JP4174901B2 - 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字やアイコン等のフォントを表示するのに好適な画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、メニュー画面やタイトル画像などを表示するために、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD: On Screen Display)・コントローラを用いた画像表示システムが提案されている。かかるシステムでは、少ないデータ量で簡単に表示できるように、1フォントに使用することができる色を2〜3色と限定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、1フォントに使用することができる色を2〜3色に限定すると、デザインの創作もその制限を受けてしまう問題がある。
【0004】
一方、多くの色を使用するためにビットマップデータを用いると、1フォント当たりのデータ量が膨大になってしまう。したがって、例えば小型カメラ装置や携帯電話などに対してビットマップデータを用いると、メモリの容量が不足したり、処理時間がかかってしまい、却って不便になってしまう。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、1フォントに対して使用可能な色数を増やしつつも、ビットマップデータに比べてデータ量を圧縮することができる画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像表示装置は、複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットを記憶する色パレット記憶手段と、色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶するフォント情報記憶手段と、上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて記憶する色組み合わせ情報記憶手段と、上記第1のフォント及び当該第1のフォントの色組み合わせ情報を指定する色番号、又は、上記第2のフォントを選択する選択手段と、上記選択手段により上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記色組み合わせ情報記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記色パレット記憶手段から読み出し、上記選択手段により第2のフォントが選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出す読出し手段と、上記読出し手段によって読み出された情報に基づくフォントを表示する表示手段とを備えることにより、上述した課題を解決する。
【0007】
本発明に係る画像表示方法は、複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットと、色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶手段に記憶し、上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて上記記憶手段に記憶し、上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出し、上記読み出された情報に基づくフォントを表示することにより、上述した課題を解決する。
【0008】
本発明に係る画像表示制御プログラムを記録した記録媒体は、複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットと、色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶手段に記憶し、上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて上記記憶手段に記憶し、上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出し、上記読み出された情報に基づくフォントを表示する画像表示制御プログラムを記録することにより、上述した課題を解決する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
本発明は、例えば図1に示す構成のカメラ装置1に適用することができる。 上記カメラ装置1は、被写体を撮像する撮像部10と、画像データに所定の信号処理を施すデータ処理部20と、フォントデータ等からなるキャラクタデータを展開して一時記憶するイメージメモリ30と、液晶表示部(Liquid Crystal Display:以下、「LCD」という。)40と、複数のメモリやコントローラからなるメモリ部50とを備える。
【0011】
撮像部10は、画像信号を生成するCCDイメージセンサ11と、画像信号をディジタル化するA/Dコンバータ12と、CCDイメージセンサ11及びA/Dコンバータ12の駆動タイミングを制御するタイミングジェネレータ13とを備える。
【0012】
CCDイメージセンサ11は、被写体からの撮像光に応じて画像信号を生成し、この画像信号をA/Dコンバータ12に供給する。A/Dコンバータ12は、CCDイメージセンサ11からの画像信号を所定のサンプリング間隔でディジタル化して画像データを出力し、データ処理部20に供給する。
【0013】
データ処理部20は、A/Dコンバータ12からの画像データに対して例えばホワイトバランス調整やガンマ補正などを行うカメラ処理回路21と、イメージメモリ30にフォントデータ等を書き込んだり読み出したりするメモリコントローラ22と、画像データの解像度を変換する解像度コンバータ23と、画像データのエンコード又はデコードを行うビデオエンコーダ/デコーダ24と、画像データをアナログ化してLCD40に出力するD/Aコンバータ25とを備える。また、上記データ処理部20は、画像データをJPEG圧縮するJPEG回路26と、ホストインターフェイス(以下、「ホストI/F」という。)27と、同期信号を発生するシンクジェネレータ28とを備える。
【0014】
カメラ処理回路21は、撮像部10からの画像データに所定の処理を施した後、例えば解像度コンバータ23に解像度変換を行わせてからビデオエンコーダ/デコーダ24に供給する。メモリコントローラ22は、イメージメモリ30にキャラクタデータがあるときは当該キャラクタデータを読み出してビデオエンコーダ/デコーダ24に供給する。ビデオエンコーダ/デコーダ24は、画像データ及びキャラクタデータをエンコードして、D/Aコンバータ25を介して、LCD40に供給する。これにより、LCD40には、撮像部10により撮像された被写体と共に、メニュー等のキャラクタも表示される。また、ビデオエンコーダ/デコーダ24は、撮像部10からの画像データの代わりに、メモリ部50から読み出されてJPEG回路26で伸張された画像データと上記キャラクタデータとをエンコードすることもできる。
【0015】
メモリ部50は、所定の制御コマンドを発生する第1のコントローラ51と、複数のテーブルを記憶しており、上記制御コマンドに応じたデータを出力する第2のコントローラ52と、フォントデータ等のOSDCキャラクターを記憶するフラッシュメモリ53と、画像データ等を一時記憶するDRAM54と、記録媒体インターフェイス(以下、「記録媒体I/F」という。)55を介して画像データが記録されたり又は画像データが読み出される記録媒体56とを備える。
【0016】
第1のコントローラ51は、図示しない操作部の操作に応じて、1個のフォントに対して4バイトの制御コマンドを発生する。ここで、制御コマンドにより指定可能なフォントとしては、英語フォントと日本語フォントとがある。また、それぞれのフォントについて、スタンダードフォント(以下、「stdフォント」という。)とビットマップフォント(以下、「bmpフォント」という。)とがある。
【0017】
stdフォントは、一般によく使用されるフォントであり、文字色(フォント自体の色)、背景色、ふちどりの3色で構成される。なお、ふちどりは、あってもなくてもよく、ここではその色を黒に統一している。bmpフォントは、当該フォントを構成する各ピクセルについて色が定められている。すなわち、bmpフォントは、各ドットについて色数の制限を受けることなく、自由にデザインをすることができるフォントである。
【0018】
したがって、例えば日本語の場合には「あ」という文字に対してstdフォントとbmpフォントとが存在し、英語の場合には「a」という文字に対してstdフォントとbmpフォントとが存在する。
【0019】
上記制御コマンドは、図2に示すように、「フォント種類」(1ビット)、「言語」(1ビット)、「フォント番号」(9ビット)、「カラー番号」(8ビット)により構成される。「フォント種類」は、stdフォントかbmpフォントか(0:std、1:bmp)を示している。「言語」は、英語フォント又は日本語フォントか(0:英語、1:日本語)を示す。「フォント番号」は、例えば「ア」「イ」「A」「b」などの具体的なフォントを特定するものであり、stdフォントとbmpフォントにそれぞれある。なお、「フォント番号」は0から511まで用意している。「カラー番号」は、stdフォントが指定されている場合のみ使用され、当該stdフォントの色組合せを特定するために用いられる。「カラー番号」は、0から255まで用意されている。なお、「カラー番号」は、bmpフォントが使用されているときは、「10000000b(=128)」と設定される。
【0020】
第2のコントローラ52は、フォント指定テーブルと、色組合せ指定テーブルと、カラーパレットテーブルとを記憶している。
【0021】
フォント指定テーブルは、フォントを構成するフォントデータの先頭アドレスを示すテーブルである。なお、フォントデータは、上述したようにフラッシュメモリ53に記憶されている。フォント指定テーブルは、図3に示すように、英語と日本語のそれぞれについて、stdフォントのフォントデータ(以下、「stdフォントデータ」という。)とbmpフォントのフォントデータ(以下、「bmpフォントデータ」という。)との先頭アドレスを示している。
【0022】
例えば、制御コマンドの「フォント種類」「言語」「フォント番号」がそれぞれ「1」「0」「000000010」を示しているときは、フォント指定テーブルによって英語のbmpフォントのフォント番号2が特定され、先頭アドレス「bmpchar2」が求められる。
【0023】
色組合せ指定テーブルは、stdフォントを構成する文字、背景、ふちどりの色の組合せを指定するテーブルである。具体的には、色組合せ指定テーブルは、図4に示すように、文字色、背景色、ふちどりの組合せを256通り設けている。そして、これら256通りの組合せに対してカラー番号0から255を付している。文字色や背景色は、0から15までの数値(カラーパレット番号)が示される。カラーパレット番号は、ある色を特定するものであり、0から15まであることから16色のうちの1色を特定する番号である。なお、ふちどりは、黒一色に固定しているが、文字色などと同様に0から15までのカラー番号のいずれか1つを示すようにしてもよい。
【0024】
カラーパレットは、図5に示すように、カラーパレット番号0から15が示す色について、各色を構成する輝度信号Y、クロマ信号Cb,Crのレベルを示すものである。すなわち、各カラーパレット番号は、輝度信号Y、クロマ信号Cb,Crの比率が異なることから、それぞれ異なる色を示している。
【0025】
フラッシュメモリ53は、図6に示すように、stdフォントデータと、bmpフォントデータとを記憶している。
stdフォントデータは、図7に示すように、「横ドット数」、「縦ドット数」、「オフセット」、「文字データ」、「ふちどりデータ」とから構成される。「横ドット数」は、2バイトで構成され、stdフォントの横ドット数を示すものである。「縦ドット数」は、2バイトで構成され、stdフォントの縦ドット数を示すものである。
【0026】
「オフセット」は、2バイトで構成され、テーブルの先頭からふちどり部分のドット情報の先頭までのワード数を示すものである。換言すると、図7に示すように、「横ドット数」の先頭から「ふちどりデータ」の先頭までを示すものであり、具体的には、(6バイト+文字データのバイト数)を示す値である。なお、ふちどりがない場合には存在しない。
【0027】
「文字データ」は、フォントの左上を頂点として右方向の順番で1ドット当たり1ビットで文字を示している。例えば図8(A)に示すように、「コ」の文字を示す場合を例に挙げて説明する。stdフォントは6ドット×3ドットで構成され、左上のドットを(0,0)とし右下のドットを(2,5)とし、文字を示すドットに「1」を付し文字以外の部分に0を付すと、図8(B)に示すようになる。各ドットの情報を左上から順に右方向へ示していくと、図8(C)のようになる。これが上述した「文字データ」である。なお、この文字データは、ワード(16ビット)単位で上位ビットから詰められ、途中で行が変わっても続いて残っている下位ビットを格納する。また、最後(右下)の情報を格納して余った下位ビットがあるときには「0」を詰めている。
【0028】
「ふちどりデータ」は、「文字データ」と同様の構成となっており、ふちどりを示すドットに「1」を付し、ふちどりでない部分に「0」を付している。なお、当該stdフォントにふちどり部分がないときは、この「ふちどりデータ」は存在しない。
【0029】
bmpフォントデータは、図9に示すように、「横ドット数」、「縦ドット数」、「ドット情報」とから構成される。「横ドット数」及び「縦ドット数」は、stdフォントデータのものと同様である。「ドット情報」は、bmpフォントを構成する各ドットについて、図5に示すカラーパレットのカラーパレット番号を指定する情報である。具体的には、「ドット情報」は、bmpフォントの左上を頂点として右方向の順に1ドット当たり4ビットでデータを格納する。すなわち、このbmpフォントデータは、1ドット当たり任意のカラーパレット番号によって色を特定して構成されているので、各ドットの色数を限定することなく自由に文字を構成できるようになっている。なお、bmpフォントデータは、ワード(16ビット)単位で上位ビットから詰められ、途中で行が変わっても続いて残っている下位ビットを格納する。また、最後(右下)の情報を格納して余った下位ビットがあるときには「0」を詰めている。
【0030】
記録媒体56は、JPEG回路26で圧縮された画像データを、記録媒体I/F55を介して記憶する。一方、JPEG回路26は、記録媒体56から読み出される圧縮画像データをJPEG伸張してビデオエンコーダ/デコーダ24等に供給する。
【0031】
このような構成のカメラ装置1は、LCD40に被写体を表示すると共にメニューなどを構成する文字(キャラクタ)を表示する。この文字のフォントは、上述したようにstdフォントとbmpフォントの2種類があり、ユーザによって選択することができる。
【0032】
最初に、ユーザが、図示しない操作部を操作して日本語のstdフォントを選択した場合について説明する。
【0033】
第1のコントローラ51は、「フォント種類(=0)」,「言語(=1)」となる制御コマンドを発生する。なお、ここでは「フォント番号」,「カラー番号」をそれぞれ「000000000b(=0)」,「00000010b(=2)」であるものとする。
【0034】
第2のコントローラ52は、上記制御コマンドを受け取ると、フォント指定テーブルを参照する。第2のコントローラ52は、具体的には、日本語のstdフォントであってフォント番号0が示す先頭アドレス「stdcharJ0」を参照し、この先頭アドレスが示すstdフォントデータをフラッシュメモリ53から読み出して、データ処理部20に供給する。メモリコントローラ22は、上記stdフォントデータをイメージメモリ30に展開する。なお、このstdフォントはふちどり部分も含み、ふちどりデータもイメージメモリ30に展開される。
【0035】
また、第2のコントローラ52は、図10に示すように、色組合せテーブルのカラー番号2を参照する。カラー番号2においては、文字色のカラーパレット番号は2、背景色のカラーパレット番号は0である。そして、第2のコントローラ52は、カラーパレットを参照し、文字色に対してカラーパレット番号2が示す輝度信号Y,クロマ信号Cb,Crを設定し、背景色に対してカラーパレット番号0が示す輝度信号Y,クロマ信号Cb,Crを設定する。メモリコントローラ22は、第2のコントローラ52によって設定された文字色及び背景色のデータをイメージメモリ30上に展開する。
【0036】
メモリコントローラ22は、このようにイメージメモリ30上に、stdフォントデータや文字色等のデータを展開することによってキャラクタデータを構成し、このキャラクタデータをビデオエンコーダ/デコーダ24,D/Aコンバータ25を介して、LCD40に供給する。これにより、LCD40にstdフォントによるキャラクタが表示される。
【0037】
つぎに、ユーザが図示しない操作部を操作して英語のbmpフォントを選択した場合について説明する。
【0038】
第1のコントローラ51は、「フォント種類(=1)」,「言語(=0)」となる制御コマンドを発生する。なお、ここでは「フォント番号」,「カラー番号」をそれぞれ「000000001b(=1)」,「10000000b(=128)」であるものとする。
【0039】
第2のコントローラ52は、上記制御コマンドを受け取ると、フォント指定テーブルを参照する。第2のコントローラ52は、具体的には、英語のbmpフォントであってフォント番号1が示す先頭アドレス「bmpchar1」を参照し、この先頭アドレスが示すbmpフォントデータをフラッシュメモリ53から読み出す。第2のコントローラ52は、さらにカラーパレットを参照してフォントを構成する各ドットの色を設定する。メモリコントローラ22は、第2のコントローラ52によって設定された各ドットについての色のデータをイメージメモリ30上に展開する。
【0040】
メモリコントローラ22は、このようにイメージメモリ30上に、ドット毎に色を特定したbmpフォントデータを展開することによってキャラクタデータを構成し、このキャラクタデータをビデオエンコーダ/デコーダ24,D/Aコンバータ25を介して、LCD40に供給する。これにより、LCD40にbmpフォントによるキャラクタが表示される。
【0041】
以上のように、上記カメラ装置1は、通常よく使用されるstdフォントだけでなくbmpフォントを使用して、LCD40にメニュー等のキャラクタを表示することができる。すなわち、bmpフォントを使用することができるので、1フォントに使用する色数を大幅に増やすことができ、自由にフォントをデザインすることができるようになる。
【0042】
また、bmpフォントの各ドットの色指定についてはカラーパレットのカラーパレット番号を使用しているので、各ドットの色指定を容易にすることができると共に、フォントのデータ量が膨大になるのを回避することができる。
【0043】
すなわち、上記カメラ装置1は、少ないデータ量で済むことから処理速度を速くすることができると共に、様々な色を使ったキャラクタをLCD40表示することができる。
【0044】
なお、本実施の形態では、キャラクタ表示の一例として文字の場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明は、アイコンをキャラクタとしてLCD40に表示する場合にも適用することができる。
【0045】
また、日本語と英語についてそれぞれstdフォントとbmpフォントがある場合について例を挙げて説明したが、他の言語を追加する場合についても同様にすることができのは言うまでもなく、一方、1つの言語だけであっても良い。
【0046】
さらに、上記カメラ装置1は、上述した処理行う制御プログラムを記憶するROMを備えてもよい。そして、上記制御プログラムを記録した記録媒体から当該制御プログラムをインストールすれば、stdフォント又はbmpフォントについてのキャラクタの表示を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラムを記録した記録媒体によれば、色を含まない第1のフォントを構成する文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて記憶手段に記憶し、第1のフォントと色番号が選択されたとき、上記記憶手段から第1のフォント情報と共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を読み出し、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出して表示し、また、色を含む第2のフォントが選択されたときは、第2のフォント情報として構成される各ピクセル毎の色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、読み出された情報に基づくフォントを表示することによって、色数の限定される第1のフォントだけでなく、色数の制限のない自由にデザイン可能な第2のフォントも表示することができる。これにより、フォントデータ量が膨大になるのを防止して、少ないデータ量でより高速な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】カメラ装置の第1のコントローラが発生する制御コマンドを示す図である。
【図3】カメラ装置の第2のコントローラに記憶されるフォント指定テーブルを示す図である。
【図4】第2のコントローラに記憶される色組合せ指定テーブルを示す図である。
【図5】第2のコントローラに記憶されるカラーパレットを示す図である。
【図6】カメラ装置のフラッシュメモリに記憶されるstdフォントデータ及びbmpフォントデータを示す図である。
【図7】フラッシュメモリに記憶されるstdフォントデータの具体的な構成を示す図である。
【図8】stdフォントデータを構成する文字データを具体的に説明するための図である。
【図9】フラッシュメモリに記憶されるbmpフォントデータの具体的な構成を示す図である。
【図10】stdフォントの色データを読み出す場合において、第2のコントローラの各テーブルの参照手順を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ装置、22 メモリコントローラ、30 イメージメモリ、40 LCD、51 第1のコントローラ、52 第2のコントローラ、53 フラッシュメモリ

Claims (9)

  1. 複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットを記憶する色パレット記憶手段と、
    色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶するフォント情報記憶手段と、
    上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて記憶する色組み合わせ情報記憶手段と、
    上記第1のフォント及び当該第1のフォントの色組み合わせ情報を指定する色番号、又は、上記第2のフォントを選択する選択手段と、
    上記選択手段により上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記色組み合わせ情報記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記色パレット記憶手段から読み出し、上記選択手段により第2のフォントが選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出す読出し手段と、
    上記読出し手段によって読み出された情報に基づくフォントを表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記フォント情報記憶手段は、フォントを構成する各ピクセル毎に色指定番号が特定されて構成される第2のフォント情報を記憶し、
    上記読出し手段は、上記選択手段により第2のフォントが選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第2のフォント情報として構成される各ピクセル毎の色指定番号を読み出し、読み出された色指定番号に対応する色情報を上記色パレット記憶手段から読み出すこと
    を特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 上記色組み合わせ情報は、文字、背景、及び縁取りの各色の組み合わせとされ、
    上記フォント情報記憶手段は、色を含まない第1のフォントと当該第1のフォントの縁取りの有無を示す縁取り情報とからなる第1のフォント情報を記憶し、
    上記読出し手段は、上記選択手段により上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り有りを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記色組み合わせ情報記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字、背景、及び縁取りの各色指定番号に対応する色情報を上記色パレット記憶手段から読み出し、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り無しを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記色組み合わせ情報記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報のみを上記色パレット記憶手段から読み出すこと
    を特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットと、色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶手段に記憶し、上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて上記記憶手段に記憶し、
    上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出し、
    上記読み出された情報に基づくフォントを表示すること
    を特徴とする画像表示方法。
  5. フォントを構成する各ピクセル毎に色指定番号が特定されて構成される第2のフォント情報を上記記憶手段に記憶し、
    上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報として構成される各ピクセル毎の色指定番号を読み出し、読み出された色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出すこと
    を特徴とする請求項4記載の画像表示方法。
  6. 上記色組み合わせ情報は、文字、背景、及び縁取りの各色の組み合わせとされ、
    上記記憶手段は、色を含まない第1のフォントと当該第1のフォントの縁取りの有無を示す縁取り情報とからなる第1のフォント情報を記憶し、
    上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り有りを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字、背景、及び縁取りの各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り無しを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報のみを上記記憶手段から読み出すこと
    を特徴とする請求項4記載の画像表示方法。
  7. 複数の色指定番号とそれに対応する色情報とからなる色パレットと、色を含まない第1のフォントを構成する第1のフォント情報と、色を含む第2のフォントを構成する第2のフォント情報とを記憶手段に記憶し、上記第1のフォントを構成する、少なくとも文字及び背景の各色の組み合わせの情報である色組み合わせ情報を色番号と対応させて上記記憶手段に記憶し、
    上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記フォント情報記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報を読み出し、
    上記読み出された情報に基づくフォントを表示する画像表示制御プログラムを記録した記録媒体。
  8. フォントを構成する各ピクセル毎に色指定番号が特定されて構成される第2のフォント情報を記憶し、上記第2のフォントが選択されたときは、上記記憶手段から上記第2のフォント情報として構成される各ピクセル毎の色指定番号を読み出し、読み出された色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出す画像表示制御プログラムを記録したこと
    を特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  9. 上記色組み合わせ情報は、文字、背景、及び縁取りの各色の組み合わせとされ、色を含まない第1のフォントと当該第1のフォントの縁取りの有無を示す縁取り情報とからなる第1のフォント情報を上記記憶手段に記憶し、上記第1のフォント及びその色番号が選択されたときは、上記記憶手段から上記第1のフォント情報を読み出すと共に、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り有りを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字 、背景、及び縁取りの各色指定番号に対応する色情報を上記記憶手段から読み出し、当該第1のフォント情報に含まれる縁取り情報が縁取り無しを示すときは選択された色番号に対応する色組み合わせ情報を上記記憶手段から読み出し、選択された色組み合わせ情報の、文字及び背景の各色指定番号に対応する色情報のみを上記記憶手段から読み出す画像表示制御プログラムを記録したこと
    を特徴とする請求項7記載の記録媒体。
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