JP4176083B2 - コイル部品 - Google Patents

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本発明はコイル部品に関し、特にコモンモードチョークコイルに用いられるコイル部品に関する。
近年、パソコン等における高速インターフェイスであるUSB2.0規格や、デジタルビデオ等のデジタル映像・音声入出力インターフェイスであるHDMI規格では、高周波の伝送信号が用いられている。この伝送信号の高周波化に伴って、位相が180°異なる信号を二本の導線に流し、ノイズの影響を受け難くて信号のエラーが少ない差動伝送方式による信号の伝送が行われている。
しかし現実には、例えば二本の導線の通信特性の違いが原因となってコモンモードのノイズ電流が発生し、導線をアンテナとしてノイズを放射する場合があり、このノイズを低減するコモンモードチョークコイルとして、例えば特許文献1に示されるコイル部品が開示されている。
また、高周波の伝送信号を用いるインターフェイスに使用されるコイル部品では、その特性インピーダンスを決定するために、コイル部品のインダクタンスの他に線間容量が顕著に関係している。
特開2003−133148号公報
しかし、特許文献1に示されるコイル部品では、位置決め段差内に導線を巻回することにより、コアの巻芯部に対する導線の位置決めは行われていたが、線間容量にはばらつきが発生していた。よって、コイル部品の特性インピーダンスにもばらつきが生じていた。
このばらつきを低減するために、本発明の発明者は、線間容量が二本の導線の距離に応じて変化することを見出した。そこで、本発明は、導線の間隔を一定に保つことにより、特性インピーダンスのばらつきを低減したコイル部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、柱状の巻芯部と巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部とを備えたコアと、巻芯部の表面に巻回される二本の導線と、一対の鍔部に設けられて二本の導線がそれぞれ継線される端子電極とを備えたコイル部品を提供する。このコイル部品の巻芯部の表面には平坦部と、平坦部から突出し一方の鍔部から他方の鍔部へ向かう方向に並ぶ複数の凸部とが設けられており、二本の導線は互いに離間しつつ隣り合う凸部間を通過して巻芯部の表面上を複数回巻回され、一方の導線は複数の凸部のそれぞれに対して一方の鍔部側に位置する平坦部と凸部とが交わる箇所に配置され、他方の導線は複数の凸部のそれぞれに対して他方の鍔部側に位置する平坦部と凸部とが交わる箇所に配置されている。
このような構成によると、導線を巻芯部に巻回する際に、隣り合う凸部の間に二本の導線の1ターン分を順次巻回することができ、導線の1ターン毎を凸部により区画することができる。よって導線の1ターン毎の距離を凸部により制御することができる。導線の1ターン毎の距離を制御できることにより、導線の1ターン毎の線間容量を制御することができる。また隣り合う凸部の間に二本の導線を巻回する際に、一方の導線と他方の導線との間の距離を、隣り合う凸部の配置に基づいて制御することができる。一方の導線と他方の導線との間の距離を制御することができることにより、一方の導線と他方の導線との間の線間容量を制御することができる。
また、複数の凸部は、互いに同一形状に構成されていることが好ましい。このような構成によると、凸部が何れも同じ形状であるため、凸部により区画される導線の1ターン毎の距離を均等にすることができる。線間容量は導線の1ターン毎の距離に応じて変化するため、導線の1ターン毎の距離を均等にして一定の値にすることにより線間容量を一定の値とすることができる。
また、複数の凸部は、一方の鍔部から他方の鍔部へと向かう方向に一定間隔に整列して設けられていることが好ましい。このような構成によると、隣り合う凸部の間隔がすべて等しくなるため、隣り合う凸部の間に巻回された二本の導線の間の距離を均等にすることができる。線間容量は二本の導線の間の距離に応じて変化するため、二本の導線の間の距離を均等にして一定の値とすることにより、線間容量を一定の値とすることができる。
また、巻芯部は断面が多角形で第一面を有し、複数の凸部は第一面に設けられた複数の第一凸部を有し、複数の第一凸部は、互いに同一形状に構成されていると共に、第一面に一方の鍔部から他方の鍔部へと向かう方向に一定間隔に整列して設けられていることが好ましい。
このような構成によると、巻芯部に二本の導線を巻回する際に、1ターン毎の距離を均等にすることができると共に、二本の導線間の距離を均等にして一定の値とすることができる。線間容量は導線の1ターン毎の距離及び二本の導線間の距離に応じて変化するため、このような構成を取るとことにより、巻芯部における導線の線間容量を一定の値とすることができる。
また、巻芯部は第二面を有し、複数の凸部は、第二面に設けられた複数の第二凸部を有し、複数の第二凸部は、互いに第一凸部と同一形状に構成されていると共に、第二面に一方の鍔部から他方の鍔部へと向かう方向に一定間隔で整列して設けられ、複数の第一凸部と複数の第二凸部とは、一方の鍔部から他方の鍔部へと向かう方向において、互いにずれた位置に配置されていることが好ましい。
このような構成によると、導線の1ターン毎の距離と、二本の導線間の距離とを、より正確に一定の値にすることができるため、巻芯部における導線の線間容量をより正確に一定の値とすることができる。
また凸部は、基端側の断面積が先端側の断面積より大きくオーバーハングのない山形形状をなしていることが好ましい。このような構成によると、凸部が斜面により構成されるため、導線の巻回時に、導線が凸部に係って巻回されたとしても、その斜面に沿って導線が滑り落ち、凸部と巻芯部の表面とが交わる箇所に導線が配置される。
本発明のコイル部品によれば、導線の線間容量を正確に一定に保つことができるため、特性インピーダンスのばらつきを低減したコイル部品を提供することができる。
本発明の実施の形態によるコイル部品について図1から図4を参照しながら説明する。図1に示されるコイル部品であるコモンモードチョークコイル1は、ドラム型形状のコア2と、2本の導線6及び導線7と、電極8及び電極9とから主に構成されている。
コア2は磁性体であって長手方向に直交する断面が略長方形の巻芯部3と、巻芯部3長手方向の一端と他端とに設けられた略同一形状の鍔部4及び鍔部5とから構成されている。以下、鍔部4と鍔部5とについては略同一形状であるため、特に明記しない限り片側の鍔部4のみで説明する。また図2に示されるように、巻芯部3の長手方向をx軸方向、巻芯部の幅方向をy軸方向、及び図3に示されるように、巻芯部3の厚さ方向をz軸方向と定義して説明する。
巻芯部3は、図2及び図3に示されるように、第一面31と、第一面31の反対面である第二面32と、第一面31と第二面32との間に設けられた第一側面33と第二側面34と、から構成されている。また第一面31と第二面32とは、互いに略平行であり、第一側面33と第二側面34とも互いに略平行である。よって巻芯部3のy方向断面は、略長方形となる。
図2及び図3に示されるように、第一面31のy方向略中心には、x軸方向に均等な間隔:Tで整列した複数の第一凸部31A〜31Dが設けられている。また第二面32のy方向略中心にも、x軸方向に均等な間隔:Tで整列した複数の第二凹部32A〜32Cが設けられている。これら第一凸部31A〜31D及び第二凸部32A〜32Cは、何れも、略同一形状で、基端側の断面積が先端側の断面積より大きくオーバーハングのない山形形状をなしており(図3)、その表面は巻芯部3の表面に対して斜面を形成している。
図3に示されるように、x軸方向において、第二凸部32Aは、第一凸部31Aと第一凸部31Bとの間の略中間位置になるように配置されている。また図2及び図4に示されるように、第一凸部31Aと第一凸部31Bとの間が第一領域3A、第二凸部32Aと第二凸部32Bとの間が第二領域3B、第一凸部31Bと第一凸部31Cとの間が第三領域3C、第二凸部32Bと第二凸部32Cとの間が第四領域3D、及び第一凸部31Cと第一凸部31Dとの間が第五領域3Eと規定されている。
図2に示されるように、第一側面33の第一側面33と鍔部5とが交わる部分付近は、その表面が第二側面34方向に若干凹んだ第一凹部33aが形成されており、第一側面33と第一凹部33aとの連結箇所には第一段部33bが形成されている。第二側面34の第二側面34と鍔部4とが交わる部分付近にも、同様の第二凹部34aが形成されており、第二側面34と第二凹部34aとの連結箇所には第二段部34bが形成されている。
鍔部4は、図2及び図3に示されるように、x軸方向に直交する正面41及び背面42と、y軸方向に直交する第一側面43及び第二側面44と、z軸方向に直交する頂面45及び底面46と、から規定される略直方体より構成されている。同様に鍔部5も正面51及び背面52と、y軸方向に直交する第一側面53及び第二側面54と、z軸方向に直交する頂面55及び底面56から規定される略直方体より構成されている。
図2に示されるように、頂面45には、頂面45におけるx軸方向の略中心位置から巻芯部3の方へ向かって傾斜する一対の溝部45a、45bが形成されている。溝部45aと溝部45bとは、頂面45のy軸方向中心を通るx軸に対して対称な構成となっている。
図1に示されるように、電極8は、頂面45と正面41とに跨ってメッキにより形成されており、図2に示されるように、y軸方向に並んで第一側面43側に電極8A、第二側面44側に電極8Bが設けられている。また頂面45において、電極8Aの一部は、溝部45a内にも形成されており、同様に電極8Bの一部も溝部45b内に形成されている。電極8の頂面45部分が導線6及び導線7との継線部分となる。電極9は、鍔部4と同様の構成を取る鍔部5に、電極8と同様の構成で設けられている(図2及び図3)。
図2に示されるように、導線6は、その一端が電極8Aに継線されると共に溝部45b内に配線され、更に第一面31の第一凸部31Aに沿って第二段部34b箇所に延出され、第二段部34bに沿って第二側面34上に延び巻芯部3に巻回される。導線7は、その一端が電極8Bに継線されると共に溝部45a内に配線され、更に第一面31の鍔部4と第二凹部34aとが交わる箇所に延出され、鍔部4と第二凹部34aとが交わる箇所に沿って延びて巻芯部3に巻回される。
図4に示されるように、第二段部34bに沿って配線された導線6は、第二面32表面であって第二凸部32Aの鍔部4側に沿って配線され、第一側面33を介して第一面31側に巻回される。更に図2に示されるように、第一側面33側から巻回されてきた導線6は、第一面31表面であって第一領域3A内に延出され、第一凸部31Bと当接するように配線されて、第二側面34を介して第二面32側に巻回される。
また図4に示されるように、鍔部4と第二凹部34aとが交わる箇所に沿って配線された後の導線7は、第二面32表面に配線され、第一側面33を介して第一面31側に巻回される。更に図2に示されるように、第一側面33側から巻回されてきた導線7は、第一面31表面であって第一領域3A内に延出され、第一凸部31Bと当接するように配線されて、第二面32側に巻回される。
第一凸部31Aと第一凸部31Bとの間の間隔:Tは一定の距離であり、第一凸部31Aと第一凸部31Bとは、同じ形状であるため、第一領域3A内での導線6と導線7との間の距離:t1は、一定の距離に保たれる。
図4に示されるように、第一領域3Aから第二側面34を介して第二面32にまで巻回された導線6は、第二面32表面であって第二領域3B内に延出され、第二凸部32Bに当接するように配線されて第一側面33を介して第一面31側に巻回される。また第一領域3Aから第二側面34を介して第二面32にまで巻回された導線7も第二面32表面であって第二領域3B内に延出され、第二凸部32Aに当接するように配線されて第一側面33を介して第一面31側に巻回される。
この第二領域3Bは、第二凸部32Aと第二凸部32Bとの間の距離:Tであり、その形状は第一凸部31Aと同じ形状であるため、第一領域3Aと略同形状である。よって導線6と導線7との間の距離も、第一領域3Aにおける導線6と導線7との間の距離:t1と同じになる。
同様に第三領域3C、第四領域3D、及び第五領域3Eも第一領域3Aと略同じ形状であるため、第三領域3C、第四領域3D、及び第五領域3E内での導線6と導線7との距離もt1に保たれる。よって各領域内における導線6と導線7とは、巻芯部3に巻回される際に、x方向における距離:t1が一定に保たれ、いわゆるスペース巻きが形成される。
図2に示されるように、第一面31上の第一領域3Aと第三領域3Cと第五領域3Eとは、同形状の第一凸部31B及び第一凸部31Cとで区画されており、図4に示されるように、第二面32上の第二領域3Bと第四領域3Dとは、第二凸部32Bで区画されている。第一凸部31A〜31Dと第二凸部32A〜32Cとは全て略同形状であるため、隣り合う各領域間の距離も略等しくなる。
また各領域内において、導線6及び導線7は各領域を区画する凸部に当接して設けられているため、第一領域3Aに配置される導線6及び導線7と第三領域3Cに配置される導線6及び導線7との間の距離:t2と、第三領域3C配置される導線6及び導線7と第五領域3Eに配置される導線6及び導線7との間の距離とは略等しくt2となる。また第一領域3Aに配置される導線6及び導線7と第三領域3Cに配置される導線6及び導線7との間の距離と、第二領域3Bに配置される導線6及び導線7と第四領域3Dに配置される導線6及び導線7との間の距離とも略等しくなる。
よって、導線6及び導線7が巻芯部3に巻回される際に、導線6及び導線7を一組とした1ターン毎の距離は、少なくとも第一領域3Aから第五領域3Eまでの間でt2となり一定の値となる。
図4に示すように、第五領域3Eより延出された導線6は、第二側面34を介して第二面32側へ巻回され、第二面32表面の鍔部5と第一凹部33aとが交わる箇所まで配線される。そして導線6は、第一凹部33aの鍔部5と交わる箇所に沿って配線され、図2に示されるように、第一面31表面の鍔部5と第一凹部33aとが交わる箇所から溝部55a内へ向けて延出されると共に、溝部55a内に配線されて電極9Aに継線されている。
また図4に示すように、第五領域3Eより延出された導線7は、第二側面34を介して第二面32側へ巻回され、第二面32表面の第二凸部32Cの鍔部5側に沿って第一段部33bまで配線される。そして導線7は、第一段部33bに沿って延び、図2示されるように、第一面31の表面から溝部55b内に向けて延出されると共に、溝部55b内に配線されて電極9Bに継線されている。
また、導線6及び導線7を巻芯部3に巻回する際に、例えば導線6が第一凸部31A上に巻回される場合がある。しかし、第一凸部31Aの表面は斜面であるため、導線6は第一凸部31Aの表面を滑り、第一凸部31Aと第一面31とが交わる箇所である第一凸部31Aの麓に配置される。よって、僅かに第一凸部31A〜31D及び第二凸部32A〜32Cに掛かるように導線6及び導線7を巻芯部3に巻回することにより、第一凸部31A〜31D及び第二凸部32A〜32Cの麓に導線6及び導線7が正確に当接するように巻回することができる。
以上の構成によるコモンモードチョークコイル1では、導線6と導線7との間の距離が略等しく一定の値:t1を保ち、導線6及び導線7の1ターン毎の距離も略等しく一定の値:t2を保つことができるので、各製品間の特性のばらつきを低減することができる。
コモンモードチョークコイル1の線間容量は、導線6と導線7との間の距離、及び導線6及び導線7の1ターン毎の距離に応じて変化するが、当該実施の形態のコモンモードチョークコイル1では、各製品間でこれらの距離が一定に保たれているため、線間容量が略一定のコモンモードチョークコイルを提供することができる。またコモンモードチョークコイルの特性インピーダンスは線間容量に応じて変化するが、導線6と導線7との間の距離及び導線6及び導線7の1ターン毎の距離が一定に保たれて各製品間の線間容量のばらつきを低減することができるため、各製品間で特性インピーダンスが一定のコモンモードチョークコイルを提供することができる。よって、各製品間における特性インピーダンスのばらつきが低減された、特定の周波数を好適に排除するコモンモードチョークコイルを提供することができる。
本発明によるコイル部品は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、凸部を第一面31のみに設けても良いし、第一側面43のみに設けても良い。また、第一面31、第二面32、及び第一側面43にそれぞれ凸部が設けられていても良い。巻芯部3を構成する四面のうちの少なくとも一面に凸部が設けられていれば、その凸部の麓に導線6、7を巻回することにより、導線6と導線7との間の距離及び導線6及び導線7の1ターン毎の距離を一定にして巻回することができる。
第一面31と第一側面43とにそれぞれ第一凸部と第二凸部とを設けた場合では、第一凸部と第二凸部とをx軸方向に約1/4ピッチずらすことにより、導線6と導線7との間の距離及び導線6及び導線7の1ターン毎の距離を一定にして巻回することが可能となる。同様に第二面32と第二側面43とに第一凸部と第二凸部とを設けることもできる。
また、上述した実施の形態では、第一凸部、第二凸部の何れもx軸と平行に等間隔に設けられていたが、これに限らず、例えば第一凸部が第一面31上で、y方向にずれて配置されていても良い。この場合には、導線6と導線7との間の距離及び導線6及び導線7の1ターン毎の距離が一定になるように第一凸部の一を予め計算して設ければよい。
本発明の実施の形態に係るコモンモードチョークコイルの斜視図。 本発明の実施の形態に係るコモンモードチョークコイルの平面図。 本発明の実施の形態に係るコモンモードチョークコイルのコアの側面図。 本発明の実施の形態に係るコモンモードチョークコイルの底面図。
符号の説明
1・・コモンモードチョークコイル 2・・コア 3・・巻芯部
3A〜3E・・第一領域〜第五領域 4、5・・鍔部 6、7・・導線 8、9・・電極 31・・第一面 31A〜31D・・第一凸部 32・・第二面
32A〜32C・・第一凸部 33・・第一側面 33a・・第一凹部
33b・・第一段部 34・・第二側面 34a・・第二凹部 34b・・第二段部
41・・正面 42・・背面 43・・第一側面 44・・第二側面
45a、45b、55a、55b・・溝部 45・・頂面 46・・底面 55・・頂面

Claims (6)

  1. 柱状の巻芯部と該巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部とを備えたコアと、
    該巻芯部の表面に巻回される二本の導線と、
    一対の該鍔部に設けられて二本の該導線がそれぞれ継線される端子電極とを備え、
    該巻芯部の表面には平坦部と、平坦部から突出し一方の該鍔部から他方の該鍔部へ向かう方向に並ぶ複数の凸部とが設けられ、
    該二本の導線は互いに離間しつつ隣り合う該凸部間を通過して該巻芯部の表面上を複数回巻回され、一方の該導線は複数の該凸部のそれぞれに対して該一方の鍔部側に位置する該平坦部と該凸部とが交わる箇所に配置され、他方の該導線は複数の該凸部のそれぞれに対して該他方の鍔部側に位置する該平坦部と該凸部とが交わる箇所に配置されることを特徴とするコイル部品。
  2. 複数の該凸部は、互いに同一形状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 複数の該凸部は、一方の該鍔部から他方の該鍔部へと向かう方向に一定間隔に整列して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のコイル部品。
  4. 該巻芯部は断面が多角形で第一面を有し、複数の該凸部は該第一面に設けられた複数の第一凸部を有し、複数の該第一凸部は、互いに同一形状に構成されていると共に、該第一面に一方の該鍔部から他方の該鍔部へと向かう方向に一定間隔に整列して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  5. 該巻芯部は第二面を有し、複数の該凸部は、該第二面に設けられた複数の第二凸部を有し、複数の該第二凸部は、互いに該第一凸部と同一形状に構成されていると共に、該第二面に一方の該鍔部から他方の該鍔部へと向かう方向に一定間隔で整列して設けられ、
    複数の該第一凸部と複数の該第二凸部とは、一方の該鍔部から他方の該鍔部へと向かう方向において、互いにずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
  6. 該凸部は、基端側の断面積が先端側の断面積より大きくオーバーハングのない山形形状をなしていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載のコイル部品。
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