JP4180354B2 - ガラス短繊維切断装置及びシートモールディングコンパウンドの製造方法 - Google Patents

ガラス短繊維切断装置及びシートモールディングコンパウンドの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス繊維切断片を強化剤として含有するシートモールディングコンパウンド(以下、SMCという)の製造法に関するもので、詳しくはガラス切断ピッチの相違する複数の切断ロールを有する切断装置を設け、この切断ロールを切り替えることで、それにより得られるガラス短繊維を用いて多機能のSMCを製造することに関する。
【0002】
【従来の技術】
不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂に充填材、硬化剤、増粘剤等を配合した樹脂ペーストに切断されたガラス繊維等の補強繊維材を混合して製造されたSMCは、熱圧縮成形して、住宅設備、輸送用機器、工業製品等の成型品に使用される。
【0003】
SMCは、熱可塑性フィルム上に熱硬化性樹脂を塗布し、その上にガラスストランドを特定のピッチで切断したガラス片を分散させ、もう一方の熱硬化性樹脂を塗布した熱可塑性フィルムを挟み込み、後工程の含浸装置で熱硬化性樹脂をガラス繊維に十分に含浸せしめて製造するものである。
【0004】
ガラス繊維ストランドを切断する装置として、円筒状回転体の外周長手方向に複数の溝を形成し、この溝に薄板状の切断刃を立設した切断ロールと、外周にゴム等の弾性体材料を巻き付けた円筒状のゴムロールとを、切断刃の先端が僅かにゴムロール表面に圧接されるような位置関係に配置させるものが知られている。このとき両ロールの接触部分に複数束のガラス繊維ストランドを平行に通過させることによって、切断刃の取り付け間隔の長さに対応するガラス短繊維切断片が作られる(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0005】
SMCの原反幅は1000から1200mmと幅広く、これに分散させるガラスストランドも50束前後と多くなるので、切断に要する圧力も大きくなり、切断反力或いは衝撃力に耐えるためにロール本体及び切断装置は強度および耐久性を考え、堅固なものが求められ、ロール自体もかなり重いものとなる。
【0006】
例えば切断ロールがロール面長1000mmの場合、150kg前後とかなり重いので交換のためには、軸受け6を外しチェーンブロック等を用いて、吊り上げ、別の保管場所に降ろし、予め準備した別の切断ロールと交換しなければならない。さらに簡単に切断ロールを分解し、交換することができない構造のものなので、交換に長時間を要し、20mを越えるSMC生産ラインの全体の稼働率を低下させることと、作業面からは切断ロール表面に取り付けられた切断刃は鋭利なものなので、安全性の観点からみて極めて危険を伴う作業であるという問題もあった。
【0007】
また近年、成型品の大型化、複雑な形状に対応するために、厚肉または多層のSMC製品を複数の塗工機を用いて生産するようになった(例えば、特許文献3参照)。この際、切断装置を塗工装置の間に複数設ける必要がある。これにより中央部と表面部に違うピッチのガラス短繊維切断片を供給し、強度と、成形表面の見映えの良さを得ることができる。また熱可塑性樹脂とガラス繊維層とを交互に、サンドイッチ状にシート化させて含浸効率が良くなるという効果も得られるので、これらハイブリッドSMCの需要が増大している。
【0008】
図8は3層ハイブリッドSMCの製造ラインを示すもので、下部樹脂塗布装置28、上部樹脂塗布装置31および中間層樹脂塗布装置32の3つを設けてある。しかしながらこの場合でも、切断ロール1は切断装置Bに1つしか設けられていないので、中間層樹脂塗布装置の下流側に切断装置B’を設けてもガラスの切断ピッチが一定であり、1つの組み合わせしかできず、製造できる種類、品目に制限が生じることになる。SMCの製品に合わせ最適なピッチのガラス切断片を供給するには、切断ロール1を製品切り替え時に交換することが必要であるが、交換に長時間を要し、生産性を劣化させるので好ましいものではなかった。このため別の専用切断装置で前もってガラスストランド束17を切断し、図8に示すように箱形状のガラス短繊維供給装置Cに貯え、塗工された樹脂上に分散する方法も考えられるが、生産効率上からも、また樹脂上でのガラス切断片の分散のバラツキも大きく、品質上からも良いものが出来なかった。
【0009】
また予め作ったガラス切断片を樹脂の入ったニーダーに投入して混練し、この樹脂をSMC製造ラインの塗工装置上に供給する方法もあるが、塗工前の混練ではガラス片の均一な分散を得ることが困難であった。いずれも広幅のシートであるSMCやBMCなどの製造ラインに組み込んで大量のガラス短繊維を連続的に供給することができないもので、品質安定性にも問題があった。
そのため、一般には複数の製造ラインを設置し、それぞれに特定ピッチの切断ロールを設けて専用ライン化して製造せざるを得ず、生産量が少ない場合、また多品種少量生産の製造現場においては、品質の良いSMCを効率よく生産する上で大きな問題となっていた。
【0010】
【特許文献1】
特公昭57−16936号公報(図2)
【特許文献2】
実開昭57−125735号公報(図1)
【特許文献3】
特開平5−220742号公報(図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ガラス繊維切断片を強化剤として含有するシートモールディングコンパウンド(SMC)の製造法において、簡単な切断ロールの切り替えにより複数のガラス繊維切断片を供給し、成型品の要求品質に応じて、強度と、外観性を保つとともに、生産性を向上させて、SMCやBMCの製造ラインに組み込んで使用することができるガラス繊維ストランド切断装置及びその装置を用いて簡便な切断ロールの交換によりSMCを製造する方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ゴムロールに対向して円筒表面に切断刃からなる複数の切断刃列を有する切断ロールを設け、回転するゴムロールと切断ロールとの間にガラスストランド繊維を供給し、圧接して切断する装置に於いて、切断ロールが複数具備され、且つそれぞれ異なる長さのガラス短繊維を切り出し、更に切断ロールを装置本体から取り外すことなく他の切断ロールに代えてガラス短繊維を切り出すことができることを特徴とするガラス短繊維切断装置に関する。
【0013】
また、本発明は、キャリアフィルム上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布し、前記不飽和樹脂組成物の上に請求項1〜8のガラス繊維切断装置の少なくとも一つから切り出したガラス短繊維を分散、堆積させた後、その上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布した他のキャリアフィルムを、該キャリアフィルムの不飽和樹脂組成物の塗布面が接するように積層させることを特徴とするSMCの製造法に関する。
【0014】
さらには、設置された複数の請求項1〜8のガラス繊維切断装置の少なくとも一つの該装置のゴムロールに対向する切断ロールを他の切断ロールに切り替え、液状の不飽和樹脂組成物を塗布したキャリアフィルムの該不飽和樹脂組成物上に上記各ガラス繊維切断装置から切り出したガラス短繊維を分散、堆積させた後、その上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布した他のキャリアフィルムを、該キャリアフィルムの不飽和樹脂組成物の塗布面が接するように積層させることを特徴とする多層或いは肉厚のSMCの製造法に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図8を参照しながら本発明を詳細に説明する。
図1は本発明のガラス繊維ストランド切断装置(以下、切断装置という)の一実施形態を示す装置の概略平面図(部分断面含む)、図2は図1の側面図、図3は2つの切断ロールを切り替えたときの状態を示す模式図、図4は本発明の切断装置の他の実施形態を示す装置の模式図、図5は本発明の切断装置を組み込んだ実施例を示すSMC製造ラインの工程の模式図、図6は図5の実施例で製造されたSMC製品の断面模式図、図7は切断ロールを固定した切断装置を示す装置の平面模式図、図8は切断装置を組み込んだSMC製造ラインの工程の模式図である。各図において同じ機能のものは同じ符号を用いている。それぞれの実施例は、本発明の単なる一実施態様を示すものであって、特にこれらに限定されるものではない。
【0016】
図1から図8において、A,A’,A”は本発明にかかる切断装置、B、B’は従来の切断装置、Cはガラス短繊維供給装置、1は切断ロール、2は切断刃、3はゴムロール、4はゴム、5はフレーム、6は軸受け、7は減速機、8は駆動モータ、9は移動フレーム、10はエアーシリンダ、11はエアー供給パイプ、12はエアーノズル、13はフィードロール、14は張力調整装置、15はエアーシリンダ、16はガラスロービング装置、17はガラスストランド、18はガラス切断片、19はターレット支持フレーム、20はピニオンギヤ、21はセグメントギヤ、22はターレット、23はアーム、24は支持架台、25は切断ロールギヤ、26はゴムロールギヤ、27は下部キャリヤフィルム、28は下部樹脂塗布装置、29は樹脂組成物、30は上部キャリヤフィルム、31は下部樹脂塗布装置、32は中間層樹脂塗布装置、33は含浸装置である。
【0017】
図1および図2を用いて本発明の切断装置Aを説明する。一対のフレーム5の略中間部に表面にゴム4をライニングしたゴムロール3が軸受け6で回転自由に支持されており、片端側を軸継ぎ手を介して、減速機7を備えた駆動モータ8が連結されていてSMCの製造ラインの走行速度に合わせて回転させられる。切断ロール1の円筒表面には複数の溝が等ピッチで穿たれており、製造するSMCの最大幅に対応した切断ロールの面長に渡り切断刃2を取り付ける。これを両側に設けられた移動フレーム9に軸受けで回転自由に支持し、移動フレームに連結されたエアーシリンダ10を作動させることによりゴムロール3に対し移動させ、ガラスストランド17の切断に必要な接触圧の着脱および接圧力の調整ができるようになっている。
【0018】
図1において、外径および切断刃の取り付けピッチの異なる切断ロール1a、1bがゴムロールの両側に対向して配置されている。また切断ロール下部排出側には図示しない圧縮空気源に接続されたエアー供給パイプ11に複数のエアーノズル12が取り付けられていて、切断後のガラス切断片が切断ロールに付着するのを防止する役目をする。
【0019】
ゴムロール3の斜め上部には図2に示すようにガラスストランド17を切断ロール1へ送り込むフィードロール13a、13bが、さらにその上部にはガラスストランドに適度な張力を与えるためのS字形にロールを配置した張力調整装置14が設けられている。フィードロールはエアーシリンダ15により、ゴムロール3に対し着脱することができ、使用する切断ロール1に応じ選択し、動作させる。
【0020】
上記のように構成された切断装置Aにおいて、図1から図3に基づき、切断ロール1の切り替えの方法、ガラスストランド17の流れ、切断ロールの動作、切断の工程を説明する。
製造すべきSMC製品の形状、要求品質に基づき好ましいガラス切断片のピッチが選定される。ここで、例えば切断ロール1aの切断ピッチを1インチ、切断ロール1bのピッチを1/4インチとし、次の製品が切断ピッチを切り替える必要のある1/4インチとすれば、まず図3(I)に示す製造終了後の状態においてエアーシリンダ10aを作動させ、切断ロール1aをゴムロール3より離脱させる。同じくエアーシリンダ15aを働かせフィードロール13aをゴムロールより離脱させ、ガラスストランド17をフリーにし、これを切断ロール1b側へ導引する。
【0021】
次に、エアーシリンダ15bを作動させ図3(II)に示すようにフィードロール13bをゴムロール3に圧着させて、ガラスストランド17を切断部へ送り込み、エアーシリンダ10bを作動させ、切断ロール1bをゴムロールに押し当てる。駆動モータ8を図3(I)の時とは逆に回転させ、切れ具合をエアーシリンダ10bの圧力、或いは図示しない圧調整装置を用いて調整する。またこのときガラスストランド17の張力を張力調整装置14で適正に調整する。このようにして次の生産に必要な1/4インチのガラス切断片18’を得ることが出来る。
【0022】
図4は他の実施形態を示す切断装置の模式図であり、1つの切断装置にさらに多くの切断ロール1を設けることのできる切断装置A”を示したものである。ターレット支持フレーム19にターレット22を軸受け支持し、ターレット外周上に複数のアーム23を取り付け、その先端側に切断ロール1を回転自在に取り付ける。この例では切断ピッチの異なる切断ロール1a、1b、1cが設けられている。
【0023】
ターレット支持フレームには図示しない駆動モータが取り付けられていて、駆動軸にピニオンギヤ20を固着し、ターレットに取り付けられているセグメントギヤ21と噛み合い回転できるようになっている。使用する切断ロールを選択し、駆動モータを必要角度回転させて、切断ロール1をゴムロール3の対向位置に設定する。切断ロールは切断ピッチの違いにより外径の差が大きいので、エアーシリンダ10或いは公知の移動調整装置により、ターレットの回転に妨げにならない位置に逃がすと共に、角度位置設定後、切断圧を調整できる移動機構を設ければよい。
【0024】
ターレット機構を用いると、切断装置の増大を招かずに多種類の切断ロールを取り付けることができるので効率的である。図4において、ゴムロール3の反対側にも更に1基ターレットを増設すると、多種類の切断ロールを装備することができる。切断ロール切り替えの方式としてターレット構造を用いる場合、角度検出器等のセンサーを設け、制動機能付き高減速比ギヤモータと、直進位置検出機能を有する移動装置と公知の制御装置を用いて、次の生産に必要な切断ロールを選択することにより、切断ロール交換作業を自動で行うことができる。
【0025】
ゴムロール3に対する切断ロール1の移動調整機構の駆動力として油圧、空圧、電動等が、機構としてはラック、スクリュー、ピストン等の推力手段をリニアガイド等の直進機構を用いて構成すれば、精度の高い、切断中の高負荷にも耐えうる構造を達成できるので、ゴムロール3に対し切断ロール1を両側に設ける構成の場合特に有効な構造である。
【0026】
図1に示すように、切断ロール1とゴムロール3はギヤの噛み合いによる回転ではなく、エアーシリンダ10によるゴムロールへの押し圧によりスベリのない摩擦回転をするものである。切断ロールの切り替え、投入時のギヤの歯面合わせも不要になるので、複数の切断ロールを設けた切断装置のロール駆動として有利な方式である。また図7に示すように切断ロール1とゴムロール3がフレーム5に固定され、両者のロールがそれぞれのギヤ25及び26で噛み合って連動する切断装置Bの本発明のものと相違する構造に比べ、本発明の切断装置Aでは、切断刃2が常にゴム4の同じ表面箇所に食い込まないので、ゴムの寿命を長くし、ゴム巻替え頻度を減らすことができるとともに、ゴムの摩耗による外径の変化、任意の切断ロール外径に対しても歯車によるコロガリ回転の制約を受けないので、構造が簡単になることと併せ有効な駆動の方法でもある。
【0027】
切断刃2が切断ロール1の軸心に対し平行に取り付けられると、切断反力が同時にロール軸にかかるので、衝撃も大きく、機械の損耗も増してくる。また機械的強度を必要とし切断装置自体も大きなものとなるので、切断刃の取り付け角度を切断ロール1の軸心に対して捻らせ、スパイラル状にすれば、切断反力が分散し、平準化されので衝撃も軽減し、安定した切断をすることができる。
【0028】
ゴムロール3表面にライニングされたゴム4の硬度としては切断刃2とガラスストランド17に押圧されて僅かに凹むことと、繰り返し押圧による表面の復元性を保つこと、また切断刃の食い込みによる割れを生じさせないことからショアA硬度として70〜85°程度が好ましい。
【0029】
切断ロール1の出口側下部に、切断ロールの長さに渡り複数のエアーノズル12を設けた。ガラス切断片18が切断刃2の間に挟まったり、あるいは静電気の発生により切断ロール円筒面に付着しやすいガラス切断片を剥離させ、下方へ落下させることができる。
【0030】
而して、本発明の切断装置Aは、複数設けた切断ロール1を簡単に切り替えて、連続的に長さ1/8インチ〜1インチのガラス短繊維を供給でき、SMCの製造ラインに組み込むことができる。
【0031】
図5は本発明による切断装置AをSMC製造ラインに組み込んだ1つの実施例で、塗布装置を3つ以上用いて多層あるいは、肉厚のSMCを製造する方法を示したものである。巻出装置より引き出された下部キャリアフィルム27の上に図示しない樹脂タンクより送給され、下部樹脂塗布装置28に貯留された液状の不飽和樹脂組成物29をドクターを介して塗布する。次に上方に配置されたガラスロービング装置16より複数束のガラスストランド17をフィードロール13を介して切断装置Aに送り込み、切断ロール1aで圧接して切断し、切断ロール1aの切断ピッチで切断されたガラス切断片18を塗布された樹脂層に均一に分散、堆積させる。
【0032】
次の工程で、中間層樹脂塗布装置32により樹脂組成物29を塗布し、この下流側に2番目の切断装置A’を設け、切断ロール1b’の切断ピッチで切断されたガラス切断片18’を塗布された樹脂層に均一に分散堆積させる。さらに上部キャリアフィルム30の上に上部樹脂塗布装置31にある樹脂組成物29をドクターを介して塗布し、中間層樹脂を挟み込んで上下キャリアフィルム上の樹脂を重ね合わせる。次に脱泡・含浸ロールよりなる含浸装置33でガラス切断片を樹脂層に十分に含浸させて、ロール状に巻き取るか、或いは織布のように折り畳んでもよい。尚、上下部のキャリアフィルム及び中間層に塗布される液状の不飽和樹脂組成物29は、同じものが好ましいが、場合によっては相違したものでもよい。
【0033】
図5において、上流側に配置された切断装置Aと下流側の切断装置A’に取り付けられる切断ロール1a、1bの切断ピッチはそれぞれ同じものでも良いし違うものでよい。生産するSMCの製品の種類、生産量に応じて、ガラス切断片のピッチの必要度と使用頻度とを考え、適宜選択して組み合わせて取り付ければよい。
【0034】
また従来は予めガラス短繊維を樹脂に混練して、押出機等を用いて小ブロック単位で生産しているBMCにおいても、本発明の切断装置を組み込めば図5に示すSMC製造ラインと同じような構成での連続製造方法が可能となり、効率の良い生産と品質の安定した製品を得ることができる。また一般的な2層のSMCの製造ラインにおいて、従来の切断装置Bに代えて本発明の切断装置Aを組み込んでも十分な効果を発揮することができる。
【0035】
SMC成型品の性状に合ったガラス切断片を樹脂組成物上に均一に分散させることができるので、従来困難であった薄肉形状のものでも安定した成形加工が可能となり、強度の十分な、品質のよい製品を得ることができる。尚、樹脂塗布装置としては公知のナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、コンマコータ等を用いればよい。中間層の樹脂組成物29を塗布する時にはキャリアフィルムを用いることができないので、中間層樹脂塗布装置32としては非接触型のカーテンコーター、或いはスリットコーター等を用いればよい。またキャリアフィルムとしては、通常使用されているポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂フィルムのもので差し支えなく、好適にはポリエチレンテレフタレートフィルムが使用される。
【0036】
図6は前記図5に示す実施例で製造されたSMC製品の模式的な断面図である。例えば両側の樹脂組成物29に比べ中空・軽量の樹脂組成物29’、即ちシラスバルーンなどの軽量な充填剤を含有する液状の不飽和樹脂組成物を中間層樹脂塗布装置32で塗布し、先のガラス短繊維18と長さの相違するガラス短繊維18’を中間層樹脂上に分散させれば、表面層と中間層とで強度の違う、成型目的にあった特性のSMC製品を製造することができる。
【0037】
SMCを製造する原料である液状の不飽和樹脂組成物としては、不飽和ポリエステル樹脂或いはビニルエステル樹脂と重合性単量体とを主成分とする液状樹脂組成物が好ましい。
【0038】
かかる不飽和ポリエステル樹脂としては、不飽和多塩基酸又は場合により飽和多塩基酸を含む不飽和多塩基酸と多価アルコールから得ることができる。不飽和多塩基酸としては、例えば、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸あるいはこれらのアルキルエステルなどを挙げることができる。これらの不飽和多塩基酸は1種を単独で用いることができ、あるいは2種以上を組み合わせて用いることもできる。また、不飽和多塩基酸の一部を置き換える飽和多塩基酸としては、例えば、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘット酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸などを挙げることができる。これらの飽和多塩基酸は1種を単独で用いることができ、あるいは2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0039】
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、グリセリンモノアリルエーテル、水素化ビスフェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)プロパンなどのジオール類;トリメチロールプロパンなどのトリオール類;ペンタエリスリトールなどのテトラオール類などを挙げることができる。これらの多価アルコールは、1種を単独で用いることができ、あるいは2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0040】
また、ビニルエステル樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂などにアクリル酸やメタクリル酸を付加したものを挙げることができる。
【0041】
上記不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂は、通常液状重合性単量体に溶解した状態で使用する。かかる液状重合性単量体は、(メタ)アクリル酸エステルや芳香族ビニル化合物を好適に使用することができる。(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレートなどを挙げることができる。また、芳香族ビニル化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、α−クロロスチレン、ジクロロスチレン、ジビニルベンゼンなどを挙げることができる。これらの液状重合性単量体の中で、スチレンを特に好適に使用することができる。
【0042】
液状の不飽和樹脂組成物には、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、マイカ、タルク、カオリン、クレー、セライト、アスベスト、バーライト、バライタ、シリカ、ケイ砂、ドロマイト石灰石、セッコウ、アルミニウム微粉、アルミナ、ガラス粉、水酸化アルミニウム、寒水石、酸化ジルコニウム、三酸化アンチモン、酸化チタン、二酸化モリブデン、シラスバルーン、中空樹脂粒子などの充填剤;酸化マグネシウムなどのアルカリ土類金属の酸化物や熱可塑性樹脂粉末などの増粘剤;t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジサクシニックアシドパーオキサイド、t−ブチルパーオキシエチルヘキサノエート、デカノイルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイドなどの硬化用触媒;ステアリン酸などの高級脂肪酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸塩、アルキルリン酸エステル、ワックスなどの内部離型剤;ポリスチレン、ポリエチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリカプロラクタム、飽和ポリエステル、スチレン−アクリロニトリル共重合体などの熱可塑性樹脂、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体などのゴム状重合体などの低収縮化剤;着色剤などを添加することができる。
【0043】
本発明により得られるSMCは、自動車外装品、鉄道車両内外装品、壁パネル、ユニットバス、浴槽などの住宅部品の成形材料として有用である。
【0044】
【実施例】
図5に示すSMC製造ラインにて、図1に示す本発明の切断装置A,A’の2台を用いてSMCを製造した。その際、SMC製造開始前に各装置にセットされていた切断ロールを所望の切断ピッチの切断ロールに切り替えて実施した。
使用した樹脂は不飽和ポリエステル樹脂組成物で、大日本インキ化学工業(株)社製のポリライトMPS−520で、粘度 150mPa・sのものであった。
Figure 0004180354
また、切断装置に組み込まれた切断ロールの構成は次の通りである。
・切断装置A
切り替え前の切断ロールの切断ピッチ 1/2インチ
切り替え後の切断ロールの切断ピッチ 1インチ
・切断装置A’
切り替え前の切断ロールの切断ピッチ 1/2インチ
切り替え後の切断ロールの切断ピッチ 1/4インチ
その結果、切断ロールの交換は作業員1人で約10分程度で完了した。
【0045】
【比較例】
図7に示す切断ロールが固定された切断装置B、B’の2台を用いて実施例と同様にしてSMCを製造した。その際、SMCの製造前に切断装置BおよびB’の切断ロールの切り替え作業は、作業員が手作業で実施した。作業には、2人で延べ3時間以上を要し、SMCの生産性に大きく影響した。
【0046】
本発明による切断装置を用いた実施例において切断ロールの切り替え、ガラス切断の調整を含めた時間は10分で、切断ロールが固定された切断装置を用いたものでは約3時間を要した。本発明の切断装置は、切り替え準備時間を短縮することができ、生産効率を大きく向上することができた。
【0047】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明による切断装置によりピッチの相違するガラス短繊維を簡単に得られるので、本装置をSMCの製造ラインに装備することにより、切断ロールを切り替えて、性状および要求品質の異なるSMC或いはBMCを連続的に生産することが可能となる。また切り替えの時間も従来と比べて大幅に短縮できるので、小ロットのハイブリッド、多層のSMC製品の生産効率向上にも大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の切断装置の一実施形態を示す装置の概略平面図(部分断面含む)。
【図2】 図1の側面図。
【図3】 本発明の2つの切断ロールを設けた切断装置を切り替えたときの状態を示す模式図。
【図4】 本発明の他の実施形態を示す切断装置の模式図
【図5】 本発明の切断装置を組み込んだ実施例を示すSMC製造ラインの工程の模式図。
【図6】 図5の実施例で製造されたSMC製品の断面模式図。
【図7】 切断ロールを固定した切断装置を示す装置の平面模式図
【図8】 切断装置を組み込んだSMC製造ラインの工程の模式図。
【符号の説明】
A、A’、A” 切断装置
B、B’ 切断ロールを固定した切断装置
C ガラス短繊維供給装置
1 切断ロール
2 切断刃
3 ゴムロール
4 ゴム
5 フレーム
6 軸受け
7 減速機
8 駆動モータ
9 移動フレーム
10 エア−シリンダ
11 エアー供給パイプ
12 エアーノズル
13 フィードロール
14 張力調整装置
15 エア−シリンダ
16 ガラスロービング装置
17 ガラスストランド
18、18’ ガラス切断片
19 ターレット支持フレーム
20 ピニオンギヤ
21 セグメントギヤ
22 ターレット
23 アーム
24 支持架台
25 切断ロールギヤ
26 ゴムロールギヤ
27 下部キャリヤフィルム
28 下部樹脂塗布装置
29 樹脂組成物
30 上部キャリヤフィルム
31 上部樹脂塗布装置
32 中間層樹脂塗布装置
33 含浸装置

Claims (11)

  1. ゴムロールに対向して円筒表面に切断刃からなる複数の切断刃列を有する切断ロールを設け、回転するゴムロールと切断ロールとの間にガラスストランド繊維を供給し、圧接して切断する装置に於いて、該切断ロールが複数具備され、且つそれぞれ異なる長さのガラス短繊維を切り出し、更に切断ロールを装置本体から取り外すことなく他の切断ロールに代えてガラス短繊維を切り出すことができることを特徴とするガラス短繊維切断装置。
  2. 切り出されるガラス短繊維が長さ1/8〜1インチである請求項1記載のガラス短繊維切断装置。
  3. 更にガラス繊維ストランドを切断ロールに供給するためのガラス繊維ガイドロールを有する請求項1又は2記載のガラス短繊維切断装置。
  4. 2本の切断ロールが、それぞれゴムロールの反対側に設置され、機械的にゴムロールに圧接し、又は遊離することができる請求項1〜3のいずれかに記載のガラス短繊維切断装置。
  5. ガラス短繊維を切り出す際に、1本の切断ロールが、ゴムロールに圧接し、回転駆動するゴムロールに連動して回転し、且つ他の切断ロールがゴムロールから遊離している請求項4記載のガラス短繊維切断装置。
  6. ゴムロールに圧接している切断ロールを遊離し、遊離している他の切断ロールをゴムロールに圧接し、且つゴムロールの回転方向を反対方向に変更することができる請求項4記載のガラス短繊維切断装置。
  7. 主軸に接続し、円周方向に位置した支持部材に複数の切断ロールを設置し、該主軸を回転することによりゴムロールに圧接する切断ロールが選択できる請求項1記載のガラス短繊維切断装置。
  8. 支持部材が棒状又は円板状である請求項7記載のガラス短繊維切断装置。
  9. キャリアフィルム上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布し、前記不飽和樹脂組成物の上に請求項1〜8のガラス繊維切断装置の少なくとも一つから切り出したガラス短繊維を分散、堆積させた後、その上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布した他のキャリアフィルムを、該キャリアフィルムの不飽和樹脂組成物の塗布面が接するように積層させることを特徴とするシートモールディングコンパウンドの製造法。
  10. 設置された複数の請求項1〜8のガラス繊維切断装置の少なくとも一つの該装置のゴムロールに対向する切断ロールを他の切断ロールに切り替え、液状の不飽和樹脂組成物を塗布したキャリアフィルムの該不飽和樹脂組成物上に上記各ガラス繊維切断装置から切り出したガラス短繊維を分散、堆積させた後、その上に液状の不飽和樹脂組成物を塗布した他のキャリアフィルムを、該キャリアフィルムの不飽和樹脂組成物の塗布面が接するように積層させることを特徴とするシートモールディングコンパウンドの製造法。
  11. ガラス繊維切断装置から切り出されるガラス繊維が長さ1/8〜1インチである請求項9又は10記載のシートモールディングコンパウンドの製造法。
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