JP4178050B2 - 小型電磁弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力の流れ方向を制御することが可能な小型電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、圧力の流れ方向を制御することが可能な小型電磁弁は、例えば図6に示す液体分析装置50の分注制御に使用される。分注とは、血液や体液、希釈水用の純水や生理食塩水、反応させる試薬などを反応セルに移すことをいう。液体分析装置50では、数μLの分注精度で流量制御を行うためにシリンジポンプ52を使用している。シリンジポンプ52は、シリンジ(注射器)で純水などを設定された流量で持続的に注入するものであり、注入速度を容易に調節することができる利点があるからである。
【0003】
シリンジポンプ52は、小型電磁弁100を介して純水ポンプ51と、反応セル53とにそれぞれ接続している。小型電磁弁100と反応セル53との間にはノズル54が配設され、反応セル53に純水を正確な流量で供給できるようにしている。こうした小型電磁弁100は、数μLから数十μL程度で純水の流量を制御することが要求されている(非特許文献1参照。)。
【0004】
図7は、従来の小型電磁弁100の断面図である。図8は、図7のB部拡大図である。
小型電磁弁100は、バルブボディ101を板体102に連結した弁本体を備え、さらにバルブボディ101にケーシング110を連結している。板体102には、図6に示す純水ポンプ51と接続する第1ポート103aと、図6に示すシリンジポンプ52と接続する第2ポート103bと、図6に示す反応セル53に接続する第3ポート103cとが平行に形成され、ダイアフラム104の外縁部をバルブボディ101と板体102との間で狭持することにより第1〜第3ポート103a〜103cに連通する弁室105を形成している。第1,第3ポート103a,103cが弁室105と連通する開口部には、弁座部106a,106bが形成され、その弁座部106a,106bと当接する第1,第2膨出部107a,107bがダイアフラム104の下端面に形成されている。ダイアフラム104は、バルブボディ101に固定された支軸108に揺動可能に軸支される揺動部材109に固着されている。
【0005】
一方、ケーシング110には、電磁コイル111に通電すると固定鉄心112を励磁するコイルボビン113が内設され、そのコイルボビン113に可動鉄心114が摺動可能に挿通されている。可動鉄心114は、第1バネ115で常に図中B方向の力を加えられ、バルブボディ101に摺動可能に収納された変位部材116を押し下げている。変位部材116には、第1押圧部材117aと第2押圧部材117bとが先端部を揺動部材109に当接するように配設されている。第1押圧部材117aは、弁座部106aに対応する位置に固設される一方、第2押圧部材117bは、弁座部106bに対応する位置に摺動可能に保持され、第2バネ118で常に図中B方向の力を加えられている。第2バネ118は、第1バネ115より付勢力が弱く、第1バネ115と第2バネ118の荷重差で揺動部材109が揺動するようになっている。
【0006】
このような小型電磁弁100に電気信号を供給すると、可動鉄心114が固定鉄心112に吸引されて第1バネ115を圧縮しながら図中A方向に移動する。これに伴って、第1バネ115の荷重が小さくなるため、揺動部材109は、第2押圧部材117bに押し下げられて揺動し、ダイアフラム104の第2膨出部107bを弁座部106bに密着させる。これにより、第1ポート103aと第2ポート103bとが連通し、純水ポンプ51からシリンジポンプ52に純水を供給することができる。
【0007】
その後、電気信号の供給を停止すると、可動鉄心114が第1バネ115の付勢力で図中B方向に移動し、変位部材116を図中B方向に移動させる。これに伴って、第1バネ115の荷重が大きくなるため、揺動部材109は、第2バネ118の付勢力に抗して第2押圧部材117bを図中A方向に押し上げて揺動し、ダイアフラム104の第1膨出部107aを弁座部106aに密着させる。これにより、第2ポート103bと第3ポート103cとが連通し、シリンジポンプ52から反応セル53に純水を注入することができる。(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
【非特許文献1】
「医療・分析装置攻略 アプリケーション&テクニカルブック」、シーケーディ株式会社、1998年10月16日、p.2〜3
【特許文献1】
特開2000−297876号公報(第3〜5頁、第1〜3図。)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の小型電磁弁100は、一定の膜厚で形成したダイアフラムでは弾性が小さくシール性が悪いため、ダイアフラム104に半球状の第1,第2膨出部107a,107bを接液面側に突設することにより肉厚にし、弾性を確保していた。そのため、第1膨出部107a(又は第2膨出部107b)は、図8に示すように、弁座部106a(又は弁座部106b)に線接触し、局部的に劣化しやすかった。特に、第1膨張部107a(又は第2膨張部107b)は、揺動部材109の揺動量によって圧接量が異なり、変形が進行しやすかった。第1膨出部107a(又は第2膨出部107b)は、図9に示すような変形を生じると、ダイアフラム104と弁室105内壁との間の距離が、図8に示すH1から図9に示すH2へと小さくなるため、弁室105の内部容積が変化する問題があった。
【0010】
この点、図10に示すダイアフラム174のように、第1,第2膨出部177a,177bを略円柱形状にすれば、第1,第2膨出部177a,177bが弁座部106a,106bに面接触して劣化しにくい。ところが、第1,第2膨出部177a,177bは、接液面側に突き出しているため、ダイアフラム174と弁室105内壁との間に余分な隙間を生じ、弁室105の内部容積を大きくする問題がある。弁室105の内部容積が大きくなると、液溜まりや乱流が発生しやすく、流量制御に悪影響を与える。特に、図6の液体分析装置に使用する小型電磁弁100は、数μL〜数十μL程度の極微小な流量を制御するため、その影響が大きい。
【0011】
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、弁室の内部容積の変動を抑えるとともに、内部容積を小さくすることができる小型電磁弁を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る小型電磁弁は、上記課題を解決するために以下の構成を有する。
(1)複数のポートに連通する弁室を内設する弁本体が揺動部材を揺動可能に保持し、揺動部材を駆動手段で揺動させることにより、揺動部材に固着したダイアフラムを弁室に形成した弁座に当接又は離間させ、複数のポートの連通状態を切り換える小型電磁弁において、ダイアフラムは、弁座に対応する部分が非接液面側に肉厚に形成され、接液面が平坦に形成されていることを特徴とする。
【0013】
上記構成を有する小型電磁弁では、駆動手段が揺動部材を所定方向に揺動させると、ダイアフラムは、非接液面側に肉厚にした肉厚部分を弁座に押し付ける。ダイアフラムの肉厚部分は、弾性を有するため、弁座に密着して確実にシールする。このとき、ダイアフラムは、接液面が平坦に形成され、揺動部材の揺動量が変化しても、ほぼ同じ位置を弁座に対して略同一方向に接触するため、変形しにくい。また、ダイアフラムと弁室との間に余分な隙間を形成しない。
【0014】
よって、本発明によれば、ダイアフラムの耐久性を向上させて弁室の内部容積の変動を抑えるとともに、ダイアフラムと弁室内壁との間に余分な隙間を形成しないことによって弁室の内部容積を小さくすることができる。そのため、小型電磁弁は、シール性の向上及び液溜まり・乱流の発生の抑制を図ることが可能になり、例えば、数μL〜数十μL程度の極微小な流量であっても正確に制御することが可能である。
【0015】
(2)(1)に記載の発明において、ダイアフラムの肉厚部分が、弁座のシール面積を超えて設けられていることを特徴とする。
すなわち、ダイアフラムが揺動部材の揺動に従って繰り返し変位して、しずみ込みの変形を生じた場合でも、弁座をシールすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る小型電磁弁の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、非通電時の小型電磁弁1の断面図である。図2は、通電時の小型電磁弁1の断面図である。図3は、図1のA部拡大図である。
小型電磁弁1は、従来技術の欄で説明した小型電磁弁100と同様に、図6の液体分析装置50に使用される。小型電磁弁1は、取付板2にバルブボディ3を固定して弁本体30を設け、さらに、バルブボディ3にケーシング4を連結して外観が構成されている。
【0017】
取付板2には、図6の純水ポンプ51に接続する第1ポート5a、図6のシリンジポンプ52に接続する第2ポート5bと、図6の反応セル53に接続する第3ポート5cとが形成され、第1,第3ポート5a,5cの開口部の周りに弁座6a,6bが形成されている。
【0018】
バルブボディ3は、取付板2との間で弁座6a,6bに当接又は離間するダイアフラム7を狭持している。ダイアフラム7は、耐腐食性の観点からフッ素ゴム、シリコンゴム、EPDM(ethylene-propylene-diene terpolymer)等を材質とし、揺動部材10に固着される弁体部71と、弁体部71の下端外周に接続する薄膜部72と、薄膜部72の外周に肉厚に形成された外縁部73とを備える。ダイアフラム7は、インサート成形によって弁体部71を揺動部材10に固着され、揺動部材10をバルブボディ3に架設された支軸9で軸支することにより、揺動部材10の揺動に従って弁座6a,6bに相対的に当接又は離間するよう構成されている。
【0019】
ここで、揺動部材10は、弁座6a,6bに対応する位置に段差10a,10bが設けられている。そのため、ダイアフラム7の弁体部71は、弁座6a,6bに当接する部分の肉厚が他の部分より非接液面側に厚く形成され、肉厚部71a,71bを設けられている。また、ダイアフラム7は、薄膜部72が弁体部71の下端外周に接続するため、弁体部71から薄膜部72にわたって接液面全体が平坦に形成されている。肉厚部71a,71bは、図3に示すように、弁座6a,6bのシール面積を超えて設けられている。例えば、本実施の形態では、肉厚部71a(又は肉厚部71b)は、弁座6a(又は弁座6b)のシール面積Wより約1mm以上大きい領域Eにわたって形成されている。
【0020】
一方、ケーシング4には、図1に示すように、揺動部材10を揺動させるための駆動手段が内蔵されている。駆動手段は、電磁コイル11を巻回された中空円筒形状のコイルボビン12を備え、コイルボビン12の中空孔の上端開口部に固定鉄心13が固定される一方、コイルボビン12の中空孔の下端開口部に可動鉄心14が摺動可能に挿通されている。電磁コイル11は、リード線15を介して通電され、リード線15と電磁コイル11との間に電圧を制御する回路基板16が配設されている場合もある。
【0021】
可動鉄心14は、コイルボビン12とバルブボディ3との間に配設された非磁性部材17を貫通し、バルブボディ3に形成された中空孔18に先端部が突き出すよう配設されている。中空孔18は、弁座6aと同軸上に形成され、変位部材19が摺動可能に装填されている。変位部材19は、可動鉄心14と非磁性部材17との間に縮設された第1バネ20によって常に下向きの力を加えられ、先端部が揺動部材10に突き当てられている。また、バルブボディ3には、弁座6bと同軸上に中空孔21が形成され、押圧部材22が摺動可能に装填されている。押圧部材22は、バルブボディ3に固設された保持板23との間に第2バネ24を縮設され、常に下向きの力を加えられて揺動部材10に突き当てられている。
【0022】
ここで、第2バネ24は、第1バネ20よりバネ力の小さいものを使用している。そのため、揺動部材10は、非通電時には、変位部材19に押し下げられて傾き、ダイアフラム7の肉厚部71aを弁座6aに当接させる一方、ダイアフラム7の肉厚部71bを弁座6bから離間させている。
【0023】
従って、本実施の形態の小型電磁弁1は、電磁コイル11に電気信号を供給すると、図2に示すように、可動鉄心14が固定鉄心13に吸引されて第1バネ20を圧縮しながら上昇し、変位部材19への荷重を小さくする。揺動部材10は、第2バネ24の付勢力によって押圧部材22に押し下げられて揺動し、ダイアフラム7の肉厚部71bを弁座6bに押し付ける。ダイアフラム7の肉厚部71bは、肉厚を非接液面側に確保されて弾性を有するため、弁座6bに密着して確実にシールする。このとき、ダイアフラム7は、接液面が平坦に形成され、揺動部材10の揺動量が変化しても、ほぼ同じ位置を弁座6bに対して略垂直方向に面接触するため、変形しにくい。
【0024】
一方、電磁コイル11への電気信号の供給を停止すると、図1に示すように、可動鉄心14が第1バネ20の付勢力で変位部材19を加圧する。第1バネ20は、第2バネ24より付勢力が大きいため、揺動部材10は、変位部材19に押し下げられて、第2バネ24を圧縮しながら揺動する。ダイアフラム7は、肉厚部71bを弁座6bから離間する一方、肉厚部71aを弁座6aに押し付ける。ダイアフラム7の肉厚部71aは、肉厚を非接液面側に確保されて弾性を有するため、弁座6aに密着して確実にシールする。このとき、ダイアフラム7は、接液面が平坦に形成され、揺動部材10の揺動量が変化しても、図3に示すように、ほぼ同じ位置を弁座6aに対して略垂直方向に面接触するため、変形しにくい。
【0025】
ここで、本発明者らが、図7に示す従来の小型電磁弁100と図1に示す本実施の形態の小型電磁弁1とを比較した結果、本実施の形態の小型電磁弁1は、従来の小型電磁弁100より15%も内部容積を小さくできることが判明した。これは、小型電磁弁1がダイアフラム7の接液面を平坦にしたことによって、ダイアフラム7と弁室8内壁との間に形成される隙間が小さくなったためと考えられる。
【0026】
よって、本実施の形態の小型電磁弁1によれば、ダイアフラム7の耐久性を向上させて弁室8の内部容積の変動を抑えるとともに、ダイアフラム7と弁室8内壁との間に余分な隙間を形成しないことによって弁室8の内部容積を小さくすることができる。そのため、小型電磁弁1は、従来の小型電磁弁100よりシール性の向上及び液溜まり・乱流の発生の抑制を図ることが可能になり、数μL〜数十μL程度の極微小な流量であっても正確に制御することが可能である。
【0027】
また、ダイアフラム7の肉厚部分71a,71bが、弁座6a,6bのシール面積を超えて設けられているので、ダイアフラム7が揺動部材10の揺動に従って繰り返し変位して、しずみ込みの変形を生じた場合でも、弁座6a,6bをシールすることができる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
【0029】
(1)例えば、上記実施の形態では、揺動部材10に段差10a,10bを設け、弁座6a,6bに当接する位置に肉厚部71a,71bを形成した。それに対して、図4に示すように、揺動部材80全体の厚さを薄くし、ダイアフラム81の弁体部82にかかる接液面全体を肉厚にして肉厚部83を設けるようにしてもよい。この場合、弁座6a,6bと肉厚部83との位置決め精度を緩和し、ダイアフラム7を簡単に形成できる利点がある。また、図5に示すダイアフラム85のように、弁体部71の外周面に薄膜部86を接続するようにしてもよい。この場合、薄膜部86と弁室8内壁との間に隙間が形成されるが、弁室8の大部分を占める弁体部71の接液面が平坦であるため、弁室8の内部容積を従来の小型電磁弁100より小さくできる。
【0030】
(2)例えば、上記実施の形態では、弁座6a,6bをリブ形状とした。それに対して、第1,第3ポート5a,5cと連通する開口部の周りに傾斜面を設けて弁座としてもよい。この場合、ダイアフラム7と弁室8との間の隙間をより一層小さくすることができる。
【0031】
(3)例えば、上記実施の形態では、ダイアフラム7をインサート成形によって揺動部材10に固着した。それに対して、揺動部材とダイアフラムとを別個に成形し、ダイアフラムに揺動部材を嵌め込んで固定するようにしてもよい。
【0032】
(4)例えば、上記実施の形態の駆動手段を、従来技術で説明した駆動手段と同様の構造にして、揺動部材10を揺動させるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明の小型電磁弁によれば、複数のポートに連通する弁室を内設する弁本体に揺動部材を揺動可能に保持させ、揺動部材を駆動手段で揺動させることにより、揺動部材に固着したダイアフラムを弁室に形成した弁座に当接又は離間させ、複数のポートの連通状態を切り換える小型電磁弁において、ダイアフラムは、弁座に対応する部分が非接液面側に肉厚に形成され、接液面が平坦に形成されているので、弁室の内容容積の変動を抑えるとともに、内部容積を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係り、非通電時の小型電磁弁の断面図である。
【図2】同じく、通電時の小型電磁弁の断面図である。
【図3】同じく、図1のA部拡大図である。
【図4】本実施の形態に係る小型電磁弁の弁部変更例を示す図である。
【図5】本実施の形態に係る小型電磁弁の弁部変更例を示す図である。
【図6】液体分析装置を示す図である。
【図7】従来の小型電磁弁の断面図である。
【図8】図7のB部拡大図であって、従来の小型電磁弁の作用説明図である。
【図9】図7のB部拡大図であって、従来の小型電磁弁の作用説明図である。
【図10】従来の小型電磁弁を変更した断面図である。
【符号の説明】
1 小型電磁弁
5a 第1ポート
5b 第2ポート
5c 第3ポート
6a 弁座
6b 弁座
7 ダイアフラム7
8 弁室
10 揺動部材
30 弁本体
Claims (2)
- 複数のポートに連通する弁室を内設する弁本体が揺動部材を揺動可能に保持し、前記揺動部材を駆動手段で揺動させることにより、前記揺動部材に固着したダイアフラムを前記弁室に形成した弁座に当接又は離間させ、前記複数のポートの連通状態を切り換えることにより、数μLから数十μLの流量を制御する小型電磁弁において、
前記ポートは中央と両側の3カ所に形成され、
前記弁座は、前記両側のポートに形成され、
前記ダイアフラムは、前記弁座に対応する部分が非接液面側に肉厚に形成され、前記弁座および前記中央のポートに対応する接液面が平坦に形成されていることを特徴とする小型電磁弁。 - 請求項1に記載する小型電磁弁において、
前記ダイアフラムの肉厚部分が、前記弁座のシール面積を超えて設けられていることを特徴とする小型電磁弁。
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