JP4177843B2 - エチレン重合方法及びこれに利用される管形反応器 - Google Patents

エチレン重合方法及びこれに利用される管形反応器 Download PDF

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Description

本発明は、多様な物性の製品を高い生産性で製造するためのエチレン重合方法及びこれに利用される管形反応器に関するものであって、より詳しくは、本発明によれば、高圧法連続式エチレン重合方法において、重合反応の進行順序のとおり1次反応領域および前記1次反応領域長さの1.5〜6.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍に該当する断面積を有する2次反応領域を含んでなる重合反応領域の、前記1次反応領域の始まり地点にエチレンが連続的に投入され;前記1次反応領域の始まり地点で低温開始剤単独又はその混合物が投入され;前記2次反応領域内の少なくとも2個の地点で開始剤単独またはその混合物が投入されることを特徴とするエチレン重合方法およびこれに利用される管形反応器に関するものである。
エチレン重合反応は、高温、高圧下で行われる重合反応であって、エチレン重合体の生産量は原料であるエチレンの供給速度と転換率によって決定される。エチレンの供給速度は、圧縮機(compressor)の容量によって決定されるため、エチレンの供給速度を増加させるためには、圧縮機のシリンダーの体積を拡大しなければならないが、これに伴うモーターの負荷も共に考慮しなければならないため、圧縮機のシリンダー体積の拡大を通じたエチレン重合体の生産量の増加には限界がある。よって、圧縮機が任意のシリンダー体積を有するものと決定されている場合には、エチレン生産量は全的に転換率に依存するということができる。しかし、転換率の増加のために無理に反応温度を増加させる場合には、エチレンの爆発的分解反応(decomposition)で工場稼動が停止される状況が発生することもあり得るので、単純に反応温度の増加を通じて転換率を高めることにも限界がある。
一方、エチレン重合体を製造する時には、単純に転換率自体を増加させることにだけ主力すべきでなく、製造される重合体が用途別に要求される多様な物性を満足させなければならないので、結果重合体の用途に合う物性を維持しながら、転換率を増加させることが必須的である。
前記のとおり、エチレン重合工程において、生産性向上のためには、複雑な反応装置の解釈およびその他反応器内の物理化学的諸般現象の理解と予測を伴わなければならないし、結果重合体の用途に合う物性を維持することが必須的であるところ、生産される重合体製品の物性を多様に維持しながらも、高い生産性を表すことができるエチレン重合方法およびこれに利用される管形反応器に対する開発が要求されているのが実情である。
本発明の目的は、高圧法連続式エチレン重合方法において、重合反応領域を重合反応の進行順序のとおり1次反応領域および2次反応領域に分け、1次反応領域対比2次反応領域の長さおよび断面積を特定し、投入される開始剤の種類および投入回数を異にすることにより、生産される重合体製品の物性を多様に維持しながらも、高い生産性を表すことができるエチレン重合方法およびこれに利用される管形反応器を提供することである。
(発明の構成)
本発明によれば、高圧法連続式エチレン重合方法において、重合反応の進行順序のとおり、1次反応領域および前記1次反応領域の長さの1.5〜6.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍に該当する断面積を有する2次反応領域を含んでなる重合反応領域の、前記1次反応領域の始まり地点にエチレンが連続的に投入され;前記1次反応領域の始まり地点で低温開始剤単独またはその混合物が投入され;前記2次反応領域内の少なくとも2個の地点で開始剤単独またはその混合物が投入されることを特徴とするエチレン重合方法が提供される。
本発明において、“重合反応領域”は、開始剤によって重合反応が実質的に進行される領域を意味する。
本発明において、“1次反応領域”は、重合反応の進行順序において、先ず重合反応が進行される領域を意味する。
又、本発明において、“2次反応領域”は重合反応の進行順序において前記1次反応領域より後に重合反応が進行される領域を意味する。
本発明のエチレン重合方法は、高圧法連続式重合方法であって、連続される重合反応領域内でエチレンを重合する方法であり、前記重合反応領域は重合反応の進行順序のとおり1次反応領域と2次反応領域を含んでなる。
本発明のエチレン重合方法において、重合反応領域内で前記1次反応領域は、重合反応の進行順序において、前記2次反応領域の前に位置する。前記1次反応領域の始まり地点にエチレンが連続的に投入され、又低温開始剤単独又はその混合物が投入されることにより、本発明によるエチレン重合が始まる。
本発明のエチレン重合方法において、前記低温開始剤は相対的に低温、即ち、140〜160℃でエチレン重合反応を開始させることができる化合物であって、例えば、tert-ブチルペルオキシピバレート、ジ−ノーマル−ブチルペルオキシジ−カルボネート、tert-ブチルペルオキシネオデカノエートなどを挙げることができ、単独にまたは他の開始剤との混合物の形態で前記1次反応領域に投入される。前記低温開始剤の反応開始温度が140℃未満であると、反応が度を過ぎて早く起こり、工程の制御が難しくなり、160℃を超えると、反応物質の予熱にあまり多くのエネルギーが消費され反応効率が劣る問題点がある。
前記低温開始剤が中温開始剤および高温開始剤のような他の開始剤との混合物の形態で投入される場合、該混合物には前記低温開始剤が50モル%以上含まれることが好ましい。この含量が50モル%未満であると、1次反応領域における重合反応が円滑にならなくなる。又、該混合物には酸素が含まれるとか、または含まれないこともあり得るし、酸素が含まらないことが運転の安定性および工程の安全性の側面で好ましい。
本発明のエチレン重合方法において、前記中温開始剤は、相対的に中温、即ち、160〜190℃でエチレン重合反応を開始させることができる化合物であって、例えば、tert-ブチルペルオキシ2−エチルヘキサノエート、 tert-ブチルペルオキシアセテート、tert-ブチルペルオキシベンゾエートなどを挙げることができる。前記中温開始剤の反応開始温度が160℃未満であると、工程制御が難しくなり、190℃を超えると反応効率が劣る問題点がある。
本発明のエチレン重合方法において、重合反応領域内で前記2次反応領域は、重合反応の進行順序において、前記1次反応領域の後に位置する。
本発明のエチレン重合方法において、前記2次反応領域は前記1次反応領域長さの1.5〜6.5倍、好ましくは3.5〜4.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍、好ましくは1.5〜2.5倍に該当する断面積を有する。本発明のエチレン重合方法においては、主に低温開始剤による反応が行われる1次反応領域の長さを相対的に減らし、2次反応領域の長さを相対的に増すことにより、また、2次反応領域の断面積を1次反応領域の断面積より広めることにより適切な水準の圧力降下(反応器入り口から出口に至るまで圧力の減少幅)を通じて反応物質の反応器内滞留時間を増すことにより、結局転換率を高めて生産性を向上させることができるようになるのである。
前記2次反応領域の長さが前記1次反応領域長さの1.5倍より短いと、相対的に1次反応領域の長さが長くなる結果となり、全体反応における転換率が低くなるようになり、6.5倍より長くなると、結果重合体の物性によくない影響及ぼすようになる。又、前記2次反応領域の断面積が前記1次反応領域断面積の1.2倍より狭いと、2次反応領域が狭くなり、望む水準の生産性向上を期待することができず、4倍より広くなると、生産性は大きく向上されるが、圧力降下が過度になり、反応不安定を惹起することがあるので好ましくない。
さらに、反応器出口における度を過ぎた圧力降下を防ぐために、重合反応の進行順序にしたがって前記2次反応領域は前半部および後半部に分けられ、前記2次反応領域の後半部は、前記1次反応領域の断面積よりは広く、前記2次反応領域の前半部の断面積よりは狭い断面積を有することもできる。前記2次反応領域の前半部および後半部の長さは多様になり得るし、前半部の長さが後半部長さの0.2〜2倍、より好ましくは、0.5〜1.5倍であるのが圧力降下の減少の側面で好ましい。
本発明のエチレン重合方法において、前記2次反応領域の始まり地点では前記1次反応領域を通過した結果物質が連続的に投入され、又前記2次反応領域内の少なくとも2個の地点で開始剤単独またはその混合物が投入され、そのうち少なくとも1つは高温開始剤単独またはその混合物であるのが好ましい。
本発明のエチレン重合方法において好ましく使用可能な前記高温開始剤は、相対的に高温、即ち、190〜250℃でエチレン重合反応を開始させることができる化合物として、例えば、ジ-tert-ブチルペルオキシド、tert−ブチルキュミルペルオキシド、1,3−ビス(tert-ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼンなどを挙げることができ、単独にまたは他の開始剤との混合物の形態に前記2次反応領域に投入される。前記高温開始剤の反応開始温度が190℃未満であば、工程制御が難しくなり、250℃を超えると、反応効率が劣る問題点がある。
前記高温開始剤が低温開始剤および中温開始剤のような他の開始剤との混合物の形態で投入される場合、その混合物には前記高温開始剤が50モル%以上含まれることが好ましい。この含量が50モル%未満であると、2次反応領域における重合反応が安定的にならなくなる。又、その混合物には酸素が含まれるか、又は含まれないことがあり得るし、酸素が含まれないのが運転の安定性および工程安全性の側面で好ましい。
本発明のエチレン重合方法にあっては、前記開始剤、好ましくは高温開始剤単独またはその混合物が、前記2次反応領域で、少なくとも2個の、好ましくは3個以上の他の地点で投入され、その投入地点中1つは、前記2次反応領域の始まり地点であるのが好ましい。2次反応領域におけるこのような開始剤の多重投入は、重合反応が進行されるに伴う反応系粘度の増加に因る反応効率の減少を防ぎ、生産性を向上させるという側面で好ましい。
さらに、本発明のエチレン重合方法において、前記エチレンは、前記1次反応領域の始まり地点以外の、前記重合反応領域内の少なくとも1個の他の地点で追加的に投入され得るし、前記2次反応領域内の地点で追加投入されることが好ましい。このようなエチレンの追加的投入は、反応効率を高め、生産性を向上させるという側面で好ましい。
さらに、本発明のエチレン重合方法において、好ましくは、前記エチレンは投入以前に予熱されることにより、反応効率を高め、又、投入時、反応条件の急激な変化を防ぐことができる。
一方、本発明によれば、始まり地点にエチレン投入部及び開始剤投入部を有する1次反応領域;及び少なくとも2個の地点に開始剤投入部を有する、前記1次反応領域長さの1.5〜6.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍に該当する断面積を有する2次反応領域を含んでなる重合反応領域を有する高圧法連続式エチレン重合用管形反応器が提供される。
本発明の管形反応器において、反応器出口における度を過ぎた圧力降下を防ぐために、重合反応の進行順序にしたがって、前記2次反応領域は、前半部及び後半部に分けられ、前記2次反応領域の後半部は、前記1次反応領域の断面積よりは広く、前記2次反応領域の前半部の断面積よりは狭い断面積を有することもあり得る。前記2次反応領域の前半部および後半部の長さは多様であり得るし、前半部の長さが後半部長さの0.2〜2倍、より好ましくは0.5〜1.5倍であることが圧力降下の減少の側面で好ましい。
さらに、本発明の管形反応器は、前記1次反応領域の始まり地点以外の、前記重合反応領域内の少なくとも1個の他の地点にエチレン投入部をさらに含むことができ、これは前記2次反応領域内にさらに含むことが好ましい。
さらに、本発明の管形反応器は、好ましくは、前記エチレン投入部に連結され、前記エチレンを反応器に投入する以前に予熱することができるエチレン予熱部をさらに含むことができるし、この場合、エチレンは前記エチレン予熱部を通過して反応器へ供給される。前記エチレン予熱部は反応器、特に、前記1次反応領域と一体に形成されることもできるし、この場合、前記1次反応領域の始まり地点に存在するエチレン投入部は1次反応領域と一体に形成されたエチレン予熱部の終わりになる。又、特に、追加的なエチレン投入がある場合、前記エチレン予熱部は、別途の連結ラインを通じて外部から反応器に連結されることもできる。
本発明による管形反応器には、前記の構成要素以外にも、圧力計、温度計、試料採取部などのように、エチレン重合用反応器に必須的にまたは付加的に含まれる多数の構成要素などを本発明の目的を達成できる範囲内でさらに含むことができる。
以下において実施例などを通じて本発明をより詳しく説明しようとするが、これらの実施例によって本発明の範囲が制限されるものではない。
以上で説明したとおり、本発明によれば、多様な物性を有するエチレン単独重合体又は共重合体製品を高い生産性で製造することができる。
実施例1
本実施例1では、重合反応の進行順序にしたがって、280mのエチレン予熱部、320mの1次反応領域および1270mの2次反応領域からなり、1次反応領域は、内径40mmの管形であり、2次反応領域は、内径60mmの管形であり、1次反応領域の始まり地点に開始剤投入部1を有し、2次反応領域の始まり地点に開始剤投入部2および追加的なエチレン投入部を有し、該追加的なエチレン投入部は追加的なエチレン予熱部と連結され、2次反応領域の始まり地点から重合反応の進行方向に約470mおよび約890m離れた地点に開始剤投入部3および4をそれぞれ有する管形反応器を使用した。
図1に本実施例1で使用された管形反応器に対する概略的な図面を示した。
280mのエチレン予熱部に33.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部に31.8トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1および2に、低温開始剤としてtert-ブチルペルオキシピバレート(TBPV)、中温開始剤としてtert-ブチルペルオキシ2-エチルヘキサノエート(TBPO) および高温開始剤としてジ-tert-ブチルペルオキシド(DTBP)をそれぞれ60,30および10モル%に混合した低温開始剤混合物をそれぞれ投入し、開始剤投入部3および4に高温開始剤としてDTBPを低温開始剤混合物と同一なモル数でそれぞれ投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力(2次反応領域終わり地点における圧力)および製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例2
本実施例2では、実施例1で使用された管形反応器を使用した。
280mのエチレン予熱部に38.5トン/時間の速度でエチレンを、6900kg/時間の速度で酢酸ビニルをそれぞれ投入し、追加的なエチレン予熱部に36.8トン/時間の速度でエチレンを投入し、低温開始剤混合物および高温開始剤を実施例1と同一に投入してエチレンビニルアセテート共重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された共重合体のビニルアセテート(VA)含量、溶融指数(melt index, MI), 多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例3
本実施例3では、重合反応の進行順序に従って、280mのエチレン予熱部、320mの1次反応領域、470mの2次反応領域前半部および800mの2次反応領域後半部からなり、1次反応領域は内径40mmの管形であり、2次反応領域前半部は内径60mmの管形であり、2次反応領域後半部は内径50mmの管形であり、1次反応領域の始まり地点に開始剤投入部1を有し、2次反応領域前半部の始まり地点に開始剤投入部2および追加的なエチレン投入部を有し、該追加的なエチレン投入部は追加的なエチレン予熱部と連結され、2次反応領域の後半部の始まり地点に開始剤投入部3を有し、2次反応領域の後半部の始まり地点から重合反応の進行方向に約420m離れた地点に開始剤投入部4を有する管形反応器を使用した。
図2に本実施例3で使用された管形反応器に対する概略的な図面を示した。
280mのエチレン予熱部に33.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部に31.8トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1および2に、低温開始剤としてTBPV, 中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ60、30および10モル%で混合した低温開始剤混合物をそれぞれ投入し、開始剤投入部3および4に高温開始剤としてDTBPを低温開始剤混合物と同一なモル数でそれぞれ投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB) 含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例4
本実施例4では、実施例3で使用された管形反応器を使用した。
280mのエチレン予熱部に38.5トン/時間の速度でエチレンを、6817kg/時間の速度で酢酸ビニルをそれぞれ投入し、追加的なエチレン予熱部に36.8トン/時間の速度でエチレンを投入し、低温開始剤混合物および高温開始剤を実施例3と同一に投入してエチレンビニルアセテート共重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された共重合体のビニルアセテート(VA)含量、溶融指数(melt index, MI), 多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例5
本実施例5では、実施例3で使用された管形反応器を使用した。
開始剤投入部4で高温開始剤を投入しないことを除いては、実施例3と同一な方法でエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された重合体の溶融指数(melt index , MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(longchain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例6
本実施例6では、重合反応の進行順序に従って、280mのエチレン予熱部、320mの1次反応領域および1270mの2次反応領域からなり、1次反応領域は内径40mmの管形であり、2次反応領域は内径60mmの管形であり、1次反応領域の始まり地点に開始剤投入部1を有し、2次反応領域の始まり地点に開始剤投入部2および追加的なエチレン投入部1を有し、該追加的なエチレン投入部1は追加的なエチレン予熱部1と連結され、2次反応領域の始まり地点から重合反応の進行方向に約470mおよび約890m離れた地点に開始剤投入部3および4をそれぞれ有し、2次反応領域の始まり地点から重合反応の進行方向に約470m離れた地点に追加的なエチレン投入部2を有し、該追加的なエチレン投入部2は追加的なエチレン予熱部2と連結される管形反応器を使用した。
図3に本実施例6で使用された管形反応器に対する概略的な図面を示した。
280mのエチレン予熱部に33.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部1および2にそれぞれ15.9トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1、2および3に、低温開始剤としてTBPV, 中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ60、30および10モル%で混合した低温開始剤混合物をそれぞれ投入し、開始剤投入部4に高温開始剤としてDTBPを低温開始剤混合物と同一なモル数で投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例7
本実施例7では、実施例6で使用された管形反応器を使用した。
280mのエチレン予熱部に38.5トン/時間の速度でエチレンを、7283kg/時間の速度で酢酸ビニルをそれぞれ投入し、追加的なエチレン予熱部1および2にそれぞれ18.4トン/時間の速度でエチレンを投入し、低温開始剤混合物および高温開始剤を実施例6と同一に投入してエチレンビニルアセテート共重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された共重合体のビニルアセテート(VA)含量、溶融指数(melt index, MI), 多分散性指数(polydispersity),濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例8
本実施例8では、実施例6で使用された管形反応器を使用した。
280mのエチレン予熱部に33.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部1および2にそれぞれ15.9トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1、2および3に、低温開始剤としてTBPV, 中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ60、30および10モル%に混合した低温開始剤混合物をそれぞれ投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例9
本実施例9では、重合反応の進行順序に従って、280mのエチレン予熱部、320mの1次反応領域、470mの2次反応領域前半部および800mの2次反応領域後半部からなるり、1次反応領域は内径40mmの管形であり、2次反応領域前半部は内径60mmの管形であり、2次反応領域後半部は内径50mmの管形であり、1次反応領域の始まり地点に開始剤投入部1を有し、2次反応領域前半部の始まり地点に開始剤投入部2および追加的なエチレン投入部1を有し、該追加的なエチレン投入部1は追加的なエチレン予熱部1と連結され、2次反応領域の後半部の始まり地点に開始剤投入部3および追加的なエチレン投入部2を有し、該追加的なエチレン投入部2は追加的なエチレン予熱部2と連結され、2次反応領域後半部の始まり地点から重合反応の進行方向に約420m離れた地点に開始剤投入部4を有する管形反応器を使用した。
図4に本実施例9で使用された管形反応器に対する概略的な図面を示した。
280mのエチレン予熱部に33.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部1および2にそれぞれ15.9トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1、2および3に、低温開始剤としてTBPV, 中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ60、30および10モル%で混合した低温開始剤混合物をそれぞれ投入し、開始剤投入部4に高温開始剤としてDTBPを低温開始剤混合物と同一なモル数で投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
実施例10
本実施例10では、実施例9で使用された管形反応器を使用した。
280mのエチレン予熱部に38.5トン/時間の速度でエチレンを7250kg/時間の速度で酢酸ビニルをそれぞれ投入し、追加的なエチレン予熱部1および2にそれぞれ18.4トン/時間の速度でエチレンを投入し、低温開始剤混合物および高温開始剤を実施例9と同一に投入してエチレンビニルアセテート共重合体を製造した。
重合反応の転換率、出口圧力および製造された共重合体のビニルアセテート(VA)含量、溶融指数(melt index, MI), 多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
比較例1
本比較例1では、現在商業的に運転中である管形反応器として、重合反応の進行順序に従って、360mのエチレン予熱部、710mの1次反応領域及び800mの2次反応領域からなり、1次反応領域は内径40mmの管形であり、2次反応領域は内径60mmの管形であり、1次反応領域の始まり地点に開始剤投入部1を有し、2次反応領域の始まり地点に開始剤投入部2及び追加的なエチレン投入部を有し、該追加的なエチレン投入部は追加的なエチレン予熱部と連結され、2次反応領域の始まり地点から重合反応の進行方向に約420m離れた地点に開始剤投入部3を有する管形反応器を使用した。
図5に本比較例1で使用された管形反応器に対して簡略的な図面を示した。
360mのエチレン予熱部に27.6トン/時間の速度でエチレンを投入し、追加的なエチレン予熱部に18.4トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1に、酸素、中温開始剤としてTBPO及び高温開始剤としてDTBPをそれぞれ6.073、91及び2.927モル%に混合した中温開始剤混合物を投入し、開始剤投入部2に酸素、中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ0.912、96および3.088モル%に混合した中温開始剤混合物を投入し、開始剤投入部3に高温開始剤としてDTBPを中温開始剤混合物と同一なモル数で投入してエチレン単独重合体を製造した。
重合反応の転換率及び製造された重合体の溶融指数(melt index, MI), 密度、多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB )含量を測定し、その結果を表1に示した。
比較例2
本比較例2では、比較例1で使用された管形反応器を使用した。
360mのエチレン予熱部に31.9トン/時間の速度でエチレンを、4167kg/時間の速度で酢酸ビニルをそれぞれ投入し、追加的なエチレン予熱部に21.3トン/時間の速度でエチレンを投入し、開始剤投入部1、2に、中温開始剤としてTBPOおよび高温開始剤としてDTBPをそれぞれ90および10モル%に混合した中温開始剤混合物をそれぞれ投入し、開始剤投入部3に高温開始剤としてDTBPを中温開始剤混合物と同一なモル数で投入してエチレンビニルアセテート共重合体を製造した。
重合反応の転換率及び製造された共重合体のビニルアセテート(VA)含量、溶融指数(melt index, MI), 多分散性指数(polydispersity), 濁度および長鎖枝(long chain branch, LCB)含量を測定し、その結果を表1に示した。
Figure 0004177843
前記表1に示された転換率(%)/100に時間当たり総エチレン投入量を乗すると時間当たり重合体の生産量、即ち、生産速度となるところ、該生産速度が高いほど生産性が向上されることと見ることができる。各実施例および比較例における転換率、時間当たり総エチレン投入量および生産速度を以下の表2に示した。
Figure 0004177843
前記表2をよく見ると、本発明による製造方法を本発明による管形反応器を利用して実施した実施例などの場合、現在商業的に運転中の管形反応器を利用した比較例などに比べて、高い生産速度を表すところ、これから生産性が向上されたことを分かる。又、前記表1から、本発明において各反応領域を構成する管の断面積を変更するか、開始剤の種類および投入回数を変更するか、追加的なエチレンを投入することにより、溶融指数および密度を安定的に維持しながらも、多分散性指数(これは多様な範囲の分子量分布を意味する)、濁度およびLCB含量などのような物性を多様に有する重合体が製造できることを分かる。
本発明の実施例1において使用された管形反応器に対する概略的な図面である。 本発明の実施例3において使用された管形反応器に対する概略的な図面である。 本発明の実施例6において使用された管形反応器に対する概略的な図面である。 本発明の実施例9において使用された管形反応器に対する概略的な図面である。 本発明の比較例1において使用された管形反応器に対する概略的な図面である。

Claims (13)

  1. 高圧法連続式エチレン重合方法において、重合反応の進行順序のとおり1次反応領域および前記1次反応領域長さの1.5〜6.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍に該当する断面積を有する2次反応領域を含んでなり、前記2次反応領域は、前半部および後半部に分けられ、前記2次反応領域の後半部は、前記1次反応領域の断面積よりは広く、前記2次反応領域の前半部の断面積よりは狭い断面積を有する重合反応領域の、前記1次反応領域の始まり地点にエチレンが連続的に投入され;前記1次反応領域の始まり地点で低温開始剤単独またはその混合物が投入され;前記2次反応領域内の少なくとも2個の地点で開始剤単独またはその混合物が投入されることを特徴とするエチレン重合方法。
  2. 前記低温開始剤は、140〜160℃でエチレン重合反応を開始させることができる化合物であることを特徴とする請求項1に記載のエチレン重合方法。
  3. 前記低温開始剤混合物には、前記低温開始剤が50モル%以上含まれ、酸素が含まれていないことを特徴とする請求項1に記載のエチレン重合方法。
  4. 前記2次反応領域内で投入される開始剤単独またはその混合物中、少なくとも1つは高温開始剤単独またはその混合物であることを特徴とする請求項1に記載のエチレン重合方法。
  5. 前記高温開始剤は、190〜250℃でエチレン重合反応を開始させることができる化合物であることを特徴とする請求項に記載のエチレン重合方法。
  6. 前記高温開始剤混合物には前記高温開始剤が50モル%以上含まれ、酸素が含まれていないことを特徴とする請求項に記載のエチレン重合方法。
  7. 前記エチレンは、前記1次反応領域の始まり地点以外の、前記重合反応領域内の少なくとも1個の他の地点で追加的に投入されることを特徴とする請求項1に記載のエチレン重合方法。
  8. 前記エチレンは、前記2次反応領域内の地点で追加的に投入されることを特徴とする請求項に記載のエチレン重合方法。
  9. 前記エチレンは、投入以前に予熱されることを特徴とする請求項1またはに記載のエチレン重合方法。
  10. 始まり地点にエチレン投入部および開始剤投入部を有する1次反応領域;および少なくとも2個の地点に開始剤投入部を有する、前記1次反応領域長さの1.5〜6.5倍に該当する長さを有し、前記1次反応領域断面積の1.2〜4倍に該当する断面積を有する2次反応領域を含んでなり、前記2次反応領域は、前半部および後半部に分けられ、前記2次反応領域の後半部は、前記1次反応領域の断面積よりは広く、前記2次反応領域の前半部の断面積よりは狭い断面積を有する重合反応領域を有する高圧法連続式エチレン重合用管形反応器。
  11. 前記1次反応領域の始まり地点以外の、前記重合反応領域内の少なくとも1個の他の地点にエチレン投入部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の高圧法連続式エチレン重合用管形反応器。
  12. 前記2次反応領域内の地点にエチレン投入部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の高圧法連続式エチレン重合用管形反応器。
  13. 前記エチレン投入部に連結されるエチレン予熱部をさらに含むことを特徴とする請求項1または1に記載の高圧法連続式エチレン重合用管形反応器。
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