JP7023561B2 - 充放電制御回路及びこれを備えたバッテリ装置 - Google Patents

充放電制御回路及びこれを備えたバッテリ装置 Download PDF

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Description

本発明は、充放電制御回路及びこれを備えたバッテリ装置に関する。
一般に、バッテリ装置は、過充電、過放電、放電過電流、及び充電過電流を検出し、充放電を制御する充放電制御回路を含む充放電制御装置を備え、これにより、二次電池を保護するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、現在では、充放電制御装置を二つ備えたバッテリ装置が用いられるようになってきている。このような充放電制御装置を二つ備えた従来のバッテリ装置50のブロック図を図8に示す。
バッテリ装置50は、二次電池SCと、二次電池SCに接続され、互いに同一の構成を有する第1及び第2の充放電制御装置51a及び51bと、外部正極端子EB+と、外部負極端子EB-とを備えている。外部正極端子EB+と外部負極端子EB-との間には、充電器CHが接続される。
充放電制御装置51a(51b)は、充放電制御回路510a(510b)と、放電制御FET521a(521b)と、充電制御FET522a(522b)と、抵抗素子530a(530b)及び540a(540b)とを備えている。
充放電制御回路510a(510b)は、正極電源端子VDDa(VDDb)と、負極電源端子VSSa(VSSb)と、過電流検出端子VIa(VIb)と、放電制御端子DOa(DOb)と、充電制御端子COa(COb)と、外部負電圧入力端子VMa(VMb)とを有し、各端子は、図示のように接続されている。
このような二つの充放電制御装置51a及び51bを有するバッテリ装置50によれば、万が一、第1の充放電制御装置51aが動作できなかった場合においても、第2の充放電制御装置51bが動作するため、より安全性を高めることができる。
特開2005-168159号公報
しかしながら、図8に示すバッテリ装置50においては、以下のような問題が発生する。
充電器CHが接続された状態において、第2の充放電制御装置51bによって過充電又は充電過電流が検出され、充電制御FET522bがオフとなった場合、充放電制御回路510a(「充電器側の充放電制御回路」ともいう)が制御している放電制御FET521a及び充電制御FET522aの各ゲート・ソース間に充電器CHの電圧が印加されることとなる。
バッテリ装置50に接続される充電器CHの電圧は、二次電池SCの電圧(例えば3.8V)よりも大きい電圧であればよいため、様々な電圧の充電器を用いることができる。したがって、二次電池SCの電圧よりも遥かに大きい電圧(例えば20V)の充電器が使用されることもある。
上述のとおり、放電制御FET521a及び充電制御FET522aの各ゲート・ソース間には、充電器CHの電圧が印加される場合があることから、放電制御FET521a及び充電制御FET522aのゲート・ソース間耐圧は、充電器CHの電圧よりも高い必要がある。
したがって、放電制御FET521a及び充電制御FET522aには、高耐圧のFETを用いなければならず、かかるFETは、高オン抵抗、大型、且つ高価となってしまうという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、充放電制御装置を二つ備えてバッテリ装置を構成した場合に、充電器側の充放電制御回路によって制御される充放電制御FETとして、高耐圧のFETではなく、低耐圧のFETを用いることが可能な充放電制御回路及びこれを備えたバッテリ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の充放電制御回路は、二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負極端子の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負極端子の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の充放電制御回路は、二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、前記正極電源端子、前記負極電源端子、前記充電制御端子、前記放電制御端子、及び前記第1のクランプ回路と、前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記放電制御FETの他端の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路と、前記第1及び第2のクランプ回路の動作を制御する信号が入力される制御端子とを備え、前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路は、前記制御端子に入力される信号がハイレベルのとき、動作を停止させることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の充放電制御回路は、二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、前記正極電源端子、前記負極電源端子、前記充電制御端子、及び前記放電制御端子と、前記外部負極端子に接続される外部負電圧入力端子と、前記放電制御FETの他端に接続され、前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子と、前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記過電流検出端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを備え、前記充電器の正極が前記正極電源端子に接続され、前記充電器の負極が前記外部負電圧入力端子に接続され、前記正極電源端子と前記外部負電圧入力端子との間の電圧が前記二次電池の電圧よりも高い所定の電圧になると、前記第1及び第2のクランプ回路が動作することを特徴とする。
本発明のバッテリ装置は、二次電池と、負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、前記二次電池に接続された第1及び第2の充放電制御回路と、一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETとを備え、前記第1の充放電制御回路は、上述した充放電制御回路を有していることを特徴とする。
本発明によれば、外部負極端子に充電器の負極が接続された状態で、充電制御端子から充電を許可するハイレベルの信号が出力されているとき、充電制御端子からの出力信号によってオンオフ制御される充電制御FETのソース電圧が充電器の負極の電圧となった場合でも、上記ハイレベルの信号は、外部負極端子の電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプされた信号となる。すなわち、充電制御FETのゲート・ソース間にかかる電圧が上記所定の電圧となるため、この所定の電圧を低く設定すれば、少なくとも充電制御FETとして低耐圧のFETを用いることが可能となる。
本発明の第1の実施形態のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の第2の例のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の第3の例のバッテリ装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の第4の例を示すバッテリ装置を示すブロック図である。 従来のバッテリ装置を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のバッテリ装置10を示すブロック図である。
本実施形態のバッテリ装置10は、二次電池SCと、第1の充放電制御装置11と、第2の充放電制御装置12と、充電器CH及び負荷(図示せず)が接続される外部正極端子EB+及び外部負極端子EB-とを備えている。
第1の充放電制御装置11は、第1の充放電制御回路110(「充電器側の充放電制御回路」ともいう)と、放電制御FET121と、充電制御FET122と、過電流検出用抵抗130と、抵抗140とを備えている。
第1の充放電制御回路110は、二次電池SCの電圧を監視するための正極電源端子VDD1及び負極電源端子VSS1と、過電流検出端子VI1と、放電制御端子DO1と、充電制御端子CO1と、外部負電圧入力端子VM1とを備えている。
放電制御FET121は、ゲートが放電制御端子DO1に接続されており、放電制御端子DO1から出力される第1の放電制御信号によりオンオフ制御される。充電制御FET122は、ゲートが充電制御端子CO1に接続されており、充電制御端子CO1から出力される第1の充電制御信号によりオンオフ制御される。
第2の充放電制御装置12は、第2の充放電制御回路210と、放電制御FET221と、充電制御FET222と、過電流検出用抵抗230と、抵抗240とを備えている。
第2の充放電制御回路210は、正極電源端子VDD2と、負極電源端子VSS2と、過電流検出端子VI2と、放電制御端子DO2と、充電制御端子CO2と、外部負電圧入力端子VM2とを備えている。
放電制御FET221は、ゲートが放電制御端子DO2に接続されており、放電制御端子DO2から出力される第2の放電制御信号によりオンオフ制御される。充電制御FET222は、ゲートが充電制御端子CO2に接続されており、充電制御端子CO2から出力される第2の充電制御信号によりオンオフ制御される。
充電制御FET122は、一端が外部負極端子EB-に接続され、放電制御FET121は、一端が充電制御FET122の他端に接続され、過電流検出用抵抗130は、一端が放電制御FET121の他端に接続され、充電制御FET222は、一端が過電流検出用抵抗130の他端に接続され、放電制御FET221は、一端が充電制御FET222の他端に接続され、過電流検出用抵抗230は、一端が放電制御FET221の他端に接続され、他端が二次電池SCの負極に接続されている。
第1の充放電制御回路110の正極電源端子VDD1と第2の充放電制御回路210の正極電源端子VDD2は、二次電池SCの正極に接続され、第1の充放電制御回路110の負極電源端子VSS1は、充電制御FET222、放電制御FET221、及び過電流検出用抵抗230を介して二次電池SCの負極に接続され、第2の充放電制御回路210の負極電源端子VSS2は、二次電池SCの負極に接続されている。
第1の充放電制御回路110の外部負電圧入力端子VM1は、抵抗140を介して充電制御FET122の一端に接続されている。また、第2の充放電制御回路210の外部負電圧入力端子VM2は、抵抗240を介して充電制御FET222の一端に接続されている。
第1の充放電制御回路110は、さらに、検出制御回路111と、出力ドライバ112及び113と、クランプ回路114及び115とを備えて構成されている。
検出制御回路111は、正極電源端子VDD1、負極電源端子VSS1、過電流検出端子VI1、及び外部負電圧入力端子VM1の電圧を入力として受けている。そして、二次電池SCの放電を許可するときハイレベルの信号を出力ドライバ112の入力端に出力し、放電を禁止するときロウレベルの信号を出力ドライバ112の入力端に出力し、二次電池SCの充電を許可するときハイレベルの信号を出力ドライバ113の入力端に出力し、充電を禁止するときロウレベルの信号を出力ドライバ113の入力端に出力する。
出力ドライバ112及び113の出力端は、それぞれ放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1に接続されている。
クランプ回路114及び115は、放電制御端子DO1と外部負電圧入力端子VM1との間及び充電制御端子CO1と外部負電圧入力端子VM1との間にそれぞれ接続されている。クランプ回路114及び115は、出力ドライバ112の出力端及び出力ドライバ113の出力端と外部負電圧入力端子VM1との間の電圧が所定の電圧を超えると、外部負電圧入力端子VM1の電圧(すなわち外部負極端子EB-の電圧)を基準電圧とし、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧を、それぞれ基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする。
また、クランプ回路114は、出力ドライバ113の入力端に接続されたイネーブル端子114eを備えている。
次に、バッテリ装置10の動作について以下に説明する。
ここでは、外部正極端子EB+と外部負極端子EB-との間に充電器CHが接続され、充電制御FET122、222、及び放電制御FET121、221が全てオンである状態から、第2の充放電制御装置12によって過充電又は充電過電流が検出された場合の動作について説明する。
第2の充放電制御装置12によって過充電又は充電過電流が検出されると、充電制御FET222がオフとなる。これにより、過電流検出用抵抗130が二次電池SCの負極から切り離された状態となるため、負極電源端子VSS1の電圧、過電流検出端子VI1の電圧、放電制御FET121と充電制御FET122との接続点の電圧、外部負電圧入力端子VM1の電圧、及び外部負極端子EB-の電圧は、いずれも充電器CHの負極の電圧になっていく。したがって、正極電源端子VDD1と外部負電圧入力端子VM1との間の電圧は、充電器CHの電圧になっていく。
正極電源端子VDD1と外部負電圧入力端子VM1(すなわち外部負極端子EB-)との間の電圧が二次電池SCの電圧(例えば3.8V)よりも高い所定の電圧(例えば5V)になると、クランプ回路114及び115が動作して、外部負電圧入力端子VM1の電圧(すなわち外部負極端子EB-の電圧)を基準電圧とし、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧をそれぞれ外部負極端子EB-の電圧よりも所定の電圧(例えば5V)分高い電圧にクランプする。したがって、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1から出力されるハイレベルの信号は、上述のようにクランプされた電圧となる。
これにより、放電制御FET121及び充電制御FET122の各ゲート・ソース間には、充電器CHの電圧ではなく、クランプされた放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧と充電器CHの負極の電圧との差の電圧、すなわち上記所定の電圧が印加される。該所定の電圧は、充電器の電圧(例えば20V)よりも十分に小さくすることができる。
放電制御FET121及び充電制御FET122のゲート・ソース間耐圧は、上記所定の電圧よりも高ければよいため、所定の電圧が上記のように5Vであれば、放電制御FET121及び充電制御FET122として、例えば、耐圧が6VのFETを用いることが可能となる。したがって、高オン抵抗、大型、且つ高価な高耐圧のFETを用いる必要がなくなるという効果が得られる。
以上のように、本実施形態によれば、充放電制御回路を二つ設けることにより安全性を高くするとともに、充電器側の充放電制御回路によって制御される放電制御FET及び充電制御FETとして、低耐圧のFETを用いることが可能となる。したがって、安価且つ小型なバッテリ装置を提供することができる。
本実施形態においては、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧を、外部負電圧入力端子VM1の電圧を基準電圧として、当該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする例を示したが、基準電圧として用いる電圧は、外部負電圧入力端子VM1の電圧には限られない。充電制御FET222がオフとなったときに、充電器CHの負極の電圧、すなわち外部負極端子EB-の電圧となる端子の電圧を基準電圧とすればよく、過電流検出端子VI1や負極電源端子VSS1の電圧を基準電圧として用いることも可能である。また、第1の充放電制御回路110に放電制御FET121と充電制御FET122との接続点の電圧が入力される端子を追加して、該端子の電圧を基準電圧として用いてもよい。
なお、本実施形態では、上述のとおり、クランプ回路114が出力ドライバ113の入力端に接続されたイネーブル端子114eを備えている。これは、外部正極端子EB+と外部負極端子EB-との間に充電器CHが接続され、充電制御FET122、222、及び放電制御FET121、221が全てオンである状態から、第1及び第2の充放電制御装置11及び12のうち、少なくとも第1の充放電制御装置11によって過充電又は充電過電流が検出されて充電制御FET122がオフした場合に、放電制御FET121のゲート・ソース間に大きな電圧がかかる状態を回避するためのものである。
すなわち、例えば、充電制御FET122、222、及び放電制御FET121、221が全てオンである状態から、充電制御FET122のみがオフすると、放電制御FET121が外部負極端子EB-から切り離された状態となる。そのため、放電制御FET121の他端(ソース)の電圧は、二次電池SCの負極の電圧と同じ電圧(例えば-3.8V(正極を0Vとした場合))となる。この状態で、放電制御端子DO1の電圧が外部負極端子EB-の電圧(例えば-20V(外部正極端子EB+を0Vとした場合))よりも所定の電圧(例えば5V)分高い電圧(例えば-15V)にクランプされると、放電制御FET121のゲート・ソース間に大きな電圧(例えば11.2V)がかかることとなる。このような状態になると、放電制御FET121として、上述のように、例えば耐圧が6VのFETを用いている場合、この耐圧を超える電圧が放電制御FET121のゲート・ソース間にかかってしまい、放電制御FET121が破壊されてしまうことになる。
そこで、出力ドライバ113に入力される検出制御回路111からの信号がクランプ回路114のイネーブル端子114eにも入力されるようにし、充電制御FET122をオフするためのロウレベルの信号が検出制御回路111から出力ドライバ113に出力されたときには、イネーブル端子114eにロウレベルの信号が入力されたことに基づき、クランプ回路114がディスエーブルされる構成とすることにより、上記のような状態を回避している。
上記のような状態を回避する別の構成のバッテリ装置を第2及び第3の実施形態として以下に説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態のバッテリ装置20を示すブロック図である。
本実施形態のバッテリ装置20は、クランプ回路114が外部負電圧入力端子VM1と放電制御端子DO1との間ではなく、過電流検出端子VI1と放電制御端子DO1との間に接続されている点と、クランプ回路114がイネーブル端子114eを備えていない点で、第1の実施形態のバッテリ装置10と異なっている。
その他の構成については、図1のバッテリ装置10と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
かかるバッテリ装置20によれば、クランプ回路114は、過電流検出端子VI1の電圧、すなわち、放電制御FET121の他端(ソース)の電圧を基準電圧とし、放電制御端子DO1の電圧を基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプするため、外部正極端子EB+と外部負極端子EB-との間に充電器CHが接続され、充電制御FET122、222、及び放電制御FET121、221が全てオンである状態から、第1の充放電制御装置11によって過充電又は充電過電流が検出されて充電制御FET122のみがオフした場合でも、放電制御FET121のゲート・ソース間には所定の電圧しかかからない。
したがって、本実施形態によれば、イネーブル端子114eを設けることなく、放電制御FET121として低耐圧のFETを用いることができる。
図3は、本発明の第3の実施形態のバッテリ装置30を示すブロック図である。
本実施形態のバッテリ装置30は、クランプ回路114が外部負電圧入力端子VM1と放電制御端子DO1との間ではなく、負極電源端子VSS1と放電制御端子DO1との間に接続されている点、クランプ回路114がイネーブル端子114eを備えていない点、過電流検出用抵抗130、230を備えていない点、及び過電流検出端子VI1、VI2を備えていない点で、第1の実施形態のバッテリ装置10と異なっている。
その他の構成については、図1のバッテリ装置10と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
バッテリ装置30は、上述のとおり、過電流検出用抵抗130、230及び過電流検出端子VI1、VI2を備えておらず、過電流の検出は、第1の充放電制御回路110においては、外部負電圧入力端子VM1の電圧と負極電源端子VSS1の電圧との差に基づいて行われ、第2の充放電制御回路210においては、外部負電圧入力端子VM2の電圧と負極電源端子VSS2の電圧との差に基づいて行われる。
このように、過電流検出用抵抗130、230が設けられていないことから、クランプ回路114を負極電源端子VSS1と放電制御端子DO1との間に接続している。
かかるバッテリ装置30によれば、クランプ回路114は、負極電源端子VSS1の電圧、すなわち、図2に示すバッテリ装置20と同様、放電制御FET121の他端(ソース)の電圧を基準電圧とし、放電制御端子DO1の電圧を基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプするため、外部正極端子EB+と外部負極端子EB-との間に充電器CHが接続された状態で、充電制御FET122のみがオフした場合でも、放電制御FET121のゲート・ソース間には所定の電圧しかかからない。
したがって、本実施形態によっても、第2の実施形態のバッテリ装置20と同様、イネーブル端子114eを設けることなく、放電制御FET121として低耐圧のFETを用いることができる。
このように、第2及び第3の実施形態によれば、イネーブル端子114eを設けずに、第1の実施形態と同様、充電器側の充放電制御回路によって制御される放電制御FET及び充電制御FETとして、低耐圧のFETを用いることが可能となり、安価且つ小型なバッテリ装置を提供することができる。
なお、図2に示すバッテリ装置20において、配線の都合等により、クランプ回路114を過電流検出端子VI1に接続することが困難な場合などには、図3に示すバッテリ装置30のように、クランプ回路114を負極電源端子VSS1と放電制御端子DO1との間に接続するよう構成しても構わない。
第1~第3の実施形態において、クランプ回路114及び115としては、例えば、降伏電圧が上記所定の電圧であるツェナーダイオードを用いることができる。このようなツェナーダイオードを用いれば、出力ドライバ112の出力端及び出力ドライバ113の出力端と外部負電圧入力端子VM1との間の電圧が降伏電圧を超えたときのみクランプ回路114及び115が動作するため、このときだけクランプ回路114及び115に電流が流れ、それ以外のときには流れないことから、消費電流が不必要に増加することはない。
しかしながら、ツェナーダイオードを半導体基板上に他の素子と共に集積することは困難なため、ダイオード接続したMOSトランジスタ等のインピーダンス素子を複数直列に接続したものをクランプ回路114及び115として用いる場合もある。
この場合、クランプ回路114及び115に常時電流が流れることとなるため、消費電流の増大につながってしまう。
そこで、このような問題を解決したバッテリ装置を第4の実施形態として、以下に説明する。
図4は、本発明の第4の実施形態のバッテリ装置40-1を示すブロック図である。
本実施形態のバッテリ装置40-1は、第1の実施形態のバッテリ装置10に対し、以下の点が異なっている。
クランプ回路114及び115と外部負電圧入力端子VM1との間に、それぞれスイッチ素子41及び42が設けられ、さらに、検出制御回路111がスイッチ制御信号SWCを出力し、これらスイッチ素子41及び42のオンオフを制御する構成となっている。
その他の構成については、図1のバッテリ装置10と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
動作についても、第1の実施形態のバッテリ装置10とほぼ同じであるが、クランプ回路114及び115の動作と停止の仕方が第1の実施形態と異なる。
検出制御回路111は、正極電源端子VDD1と外部負電圧入力端子VM1(外部負極端子EB-)の電圧をモニターし、両者間の電圧が二次電池SCの電圧よりも高い所定の電圧になったことを検出すると、スイッチ制御信号SWCを第1のレベルにして、スイッチ素子41及び42をオンにする。これにより、クランプ回路114及び115が動作して、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧を、それぞれ基準電圧である外部負電圧入力端子VM1の電圧(外部負極端子EB-の電圧)よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする。
また、正極電源端子VDD1と外部負電圧入力端子VM1との間の電圧が上記所定の電圧を下回ったことを検出すると、スイッチ制御信号SWCを第2のレベルにして、スイッチ素子41及び42をオフにする。これにより、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧をクランプする必要がないときには、クランプ回路114及び115の動作が停止する。
かかる構成により、不要な消費電流の増加を防止することが可能となる。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、消費電流を抑制することができる。
図5に、第4の実施形態の第2の例のバッテリ装置40-2のブロック図を示す。
バッテリ装置40-2は、図4のバッテリ装置40-1に対し、以下の点が異なっている。なお、以下の点以外の構成については、図4のバッテリ装置40-1と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
バッテリ装置40-2においては、第1の充放電制御回路110が制御端子CTLをさらに備えており、制御端子CTLは、第2の充放電制御回路210の充電制御端子CO2に接続されている。そして、制御端子CTLに入力される信号に基づいて生成されるスイッチ制御信号SWCにより、スイッチ素子41及び42のオンオフを制御する。
充電制御端子CO2がハイレベルの信号を出力しているとき、すなわち、充電制御FET222がオンしているとき、スイッチ制御信号SWCが第2のレベルとなり、これにより、スイッチ素子41及び42はオフとなる。したがって、クランプ回路114及び115の動作が停止する。
一方、充電制御端子CO2がロウレベルの信号を出力しているとき、すなわち、充電制御FET222がオフしているとき、スイッチ制御信号SWCが第1のレベルとなり、これにより、スイッチ素子41及び42はオンとなる。したがって、クランプ回路114及び115が動作して、放電制御端子DO1及び充電制御端子CO1の電圧を、それぞれ基準電圧である外部負電圧入力端子VM1の電圧(外部負極端子EB-の電圧)よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする。
図4に示すバッテリ装置40-1では、検出制御回路111内に、正極電源端子VDD1と外部負電圧入力端子VM1の電圧をモニターし、両者間の電圧を検出する回路(図示せず)を設けなければならないのに対し、本例のバッテリ装置40-2によれば、端子が一つ増えるものの、そのような回路を設ける必要がなく、簡易な構成で、スイッチ素子41及び42のオンオフを制御することができる。
図6に、第4の実施形態の第3の例のバッテリ装置40-3のブロック図を示す。
バッテリ装置40-3は、図4のバッテリ装置40-1に対し、以下の点が異なっている。なお、以下の点以外の構成については、図4のバッテリ装置40-1と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
バッテリ装置40-3においては、第1の充放電制御装置11の過電流検出用抵抗130が、放電制御FET121と充電制御FET222との間ではなく、放電制御FET221と過電流検出用抵抗230との間に接続されている。
本例のバッテリ装置40-3によれば、充電器CHが接続された状態で、充電制御FET222がオフした場合でも、第1の充放電制御回路110の負極電源端子VSS1の電圧は、二次電池SCの負極の電圧となるため、正極電源端子VDD1と負極電源端子VSS1との間の電圧は、充電器CHの電圧ではなく、二次電池SCの電圧となる。したがって、検出制御回路111の耐圧を下げることができるため、第1の充放電制御回路110を安価に製造することが可能となる。
なお、本例においては、検出制御回路111を、負極電源端子VSS1又は過電流検出端子VI1と外部負電圧入力端子VM1の電圧をモニターして、正極電源端子VDD1と外部負極端子EB-との間の電圧が二次電池SCの電圧よりも高い所定の電圧になったことを検出するように構成しても良い。
図7に、第4の実施形態の第4の例のバッテリ装置40-4のブロック図を示す。
バッテリ装置40-4は、図6のバッテリ装置40-3に対し、以下の点が異なっている。なお、以下の点以外の構成については、図6のバッテリ装置40-3と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
バッテリ装置40-4においては、第1の充放電制御回路110が過電流検出端子VI12をさらに備え、過電流検出端子VI12が過電流検出用抵抗130と過電流検出用抵抗230の接続点に接続されている。また、第1の充放電制御回路110の負極電源端子VSS1が二次電池SCの負極に接続されている。
本例のバッテリ装置40-4によれば、負極電源端子VSS1が過電流検出用抵抗230を介さずに直接二次電池SCの負極に接続されているため、二次電池SCの電圧を精度良く検出することが可能となる。
なお、第4の実施形態である図4~7に示すバッテリ装置40-1~40-4では、図1に示す第1の実施形態のバッテリ装置10と同様に、クランプ回路114及び115の基準電圧を外部負電圧入力端子VM1の電圧とし、クランプ回路114が出力ドライバ113の入力端に接続されたイネーブル端子114eを備えている例を示した。しかし、これらバッテリ装置40-1~40-4においても、図2及び図3に示すバッテリ装置20及び30のように、クランプ回路114にイネーブル端子114eを設けず、クランプ回路114の基準電圧として過電流検出端子VI1や負極電源端子VSS1の電圧を用いることももちろん可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、図4、図6、及び図7に示すバッテリ装置40-1、40-3、及び40-4では、外部負電圧入力端子VM1と正極電源端子VDD1との間の電圧に基づいてスイッチ素子41及び42を制御する例を示したが、外部負電圧入力端子VM1に限らず、充電制御FET222がオフとなったときに充電器CHの負極の電圧、すなわち外部負極端子EB-の電圧となる別の端子と正極電源端子VDD1との間の電圧に基づいてスイッチ素子41及び42を制御するようにしてもよい。
また、図1及び図4~図7に示すバッテリ装置10、40-1~40-4では、充放電制御回路110が放電制御端子DO1と外部負電圧入力端子VM1との間及び充電制御端子CO1と外部負電圧入力端子VM1との間にそれぞれクランプ回路114及び115を備える例を示したが、充電制御FET222がオフとなったことを検出して充電制御FET122をオフにするように構成すれば、放電制御FET121のゲート・ソース間電圧のみをクランプすれば良い。すなわち、充放電制御回路110は、クランプ回路114のみを備える構成としても良い。
また、充放電制御装置11、12は、それぞれ放電制御FET121及び充電制御FET122と放電制御FET221及び充電制御FET222を備える例を示したが、それぞれ1つの双方向導通型FETを備えた構成としても良い。その場合も、充放電制御装置11は、充放電制御装置12に接続された双方向導通型FETがオフとなったとき、充放電制御装置11に接続された双方向導通型FETがクランプ回路によって保護されるように構成すればよい。
10、20、30、40-1、40-2、40-3、40-4 バッテリ装置
11、12 充放電制御装置
110、210 充放電制御回路
114、115 クランプ回路
114e イネーブル端子
121、221 放電制御FET
122、222 充電制御FET
111 検出制御回路
VDD1、VDD2 正極電源端子
VSS1、VSS2 負極電源端子
VI1、VI2、VI12 過電流検出端子
DO1、DO2 放電制御端子
CO1、CO2 充電制御端子
VM1、VM2 外部負電圧入力端子
SC 二次電池
CH 充電器
EB+ 外部正極端子
EB- 外部負極端子

Claims (15)

  1. 二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、
    前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、
    一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、
    一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、
    前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負極端子の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、
    前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負極端子の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを備えることを特徴とする充放電制御回路。
  2. 前記外部負極端子に接続される外部負電圧入力端子をさらに備え、
    前記第1のクランプ回路の基準電圧及び前記第2のクランプ回路の基準電圧が、前記外部負極端子の電圧に代えて、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧であることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御回路。
  3. 前記放電制御FETの他端に接続され、前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子をさらに備え、
    前記第1のクランプ回路の基準電圧及び前記第2のクランプ回路の基準電圧が、前記外部負極端子の電圧に代えて、前記過電流検出端子に入力される電圧であることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御回路。
  4. 前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路の動作を制御する信号が入力される制御端子をさらに備え、
    前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路は、前記制御端子に入力される信号がハイレベルのとき、動作を停止させるように構成されることを特徴とする請求項1又は3に記載の充放電制御回路。
  5. 前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路の動作を制御する信号が入力される制御端子をさらに備え、
    前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路は、前記制御端子に入力される信号がハイレベルのとき、動作を停止させるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の充放電制御回路。
  6. 二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、
    前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、
    一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、
    一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、
    前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負極端子の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、
    前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記放電制御FETの他端の電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路と、
    前記第1及び第2のクランプ回路の動作を制御する信号が入力される制御端子とを備え、
    前記第1のクランプ回路及び第2のクランプ回路は、前記制御端子に入力される信号がハイレベルのとき、動作を停止させることを特徴とする充放電制御回路。
  7. 前記外部負極端子に接続される外部負電圧入力端子と、
    前記放電制御FETの他端に接続され、前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子とをさらに備え、
    前記第1のクランプ回路の基準電圧が、前記外部負極端子の電圧に代えて、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧であり、
    前記第2のクランプ回路の基準電圧が、前記放電制御FETの他端の電圧に代えて、前記過電流検出端子に入力される電圧であることを特徴とする請求項6に記載の充放電制御回路。
  8. 前記充電器の正極が前記正極電源端子に接続され、前記充電器の負極が前記外部負電圧入力端子に接続され、前記正極電源端子と前記外部負電圧入力端子との間の電圧が前記二次電池の電圧よりも高い所定の電圧になると、前記第1及び第2のクランプ回路が動作することを特徴とする請求項2、5及び7のいずれか一項に記載の充放電制御回路。
  9. 前記外部負極端子に接続される外部負電圧入力端子をさらに備え、
    前記第1のクランプ回路の基準電圧が、前記外部負極端子の電圧に代えて、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧であり、
    前記第2のクランプ回路の基準電圧が、前記放電制御FETの他端の電圧に代えて、前記負極電源端子に入力される電圧であることを特徴とする請求項6に記載の充放電制御回路。
  10. 二次電池の充放電を制御するための充放電制御回路であって、
    前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、
    一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、
    一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、
    前記外部負極端子に接続される外部負電圧入力端子と、
    前記放電制御FETの他端に接続され、前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子と、
    前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、
    前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記過電流検出端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを備え、
    前記充電器の正極が前記正極電源端子に接続され、前記充電器の負極が前記外部負電圧入力端子に接続され、前記正極電源端子と前記外部負電圧入力端子との間の電圧が前記二次電池の電圧よりも高い所定の電圧になると、前記第1及び第2のクランプ回路が動作することを特徴とする充放電制御回路。
  11. 二次電池と、
    負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、
    前記二次電池に接続された、第1の充放電制御回路及び第2の充放電制御回路と、
    一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、
    一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、
    一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、
    一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETとを備え、
    前記第1の充放電制御回路は、請求項1から10の何れか一項に記載の充放電制御回路を有していることを特徴とするバッテリ装置。
  12. 二次電池と、
    負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、
    前記二次電池に接続された、第1及び第2の充放電制御回路と、
    一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、
    一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、
    一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、
    一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETと、
    一端が前記第2の放電制御FETの他端に接続された第1の過電流検出用抵抗と、
    一端が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の過電流検出用抵抗とを備え、
    前記第1の充放電制御回路は、前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子をさらに有する請求項1、2及び6の何れか一項に記載の充放電制御回路であって、
    前記過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の一端に接続され、前記負極電源端子が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続されていることを特徴とするバッテリ装置。
  13. 二次電池と、
    負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、
    前記二次電池に接続された第1及び第2の充放電制御回路と、
    一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、
    一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、
    一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、
    一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETと、
    一端が前記第2の放電制御FETの他端に接続された第1の過電流検出用抵抗と、一端が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の過電流検出用抵抗とを備え、
    前記第1の充放電制御回路は、前記二次電池の過電流を検出するための第1及び第2の過電流検出端子をさらに有する請求項1、2及び6の何れか一項に記載の充放電制御回路であって、
    前記第1の過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の一端に接続され、前記第2の過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、前記負極電源端子が前記二次電池の負極に接続されていることを特徴とするバッテリ装置。
  14. 二次電池と、
    負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、
    前記二次電池に接続された、第1及び第2の充放電制御回路と、
    一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、
    一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、
    一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、
    一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETと、
    一端が前記第2の放電制御FETの他端に接続された第1の過電流検出用抵抗と、
    一端が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の過電流検出用抵抗とを備え、
    前記第1の充放電制御回路は、
    前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、
    一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、
    一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、
    前記外部負極端子に接続された外部負電圧入力端子と、
    前記二次電池の過電流を検出するための過電流検出端子と、
    前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、
    前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記負極電源端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを有し、
    前記過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の一端に接続され、前記負極電源端子が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続されていることを特徴とするバッテリ装置。
  15. 二次電池と、
    負荷及び充電器が接続される外部正極端子及び外部負極端子と、
    前記二次電池に接続された、第1及び第2の充放電制御回路と、
    一端が前記外部負極端子に接続された第1の充電制御FETと、
    一端が前記第1の充電制御FETの他端に接続された第1の放電制御FETと、
    一端が前記第1の放電制御FETの他端に接続された第2の充電制御FETと、
    一端が前記第2の充電制御FETの他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の放電制御FETと、
    一端が前記第2の放電制御FETの他端に接続された第1の過電流検出用抵抗と、
    一端が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、他端が前記二次電池の負極に接続された第2の過電流検出用抵抗とを備え、
    前記第1の充放電制御回路は、
    前記二次電池の電圧を監視するための正極電源端子及び負極電源端子と、
    一端が負荷及び充電器の負極が接続される外部負極端子に接続された充電制御FETのゲートに接続される充電制御端子と、
    一端が前記充電制御FETの他端に接続された放電制御FETのゲートに接続される放電制御端子と、
    前記外部負極端子に接続された外部負電圧入力端子と、
    前記二次電池の過電流を検出するための第1及び第2の過電流検出端子と、
    前記充電制御端子に出力される前記充電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記外部負電圧入力端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第1のクランプ回路と、
    前記放電制御端子に出力される前記放電制御FETをオンさせるハイレベルの信号を、前記負極電源端子に入力される電圧を基準電圧とし、該基準電圧よりも所定の電圧分高い電圧にクランプする第2のクランプ回路とを有し、
    前記第1の過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の一端に接続され、前記第2の過電流検出端子が前記第1の過電流検出用抵抗の他端に接続され、前記負極電源端子が前記二次電池の負極に接続されていることを特徴とするバッテリ装置。
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