JP3098103B2 - ビデオプリンタ制御回路 - Google Patents

ビデオプリンタ制御回路

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JP3098103B2
JP3098103B2 JP04150263A JP15026392A JP3098103B2 JP 3098103 B2 JP3098103 B2 JP 3098103B2 JP 04150263 A JP04150263 A JP 04150263A JP 15026392 A JP15026392 A JP 15026392A JP 3098103 B2 JP3098103 B2 JP 3098103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号を一旦画像
メモリに取り込み、その後該画像メモリから画像データ
を読み出してプリントするプリンタ用のビデオプリンタ
制御回路に関するものである。
【0002】更に詳しくは、ビデオ信号をそのプリント
に備えて種々に信号処理する信号処理回路としてのビデ
オプリンタ制御回路、更に具体的には、画像メモリ(ビ
デオメモリともいう)に書き込んだ画像データに対し
て、それをモニタ上に呼び出して観察しつつ、位置の移
動、複数画像の重ね合わせ、などの画像処理を行ってそ
のような合成画像のプリントに備える画像データ処理回
路としてのビデオプリンタ制御回路、に本発明は関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】従来のビデオプリンタ制御回路について
記載した文献としては、例えば特開昭58−13866
7号公報「感熱式プリンタ」などを挙げることができ
る。かかる従来技術を記載した文献には、プリントすべ
き内容を一旦、画像メモリに画像データとして記録し、
これを読み出してプリント手段である感熱ヘッド側へ渡
す構成などについては記載されていた。
【0004】しかし画像メモリに記憶する際の記憶の仕
方、記憶範囲などに関する技術的な開示はなかった。ま
た画像メモリとして、複数枚のフレームメモリを持ち、
これらフレームメモリ間で画像データをやりとりするこ
とにより、画像のカット&ペースト(切り張り)を行っ
て合成画像を作成する(そしてその合成画像をプリント
するわけであるが)等の技術についても記載されていな
かった。
【0005】またこれらの画像を合成する際に合成作業
をやりやすくするために、一旦画像メモリに記録された
画像に表示枠をオーバラップさせ、この枠の範囲内にあ
る部分をカット&ペーストするような作業(メモリ操
作)についても記載されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビデオ信号をプリント
するビデオプリンタでは、プリントした画像の色の濃淡
を表せる中間調記録方式のプリンタが好ましい。このよ
うな中間調記録を可能とするプリンタ方式の一つに、昇
華染料を色材(インク)として用いた感熱記録方式があ
る。
【0007】かかる昇華染料を色材(インク)として用
いたビデオプリンタにおいて、ビデオ信号を画像データ
として画像メモリに取り込む際、取り込み画像に色々な
操作を施して合成画像を作成して取り込み、そのような
合成画像を出力させてプリントできれば興味深いプリン
トが得られるであろうから、そのようなことを行いたい
という要求がある。
【0008】例えば家族の写真や、その住居としての家
などをビデオで撮影し、家族と家を重ねた合成画像を作
成してプリントすれば、年賀状用などとして好適である
というわけである。そのような画像操作には、画像を取
り込む際に取り込みエリアを限定して取り込んだりする
ものと、一旦取り込んだ画像の一部のみをプリントのた
め出力したり、あるいは複数の画像を合成して一枚の画
像を作りだしたりするもの、などがある。
【0009】従来このような画像処理はパソコンを使っ
て行っていたが、動作速度が遅いなどで一般的ではなか
った。また一旦取り込んでから表示枠を出して画像を合
成するものもあったが同様に動作速度が遅く一般的では
なかった。
【0010】本発明は、かかる従来技術の問題点を克服
し、上述の如きプリントに備えた画像処理を高速に行う
ことができるようにして、一般化することのできるビデ
オプリンタ制御回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明では、プリントすべきビデオ信号を入力され
アナログ/ディジタル変換して出力するAD変換回路
と、画像メモリと、バッファメモリと、前記各メモリに
対する書き込み、読み出しのアドレスを発生するアドレ
ス発生回路と、前記アドレス発生回路から発生された書
き込みアドレスに従って、画像データを前記画像メモリ
又はバッファメモリに書き込む書き込み制御回路と、前
記画像メモリ又はバッファメモリに書き込まれている画
像データを、前記アドレス発生回路から発生された読み
出しアドレスに従い読み出して出力する出力制御回路
と、を少なくとも備えて成るビデオプリンタ制御回路に
おいて、前記アドレス発生回路から発生された読み出し
アドレスと所与の枠設定データとを入力され、プリント
すべき画像に枠を形成するための枠信号を作成して出力
する枠制御回路と、前記枠制御回路からの枠信号を固定
電位の信号に変換して、前記画像メモリから読みだされ
る画像データに重畳してやり枠を形成する出力回路と、
枠を形成された前記画像における、当該枠の範囲内又は
範囲外の画像データを、前記画像メモリを構成する複数
の単位メモリの中の或るものから他のものへ、前記バッ
ファメモリを介して転写し、これを繰り返すことにより
当該単位メモリの一部特定領域に合成画像を形成する前
記出力制御回路ならびに書き込み制御回路と、 前記の当
該単位メモリの一部特定領域において形成された合成画
像をモニタ表示する表示手段と、 モニタ後、前記の当該
単位メモリの全体を消去し、改めて当該単位メモリの全
体を使って、当該単位メモリの一部特定領域に形成され
た前記合成画像を1枚の画面として作成し直す前記出力
制御回路ならびに書き込み制御回路と、を具備た。
【0012】
【作用】枠制御回路は、前記アドレス発生回路から発生
された読み出しアドレスと所与の枠設定データとを入力
され、プリントすべき画像(モニタ画像)に枠を形成す
るための枠信号を作成して出力する。
【0013】出力回路は、前記枠制御回路からの枠信号
を固定電位(ハイレベルまたはローレベル)の信号に変
換して、画像のモニタ側へ出力される前記画像データに
重畳してやる。その結果、モニタ画面の画像には白枠
(ハイレベルの場合)又は黒枠(ローレベルの場合)が
形成される。その結果、表示枠を出して画像を合成する
操作を行う場合など、その操作速度をパソコンで行う場
合などに比較して、高速化し、一般化させることができ
る。
【0014】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、1は入力ビデオ信号(プリントすべ
きビデオ信号)をディジタル信号へ変換して出力するA
D変換器(AD変換回路ということもある)、2はディ
ジタル信号へ変換されたビデオ信号をアナログ信号に変
換してモニタ側へ出力するDA変換器(DA変換回路と
いうこともある)、である。
【0015】そのほか、3はディジタル信号に変換され
たビデオ信号を記憶する画像メモリ(フレームメモリの
複数枚から構成されている)、4は画像データを画像メ
モリ3に書き込む書き込みモードを選択するか、あるい
は画像メモリ3から画像データを読み出す読み出しモー
ドを選択する際に用いるスイッチ、である。
【0016】また、5はこのスイッチによる信号をもと
に画像メモリ3の動作モードを書き込みモードに設定す
る書き込み制御回路、6は同様にこのスイッチによる信
号をもとに、画像メモリ3の読み出しモード及びAD変
換器1のの出力状態を設定する出力制御回路、7は画像
メモリ3の入出力線に接続され、印加される制御信号に
より固定電位の出力を出す出力回路、である。
【0017】8は画像メモリ3との間でやりとりする一
部の画像データを記憶するバッファメモリ、10はアド
レス発生回路11からのアドレス信号とシステムコント
ロール(図示せず)からの枠設定データをもとに枠位置
を指定する枠信号を作成して出力する枠制御回路、であ
る。
【0018】11は入力ビデオ信号に含まれている水
平、垂直同期信号(Hsync,Vsync)及びAD
変換器1に加えられているサンプリングクロックをもと
に、アドレス信号を生成して出力するアドレス発生回
路、12はアドレス発生回路11の一部として、画像メ
モリ3が複数枚のフレームメモリから構成されている際
に、その複数枚の中から特定の1枚のフレームメモリを
選択して指定するするメモリNo.指定回路、501は
プリンタの感熱ヘッド(図示せず)側等につながるラッ
チ回路、である。
【0019】以下、図1を参照して、プリントすべきビ
デオ信号が入力されてから画像メモリ3に記憶され、さ
らに読み出される(再生される)までの動作を説明す
る。入力ビデオ信号はAD変換器1に入力されてディジ
タル信号に変換される。この時のAD変換のためのサン
プリング間隔は、外部から水平同期信号(Hsync)
のn倍(nは整数)の周波数で入力されたサンプリング
クロックで行われる。
【0020】AD変換器1でディジタル信号に変換され
た画像データはデータラインに接続される。このデータ
ラインには、DA変換器2、画像メモリ3及びバッファ
メモリ8が接続されている。ここでスイッチ4が閉じて
記憶指令が出されたとすると、書き込み制御回路5は、
画像メモリ3を書き込み動作モードに入らせる。
【0021】また書き込み制御回路5からの動作信号を
受けた出力制御回路6は、画像メモリ3の入力端子を入
力モードに設定する。これと同時に、バッファメモリ8
を入力モードに、AD変換器1を出力モードに保つ。こ
れによって、AD変換器1でAD変換された画像データ
は、アドレス発生回路11で指定されたアドレスの順番
に画像メモリ3に記憶される。
【0022】アドレス発生回路11は、入力ビデオ信号
に重ねて記録されている二つの同期信号(水平同期信号
Hsync,垂直同期信号Vsync)とAD変換器1
へ供給されるサンプリングクロックをもとに、水平アド
レスと垂直アドレスを生成して、画像メモリ3に向けア
ドレス信号として与える。
【0023】この際に画像メモリ3が、1フレーム分の
画像データを記憶するフレームメモリの複数枚から成る
記憶容量の場合には、アドレス発生回路11から出力さ
れるアドレス信号の上位ビットに、メモリNo.指定回
路12が配置されており、複数枚のフレームメモリの中
から特定の1枚を選択して指定するようになっている。
【0024】一方アドレス発生回路11で作られたアド
レスは、枠制御回路10に入力される。また図示せざる
システムコントロールから枠設定データが枠制御回路1
0に入力される。枠制御回路10は、そのデコード値を
可変出来る少なくとも4個のデコード回路を有してい
る。
【0025】これらのデコード回路は、所与の枠設定デ
ータとアドレス発生回路11から与えられるアドレス信
号とから、設定すべき枠の水平アドレスをデコードして
出力する二つのデコード回路と、垂直アドレスをデコー
ドして出力する二つのデコード回路と、から成ってお
り、これらデコード出力の論理和をとり、枠制御出力と
して、ビデオ信号の水平期間、垂直期間にそれぞれつく
り出力する。
【0026】この枠制御出力を出力制御回路7に入力す
る事により、画像メモリ3が接続された信号ライン上
に、出力回路7から枠制御出力に応じてHあるいはLの
固定電位レベルの信号を出力し、信号ライン上の画像デ
ータに重畳させる。これにより画像データの上下左右に
縦横nラインのH或いはLの信号を枠(Hなら白枠、L
なら黒枠)として重ねあわす事が出来る。
【0027】こうして画像データを表示するモニタ画面
上では白い枠(又は黒い枠)が表示されることになる。
ここでデコード回路のデコード値を、システムコントロ
ールからの枠設定データを変えて、変更する事で画面上
に出ている枠を動かす事が出来る。またデコード回路の
デコード出力を、書き込み制御回路5に入力する事によ
り、画像メモリ3の書き込み範囲を制限する事が出来
る。
【0028】このように書き込み範囲を制限する事によ
り、画面に表示した枠の内側、あるいは外側にある画像
データのみを画像メモリ3に記憶させる事が出来る。
【0029】一方、再生時はAD変換器1は、出力制御
回路6により出力がフローティング制御になり、画像メ
モリ3、バッファメモリ8、DA変換器2から切り離さ
れる。通常の再生モードでは、画像メモリ3からアドレ
ス発生回路11で生成されたアドレス順番に画像データ
が読みだされ、DA変換器2でディジタル信号の画像デ
ータがAD変換前のアナログ信号へ変換される。
【0030】ここで記憶時と同じく枠制御回路10によ
りそのデコード期間のみ画像メモリ3をフローティング
モードにして、この期間は出力回路7からH或いはLの
信号を出力する事で画面上に表示枠を出すことが可能に
なる。
【0031】バッファメモリ8は、一般に画像メモリ3
の記憶容量に比して小さく設定されている。そして通常
入力は出力制御回路6で入力モードに設定されている。
画像メモリ3から読み出された画像データは、バッファ
メモリ8にも並列で入力されている。このバッファメモ
リ8の働きは以下の通りである。
【0032】(イ)として、画像メモリ3から読み出さ
れた画像データの一部を切り取って外部に出力する働き
をする。(ロ)として、画像メモリ3から読み出された
画像データを再度画像メモリ3の別の領域へ転送して画
像メモリの内容を書き換える働きをする。(ハ)とし
て、バッファメモリ8に別途(画像メモリ3以外から)
書き込まれた画像データを画像メモリ3へ転送する働き
をする。
【0033】以上の項目(イ)、(ロ)の動作の時は、
枠制御回路10の動作により画面に表示した画像に枠を
表示してこの枠内に関して上記動作を行う事が出来る。
以下この動作について詳しく説明する。
【0034】画像データは画像メモリ3から切れ目なく
読みだされている。そこでまず枠制御回路10で画面に
枠を表示して、取り込みたい画像エリアをモニタ画面上
で表示する。ここで枠制御回路10の動作については既
に述べた通りである。
【0035】バッファメモリ8の書き込み制御回路5
は、枠制御回路10からの制御範囲指定により、この指
定エリアのみバッファメモリ8の書き込みを行う。この
ようにしてバッファメモリ8に書き込まれた画像データ
は、外部からのアクセス信号により順次外部へ読みださ
れていく。
【0036】画像データの転送は以下の通りに行われ
る。画像メモリ3から読み出された画像データは、上記
した手順でバッファメモリ8に読み込まれる。ここで枠
制御回路10のデコード値をシステムコントロールから
の設定データ変更により変更すると、今までとは異なっ
た位置に枠が表示される。
【0037】ここで書き込み制御回路5による制御は、
枠制御回路10が示す期間だけ書き込み動作にする。但
しデータの出力はAD変換器1からではなく、バッファ
メモリ8から出力する。これによってバッファメモリ8
に記憶された画像データは、画像メモリ3の異なる領域
に転送される。またメモリNo.指定回路12により読
み出し時と書き込み時とで画像メモリ3中の異なるフレ
ームメモリを指定すると、フレームメモリ間の領域コピ
ーを行う事が出来る。
【0038】このような画像コピーによる合成画像作成
の手順例を図2、図3を参照して説明する。図2は、画
像メモリ3を構成する複数枚(例えば4枚)のフレーム
メモリ間の画像コピーにより合成画像を作成する手順を
示した説明図である。図3はその動作フローチャートで
ある。
【0039】先ず図2を参照する。図2において、フレ
ームメモリは第1〜第4の4枚用意されており、その中
で4枚目の第4フレームメモリは、メモリ範囲が4分割
されておりその各々の範囲がエリアA、エリアB、エリ
アC、エリアDであるとする。
【0040】先ず図2の「メモリ記憶内容」の列におい
て、第1フレームメモリに画像(家)が取り込まれる。
この時同時に第4フ レームのエリアAに第1フレーム
の画像を縮小して記録する。同様に第2フレーム、第3
フレームにそれぞれ異なった画像(人)(山の風景)が
取り込まれる。そしてこれと同時に、第4フレームのエ
リアB,Cに画像(人)(山の風景)がそれぞれ縮小画
像で記録される。
【0041】ここで第4フレームメモリにおける縮小画
像の記憶は、第1〜第3フレームメモリにおける記憶と
同時にと説明したが、一旦第1〜第3フレームメモリに
記憶を行った後に、第1〜第3フレームメモリから第4
フレームメモリの各エリアに縮小画像として転送しても
いい。
【0042】このようにして第1〜第4フレームメモリ
における記憶が終了すると、図2の左側「メモリ記憶内
容」の列に見られる如き画像記憶状態になる。このとき
第4フレームメモリのエリアDだけは空きになっている
ことに注意されたい。以下、このエリアDを使って画像
の合成が行われる。
【0043】ここでアドレス発生回路は表示画像の対象
を第4フレームメモリにする。さらに枠表示回路は、第
4フレームメモリのエリアCに表示枠を出す。ここでシ
ステムコントロールに接続されたマウスあるいはテンキ
ー(図示せず)からの入力により枠制御回路のデコード
値を変更して転送するエリアを決める。このようにして
転送エリアがDに決まると、書き込み制御回路はエリア
Cの枠内の画像データ(山の風景)をエリアDに転送
(コピー)するとともにその設定値を記憶する。
【0044】以下、第4フレームメモリの画像エリア
B,Aについても同様の処理を行い、第4フレームのエ
リアDで、結局(山の風景)と(人)と(家)との合成
画像が得られる。この合成画像をモニタ上で見てOKと
いうことであれば、改めて大きな画像の合成画像を作成
することにする。
【0045】即ち、一旦第4フレームメモリ全体を消去
してエリアA〜Dを解消し、1枚の画面として以後扱う
ことにする。そこで再度第3、2、1の順に各フレーム
メモリから画像を抜き出して第4フレームメモリ上で残
しておいた枠データをもとに重ねあわせる。第3フレー
ムメモリの画像(山の風景)を第4フレームメモリにコ
ピーするのが、図2の右側に示す1回目のペーストであ
る。
【0046】そこへ第2フレームメモリの画像(人)を
コピーして重ねあわせたのが、図2の右側の中頃に示す
2回目のペーストであり、更に第1フレームメモリの画
像(家)をコピーして重ねあわせたのが、図2の右側の
下に示す3回目のペーストであり、これが合成画像であ
る。
【0047】このようにして重ねあわせた合成画像は、
感熱ヘッド駆動回路側に転送され感熱紙に転写されるわ
けである。図3のフローチャートは、以上の手順を表現
したものであるから参照されたい。
【0048】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。本実施例では、画像メモリ3に記憶された画
像のうち、枠制御回路10で選択された領域の画像を、
感熱ヘッド駆動回路側に転送してプリントする際、その
選択された領域が、画面の中の端に位置する部分にあっ
ても、プリント画像としては、全体の中心部分にくるよ
うにしたい、つまりセンタリングをしたいという場合
に、転送データの先頭に所要の白データを付加して転送
するという実施例である。
【0049】図5はそのセンタリングを示す説明図であ
る。つまり図5の(イ)に示すように、画面全体の中で
右下に破線で示す領域を枠制御回路で選択したとき、実
際にこれをプリントするときは、図5の(ロ)に示すよ
うに、画面の中心部にもってきてこれをプリントしたい
というのが、ここにいうセンタリングである。
【0050】図4を参照する。図4におけるメモリ3の
構成は、RGBメモリからなるカラー画像メモリを構成
しているものとする。この図において図1におけるのと
同一符号は同一機能を有するものを指す。
【0051】そのほか、20はプリントアドレス発生回
路であって、メモリ3から読み出した画像データを感熱
ヘッド駆動回路側(モニタ側でなく)へ読み出す際に用
いるプリントアドレスを発生させるプリントアドレス発
生回路である。21はRGB信号及び白信号から目的の
色を選択するセレクタである。22はアドレスセレクタ
である。即ち、画像メモリ3に対する画像データの書き
込み、再生時に用いるアドレス(ビデオアドレス)を発
生するビデオアドレス発生回路11と、プリントアドレ
ス発生回路20と、どちらかを選択するアドレスセレク
タである。
【0052】以下、図4、図5を参照して動作を説明す
る。画像メモリ3に記憶された画像は、図5の(イ)に
示すように、水平方向には0からn1番地まで 、垂直
方向には0からm1番地まで記憶されている。この中で
番地(n2,m2)と(n3,m3)の対角線で囲まれ
た領域を選びだしプリントする場合に、プリント画像は
印画紙の上で片寄らず中央にプリントされるほうが好ま
しい。
【0053】このような場合に枠制御回路10とプリン
トアドレス発生回路20の間にオフセットを持たせ、か
つ枠以外の読みだしデータを固定値(例えばHレベル)
に固定することにより達成することができる。
【0054】図5においては、枠制御回路10のデコー
ド値は(n2,m2)と(n3,m3)に設定される。
プリント幅は(m3−m2)で縦全体はm1分幅がある
ことからプリント前後にma〔ma=(m1−(m3−
m2))/2〕の白データを付加すればよい。そこでプ
リントアドレス発生回路20の発生アドレスはma分オ
フセットしたところから画像メモリ3を読みだす。
【0055】さらにこの時に枠制御回路10の出力枠制
御信号は、画像メモリ3の出力制御とは異なったタイミ
ングでセレクタ21を制御して画像メモリ3から読みだ
された画像データの前後半maドット分を白データへ置
き換える。ここでは垂直アドレスについてのみ説明した
が、水平アドレスについても同様の操作を行う事により
印画紙の中央にプリント画像を持ってくる事ができる。
【0056】このような制御を行う事により画面のプリ
ントしたい部分を枠で表示して画面上で確認し、この部
分をオートセンタリングして印画紙中央にプリントする
ことができる。
【0057】図6は本発明のさらに他の実施例で実現し
ようとしている機能の説明図である。画面内で枠を表示
して転送エリアを表示する場合に、枠を見やすくする為
に枠の幅は2ないし4ドット幅に設定することが好まし
い。このような場合に、枠の幅寸法により、その部分の
画像が隠されて見えなくなってしまう事がある。
【0058】そこで書き込み制御回路では、この同じ枠
制御信号をもとに、枠の内側範囲(枠の幅を含まない)
を書き込む信号と、枠部分を含む内側範囲(枠の幅を含
んだ範囲、従ってモニタ上では枠の幅で隠されて見えな
くなっている部分を含む)を書き込む信号と、を生成す
る必要がある。
【0059】この様子を示したものが図6である。図6
で枠表示が水平アドレスでn1,n2に幅1ドットの枠
を表示している。したがって枠の内側を書き込む場合に
はその書き込みドット数は(n2−n1−1)となる。
また枠の線上を含めて書き込む場合であれば(n2−n
1+1)ドットとなる。
【0060】図7は、この書き込み制御回路のタイミン
グ発生回路を示すブロック図である。同図において、3
0はAD変換器のサンプリングクロックと同相のクロッ
クと水平同期信号をリセット信号(クリアCLR)とす
る水平アドレスカウンタである。31は水平左枠のデコ
ード値を取り込むレジスタ、32は水平右枠のデコード
値を取り込むレジスタ、である。
【0061】また35、36は水平アドレスカウンタの
計数値と左、右白枠レジスタ31、32のデコード値を
比較して一致した事を検出するコンパレータ、37から
41まではそれぞれコンパレータ出力をラッチするラッ
チ回路、42、43はラッチ回路出力によりセット、リ
セットされ書き込み制御信号を生成するフリップフロッ
プ、44はセレクタ、45は出力回路7へ入力される枠
制御信号である。
【0062】左枠レジスタ31には、システムコントロ
ールを介してデコード値n1が、右枠レジスタ32には
同様にしてデコード値n2が入力される。水平アドレス
カウンタ30はサンプリングクロックCKで水平方向に
計数を行い、計数値n1,n2でコンパレータ出力3
5、36で一致検出出力を出す。一致検出された信号は
ラッチ回路37から41で1クロック単位で遅延され
る。
【0063】ここでラッチ回路37とラッチ回路40の
論理和をとる事で枠制御信号45を得る。これに対して
ラッチ回路38とラッチ回路40の出力でセットリセッ
トした信号は、丁度枠の内側のみHとなる信号になる。
これを書き込み制御信号とすれば枠の内側だけを書き込
む事ができる。
【0064】またラッチ回路37とラッチ回路41の出
力でセットリセットする信号を使うと枠の表示エリア全
体を書き込む事が出来る。このように枠制御回路の内部
ラッチ構成を変える事で枠の内側、外側までと書き込み
エリアを可変する事ができる。このようにして画面に表
示した枠と書き込みエリアの制御信号を関連づけること
により目的とした画面の切り取りが出来る。
【0065】図8は、本発明の別の実施例により実現で
きる機能の説明図である。本実施例では、画像メモリ3
からの読み出し制御の態様を変える事により、90度回
転や反転画像を作り出すことができるものである。画像
メモリ3に一旦取り込んだ画像(図8の原画像)をバッ
ファメモリ8へ転送して再度画像メモリ3に転送する際
にアドレス変更をして、図8の右側に示す画像処理を行
うものである。
【0066】即ち、図8のメモリ1は単純に転送した場
合を示す。メモリ2は枠で切り取った画像を縦横変換し
て同一画像として二つ重ねたものである。メモリ3は転
送順番を逆にする事により画像の反転(フリップモー
ド)を実現したものである。このような転送を実現する
実施例を図9に示す。
【0067】図9において、図1におけるのと同一符号
は同一機能を有するものを指す。そのほか、40は、ア
ドレス発生回路10の出力したアドレスを変換するアド
レス変換回路である。このアドレス変換回路40は通常
はバイパス動作になっているが、システムコントロール
からの制御信号によりアドレス反転や水平アドレスと垂
直アドレスを入れ替えるなどの操作を行い、画像転送時
の反転や縦横変換を実現する。
【0068】アドレス変換回路40は、バッファメモリ
8のアドレス供給回路のみに直列に入り、バッファメモ
リ8に供給するアドレスを変換する。図10にアドレス
変換回路40の回路構成の一例を示す。
【0069】図10において、41、42はシステムコ
ントロールからきている制御信号によって入力された水
平アドレスと垂直アドレスが反転あるいはバイパスされ
る反転/非反転回路である。通常このような回路は排他
論理積回路あるいは反転回路とセレクタ回路の組合せで
作成されている。
【0070】43は水平アドレスと垂直アドレスを同じ
に切り換えるセレクタで連動したスイッチかセレクタの
組合せで実現する事が出来る。システムコントロールか
ら水平アドレスのみ反転するように制御信号が入力され
ると水平アドレスは今まで順番にカウントアップしてい
たものが今度はカウントダウンに変化する。
【0071】このように方法で図9の画像メモリ3から
バッファメモリ8には通常のアドレス操作でデータを取
り込み、バッファメモリ8から再び画像メモリ3に画像
データを転送する際には、バッファメモリ8のアドレス
をカウントダウンモードに設定する事により、転送され
た画像は左右反転した画像となる。
【0072】また再び画像メモリ3に画像データを転送
する際に、水平アドレスと垂直アドレスを入れ替えると
画像は縦横変換された画像になる。このようにして画像
メモリ3からバッファメモリ8、あるいはその反対の時
にアドレスを操作する事で簡単に画像変換が可能にな
る。また水平アドレスを1ビットシフトする事で画像の
縮小、拡大が行える。このようにして画像を簡単にかつ
速く処理する事が出来る。
【0073】図11に本発明の更に別の実施例を示す。
画像メモリの容量は一般に記憶すべき画像サイズよりも
大きめに設定されているのが通常である。例えば4Mビ
ットの容量を持ったメモリでビデオ信号を記憶する場合
を考えると、以下のようになる。
【0074】画面サイズは一般に横720画素、縦46
8画素から構成されており、8ビットのデータ幅で記憶
するとすれば、そのデータ容量は2.696Mビットに
なる。これからメモリの使用率を求めると64.2%と
なり、かなりの部分が空きエリアとして残されている事
がわかる。このような空きエリアを有効に活用する方法
として画像の退避エリアとして使い、より沢山の画像を
記憶したり或いは画像処理のワークエリアとして使う事
が考えられる。
【0075】図11は、4Mビットの汎用D−RAMを
使い通常2フレームの画像を記憶するように設計された
画像メモリを3フレーム分の画像を記憶出来るようにし
たものである。
【0076】図12は、かかる実施例における画像メモ
リの記憶場所割付けマップである。図12の(イ)と
(ロ)に示すように、まず第1フレーム、第2フレーム
と2フレーム分を画像メモリ3に記憶する。この時点で
画像メモリ3の内容は、図12の(イ)と(ロ)に示す
ように、第1フレーム、第2フレームとも、アドレス7
20以上には記録されていない。
【0077】ここで図11のバッファメモリ8を使っ
て、画像メモリ3の使っていない領域にデータを転送す
る事で第1フレームの内容(図12の(イ))を退避さ
せる事ができる。この退避させた様子を図12の(ハ)
と(ニ)に示した。退避させた結果、同じメモリ容量に
3フレーム記憶させることができるので、これを3フレ
ーム記録構成とする。
【0078】具体的に説明する。バッファメモリ8に、
最初に第1フレームの領域(a)(水平304画素、垂
直468画素)を転送する。転送後この画像データを画
像メモリ3の第1フレームアドレス721番地以降へ、
図12の(ハ)に示す如く転送する。次に領域(b)
(水平304画素、垂直468画素)を画像メモリ3の
第2フレームアドレス721番地以降へ図12の(ニ)
に示す如く転送する。
【0079】次は領域(c)(水平44画素、垂直46
8画素)をバッファメモリに取り込み、第1フレームの
縦469番地以降、水平0から468番地まで縦横変換
して転送する。同様にして領域(d),(e)を転送す
る事で画像メモリ3の第1フレームに記憶された画像
は、画像メモリ3の空きエリアへ退避する事ができた。
【0080】再生時には一旦画像データを読みだした後
に、記録時に行った退避作業を逆に実行する事により画
像メモリ3の隙間に退避していた元の画像を復元する事
が出来る。本実施例では2フレームメモリ構成での説明
を行ったが、これはフレームメモリ構成が異なった場合
や記録する画面サイズが異なっても同様の転送手段を用
いる事により画面データの退避を行う事が出来る。
【0081】本実施例によれば画像メモリ3の空きエリ
アを活用してより多くの画像を記憶する事が出来る。
【0082】図13は本発明のなお更に別の実施例によ
り実現される機能の説明図である。本実施例において
は、画面に表示する枠を次の画面に動かすことにより、
使用者により分かりやすいメモリ表示手段を提供するも
のである。
【0083】図13は、画面に表示する枠を次の画面に
動かすことを示す画面表示の一例であり、図14はその
ときの枠制御回路10と書き込み制御回路5における制
御信号のタイミングを示す。
【0084】図13は複数の画面を縮小して一枚の画面
に記録する場合を示している。(山の風景)、(人)、
(家)、(太陽)、(舟)の縮小画面が、この順に順次
表示されてきたとする。このとき次に表示する枠を枠2
として表示する。
【0085】最初第1画面(舟)に表示枠が出て使用者
に記録される画像の大きさを表示している。ここでフリ
ーズ信号を書き込み制御回路5に入力してフリーズ動作
を行う。ここで枠で表示されたエリアのみに書き込み制
御信号が発生する。この結果第1画面に入力画像がメモ
リされる。このメモリ動作が終了すると同時にシステム
コントロール回路から枠制御回路に第2画面の位置(枠
2)を示す制御信号が枠制御回路10に入力される。
【0086】このようにする事によってメモリする度に
順次、次のメモリ位置が画面に表示される事になり使用
者に分かりやすい表示になる。またこの時に表示枠の大
きさを枠2’の如く変えると、同じサイズだけでなく異
なったサイズの画面を順次記録する事ができる。
【0087】図15は本発明の他の一実施例のプリント
イメージをあらわした説明図である。図15は、フレー
ムメモリ内に文字フォントをロードして、これを画像と
併せて表示しこれをプリントするものである。
【0088】即ち、図15において、501はフレーム
メモリに記憶された画像イメージ枠を示している。50
5はメモリにフリーズされた画像データである。本実施
例においてフレームメモリ枠501は、フレーム画像の
大きさよりも大きく設計されている。即ち、フレーム画
像のみではアドレスn2(503)までのメモリしか消
費しないが、メモリ自身はアドレスn3(504)まで
の大きさを持っている。
【0089】アドレスn2(503)からアドレスn3
(504)までの間は、通常は空き領域となっている
が、ここに後述する方法で文字フォント506をロード
する。507は、画像と文字をプリントした結果であ
る。画像を全画面に打つと、文字をプリントする領域が
なくなるので、画像データは下の部分をカットした形で
プリントし、その下に文字をプリントする。
【0090】具体的には、フレームメモリ501のアド
レス0からn1(502)までを転送し、その後アドレ
スn1(502)からn2(503)をスキップした
後、アドレスn2(503)からアドレスn3(50
4)を転送する。これによってアドレスn1(502)
からアドレスn2(503)をカットした形でプリント
507を得ることが出来る。
【0091】図16は、上述の機能を実現する本発明の
一実施例を示すブロック図である。そのほとんどは図1
におけるものと同一のため細かい説明は省略する。本実
施例では、ラッチ501の外側に、図15で示した文字
フォントを出力する機器を接続させることを特徴とす
る。
【0092】後述する固定パターンを記録したROM5
11、カードリーダ513により磁気カードから読み取
ったデータを保存しているRAM512、さらにI/F
(インタフェース)514、516を経由して、パソコ
ン515やハンディスキャナ517を接続し、これらの
データをラッチ501を経由してフレームメモリの先述
した余りの部分、すなわちアドレスn2(503)から
アドレスn3(504)に転送する。
【0093】これらの文字フォントを出力する機器は第
2アドレス発生回路510からのアドレス指示に従って
文字フォントを出力し、第2アドレス発生回路510
は、画像メモリ3のアドレスを制御するアドレス発生回
路11の指示に従う。
【0094】フォントの入力を行なうときは、アドレス
発生回路11が、図15のアドレスn2以下のアドレス
を発生し、それと同時に第2アドレス発生回路510が
0番地からのアドレスを発生する。各フォント出力機器
は、0番地からのアドレス指定に従ってROM511等
のアドレスを変え、それに応じたフォントデータを出力
する。
【0095】データ転送はバッファメモリ8の大きさの
単位でラッチ501を介して、一度バッファメモリ8に
転送された後に画像メモリ(フレームメモリ)3にバッ
ファメモリ8の大きさの単位で転送される。この動作に
より図15に示したフレームメモリのイメージが出来上
がる。
【0096】図17は、図16で示したROM511、
磁気カードリーダ513から入力したデータをプリント
した例である。520はプリントイメージであって、そ
の中にはROM読み出し文字521、画像523、磁気
カード読み出し文字522が配置されている。
【0097】ROM読み出し文字521は「あけまして
おめでとうございます」、「暑中見舞」等の一般の葉書
や手紙に使用する決まり文句が記入されており、一種の
メニュー形式でこれらの文字フォントを参照することが
出来る。また、磁気カード読み出し文字522は、プリ
ンタの所有者の住所、名前等の固有の文字が記入され、
これは各ユーザーが自分で欲しい文字をカスタマイズす
ることが出来る形態になる。
【0098】磁気カード524はプリンタ525に図の
ように挿入され、磁気カードに記入された文字フォント
を読み取るようになっている。磁気カード524は、例
えばメーカーがユーザーからの依頼に応じて、最大10
文字×3行程度のレイアウトを含んだ文字パターンを記
入し、ユーザーに支給する形を取る。これにより、ユー
ザーは年賀状や暑中見舞等で、それぞれに適した決まり
文句をプリンタの内蔵ROMから読み出してプリント
し、さらに同じプリントに自分の住所、名前等のやはり
葉書に必須の情報を付加してプリントすることが出来
る。
【0099】従来は、ユーザーが個人情報をプリントす
るためには紙に住所、名前等を記載してビデオカメラ経
由でメモリにフリーズするという方法を取っていたが、
この方式の欠点である文字がきたないという問題点を排
除し、メーカーが作成したフォントでROM読み出し文
字と同等の品質の文字でユーザーの住所、名前等の個人
情報を記入することが出来る。
【0100】図18は、図17に示した磁気カードの代
わりに、パソコンを直接プリンタにつないで、パソコン
から文字フォントを入力する例である。パソコン530
とプリンタ532の間は、セントロニクスやRS232
C等の一般のパソコンが基本的に搭載しているインタフ
ェース533を用いて接続される。入力する住所、名前
等の文書は、パソコンに搭載されたかな漢字変換機能5
31を用いて作成し、パソコン530はこれを文字フォ
ントに変換してプリンタ532に逐次出力する。
【0101】プリンタ532のモニタ534は、プリン
タがフリーズした画像と、転送された文字フォントを合
成した画面(図15のアドレスn1からアドレスn3に
ジャンプしてアクセスする)を表示し、常にプリント結
果をイメージする画像を表示する。パソコンを利用する
ことにより、ユーザーはユーザー固有の文字フォントを
常に変更することが可能(図17では磁気カードの改変
が必要)である。
【0102】これにより例えばプリントを渡す相手の名
前を一枚毎に記入するといったことまでが可能になり、
図17に対して設備の増大という問題点はあるものの、
新たな柔軟な使用方法を持つことが出来る。
【0103】図19は、図18に示したパソコンによる
文字フォントの転送の別な方法を示した例である。本実
施例においてプリンタは4枚のフレームメモリを搭載し
ており、ここではその4枚目のフレームメモリ543を
文字フォントの格納用として用いる。図18の例では1
文字の転送をする度に、1文字の文字フォントを転送す
る必要が生じ、特にRS232Cのような低速のインタ
フェースを用いた場合には転送に時間がかかるため使用
感が悪くなる。
【0104】図19に示す本実施例ではパソコンを接続
して文字を転送するプログラムをパソコン上で起動した
時点で、すべての文字フォントを一度第4フレームメモ
リに転送してしまうことを特徴とする。あとは図18に
示したようにパソコン上でかな漢字変換を行ない、出来
上がった文章を逐次プリンタに転送するが、このとき転
送する内容は文字フォントではなく文字コードであるた
め、高速に転送することが出来る。
【0105】プリンタは文字コードを受け取ると第4フ
レーム543の中の該当する文字フォントを捜し出し、
これを第1フレーム540に転送する。このときの転送
はインタフェース経由ではなく、メモリ→メモリ転送の
ため極めて高速な転送が可能になる。即ち図18で説明
した、プリント1枚毎に異なる文字を入れてプリントす
るようなケースでは、文字入力に対するレスポンスの速
さが重要になるが、本方式はこれに最大限に対応できる
ような構成となっている。
【0106】図20は、図19で示した実施例の動作を
説明するフローチャートである。まず、スタート直後に
全文字の文字フォントを第4フレームに転送し(55
1)、次に文字入力の状態ループに入る。まず、キーボ
ードより文字を入力(552)し、これを漢字に変換す
る(553)。
【0107】変換結果の漢字コードをプリンタに転送す
ると(554)、プリンタは、転送された漢字コードに
対応する文字フォントを第4フレームから読みだし(5
55)、指定フレーム(図19では第1フレーム)にそ
のフォントを転送する(556)。これを入力する文字
数分繰り返し(557)、文字入力が終了するとセッシ
ョンを終了する(558)。
【0108】図21は、イメージスキャナを用いてユー
ザー固有の文字を入力する方式を示した実施例である。
機器構成は図18におけるパソコンの代わりにハンディ
スキャナ561が入り、パソコン用インタフェースの代
わりにスキャナ用インタフェース562が取り付けられ
た形になるので、構成図面は省略する。
【0109】原稿560は一般ユーザーがすでに所有し
ているワードプロセッサ(以下、ワープロと略す)ワー
プロもしくは手書きで構成された文字563で、ワープ
ロの場合もその機種の限定は必要としない。この原稿は
ハンディスキャナ561によって読み取られプリンタに
送られる。プリンタでは図15で説明したように該当フ
レーム画像の下部にスキャンデータがロードされ、画像
565と文字564が合成されてプリントされる。
【0110】ワープロの文字の解像度は例えば48ドッ
ト文字の場合、人間が識別不可能なくらいに細かく、ま
たハンディスキャナの解像度も300〜400dpi
(Dotper Inch. 約12本/mm〜16本/mm相当)と
やはり人間が識別できないくらいに細かいので、プリン
トの際に文字がぎざぎざになることもなく、プリンタの
解像度を最大限に生かした形で奇麗な文字をプリントす
ることが出来る。
【0111】また、ビデオプリンタの解像度は150d
pi程度のものが多いが、これを300dpi程度の高
解像度のプリンタを用いることで、文字の形がぎざぎざ
になることが全くなく、極めて高品位の字をプリントす
ることが出来る。
【0112】図22は、スキャナで取り込んだ文字と、
画像を合成する方法を示した実施例である。フレームメ
モリの第1フレーム570には、普通に撮影した画像が
フリーズされている。また、第2フレームには、図21
で示したハンディスキャナで取り込んだ文字データが記
録される。これをマウス等の操作により切取り枠572
を表示させ、必要な部分を切取る操作を行なう。
【0113】これらを第3フレーム573上で合成し
て、図21で説明した画像575とスキャナデータ57
6の合成画像をプリントすることが出来る。メモリ間の
データ転送は高速で行なわれるため、文字の合成は極め
て高速で行なわれ、ユーザーの使い勝手上の不都合はほ
とんどない。また、本実施例は合成画像を元画像のフレ
ームと異なる第3フレームに作成したが、図15に示し
たように元画像の存在する第1フレーム上で合成を行な
っても良い。
【0114】図23は、プリンタの画質調節処理等の操
作を、パソコンからインタフェースを経由して行なう方
法を示した実施例である。プリンタ581は、パソコン
580とセントロニクスやRS232C等の一般にパソ
コンが所持しているインタフェース583を経由してつ
ながっている。
【0115】プリンタはそのコントラスト、ブライト等
の画質調節を、アナログボリューム等のつまみ操作では
なく、内蔵のシステム制御マイコンの管理かで行なわれ
るものとする。即ちフロントパネルにボタンがあり、モ
ニタ582に表示されたようなオンスクリーンディスプ
レイ(以下、OSDと略す)を見ながら、例えばブライ
トのレベルを左右にボタン操作で動かしていく方法で調
節を行なう。OSDはマイコンの管理下に置かれ、フロ
ントパネルのスイッチもマイコンに入力される。
【0116】実際の調節はマイコンから調節信号を出力
し、図示しないディジタル調節回路や、調節信号をD/
A変換してアナログ調節回路に入力することで画質の調
節を行なう。従って、プリンタ内蔵のマイコンと外部に
接続したパソコン580を会話させれば、外部のパソコ
ン580から画質調節を行なうことが可能になる。
【0117】本実施例では、画質調節の一連の作業をパ
ソコン580から指示し、一つ一つの調節だけではなく
て、複数の項目に渡る調節を連続してパソコンから指示
することで、一連の調節を簡単に行なうことを特徴とす
る。さらにパソコン480から連続して送られる各ステ
ップの調節を実行する度に、モニタ582に表示される
OSDも調節項目に従って変化し、ユーザーがパソコン
580からどのような調節が行なわれたかを末端で確認
することが出来る。
【0118】図24に、パソコンからの命令で画質調節
を行なうときのOSD表示の変化を示す。画面590
は、調節処理を行なっていない状態で、入力された画像
もしくはメモリ画像がモニタに出力されている。以下、
画質調節を行なう一例をOSDの出力表示で説明する。
【0119】画面591は、画質調節メニューをOSD
表示した状態である。OSD表示であるから、本来は画
面590で見えていた画像の上に文字が重なった形で表
示されるが、本説明図では見やすくするため画面590
に描いていた画像を省略している。メニューは「CONTRA
ST」、「BRIGHT」、「COLOR」、「TINT」の4つの種類
に分かれ、それぞれ5段階の調節レベル表示がある。
【0120】ここでは調節内容として「CONTRAST」が選
択された状態を示している。画面592に「CONTRAST」
を調節した状態を示す。即ち「CONTRAST」の調節をする
ことで、調節レベル表示が画面591に比べて右に2つ
ずれている。次に画面593で調節項目として「COLO
R」の選択をした状態を示す。画面591と同様の形
で、今度は「COLOR」が選択されていることが分かる。
【0121】次に画面594で、「COLOR」が調節され
た状態を示す。「COLOR」の調節をすることによって画
面593に比べて「COLOR」の調節レベルが左に1つ移
動している。最後に画面595で画質調節が終了した状
態を示す。OSD表示が消えて、画面には画像のみが表
示されている。
【0122】通常の調節は、以上のステップを1つ1つ
ユーザーが手で行なっていたが、本発明では、上記の調
節操作をパソコンからの命令で連続的に行なうことを特
徴とする。
【0123】図25に、本発明におけるパソコンの動作
と、それに伴うOSD表示の変化を示したフローチャー
トを示す。このフローチャートは図24のOSD表示と
同じ操作をしたときのものである。
【0124】600でパソコンはOSDのメニュー表示
を行なうようにプリンタに指示を出す。この命令を受け
てプリンタはOSDメニューを表示させる(601)。
次に602でパソコンは、調節項目として「CONTRAST」
を選択するよう命令を出す。プリンタはこれにより調節
項目として「CONTRAST」を選択すると同時に、OSDメ
ニューの「CONTRAST」にカーソルを移動する(60
3)。
【0125】次に604で、パソコンは「CONTRAST」の
値を+2にするように命令を出す。プリンタはこれを受
けて「CONTRAST」の調節値を+2すると同時に、OSD
メニューの「CONTRAST」の調節レベルを右に2つ移動す
る(605)。次に606でパソコンは、調節項目とし
て「COLOR」を選択するよう命令を出す。プリンタはこ
れにより調節項目として「COLOR」を選択すると同時
に、OSDメニューの「COLOR 」にカーソルを移動する
(607)。
【0126】次に608で、パソコンは「COLOR」の値
を−1にするように命令を出す。プリンタはこれを受け
て「COLOR」の調節値を−1すると同時に、OSDメニ
ューの「COLOR」の調節レベルを左に1つ移動する(6
09)。最後にパソコンは調節作業を終了させるために
OSDメニューの消去を指示する(610)。これを受
けてプリンタはOSDメニューを消去して通常状態に戻
る(611)。
【0127】これらの作業をパソコンからの命令で連続
して行なうことにより、標準的な調節操作を一つ一つユ
ーザーが行なう必要がなくなる。またプリンタのデモン
ストレーション等の機会において、OSDメニューによ
る調節機能の展示を簡単に行なうことが出来る。
【0128】図26に、OSDメニュー画面自身を書き
換える機能を持つプリンタのブロック図を示す。本実施
例はプリンタの全体高性能値でOSDに関わる一部分の
みを表わしている。
【0129】ビデオ信号等の入力信号612は、スイッ
チ613を経て画像メモリ614に入力される。画像メ
モリ614にフリーズされた画像データはスイッチ61
5を経てプリンタへ転送され(616)、同じ信号がO
SD617を経由してモニタへ出力される。このときO
SD617内でメニュー画面が合成され、その結果OS
Dメニューがモニタに表示される。
【0130】また、SW613とSW615は連動して
おり、図示された状態では入力信号612は画像メモリ
614にフリーズされ、フリーズされた画像信号がプリ
ンタに送られる。ここでSW613とSW615が同時
に上方に向いているときは、入力信号612は直接プリ
ンタやOSDに送られ、モニタではスルー画像が見える
ことになる。
【0131】OSD617にはROM618が内蔵され
ており、通常表示されるOSDメニューの文字フォント
は、このROM618から読み出されて画像信号と合成
されモニタに出力される。本実施例では、ROM618
の他にRAM619を設けたことを特徴としており、こ
のRAM619にはインタフェース620を経由してパ
ソコンからフォントデータをロードすることが出来る。
【0132】フォントデータのロード操作はシステムコ
ントロール621により制御され、システムコントロー
ル621がパソコンにBUSY信号を出力しているときはパ
ソコンはフォントデータのロードを行なうことは出来な
い。パソコンからフォントデータのロードを行なうとき
は、システムコントロール621がパソコンにREADYの
信号を出力し、同時にRAM619にWE(WRITE ENAB
LE)を出力して、パソコンからのフォントデータをRA
M619にロードする。
【0133】ロードしたフォントデータをOSDが使用
するときは、システムコントロール621がRAM61
9にOE(OUTPUT ENABLE )を出力する。これによっ
て、OSD617が合成する文字フォントとして、OS
Dが内蔵するROM618に記載されたフォントだけで
なく、パソコンからロードしたユーザーが設計した自由
なフォントをRAM619を経由して使用することが出
来る。
【0134】図27は、ユーザーが自由に設計したOS
Dメニューの例である。画面622はOSDメニューを
図23に示したような英語ではなく、日本語で示した例
である。もちろん言葉はこれに限らず内容を各ユーザー
が分かりやすい言葉で表現しても良い。画面623は、
OSDメニューを絵で示したものである。
【0135】即ち「CONTRAST」は、グラフ(横軸が入力
信号、縦軸が出力信号)の傾きを表わすものであるた
め、グラフの傾きを矢印で変化させることを表現したグ
ラフィックキャラクタを表示している。また、「BRIGH
T」はグラフの上下オフセットを表わしているので、オ
フセットを矢印で変化させることを表現したグラフィッ
クキャラクタを表示している。
【0136】「COLOR」は、色差信号の振幅を表わすも
のであるため、グラフの振幅を矢印で変化させることを
表現したグラフィックキャラクタを表示している。さら
に「TINT」は、色差信号の位相を表わすものであるた
め、グラフの位相を矢印で変化させることを表現したグ
ラフィックキャラクタを表示している。このようにOS
Dメニュー内容をフォント形式で転送するので、その内
容は必ずしも文字に限る必要がなく、ユーザーが自ら最
も分かりやすい図形(文字を含む)を用いることが出来
る。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビデオプ
リンタ制御回路によれば、ビデオプリンタにおいて合成
画像などをプリントする際、所望の合成画像を作成する
段階で、モニタ画面上でみた通りの操作で合成画像を容
易に作成できるため、失敗のないかつ簡単なプリント操
作環境を提供出来るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】画像コピーにより合成画像を作成する手順例を
示した説明図である。
【図3】画像コピーにより合成画像を作成する手順例を
示したフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】プリントすべき画像のセンタリングを示す説明
図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例で実現しようとする
機能の説明図である。
【図7】図6の実施例に関連した書き込み制御回路のタ
イミング発生回路を示すブロック図である。
【図8】本発明の別の実施例により実現できる機能の説
明図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例を示すブロック図で
ある。
【図10】アドレス変換回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図11】本発明のなお更に他の実施例を示すブロック
図である。
【図12】画像メモリの記憶場所割付けマップを示す説
明図である。
【図13】画面に表示する枠を次の画面に動かすことを
示す画面表示の一例を示す説明図である。
【図14】図13の動作に関連した制御信号タイミング
を示すタイミング図である。
【図15】本発明の他の一実施例のプリントイメージを
あらわした説明図である。
【図16】図15の機能を実現する本発明の一実施例を
示すブロック図である。
【図17】ROM、磁気カードリーダから入力したデー
タをプリントした例を示す説明図である。
【図18】パソコンから文字フォントを入力する例を示
す説明図である。
【図19】パソコンによる文字フォントの転送の別な方
法を示した説明図である。
【図20】図19で示した実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図21】イメージスキャナを用いてユーザー固有の文
字を入力する方式の実施例を示す説明図である。
【図22】スキャナで取り込んだ文字と画像を合成する
方法の実施例を示す説明図である。
【図23】プリンタの画質調整処理等の操作をパソコン
からインタフェースを経由して行う実施例を示す説明図
である。
【図24】パソコンからの命令で画質調節を行なうとき
のOSD表示の変化を示す説明図である。
【図25】本発明におけるパソコンの動作とそれに伴う
OSD表示の変化を示したフローチャートである。
【図26】OSDメニュー画面自身を書き換える機能を
持つプリンタを示すブロック図である。
【図27】ユーザーが自由に設計したOSDメニューの
例を示す説明図である。
【符号の説明】 1…AD変換器、2…DA変換器、3…画像メモリ、4
…スイッチ、5…書き込み制御回路、6…出力制御回
路、7…出力回路、8…バッファメモリ、10…枠制御
回路、11…アドレス発生回路、12…メモリNo.指
定回路、501…ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小俣 隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 石飛 竜哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 庄司 順一 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所AV機器事業部内 (56)参考文献 特開 昭63−290753(JP,A) 特開 平3−70280(JP,A) 特開 平3−42979(JP,A) 特開 昭58−138667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G06F 3/12 H04N 1/387

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントすべきビデオ信号を入力されア
    ナログ/ディジタル変換して出力するAD変換回路と、
    画像メモリと、バッファメモリと、前記各メモリに対す
    書き込み、読み出しのアドレスを発生するアドレス発
    回路と、前記アドレス発生回路から発生された書き込
    みアドレスに従って、画像データを前記画像メモリ又は
    バッファメモリに書き込む書き込み制御回路と、前記画
    像メモリ又はバッファメモリに書き込まれている画像デ
    ータを、前記アドレス発生回路から発生された読み出し
    アドレスに従い読み出して出力する出力制御回路と、を
    少なくとも備えて成るビデオプリンタ制御回路におい
    て、 前記アドレス発生回路から発生された読み出しアドレス
    と所与の枠設定データとを入力され、プリントすべき画
    像に枠を形成するための枠信号を作成して出力する枠制
    御回路と、 前記枠制御回路からの枠信号を固定電位の信号に変換し
    て、前記画像メモリから読みだされる画像データに重畳
    してやり枠を形成する出力回路と、枠を形成された前記画像における、当該枠の範囲内又は
    範囲外の画像データを、前記画像メモリを構成する複数
    の単位メモリの中の或るものから他のものへ、前記バッ
    ファメモリを介して転写し、これを繰り返すことにより
    当該単位メモリの一部特定領域に合成画像を形成する前
    記出力制御回路ならびに書き込み制御回路と、 前記の当該単位メモリの一部特定領域において形成され
    た合成画像をモニタ表示する表示手段と、 モニタ後、前記の当該単位メモリの全体を消去し、改め
    て当該単位メモリの全体を使って、当該単位メモリの一
    部特定領域に形成された前記合成画像を1枚の画面とし
    て作成し直す前記出力制御回路ならびに書き込み制御回
    路と、 を具備し、合成画像のモニタ後のプリントを容易にした
    ことを特徴とするビデオプリンタ制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオプリンタ制御回
    路において、前記所与の枠設定データを外部から可変デ
    ータとして供給することにより、プリントすべき画像に
    形成する前記枠の形状、寸法を可変にしたことを特徴と
    するビデオプリンタ制御回路。
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