JP4176044B2 - フィルタリング装置及びデジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルテレビやハードディスク録画器等に適用されるフィルタリング装置及びデジタル放送受信装置に関する。
主にデジタル放送で使用される、MPEG2により規定されたトランスポートストリーム(Transport Stream:TS)パケットの復号処理においては、フィルタリング(PIDフィルタリング及びセクションフィルタリング)と呼ばれる処理が必要になる。以下これについて詳しく説明する。
上述のTSパケットは188バイトのパケット構造を有している。TSパケットは、PES(Packetized Elementary Stream)形式を有する音声や映像等のデータや、セクション形式を有するSI(Service Information)あるいはPSI(Program Specific Information)を、そのペイロード情報として含む。各TSパケットのヘッダには識別子(PID)が割り振られ、これにより受信側(復号側)は、そのTSパケットがどのような種類のデータを伝送しているのかを識別できる。
上述のSIあるいはPSI(以下セクションと称する)は、例えば、番組の途中からTSパケットを受信した場合でもメディア情報を取得可能とするために定期的に受信側に伝送されるものである。
このセクションは、常に同一の情報を含んでいるとは限らず、情報内容に変更部分がある場合には、例えばセクションヘッダにおける履歴番号(バージョン)等が変更され(例えば、「1」から「2」に変更される)、これにより、受信側は、情報の変更の有無を判断できる。
ここで、同一のPIDによって、複数のセクションを含むTSパケットが伝送されることがあり、この場合には、例えばセクションヘッダのテーブル番号等に基づき、受信側は、各セクションを識別できる。この伝送方式は、マルチセクション伝送などと呼ばれている。
以上からも分かるように、復号処理においては、少なくとも、1.PIDによってTSパケットを選別するフィルタリング、2.「1.」によって選別されたTSパケットがセクションを含む場合はこのセクションを選別するフィルタリングが必要となる。前者はPIDフィルタリング、後者はセクションフィルタリングと呼ばれる。
セクションを含むTSパケットがどのPIDで伝送されてくるかは、MPEG規格あるいは放送規格(日本国内であればARIB)によって予め規定されている。即ち、PIDフィルタリングによって選別されたどのパケットに対してセクションフィルタリングが必要であるかは、事前に受信側が把握している。
図8は、一般的なPIDフィルタリング及びセクションフィルタリングの処理フローを模式的に示した図である。この図8を用いて復号処理におけるセクションの抽出処理について説明する。
図8において、○で囲まれたものはデータが入出力する処理機構であり、ここには、PIDフィルタ0〜n、セクションフィルタ0〜m、k、k+1及びセクションバッファ0〜m、k、k+1が示される。
PIDフィルタ0〜nは、それぞれ予め指定されたPID値と、入力されたTSパケットが有するPID値とを比較し、両者が一致した場合は、必要なデータ部分(TSパケット全体あるいはTSパケットからヘッダ等を除いた部分(TSパケットの一部))を抽出して、次段のセクションフィルタに出力する。
ここで、図8において、同一のデータが入力される処理機構の集合は□によって囲まれる。便宜上、この□をオブジェクトと呼ぶ。□によって囲まれた処理機構の種類に応じて、図8に示すように、PIDフィルタ・オブジェクト(pfオブジェクト)、セクションフィルタ・オブジェクト(sfオブジェクト)、セクションバッファ・オブジェクト(sbオブジェクト)の3種類が存在する。
pfオブジェクトにおいては、PIDフィルタ0〜nにそれぞれ同一のTSパケットが入力され、各PIDフィルタ0〜nは、予め設定されたPID値を有するTSパケットが入力された場合に、そのTSパケットから必要なデータ部分(TSパケット全体あるいはTSパケットの一部)を抽出して出力する。
sfオブジェクトにおいては、PIDフィルタ0で抽出されたデータがセクションフィルタ0〜mにそれぞれ入力され、各セクションフィルタ0〜mにおいて、所望のパターン(例えば所望のテーブル番号あるいは履歴番号)を有するセクションのみが抽出される。
sbオブジェクトにおいては、各セクションフィルタ0〜m、k、k+1に対応してセクションバッファ0〜m、k、k+1が配置され、各セクションバッファ0〜m、k、k+1は、対応するセクションフィルタ0〜m、k、k+1から出力されたセクションを受け取って、蓄積する。
ところで、以降の説明において、ある処理機構から別の処理機構へデータを入力すことを「接続する」と表現する場合がある。例えば、「PIDフィルタnにセクションフィルタkを接続する」は、「PIDフィルタnで抽出されたデータをセクションフィルタkに入力する」ことを意味する。
以上のように、PIDフィルタリングによって抽出されたTSパケットあるいはTSパケットの一部に対し、セクションフィルタリングを行うことで所望のセクションが抽出できる。
このようにしてデジタル放送におけるセクションの抽出が行われるが、番組数あるいはコンテンツの増加に伴って、復号器におけるPIDフィルタ及びセクションフィルタの搭載要望数は増加傾向にある。
従来では、各PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの数を制限せず、つまり、復号器における全てのセクションフィルタを各PIDフィルタに接続可能としていた。即ち、各PIDフィルタは、例えば他のPIDフィルタによってセクションフィルタが使用されていない場合は、任意の(例えば全ての)セクションフィルタに接続可能であった。これにより、放送形態に柔軟に対応可能になっていた。
しかし、このような構成では、PIDフィルタ及びセクションフィルタの搭載数が増加するほど、回路規模が飛躍的に大きくなる問題があった。以下、これについて図9を用いて詳しく説明する。
図9(A)〜(C)は、従来における接続情報レジスタの使用例を説明する図である。
上述した各PIDフィルタ0〜nにはそれぞれ図9(A)に示す接続情報レジスタ100が割り当てられる。接続情報レジスタ100には、セクションフィルタの数と同じ数だけのビットを格納する。例えば、セクションフィルタの数が0〜k−1のk個であれば、接続情報レジスタにはkビットの情報を格納する。
PIDフィルタとセクションフィルタとの接続関係は、接続情報レジスタ100にセットされたビット値によって決まる。つまり、接続情報レジスタの”1”にセットされたビット位置に応じて、PIDフィルタに接続されるセクションフィルタが決まる。具体的には、接続情報レジスタにおいて、セクションフィルタの番号に対応する番号のビットを“1”とすることで、PIDフィルタに、その番号を有するセクションフィルタが接続される。
例えば、図9(B)に示す例では、接続情報レジスタ100の1〜m番までのビットが“1”になっていることから、PIDフィルタnに、セクションフィルタ1〜mが接続される。
また、図9(C)に示す例では、接続情報レジスタ100の0及び1番のビットが“1”になっていることから、PIDフィルタnに、2つのセクションフィルタ0、1が接続される。
以上の構成により、任意のPIDフィルタに、任意数のセクションフィルタかつ任意の番号のセクションフィルタが接続できる。
しかしながら、以上の構成では、PIDフィルタの数をn、セクションフィルタの数をkとした場合、合計n×kビットを格納するレジスタが要求される。例えば、nとkとがそれぞれ32の場合は1024ビットを、それぞれ64の場合は4096ビットを、それぞれ128の場合は16384ビットを、格納するレジスタが要求される。これでは、フィルタ数の増加に伴って、回路規模が飛躍的に大きくなってしまう。
特開2002−185960号公報 特開2000−22747号公報 特開2003−51801号公報
本発明の目的は、回路規模を可及的に小さくできるフィルタリング装置及びデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明のフィルタリング装置は、所定の番号を有し、入力されたパケットから所定の識別子を有する前記パケットを検出する少なくとも1つ以上の第1フィルタと、前記第1フィルタに対応して配置され、所定数のビットを格納する少なくとも1つ以上のレジスタと、所定の番号を有する少なくとも1つ以上のセクション条件を格納した条件格納部と、前記第1フィルタの番号と、この第1フィルタに対応する前記レジスタのビット値とに基づき、この第1フィルタから検出された前記パケットの全部またはその一部に対して適用する前記セクション条件の番号を決定する決定部と、前記パケットの全部またはその一部が、決定された番号の前記セクション条件を満たすかどうかを判別する第2フィルタと、を備える。
本発明のデジタル放送受信装置は、受け取ったストリームデータを復調処理してパケットとして出力する復調部と、入力される前記パケットから所定の識別子を有する前記パケットを検出する、所定の番号を有する少なくとも1つ以上の第1フィルタと、前記第1フィルタに対応して配置され、所定数のビットを格納する少なくとも1つ以上のレジスタと、所定の番号を有する少なくとも1つ以上のセクション条件を格納した条件格納部と、前記第1フィルタの番号と、この第1フィルタに対応する前記レジスタのビット値とに基づき、この第1フィルタから検出された前記パケットの全部またはその一部に対して適用する前記セクション条件の番号を決定する決定部と、前記パケットの全部またはその一部が、決定された番号の前記セクション条件を満たすかどうかを判別する第2フィルタと、前記セクション条件を満たす前記パケットの全部又は一部を用いて各種の処理を行うプロセッサと、を備える。
本発明により、回路規模を可及的に小さくできる。
まず、本発明者が、本発明をなすに至った経緯について説明する。
一般的に、デジタルテレビ放送等に用いられる受信装置に組み込まれるフィルタリン装置は、
(1)任意のPIDフィルタに、任意数のセクションフィルタを接続でき、
(2)任意のPIDフィルタに、任意のセクションフィルタを接続できる、
ことで、様々な放送形態に柔軟に対応している。
しかし、この構成であると、回路規模の増大を招く問題が生じることは、背景技術の欄で述べた通りである。
そこで、本発明者は、様々な放送形態への柔軟な対応を可能としつつも、回路規模の増大を抑制できる手法について考察してみた。その結果を、以下に示す。
まず、(1)について検討する。
確かに、送信側から同一のPID値によって複数種類の(例えばそれぞれテーブル番号が異なる)セクションが1つのTSパケットによって伝送される場合(マルチセクション伝送の場合)等は、1つのPIDフィルタに、多数のセクションフィルタを接続できるほど、様々な放送形態に柔軟に対応できる。
しかし、国内のデジタル放送で準拠すべきARIB規格では、現時点においては、同一PID値のTSパケットによって転送可能なセクションの種類は10種類までとする旨が規定されており、一方、欧州デジタル放送で準拠すべきDVB規格では、6種類までとする旨が規定されている。
これらからすると、1つのPIDフィルタに任意数のセクションフィルタが接続可能でなくとも、余裕を持ったとして例えば16個程度のセクションフィルタが接続可能であれば、実際上問題は生じないと考えられる。つまり、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの数を従来の場合よりも少なくしても何ら問題は生じないと考えられる。
なお、一般的に、様々な放送形態に柔軟に対応するには、全てのPIDフィルタがそれぞれ同時に使用されると仮定した場合に、各PIDフィルタにそれぞれ少なくとも1つのセクションフィルタが接続可能であるべきである。つまり、“PIDフィルタ数≦セクションフィルタ数”を満たすことが好ましい。
次に、(2)について検討する。
確かに、PIDフィルタへのセクションフィルタの接続が時系列的に増減する場合など、PIDフィルタが、任意のセクションフィルタに接続できれば、様々な放送形態に柔軟に対応できる。
一例として、放送されている番組が切り替るなどして、同一PID値のパケットから選別すべきセクションが増えた場合を考える。
図2(A)及び図2(B)は、PIDフィルタに接続されるセクションフィルタが追加される例を示す図である。より詳しくは、図2(A)は追加前の状態、図2(B)は追加後の状態を示す図である。
図2(A)に示すように、PIDフィルタnが、番組の切替前に、m番のセクションフィルタを使っていた場合、切替後は、PIDフィルタnは、通常、例えば、m-1番やm+1番など近傍のセクションフィルタを使用するように構成される。それらのセクションフィルタが既に使用されていた場合には、図2(B)に示すように、m番から一番近くて且つ空いているセクションフィルタ、例えばm+(j+1)番のセクションフィルタを使用することで、番組の切替えに対応できる。
従って、仮に、PIDフィルタnに接続可能なセクションフィルタの範囲を制限し、その範囲内のセクションフィルタが全て使用中の場合には、PIDフィルタnに接続可能なセクションフィルタが存在しないため、受信装置は新たなセクションを選別できないことになる。このことから、PIDフィルタに接続できるセクションフィルタの範囲を狭めすぎると、様々な放送形態に柔軟に対応できない問題が生じ得るとも考えられる。
しかし、一度に増減するセクションフィルタの数は、例えば、多くとも2〜3個であることが多く、また、1つのPIDフィルタに必要なセクションフィルタの数は、通常は、(1)の説明からも分かるように、ある程度、定まっているため、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲をある程度狭めても、問題は生じないと考えられる。
本発明者は、以上の考察の下、任意の番号nのPIDフィルタに接続できるセクションフィルタの番号kに、(式1)に示す制限を設けることで、様々な放送形態への柔軟性を損なうことなく、回路規模を抑制できることを理解した。
n−i < k < n+j ・・・・・(式1)
(式1)において、i,jは、接続情報レジスタの容量を規定する値である。iの値と、jの値とは同じでもよい。また、(式1)における2つの大小判定"<" は、両方或いは片方のみ、等号判定を含む"≦"としてもよい。
ここで、本発明の理解を容易とするために、以下、具体例を用いて、(式1)について詳しく説明する。
但し、以下に示す例は一例であり、本発明は以下の例に制限されない。
一例として、PIDフィルタの総数及びセクションフィルタの総数を共に128とする。また、i, jの値を共に32、つまり、接続情報レジスタの容量を64ビット(従来の半分)にする。以上の条件を(式1)に適用すると、次のようになる。
n−32 < k ≦ n+32 ・・・・・(式2)
なお、この(式2)においては、(式1)における右側の“<”を“≦”としている。
ここで、PIDフィルタnを、0〜127の整数によって識別する場合、(式2)の左辺"n−32"が負の数になり得るが、この場合は、図3に示す通り、セクションフィルタ番号の両端(ここでは0番と127番)に連続性があると考えれば問題はない。
つまり、左辺“n−32”が0(セクションフィルタ番号の最小値)を下回る場合、n−32の計算結果が負となるPIDフィルタnには(式2)から負の番号を持つセクションフィルタが割り当て可能となってしまうが、この場合は図3の連続性を適用し、セクションフィルタ番号127(セクションフィルタ番号の最大値)のセクションフィルタから割り当てればよい。
例えば、n=28のPIDフィルタには、(式2)からセクションフィルタ番号の最小値である0を下回るセクションフィルタ(−3、−2、−1)が割り当て可能となってしまうが、この場合は図3に示す連続性を適用し、セクションフィルタ番号の最大値(本例では127)を有するセクションフィルタから割り当てを行えばよい。
つまり、n=28のPIDフィルタには、k=125〜127、k=0〜60のセクションフィルタが割り当て可能となる。
以上を考慮して、(式2)を書き換えると以下のようになる。
n−32 < 0 の時 0 ≦ k ≦ n+32 又は (n−32)+128 < k < 128
n−32 ≧ 0 の時 n−32 < k ≦ n+32 ・・・・・(式3)
同様に(式2)の右辺“n+32”が127(セクションフィルタ番号の最大値)を越えた場合は、セクションフィルタ番号0(セクションフィルタ番号の最小値)のセクションフィルタから割り当てればよい。
例えば、n=98のPIDフィルタには、(式2)からセクションフィルタ番号の最大値である127を越えるセクションフィルタ(128、129、130)が割り当て可能となってしまうが、この場合も図3に示す連続性を適用し、セクションフィルタ番号の最小値(本例では0)を有するセクションフィルタから割り当てを行えばよい。
つまり、n=98のPIDフィルタには、k=67〜127、k=0〜2のセクションフィルタが割り当て可能となる。
以上を考慮して、(式2)を書き換えると以下のようになる。
n+32 ≧ 128 の時 n−32 < k < 128 又は 0 ≦ k ≦(n+32)−128
n+32 < 128 の時 n−32 < k ≦ n+32 ・・・・・(式4)
(式3)(式4)から(式2)は次のように書き換えることができる。
n−32 < 0 の時 0 ≦ k ≦ n+32 又は (n−32)+128 < k < 128
n+32 ≧ 128 の時 n−32 < k < 128 又は 0 ≦ k ≦(n+32)−128
上記以外の時 n−32 < k ≦ n+32 ・・・・・(式5)
以上の(式2)〜(式5)によれば、1つのPIDフィルタ当りに64個のセクションフィルタが接続可能であり、これは(1)の説明からも分かるように、十分な数であるといえる。また、各PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲はそれぞれ異なる(少しずつずらされている)ため、セクションフィルタの割り当ても効率的に行うことができる。一方、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲が制限されることになるが、これによる問題は生じないと考えられる。
例えば、互いに隣接する8個のPIDフィルタがそれぞれ10個のセクションフィルタを使用する場合を考える。
この場合、各PIDフィルタの番号を例えば50〜57とすると、(式5)により、
PIDフィルタ50に接続可能なセクションフィルタは19〜82番、
PIDフィルタ51に接続可能なセクションフィルタは20〜83番、
PIDフィルタ52に接続可能なセクションフィルタは21〜84番、
PIDフィルタ53に接続可能なセクションフィルタは22〜85番、
PIDフィルタ54に接続可能なセクションフィルタは23〜86番、
PIDフィルタ55に接続可能なセクションフィルタは24〜87番、
PIDフィルタ56に接続可能なセクションフィルタは25〜88番、
PIDフィルタ57に接続可能なセクションフィルタは26〜89番となる。
ここで、PIDフィルタ50〜57が、番号の小さい順にそれぞれ10個のセクションフィルタに順次、接続されるとする。
即ち、PIDフィルタ50がセクションフィルタ19〜28に接続され、
次いで、PIDフィルタ51がセクションフィルタ29〜38に接続され、
次いで、PIDフィルタ52がセクションフィルタ39〜48に接続され、
次いで、PIDフィルタ53がセクションフィルタ49〜58に接続され、
次いで、PIDフィルタ54がセクションフィルタ59〜68に接続され、
次いで、PIDフィルタ55がセクションフィルタ69〜78に接続され、
次いで、PIDフィルタ56がセクションフィルタ79〜88に接続される。
すると、PIDフィルタ57は、この時点において、接続可能なセクションフィルタ26〜89のうち26〜88が、他のPIDフィルタ50〜56によって接続されているため、1つのセクションフィルタ89にしか接続できないことになる。従来技術であれば、各PIDフィルタは任意のセクションフィルタに接続できるため、PIDフィルタ57は、空いている他のセクションフィルタ、例えば90〜98番に接続可能である。
しかしながら、上述した(1)の説明からも分かるように、このようなことは、実際上、極めて稀であると考えられる。
即ち、セクションフィルタの一般的な使用例を示す図4(A)のように、通常は、PIDフィルタnに対して多数の(例えば10個の)セクションフィルタm〜m+9が接続された場合は、その近くのPIDフィルタn−1、n+1等は、数個のセクションフィルタを使用することになる場合が多い。セクションフィルタの稀な使用例を示す図4(B)のように、連続したPIDフィルタがそれぞれ多数の(例えば10個の)セクションフィルタを使用することは実際上極めて稀である。
よって、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲をある程度限定しても、様々な放送形態に対する柔軟性を損なう問題は生じないと考えられる。
ここで、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲と、接続情報レジスタのビット値との関係についてより具体的に説明する。
図5(A)は、接続情報レジスタの容量を64ビットとした場合にPIDフィルタnに接続可能なセクションフィルタの範囲を示し、図5(B)(C)は、図5(A)において、n=0, 16とした場合、即ち、PIDフィルタの番号が0、16の場合に、各PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタの範囲を示す図である。
従来では、背景技術の欄で説明したように、ビット番号と、使用されるセクションフィルタ番号とを合致させていたが、ここでは、図5(A)に示すように、セクションフィルタ番号nを、ビット番号の中央に合致させる。即ち、PIDフィルタ番号と同じセクションフィルタ番号を中央のビット番号に合致させる。従って、図5(A)において、接続情報レジスタの31番ビットが仮に1ならば、PIDフィルタ n番にセクションフィルタn番が接続される。
例えば、PIDフィルタの番号nが0の場合は、図5(B)に示すように、接続可能なセクションフィルタの範囲は、セクションフィルタ番号97〜127、0〜32に定まる。同様に、PIDフィルタの番号nが16の場合も、図5(C)に示すように、接続可能なセクションフィルタの範囲は、セクションフィルタ番号113〜127、0〜48に定まる。
図1は、本発明の実施の形態に従ったフィルタリング装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、復調処理等を経たTSパケット(セクションを含むとする)がPIDフィルタリング部4に入力される。PIDフィルタリング部4は、複数のPIDフィルタ0〜127を有するPIDフィルタ部1とバッファ2から構成される。
PIDフィルタリング部4に入力されたTSパケットはまずPIDフィルタ部1に入力される。PIDフィルタ部1に搭載されるPIDフィルタ0〜127にはそれぞれPID値が設定されている。PIDフィルタ部1は、PIDフィルタ0〜127の少なくとも1つのPIDフィルタにて設定されたPID値と同一のPID値を有するTSパケットを検出した場合には、そのTSパケットをバッファ2に出力すると共に、一致したPIDフィルタの番号をセクションフィルタリング部10における接続情報レジスタ部3及び加算値判定回路7に出力する。
バッファ2では入力するTSパケットの全てあるいは一部を後述のセクションフィルタ部9に出力する。ここではTSパケットの一部となるセクションが出力されるとする。
なお、図1のPIDフィルタリング部4において、PIDフィルタ部1の後段にバッファ2を配置しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、バッファ2にて一旦蓄積したTSパケットに対して、PIDフィルタ部1によりPIDフィルタリングを行うことも可能であり、また、PIDフィルタ部1によりPIDフィルタリングを行いながらバッファ2にてTSパケットを蓄積することも可能である。このように、本発明は図1におけるPIDフィルタリング部4の内部構成を本実施の形態の構成のみに限定するものではない。
接続情報レジスタ部3は、各PIDフィルタ0〜127に対応配置された複数ビットから構成されるレジスタを有する。各PIDフィルタには64ビットの格納領域が割り当てられている。接続情報レジスタ部3は、入力されたPIDフィルタ番号nに対する64ビットの接続情報(ビット列)を出力する。例えば、接続情報レジスタ部3にPIDフィルタ番号として0が入力された場合、接続情報レジスタ部3は、PIDフィルタ番号0に対応する64ビットのビット列を出力する。
接続情報レジスタ部3から出力されたビット列はセクションフィルタ番号決定部6に入力される。セクションフィルタ番号決定部6は、ビット番号デコーダ5と加算値判定回路7から構成される。セクションフィルタ番号決定部6に入力されたビット列はまずビット番号デコーダ5に入力される。
ビット番号デコーダ5は、接続情報レジスタ部3から受け取ったビットパターンから“1”となっているビットの位置番号xを順次特定し、特定した番号xを加算値判定回路7に出力する。
例えば、接続情報レジスタ部3から出力されるビット列が0、0、1、0、1、1、0、・・・とした場合、i番目のビット位置の値をx(i)と表現すると、0番目から数えるなら、x(2)、x(4)、x(5)が“1”となっている。従って、この例の場合、ビット番号デコーダ5からの出力は2、4、5・・・となる。
加算値判定回路7では、ビット番号xとPIDフィルタ番号nとの加算、つまり、x+nが行われる。この値から計算されるセクションフィルタ番号が許容範囲を超えた場合、図3に示す連続性を用いた番号変換が行われる。変換を行うかどうかの判定は(x+n)の値に応じて次のように行われる。
x+n<31の時 k=(x+n)+(128−31)=(x+n)+97
x+n≧(128+31)の時
k=(x+n)−(128+31)=(x+n)−159
上記以外の時 k=(x+n)−31 ・・・・(式6)
(式6)による変換後の値をセクションフィルタ番号kとして加算値判定回路7は条件メモリ8に出力する。
条件メモリ8は、各セクションフィルタ番号0〜127に対応したビットパターン(リファレンスデータ、マスクデータ等)を格納する。条件メモリ8は、加算値判定回路7から入力されたセクションフィルタ番号kに対応するビットパターンを比較条件情報としてセクションフィルタ部9に出力する。
セクションフィルタ部9は、条件メモリ8から入力された比較条件情報を、バッファ2から入力されるセクションの一部又は全てが満たすか否かを判断する。例えば、リファレンスデータとマスクデータとを論理積あるいは論理和した結果得られるデータがセクション先頭に含まれるか否かを判断する。セクションフィルタ部9は、セクションが比較条件情報を満たす場合は、そのセクションの一部又は全てを後段、例えばセクションバッファ(図8参照)に出力する。
なお、すでに説明した通り、バッファ2にはTSパケット全てを蓄積(保存)することが可能であることから、セクションフィルタ部9はセクションを含むTSパケットの一部又は全てを後段に出力してもよい。
また、バッファ2からセクションフィルタ部9へはフィルタリング(比較)対象のデータ(例えば、セクション先頭)のみを出力し、セクションフィルタ部9の結果に応じて、バッファ2から直接、TSパケットの一部又は全て、或いは、セクションの一部又は全てを抽出データとして後段に出力してもよい(図1の点線矢印にて記載の経路)。
つまり、本発明において図8におけるセクションバッファへの抽出データの転送(出力)方法及び形式を図1における実施の形態にのみ限定するものではない。
ところで、上述した本実施の形態では、接続情報レジスタのビット番号と、使用可能なセクションフィルタ番号との対応関係を図6(A)(図5(A)と同じ図)のように、接続情報レジスタのビット番号が大きくなる程、接続されるセクションフィルタ番号も大きくなるようにした(昇順割当)。これに対して、例えば、図6(B)に示すように、ビット番号が大きくなるほど、接続されるセクションフィルタ番号が小さくなるようにしてもよい(降順割当)。
また、本実施の形態では、PIDフィルタ数及びセクションフィルタ数を共に128、各PIDフィルタに割り当てられる接続情報レジスタのビット数を64としたが、本発明はこれに限定されることはなく、これらの値は、設計内容に応じて任意に変更できる。
以上のように、本実施の形態によれば、PIDフィルタ番号と接続情報レジスタのビット値とに基づいて、PIDフィルタに接続可能なセクションフィルタを決定することで、様々な放送形態への柔軟性を損なうことなく、接続情報レジスタの規模を低減できる(図1の実施の形態では従来の半分になる)。従来に比べ、新たな加算値判定回路7が追加されるものの、この回路は、小規模であるため、総合的に回路面積を大きく削減できる。
図7は、図1のフィルタリング装置を適用したデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図7において、図1に示した部分と同等部分については同一の符号を付してある。
図7において、比較条件情報取得部14は、図1に示す、接続情報レジスタ部3、ビット番号デコーダ5、加算値判定回路7及び条件メモリ8を含む。
また、PIDフィルタリング部26、セクションフィルタリング部10、ホストプロセッサ15、ビデオデコーダ17、オーディオデコーダ18及びデータバス22は同一のチップ23上に形成される。
図7に示すように、無線周波数によるストリームデータがアンテナ11を介してチューナ12に入力される。チューナ12は、入力された無線周波数の信号をベースバンド信号に変換して復調器13に出力する。復調器13は、入力されたベースバンド信号を復調処理してTSパケットとしてPIDフィルタリング部26に出力する。復調処理には、例えば、アナログ信号からデジタル信号への変換、受信信号が多重変調されている場合は多重復調、その他誤り訂正処理等の少なくともいずれかが含まれる。
PIDフィルタリング部26は予め設定されたPIDを含むTSパケットからその一部又は全てとなる所望のデータを後段に出力する。
後段ブロックとしては、ビデオデコーダ17、オーディオデコーダ18、ホストプロセッサ15(セクションフィルタ部9経由可)があり、PIDフィルタリング部26では、これら後段ブロックが必要(所望)とするデータをTSパケットより抽出する。なお、ビデオデコーダ17が所望するデータをビデオデータ、オーディオデコーダ18が所望するデータをオーディオデータ、ホストプロセッサ15が所望するデータをセクションデータとそれぞれ呼ぶこととする。
ビデオデータ或いはオーディオデータが含まれるTSパケットの場合、そのTSパケットはPIDのみで判別ができるため、各種データはバッファ25からデータバス22を経由しメモリ16に設けられた各デコーダ用のバッファ領域を介して各デコーダが取り込む。
なお、メモリ16を介さずに、バッファ25から直接各デコーダにデータを出力し、各デコーダにそのデータを取り込ませることも可能である。
ビデオデコーダ17は取り込んだビデオデータをデコードし、その結果得られる映像情報をバックエンドプロセッサ(BEP)19に出力する。バックエンドプロセッサ19は、この映像情報に色補正などの各種画像処理を施して表示部20にて表示する。
オーディオデコーダ18は取り込んだオーディオデータをデコードし、その結果得られる音声情報をスピーカ21にて再生する。
また、セクションデータが含まれるTSパケットの場合、図1の実施の形態同様、PIDフィルタリング部26は、そのセクションデータを含むTSパケットを検出したPIDフィルタの番号をセクションフィルタリング部10に出力する。
セクションフィルタリング部10では、まず、比較条件情報取得部14にてPIDフィルタ部1から受け取ったPIDフィルタ番号に対応するセクションフィルタ番号を特定し、各セクションフィルタ番号に対応する比較条件情報を出力する。
続いて、セクションフィルタ部9にてバッファ25から受け取ったTSパケットの全て又は一部と、上述の比較条件情報とを用いて、セクションデータがこの比較条件情報を満たす(或いは、含む)場合には、セクションデータはデータバス22を経由し、メモリ16に設けられたセクションバッファを介して、ホストプロセッサ15が取り込む。
この際も、メモリ16を介さずに、バッファ25から直接ホストプロセッサ15にデータを出力し、ホストプロセッサ15にそのデータを取り込ませることも可能である。
また、セクションフィルタ部9を介してセクションデータをデータバス22に出力するのではなく、各デコーダが所望するデータと同様にバッファ25からデータバス22へ直接出力することも可能であり(図7の点線矢印にて記載の経路)、本発明はこれを含む。
上記の通り、本発明においてはデータバス22に接続される後段ブロックへのデータ受け渡しの方法を限定しない。
また、メモリ16とバッファ25とが物理的に同一のメモリではあるが、論理的に別々の領域を割り当て、機能させることも可能であり、本発明はこれを含む。
ホストプロセッサ15は、セクションデータを取り込み、このデータを用いて各種の処理を実行する。例えば、セクションデータの内容がPMT(Program Map Table)(番組を構成するメディア情報のPIDを指定したテーブル)であれば、ホストプロセッサ15は、映像、音声などの各種情報が多重されているTSパケットのPID値をPIDフィルタ部1に設定する。また、あるTSパケットにて伝送されるセクションデータの種類が増える場合は、このTSパケットを抽出していたPIDフィルタに対応する接続情報レジスタ内のビット値を変更し、さらに、新たに識別するセクションデータを抽出するための条件を条件メモリ8に設定する。
本発明の実施の形態に従ったフィルタリング装置の構成を示すブロック図である。 PIDフィルタに接続されるセクションフィルタが追加される例を示す図である。 セクションフィルタ番号の割当て例を示す図である。 セクションフィルタの使用例を示す図である。 PIDフィルタnに接続可能なセクションフィルタの範囲を示す図である。 昇順割当て及び降順割当てを説明する図である。 本発明の実施の形態に従ったデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 一般的なPID及びセクションフィルタリングの処理フローを模式的に示した図である。 従来における接続情報レジスタの使用例を説明する図である。
符号の説明
1 PIDフィルタ部
2、25 バッファ
3 接続情報レジスタ部
4 PIDフィルタリング部
5 ビット番号デコーダ
6 セクションフィルタ番号決定部
7 加算値判定回路
8 条件メモリ
9 セクションフィルタ部
10 セクションフィルタリング部
11 アンテナ
12 チューナ
13 復調器
14 比較条件情報取得部
15 ホストプロセッサ
16 メモリ
17 ビデオデコーダ
18 オーディオデコーダ
19 BEP
20 表示部
21 スピーカ
22 データバス
23 チップ

Claims (5)

  1. 所定の番号を有し、入力されたパケットから所定の識別子を有する前記パケットを検出する少なくとも1つ以上の第1フィルタと、
    前記第1フィルタに対応して配置され、所定数のビットを格納する少なくとも1つ以上のレジスタと、
    所定の番号を有する少なくとも1つ以上のセクション条件を格納した条件格納部と、
    前記第1フィルタの番号と、この第1フィルタに対応する前記レジスタのビット値とに基づき、この第1フィルタから検出された前記パケットの全部またはその一部に対して適用する前記セクション条件の番号を決定する決定部と、
    前記パケットの全部またはその一部が、決定された番号の前記セクション条件を満たすかどうかを判別する第2フィルタと、
    を備えたフィルタリング装置。
  2. 前記レジスタにおける各ビットは、選択情報及び非選択情報のいずれか一方を有し、
    前記決定部は、前記選択情報を有するビット位置と、前記第1フィルタの番号とに基づいて、前記セクション条件の番号を決定することを特徴とする請求項1に記載のフィルタリング装置。
  3. 前記決定部は、さらに所定のオフセットデータを用いて、前記セクション条件の番号を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルタリング装置。
  4. 前記第1フィルタには、前記パケットとして、トランスポートストリームパケット(TSパケット)が入力されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフィルタリング装置。
  5. 受け取ったストリームデータを復調処理してパケットとして出力する復調部と、
    入力される前記パケットから所定の識別子を有する前記パケットを検出する、所定の番号を有する少なくとも1つ以上の第1フィルタと、
    前記第1フィルタに対応して配置され、所定数のビットを格納する少なくとも1つ以上のレジスタと、
    所定の番号を有する少なくとも1つ以上のセクション条件を格納した条件格納部と、
    前記第1フィルタの番号と、この第1フィルタに対応する前記レジスタのビット値とに基づき、この第1フィルタから検出された前記パケットの全部またはその一部に対して適用する前記セクション条件の番号を決定する決定部と、
    前記パケットの全部またはその一部が、決定された番号の前記セクション条件を満たすかどうかを判別する第2フィルタと、
    前記セクション条件を満たす前記パケットの全部又は一部を用いて各種の処理を行うプロセッサと、
    を備えたデジタル放送受信装置。
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