に操作部を兼用する膨らみ部38bが設けられ、その膨らみ部38bにて係止爪43の解除操作部43bが外方へ突出しないように覆われている。
【0053】
このため、係止爪43が操作レバー38の解除位置に誤って操作されて、浄水カートリッジ26が不用意に接続保持状態から解放されるのを防止することができる。従って、例えば、ディスペンサーの紙コップ等を交換する際に、作業者が誤って係止爪43に触れたりすることを抑制でき、浄水カートリッジ26が不本意に外れようなことを防止できる。また、操作レバー38の膨らみ部38bが操作部を兼用しているため、操作レバー38に係止爪43の覆い部を特別に設ける必要がなく、操作レバー38の構造を簡略化することもできる。
【0054】
(5) この浄水カートリッジ装着装置においては、前記浄水カートリッジ26を装着する際の操作レバー38の操作に先立って、浄水カートリッジ26を両プラグ34,35が両接続孔14,15に接続可能に対応した位置に仮止めするための仮止め機構47が設けられている。このため、浄水カートリッジ26の脱着交換時に、浄水カートリッジ26を仮止め状態に一時的に保持することができて、その脱着交換を片手操作にて一層容易に行うことができる。
【0055】
(6) この浄水カートリッジ装着装置においては、前記仮止め機構47が、浄水カートリッジ26上の係合部50に係合可能に対応するように装置本体11に設けられた支持部49と、両プラグ34,35に係合可能に対応するように操作レバー38に設けられたカム部41を兼用する押え部とより構成されている。このため、仮止め機構47の構造が簡単であるとともに、浄水カートリッジ26を仮止め状態に確実に保持することができる。また、操作レバー38のカム部41が押え部を兼用しているため、装置本体11上に押え部を特別に設ける必要がなく、構造の簡略化を図ることもできる。さらに、仮止め機構47が浄水カートリッジ26の着脱の案内機能をも有しているため、浄水カートリッジ26の着脱が片手操作であっても、その着脱を簡単かつスムーズに実行できる。
【0056】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態では、操作レバー38が上下方向に回動操作されるようになっている。これに対し、操作レバー38が左右方向に回動操作されて解除位置と保持位置とに切り換え配置されるように構成すること。このように構成しても、前記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0057】
・ 前記実施形態では、ロック機構42が回動可能な係止爪43から構成されているが、例えば係止位置と、解放位置とに変形可能なバネ材により構成すること。このように構成すれば、部品点数が少なくなり、構成が簡単になる。
【0058】
・ 前記実施形態では、仮止め機構47が設けられているが、この仮止め機構47を省略すること。このように構成すれば、部品点数が少なくなり、構成が簡単になる。
【0059】
・ 前記実施形態では、浄水カートリッジ26の外ケース27がカートリッジ本体29に対して着脱可能に構成されている。これに対し、外ケース27をカートリッジ本体29の外周に嵌着固定して、カートリッジ本体29を外ケース27とともに脱着交換するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、浄水カートリッジの脱着交換を片手操作にて容易に行うことができると共に、係止爪が操作レバーの解除位置に誤って操作されて、浄水カートリッジが不用意に接続保持状態から解放されるのを防止することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の浄水カートリッジ装着装置を示す断面図。
【図2】 図1の2−2線における部分断面図。
【図3】 浄水カートリッジの取り外し状態を示す装着装置の斜視図。
【図4】 浄水カートリッジを示す斜視図。
【図5】 装着装置に対する浄水カートリッジの仮止め状態を示す部分断面図。
【図6】 装着装置から浄水カートリッジを取り外した状態を示す部分断面図。
【符号の説明】
11…装置本体、14…入口側接続部としての入口側接続孔、15…出口側接続部としての出口側接続孔、19…取付板、20…支持板、22…設置壁、26…浄水カートリッジ、29…カートリッジ本体、34…入口プラグ、35…出口プラグ、37b…カム部、38…操作レバー、38b…操作部を兼用する膨らみ部、41…仮止め機構の押え部を兼用するカム部、42…ロック機構、43…係止爪、43a…爪部、43b…解除操作部、47…仮止め機構、49…支持部、50…係合部。

Claims (3)

  1. 設置壁に設置される装置本体には、垂下状態の浄水カートリッジの横方向に向かって突出形成された入口プラグ及び出口プラグに接離可能に対応するように横方向に延びる入口側接続部及び出口側接続部を備え、前記装置本体に上下方向に回動可能に支持された操作レバーの一端部の操作部の操作により操作レバーの他端部に形成されたカム及び浄水カートリッジの上部に形成されたカムを介して、垂下状態の浄水カートリッジを両プラグと両接続部との接続位置に保持するようにした浄水カートリッジ装着装置において、
    前記操作レバーを浄水カートリッジの保持位置にロックするためのロック機構を設け、前記ロック機構を操作レバーよりも前記設置壁側の位置においてその操作レバーに係脱可能な係止爪から構成し、その係止爪の先端の解除操作部を保持位置の操作レバーから前記設置壁の反対側の外方へ突出しないように構成したことを特徴とする浄水カートリッジ装着装置。
  2. 前記操作レバーには膨らみ部が設けられ、その膨らみ部にて係止爪が外方へ突出しないように覆われることを特徴とする請求項1に記載の浄水カートリッジ装着装置。
  3. 前記操作レバーの膨らみ部は操作部を兼用していることを特徴とする請求項2に記載の浄水カートリッジ装着装置。
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