JP4174681B2 - 加速度計付カ−トン - Google Patents
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Description
上記加速度計は、上記切断部材により上記錘が上記窓部および上記切欠部の略中央に支持される構成としてある。
上記のように構成した請求項2において、カ−トンに被梱包物が梱包されたままの状態で、同カ−トンの外部から窓部を介して、上記錘の状態を確認することが可能となる。また、切断部材が一体的に形成されたシ−ト部材を側板の裏側から貼付することにより加速度計をカ−トンに取り付けることができるため、加速度計付カ−トンの製造が容易となる。
上記のように構成した請求項3において、保護シ−トにより、加速度計を保護することができ、同加速度計に他のカ−トン等が接触して保持されている錘が離脱してしまったりすることを防止することが可能となる。
上記のように構成した請求項4において、カ−トンの外部から加速度計を視認不可能とすることができるため、同加速度計が不正に取り扱われることを防止することが可能となる。
上記錘の上部と外部とを支持するように取り付けられている構成としてある。
上記のように構成した請求項5において、錘の上部と下部が支持されているため、カ−トンの落下の際の衝撃に対する感度を有する加速度計とすることが可能となる。
上記錘の上部、下部および左右両側部を支持するように取り付けられている構成としてある。
上記のように構成した請求項6において、カ−トンの落下際の衝撃のみならず、水平方向の衝撃に対しても感度を有する加速度計とすることが可能となる。
上記のように構成した請求項7において、テレビジョン受像機が梱包されたカ−トンに衝撃が加わったことを検知することが可能となる。
請求項3にかかる発明では、保護シ−トにより加速度計を保護することが可能となる。
請求項4にかかる発明では、同加速度計が不正に取り扱われることを防止することが可能となる。
請求項5にかかる発明では、カ−トンの落下の際の衝撃に対する感度を有する加速度計とすることが可能となる。
請求項6にかかる発明では、カ−トンの落下際の衝撃のみならず、水平方向の衝撃に対しても感度を有する加速度計とすることが可能となる。
請求項7にかかる発明では、テレビジョン受像機が梱包されたカ−トンに衝撃が加わったことを検知することが可能となる。
(1)第1実施形態:
(2)第2実施形態:
(3)各種変形例:
(4)まとめ:
図1は、本発明の第1実施形態にかかる加速度計付カ−トンの概略構成図である。第1実施形態にかかる加速度計付カ−トン10は、ブラウン管を具備するテレビジョン受像機11を梱包するためのものである。テレビジョン受像機11の上側の4角には、発泡スチロ−ル等からなる上部緩衝材12〜15がそれぞれ取り付けられ、また、テレビジョン受像機11の下側の4角には、下部緩衝材16〜19がそれぞれ取り付けられた状態でカ−トン20に梱包される。これにより、カ−トン20の運搬中におけるテレビジョン受像機11の位置が固定される。また、カ−トン20の側板21の一部が切り抜かれて窓部21aが形成されており、この窓部21aに加速度計30が取り付けられている。
第2実施形態では、カ−トン20に取り付けられた加速度計30を保護する非透光性の保護シ−トが設けられている場合について説明する。上述した第1実施形態では、加速度計30を構成する錘31や、切断部材32a〜32dが、側板21の窓部21aから外部に露出しているため、露出部分に他のカ−トンが外側から接触したり、また、加速度計30が不正に取り扱われてしまうおそれがあり、これを防止するために保護シ−トを設けるのである。
上述した実施形態においては、錘の上下左右の4箇所に切断部材が取り付けられている場合について説明したが、本発明においては、錘を支持するための切断部材が設けられる数は限定されるものではなく、また、切断部材が取り付けられる位置についても特に限定されるものではない。例えば、錘の上側と下側との2箇所に切断部材を取り付けることとしてもよい。
また、上述した実施形態においては、切断部材が樹脂製である場合について説明したが、本発明において、切断部材は、所定の力が加わることにより切断されるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、紙製であってもよい。
以上説明したように、実施形態にかかる加速度計付カ−トン10では、4つの樹脂製のテ−プ上の切断部材32a〜32dが形成されたシ−ト部材35が、カ−トン20の側板21に形成された窓部21aを被覆するように、側板21の裏面側に貼付されているとともに、所定の重量の錘31の上側、右側、下側および左側に、それぞれ切断部材32a〜32dに取り付けられることにより、錘31が上下左右方向に支持されている。そして、カ−トン20に衝撃が加わったときには、同衝撃の方向に対応する切断部材が切断されて、錘が支持されている位置から離脱する様子を窓部21aを介して視認することができるため、カ−トンに衝撃が加わったことを一目で認識することが可能となる。
11…テレビジョン受像機
20…カ−トン
21…側板
21a…窓部
30…加速度計
31…錘
32(32a〜32d)…切断部材
33(33a〜33d)…切断部
34(34a〜34d)…止め具
35…シ−ト部材
35a…切欠部
60…保護シ−ト
Claims (7)
- テレビジョン受像機を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる加速度計付カ−トンにおいて、
上記カ−トンの側板の一部が切り抜かれて窓部が形成され、
上記加速度計は、
上記側板における上記窓部の周縁に貼り付けられ、略中央に切欠部を有するシ−ト部材と、
上記シ−ト部材と一体的に形成され、所定の重量の錘の上部、下部および左右両側部に取り付けられて同錘を上記窓部および上記切欠部の略中央に支持する切断部材と、
上記切断部材に所定の力が加わることにより切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱するとともに、
非透光性の保護シ−トが、上記カ−トンの側板に形成された上記窓部を被覆するように、同側板の表面側に剥離可能に貼付されていることを特徴とする加速度計付カ−トン。 - 被梱包物を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる加速度計付カ−トンにおいて、
上記カ−トンの側板の一部が切り抜かれて窓部が形成され、
上記加速度計は、
上記側板における上記窓部の周縁に貼り付けられ、略中央に切欠部を有するシ−ト部材と、
上記シ−ト部材と一体的に形成され、所定の重量の錘に取り付けられて同錘を上記窓部および上記切欠部の略中央に支持する切断部材と、
上記切断部材に所定の力が加わることにより切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱することを特徴とする加速度計付カ−トン。 - 保護シ−トが、上記カ−トンの側板に形成された上記窓部を被覆するように、同側板の表面側に剥離可能に貼付されていることを特徴とする請求項2に記載の加速度計付カ−トン。
- 上記保護シ−トは、非透光性であることを特徴とする請求項3に記載の加速度計付カ−トン。
- 上記切断部材は、2つ備えられており、
上記錘の上部と下部とを支持するように取り付けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。 - 上記切断部材は、4つ備えられており、
上記錘の上部、下部および左右両側部を支持するように取り付けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。 - 上記カ−トンは、上記被梱包物としてのテレビジョン受像機を梱包するカ−トンであることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。
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