JP4180834B2 - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/50Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、およびその情報処理装置内で実行される情報処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置(以下、パソコン等と称することがある)には、通常、多数のアプリケーションプログラムが搭載されることのほか、オペレーティングシステム(OS;Operating System)が搭載されている。OSは、そのコンピュータの能力を便利に使えるようにする基本ソフトウェアであり、パソコン等とアプリケーションプログラムとのインターフェースを決めたり、パソコン等のもつ資源の使用スケジュールを決めて割り当てたり、入出力処理を容易にしたり、エラー処理をしたりなどするものである。
【0003】
このパソコン等は、極く一部の常に電源を入れておく必要のある部分以外の部分への電源の供給を停止するとともにそこに搭載されているOSが休止している休止状態と、そのパソコン等の各部に電力が供給されOSが動作している通常動作状態とを有し、パソコン等でアプリケーションプログラムを動作させるには、そのパソコン等が通常動作状態にありOSが動作している状態にある必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、そのパソコン等が休止状態にある場合、そのパソコン等で何らかの処理を行なおうとするときはこれを一旦通常動作状態に移行させた上で処理を行う必要があるが、パソコン等を休止状態から通常動作状態に移行させる(パソコン等を立ち上げる)には例えば数分、あるいは10分程度のかなり長い時間がかかり、休止状態にあるパソコン等を直ぐには利用することができないという問題がある。この、直ぐに利用できないという問題を避けるために、パソコン等を通常動作状態に置く(パソコン等を立ち上げたままの状態にしておく)ことも考えられるが、その場合、そのパソコン等の各部に電力が供給されている状態を保つこととなり電力が無駄に消費され、特に電力をバッテリから供給している場合には長時間のバッテリ運用が出来ないという問題が生じることになる。
【0005】
本発明は、OSが搭載され、休止状態と通常動作状態とを有する情報処理装置において、消費電力を抑えた上で直ちに処理を実行することのできる情報処理装置、および情報処理装置内で実行されその情報処理装置を消費電力を抑えた上で直ちに処理を実行することのできる情報処理装置として動作させる情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は、
通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作する情報処理装置であって、
オペレーティングシステムが通常動作状態において利用されるメモリと、
オペレーティングシステムが通常動作状態時に上記メモリに格納された情報であり、該オペレーティングシステムの休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行する情報処理部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成する本発明の情報処理プログラムは、
通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作し、該オペレーティングシステムが通常動作状態において利用されるメモリを備えた情報処理装置で実行される情報処理プログラムであって、
オペレーティングシステムが通常動作状態時に上記メモリに格納された情報であり、該オペレーティングシステムの休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行させることを特徴とする。
【0008】
マイコン等の情報処理装置には、通常、BIOS(Basic Input/Output System)と呼ばれる、その情報処理装置の基本となる入出力装置との情報のやり取りを制御するソフトウェアが搭載されている。このBIOSは、通常はROMかフラッシュメモリに入っていて、電源を入れると動作し、ハードディスク等に格納されているオペレーティングシステム(OS)を起動してその情報処理装置を通常動作状態に立ち上げる役割りを担っている。
【0009】
また、近年では、このBIOS上で動作するFirst Ware(phoenix社の商標)が提案されている(http://www.phoenix.com/PlatSS/pcplatforms/common/FirstWare.html参照)。
【0010】
このFirstWareは、例えばパーソナルコンピュータ上で動作しているOSが正常に動作しない、いわゆるフリーズ状態になったときに、BIOSはOSがフリーズ状態になったときもOSとは無関係に動作することができるため、そのBIOS上でFirstWareが起動され、例えばハードディスクのデータをバックアップするといった機能を持つソフトウェアである。
【0011】
本発明は、そのような、OSを立ち上げるためのBIOSや、そのBIOS上で動作するFirstWare等の存在にヒントを得て完成されたものであり、OSが休止している状態であっても例えばスケジュール等の表示、音楽等の情報再生、電子メール等の通信を行なうことに想到したものである。
【0012】
本発明では、典型的には、ハードディスク等可動部を持つ装置は停止したままとし、メモリの一部に情報を格納しておいて、必要な部品にのみ電力を供給して表示や再生を行なったり、あるいはそこに格納しておいた電子メールを送信したり、電子メールを受信してそこに格納するといった処理を実行する。
【0013】
本発明によれば、OSが休止していることから大量のデータを取り扱ったり複雑な演算を行なうような処理は実行できないが、日常的に頻繁に使用する機能については、休止状態のままで動作させることができるためその情報処理装置の使い勝手が大きく向上する。また、バッテリで動作させる場合、無駄な電力消費を避け、バッテリによる長時間運用が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0015】
図1,図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態であるノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」と略記する)の外観図であり、図1は、そのノートパソコンの蓋(画像表示画面)を少しだけ開いた状態を示し、図2は、蓋を開いて画像表示画面がほぼ正面を向いた使用状態を示している。
【0016】
このノートパソコン10は、本体部20とその本体部20に対し開閉自在な蓋部30とが成る。
【0017】
本体部20には、電源ボタン(サスペンド/レジューム切替ボタン)21、キーボード22、ポインティングデバイス23、後述するメイン画面31より小さなサイズの補助画面24(一般に状態表示部とも言われる)、各種の補助ボタン25、内部にスピーカが配備されたオーディオ部26等が配備されている。また、蓋部30の、閉じた状態における内側の面には、メイン画面31が備えられている。
【0018】
図3は、図1,図2に外観を示すノートパソコンの内部構成図である。
【0019】
この図3のノートパソコン10には、各種プログラムを実行するCPU101、BIOS102、そのBIOS102で使用されるデータを格納しておくCMOS103、OS104、図1,図2に示すキーボード22や補助ボタン25等の入力装置105、無線LAN、ダイヤルアップ接続、およびBluetooth(商標)のプロトコルに従った通信が可能な通信部106、この図3に示す各部品への電源供給を管理する電源供給管理部107、OS104や各種のアプリケーションプログラムが以下に説明するハードディスク109から読み出されて実行のために展開される搭載メモリ108、OS104や各種のアプリケーションプログラム109を格納しておくハードディスク(HD)109、音楽等の情報を音声として出力するためのオーディオ部110(スピーカ110aが接続されている)、図2に示すメイン画面31上に画像や文字等を表示するメイン表示部111、および、図1,図2に示す補助画面24上に文字等を表示する補助表示部112が示されており、これらはバス100により相互に接続されている。
【0020】
図4は、図3に1つのブロックで示す搭載メモリのメモリマップを示す図である。
【0021】
このノートパソコン(オペレーテイングシステム)が休止状態にあるときに電源ボタン(サスペンド/レジューム切替ボタン)21(図2参照)を押すと、電源供給管理部107により休止状態で電源が供給されていた回路部品以外の回路部品にも電源が供給され、ノートパソコン(オペレーティングシステム)を通常の処理が可能な通常動作状態に復帰させる。
【0022】
ここで、本発明の実施形態におけるオペレーティングシステムの休止状態は、少なくとも本発明を実現するために必要な回路部部品だけに電源が供給される状態のことであり、本実施形態においてはCPU101,メモリ108,通信部106,オーディオ部110,補助表示部112などがその回路部品に相当する。なお、これらの回路部品においても、実行される処理内容に応じてその処理を実行するのに必要な最小限の回路部品だけに少なくとも電源が供給されるものであればよい。例えば、補助表示画面に情報を表示するのであればその表示処理に必要な回路部品だけに電源供給がされればよいし、音楽出力をするのであればその出力処理に必要な回路部品だけに電源供給がされればよい。いずれの処理内容であってもメモリ108へ電源供給することは本発明を実施する上で必須の構成である。
【0023】
また、本発明の実施形態におけるオペレーティングシステムの通常動作状態は、上記休止状態において電源供給がされている回路部品以外の回路部品(例えばハードディスク、メイン画面など)にも電源供給がされる状態のことをいう。なお、通常動作状態であっても全ての回路部品に電源が供給される必要はなく、ユーザが通常動作状態時に電源供給する回路部品を選択設定している場合はその設定に従って回路部品に電源供給するものであればよい。ただし、この通常動作状態は休止状態よりも消費電力が大きいことが一般的である。
【0024】
この図4に示す搭載メモリ108は、オペレーテイングシステムが通常動作状態においてアクセスできるものであり、また本発明の実施形態のプログラムが少なくともオペレーテイングシステムの休止状態においてアクセスできるものである。
【0025】
CMOS103上には、搭載メモリ108の全体のサイズ(搭載メモリサイズ)、OSにより使用が許可された領域のサイズ(OS領域のメモリサイズ)、OSによっては通常はアクセスが禁止された領域のサイズ(共有領域のメモリサイズ)が記憶されている。
【0026】
OS領域のメモリサイズおよび共有領域のメモリサイズは、それら双方の合計が搭載メモリサイズ(ここでは128MB)となるように、BIOS102上でユーザが任意に設定することができる。
【0027】
ここで、BIOS102がOS104を立ち上げる際にCMOS103に記憶されているそれらのサイズがOS104に通知され、OS104は、通常は使用が許可されているOS領域内のみ使用して動作する。このとき、OSは、共有領域のオープンという特別の宣言が行なわれたときのみ共有領域部分をアクセスすることが可能となる。
【0028】
以下では、本発明に特徴的な点について例示するにあたり、メモリの共有領域部分にスケジュールデータを格納しておいて、そのスケジュールデータを補助画面24(図1,図2参照)上に表示する例、その共有領域部分に音楽データを格納しておいて図3のオーディオ部110およびスピーカ110aを通じて音楽を再生する例、および送信しようとする電子メールを共有領域部分に格納しておいて送信し、また電子メールを受信してその共有領域部分に格納する例について説明する。ただし、これらの3例に共通的な事項については、スケジュールデータの格納および表示の例で代表させることがある。
【0029】
図5は、メモリの共有領域部分にスケジュールデータを格納するときの処理を示すフローチャートである。
【0030】
この図5のフローチャートは、ノートパソコンが通常動作状態に立ち上がっているときにユーザの操作に応じて実行される。尚、スケジュールデータは、通常は図3に示すハードディスク(HD)109内に全期間のデータが格納されており、ユーザによってメモリの共有領域部分に転記すべき期間が指定される。
【0031】
この図5のフローチャートに従って、先ず、メモリの共有領域部分をアクセスすることの宣言(オープン)が行なわれて共有領域部分のアクセスを可能とし(ステップa1)、次いでHD109内のスケジュールデータをアクセスすることの宣言(オープン)が行なわれてスケジュールデータのアクセスを可能とする(ステップa2)。このようにオープンを宣言した上で、指定された期間全てのスケジュールデータがHD109から読み出されて、メモリの共有領域部分に格納され(ステップa3)、スケジュールデータのアクセスの停止の宣言(クローズ)と、そのメモリの共有領域部分のアクセスの停止の宣言(クローズ)が行なわれる(ステップa4,a5)。
【0032】
尚、メモリの共有領域部分に音楽データを格納する場合、図5のフローチャート上でスケジュールデータに代えて音楽データを取り扱う点が異なるだけであり、メモリの共有領域部分への音楽データの格納については説明は省略する。
【0033】
また、通常動作状態にあるときに、メモリの共有領域部分に格納されているデータを読み出すには、その共有領域部分のオープンの宣言を行なってその共有領域部分からデータを読み出しその共有領域部分のクローズの宣言を行なうという処理が行なわれる。通常動作状態での読出処理は本発明の特徴点ではないので、詳細説明は省略する。
【0034】
図6は、メモリの共有領域部分に格納されたデータのデータ構造を示す図である。
【0035】
ここでもスケジュールデータを取り上げて説明する。
【0036】
ここには、先ずヘッダに、「スケジュールデータ格納先頭位置」と「スケジュールデータ数」が格納されており、「スケジュールデータ格納先頭位置」として指定されたアドレス以降に、予定日時と予定内容のペアが、「スケジュールデータ数」で指定された数だけ格納されている。
【0037】
音楽データや電子メールについても、1曲分の音楽データや1つ分の電子メールのデータ量が様々に異なることを除き、スケジュールデータの場合とほぼ同一であり、音楽データを例に挙げると、ヘッダに、1曲ごとに、その1曲分の音楽データの、「音楽データ格納先頭位置」と、その曲の「音楽データ数」が格納されており、その曲の「音楽データ格納先頭位置」で指定されたアドレス以降、その曲の「音楽データ数」で指定されたサイズの領域にその曲の音楽データが格納されている。電子メールについても同様である。
【0038】
図7は、ユーザによる操作が行なわれたときに実行される処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、BIOS上で実行される処理であり、図2に示すサスペンド/レジューム切替ボタンの操作と、図1,図2に示す補助ボタン25のうちの1つである処理切替ボタンの操作を対象としている。
【0039】
この図7の処理が起動されると、先ずステップb1において、サスペンド/レジューム切替ボタンあるいは処理切替ボタンが操作されたか否かが判定される。それら2つのボタンのいずれもが操作されていないとき、例えばそれら2つのボタン以外のボタンが操作されたときは、この図7の処理に関しては何もせずに終了する。
【0040】
上記の2つのボタンのうちのいずれかの操作が行なわれたときは、ステップb2に進み、今回操作されたボタンがサスペンド/レジューム切替ボタンであるか否かが判定される。今回サスペンド/レジューム切替ボタンが操作された場合、ステップb3に進み、このノートパソコンが現在休止状態にあるか否かが判定される。このノートパソコンが現在休止状態にあったときは、そのノートパソコンの状態を通常動作状態に移行させ(ステップb4)、それとは逆に、そのノートパソコンが現在通常動作状態にあったときはそのノートパソコンの状態を休止状態に移行させる(ステップb5)。
【0041】
一方、ステップb2において、今回操作されたボタンは電源ボタン(サスペンド/レジューム切替ボタン)21ではなく、補助ボタン25のうちの1つである処理切替ボタンが操作されたと判定されたときは、ステップb6に進み、現在休止状態にあるか否かが判定される。補助ボタン25は休止状態にあるときのみ有効なボタンであり、現在休止状態にはない(現在通常動作状態にある)ときは何もせずに終了する。
【0042】
現在、休止状態にあるときは、ステップb7に進み、メモリの共有領域部分(図4参照)に格納されているデータが存在するか否かが判定される。格納データがないときはそのまま終了する。
【0043】
メモリの共有領域部分に格納データが格納されていたときは、ステップb8に進み、必要な部品に電源が供給される。
【0044】
ここで、図7の処理の説明は一旦中断し、処理切替ボタンの操作について説明する。
【0045】
図8は、処理切替ボタンの操作に連動して動作するルーチンのフローチャートである。このルーチンもBIOS上で動作するものである。
【0046】
処理切替ボタンを1回押すとスケジュール表示処理を行なうべきことが設定され(ステップc1)、処理切替ボタンを続けてもう一度押すとスケジュール表示処理の設定が解除されて音楽再生処理を行なうべきことが設定され(ステップc2)、処理切替ボタンを続けてさらにもう一度押すと、音楽再生処理の設定が解除されて電子メールの送受信処理を行なうべきことが設定され(ステップc3)、処理切替ボタンを続けてさらにもう一度押すと電子メールの送受信処理の設定が解除されて通常の休止状態に戻る。処理切替ボタンをさらに押すと、スケジュール表示処理の設定(ステップc1)から再度繰り返すことになる。このようにして、スケジュール表示、音楽再生、電子メール送受信のいずれかの処理を設定して暫らくその状態にとどまると、その処理の設定が確立する。図7のステップb1における、処理選択ボタンの操作の有/無の判定は、上記のようにして処理を選択し、その選択した処理の設定が確立した時点をもって処理選択ボタンの操作があったことが判定される。
【0047】
図7のステップb8では、上記のようにして設定した処理に応じた部品に電源が供給される。
【0048】
図9は、図7のステップb8における電源供給の処理を示すフローチャートである。ここでは、これまでと同様なスケジュール表示処理を取り上げて説明する。
【0049】
ここでは、先ず、情報の処理内容、すなわち、上記のようにして処理選択ボタンの操作により設定された処理の内容が取得され(ステップd1)、今回実行すべき処理が、スケジュール表示処理であるか、その他の処理(音楽再生処理、電子メール送受信処理)であるかが判定される(ステップd2)。
【0050】
今回実行すべき処理がスケジュール表示処理であったときは、ステップd3に進み、スケジュール表示処理に必要な部品が図3に示す電源供給管理部107に設定され、ステップd5において、その電源供給管理部107により、その設定された部品のみに電源が供給される。
【0051】
スケジュール表示処理以外の処理(音楽再生処理、電子メール送受信処理)についても、その処理に必要な部品の設定が行なわれ(ステップd4)、設定された部品のみに電源が供給される(ステップd5)。
【0052】
図7のステップb8において、以上のようにして必要な部品のみに電源が供給されると、次にステップb9において、処理選択ボタンの操作により設定されている処理が行なわれる。
【0053】
図10は、図7のステップb9の処理を示すフローチャートである。ここでもスケジュール表示処理を中心に説明する。
【0054】
ここでは、先ず、メモリの共有領域部分(図4参照)のオープンが宣言され(ステップe1)、どの処理を実行すべきかが判定される(ステップe2)。
【0055】
スケジュール表示処理を行うべきことが判定されると、その共有領域部分内にスケジュールデータが存在するか否かが判定され(ステップe3)、存在するときはその共有領域部分内のスケジュールデータが1つ取り出されて(ステップe4)、補助画面24(図1,図2参照)に表示される(ステップe5)。
【0056】
図11はスケジュールデータの表示例を示す図である。
【0057】
ここには、1つのスケジュールについての「予定日時」である「2001/12/24 19:00」と、そのスケジュールの「件名」である「クリスマスパーティ」が表示されている。
【0058】
図10に戻って説明を続ける。
【0059】
図1,図2に示す補助ボタン25のうちの1つである順送りボタンを押すと、ステップe3に戻り、未だ表示されていないスケジュールデータが存在するか否かが判定され、未だ表示されていないスケジュールデータが存在するときは、上記と同様の表示処理が行なわれる。メモリの共有領域部分内に未表示のスケジュールデータが存在しなくなったとき、あるいは、途中であっても、補助ボタン25のうちの1つである終了ボタンが押されたときは、ステップe7に進んで、その共有領域部分のクローズが宣言されて、スケジュール表示処理が終了する。
【0060】
ステップe2においてスケジュール表示処理以外の処理(音楽再生処理、あるいは電子メール送受信処理)を行うべきことが判定されたときは、それに応じた処理が行われ(ステップe6)、最後に、メモリの共有領域部分のクローズが宣言される(ステップe7)。
【0061】
図7のステップb12では、電源が元の状態、すなわちステップb8で電源が供給されるよりも前の、休止状態としての通常の状態に戻される。
【0062】
図12は、音楽再生処理のフローチャートである。この図12の音楽再生処理は、図10のステップe2で音楽再生処理を行なうべきことが判定されたときにステップe6で行なわれる処理である。
【0063】
ここでは、このノートパソコンの周辺に、Bluetooth(商標)のプロトコルに従って通信を行なうヘッドホンが存在するときはそのヘッドホンに音楽データを送信して再生させ、周辺にそのようなヘッドホンが存在しないときは、ノートパソコンに内蔵されたオーディオ部110(図3参照)に音楽再生を行なわせる処理が実行される。
【0064】
ここでは、このノートパソコンの周辺に存在する、Bluetoothのプロトコルに従って通信を行なう機器(ここではこれをBluetooth機器と称する)に対する認証処理が行なわれ(ステップf1)、認証されたBluetooth機器がヘッドホンであるか否かが判定される(ステップf2)。
【0065】
周辺にそのようなヘッドホンが存在しないときは、メモリの共有領域部分に格納されている音楽再生データの転送先が内蔵のオーディオ部に設定され(ステップf3)、ヘッドホンが認証されたときはそのデータの転送先がヘッドホンに設定される(ステップf4)。次いで、その共有領域部分に格納されている音楽データが読み出されて(ステップf5)、設定された転送先がヘッドホンであるか否かに応じて(ステップf6)、ヘッドホンが転送先として設定されているときはそのヘッドホンに向けてBluetoothのプロトコルに従って音楽データが転送され(ステップf7)、あるいは内蔵オーディオ部が転送先として設定されているときはその内蔵オーディオ部に音楽データが転送される(ステップf8)。その転送先(ヘッドホンあるいは内蔵オーディオ部)ではその転送されてきた音楽データを受け取り、その受け取った音楽データに従って音楽が再生される。
【0066】
図13、図14は、それぞれ、電子メール送信処理および電子メール受信処理のフローチャートである。これら図13,図14の処理は、図10のステップe2で電子メール送受信処理を行なうべきことが判定されたときにステップe6で行なわれる処理である。
【0067】
図13の電子メール送信処理では、モデム接続がなされているか否か(ステップg1)およびLAN接続がなされているか否か(ステップg2)が判定され、モデム接続されているときはダイアルアップ接続が実行され(ステップg3)、LAN接続されているときはネットワーク接続が実行される(ステップg4)。ダイアルアップ接続あるいはネットワーク接続の途中でエラーが発生したときは、送信中断処理が行なわれる。
【0068】
ダイヤルアップ接続あるいはネットワーク接続が確立されると、メモリの共有領域部分に格納されている電子メールのデータがSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ経由で送信される。
【0069】
また図14の電子メール受信処理では、モデムによる着信処理を行なうか否か(ステップh1)およびLANにより着信処理を行なうか否か(ステップh2)が判定され、モデムによる着信処理を行なうときはダイヤルアップ接続が実行され(ステップh3)、あるいはLANによる着信処理を行なうときはネットワーク接続が実行される(ステップh4)。ダイヤルアップ接続あるいはネットワーク接続の途中でエラーが発生したときは、受信処理が中断される。
【0070】
ダイヤルアップ接続あるいはネットワーク接続が確立されると、POP3(Post Office Protocol−Version3)サーバ経由で電子メールが受信されて、メモリの共有領域部分に格納される(ステップh5)。
【0071】
図15は、リモートコントローラの外観図である。
【0072】
このリモートコントローラ200は、補助画面210と複数の補助ボタン211を備えており、ノートパソコンとの間ではBluetoothプロトコルに準拠した通信が行なわれる。このリモートコントローラ200の補助画面210および補助ボタン211は、ノートパソコン10の、図1,図2に示す、それぞれ補助画面24および補助ボタン25と同じ役割りを成すものである。すなわち、ノートパソコンの補助画面24上に表示される、例えばスケジュールは、それと同時にリモートコントローラ200の補助画面210にも表示され、リモートコントローラ200の補助ボタン211を操作するとノートパソコン10の補助ボタン25を操作したときと同一の処理が実行される。
【0073】
図16は、図15のリモートコントローラをノートパソコンに接続する処理を表わすフローチャートである。この処理は、ノートパソコンが休止状態にあるときであっても、定期的に実行される。
【0074】
先ずステップi1では、ノートパソコンの周辺に存在するBluetooth機器に対する認証処理が行なわれ、認証された機器がリモートコントローラ(リモコン)であったときは(ステップi2)、リモコンに対する制御が許可され(ステップi4)、いずれの機器も認証されなかったか、あるいは認証されてもその機器がリモコンでなかったときはリモコンに対する制御が停止される(ステップi3)。
【0075】
リモコンに対する制御が許可されたときは、前述したように、ノートパソコンの補助画面に表示された情報はそのままリモコン200の補助画面200にも表示され、リモコン200の補助ボタン211の操作はノートパソコン上の補助ボタン25の操作と同一視される。このようなリモコンを備えると、スケジュールの確認が一層容易となる。
【0076】
以下に、本発明の各種態様を付記する。
【0077】
(付記1) 通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作する情報処理装置であって、
前記オペレーティングシステムが通常動作状態において利用されるメモリと、前記オペレーティングシステムが通常動作状態時に前記メモリに格納された情報であり、該オペレーティングシステムの休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行する情報処理部とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
【0078】
(付記2) 前記情報処理部は、前記メモリの一部に設定された、オペレーティングシステムの動作から保護された領域を前記情報の格納領域として用いることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0079】
(付記3) 可動部を有し前記通常動作状態において該可動部を動作させて情報をアクセスする情報アクセス部を備え、
前記情報処理部は、前記情報アクセス部の動作が停止した状態のまま動作するものであることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0080】
(付記4) 前記休止状態であって前記情報処理部の動作が停止しているときに電源の供給が停止される複数の部品を有し、上記情報処理部は、前記複数の部品のうちの動作に必要な部品にのみ電源が供給された状態で動作するものであることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0081】
(付記5) 情報を表示する情報表示部を備え、
前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報表示部に情報を表示させることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0082】
(付記6) 前記情報表示部は、相対的に大面積の表示画面を有し該表示画面上に情報を表示するメイン表示部と、それと相対的に小面積の表示画面を有し該表示画面上に情報する補助表示部とを有し、
前記情報処理部は、前記補助表示部に情報を表示させるものであることを特徴とする付記5記載の情報処理装置。
【0083】
(付記7) 情報を再生する情報再生部を備え、
前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報再生部に情報を再生させることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0084】
(付記8) 前記情報再生部は、情報を音声として再生するオーディオ部であることを特徴とする付記7記載の情報処理装置。
【0085】
(付記9) 情報を通信する情報通信部を備え、
前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報通信部に情報を通信させることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0086】
(付記10)前記情報通信部は、電子メールの通信を行なうものであることを特徴とする付記9記載の情報処理装置。
【0087】
(付記11) 通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作する情報処理装置であって、
情報を通信する情報通信部と、
前記休止状態において動作し前記情報通信部に情報を通信させる情報処理部とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
【0088】
(付記12) 前記情報通信部は、電子メールの通信を行なうものであることを特徴とする付記11記載の情報処理装置。
【0089】
(付記13) 通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作し、該オペレーティングシステムが通常動作状態において利用されるメモリを備えた情報処理装置で実行される情報処理プログラムであって、
前記オペレーティングシステムが通常動作状態時に前記メモリに格納された情報であり、該オペレーティングシステムの休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【0090】
(付記14) 前記メモリの一部を前記通常動作状態における前記オペレーティングシステムの動作から保護された領域に設定し、前記情報の格納領域として用いることを特徴とする付記13記載の情報処理プログラム。
【0091】
(付記15) 前記休止状態であって前記情報処理部の動作が停止しているときに電源の供給が停止される複数の部品を有し、上記情報処理部は、前記複数の部品のうちの動作に必要な部品にのみ電源が供給された状態で動作させることを特徴とする付記13記載の情報処理プログラム。
【0092】
(付記16) 前記情報処理装置は情報を表示する情報表示部を備え、前記休止状態において動作し前記情報表示部に情報を表示させることを特徴とする付記13記載の情報処理プログラム。
【0093】
(付記17) 前記情報処理装置は情報を再生する情報再生部を備え、前記休止状態において動作し前記情報再生部に情報を再生させることを特徴とする付記13記載の情報処理プログラム。
【0094】
(付記18) 前記情報処理装置は情報を通信する情報通信部を備え、
前記休止状態において動作し前記情報通信部に情報を通信させることを特徴とする付記3記載の情報処理プログラム。
【0095】
(付記19) 通常動作状態と休止状態とを有するオペレーティングシステムが動作し、該オペレーテイングシステムが通常動作状態において利用されるメモリを備えた情報処理装置で実行される情報処理プログラムであって、
前記情報処理装置は情報を通信する情報を通信する情報通信部を備え、前記休止状態において動作し前記情報通信部に情報を通信させる情報処理部とを備えたことを特徴とする情報処理プログラム。
【0096】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば情報処理装置(オペレーテイングシステム)が休止状態にあっても、通常動作状態に復帰させることなく、例えばスケジュール表示や音楽再生などの処理を直ちに実行することができる。また、休止状態から通常動作状態に復帰させる必要がないので、通常動作状態で電源供給がされる回路部品による電力消費を抑えることができ、例えば情報処理装置がバッテリで駆動している場合にその駆動時間を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノート型パーソナルコンピュータの外観図である。
【図2】ノート型パーソナルコンピュータの外観図である。
【図3】ノートパソコンの内部構成図である。
【図4】搭載メモリのメモリマップを示す図である。
【図5】メモリの共有領域部分にスケジュールデータを格納するときの処理を示すフローチャートである。
【図6】メモリの共有領域部分に格納されたデータのデータ構造を示す図である。
【図7】ユーザによる操作が行なわれたときに実行される処理を示すフローチャートである。
【図8】処理切替ボタンの操作に連動して動作するルーチンのフローチャートである。
【図9】図7のステップb8における電源供給の処理を示すフローチャートである。
【図10】図7のステップb9の処理を示すフローチャートである。
【図11】スケジュールデータの表示例を示す図である。
【図12】音楽再生処理のフローチャートである。
【図13】電子メール送信処理のフローチャートである。
【図14】電子メール受信処理のフローチャートである。
【図15】リモートコントローラの外観図である。
【図16】図15のリモートコントローラをノートパソコンに接続する処理を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
10 ノートパソコン
20 本体部
21 電源ボタン
22 キーボード
23 ポインティングデバイス
24,210 補助画面
25,211 補助ボタン
30 蓋部
31 メイン画面
100 バス
101 CPU
102 BIOS
103 CMOS
104 OS
105 入力装置
106 通信部
107 電源供給管理部
108 搭載メモリ
109 ハードディスク
110 オーディオ部
110a スピーカ
111 メイン表示部
112 補助表示部
200 リモートコントローラ

Claims (10)

  1. オペレーティングシステムを通常動作状態にすると通常動作状態となり、前記オペレーティングシステムを休止状態とすると休止状態となる情報処理装置であって、
    記通常動作状態において利用されるメモリと、
    前記情報処理装置が通常動作状態時に前記メモリに格納された情報であり、該情報処理装置の休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行する情報処理部とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理部は、前記メモリの一部に設定された、オペレーティングシステムの動作から保護された領域を前記情報の格納領域として用いることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 可動部を有し前記通常動作状態において該可動部を動作させて情報をアクセスする情報アクセス部を備え、
    前記情報処理部は、前記情報アクセス部の動作が停止した状態のまま動作するものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記休止状態であって前記情報処理部の動作が停止しているときに電源の供給が停止される複数の部品を有し、上記情報処理部は、前記複数の部品のうちの動作に必要な部品にのみ電源が供給された状態で動作するものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 情報を表示する情報表示部を備え、
    前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報表示部に情報を表示させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 情報を再生する情報再生部を備え、
    前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報再生部に情報を再生させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 情報を通信する情報通信部を備え、
    前記情報処理部は前記休止状態において動作し前記情報通信部に情報を通信させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. オペレーティングシステムを通常動作状態にすると通常動作状態となり、前記オペレーティングシステムを休止状態とすると休止状態となり、前記通常動作状態において利用されるメモリを備えた情報処理装置で実行される情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置が通常動作状態時に前記メモリに格納された情報であり、該情報処理装置の休止状態時に該メモリの情報を用いて所定の処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 前記メモリの一部を前記通常動作状態における前記オペレーティングシステムの動作から保護された領域に設定し、前記情報の格納領域として用いることを特徴とする請求項8記載の情報処理プログラム。
  10. 前記休止状態であって前記情報処理部の動作が停止しているときに電源の供給が停止される複数の部品を有し、上記情報処理部は、前記複数の部品のうちの動作に必要な部品にのみ電源が供給された状態で動作させることを特徴とする請求項8記載の情報処理プログラム。
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