JP4179234B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置の、半導体パッケージと母基板との接続状態を検査する実装検査方法が知られている。
この実装検査方法(実装検査システム)においては、接続端子(半田パッド)が接続される少なくとも2つのパッド(接続パッド)から配線パターン(パターン配線)を延ばして、実装後の半導体パッケージ(電子部品)によって覆われない基板上の位置にテスト用パッド(テストランド)を形成する。そして、半導体パッケージの配線パターン(内部パターン配線)と基板の配線パターンとを用いて、一方のテスト用パッドから半導体パッケージの配線パターンと基板の配線パターンとを通じて他方のテスト用パッドに達する電気経路を形成する。
従って、所定のリフロー条件にて実装後、テスト用パッド間の電気的接続状態を検査することによって、半導体パッケージと基板との接続状態を検査することができる。
特開平11−87003号公報
ところで、実装時において、リフロー条件(例えば温度)には多少なりともばらつきが生じる。しかしながら、上記構成においては、テスト用パッド間の電気経路を構成する接続端子、すなわちテスト用端子として、半導体パッケージと基板とを電気的に接続する接続端子と同一構成の端子を用いている。従って、例えば接続端子及び/又はテスト用端子のばらつき(例えばボール径(すなわち体積))によって、検査結果が半導体パッケージの接続端子と基板のパッドとの接続状態を的確に反映しない恐れがある。
本発明は上記問題点に鑑み、半導体パッケージと基板との接続状態をより的確に検査することができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1〜8に記載の発明は、半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、前記接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置に関するものである。
請求項1に記載の発明では、半導体パッケージ、その接続端子形成面に、接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、基板、ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、複数のダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端のダミー端子に対応するダミー用パッドと、テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されている。そして、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合、ダミー端子の体積が接続端子の体積よりも大きくされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合、ダミー用パッドの体積がパッドの体積よりも大きくされていることを特徴とする。
本発明によると、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、ダミー端子の体積が接続端子の体積よりも大きくされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、ダミー用パッドの体積がパッドの体積よりも大きくされている。すなわち、接続端子が溶融される場合にはダミー端子が接続端子よりも溶融し難く、パッドが溶融される場合にはダミー用パッドがパッドよりも溶融し難くされ、これにより、ダミー端子とダミー用パッドとの接合状態は接続端子とパッドとの接合状態よりも劣るものとなっている。このように、予め接続端子とダミー端子、及び/又は、パッドとダミー用パッドに差を持たせているので、テスト用パッド間の抵抗値を測定し、所定の基準値と比較することで、半導体パッケージと基板との接続状態を従来よりも的確に検査することができる。そして、ダミー端子とダミー用パッドの接合状態が良好であれば、接続端子とパッドとの接合状態も良好であると判定することができる。
また、接続端子とダミー端子、及び/又は、パッドとダミー用パッドに差を持たせているので、従来のように接続端子と同一構成の端子をダミー端子として用いる場合よりも、ダミー端子の数を少なくすることができる。従って、検査時間を短縮することができる。またダミー端子間を電気的に連結する配線パターンの配線長を短くすることができる。従って、製造コストを低減することができる。また、ダミー端子の数を少なくすることができるので、基板に対する半導体パッケージの実装面積を小さくすることも可能である。
なお、請求項2に記載のように、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、ダミー端子を構成する材料の融点が接続端子を構成する材料の融点よりも高くされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、ダミー用パッドを構成する材料の融点がパッドを構成する材料の融点よりも高くされた構成としても良い。
次に、請求項3に記載の発明では、半導体パッケージが、その接続端子形成面に、接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、基板が、ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、複数のダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端のダミー端子に対応するダミー用パッドと、テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されている。そして、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合、ダミー端子を構成する材料の融点が接続端子を構成する材料の融点よりも低くされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合、ダミー用パッドを構成する材料の融点がパッドを構成する材料の融点よりも低くされていることを特徴とする。
本発明によると、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、ダミー端子を構成する材料の融点が接続端子を構成する材料の融点よりも低くされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、ダミー用パッドを構成する材料の融点がパッドを構成する材料の融点よりも低くされている。すなわち、接続端子が溶融される場合にはダミー端子が接続端子よりも溶融しやすく、パッドが溶融される場合にはダミー用パッドがパッドよりも溶融しやすくなっている。そして、これにより、リフロー実装時に、溶融過多によって隣接する端子間(ダミー端子間或いはダミー端子と接続端子間)、及び/又は、隣接するパッド間(ダミー用パッド間或いはダミー用パッドとパッド間)で短絡しやすく(ブリッジを生じやすく)なっている。このように、予め接続端子とダミー端子、及び/又は、パッドとダミー用パッドに差を持たせているので、テスト用パッド間の抵抗値を測定し、所定の基準値と比較することで、半導体パッケージと基板との接続状態を従来よりも的確に検査することができる。そして、ダミー端子とダミー用パッドの接合状態が良好(短絡していない)であれば、接続端子とパッドとの接合状態も良好であると判定することができる。また、請求項1に記載の発明同様、検査時間の短縮、製造コストの低減、実装面積の縮小を図ることができる。
なお、請求項4に記載のように、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、ダミー端子の体積が接続端子の体積よりも小さくされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、ダミー用パッドの体積がパッドの体積よりも小さくされた構成としても良い。
次に、請求項5に記載の発明では、半導体パッケージが、その接続端子形成面に、接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、基板が、ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、複数のダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端のダミー端子に対応するダミー用パッドと、テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されている。そして、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合、直線状に連結された両端のダミー端子として、接続端子が溶融するよりも大きな熱量を必要とする第1のダミー端子と、接続端子が溶融するよりも小さな熱量を必要とする第2のダミー端子とを有し、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合、両端のダミー端子に対応するダミー用パッドとして、パッドが溶融するよりも大きな熱量を必要とする第1のダミー用パッドと、パッドが溶融するよりも小さな熱量を必要とする第2のダミー用パッドとを有することを特徴とする。
この場合、請求項1に記載の発明の作用効果と請求項3に記載の発明の作用効果を、同時に実現することができるので、ダミー端子とダミー用パッドとの接続状態が短絡しておらず、接合状態も良好であれば、接続端子とパッド、すなわち、半導体パッケージと基板との接続状態が短絡しておらず、接合状態も良好であると判定することができる。
より具体的には、請求項6に記載のように、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、第1のダミー端子の体積が接続端子の体積よりも大きく、第2のダミー端子の体積が接続端子の体積よりも小さくされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、第1のダミー用パッドの体積がパッドの体積よりも大きく、第2のダミー用パッドの体積がパッドの体積よりも小さくされた構成としても良い。また、請求項7に記載のように、接続端子が溶融されて対応するパッドと接合される場合には、第1のダミー端子を構成する材料の融点が接続端子を構成する材料の融点よりも高く、第2のダミー端子を構成する材料の融点が接続端子を構成する材料の融点よりも低くされ、パッドが溶融されて対応する接続端子と接合される場合には、第1のダミー用パッドを構成する材料の融点がパッドを構成する材料の融点よりも高く、第2のダミー用パッドを構成する材料の融点がパッドを構成する材料の融点よりも低くされた構成としても良い。
尚、請求項8に記載のように、ダミー端子の半導体パッケージの接続端子形成面から端子頂点までの高さが接続端子と略同一であり、ダミー用パッドの基板のパッド形成面からパッド頂点までの高さがパッドと略同一であると、リフロー実装時において、接続状態に与える高さの影響を除外することができるので好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。尚、以下の実施形態においては、ダミー端子が接続端子に対して異なる熱量で溶融するように構成されている例を示す。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における半導体装置のうち、半導体パッケージ部分の概略構成を示す図であり、(a)は実装面側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。図2は、本実施形態における半導体装置のうち、母基板部分の概略構成を示す図であり、(a)は半導体パッケージ100の搭載面側から見た平面図、(b)は(a)のB−B断面における概略断面図である。尚、図1及び図2において、便宜上、半導体パッケージと母基板を分離して図示している。
図1に示すように、半導体パッケージ100は、半導体チップ110を回路基板120上に実装してなるものである。尚、本実施形態における半導体パッケージ100は、BGA(Ball Grid Array)タイプである。
回路基板120は、例えば樹脂に配線部を形成してなるものであり、半導体チップ110搭載面の裏面(母基板との実装面121)に、接続端子としての複数の半田ボール122を有している。半田ボール122は、回路基板120に形成された図示されない配線部によって半導体チップ110と電気的に接続されており、この半田ボール122がリフロー時に溶融して母基板上のパッドと接合することで、半導体パッケージ100(半導体チップ110)と母基板とが電気的に接続される。
本実施形態において、半田ボール122は、実装面121の中央領域(図1(a)中の一点鎖線で囲まれた領域)には形成されず、この非形成領域123を取り囲んで格子状に配列されている。半田ボール122のボール径及び端子ピッチは特に限定されるものではないが、例えばボール径0.5mm、端子ピッチ1mmで形成されている。
また、回路基板120は、上述した非形成領域123に、半田ボール122とは異なる熱量で溶融するボール状のダミー端子124を有している。このダミー端子124は、半田ボール122に隣接して複数形成されている。
本実施形態において、ダミー端子124は、半田ボール122よりもボール径(体積)の大きな(例えば0.7mm)第1のダミー端子124aが2個と、半田ボール122よりもボール径(体積)の小さな(例えば0.3mm)第2のダミー端子124bが2個の、計4個により構成されている。また、第1のダミー端子124a及び第2のダミー端子124bは、ともに半田ボール122と同じ材料を用いて形成されており、その端子ピッチ及び実装面121から端子頂点までの高さは、半田ボール122と略同一に設定されている。その際、高さは、回路基板120の実装面121に形成された電極(図示せず)と、当該電極上に形成される半田ボール122、及び、ダミー端子124との間に、所定高さを有する導電性の台座(図示せず)を設けることによって調整される。
また、各ダミー端子124a,124bは、半導体チップ110とは電気的に接続されておらず、それぞれが半導体パッケージ100(回路基板120或いは回路基板120及び半導体チップ110)に形成された配線パターン125によって、電気的に連結されている。本実施形態においては、回路基板120に形成された配線パターン125(図1(a)中の破線)によって、各ダミー端子124a,124bが電気的に連結されている。
次に、図2に示すように、母基板200は、例えば樹脂に配線部を形成してなるものであり、半導体パッケージ100の搭載面201に、半導体パッケージ100の半田ボール122に対応して形成された複数のパッド202と、半導体パッケージ100のダミー端子124に対応して形成された複数のダミー用パッド203を有している。尚、この母基板200が、特許請求の範囲で示す基板に相当する。
また、パッド202及びダミー用パッド203とは別に、実装時に半導体パッケージ100が搭載される搭載領域204(図2(a)中の二点鎖線で囲まれた領域)外の領域(非搭載領域)に、2つのテスト用パッド205を有している。このテスト用パッド205は、電気的に連結された複数のダミー端子124のうち、両端のダミー端子124(本実施形態においては124a,124b各1つずつ)に対応するダミー用パッド203と、配線パターン206(図2(a)中における破線)によってそれぞれ電気的に接続されている。尚、本実施形態において、ダミー用パッド203は、パッド202に取り囲まれた中央領域207(図2(a)中の一点鎖線で囲まれた領域)に形成されている。従って、配線パターン206は、図2(b)に示すように母基板200を構成する樹脂内に形成され、層間接続材料の充填されたビアホール208を介して、テスト用パッド205及びダミー用パッド203と電気的に接続されている。
尚、本実施形態において、各パッド202,203,205の形状、体積、高さ、及び構成材料は同一としている。しかしながら、それぞれを異なる構成としても良い。
そして、半導体パッケージ100を母基板200に位置決め載置し、この位置決め状態で、所定のリフロー条件(半田ボール122が理想的に溶融してパッド202と接続する)にて実装工程を実施し、半田ボール122を溶融させてパッド202と接合させる。これにより、図3に示すように、半導体パッケージ100を母基板200に実装してなる半導体装置300が形成される。尚、図3は、半導体装置300の概略構成を示す断面図であり、図1(b)に対応している。
ここで、上述のリフロー条件にばらつきがなければ、半田ボール122は理想的に溶融し、パッド202との間に良好な接続状態を形成する。しかしながらが、リフロー条件は多少なりともばらつくため、半田ボール122(及びダミー端子124)が受ける熱量もばらつくこととなる。すなわち、半田ボール122はパッド202との間に良好な接続状態を形成することができない場合があるので、半導体パッケージ100と母基板200との接続状態を検査する必要がある。
それに対し、本実施形態における半導体装置300は、上述したように、半導体パッケージ100の実装面121に、半田ボール122に隣接して、同じ熱量であれば半田ボール122よりも接続状態が悪くなるダミー端子124を有している。ダミー端子124間は、配線パターン125により電気的に連結されている。また、母基板200の搭載面201に、半田ボール122に対応して形成されたパッド202と、ダミー端子124に対応して形成されたダミー用パッド203を有している。また、電気的に連結されたダミー端子124の両端に対応するそれぞれのダミー用パッド203に、テスト用パッド205が配線パターン206を介して電気的に接続されている。従って、2つのテスト用パッド205間の抵抗値を測定することにより、ダミー端子124とダミー用パッド203との接続状態を検査することができるように構成されている。
ここで、半導体装置300における実装検査方法について説明する。
半導体装置300に対して、先ず、2つのテスト用パッド205に例えばテスターを接触させて抵抗値を測定する。そして、その測定値と所定の基準値とを比較する。尚、基準値とは、ダミー端子124とダミー用パッド203との接続状態が良好であるときの抵抗値(公差を含む)である。
テスト用パッド205間の抵抗値が基準値よりも高い場合、少なくとも半田ボール122よりもボール径の大きな第1のダミー端子124aとそれに対応するダミー用パッド203との接合状態が悪いことを示している。すなわち、第1のダミー端子124aが完全に溶融するだけの熱量がリフローによって与えられなかったことを示している。この場合、リフロー条件のばらつきにより、半田ボール122も溶融していない恐れがある。
また、テスト用パッド205間の抵抗値が基準値よりも低い場合、少なくとも半田ボール122よりもボール径の小さな第2のダミー端子124bとそれに対応するダミー用パッド203との接続状態が悪いことを示している。すなわち、第2のダミー端子124bが溶融過多となり、第2のダミー端子124bと隣接する端子(ダミー端子124或いは半田ボール122)との間にブリッジを形成(短絡)したことを示している。この場合、リフロー条件のばらつきにより、半田ボール122も溶融過多となっている恐れがある。
すなわち、テスト用パッド205間の抵抗を測定した結果、測定値が所定幅を有する基準値内である場合のみ、半田ボール122が、隣接する半田ボール122間で短絡することなく、パッド202との間に良好な接合状態を形成している、すなわち良好な接続状態を有しているものと判定することができる。
このように、本実施形態に示す半導体装置300及びその実装検査方法によると、半田ボール122が、隣接する半田ボール122間で短絡することなく、パッド202との間に良好な接合状態を確保しているかどうかを的確に検査することができる。
また、本実施形態においては、テスター等の簡易的な装置によって検査することができるので、X線透過装置等の高価な装置を使用して検査する場合に比べて製造コストを低減することができる。
また、本実施形態においては、半田ボール122は、実装面121の中央領域(非搭載領域123)に配置されておらず、この非搭載領域123にダミー端子124が形成されている。このように、半田ボール122が形成されない空き領域に、ダミー端子124が形成されるので、別途ダミー端子124形成用のスペースを必要とせず、母基板200に対する半導体パッケージ100の実装面積を縮小することができる。
また、本実施形態において、実装面121から端子頂点までのダミー端子124の高さを、半田ボール122と略同一に設定している例を示した。このように構成すると、接続状態に与える高さの影響を除外し、リフロー条件のばらつきのみを考慮することができるので好ましい。しかしながら、リフロー条件にばらつきがない状態で、ダミー端子124及び半田ボール122が、対応する各パッド202,203と接続できる範囲であれば、異なる高さとしても良い。
また、本実施形態において、互いに隣接し、端子ピッチが半田ボール122と略同一となるように複数のダミー端子124を形成する例を示した。このように構成すると、ダミー端子124を電気的に連結する配線パターン125の配線長を短くすることができる。また、接続状態に与える端子ピッチの影響を除外することができる。しかしながら、複数のダミー端子124を互いに隣接しないように形成しても良い。
また、本実施形態において、ダミー端子124が2個の第1のダミー端子124aと2個の第2のダミー端子124bとにより構成される例を示した。しかしながら、その個数は本例に限定されるものではない。少なくとも1個ずつ形成されれば良い。
尚、ダミー端子124のボール径(体積)は上記例に限定されるものではない。リフロー条件にばらつきがない状態で、ダミー端子124が溶融し、ダミー用パッド203と良好な接続状態を形成できるボール径であれば良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図4に基づいて説明する。図4は、本実施形態における半導体装置300のうち、半導体パッケージ100部分の概略構成を示す図であり、(a)は実装面側から見た平面図、(b)は(a)のC−C断面における断面図である。
第2の実施形態における半導体装置300及びその実装検査方法は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
第2の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、ダミー端子124が半田ボール122とは異なる熱量で溶融する材料を用いて形成されている点である。
図4に示すように、本実施形態において、半導体パッケージ100の実装面121に形成されたダミー端子124は、半田ボール122と略同一のボール径(体積)、端子ピッチ、及び、実装面121から端子頂点までの高さを有している。また、ダミー端子124は複数形成され、隣接配置されている。
しかしながら、ダミー端子124は半田ボール122と異なる熱量で溶融する材料を用いて形成されている。具体的には、半田ボール122よりも融点の高い材料を用いて形成された第1のダミー端子124cが2個と、半田ボール122よりも融点の低い材料を用いて形成された第2のダミー端子124dが2個の計4個により構成されている。
従って、テスト用パッド205間の抵抗値を測定し、その測定結果が基準値よりも高い場合、少なくとも半田ボール122よりも融点の高い材料からなる第1のダミー端子124cとそれに対応するダミー用パッド203との接合状態が悪いことを示している。すなわち、第1のダミー端子124cが完全に溶融するだけの熱量がリフローによって与えられなかったことを示している。この場合、リフロー条件のばらつきにより、半田ボール122も溶融していない恐れがある。
また、テスト用パッド205間の抵抗値を測定し、その測定結果が基準値よりも低い場合、少なくとも半田ボール122よりも融点の低い材料からなる第2のダミー端子124dとそれに対応するダミー用パッド203との接続状態が悪いことを示している。すなわち、第2のダミー端子124dが溶融過多となり、第2のダミー端子124dと隣接する端子(ダミー端子124或いは半田ボール122)との間にブリッジを形成(短絡)したことを示している。この場合、リフロー条件のばらつきにより、半田ボール122も溶融過多となっている恐れがある。
すなわち、テスト用パッド205間の抵抗を測定した結果、測定値が所定幅を有する基準値内である場合のみ、半田ボール122が、隣接する半田ボール122間で短絡することなく、パッド202との間に良好な接合状態を形成しているものと判定することができる。
このように、本実施形態に示す半導体装置300の構成、及び、実装検査方法によっても、半田ボール122が、隣接する半田ボール122間で短絡することなく、パッド202との間に良好な接合状態を確保しているかどうかを的確に検査することができる。
尚、ダミー端子124のボール径(体積)は上記例に限定されるものではない。例えば、半田ボール122に対して、ボール径も変えることで、半田ボール122とパッド202との接続状態の判定に対する優位差(安全係数)をより細かく調整することもできる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態における半導体装置300を説明するための図であり、(a)は半導体パッケージ100の実装面側から見た平面図、(b)は母基板200の搭載面側から見た平面図である。尚、図5(a),(b)においては、便宜上、半導体パッケージ100と母基板200とを分離して図示している。
第3の実施形態における半導体装置300及びその実装検査方法は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
第3の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、ダミー端子124が半導体パッケージ100において半田ボール122形成領域の最外周位置に形成されている点である。
ここで、半導体パッケージ100を構成する回路基板120、及び/又は、母基板200は、リフロー時の熱等により反りを生じる。この反りは基板側面側(基板端部側)ほど大きく、当該箇所において半田ボール122とパッド202との接続不良が生じやすい。
そこで、本実施形態においては、図5(a)に示すように、接続不良が生じやすい半導体パッケージ100の実装面121における半田ボール122の形成領域の最外周位置に、ダミー端子124を形成している。尚、ダミー用パッド203も、図5(b)に示すように、ダミー端子124に対応してパッド202の最外周位置に形成している。
従って、本実施形態に示すダミー端子124の配置の半導体装置300を構成し、実装検査を実施すれば、半田ボール122とパッド202との接続状態をより的確に検査することができる。
尚、本実施形態においては、その一例として、ダミー端子124を、第1の実施形態同様、半田ボール122よりも大きなボール径(体積)を有する2個の第1のダミー端子124aと、半田ボール122よりも小さなボール径(体積)を有する2個の第2のダミー端子124bとにより構成している。また、第1のダミー端子124a及び第2のダミー端子124bを、半田ボール122と同じ材料を用いて形成し、その端子ピッチ及び実装面121から端子頂点までの高さも、半田ボール122と略同一に設定している。
しかしながら、ダミー端子124の構成は、上記例に限定されるものではない。半田ボール122とは異なる熱量で溶融するダミー端子124を、接続不良が生じやすい半田ボール122の形成領域の最外周位置に、複数形成した構成であれば良い。従って、第2の実施形態同様の構成としても良い。
尚、本実施形態において、ダミー用パッド203は、ダミー端子124に対応してパッド202の最外周位置に形成される。従って、その外周方向に半田ボール122が存在しないため、図5(b)に示すように、配線パターン206を搭載面201に形成している。この場合、ビアホール208を不要とすることができる。しかしながら、第1の実施形態同様、配線パターン206を母基板200内に形成した構成としても良い。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態を図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態における半導体装置300を説明するための図であり、(a)は半導体パッケージ100の実装面側から見た平面図、(b)は母基板200の搭載面側から見た平面図である。尚、図6(a),(b)においては、便宜上、半導体パッケージ100と母基板200とを分離して図示している。
第4の実施形態における半導体装置300及びその実装検査方法は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
第4の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、ダミー端子124が半田ボール122形成領域の四隅に形成される点である。
第3の実施形態でも示したように、半導体パッケージ100を構成する回路基板120、及び/又は、母基板200は、リフロー時の熱等により反りを生じる。この反りは基板側面側(基板端部側)ほど大きく、当該箇所において半田ボール122とパッド202との接続不良が生じやすい。
そこで、本実施形態においては、図6(a)に示すように、接続不良が生じやすい半導体パッケージ100の実装面121における半田ボール122形成領域の四隅に、ダミー端子124を形成している。尚、図6(b)に示すように、ダミー用パッド203も、ダミー端子124に対応してパッド202形成領域の四隅に形成している。
従って、本実施形態に示すダミー端子124の配置の半導体装置300を構成し、実装検査を実施すれば、半田ボール122とパッド202との接続状態をより的確に検査することができる。
また、本実施形態においては、各隅部ごとに、配線パターン125によって電気的に連結された複数のダミー端子124を形成し、それぞれにテスト用パッド205を形成している。従って、配線パターン125の配線長を短くすることができる。また、四隅のうち、どの部分で接続不良が生じたかを容易に特定することができる。
尚、本実施形態においても、その一例として、ダミー端子124を、第1の実施形態同様、半田ボール122よりも大きなボール径(体積)を有する2個の第1のダミー端子124aと、半田ボール122よりも小さなボール径(体積)を有する2個の第2のダミー端子124bとにより構成している。また、第1のダミー端子124a及び第2のダミー端子124bを、半田ボール122と同じ材料を用いて形成し、その端子ピッチ及び実装面121から端子頂点までの高さも、半田ボール122と略同一に設定している。
しかしながら、ダミー端子124の構成は、上記例に限定されるものではない。半田ボール122とは異なる熱量で溶融するダミー端子124を、接続不良が生じやすい半田ボール122形成領域の四隅に、複数形成した構成であれば良い。その際、四隅に形成された複数のダミー端子124を配線パターン125で連結し、テスト用パッド205で抵抗値を測定するよう構成しても良い。
また、ダミー用パッド203は、ダミー端子124に対応してパッド202形成領域の四隅に形成される。従って、その外周方向に半田ボール122が存在しないため、本実施形態においても、図6(b)に示すように、配線パターン206を搭載面201に形成している。この場合、ビアホール208を不要とすることができる。しかしながら、第1の実施形態同様、配線パターン206を母基板200内に形成しても良い。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施することができる。
本実施形態においては、ダミー端子124が、半田ボール122が溶融するよりも大きな熱量で溶融する第1のダミー端子124aと、半田ボール122が溶融するよりも小さな熱量で溶融する第2のダミー端子124bとにより構成される例を示した。しかしながら、ダミー端子124を、第1のダミー端子124a及び第2のダミー端子124bのいずれかにより構成しても良い。
また、本実施形態においては、ダミー端子124が半田ボール122とは異なる熱量で溶融するように構成される例を示した。しかしながら、半導体装置300において、ダミー端子124及びダミー用パッド203の少なくとも一方が、ダミー端子124は半田ボール122とは異なる熱量で溶融し、ダミー用パッド203はパッド202とは異なる熱量で溶融するよう構成されれば良い。従って、ダミー用パッド203がパッド202とは異なる熱量で溶融するよう構成されても良いし、ダミー端子124が半田ボール122とは異なる熱量で溶融し、且つ、ダミー用パッド203がパッド202とは異なる熱量で溶融するよう構成されていても良い。
尚、ダミー用パッド203がパッド202とは異なる熱量で溶融するよう構成される場合、ダミー用パッド203を、パッド202が溶融するよりも大きな熱量を必要とするように構成しても良いし、パッド202が溶融するよりも小さな熱量を必要とするように構成しても良い。また、パッド202が溶融するよりも大きな熱量を必要とする第1のダミー用パッドと、パッド202が溶融するよりも小さな熱量を必要とする第2のダミー用パッドとにより構成しても良い。例えば第1〜第4の実施形態で示したダミー端子124と半田ボール122との関係を、ダミー用パッド203とパッド202に置き換えて構成することができる。
第1の実施形態における半導体装置のうち、半導体パッケージの概略構成を示す図であり、(a)は実装面側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。 半導体装置のうち、母基板の構成を示す図であり、(a)は半導体パッケージの搭載面側から見た平面図、(b)は(a)のB−B断面における概略断面図である 半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第2の実施形態における半導体装置のうち、半導体パッケージの概略構成を示す図であり、(a)は実装面側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。 第3の実施形態における半導体装置の構成を説明するための図であり、(a)は半導体パッケージを実装面側から見た平面図、(b)は母基板を搭載面側から見た平面図である。 第4の実施形態における半導体装置の構成を説明するための図であり、(a)は半導体パッケージを実装面側から見た平面図、(b)は母基板を搭載面側から見た平面図である。
符号の説明
100・・・半導体パッケージ
121・・・実装面
122・・・半田ボール(接続端子)
124・・・ダミー端子
124a,124c・・・第1のダミー端子
124b,124d・・・第2のダミー端子
125・・・配線パターン
200・・・母基板
201・・・搭載面
202・・・パッド
203・・・ダミー用パッド
205・・・テスト用パッド
206・・・配線パターン
300・・・半導体装置

Claims (8)

  1. 半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、前記接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置において、
    前記半導体パッケージは、その接続端子形成面に、前記接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、
    前記基板は、前記ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、前記半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、
    複数の前記ダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端の前記ダミー端子に対応する前記ダミー用パッドと、前記テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されており、
    前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記ダミー端子の体積が前記接続端子の体積よりも大きくされ、前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記ダミー用パッドの体積が前記パッドの体積よりも大きくされていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記ダミー端子を構成する材料の融点が前記接続端子を構成する材料の融点よりも高くされ、前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記ダミー用パッドを構成する材料の融点が前記パッドを構成する材料の融点よりも高くされていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、前記接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置において、
    前記半導体パッケージは、その接続端子形成面に、前記接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、
    前記基板は、前記ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、前記半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、
    複数の前記ダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端の前記ダミー端子に対応する前記ダミー用パッドと、前記テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されており、
    前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記ダミー端子を構成する材料の融点が前記接続端子を構成する材料の融点よりも低くされ、前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記ダミー用パッドを構成する材料の融点が前記パッドを構成する材料の融点よりも低くされていることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記ダミー端子の体積が前記接続端子の体積よりも小さくされ、前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記ダミー用パッドの体積が前記パッドの体積よりも小さくされていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 半導体素子が搭載され、接続端子を有する半導体パッケージを、前記接続端子に対応するパッドを有する基板に、所定のリフロー条件にて実装してなる半導体装置において、
    前記半導体パッケージは、その接続端子形成面に、前記接続端子に隣接して形成された複数のダミー端子を有し、
    前記基板は、前記ダミー端子に対応する複数のダミー用パッドと、前記半導体パッケージが実装されない領域に複数のテスト用パッドを有し、
    複数の前記ダミー端子が電気的に一直線状に連結され、直線状に連結された両端の前記ダミー端子に対応する前記ダミー用パッドと、前記テスト用パッドとがそれぞれ電気的に接続されており、
    前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、直線状に連結された両端の前記ダミー端子として、前記接続端子が溶融するよりも大きな熱量を必要とする第1のダミー端子と、前記接続端子が溶融するよりも小さな熱量を必要とする第2のダミー端子とを有し、
    前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、両端の前記ダミー端子に対応する前記ダミー用パッドとして、前記パッドが溶融するよりも大きな熱量を必要とする第1のダミー用パッドと、前記パッドが溶融するよりも小さな熱量を必要とする第2のダミー用パッドとを有することを特徴とする半導体装置。
  6. 前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記第1のダミー端子の体積が前記接続端子の体積よりも大きく、前記第2のダミー端子の体積が前記接続端子の体積よりも小さくされ、
    前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記第1のダミー用パッドの体積が前記パッドの体積よりも大きく、前記第2のダミー用パッドの体積が前記パッドの体積よりも小さくされていることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記接続端子が溶融されて対応する前記パッドと接合される場合、前記第1のダミー端子を構成する材料の融点が前記接続端子を構成する材料の融点よりも高く、前記第2のダミー端子を構成する材料の融点が前記接続端子を構成する材料の融点よりも低くされ、
    前記パッドが溶融されて対応する前記接続端子と接合される場合、前記第1のダミー用パッドを構成する材料の融点が前記パッドを構成する材料の融点よりも高く、前記第2のダミー用パッドを構成する材料の融点が前記パッドを構成する材料の融点よりも低くされていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記ダミー端子は、前記半導体パッケージの接続端子形成面から端子頂点までの高さが前記接続端子と略同一であり、
    前記ダミー用パッドは、前記基板のパッド形成面からパッド頂点までの高さが前記パッドと略同一であることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の半導体装置。
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