JP4179370B2 - 電子装置 - Google Patents

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本発明は、バッテリと負荷とを接続する経路にPチャンネルFETを設け、バッテリから送出される直流出力を負荷に導くときにはPチャンネルFETをオン状態とする電子装置に関する。
ACアダプタから直流出力が供給されるときにはACアダプタからの直流出力を動作電源とし、ACアダプタからの直流出力の供給が停止されるときにはバッテリを動作電源とする装置の場合、バッテリから装置回路部に至る電流経路に、電流経路の接続を開閉するPチャンネルFETを設けることが多い。図4は、その技術の一例を示しており、ACアダプタ98から出力される直流出力によってDC/DCコンバータ95が動作するときには、FET93をオフとすることによって、PチャンネルFET91,92をオフにしている。一方、ACアダプタ98が取り外され、バッテリ99からの直流出力によってDC/DCコンバータ95を動作させるときには、FET93をオンとすることによって、PチャンネルFET91,92をオンさせている。
このとき、バッテリ99の電圧が低い場合では、PチャンネルFET91,92のゲート・ソース電圧が、PチャンネルFET91,92のオン抵抗を充分に低くする電圧とはならない。このため、トランジスタQ91,Q92とFET94とを設け、FET94をオンとすることによって、トランジスタQ91,Q92をオンさせている。その結果、PチャンネルFET91,92のゲート電圧がマイナス電圧となるために、PチャンネルFET91,92のゲート・ソース電圧が高くなり、PチャンネルFET91,92のオン抵抗が小さくなる。このため、バッテリ99からの直流出力は、PチャンネルFET91,92において大きな電圧降下を受けることなく、DC/DCコンバータ95に導かれる。従って、トランジスタQ91,Q92とFET94とを設けない構成の場合に比すると、バッテリ99の電圧が低くなるときにも、DC/DCコンバータ95には充分な電圧の動作電源が供給されることになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−233073号公報
しかしながら、上記構成を用いる場合には、以下に示す問題を生じていた。すなわち、トランジスタQ91を省略し、PチャンネルFET91,92のゲートを、抵抗R91を介して、直接に、DC/DCコンバータ95のマイナス出力951に接続するときでは、FET93をオフとした状態において、DC/DCコンバータ95の動作を停止させた場合、PチャンネルFET91,92のゲートに印加されたプラス電圧が、DC/DCコンバータ95内の平滑用の有極性のコンデンサC91のマイナス端子に印加される。つまり、コンデンサC91に逆極性の電圧が印加されることとなり、コンデンサC91の破壊を招く。このため、トランジスタQ91を省略することができず、トランジスタQ92とFET94と複数の抵抗とを備えた回路部96を設けて、トランジスタQ91のオンオフを制御する必要がある。しかし、回路部96を設けることは、部品点数の増加を招くため、製造原価が上昇するという問題が生じていた。
本発明は、上記の問題点を解決するため創案されたものであり、その目的は、PチャンネルFETのゲートとマイナス直流出力との接続を開閉するNPNトランジスタのオンオフを制御するための回路を簡単化することのでき、且つ、PチャンネルFETのオンオフの制御を簡単化することのできる電子装置を提供することにある。
また本発明の目的は、PチャンネルFETのゲートにコレクタが接続され、エミッタがマイナス直流出力に接続されたNPNトランジスタのベースを、ベース電流を制限する電流制限抵抗を介して接地レベルに接続し、エミッタに接続されたマイナス直流出力が送出されなくなるときには、NPNトランジスタが自動的にオフとなるようにすることで、NPNトランジスタのオンオフを制御するための回路を簡単化することのできる電子装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、商用電源を一次側入力とする商用側電源部から送出される直流出力をPチャンネルFETのゲートに導くことにより、PチャンネルFETのオンオフの制御を簡単化することのできる電子装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る電子装置は、商用電源を一次側入力とするACアダプタから送出される直流出力が電源入力端子に導かれた装置回路部と、装置回路部に設けられ、マイナス直流出力を送出するマイナス電源部と、バッテリと電源入力端子とを接続する経路を開閉するPチャンネルFETと、PチャンネルFETのゲートにコレクタが接続され、エミッタがマイナス直流出力に接続されたNPNトランジスタとを備え、商用側電源部からの直流出力の送出が停止されるときには、PチャンネルFETをオン状態として、バッテリから送出される直流出力を装置回路部に導く電子装置に適用している。そして、NPNトランジスタのベースをベース電流を制限する電流制限抵抗を介して接地レベルに接続し、ACアダプタから送出される直流出力をPチャンネルFETのゲートに導いている。
すなわち、マイナス直流出力の生成が停止されるときではNPNトランジスタをオフとし、マイナス直流出力が生成されるときではNPNトランジスタをオンとする回路は、1つの電流制限抵抗によって構成される。また、ACアダプタが直流出力を供給するときにはPチャンネルFETはオフとなり、ACアダプタが直流出力の供給を停止するときにはPチャンネルFETはオンとなる。
また本発明に係る電子装置は、商用電源を一次側入力とする商用側電源部から送出される直流出力が電源入力端子に導かれた装置回路部と、装置回路部に設けられ、マイナス直流出力を送出するマイナス電源部と、バッテリと電源入力端子とを接続する経路を開閉するPチャンネルFETと、PチャンネルFETのゲートにコレクタが接続され、エミッタがマイナス直流出力に接続されたNPNトランジスタとを備え、商用側電源部からの直流出力の送出が停止されるときには、PチャンネルFETをオン状態として、バッテリから送出される直流出力を装置回路部に導く電子装置に適用している。そして、NPNトランジスタのベースをベース電流を制限する電流制限抵抗を介して接地レベルに接続している。
すなわち、マイナス直流出力の生成が停止されるときでは、NPNトランジスタのエミッタは、比較的大きな値のインピーダンスを介して接地された状態と等価となる。従って、エミッタ電圧とベース電圧とは、ともに0Vとなるので、NPNトランジスタはオフとなる。一方、マイナス直流出力が生成されるときでは、0Vであるベースからマイナス電圧であるエミッタに向かってベース電流が流れるので、NPNトランジスタはオンとなる。つまり、マイナス直流出力の生成が停止されるときではNPNトランジスタをオフとし、マイナス直流出力が生成されるときではNPNトランジスタをオンとする回路は、1つの電流制限抵抗によって構成される。
また、上記構成に加え、商用側電源部から送出される直流出力をPチャンネルFETのゲートに導いている。すなわち、商用側電源部が直流出力を供給するときにはPチャンネルFETはオフとなり、商用側電源部が直流出力の供給を停止するときにはPチャンネルFETはオンとなる。
本発明によれば、マイナス直流出力の生成が停止されるときではNPNトランジスタをオフとし、マイナス直流出力が生成されるときではNPNトランジスタをオンとする回路は、1つの電流制限抵抗によって構成される。また、ACアダプタが直流出力を供給するときにはPチャンネルFETはオフとなり、ACアダプタが直流出力の供給を停止するときにはPチャンネルFETはオンとなる。このため、PチャンネルFETのゲートとマイナス直流出力との接続を開閉するNPNトランジスタのオンオフを制御するための回路を簡単化することができ、且つ、PチャンネルFETのオンオフの制御を簡単化することができる。
また本発明によれば、マイナス直流出力の生成が停止されるときではNPNトランジスタをオフとし、マイナス直流出力が生成されるときではNPNトランジスタをオンとする回路は、1つの電流制限抵抗によって構成される。このため、NPNトランジスタのオンオフを制御するための回路を簡単化することができる。
また、さらに、商用側電源部が直流出力を供給するときにはPチャンネルFETはオフとなり、商用側電源部が直流出力の供給を停止するときにはPチャンネルFETはオンとなるので、PチャンネルFETのオンオフの制御を簡単化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電子装置の第1の実施形態の電気的構成を示す説明図である。
図において、商用側電源部1は、商用電源41を一次側入力として、所定電圧(例えば、3V等)の直流出力を生成するACアダプタとなっており、端子21a,21bに接続される。そして、端子21aを介して導かれた直流出力42は、装置回路部3の電源入力端子25に導かれている。また、端子21bは接地レベルに接続されている。
バッテリ2は端子22a,22bに接続されるようになっており、端子22aは、PチャンネルMOSFET(請求項記載のPチャンネルFETであり、以下では、単にFETと称する)11のソースに接続されている。また、端子21bは接地レベルに接続されている。
FET11は、バッテリ2と電源入力端子25とを接続する経路を開閉するための素子となっている。このため、FET11のドレインは電源入力端子25に導かれている。なお、カソードがFET11のソースに接続され、アノードがFET11のドレインに接続されたダイオードD1は、FET11の構造に起因する寄生ダイオードとなっている。
FET11のゲートには抵抗R1の一方の端子が接続され、抵抗R1の他方の端子は、抵抗R2を介して接地されている。ダイオードD8は、そのアノードが直流出力42に接続され、そのカソードが抵抗R1と抵抗R2との接続点に導かれている。すなわち、ダイオードD8は、直流出力42をFET11のゲートに導く素子となっており、直流出力42の側から抵抗R1と抵抗R2との接続点に電流を流すが、抵抗R1と抵抗R2との接続点から直流出力42の側に電流が流れることを防止する。
また、FET11のゲートは、抵抗R3を介して、NPNトランジスタ(以下では、単にトランジスタと称する)Q1のコレクタに接続されている。また、トランジスタQ1のエミッタは、マイナス直流出力54に接続されている。また、トランジスタQ1のベースは、ベース電流を制限する電流制限抵抗R4を介して、接地レベルに接続されている。
装置回路部3は、DC/DCコンバータ4と負荷部6とを備えている。DC/DCコンバータ4は、負荷部6が必要とする複数種の電圧の直流出力51〜54を生成する。負荷部6は、DC/DCコンバータ4から送出される直流出力51〜54を動作電源として、装置として要求される動作(例えば、携帯ラジオとしての動作)を実行するブロックとなっている(マイコン7は、負荷部6の動作の制御を行う)。
DC/DCコンバータ4は、12Vの直流出力52、3.3Vの直流出力53、および、−6Vのマイナス直流出力54を生成し、出力する。また、負荷部6のマイコン7のための動作電源として、3.3Vの直流出力51を生成し、出力する。
なお、マイナス直流出力54は、DC/DCコンバータ4の一部(装置回路部3の一部)を構成するマイナス電源部5において生成される(マイナス直流出力54は、負荷部6の表示器(図示を省略)のために使用される直流出力となっている)。
また、DC/DCコンバータ4は、負荷部6に設けられたマイコン7から動作の停止の指示が送出されたときには、直流出力52〜54の生成を停止する。但し、直流出力51は、負荷部6に設けられたマイコン7の動作電源となっているため、動作の停止を指示されたときにも、直流出力51の送出を継続する。
以下に補足的な説明を行うと、マイナス電源部5に設けられたコンデンサC1は、平滑用の有極性のコンデンサとなっており、接地レベルの側がプラスとなっている。従って、直流出力54の生成が停止された状態において、外部から直流出力54の経路にプラス電圧が印加される場合、コンデンサC1には逆極性の電圧が加わる。そして、コンデンサC1に逆極性の電圧が加わる場合には、コンデンサC1の劣化を招くとともに、最悪の場合では、コンデンサC1の破壊をも招く恐れがある。
上記構成からなる第1の実施形態の動作を説明する。
いま、ACアダプタ1が端子21a,21bに接続されているとする。従って、DC/DCコンバータ4には、直流出力42が動作電源として供給される。直流出力42が供給されたDC/DCコンバータ4は直流出力51を生成するので、マイコン7は動作状態となる(直流出力52〜54の生成は停止されているとする)。
また、直流出力42は、ダイオードD8と抵抗R1とを介して、FET11のゲートに印加される。従って、FET11のゲート電圧はソース電圧に近似したレベルとなる(ゲート・ソース電圧が0V近傍となる)。従って、FET11はオフ状態となる(図2のV1は、このときのゲート・ソース電圧を示している)。このため、バッテリ2は電源入力端子25から切り離された状態となる。
また、直流出力54の経路と接地レベルとの間の直流的なインピーダンスは、直流出力54の生成が停止されるときでは、比較的大きな値となる。従って、トランジスタQ1のエミッタは、前記した比較的大きな値のインピーダンスを介して接地された状態と等価となる。また、トランジスタQ1のベースは、電流制限抵抗R4を介して接地されている。このため、直流出力54の電圧が0Vとなるとき(直流出力54の生成が停止されるとき)では、トランジスタQ1のベース電圧とエミッタ電圧とが等しくなり、トランジスタQ1は自動的にオフとなる。
従って、トランジスタQ1のコレクタには、FET11のゲートに印加された電圧に等しいプラス電圧が導かれるが、このプラス電圧はトランジスタQ1によって遮断され、直流出力54の経路には印加されない。従って、コンデンサC1の劣化や破壊といった不具合の発生が防止される。
上記状態において、マイコン7からの指示に従い、DC/DCコンバータ4が直流出力52〜54の生成を開始したとする。このときでは、負荷部6は所定の動作を実行する。また、トランジスタQ1のエミッタには、マイナス直流出力54の−6Vが印加される。従って、トランジスタQ1にはベース電流が流れ、トランジスタQ1はオン状態となる。その結果、FET11のゲートは、抵抗R3を介して、マイナス直流出力54の−6Vに接続された状態と等価となり、FET11のゲート電圧に低下が生じる。
図2の電圧V2は、FET11のゲートが抵抗R3を介してマイナス直流出力54(−6V)に接続されたとき(トランジスタQ1がオンとなったとき)のFET11のゲート・ソース電圧を示している。
なお、電圧V2については、FET11のゲート・ソース電圧が電圧V2となるときにも、FET11のオン抵抗が充分に高い値に維持されるように、その電圧が設定されている(電圧V1と電圧V2との差異が約0.3Vとなるように、抵抗R1と抵抗R3との抵抗比が設定されている)。
以上で、ACアダプタ1が接続された状態にあるときの動作説明を終了し、以下に、ACアダプタ1が取り外されたときの動作を説明する。なお、DC/DCコンバータ4は直流出力52〜54の生成を停止しているとする。
ACアダプタ1が取り外された場合、FET11のゲートは、抵抗R1と抵抗R2とを介して接地される。すなわち、FET11のゲート電圧は0Vとなる(マイナス直流出力54の生成が停止されるときでは、既に述べたように、トランジスタQ1は自動的にオフとなる)。
いま、バッテリ2の消耗が進んだ状態にあるとすると、ACアダプタ1が取り外された場合、FET11のゲート・ソース電圧は、図2に示す電圧V3となる(バッテリ2が新しいときには、FET11のゲート・ソース電圧は、V3よりも充分に高い電圧となり、オン抵抗は小さな値となる)。ゲート・ソース電圧がV3となる場合、オン抵抗は比較的大きいr1となる。しかし、DC/DCコンバータ4は、マイコン7のための直流出力51を生成するのみなので、DC/DCコンバータ4に流れ込む電流は微少となっている。従って、オン抵抗がr1と比較的大きな値となっているにもかかわらず、FET11における電圧の降下量は微少な値に留まる。従って、DC/DCコンバータ4には、バッテリ2の出力電圧にほぼ等しい電圧が導かれる。
上記状態において、マイコン7からの指示に従い、DC/DCコンバータ4が直流出力52〜54の生成を開始したとする。このときでは、トランジスタQ1が自動的にオン状態となり、抵抗R3を介して、FET11のゲートからマイナス直流出力54に電流が流れる。このため、FET11のゲート電圧が0Vを超えてマイナス側に変移するので、FET11のゲート・ソース電圧は、電圧V3から電圧V4に上昇する。その結果、FET11のオン抵抗は、r1からr2に減少する。
オン抵抗が減少したことにより得られる効果について説明すると、FET11のオン抵抗とゲート・ソース電圧との関係は反比例の関係にある。また、抵抗R3を介してFET11のゲートをマイナス直流出力54に接続する経路を設けない場合、FET11のゲート・ソース電圧については、バッテリ2の出力電圧より高い電圧とすることはできない。従って、オン抵抗に上限を設ける場合、バッテリ2に要求される出力電圧の最低値が定まる。
しかし、FET11のゲートを、抵抗R3を介して、マイナス直流出力54に接続する経路を設けるときでは、FET11のゲート・ソース電圧を、バッテリ2の出力電圧よりも高い電圧とすることができる。従って、バッテリ2に要求される出力電圧の最低値については、前記した経路を設けない場合の最低値に比すると、より低い側に延長できることになる。従って、バッテリ2を、より長く使うことができることになる。
図3は、本発明に係る電子装置の第2の実施形態の電気的構成を示す説明図であり、図1に示す構成と同一となるブロックおよび素子には、図1における符号と同一符号を付与している。
第2の実施形態と第1の実施形態とは、FET12とダイオードD2との接続を除くと、同一の構成となっている。すなわち、第1の実施形態においては、端子22aにはFET11のソースが接続され、電源入力端子25にはFET11のドレインが接続されていたのが、第2の実施形態では、端子22aにはFET12のドレインが接続され、電源入力端子25にはFET12のソースが接続されている(寄生ダイオードD2の向きも逆となる)。
上記した接続となるときにも、FET12は、第1の実施形態と同様に、ACアダプタ1が端子21a,21bに接続されるとオフ状態となり、ACアダプタ1が取り外されるとオン状態となる。また、トランジスタQ1も、第1の実施形態の同様に、マイナス直流出力54が生成されるときではオン状態となり、マイナス直流出力54の生成が停止されるときではオフ状態となる。従って、ACアダプタ1が接続され、マイナス直流出力54の生成が停止されている状態においても、マイナス直流出力54の経路にプラス電圧が印加されることは防止される。
また、ACアダプタ1が取り外された状態において、DC/DCコンバータ4が動作状態となるときでは、FET12のゲート電圧はマイナス電圧となって、ゲート・ソース電圧が高くなるため、FET12のオン抵抗は小さくなる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、負荷部6については、携帯ラジオとした場合について説明したが、プラスの直流出力とマイナスの直流出力とを用いるその他の構成(例えば、ICレコーダや携帯型MD再生装置、あるいはデジタルカメラ等)の場合にも、同様に適用することができる。
また、マイナス直流出力54については、電圧が−6Vである場合について説明したが、その他のマイナス電圧となるときにも、同様に適用することができる。
本発明に係る電子装置の第1の実施形態の電気的構成を示す説明図である。 FETのゲート・ソース電圧とオン抵抗との関係を示す説明図である。 第2の実施形態の電気的構成を示す説明図である。 従来技術の電気的構成を示す説明図である。
符号の説明
1 ACアダプタ(商用側電源部)
2 バッテリ
3 装置回路部
5 マイナス電源部
11,12 PチャンネルFET
25 電源入力端子
41 商用電源
42 直流出力
54 マイナス直流出力
Q1 NPNトランジスタ
R4 電流制限抵抗

Claims (3)

  1. 商用電源を一次側入力とするACアダプタから送出される直流出力が電源入力端子に導かれた装置回路部と、
    装置回路部に設けられ、マイナス直流出力を送出するマイナス電源部と、
    バッテリと電源入力端子とを接続する経路を開閉するPチャンネルFETと、
    PチャンネルFETのゲートにコレクタが接続され、エミッタがマイナス直流出力に接続されたNPNトランジスタとを備え、
    商用側電源部からの直流出力の送出が停止されるときには、PチャンネルFETをオン状態として、バッテリから送出される直流出力を装置回路部に導く電子装置において、
    NPNトランジスタのベースをベース電流を制限する電流制限抵抗を介して接地レベルに接続し、
    ACアダプタから送出される直流出力をPチャンネルFETのゲートに導いたことを特徴とする電子装置。
  2. 商用電源を一次側入力とする商用側電源部から送出される直流出力が電源入力端子に導かれた装置回路部と、
    装置回路部に設けられ、マイナス直流出力を送出するマイナス電源部と、
    バッテリと電源入力端子とを接続する経路を開閉するPチャンネルFETと、
    PチャンネルFETのゲートにコレクタが接続され、エミッタがマイナス直流出力に接続されたNPNトランジスタとを備え、
    商用側電源部からの直流出力の送出が停止されるときには、PチャンネルFETをオン状態として、バッテリから送出される直流出力を装置回路部に導く電子装置において、
    NPNトランジスタのベースをベース電流を制限する電流制限抵抗を介して接地レベルに接続したことを特徴とする電子装置。
  3. 商用側電源部から送出される直流出力をPチャンネルFETのゲートに導いたことを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
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